JP3509394B2 - 情報データ再生システム、再生装置、再生方法およびコピー禁止方法 - Google Patents

情報データ再生システム、再生装置、再生方法およびコピー禁止方法

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JP3509394B2 JP14075196A JP14075196A JP3509394B2 JP 3509394 B2 JP3509394 B2 JP 3509394B2 JP 14075196 A JP14075196 A JP 14075196A JP 14075196 A JP14075196 A JP 14075196A JP 3509394 B2 JP3509394 B2 JP 3509394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録媒体
例えば光ディスクに記録されているデータのコピーの制
限を行なうことができる情報データ再生システム、再生
装置、再生方法およびコピー禁止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置として、大
容量、高速アクセスの利点から光ディスクドライブが注
目され、既に、CD−ROM(またはCD−I(CD I
nteractive) )ドライブ、MO(イレーザブルディスク
の一つである光磁気ディスク)ドライブの採用は、急速
に拡がりつつある。これら以外にも、ディスク直径が
2.5インチのMD(ミニディスク;イレーザブルディ
スク)も提案されている。さらに、映像記憶媒体とし
て、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)が開発さ
れつつある。
【0003】DVDは、CDと同一の直径の再生専用デ
ィスク、またはMOディスクあるいは相変化型ディスク
とされた記録/再生可能な光ディスクであって、MPE
G等で圧縮した映像情報を再生、または記録/再生でき
るディスクである。DVDでは、レーザ光の短波長化の
進展と、対物レンズのNAの増大と共に、ディジタル変
調およびエラー訂正符号化の処理の改良によって、記録
密度がより一層、向上され、単層ディスクの場合でも、
データ記憶容量が約3.7Gバイトと膨大なものであ
る。CD、MDが当初は、ディジタルオーディオディス
クとして開発され、その後、コンピュータの外部記憶媒
体としても利用されるのと同様に、より大容量のDVD
もコンピュータの外部記憶媒体として利用されることが
期待されている。
【0004】従来では、このようなデータ記録媒体に記
録されているデータのコピーを禁止することが必要な場
合では、コピープロテクト信号を媒体に記録し、コピー
プロテクト信号をドライブ側、あるいはホストコンピュ
ータが認識し、コピー操作をしないように保護してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のコピー管理方法は、媒体の全データがダンプコピ
ーされた場合には、コピーを禁止できない問題があっ
た。例えば記録媒体から再生された全データを一旦ハー
ドディスクに蓄え、そして、ハードディスクの全データ
を単なる`0' `1' のデータとして記録媒体に記録する。
この場合では、再生データ中の制御データが意味を持た
ないものとして扱われる。また、セクタ毎にプロテクト
をかけるようなデータを作った場合では、コピーできる
部分のコピー動作において、プロテクトを識別し、コピ
ープロテクト信号を書き換えたりする必要が生じ、多く
の処理時間が必要となる問題が生じる。
【0006】従って、この発明の目的は、媒体の全デー
タをダンプコピーされた場合にも、その媒体の再生を不
可能とすることができ、媒体に記録されたデータのコピ
ープロテクトをより確実とすることができる情報データ
再生システム、再生装置、再生方法およびコピー禁止方
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明は、情報データが記録されたデータ記録
媒体と、情報データを再生するデータ再生装置とからな
る情報データ再生システムにおいて、データ記録媒体
は、少なくとも読出し専用タイプと書込み可能タイプを
含むデータ記録媒体の種類を示す媒体情報が消去不能な
データとして記録されるとともに、そのデータ記録媒体
に記録された情報データがコピー可能であるか、コピー
禁止であるかを示すコピー管理情報が記録されており、
データ再生装置は、データ記録媒体から媒体情報および
コピー管理情報を検出する検出部と、データ記録媒体か
ら情報データを読出して出力する再生部と、媒体情報が
少なくとも読出し専用タイプでない第1の条件と、コピ
ー管理情報がコピー禁止であることを示す第2の条件と
を共に満たす時に、再生部による情報データの出力を実
質的に禁止する制御部とを備えることを特徴とする情報
データ再生システムである。
【0008】また、この発明は、情報データと、少なく
とも読出し専用タイプと書込み可能タイプを含むデータ
記録媒体の種類を示す媒体情報が消去不能なデータとし
て記録されるとともに、そのデータ記録媒体に記録され
た情報データがコピー可能であるか、コピー禁止である
かを示すコピー管理情報が記録されているデータ記録媒
体から情報データを再生する情報データ再生装置におい
て、データ記録媒体から媒体情報およびコピー管理情報
を検出する検出部と、データ記録媒体から情報データを
読出して出力する再生部と、媒体情報が少なくとも読出
し専用タイプでない第1の条件と、コピー管理情報がコ
ピー禁止であることを示す第2の条件とを共に満たす時
に、再生部による情報データの出力を実質的に禁止する
制御部とを備えることを特徴とする情報データ再生装置
である。また、この発明は、上述のようにデータを再生
する再生方法である。
【0009】
【0010】媒体情報とコピー管理情報とを組み合わせ
ることによって、全データがコピーされた場合でも、そ
の再生動作を禁止することができ、実質的にコピーを禁
止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明による光
ディスク記録システムを示し、図2は、光ディスク再生
システムを示す。記録システムでは、入力端子1から記
録データが供給され、これが光ディスク2に記録され
る。記録データは、圧縮されたビデオデータ、圧縮され
たオーディオデータ、コンピュータ用のデータ等であ
る。現在提案されているDVDの記録可能なタイプ(光
磁気型あるいは相変化型のディスク)は、光ディスク2
の一例である。記録可能な光ディスク2をRAM−タイ
プと称する。すなわち、RAMタイプのディスクは、イ
レーザブルディスクまたはWOディスクである。WOデ
ィスクは、一回しか記録できないもので、厳密な意味で
は、多数回、記録/再生が可能なものではないが、ここ
では、簡単のため、RAM−タイプの一つに含める。
【0012】なお、図1の記録システムは、記録可能な
光ディスク2に対して適用されるのみならず、再生専用
ディスク(ROM−タイプと称する)のマスタリングシ
ステムにも適用できる。さらに、1枚の光ディスクのデ
ータ領域が記録可能な領域と再生専用の領域とに分割さ
れたハイブリッドディスク(マルチセッションディスク
とも称される)に対してもこの発明を適用できる。
【0013】ここで、この発明を適用できる記録データ
のデータ構造、特に、アクセス(記録または再生)のた
めのデータ単位について説明する。読出し専用のディス
クの一例である、CD−ROMは、周知のCD(ディジ
タルオーディオディスクDAD)から発展したものであ
る。CDは、図3に示すように、伝送フレーム(EFM
フレーム、C1フレームとも称されることがある)内
に、1バイトのサブコード、24バイトのデータ、各4
バイトのC1パリティおよびC2パリティが配置された
ものである。CD上には、EFM変調により各バイトが
14チャンネルビットのコードワードに変換され、結合
ビット(3チャンネルビット)を介して記録される。さ
らに、各伝送フレームの先頭に、11T(Tは、チャン
ネルビットの周期)の反転間隔が連続し、その後に2チ
ャンネルビットが付加された計24チャンネルビットの
シンク(同期信号を意味する)が付加される。
【0014】サブコードは、98伝送フレームを周期と
して1単位となるように構成されている。従って、CD
−DAでは、98伝送フレーム内に、 24バイト×98=2352バイト のユーザデータが含まれる。
【0015】このCDの伝送フォーマットに基づいてC
D−ROMのデータ構造が規定されている。すなわち、
CD−ROMは、サブコードの周期の98フレームに含
まれるデータである、2352バイトをアクセス単位と
する。このアクセス単位は、ブロックとも称されるが、
以下の記述では、セクタと称することにする。図4は、
CD−ROMの1セクタのデータ構造を示す。
【0016】CD−ROMでは、モード0、モード1、
モード2が規定されている。これらのモードに共通し
て、セクタの区切りを示すシンク(12バイト)、ヘッ
ダ(4バイト)が付加される。モード0は、これらのシ
ンクおよびヘッダ以外が全て"0" のデータであり、ダミ
ーデータとして使用される。図4は、モード1およびモ
ード2の1セクタのデータ構造を示す。ヘッダは、CD
のサブコードと同様の3バイトのアドレス情報と1バイ
トのモード情報とからなる。
【0017】モード1のデータ構造では、ユーザデータ
が2,048(2K)バイトであり、エラー訂正能力を
高めるために、288バイトの補助データが付加されて
いる。すなわち、エラー検出符号(4バイト)、スペー
ス(8バイト相当)、Pパリティ(172バイト)、Q
パリティ(104バイト)が付加されている。モード1
は、文字コード、コンピュータデータ等のように、信頼
性が高いことが要求されるデータの記録に好適である。
モード2は、288バイトの補助データが付加されず、
従って、2,336バイトのユーザデータの記録が可能
なモードである。モード2は、ビデオデータ、オーディ
オデータのようなエラーを補間できるデータの記録に適
している。
【0018】さらに、CD−ROMと同様のROM−タ
イプとして、CD−Iが規格化されている。図5は、C
D−Iの1セクタのデータ構造を示す。CD−ROMと
同様に、12バイトのシンク、4バイトのヘッダを付加
され、ヘッダ中のモード情報は、モード2とされる。4
バイトの後に、CD−Iでは、8バイトのサブヘッダが
付加される。サブヘッダは、各2バイトのファイルナン
バー、チャンネルナンバ、サブモード、データタイプか
らなる。
【0019】さらに、CD−ROMのモード1とモード
2と同様に、CD−Iでは、フォーム1および2が規定
されている。フォーム1では、4バイトのエラー検出符
号、172バイトのPパリティ、104バイトのQパリ
ティが付加される。CD−ROMのモード1におけるス
ペースが設けられないので、ユーザデータの領域が2,
048バイトである。フォーム2では、リザーブ領域
(4バイト相当)が設けられ、ユーザデータの領域が
2,324バイトである。
【0020】次に、記録データがコンピュータから供給
される場合では、この記録データを光ディスク2に記録
する場合の1セクタのデータ構造を図6Aに示す。1セ
クタの2,048バイトのユーザデータに対して、デー
タシンク(4バイト)およびヘッダ(16バイト)が付
加され、また、信頼性の向上のためのエラー検出符号E
DC(4バイト)が付加される。従って、1セクタの長
さが2,072バイトである。
【0021】一方、上述したCD−ROMの例えばモー
ド2のユーザデータは、2,336バイトであるから、
図6Bに示すように、データシンク(4バイト)および
ヘッダ(16バイト)を付加し、さらに、エラー検出符
号EDCを付加し、CD−ROMのヘッダ(4バイト)
を保存する。この場合、CD−ROMのヘッダを保存し
ないで、ユーザデータのサイズを2,340バイトとし
て扱っても良い。従って、1セクタの長さが2,368
バイトである。好ましくは、データシンクおよびヘッ
ダ、並びにエラー検出符号EDCは、図6Aおよび図6
Bにそれぞれ示すデータ間で共通のものを使用する。
【0022】このように、1セクタの長さは、異なるも
のとなり、然も、整数比の関係にはない。この一実施例
では、二つの異なるセクタサイズをAおよびBとすると
きに、nAとmB(n,mは、それぞれ整数で、n≠
m、n>mである)が所定サイズのデータ単位(ブロッ
クと称する)に入るように、ブロックを規定する。そし
て、ブロックの単位で、データを記録/再生(すなわ
ち、アクセス)するものである。n、mの規定の方法に
は、m=n−1で構成するように考える方法と、n=2
j (jは自然数)で構成する方法がある。m=n−1と
規定する方法は、ブロックサイズを最小とする場合に採
用される。n=2j と規定する方法は、コンピュータシ
ステムとの親和性を考える場合に採用される。
【0023】上述の例において、ユーザデータのみを考
えると、n=8、m=7と規定すると、 2048バイト×8=16,384バイト 2336バイト×7=16,352バイト となり、16Kバイト(16,384)バイトのブロッ
クにおさまる。
【0024】さらに、上述した図6に示すように、デー
タシンクおよびヘッダの合計20バイトを付加したもの
をセクタサイズとして考えると、A´=2,072、B
´=2,368であるから、n=8、m=7と選定し、
ブロックサイズは、 2,072×8=2,368×7=16,576バイト となり、共通の同一ブロックサイズを規定することがで
きる。
【0025】この場合の1ブロックのデータ構造とし
て、図7に示すように、(148×112=16,57
6バイト)の2次元配列を規定し、この2次元配列に対
してエラー訂正符号を適用することによって、エラー訂
正能力を高くすることができる。エラー訂正符号として
は、縦方向(各列)の162バイトに対して、第1のエ
ラー訂正符号(C1符号と称する)の符号化を行い、8
バイトをC1パリティを生成し、斜め方向の156バイ
トに対して、第2のエラー訂正符号(C2符号と称す
る)の符号化を行い、14バイトのC2パリティを付加
する、畳み込み型の2重符号化を採用できる。
【0026】勿論、エラー訂正符号としては、これ以外
に、積符号、ブロック完結型の2重符号化、LDC(Lon
g Distance Code)等を採用しても良く、単なるエラー検
出符号による符号化を行なうことも可能である。
【0027】2つの異なるサイズのセクタを同一サイズ
のブロックに統合する場合について、図8を参照してよ
り具体的に説明する。図8Aは、図6Aに示す2,07
2バイトの場合のセクタサイズの処理を示す。この1セ
クタをR/W方向に148バイト毎に区切り、148×
14=2,072バイトの2次元配列を形成する。従っ
て、この配列の1セクタは、1ブロック内に8個含ま
れ、1ブロックが8セクタのデータ構造が形成される。
【0028】図8Bは、図6Bに示す2,368バイト
の場合のセクタサイズの処理を示す。この1セクタをR
/W方向に148バイト毎に区切り、148×16=
2,368バイトの2次元配列を形成する。従って、こ
の配列の1セクタは、1ブロック内に7個含まれ、1ブ
ロックが7セクタのデータ構造が形成される。記録/再
生時には、データの2,072バイトまたは2,368
バイトをカウントするカウンタを設け、7個または8個
のセクタシンクを検出することによって、ブロックの区
切りを決定する。この方法に限らず、セクタシンクと別
のブロックシンクを付加しても良い。
【0029】また、この発明は、CD−DA(Digital A
udio) の場合の構造のデータを共通のサイズのブロック
構造とすることができる。CD−DAの場合では、98
伝送フレーム内に2,352バイトのユーザデータが含
まれる。図9に示すように、ユーザデータに対して、4
バイトのデータシンクと12バイトのヘッダを付加し、
それによって、1セクタのサイズを2,368バイトと
することができる。従って、上述したCD−ROMのセ
クタと同様に、1ブロック内に7個のCD−DAのセク
タが収まることになる。
【0030】図1に戻って、この発明の一実施例の記録
システムについて説明する。入力端子1からのディジタ
ルデータがインターフェース3例えばSCSIを介して
フォーマット化回路4a、4bに供給される。これらの
フォーマット化回路4a、4bは、受け取ったディジタ
ルデータをセクタ毎に区切り、データシンクおよびヘッ
ダを付加し、エラー検出符号化を行う。すなわち、フォ
ーマット化回路4aは、受け取ったデータが2Kバイト
を単位とする時に、このデータを図6Aに示すような
2,072バイトのサイズのセクタ構造に変換し、フォ
ーマット化回路4bは、受け取ったデータがCD−RO
Mの再生データの時に、このデータを図6Bに示すよう
なROM−タイプ(2,368バイトのサイズ)のセク
タ構造に変換する。
【0031】フォーマット化回路4a、4bの出力デー
タがスイッチ回路5により選択され、ブロック化回路6
に供給される。スイッチ回路5は、インターフェース3
から出力されるフォーマット識別信号により制御され、
インターフェース3が受け付けたデータと対応してスイ
ッチ回路5が切り替えられる。受け取ったデータが2K
バイトを単位とする場合では、スイッチ回路5がフォー
マット化回路4aの出力を選択し、受け取ったデータが
CD−ROMの再生データのような場合では、スイッチ
回路5がフォーマット化回路4bの出力を選択する。
【0032】さらに、後述のように、媒体ID信号DM
iおよびコピー管理情報CGMがTOC発生回路7に供
給され、これらの情報を含むTOCデータが生成され
る。TOC(Table Of Contents) データは、ディスクの
コントロール情報、ディレクトリ情報等を含み、例えば
最内周トラックに記録されるデータであって、ディスク
をドライブに装着した時にTOCデータが読み取られ
る。この場合、媒体ID信号DMiは、媒体の種類に固
有のものであるので、媒体のTOCデータの一部として
プリフォーマットしておくのが好ましい。プリフォーマ
ットの方法としては、周知の方法例えばエンボスを形成
するものを採用可能である。
【0033】スイッチ回路5の出力を受け取るブロック
化回路6は、7セクタまたは8セクタからなるブロック
を構成し、ブロック毎のエラー訂正符号の符号化を行
う。ブロック化回路6からのデータがエラー訂正符号の
エンコーダ8に供給される。エンコーダ8は、例えば畳
み込み型の二重符号化のエラー訂正符号の符号化を行な
う。このエラー訂正符号化は、CDにおいて採用されて
いるものと同様のものである。すなわち、C1およびC
2符号と称される二つの符号化系列にデータシンボルが
二重に含まれると共に、各符号系列が異なるデータシン
ボルで構成されるようにインターリーブ処理がなされて
いる。
【0034】なお、媒体ID信号DMiを利用して、エ
ラー訂正符号をディスク2のタイプに応じて切り換えて
も良い。例えばRAM−タイプのディスクに関しては、
ブロック完結型の二重符号化を採用し、ROM−タイプ
のディスクに関しては、畳み込み型の二重符号化を採用
する。他の方法としては、RAM−タイプの場合では、
二重符号化のインターリーブ長をROM−タイプより短
くするものがある。
【0035】エラー訂正符号化のエンコーダ8の出力が
スイッチング回路9に供給される。スイッチング回路9
は、エラー訂正符号化出力とTOC発生回路7からのT
OCデータとを切り換えてディジタル変調回路10に対
して出力する。ディジタル変調回路10は、例えば1バ
イト(8ビット)のデータシンボルを16ビットのコー
ドワードに、予め決めたテーブルに従ってマッピングす
ることによって、直流分の少ない変調出力を生成する。
勿論、CDにおけるEFM、8ビットのデータシンボル
を15ビットのコードワードに変換する8−15変調、
等をディジタル変調として採用することができる。ディ
ジタル変調回路10の出力がシンク付加回路11に供給
される。
【0036】シンク付加回路11において、所定のシン
クが付加される。例えばエラー訂正エンコーダ8におい
て発生する170個のデータシンボルからなるC1符号
系列が85データシンボルに分割され、この85データ
シンボルを8−16変調したものを1伝送フレームと
し、各伝送フレームの先頭に対してフレームシンクが付
加される。さらに、セクタ毎にフレームシンクの代わり
にセクタシンクが付加され、また、ブロック毎にセクタ
シンクの代わりにブロックシンクが付加される。これら
のシンクとしては、例えば32チャンネルビットの長さ
であって、変調されたデータ中に現れることがない、特
異なビットパターンのものが使用される。このシンク付
加回路11の出力がドライバ12を介して光ピックアッ
プ13に供給され、光磁気記録、または相変化によって
光ディスク2に記録される。光ディスク2は、スピンド
ルモータ14によって、CLV(線速度一定)またはC
AV(角速度一定)によって回転される。光ピックアッ
プ13によって記録/再生されるデータの最小単位が上
述の1ブロックである。
【0037】この発明の一実施例において、TOCデー
タとして記録される媒体ID信号DMiは、例えば下記
のように規定される。 媒体ID信号DMi(a,bの2ビット) a=0,b=0;ROM−タイプ(例えば光ディスク2
がCD−ROMのマスターディスクの場合) a=0,b=1;未使用 a=1,b=0;RAM−タイプ(WO) a=1,b=1;RAM−タイプ(イレーザブル)(例
えば光ディスク2がDVDのイレーザブルタイプの場
合)
【0038】コピー管理情報CGMは、下記のように定
義される。 コピー管理情報CGM(c,dの2ビット) c=0,d=0;コピー自由 c=0,d=1;未使用 c=1,d=0;1世代のコピー可能 c=1,d=1;コピー禁止
【0039】上述のようにデータが記録された光ディス
ク2の再生回路について図2を参照して説明する。光デ
ィスク2は、RAM−タイプ、またはROM−タイプで
あって、この媒体の識別は、TOCデータ中の媒体ID
信号DMiによって可能である。なお、図2において、
光ディスク2、光ピックアップ3、スピンドルモータ1
3と、記録回路(図1)と同一の参照符号を使用してい
るが、このことは、記録および再生を同一の装置で行な
うことを意味しない。特に、ROM−タイプの場合で
は、図1の記録装置がマスタリングシステムであり、図
2の再生装置がROMのドライブである。
【0040】光ピックアップ13で読出された再生デー
タがRFアンプ21を介してクロック抽出用のPLL回
路22に供給される。図示しないが、記録側および再生
側には、光ピックアップ13のフォーカスサーボ、トラ
ッキングサーボ、送り動作(シーク)の制御、記録時の
レーザパワーコントロール等を行うために、サーボコン
トロール回路が設けられている。PLL回路22の出力
データがシンク分離回路23に供給され、フレームシン
ク、セクタシンクおよびブロックシンクとそれぞれ対応
するシンク検出信号がシンク分離回路23から発生す
る。これらのシンク検出信号が図示しないが、タイミン
グ生成回路に供給され、再生データと同期したセクタ周
期、ブロック周期等の種々のタイミング信号が生成され
る。
【0041】シンク分離回路23に対して、ディジタル
復調回路24が接続される。ディジタル変調回路10と
逆の処理によって、コードワードがデータシンボルに戻
されたデータが復調回路24から発生する。ディジタル
復調回路24の出力データがTOC分離回路25に供給
される。TOC分離回路25は、ディスク装着時に読み
取られたTOCデータをTOCデコーダ26に送出す
る。TOCデコーダ26によってTOCデータが復号さ
れ、種々のディレクトリ情報、制御情報が得られる。媒
体ID信号DMiおよびコピー管理情報CGMも再生T
OCデータから得られる。
【0042】TOC分離回路25を介された再生データ
がエラー訂正符号のデコーダ27に供給される。このデ
コーダ27によって、再生データのエラー訂正がなされ
る。デコーダ27からのエラー訂正処理がなされたデー
タがブロック分解回路28に供給される。ブロック分解
回路28では、再生データがブロック毎に区切られ、ブ
ロックのエラー訂正符号の復号がなされる。記録側のブ
ロック化回路6の処理と逆の処理をブロック分解回路2
8が行い、セクタ構造のデータをブロック分解回路28
が出力する。ブロック分解回路28に対してフォーマッ
ト分解回路29a、29bが接続される。フォーマット
分解回路29a、29bの出力がスイッチ回路30によ
り選択される。
【0043】フォーマット分解回路29aは、記録側の
フォーマット化回路4aの処理と逆の処理を行い、フォ
ーマット分解回路29bは、フォーマット化回路4bの
処理と逆の処理を行う。フォーマット分解回路29aに
よって、図6Aに示すRAM−タイプの光ディスクのセ
クタから2,048バイトのユーザデータが切り出され
ると共に、エラー検出がなされる。フォーマット分解回
路29bによって、図6Bに示すROMタイプの光ディ
スクのセクタから2,336バイトのユーザデータが切
り出される共に、エラー検出がなされる。
【0044】フォーマット分解回路29aおよび29b
で切り出されたユーザデータの一方がスイッチ回路30
により選択され、スイッチ回路31に供給される。スイ
ッチ回路31で選択されたデータがインターフェース3
2に供給され、インターフェース32から出力端子33
に再生データが取り出される。スイッチ回路30は、ブ
ロック分解回路28で検出されたヘッダ情報によって制
御され、実際に再生されたデータのセクタ構造に対応す
る処理を行う回路29aの出力または回路29bの出力
を選択する。
【0045】スイッチ回路31は、TOCデコーダ26
からの再生禁止信号PBINHによって制御される。ス
イッチ回路31の一方の入力端子には、前段のスイッチ
回路30が選択した再生データが供給され、その他方の
入力端子には、エラーメッセージ用データが供給され
る。再生禁止信号PBINHは、媒体ID信号DMiと
コピー管理情報CGMの両者に基づいて生成される。す
なわち、上述した媒体ID信号DMiのビット「a」と
コピー管理情報CGMのビット「c」および「d」のA
ND出力(a・c・d)が再生禁止信号PBINHとさ
れる。すなわち、PBINH=(a・c・d)="1" の
場合に再生禁止動作がなされ、スイッチ回路31がエラ
ーメッセージ用データを選択する。PBINH="0" な
らば、再生動作が禁止されない。
【0046】再生禁止信号PBINHが"1" の場合で
は、スイッチ回路31がエラーメッセージ用データをイ
ンターフェース32を介して出力するので、出力端子3
3に接続されたコンピュータ側では、このエラーメッセ
ージを解読してディスプレーにコピー禁止のディスクの
ために再生できない旨のメッセージを表示する。必要に
応じて、再生禁止信号PBINHによって光ピックアッ
プ13の位置を初期位置に戻すなどのスタンバイ状態と
しても良く、また、光ディスク2を再生するが、正常な
データを出力させないようにしても良い。このように実
質的に再生出力を禁止する動作がなされる。
【0047】再生禁止信号PBINHが"1" となり、再
生動作が禁止される組合せは、媒体ID信号DMiが
(10)(すなわち、WOディスク)または(11)
(イレーザブルディスク)であって、コピー管理情報C
GMが(11)(すなわち、コピー禁止)の場合であ
る。従って、光ディスク2に記録されたデータのコピー
管理情報CGMがコピー禁止の場合では、必ず再生禁止
信号PBINHが"1" となり、再生が不可能となる。
【0048】例えば再生する光ディスク2が媒体ID信
号DMiが(00)(すなわち、ROM−タイプのディ
スク)のTOCを含めて全データをコピーしたものであ
っても、コピーされた情報が記録された光ディスクの媒
体ID信号DMiが(10)または(11)であるため
に、上述したように、再生不可能となり、実質的にコピ
ーを禁止することができる。また、光ディスク2がRO
M−タイプの場合では、出力端子33に他の光ディスク
記録装置を接続すると、コピーが可能であるが、光ディ
スク2にコピー禁止の管理情報が記録されている場合に
は、たとえコピーできても、上述したように、この光デ
ィスクが再生不可能であり、実質的にコピーを禁止する
ことができる。
【0049】図10は、この発明のより簡略な実施例の
記録側の構成を示す。インターフェース3に供給される
記録データのフォーマットが一つのみである。例えばC
D−ROMの再生データを受け取り、CD−ROMと同
じデータフォーマット、並びに同じデジタル変調を行っ
てRAM−タイプの光ディスク2(CD−WOあるいは
CD−RAM)に記録する。他の例は、DVD−ROM
の再生データをDVD−RAMに記録するものである。
従って、上述した一実施例(図1)におけるフォーマッ
ト化回路4a、4b、スイッチ回路5およびブロック化
回路6が省略される。図10中で、図1の構成と対応す
る部分には、同一符号を付してその説明は省略する。
【0050】図11は、図10の記録側の構成と対応す
る再生側の構成を示す。上述の一実施例と同様に、ディ
スク2に媒体の種類を示す媒体ID信号DMiとコピー
管理情報CGMSとから再生禁止信号PBINHが生成
される。この再生禁止信号PBINHによって、再生し
たディスク2のDMiが(10)または(11)であ
り、CGMSが(11)ならば、実質的に再生出力が禁
止される。上述した一実施例(図2)におけるブロック
分解回路28、フォーマット分解回路29a、29bお
よびスイッチ回路30が省略される。図11中で、図2
の構成と対応する部分には、同一符号を付してその説明
は省略する。
【0051】なお、コピー管理情報CGMのビット数を
2ビットより多くして、より細かなコピー管理情報を設
定しても良い。また、上述の一実施例では、ディレクト
リ情報を含むTOCデータとして媒体ID信号およびコ
ピー管理情報を記録したが、媒体ID信号および/また
はコピー管理情報をセクタ毎に記録しても良い。それに
よって、セクタ単位のコピーの管理が可能となる。さら
に、1枚のディスクの記録領域の一部をRAM−タイプ
とし、他の部分をROMタイプとしたハイブリッドディ
スク(マルチセッションディスクとも称される)に対し
てこの発明を適用する場合では、少なくとも各領域に対
応した媒体ID信号およびコピー管理情報を記録する必
要がある。
【0052】さらに、RAM−タイプであって、コピー
禁止のデータ記録媒体を作成したい場合には、ROM−
タイプ用のものが記録される領域と別の領域にRAM−
タイプ用のコピー管理情報を記録する領域を設定し、こ
こにユーザが設定したコピー管理情報(コピー禁止)を
記録することができる。これによって、RAM−タイプ
およびROM−タイプのデータ記録媒体に対して統一的
にこの発明を導入することができる。
【0053】なお、この発明は、上述の一実施例のよう
に、ROM−タイプおよびRAM−タイプの光ディスク
間で、同一サイズのブロック構造が規定されたものに限
定されるものではない。すなわち、ROM−タイプおよ
びRAM−タイプのデータ構造(例えばセクタ構造)が
同一でもよく、互いに独立して規定されていても良い。
さらに、この発明は、ディスク状記録媒体に限らず、大
容量の半導体メモリ、あるいは磁気テープをデータ記録
媒体として使用する場合に対しても適用することができ
る。
【0054】
【発明の効果】この発明は、媒体情報とコピー管理情報
とを組み合わせて、たとえ全データがコピーされた場合
でも、再生不可能とすることによって、実質的にコピー
を禁止することができる。特に、この発明は、DVDの
ような記録可能な大容量ディスクに適用すれば、映像ソ
フト、プログラム等のコンピュータデータのコピー制限
を良好に行なうことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による記録回路の一実施例のブロック
図である。
【図2】この発明による再生回路の一実施例のブロック
図である。
【図3】従来のCDのデータ構造を説明するための略線
図である。
【図4】従来のCD−ROMのデータ構造を説明するた
めの略線図である。
【図5】従来のCD−Iのデータ構造を説明するための
略線図である。
【図6】この発明の一実施例におけるセクタの二つのデ
ータ構造の一例を示す略線図である。
【図7】この発明の一実施例におけるブロックのデータ
構造を示す略線図である。
【図8】この発明の一実施例におけるセクタとブロック
の関係を示す略線図である。
【図9】この発明の一実施例におけるセクタのデータ構
造の他の例を示す略線図である。
【図10】この発明による記録回路の他の実施例のブロ
ック図である。
【図11】この発明による再生回路の他の実施例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 記録データの入力端子 2,3 光ディスク 4a,4b フォーマット化回路 5 スイッチ回路 7 TOCデータ発生回路 8 エラー訂正符号のエンコーダ 26 TOC分離回路 30 スイッチ回路 31 スイッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データが記録されたデータ記録媒体
    と、上記情報データを再生するデータ再生装置とからな
    る情報データ再生システムにおいて、 上記データ記録媒体は、少なくとも読出し専用タイプと
    書込み可能タイプを含むデータ記録媒体の種類を示す媒
    体情報が消去不能なデータとして記録されるとともに、
    そのデータ記録媒体に記録された情報データがコピー可
    能であるか、コピー禁止であるかを示すコピー管理情報
    が記録されており、 上記データ再生装置は、 上記データ記録媒体から上記媒体情報および上記コピー
    管理情報を検出する検出手段と、 上記データ記録媒体から上記情報データを読出して出力
    する再生手段と、 上記媒体情報が少なくとも上記読出し専用タイプでない
    第1の条件と、上記コピー管理情報がコピー禁止である
    ことを示す第2の条件とを共に満たす時に、上記再生手
    段による上記情報データの出力を実質的に禁止する制御
    手段とを備えることを特徴とする情報データ再生システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報データ再生システ
    ムにおいて、 上記制御手段は、上記媒体情報および上記コピー管理情
    報がそれぞれ上記第1の条件および上記第2の条件を満
    たす時に、上記情報データに代えて、上記情報データの
    再生が禁止されていることを示すデータを出力するよう
    に、上記再生手段を制御することを特徴とする情報デー
    タ再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報データ再生システ
    ムにおいて、 上記データ記録媒体は、 記録領域が複数のサブ領域に分割され、各サブ領域にそ
    れぞれ対応する媒体情報が記録されていることを特徴と
    する情報データ再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報データ再生システ
    ムにおいて、 上記データ記録媒体は、 記録領域が複数のサブ領域に分割され、各サブ領域にそ
    れぞれ対応するコピー管理情報が記録されていることを
    特徴とする情報データ再生システム。
  5. 【請求項5】 情報データと、少なくとも読出し専用タ
    イプと書込み可能タイプを含むデータ記録媒体の種類を
    示す媒体情報が消去不能なデータとして記録されるとと
    もに、そのデータ記録媒体に記録された情報データがコ
    ピー可能であるか、コピー禁止であるかを示すコピー管
    理情報が記録されているデータ記録媒体から上記情報デ
    ータを再生する情報データ再生装置において、 上記データ記録媒体から上記媒体情報および上記コピー
    管理情報を検出する検出手段と、 上記データ記録媒体から上記情報データを読出して出力
    する再生手段と、 上記媒体情報が少なくとも上記読出し専用タイプでない
    第1の条件と、上記コピー管理情報がコピー禁止である
    ことを示す第2の条件とを共に満たす時に、上記再生手
    段による上記情報データの出力を実質的に禁止する制御
    手段とを備えることを特徴とする情報データ再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報データ再生装置に
    おいて、 上記制御手段は、上記媒体情報および上記コピー管理情
    報がそれぞれ上記第1の条件および上記第2の条件を満
    たす時に、上記情報データに代えて、上記情報データの
    再生が禁止されていることを示すデータを出力するよう
    に、上記再生手段を制御することを特徴とする情報デー
    タ再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の情報データ再生装置に
    おいて、 上記データ記録媒体は、 記録領域が複数のサブ領域に分割され、各サブ領域にそ
    れぞれ対応する媒体情報が記録されていることを特徴と
    する情報データ再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の情報データ再生装置に
    おいて、 上記データ記録媒体は、 記録領域が複数のサブ領域に分割され、各サブ領域にそ
    れぞれ対応するコピー管理情報が記録されていることを
    特徴とする情報データ再生装置。
  9. 【請求項9】 情報データと、少なくとも読出し専用タ
    イプと書込み可能タイプを含むデータ記録媒体の種類を
    示す媒体情報が消去不能なデータとして記録されるとと
    もに、そのデータ記録媒体に記録された情報データがコ
    ピー可能であるか、コピー禁止であるかを示すコピー管
    理情報が記録されているデータ記録媒体から、上記情報
    データを再生する情報データ再生方法において、 上記データ記録媒体から上記媒体情報および上記コピー
    管理情報を検出するステップと、 上記媒体情報が少なくとも上記読出し専用タイプでない
    第1の条件と、上記コピー管理情報がコピー禁止である
    ことを示す第2の条件とを共に満たす時に、上記データ
    記録媒体から上記情報データを読出して出力することを
    実質的に禁止するステップとからなることを特徴とする
    情報データ再生方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報データ再生方法
    において、 上記禁止するステップは、上記媒体情報および上記コピ
    ー管理情報がそれぞれ上記第1の条件および上記第2の
    条件を満たす時に、上記情報データに代えて、上記情報
    データの再生が禁止されていることを示すデータを出力
    することを特徴とする情報データ再生方法。
  11. 【請求項11】 書込み可能な記録媒体に書込み可能で
    あることを示す媒体情報を消去不能に形成するステップ
    と、 読出し専用の記録媒体に消去不能に読出し専用を示す媒
    体情報およびコピー可能かコピー禁止かを示すコピー管
    理情報を形成するステップと、 記録媒体から上記媒体情報および上記コピー管理情報を
    検出するステップと、 上記媒体情報が書込み可能を示すと共に、上記コピー管
    理情報がコピー禁止を示す時に、上記記録媒体からの情
    報データの出力を実質的に禁止することを特徴とするコ
    ピー禁止方法。
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