JP3508479B2 - パネル状パーティションの安定脚装置 - Google Patents

パネル状パーティションの安定脚装置

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JP3508479B2
JP3508479B2 JP17388497A JP17388497A JP3508479B2 JP 3508479 B2 JP3508479 B2 JP 3508479B2 JP 17388497 A JP17388497 A JP 17388497A JP 17388497 A JP17388497 A JP 17388497A JP 3508479 B2 JP3508479 B2 JP 3508479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル状パーティ
ションを床に安定的に立設させるための安定脚装置に関
する。
【0002】
【従来技術】オフィス内空間を任意に仕切るのにパネル
状パーティションは、パーティションの端部または中間
部に設けられた支柱により床に立設されるが、支柱の傾
斜を防止するため、支柱の下部に水平方向を向く脚が取
り付けられる。この脚は、基端側に設けたフック片を、
支柱の側壁に設けたスリットに係合させ、かつ必要に応
じて、それらを互いにねじ止めすることにより固定され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の構造では、支柱に倒そうとする方向の外力が加わ
ったとき、フック片やねじに応力が集中して、それらが
外れたり、破損したりするおそれがあり、また、側方に
生じた間隙により、支柱およびパネルが床に対してぐら
つく等の不具合があった。
【0004】本発明の課題は、上記不具合を解消し、支
柱およびパーティションを、床に対しぐらつかないよう
に、強固に、かつ安定して支持しうるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)パーティションを支持する支柱を取付けるため
の、床に設置される細長い安定板と、前記支柱と安定板
とのコーナー部に設置され、底部が安定板にネジ止めさ
れたコーナー補強部材と、コーナー補強部材の直立側壁
に設けた上下方向を向くスリットおよび支柱側壁に設け
たスリットを貫通し、支柱側壁の裏面にフック状に係合
する下向きの爪を有するフック部材と、コーナー補強部
材の直立側壁の内側に設けたねじ受け部材に螺合する締
め付けねじにより下向きに押圧される締め付け具とを備
え、前記締め付け具およびフック部材の相互の係合面
は、支柱から離間するにつれ上方に傾斜する傾斜面とな
っており、上記締め付けねじを回転することにより、締
め付け具により、フック部材が下方かつ支柱から離れる
方向に移動させられるようにする。
【0006】(2)上記(1)項において、締め付け具
が、締め付けねじの貫通する頂部と、この両側において
下方へ延出し、かつねじ受け部材またはコーナー補強部
材の垂直面に摺接する側片とを備え、全体に下向きコ字
形をなすようにする。
【0007】(3)上記(1)または(2)項において、コ
ーナー補強部材の、左右に、一体的な補強リブを設け
る。
【0008】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、コーナー補強材に、カバーをスナップ係合して取り
付ける。
【0009】(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、安定板に、支柱の下端に形成したねじ孔に螺合する
高さ調節ねじを突設する。
【0010】
【発明の実施の形態】まず図1を参照する。図1に示す
パーティションの安定脚装置は、パーティション(10)の
端部(または中間部)に設けた直立した支柱(12)を取付
けるための、床(14)に設置される細長い安定板(16)と、
前記支柱(12)と安定板(16)とのコーナー部に設置され、
底部(18a)が安定板(16)にねじ(20)止めされたコーナー
補強部材(18)と、該コーナー補強部材(18)の直立側壁(1
8b)の両側部に穿設した上下方向を向くスリット(22)お
よび支柱(12)の側壁に上下方向に並べて穿設した複数の
スリット(24)を貫通し、支柱(12)の側壁の裏面にフック
状に係合する複数の爪(26)を有するフック部材(28)と、
前記コーナー補強材(18)の直立側壁(18b)の内側に設け
られた下向きコ字状のねじ受け部材(30)の上面に形成さ
れたねじ孔(30a)に螺合する締め付けねじ(32)に取り付
けられた締め付け具(34)とを備えている。
【0011】支柱(12)の左右の側面には、パネル(10a)
(10a)が、支柱(12)とコーナー補強部材(18)との間に挟
まれるようにして装着されている。支柱(12)の下端に
は、本来は高さ調節用のアジャスタのねじ部(図示略)
が螺合されるねじ孔(35)が形成されており、このねじ孔
(35)に、安定板(16)のほぼ中央上面に突設した高さ調整
ねじ(36)を螺合することにより、支柱(12)の上下位置を
調節できるようになっている。安定板(16)は、アンカー
ボルト(37)により床(14)に直接固定される。
【0012】コーナー補強部材(18)は、全体が三角形を
した一体的部材であり、安定板(16)に対してねじ(20)に
より固定された底部(18a)と、この底部(18a)より上方に
延びる直立壁(18b)と、この直立壁(18b)の両側縁におい
て底部との間に延びる補強リブ(18c)と、直立壁(18b)の
内面に取り付けられたねじ受け部材(30)とからなってい
る。
【0013】ねじ受け部材(30)の両側には、後述するフ
ック部材(28)が貫通するための上述のような細長いスリ
ット(22)が垂直に形成されている。コーナー補強部材(1
8)の底部(18a)は、パーティション(10)近くの歩行を妨
害しないよう、できるだけ幅が狭いことが好ましい。
【0014】フック部材(28)は、図示するように、上下
方向に並んだ3個の下向きフック状の爪(26)を有してお
り、垂直部分のほぼ中間から上方かつ外側に傾斜部する
傾斜面(28a)が設けられている。これら爪部(26)をコー
ナー補強部材(18)の直立側壁(18b)に設けられたスリッ
ト(22)に通過させ、さらに支柱(12)の側壁に設けられた
任意のスリット(24)に通過させ、フック部材(28)を押し
下げることにより支柱(12)に取り付けられる。
【0015】コーナー補強材(18)の直立側壁(18a)の内
面に取り付けられたねじ受け部材(30)のねじ孔(30a)に
は、締め付けねじ(32)が締め付け具(34)を貫通した状態
で螺合されている。この締め付け具(34)は、図示するよ
うに、締め付けねじ(32)が遊通する頂部(34c)と、この
頂部の左右から下方に延び、下端に傾斜面(34a)が設け
られた1対の側片(34b)(34b)とからなっている。
【0016】両側片(34b)(34b)は、ねじ受け部材(30)の
両側面またはコーナー補強部材(18)の補強リブ(18c)の
内面である垂直面に摺接させておくのがよい。
【0017】傾斜面(28a)(34a)は、図2に示す実施形態
では、フック部材(28)の側方へ張り出した部分の上縁全
体、及び締め付け具(34)の側片(34b)の下縁全体に設け
てあるが、図4に示すように、傾斜面(28a)(34a)を、フ
ック部材(28)の側方への張り出し部分の上縁、及び締め
付け具(34)の側(34b)の下縁の中央部分のみに設け、そ
れ以外の部分をほぼ水平としてもよい。
【0018】上記のようにフック部材(28)を支柱(12)の
スリット(24)に嵌合させた後(図示の例では、1個のフ
ック部材(28)をねじ受け部材(30)の片側のみに配設して
いるが、両側に配設してもよい。)締め付け具(34)の傾
斜面(34a)がフック部材の傾斜面(28a)に係合するようね
じ(32)を回転させると、フック部材(28)は徐々に下方か
つ外側に移動され、爪(26)も同様に支柱(12)に対して下
方かつ外側に移動し、各スリット(24)の下縁に強力に係
合し、コーナー補強部材(18)と支柱(12)とは強固に固定
されることとなる。
【0019】このようにコーナー補強部材(18)により、
安定板(16)すなわち床(14)に対して支柱(12)およびパー
ティション(10)を固定した後、コーナー補強部材(18)を
隠すため、それよりも若干大きいプラスチック材料から
構成されたカバー(38)を、外側にスナップ係合する。
【0020】
【発明の効果】
(a)請求項1記載の発明によると、支柱と安定板との
コーナー部にコーナー補強部材を連結しているので、支
柱を倒そうとする力に対して強力に対向することがで
き、支柱を倒れないように強固に支持することができ
る。
【0021】(b)しかも、締め付けねじを締めれば締
めるほど、フック部材の爪は下方かつ外側に移動し、支
柱のスリットの下縁に強く係合するので、支柱、安全
板、及びコーナー補強部材の相互を、互いにがたつくこ
となく強固に結合することができ、それによって、支柱
のぐらつきをなくすことができる。
【0022】(c)請求項2記載の発明によると、締め
付け具の傾きが防止され、締め付け具の上下動が円滑に
なる。
【0023】(d)請求項3記載の発明によると、コー
ナー補強部材の左右に補強リブを一体的に設けたことに
より、コーナー補強部材自体の強度が増すとともに、支
柱の倒れに対して強い構造となる。
【0024】(e)請求項4記載の発明によると、カバ
ーによってコーナー補強部材を覆うことにより、外観が
向上するとともに、パーティションの近くを通る人の足
等が直接コーナー補強部材に当接するのを防止すること
ができる。
【0025】(f)請求項5記載の発明によると、支柱
の高さ調節を自由に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す一部切り欠き分解斜
視図である。
【図2】同じく、組み立て完了後の状態を示す縦断側面
図である。
【図3】図2の安定脚装置を上から見た平面図である。
【図4】締め付け具とフック部材との係合面の変形例を
示す縦断側図である。
【符号の説明】
(10)パーティション (12)支柱 (14)床 (16)安定板 (18)コーナー補強部材 (18a)底部 (18b)直立側壁 (18c)補強リブ (20)ねじ (22)スリット (24)スリット (26)爪 (28)フック部材 (28a)傾斜面 (30)ねじ受け部材 (30a)ねじ孔 (32)締め付けねじ (34)締め付け具 (34a)傾斜面 (34b)側片 (34c)頂部 (35)ねじ孔 (36)高さ調節ねじ (37)アンカーボルト (38)カバー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーティションを支持する支柱を取付け
    るための、床に設置される細長い安定板と、前記支柱と
    安定板とのコーナー部に設置され、底部が安定板にネジ
    止めされたコーナー補強部材と、コーナー補強部材の直
    立側壁に設けた上下方向を向くスリットおよび支柱側壁
    に設けたスリットを貫通し、支柱側壁の裏面にフック状
    に係合する下向きの爪を有するフック部材と、コーナー
    補強部材の直立側壁の内側に設けたねじ受け部材に螺合
    する締め付けねじにより下向きに押圧される締め付け具
    とを備え、前記締め付け具およびフック部材の相互の係
    合面は、支柱から離間するにつれ上方に傾斜する傾斜面
    となっており、上記締め付けねじを回転することによ
    り、締め付け具により、フック部材が下方かつ支柱から
    離れる方向に移動させられるようにしたことを特徴とす
    る安定脚装置。
  2. 【請求項2】 締め付け具が、締め付けねじの貫通する
    頂部と、この両側において下方へ延出し、かつねじ受け
    部材またはコーナー補強部材の垂直面に摺接する側片と
    を備え、全体に下向きコ字形をなすことを特徴とする請
    求項1記載の安定脚装置。
  3. 【請求項3】 コーナー補強部材の、左右に、一体的な
    補強リブを設けたことを特徴とする、請求項1または2
    に記載の安定脚装置。
  4. 【請求項4】 コーナー補強材に、カバーをスナップ係
    合して取り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の安定脚装置。
  5. 【請求項5】 安定板に、支柱の下端に形成したねじ孔
    に螺合する高さ調節ねじを突設した請求項1〜4のいず
    れかに記載の安定脚装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200455707Y1 (ko) 2011-07-01 2011-09-20 성철규 이동식 칸막이 구조

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