JP3508607B2 - 衝撃吸収バンパー構造 - Google Patents
衝撃吸収バンパー構造Info
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構造に関する。
しては、例えば実開平5−3052号公報に記載された
ものがある。この公報に開示された衝撃吸収バンパー構
造では、バンパーフェイスの上端フェース端末部分とラ
ンプとを弾性クリップで挟持していると共に、バンパー
フェイスの下端をファスナーによってバンパーレインフ
ォースメントに取り付けている。そして、バンパーレイ
ンフォースメントの前面とバンパーフェイスとの間に、
衝撃吸収体を配置している。
バンパー構造では、衝撃を受けた際に、この衝撃吸収体
が変形することによって衝撃エネルギーを吸収する構成
となっているが、それ以外の部位では衝撃吸収を積極的
に行う構造にはなっていない。
で、請求項1ないし10記載の発明は、バンパーの下部
においても衝撃吸収を行うことができる衝撃吸収バンパ
ー構造を提供することをその目的とする。
に本発明のうち請求項1記載の発明は、バンパーフェイ
シャーの下端部を合成樹脂製のブラケットに取り付け、
該ブラケットをさらに車幅方向に延びるクロスメンバに
取り付けて、前記ブラケットによってバンパー下部の衝
撃吸収を行う衝撃吸収バンパー構造であって、前記ブラ
ケットの先端をバンパーフェイシャーの下端部の車外側
端部まで延ばすと共に、該ブラケットに設けた車両前後
方向に伸びる垂直壁面を該ブラケットの先端まで延ばす
ことを特徴とする。
のにおいて、前記バンパーフェイシャーの前記車外側端
部からは、車内側へと折曲された折曲部が延設されてお
り、ブラケットの先端を、バンパーフェイシャーの車外
側端部及び折曲部に適合させるべく、屈曲させることを
特徴とする。
記載のものにおいて、前記バンパーフェイシャーの下端
部よりも上方部位には、車内側へ外気を導入する開口が
設けられており、前記ブラケットに前記垂直壁面を跨ぐ
上面部を設け、該上面部を、開口下縁からバンパーフェ
イシャーの後方に位置する熱交換器の下縁へ外気をガイ
ドする導風板とすることを特徴とする。
ンパーフェイシャーの下端部の下端の高さと同じとする
こともできるが、請求項4記載の発明は、請求項1ない
し3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記ブラケ
ットの垂直壁面を、バンパーフェイシャーの下端部の車
内側端部よりも車内側位置において、バンパーフェイシ
ャーの下端とタイヤの接地面とを繋ぐアプローチライン
よりも下方まで延ばすことを特徴とする。
ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記ブ
ラケットの垂直壁面を、車幅方向に対して略垂直に設置
すると共に、バンパーフェイシャーの下端部の車内側端
部よりも車内側位置において、バンパーフェイシャの下
端よりも下方まで延ばすことを特徴とする。
ャーの下端部を車幅方向に延びる合成樹脂製のブラケッ
トに取り付け、該ブラケットをさらに車幅方向に延びる
クロスメンバに取り付けて、前記ブラケットによってバ
ンパー下部の衝撃吸収を行う衝撃吸収バンパー構造であ
って、前記ブラケットをブロー成形で成形された閉断面
構造とし、ブラケットの先端部をバンパーフェイシャー
の下端部の車外側端部まで延ばすことを特徴とする。
のにおいて、前記バンパーフェイシャーの前記車外側端
部からは、車内側へと折曲された折曲部が延設されてお
り、ブラケットの先端部を、バンパーフェイシャーの車
外側端部及び折曲部に適合させた形状とすることを特徴
とする。
記載のものにおいて、前記バンパーフェイシャーの下端
部よりも上方部位には、車内側へ外気を導入する開口が
設けられており、前記ブラケットの上面部を、開口下縁
からバンパーフェイシャーの後方に位置する熱交換器の
下縁へ外気をガイドする導風面とすることを特徴とす
る。
イシャーの下端部の下端の高さと同じとすることもでき
るが、請求項9記載の発明は、請求項6ないし8のいず
れか1項記載のものにおいて、前記ブラケットを、バン
パーフェイシャーの下端部の車内側端部よりも車内側位
置において、バンパーフェイシャーの下端とタイヤの接
地面とを繋ぐアプローチラインよりも下方まで膨出させ
ることを特徴とする。
6ないし8のいずれか1項記載のものにおいて、前記ブ
ラケットを、バンパーフェイシャーの下端部の車内側端
部よりも車内側位置において、バンパーフェイシャの下
端よりも下方まで膨出させることを特徴とする。
フェイシャーとクロスメンバとの間に取り付けられたブ
ラケットでバンパーフェイシャーからの衝撃を受けるこ
とにより、バンパー下部における反力を高め、衝撃吸収
性を向上させることができる。ブラケットの先端をバン
パーフェイシャーの下端部の車外側端部まで延ばすこと
によって、バンパーフェイシャーの下端部の車外側端部
が衝撃を受けてすぐ、すなわち衝突初期より反力を出す
ことができる。また、ブラケットの先端まで延びる垂直
壁面によって、ブラケットの剛性、強度を高めることが
できる。
係る効果に加えて、ブラケットの先端を屈曲させてバン
パーフェイシャーの車外側端部及び折曲部に適合させる
ことにより、バンパーフェイシャーの下端部の剛性、強
度をより高めることができる。さらには、ブラケットの
先端にバンパーフェイシャーの車外側端部を適合させる
ことで、バンパーフェイシャーの下端部の位置決めを行
うこともできる。
たは2記載に係る効果に加えて、バンパーフェイシャー
の開口から導入された外気が、導風板となったブラケッ
トの上面部に沿って熱交換器へとガイドされるため、効
果的にバンパーフェイシャーから導入された外気を熱交
換器へと送り込むことができる。
いし3のいずれかに係る効果に加えて、ブラケットの垂
直壁面をアプローチラインよりも下方まで延ばすことに
よって、アプローチラインよりも傾斜の急な坂道におい
て、バンパーフェイシャーが路面に当たるよりも先にブ
ラケットを路面に干渉させて、外表面を構成するバンパ
ーフェイシャーの損傷を防ぐことができる。
いし3のいずれかに係る効果に加えて、車幅方向に対し
て略垂直に設置された垂直壁面に沿って、走行風が車体
の下方へ流れ込むため、風を車幅方向に対して略垂直に
整流することができ、車体下方で風によって発生する騒
音を低減することができる。
ェイシャーとクロスメンバとの間に取り付けられたブラ
ケットでバンパーフェイシャーからの衝撃を受けること
により、バンパー下部における反力を高め、衝撃吸収性
を向上させることができる。ブラケットの先端をバンパ
ーフェイシャーの下端部の車外側端部まで延ばすことに
よって、バンパーフェイシャーの下端部の車外側端部が
衝撃を受けてすぐ、すなわち衝突初期より反力を出すこ
とができる。また、ブラケットをブロー成形で成形され
た閉断面構造とすることによって、ブラケットの剛性、
強度を高めることができる。
係る効果に加えて、ブラケットの先端部を、バンパーフ
ェイシャーの車外側端部及び折曲部に適合させる形状と
することにより、バンパーフェイシャーの下端部の剛
性、強度をより高めることができる。さらには、ブラケ
ットの先端部にバンパーフェイシャーの車外側端部を適
合させることで、バンパーフェイシャーの下端部の位置
決めを行うこともできる。
たは7記載に係る効果に加えて、バンパーフェイシャー
の開口から導入された外気が、導風板となったブラケッ
トの上面部に沿って熱交換器へとガイドされるため、効
果的にバンパーフェイシャーから導入された外気を利用
することができる。
いし8のいずれかに係る効果に加えて、ブラケットをア
プローチラインよりも膨出させることによって、アプロ
ーチラインよりも傾斜の急な坂道において、バンパーフ
ェイシャーが路面に当たるよりも先にブラケットを路面
に干渉させて、外表面を構成するバンパーフェイシャー
の損傷を防ぐことができる。
ないし8のいずれかに係る効果に加えて、ブラケットを
下方へ膨出させることによって、エアダムを形成し、車
体下方に流れる走行風の流速を上げて、アンチリフト性
能を向上させることができる。
の形態を説明する。
ー構造の第1の実施形態を表す図である。図において、
衝撃吸収バンパー10は、バンパー表皮を構成するバン
パーフェイシャー12を備えており、バンパー10の上
下方向中間部内側には、車幅方向に延びるバンパーレイ
ンフォースメント14が配設されている。そして、バン
パーレインフォースメント14の前面とバンパーフェイ
シャー12との間には、ポリウレタンまたはポリプロピ
レン発泡体等からなるエネルギー吸収材16が配置され
ている。
はその車外側端部12cの下端から車内側へと水平に折
曲された折曲部12dが延設されている。この折曲部1
2dには、車幅方向に延び、例えばポリプロピレン等か
らなる合成樹脂製のブラケット18が取り付けられてお
り、さらにブラケット18が車幅方向に延びる強度部材
であるクロスメンバ20に取付けられている。
した形状をなしており、所定間隔をあけて数カ所に上側
が凹となった凹部18a(図2,図3)が形成されてお
り、この凹部18aの下面が前記折曲部12dと重なり
合わされて、ボルトナット19によりバンパーフェイシ
ャー12と結合されている。また、ブラケット18の後
端部には、上側に折曲された車内側フランジ18bが形
成されており、この車内側フランジ18bがクロスメン
バ20と重なり合わされて、ボルトナット21によりク
ロスメンバ20と結合されている。
シャー12の車外側端部12cまで延びており、バンパ
ーフェイシャー12の車外側端部12c及び折曲部12
dに適合するように屈曲された屈曲部18cとなってい
る。
後方向に延び垂直壁面を構成する複数のリブ18dが一
体に設けられている。車幅方向に対して略垂直になった
複数のリブ18dは、車幅方向に所定間隔を開けて配設
されており、各リブ18dの先端も、バンパーフェイシ
ャー12の車外側端部12cまで延びている。
よりも上方部位には、車内側へ外気を導入する開口12
eが設けられており、車外側端部12cの上端から車内
側へと折曲された第2折曲部12fがこの開口12eの
下端から、バンパーフェイシャー12の後方に位置する
熱交換器であるラジエータ22の下縁に向かって、傾斜
している。この第2折曲部12fに連なるようにして、
リブ18dを跨ぐブラケット18の上面部18eが、熱
交換器であるラジエータ22の下縁に向かって傾斜して
いる。こうして、上面部18eは、導風板となってお
り、開口12eから導入される外気をラジエータ22へ
とガイドする機能を有している。尚、符号28はダンパ
ーを表しており、上面部18eのラジエータ22方向へ
の傾斜は、ダンパー28の所で終わっているが、ダンパ
ー28が無い場合には、クロスメンバ20の所まで上面
部18eの傾斜を連続させるとよい。
ンパーフェイシャー12の下端部12bの折曲部12d
の車内側端部よりも車内側位置において、下方に延びて
おり、リブ18dの最下端は、バンパーフェイシャー1
2の下端部12bの下端と前輪タイヤ24との間を繋ぐ
アプローチライン26よりも、下方に位置している。
構造にあっては、バンパーフェイシャー12から入力さ
れる衝撃をブラケット18が受けることにより、バンパ
ー10の下部の反力を高めることができる。
ャー12の下端を延ばしてクロスメンバ20に直接取り
付けた構造であると、バンパーフェイシャー12の剛
性、強度が高くないために、大きな反力を得ることはで
きない。これに対して、本実施の形態では、ブラケット
18のリブ18dが、バンパーフェイシャー12からの
入力をせん断方向で受けるため、ブラケット18の剛性
・強度が高く、高い反力を出すことができ、衝撃を吸収
することができる。ブラケット18及びそのリブ18d
の先端が車外側端部12cまで延びているために、バン
パーフェイシャー12の下端部12bの車外側端部12
cが衝撃を受けてすぐ、すなわち衝突初期より反力を出
すことができる。
cをバンパーフェイシャー12の車外側端部12c及び
折曲部12dに適合させるため、バンパーフェイシャー
12の下端部12bの剛性、強度を高めることができ、
さらには、ブラケット18の先端にバンパーフェイシャ
ー12の車外側端部12cを適合させることで、バンパ
ーフェイシャー12の下端部12bの位置決めを行うこ
ともできる。
が、導風板として機能しているため、バンパーフェイシ
ャー12の開口12eから導入された外気を効果的にラ
ジエータ22へと送り込むことができる。
が、バンパーフェイシャー12の下端部12bの折曲部
12dの車内側端部よりも車内側位置において、バンパ
ーフェイシャー12の下端部12bの下端と前輪タイヤ
24との間を繋ぐアプローチライン26よりも、下方ま
で延びているため、アプローチライン26よりも傾斜の
急な坂道において、バンパーフェイシャー12が路面に
当たるよりも先にブラケット18を路面に干渉させて、
外表面を構成するバンパーフェイシャー12の損傷を防
ぐことができる。
が、バンパーフェイシャー12の下端部12bの折曲部
12dの車内側端部よりも車内側位置において、バンパ
ーフェイシャー12の下端部12bよりも下方に延びて
おり、このリブ18dに沿って走行風が車体の下方へと
流れ込むため、風を車幅方向に対して略垂直に整流する
ことができ、車体下方で風によって発生する騒音を低減
することができる。
施形態を表す図である。図において、第1の実施形態と
同一の部材は同一の符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
ポリプロピレン等の樹脂をブロー成形により成形された
閉断面構造をしている点で、第1の実施形態と異なって
いる。
32がインサートされており、このナット32とブラケ
ット30の下面とバンパーフェイシャー12の折曲部1
2dとが重なり合わされて、ボルト33によりブラケッ
ト30とバンパーフェイシャー12とが結合されてい
る。また、ブラケット30の後端部にもクリップ34が
インサートされており、このクリップ34がクロスメン
バ20に設けられた係止孔20aに係止されることで、
ブラケット30とクロスメンバ20とが結合されてい
る。
シャー12の車外側端部12cまで延びており、バンパ
ーフェイシャー12の車外側端部12c及び折曲部12
dに適合するように屈曲された形状をなしている。
第2折曲部12fに連なるようにして、熱交換器である
ラジエータ22の下縁に向かって傾斜している。こうし
て、上面部30eは、導風板となっており、開口12e
から導入される外気をラジエータ22へとガイドする機
能を有している。ダンパ28が無いときには、上面部3
0eの傾斜をクロスメンバ20の所まで連続させるとよ
い。
シャー12の下端部12bの折曲部12dの車内側端部
よりも車内側位置において、アプローチライン26より
も、下方まで膨出した膨出部30fを有している。
おいても、第1の実施形態と同様の作用・効果が得ら
れ、バンパーフェイシャー12から入力される衝撃をブ
ラケット30が受けることにより、バンパー10の下部
の反力を高めることができる。ブラケット30がブロー
成形で成形された閉断面構造となっているために、ブラ
ケット30の剛性・強度が高く、高い反力を出すことが
でき、衝撃を吸収することができる。また、ブラケット
30の先端が車外側端部12cまで延びているために、
バンパーフェイシャー12の下端部12bの車外側端部
12cが衝撃を受けてすぐ、すなわち衝突初期より反力
を出すことができる。
バンパーフェイシャー12の車外側端部12c及び折曲
部12dに適合させるため、バンパーフェイシャー12
の下端部12bの剛性、強度を高めることができ、さら
には、ブラケット30の先端部にバンパーフェイシャー
12の車外側端部12cを適合させることで、バンパー
フェイシャー12の下端部12bの位置決めを行うこと
もできる。
が、導風板として機能しているため、バンパーフェイシ
ャー12の開口12eから導入された外気を効果的にラ
ジエータ22へと送り込むことができる。
が、バンパーフェイシャー12の下端部12bの下端と
前輪タイヤ24との間を繋ぐアプローチライン26より
も、膨出しているため、アプローチライン26よりも傾
斜の急な坂道において、バンパーフェイシャー12が路
面に当たるよりも先にブラケット30の膨出部30fを
路面に干渉させて、外表面を構成するバンパーフェイシ
ャー12の損傷を防ぐことができる。
出部30fがエアダムとなり、車体下方に流れる走行風
の流速を上げて、アンチリフト性能を向上させることが
できる。
ケットとクロスメンバとの取付点を通り車幅方向に垂直
な面で切って見た断面図である。
ケットとバンパーフェイシャーとの取付点を通り車幅方
向に垂直な面で切って見た断面図である。
方向に垂直な面で切って見た断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 バンパーフェイシャーの下端部を合成樹
脂製のブラケットに取り付け、該ブラケットをさらに車
幅方向に延びるクロスメンバに取り付けて、前記ブラケ
ットによってバンパー下部の衝撃吸収を行う衝撃吸収バ
ンパー構造であって、前記ブラケットの先端をバンパー
フェイシャーの下端部の車外側端部まで延ばすと共に、
該ブラケットに設けた車両前後方向に伸びる垂直壁面を
該ブラケットの先端まで延ばすことを特徴とする衝撃吸
収バンパー構造。 - 【請求項2】 前記バンパーフェイシャーの前記車外側
端部からは、車内側へと折曲された折曲部が延設されて
おり、ブラケットの先端を、バンパーフェイシャーの車
外側端部及び折曲部に適合させるべく、屈曲させること
を特徴とする請求項1記載の衝撃吸収バンパー構造。 - 【請求項3】 前記バンパーフェイシャーの下端部より
も上方部位には、車内側へ外気を導入する開口が設けら
れており、前記ブラケットに前記垂直壁面を跨ぐ上面部
を設け、該上面部を、開口下縁からバンパーフェイシャ
ーの後方に位置する熱交換器の下縁へ外気をガイドする
導風板とすることを特徴とする請求項1または2記載の
衝撃吸収バンパー構造。 - 【請求項4】 前記ブラケットの垂直壁面を、バンパー
フェイシャーの下端部の車内側端部よりも車内側位置に
おいて、バンパーフェイシャーの下端とタイヤの接地面
とを繋ぐアプローチラインよりも下方まで延ばすことを
特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の衝
撃吸収バンパー構造。 - 【請求項5】 前記ブラケットの垂直壁面を、車幅方向
に対して略垂直に設置すると共に、バンパーフェイシャ
ーの下端部の車内側端部よりも車内側位置において、バ
ンパーフェイシャの下端よりも下方まで延ばすことを特
徴とする請求項1または3のいずれか1項に記載の衝撃
吸収バンパー構造。 - 【請求項6】 バンパーフェイシャーの下端部を車幅方
向に延びる合成樹脂製のブラケットに取り付け、該ブラ
ケットをさらに車幅方向に延びるクロスメンバに取り付
けて、前記ブラケットによってバンパー下部の衝撃吸収
を行う衝撃吸収バンパー構造であって、前記ブラケット
をブロー成形で成形された閉断面構造とし、ブラケット
の先端部をバンパーフェイシャーの下端部の車外側端部
まで延ばすことを特徴とする衝撃吸収バンパー構造。 - 【請求項7】 前記バンパーフェイシャーの前記車外側
端部からは、車内側へと折曲された折曲部が延設されて
おり、ブラケットの先端部を、バンパーフェイシャーの
車外側端部及び折曲部に適合させた形状とすることを特
徴とする請求項6記載の衝撃吸収バンパー構造。 - 【請求項8】 前記バンパーフェイシャーの下端部より
も上方部位には、車内側へ外気を導入する開口が設けら
れており、前記ブラケットの上面部を、開口下縁からバ
ンパーフェイシャーの後方に位置する熱交換器の下縁へ
外気をガイドする導風面とすることを特徴とする請求項
6または7記載の衝撃吸収バンパー構造。 - 【請求項9】 前記ブラケットを、バンパーフェイシャ
ーの下端部の車内側端部よりも車内側位置において、バ
ンパーフェイシャーの下端とタイヤの接地面とを繋ぐア
プローチラインよりも下方まで膨出させることを特徴と
する請求項6ないし8のいずれか1項記載の衝撃吸収バ
ンパー構造。 - 【請求項10】 前記ブラケットを、バンパーフェイシ
ャーの下端部の車内側端部よりも車内側位置において、
バンパーフェイシャの下端よりも下方まで膨出させるこ
とを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項記載の
衝撃吸収バンパー構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07430999A JP3508607B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 衝撃吸収バンパー構造 |
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JP2000264143A JP2000264143A (ja) | 2000-09-26 |
JP3508607B2 true JP3508607B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=13543411
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07430999A Expired - Lifetime JP3508607B2 (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 衝撃吸収バンパー構造 |
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- 1999-03-18 JP JP07430999A patent/JP3508607B2/ja not_active Expired - Lifetime
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