JP3508734B2 - 建設機械 - Google Patents
建設機械Info
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Description
された記憶部の内容を外部から書き換えるための書き込
み用コネクタをコントローラ外に引き出した建設機械に
関するものである。
コントローラの記憶部に制御プログラムを記憶させ、こ
の記憶させたプログラムに基づいて各動作を制御するよ
うに構成されている。
うデータ変更やプログラムのバージョンアップ等に際し
て書き換えられるが、従来、この書き込み作業は、コン
トローラを機械から取り外して行わなければならないた
め、非常に面倒となっていたた。
されているように、トラクタ等の農作業車両において上
記書き込み作業を簡単に行う手段として、コントローラ
の記憶部にワイヤハーネス(通信ケーブル)で接続され
た書き込み用コネクタをコントローラ外に引き出し、コ
ントローラを取り外さずに、同コネクタにパソコン等の
書き込み装置を接続して現場で書き込み作業を行い得る
ようにした技術が提案されている。
は、コントローラ外に引き出した書き込み用コネクタは
操作ボックスやプレート等に固定しておく、とのみ公報
中で説明され、その固定状態の具体的な開示はされてい
ない。
含めて全体が常時露出する状態で設置すると、とくに油
圧ショベルのように野外でしかも風雨や泥にまみれて使
用される建設機械においてコネクタ引き出し方式をとっ
たことの弊害として、水や泥、塵埃が付着して電気的短
絡や素材、性能の劣化が激しくなり、あるいは破損する
等のトラブルが発生するおそれがある。
み用コネクタを引き出すコネクタ引き出し方式をとりな
がら、同コネクタを外部環境から保護してトラブルの発
生を防止することができる建設機械を提供するものであ
る。
室内にコントローラが設置され、このコントローラに内
蔵された記憶部の制御プログラムに基づいて動作が制御
される建設機械において、上記記憶部の内容を書き込み
装置によって外部から書き換えるための書き込み用コネ
クタがワイヤハーネスを介してコントローラから引き出
される一方、運転室内に配置された機器類の表側を覆う
外装体に、開口部と、この開口部を開閉するコネクタカ
バーが設けられ、上記書き込み用コネクタが、このコネ
クタカバーの内側に、同カバーを開いた状態で上記書き
込み装置に接続可能な状態で設けられたものである。
て、運転室内にヒューズボックスが配置されるととも
に、このヒューズボックスを含めた機器類を覆う外装体
に、ヒューズボックスメンテナンス用の開口部とこの開
口部を覆うヒューズカバーが設けられ、このヒューズカ
バーをコネクタカバーとしてその内側に書き込み用コネ
クタが設けられたものである。
成において、コネクタカバーの内面にコネクタ保護部材
が設けられ、書き込みコネクタがこのコネクタ保護部材
に、同部材によって接続端子が保護される状態で着脱自
在に取付けられたものである。
て、コネクタ保護部材が断面凹状に形成され、書き込み
コネクタがその接続端子側からこのコネクタ保護部材に
着脱自在に嵌着されたものである。
は、機器類を覆う外装体内に隠蔽状態で設置されている
ため、水や塵埃等による同コネクタの電気的短絡や素
材、性能の激しい劣化、破損を防止することができる。
開口部を開閉するコネクタカバーの内側に取付けられて
いるため、書き込み時にはコネクタカバーを開いてコネ
クタを露出させ、書き込み装置に簡単に接続することが
できる。
の既存設備であるヒューズカバーをコネクタカバーとし
てこれの内側に書き込み用コネクタが取付けられている
ため、同コネクタ取付用として別途に開口部及びコネク
タカバーを付加する必要がなく、コストが安くてすむ。
ズボックスのメンテナンスが容易となるように外部から
接近し易い場所に設置され、かつ、簡単に着脱できるた
め、書き込み用コネクタの取出し、書き込み装置との接
続作業も簡単に行うことができる。
タカバーの内面にコネクタ保護部材が設けられ、書き込
み用コネクタがこのコネクタ保護部材に接続端子が保護
される状態で取付けられているため、コネクタ保護効
果、とくに同コネクタにとって最も重要な接続端子の保
護効果が高いものとなる。
み用コネクタをコネクタ保護部材に嵌着しているため、
同コネクタの着脱が容易で書き込み作業をより一層能率
良く行うことができる。
適用対象として例にとっている。
キャビン(運転室)A内の大まかな機器配置を示すもの
で、運転席1を挟んで左右両側にそれぞれコンソールボ
ックス2及び操作レバー3(片側のみ図示)が設けられ
ている。
ート上に、空気調和装置が納められたエアコンボックス
4が設けられ、このエアコンボックス4上に、記憶部が
内蔵されたコントローラ(コントローラアッセンブリ)
5が設置されている。
ヒューズボックス6が設置され、コントローラ5及びヒ
ューズボックス6が外装体としての外装カバー7で覆わ
れている。
に、コントローラ上方を覆う上カバー8と、コントロー
ラ前面側とヒューズボックス6の前方を覆う下カバー9
から成り、図4にも示すようにこの下カバー9に、ヒュ
ーズボックス6のメンテナンス(ヒューズの点検、取り
替え等)を行うための開口部10と、この開口部10を
開閉するコネクタカバーとしてのヒューズカバー11が
設けられている。
凹状のコネクタ保護部材12が取付られ、このコネクタ
保護部材12に、コントローラ5内の記憶部からワイヤ
ハーネス(通信ケーブル)13を介して引き出された書
き込み用コネクタ14がその接続端子(図4,5の下
側。とくに図示はしていない)側から嵌め込まれて着脱
自在に取付けられている。
バージョンアップ時に書き込みコネクタ14を介して外
部から記憶部の内容を書き換える作業(書き込み作業)
を行っている状態を示す。
ヒューズカバー11を取外して書き込みコネクタ14を
開口部10から外部に引き出し、書き込み装置(パソコ
ン)15側のコネクタ16を書き込みコネクタ14に接
続した状態で、書き込み装置15を操作して新たなデー
タやプログラムを書き込む。
ヒューズボックス6のメンテナンスが容易となるように
外部から接近し易い場所に設置され、かつ、簡単に着脱
できるため、書き込み用コネクタ14を簡単に取出して
書き込み装置15に接続することができる。
を書き込み装置側コネクタ16から切り離し、ヒューズ
カバー11のコネクタ保護部材12に嵌め込んで同カバ
ー11を開口部10に装着すればよい。
ューズカバー11の内側に、外部から隠蔽された状態で
取付けているため、水や塵埃、泥等によって同コネクタ
14が電気的短絡や素材、性能の劣化を起こしたり破損
したりするおそれがなくなる。
カバー11の内側に書き込み用コネクタ14を取付けて
いるため、同コネクタ取付用として別途に開口部及びコ
ネクタカバーを付加する必要がなく、コストが安くてす
む。加えて、ヒューズカバー11は、通常、図1に示す
ようにコントローラ5のすぐ近くに位置するため、ワイ
ヤハーネス13の配線長さが短くて配線作業が簡単とな
る。
タ保護部材12に接続端子側から嵌め込んで取付けてい
るため、同コネクタ14の着脱がさらに容易となるとと
もに、コネクタ保護効果、とくに同コネクタにとって最
も重要な接続端子の保護効果が高いものとなる。また、
同コネクタ14がヒューズカバー11の内面に固定され
ているため、振動等により移動して紛失したりヒューズ
カバー11等と衝突して損傷したりするおそれがない。
りを上から見た状態を示し、同図中にハッチングを付し
た四角囲いで示すように書き込み用コネクタ14を左右
一方のコンソールボックス2の空き位置A、または右コ
ンソールボックス2の前方に設けられた計器ボックス1
7の空き位置Bに設けてもよい。
運転席1に座って楽に行うことができる。
残量等を表示するモニタ装置としてのクラスタゲージ1
8が設けられているため、書き込み状況をこのクラスタ
ゲージ18に表示するように構成することも可能であ
る。こうすれば、書き込み手順と結果を容易に確認する
ことができる。
用コネクタを、機器類を覆う外装体内に隠蔽状態で設置
したから、水や塵埃等による同コネクタの電気的短絡や
素材、性能の激しい劣化、破損を防止することができ
る。
体の開口部を開閉するコネクタカバーの内側に取付けて
いるため、書き込み時にはコネクタカバーを開いてコネ
クタを露出させ、書き込み装置に簡単に接続することが
できる。
の既存設備であるヒューズカバーをコネクタカバーとし
てこれの内側に書き込み用コネクタを取付けているた
め、同コネクタ取付用として別途に開口部及びコネクタ
カバーを付加する必要がなく、コストが安くてすむ。
かつ簡単に着脱できる状態で設置されたヒューズカバー
に書き込み用コネクタを取付けているため、同コネクタ
の取出し、書き込み装置との接続作業も簡単に行うこと
ができる。
タカバーの内面にコネクタ保護部材を設け、書き込み用
コネクタをこのコネクタ保護部材に接続端子が保護され
る状態で取付けているため、コネクタ保護効果、とくに
同コネクタにとって最も重要な接続端子の保護効果が高
いものとなる。
み用コネクタをコネクタ保護部材に嵌着しているため、
同コネクタの着脱が容易で書き込み作業をより一層能率
良く行うことができる。
るキャビン内の大まかな機器配置を示す側面図である。
カバーを断面図として示す図である。
見た図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 運転室内にコントローラが設置され、こ
のコントローラに内蔵された記憶部の制御プログラムに
基づいて動作が制御される建設機械において、上記記憶
部の内容を書き込み装置によって外部から書き換えるた
めの書き込み用コネクタがワイヤハーネスを介してコン
トローラから引き出される一方、運転室内に配置された
機器類の表側を覆う外装体に、開口部と、この開口部を
開閉するコネクタカバーが設けられ、上記書き込み用コ
ネクタが、このコネクタカバーの内側に、同カバーを開
いた状態で上記書き込み装置に接続可能な状態で設けら
れたことを特徴とする建設機械。 - 【請求項2】 請求項1記載の建設機械において、運転
室内にヒューズボックスが配置されるとともに、このヒ
ューズボックスを含めた機器類を覆う外装体に、ヒュー
ズボックスメンテナンス用の開口部とこの開口部を覆う
ヒューズカバーが設けられ、このヒューズカバーをコネ
クタカバーとしてその内側に書き込み用コネクタが設け
られたことを特徴とする建設機械。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の建設機械におい
て、コネクタカバーの内面にコネクタ保護部材が設けら
れ、書き込みコネクタがこのコネクタ保護部材に、同部
材によって接続端子が保護される状態で着脱自在に取付
けられたことを特徴とする建設機械。 - 【請求項4】 請求項3記載の建設機械において、コネ
クタ保護部材が断面凹状に形成され、書き込みコネクタ
がその接続端子側からこのコネクタ保護部材に着脱自在
に嵌着されたことを特徴とする建設機械。
Priority Applications (1)
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JP2001082689A JP3508734B2 (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001082689A JP3508734B2 (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 建設機械 |
Publications (2)
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JP2002285581A JP2002285581A (ja) | 2002-10-03 |
JP3508734B2 true JP3508734B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18938604
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001082689A Expired - Fee Related JP3508734B2 (ja) | 2001-03-22 | 2001-03-22 | 建設機械 |
Country Status (1)
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---|---|
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP4877903B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2012-02-15 | 株式会社小松製作所 | 作業車両 |
JP4510717B2 (ja) * | 2005-08-03 | 2010-07-28 | 住友建機株式会社 | 建設機械のキャブの構造 |
-
2001
- 2001-03-22 JP JP2001082689A patent/JP3508734B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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