JPH0419154Y2 - - Google Patents
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- JPH0419154Y2 JPH0419154Y2 JP1987199788U JP19978887U JPH0419154Y2 JP H0419154 Y2 JPH0419154 Y2 JP H0419154Y2 JP 1987199788 U JP1987199788 U JP 1987199788U JP 19978887 U JP19978887 U JP 19978887U JP H0419154 Y2 JPH0419154 Y2 JP H0419154Y2
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- reinforcing column
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はカーポート補強柱に関し、特にその下
部固定装置に関する。
部固定装置に関する。
特に片持ち式のカーポートにあつて、屋根の耐
風圧性或いは耐荷重性を向上強化するために、屋
根の先端位置と地表間に、設置自在の補強柱を介
設することが一般に行われている。
風圧性或いは耐荷重性を向上強化するために、屋
根の先端位置と地表間に、設置自在の補強柱を介
設することが一般に行われている。
このとき補強柱の下端は、地表所定位置におい
て固定することを要するが、この補強柱の下部固
定装置として、例えば実公昭52−9231号、実公昭
52−48583号、実開昭52−27136号、実開昭62−
201258号、等が知られている。
て固定することを要するが、この補強柱の下部固
定装置として、例えば実公昭52−9231号、実公昭
52−48583号、実開昭52−27136号、実開昭62−
201258号、等が知られている。
実公昭52−9231号は、補強柱下端の透孔と、地
表上に設置した受金具の透孔とを合致させて、こ
れらをボルトナツトを用いて締着することによつ
て固定するものとされ、実開昭52−27136号は、
補強柱下端に固定した固定ボルトよりなる係止金
具を設け、地表上に設置した受金具の受溝に固定
ボルトのボルト軸を受入れ係合して、ボルト頭と
ボルト軸に螺装した締付金具とで受金具を挟着す
ることによつて固定するものとされ、実公昭52−
48583号は補強柱下端に高さ位置調整自在のフツ
ク状係止金具を設け、これを地表下位に設置した
逆U字状受具に引掛係合して固定するものとさ
れ、また、実開昭62−201258号は、補強柱下端
に、係止用の受溝を具備した係止金具を設け、同
じく地表上に設置した逆U字状のアンカーよりな
る受金具の水平横断係合軸を上記係止金具の受溝
に受入れ係合することによつて固定するものとさ
れる。
表上に設置した受金具の透孔とを合致させて、こ
れらをボルトナツトを用いて締着することによつ
て固定するものとされ、実開昭52−27136号は、
補強柱下端に固定した固定ボルトよりなる係止金
具を設け、地表上に設置した受金具の受溝に固定
ボルトのボルト軸を受入れ係合して、ボルト頭と
ボルト軸に螺装した締付金具とで受金具を挟着す
ることによつて固定するものとされ、実公昭52−
48583号は補強柱下端に高さ位置調整自在のフツ
ク状係止金具を設け、これを地表下位に設置した
逆U字状受具に引掛係合して固定するものとさ
れ、また、実開昭62−201258号は、補強柱下端
に、係止用の受溝を具備した係止金具を設け、同
じく地表上に設置した逆U字状のアンカーよりな
る受金具の水平横断係合軸を上記係止金具の受溝
に受入れ係合することによつて固定するものとさ
れる。
しかし、これら補強柱又はこれに設けた係止金
具と地表上に設けた受金具による固定を所定位置
において行うものとされるから、固定に際しては
上記補強柱又は係止金具と受金具との相対位置関
係が精密且つ性格に合うことが前提となる。この
ため、例えば強風、積雪等の自然現象を予測して
事前に補強柱の設置固定を行えばその固定をなし
得るが、屋根が風圧によつて煽り力を受けている
状態或いは既に積雪荷重を受けて垂れ下り気味と
なつている状態等にあつては、上記精密且つ正確
な位置関係を得るための位置合せをすることは極
めて煩雑にして困難とならざるを得ない。実開昭
52−48583号は、この点フツク状の係止金具の高
さ位置の調整を行い得るものとされるが、同じく
係止金具と逆U字状受具の相対位置関係が精密且
つ正確に合うことを前提とするから事情は基本的
に変らない。
具と地表上に設けた受金具による固定を所定位置
において行うものとされるから、固定に際しては
上記補強柱又は係止金具と受金具との相対位置関
係が精密且つ性格に合うことが前提となる。この
ため、例えば強風、積雪等の自然現象を予測して
事前に補強柱の設置固定を行えばその固定をなし
得るが、屋根が風圧によつて煽り力を受けている
状態或いは既に積雪荷重を受けて垂れ下り気味と
なつている状態等にあつては、上記精密且つ正確
な位置関係を得るための位置合せをすることは極
めて煩雑にして困難とならざるを得ない。実開昭
52−48583号は、この点フツク状の係止金具の高
さ位置の調整を行い得るものとされるが、同じく
係止金具と逆U字状受具の相対位置関係が精密且
つ正確に合うことを前提とするから事情は基本的
に変らない。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、強風時、積雪時等煽り
力を受けたり、鉛直荷重を受けたりした場合に
も、簡単且つ確実に補強柱を設置固定できるとと
もに耐風圧性及び耐荷重性に優れたカーポート補
強柱の下部固定装置を提供するにある。
で、その目的とする処は、強風時、積雪時等煽り
力を受けたり、鉛直荷重を受けたりした場合に
も、簡単且つ確実に補強柱を設置固定できるとと
もに耐風圧性及び耐荷重性に優れたカーポート補
強柱の下部固定装置を提供するにある。
本考案は上記目的に添い、係止金具と、アンカ
ーフレーム及び受皿よりなる埋込金具とを用いる
とともにこれらの相対位置関係を可変とする上下
動装置の双方を具備した構成を含むものであつ
て、即ち本考案は、下向きの係合軸及び該係合軸
の両側方にそれぞれ突出した係止突部を具備して
補強柱下端に下向き突設せしめた逆T字状の係止
金具と、上面に上記係合軸を受入れ係合する開口
受溝を備えたアンカーフレーム及び該アンカーフ
レームに抱持状に嵌設するとともに開口受溝開口
側に突出状に配置した上方開口ボツクス状の受皿
を備え、これらアンカーフレームと受皿によつて
上記係止突部の可動範囲を画する上下可動空間を
形成せしめて、地表に略面一となるように埋込設
置してなる埋込金具と、上記係止突部の可動空間
内における相対位置を上下に可変とする係止金具
の上下動装置とを備えてなることを特徴とするカ
ーポート補強柱の下部固定装置に係り且つこれを
考案の要旨として、上記目的達成の手段としたも
のである。
ーフレーム及び受皿よりなる埋込金具とを用いる
とともにこれらの相対位置関係を可変とする上下
動装置の双方を具備した構成を含むものであつ
て、即ち本考案は、下向きの係合軸及び該係合軸
の両側方にそれぞれ突出した係止突部を具備して
補強柱下端に下向き突設せしめた逆T字状の係止
金具と、上面に上記係合軸を受入れ係合する開口
受溝を備えたアンカーフレーム及び該アンカーフ
レームに抱持状に嵌設するとともに開口受溝開口
側に突出状に配置した上方開口ボツクス状の受皿
を備え、これらアンカーフレームと受皿によつて
上記係止突部の可動範囲を画する上下可動空間を
形成せしめて、地表に略面一となるように埋込設
置してなる埋込金具と、上記係止突部の可動空間
内における相対位置を上下に可変とする係止金具
の上下動装置とを備えてなることを特徴とするカ
ーポート補強柱の下部固定装置に係り且つこれを
考案の要旨として、上記目的達成の手段としたも
のである。
本考案にあつては、上下動装置により上下可動
空間の範囲において係止金具の相対位置を変化さ
せることによつて、例えば強風時には係止金具を
アンカーフレームの開口受溝に係合し、これを埋
込金具の可動空間上端において係止することによ
り煽り力に対して屋根を補強し、また例えば積雪
時には係止金具をボツクス状受皿の底壁に対接さ
せ、これを上記可動空間下端において受止めする
ことにより鉛直荷重に対して同様に屋根を補強せ
しめて、カーポートの耐風圧性及び耐荷重性をそ
れぞれ確保する。
空間の範囲において係止金具の相対位置を変化さ
せることによつて、例えば強風時には係止金具を
アンカーフレームの開口受溝に係合し、これを埋
込金具の可動空間上端において係止することによ
り煽り力に対して屋根を補強し、また例えば積雪
時には係止金具をボツクス状受皿の底壁に対接さ
せ、これを上記可動空間下端において受止めする
ことにより鉛直荷重に対して同様に屋根を補強せ
しめて、カーポートの耐風圧性及び耐荷重性をそ
れぞれ確保する。
以下実施例を示す図面に従つて本考案を更に説
明すれば、図中1はカーポート、2は補強柱、3
は支柱、4は上り材、5は方杖、6は側枠、7は
前枠、8は母屋材、9は樋、10は屋根パネル、
11は、下方の柱材12を被嵌収納自在とし、こ
の下方の柱材とともに補強柱2を形成する上方の
柱材、13は下方の柱材12の対向フイン、14
はこれら対向フイン13間のスリツト、15は埋
込金具、21は係止金具、29は、上記下方の柱
材12を上方の柱材11に対して伸縮自在に固定
する補強柱2における伸縮装置を示す。
明すれば、図中1はカーポート、2は補強柱、3
は支柱、4は上り材、5は方杖、6は側枠、7は
前枠、8は母屋材、9は樋、10は屋根パネル、
11は、下方の柱材12を被嵌収納自在とし、こ
の下方の柱材とともに補強柱2を形成する上方の
柱材、13は下方の柱材12の対向フイン、14
はこれら対向フイン13間のスリツト、15は埋
込金具、21は係止金具、29は、上記下方の柱
材12を上方の柱材11に対して伸縮自在に固定
する補強柱2における伸縮装置を示す。
本例の補強柱2にあつては、これを構成する下
方の柱材12下端に上記係止金具21を下向き突
設して固定せしめてある。
方の柱材12下端に上記係止金具21を下向き突
設して固定せしめてある。
即ち係止金具21は、上向きU字状の固定基部
25の下面に垂設した下向きの係合軸22及びこ
の係合軸22の下端にして該係合軸22の両側方
にそれぞれ突出した係止突部23を備えてステン
レスにより一体的にして逆T字状となるように構
成したものとしてあり、該係止金具21は、これ
を、上記下方の柱材12の中空部内に対して固定
基部25を嵌入し、該柱材12の一対の対向側壁
側からそれぞれネジ止めすることによつて固定せ
しめたものとしてある。
25の下面に垂設した下向きの係合軸22及びこ
の係合軸22の下端にして該係合軸22の両側方
にそれぞれ突出した係止突部23を備えてステン
レスにより一体的にして逆T字状となるように構
成したものとしてあり、該係止金具21は、これ
を、上記下方の柱材12の中空部内に対して固定
基部25を嵌入し、該柱材12の一対の対向側壁
側からそれぞれネジ止めすることによつて固定せ
しめたものとしてある。
また、この係止金具21とともに補強柱2の下
部固定装置を構成する埋込金具15は、上面に、
上記係止金具21の係合軸22を受入れ係合する
開口受溝18を設けてなる逆U字状のアンカーフ
レーム16と、上面を開口するとともに底壁を下
方に向けて湾曲するように配設した上方開口湾曲
ボツクス状の受皿17とを備えてなり、該受皿1
7をアンカーフレーム16に抱持状に嵌設すると
ともに開口受溝18開口側に突出状に配置し、該
配置状態で、アンカーフレーム16上面が地表2
0と略面一となるよう地表20の地中内に埋込設
置せしめてある。また、この設置状態において、
上記アンカーフレーム16における開口受溝18
の下方に受皿17の深さ方向に湾曲状に形成され
るとともにアンカーフレーム16の一側方に突出
開口するようにし、これらアンカーフレーム16
及び受皿17によつて上記係止突部23を受入れ
且つ係止突部23の可動範囲を画する上下可動空
間19を形成せしめたものとしてある。
部固定装置を構成する埋込金具15は、上面に、
上記係止金具21の係合軸22を受入れ係合する
開口受溝18を設けてなる逆U字状のアンカーフ
レーム16と、上面を開口するとともに底壁を下
方に向けて湾曲するように配設した上方開口湾曲
ボツクス状の受皿17とを備えてなり、該受皿1
7をアンカーフレーム16に抱持状に嵌設すると
ともに開口受溝18開口側に突出状に配置し、該
配置状態で、アンカーフレーム16上面が地表2
0と略面一となるよう地表20の地中内に埋込設
置せしめてある。また、この設置状態において、
上記アンカーフレーム16における開口受溝18
の下方に受皿17の深さ方向に湾曲状に形成され
るとともにアンカーフレーム16の一側方に突出
開口するようにし、これらアンカーフレーム16
及び受皿17によつて上記係止突部23を受入れ
且つ係止突部23の可動範囲を画する上下可動空
間19を形成せしめたものとしてある。
一方、補強柱2における伸縮装置29は、上方
の柱材11に対して定位置に設けられたネジ部3
0を有する抓み付きネジ31と、裏板33に固定
したボルト32とを備え、ネジ部30を下方の柱
材12における対向フイン13間スリツト14に
スライド自在とすることにより、上方の柱材11
に対する下方の柱材12の適宜位置において、上
記抓み付きネジ31と裏板33間に上方の柱材1
1の内側に面接する上記対向フイン13を挟圧締
着し得るようにしてあり、これにより、上方の柱
材11に対する下方の柱材12の伸縮固定を自在
とするように構成せしめてある。
の柱材11に対して定位置に設けられたネジ部3
0を有する抓み付きネジ31と、裏板33に固定
したボルト32とを備え、ネジ部30を下方の柱
材12における対向フイン13間スリツト14に
スライド自在とすることにより、上方の柱材11
に対する下方の柱材12の適宜位置において、上
記抓み付きネジ31と裏板33間に上方の柱材1
1の内側に面接する上記対向フイン13を挟圧締
着し得るようにしてあり、これにより、上方の柱
材11に対する下方の柱材12の伸縮固定を自在
とするように構成せしめてある。
このとき、補強柱2の下端、即ち下方の柱材1
2の下端に上記係止金具21を付設具備せしめて
あるため、本例においてこの伸縮装置29は、併
せて該係止金具21の位置を上下に変化せしめる
係止金具21の上下動装置をそのまま兼用するも
のとしてある。
2の下端に上記係止金具21を付設具備せしめて
あるため、本例においてこの伸縮装置29は、併
せて該係止金具21の位置を上下に変化せしめる
係止金具21の上下動装置をそのまま兼用するも
のとしてある。
本例のカーポート1にあつて、上方の柱材11
は、支柱3から前方上り傾斜状に突設した上り材
4の先端に固定金具26を介して回動自在にボル
トナツト27を用いて固定してある一方、上り材
4の支柱3側の中間位置には支承金具28を設け
てあり、これにより、上記上方の柱材11に下方
の柱材12を被嵌収納させた状態で補強材2を跳
上げ回動して、不要時にこの補強材2を上り材4
に添つて収納し、また強風時、積雪時等必要に応
じて支承金具28から外して下向き回動して補強
柱2の設置を行い得るようにしてある。
は、支柱3から前方上り傾斜状に突設した上り材
4の先端に固定金具26を介して回動自在にボル
トナツト27を用いて固定してある一方、上り材
4の支柱3側の中間位置には支承金具28を設け
てあり、これにより、上記上方の柱材11に下方
の柱材12を被嵌収納させた状態で補強材2を跳
上げ回動して、不要時にこの補強材2を上り材4
に添つて収納し、また強風時、積雪時等必要に応
じて支承金具28から外して下向き回動して補強
柱2の設置を行い得るようにしてある。
このとき補強柱2の固定は、該補強柱2の下端
に付設した係止金具21における係合軸22を補
強柱2を回動させるようにして、埋込金具15の
受溝18に受入れ係合させる一方、係止金具21
の係止突部23を埋込金具15における上記受皿
17の可動空間19内に挿入させ、例えば強風時
等煽り力を受ける場合には、上下動装置、即ち伸
縮装置29を操作して、係止突部23を可動空間
19の上端、即ちアンカーフレーム16の下面
に、また積雪時等鉛直荷重を受ける場合には、逆
に可動空間19の下端、即ち受皿17の底壁にそ
れぞれ対接するように位置せしめ、係止突部23
の可動空間19内の相対位置を変えるようにして
その固定をなさしめる。
に付設した係止金具21における係合軸22を補
強柱2を回動させるようにして、埋込金具15の
受溝18に受入れ係合させる一方、係止金具21
の係止突部23を埋込金具15における上記受皿
17の可動空間19内に挿入させ、例えば強風時
等煽り力を受ける場合には、上下動装置、即ち伸
縮装置29を操作して、係止突部23を可動空間
19の上端、即ちアンカーフレーム16の下面
に、また積雪時等鉛直荷重を受ける場合には、逆
に可動空間19の下端、即ち受皿17の底壁にそ
れぞれ対接するように位置せしめ、係止突部23
の可動空間19内の相対位置を変えるようにして
その固定をなさしめる。
これにより強風時の煽り力に対し、また積雪時
の鉛直荷重に対してそれぞれ補強柱2が上方係止
状に、または突張り状に上り材4の位置を固定し
て、屋根の補強を行う。
の鉛直荷重に対してそれぞれ補強柱2が上方係止
状に、または突張り状に上り材4の位置を固定し
て、屋根の補強を行う。
上記係止金具21における係合軸22及び係止
突部23の埋込金具15への係合は、補強柱2の
長さを適宜に伸縮させて行い、この係合が得られ
た後に上記係止突部23の位置を変化せしめるよ
うにすればよく、これにより、埋込金具15に固
定した補強柱2の長さを一定にしてガタつき等の
ない確実な補強を得られることになる。
突部23の埋込金具15への係合は、補強柱2の
長さを適宜に伸縮させて行い、この係合が得られ
た後に上記係止突部23の位置を変化せしめるよ
うにすればよく、これにより、埋込金具15に固
定した補強柱2の長さを一定にしてガタつき等の
ない確実な補強を得られることになる。
なお、不要時に補強柱2を撤去する場合には、
逆に上記上下動装置によつて係止金具21を可動
空間19内中間高さに位置させて、埋込金具15
からこれに外して、上記上り材4に収納せしめれ
ばよい。
逆に上記上下動装置によつて係止金具21を可動
空間19内中間高さに位置させて、埋込金具15
からこれに外して、上記上り材4に収納せしめれ
ばよい。
図示した例は以上のとおりとしたが、例えば係
止金具の上下動装置は、これを上記補強柱の伸縮
装置とは独立せしめて、補強柱に対して、係止突
部の位置がそれ自体上下動するように構成設置し
てもよく、このためには例えば、補強柱に対して
係合軸の長さをスライド伸縮自在に固定するよう
にしたり、係合軸を補強柱に上下動自在に螺装せ
しめたりする如くにして、埋込金具の可動空間内
における係止突部の相対位置を適宜に上下に可変
となるようにすればよい。
止金具の上下動装置は、これを上記補強柱の伸縮
装置とは独立せしめて、補強柱に対して、係止突
部の位置がそれ自体上下動するように構成設置し
てもよく、このためには例えば、補強柱に対して
係合軸の長さをスライド伸縮自在に固定するよう
にしたり、係合軸を補強柱に上下動自在に螺装せ
しめたりする如くにして、埋込金具の可動空間内
における係止突部の相対位置を適宜に上下に可変
となるようにすればよい。
更に本考案にあつては、補強柱、係止金具、係
合軸、係止突部、アンカーフレーム、受皿、埋込
金具、可動空間の各具体的形状、構造、材質、数
量、これらの関係等については、それぞれ前記考
案の要旨に反しない限り様々に変更することがも
とより可能であり、以上に図示し、説明したもの
に限定する必要はない。
合軸、係止突部、アンカーフレーム、受皿、埋込
金具、可動空間の各具体的形状、構造、材質、数
量、これらの関係等については、それぞれ前記考
案の要旨に反しない限り様々に変更することがも
とより可能であり、以上に図示し、説明したもの
に限定する必要はない。
本考案は以上のとおりに構成したから、係止金
具の上下動装置により埋込金具の可動空間内にお
ける係止突部の相対位置を上下に可変とすること
によつて、埋込金具への係止金具の固定に際して
係止突部位置に、アンカーフレームと受皿による
上下方向の許容範囲を確保することが可能とな
り、従つて、強風時或いは積雪時の如くに係止金
具が上下に揺動したり、下方に垂れ下つたりして
いる場合にも、補強柱の設置固定を簡易且つ確実
に行うことが可能となる。
具の上下動装置により埋込金具の可動空間内にお
ける係止突部の相対位置を上下に可変とすること
によつて、埋込金具への係止金具の固定に際して
係止突部位置に、アンカーフレームと受皿による
上下方向の許容範囲を確保することが可能とな
り、従つて、強風時或いは積雪時の如くに係止金
具が上下に揺動したり、下方に垂れ下つたりして
いる場合にも、補強柱の設置固定を簡易且つ確実
に行うことが可能となる。
また、上記係止突部の相対位置を可変としたこ
とにより、逆T字状の係止突部を、強風時には、
アンカーフレームの開口受溝に係合してこれを可
動空間上端に、積雪時にはボツクス状受皿の底壁
に対接させ、これを可動空間下端にそれぞれ係
止、受止めするように位置せしめることができる
から、例えば強風時の煽り力や積雪時の鉛直荷重
に対してそれぞれ適切強固に屋根を補強し、確実
な耐風圧性及び耐荷重性を有して、強度に優れた
補強を実現することが可能となる。
とにより、逆T字状の係止突部を、強風時には、
アンカーフレームの開口受溝に係合してこれを可
動空間上端に、積雪時にはボツクス状受皿の底壁
に対接させ、これを可動空間下端にそれぞれ係
止、受止めするように位置せしめることができる
から、例えば強風時の煽り力や積雪時の鉛直荷重
に対してそれぞれ適切強固に屋根を補強し、確実
な耐風圧性及び耐荷重性を有して、強度に優れた
補強を実現することが可能となる。
更に、本考案にあつては、アンカーフレームと
受皿よりなる埋込金具を用い、これを地表面一状
に埋込設置するものとしたから、カーポートの補
強柱設置固定位置に金具が上方突出したりするこ
となく、該位置を可及的にフラツトとし、補強柱
非設置時に歩行等の障害となつたり、外観を損つ
たりすることを防止できる。
受皿よりなる埋込金具を用い、これを地表面一状
に埋込設置するものとしたから、カーポートの補
強柱設置固定位置に金具が上方突出したりするこ
となく、該位置を可及的にフラツトとし、補強柱
非設置時に歩行等の障害となつたり、外観を損つ
たりすることを防止できる。
図面は実施例を示すもので、第1図及び第2図
はそれぞれカーポートの斜視図、第3図は補強
柱、係止金具及び埋込金具の関係を示す正面図、
第4図は同じくその側面図、第5図は補強柱の横
断面図、第6図は補強柱と上り材との関係を示す
分解斜視図、第7図は要部を示す分解斜視図、第
8図は埋込金具の分解斜視図である。 1……カーポート、19……可動空間、2……
補強柱、21……係止金具、15……埋込金具、
22……係合軸、16……アンカーフレーム、2
3……係止突部、17……受皿、29……伸縮装
置。
はそれぞれカーポートの斜視図、第3図は補強
柱、係止金具及び埋込金具の関係を示す正面図、
第4図は同じくその側面図、第5図は補強柱の横
断面図、第6図は補強柱と上り材との関係を示す
分解斜視図、第7図は要部を示す分解斜視図、第
8図は埋込金具の分解斜視図である。 1……カーポート、19……可動空間、2……
補強柱、21……係止金具、15……埋込金具、
22……係合軸、16……アンカーフレーム、2
3……係止突部、17……受皿、29……伸縮装
置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下向きの係合軸及び該係合軸の両側方にそれ
ぞれ突出した係止突部を具備して補強柱下端に
下向き突設せしめた逆T字状の係止金具と、上
面に上記係合軸を受入れ係合する開口受溝を備
えたアンカーフレーム及び該アンカーフレーム
に抱持状に嵌設するとともに開口受溝開口側に
突出状に配置した上方開口ボツクス状の受皿を
備え、これらアンカーフレームと受皿によつて
上記係止突部の可動範囲を画する上下可動空間
を形成せしめて、地表に略面一となるように埋
込設置してなる埋込金具と、上記係止突部の可
動空間内における相対位置を上下に可変とする
係止金具の上下動装置とを備えてなることを特
徴とするカーポート補強柱の下部固定装置。 (2) 上記係止金具の上下動装置を、補強柱の伸縮
装置としてなる請求第1項記載のカーポート補
強柱の下部固定装置。 (3) 上記係止金具の上下動装置を、補強柱に対し
て係止突部の位置をそれ自体上下動自在に構成
設置してなる請求第1項記載のカーポート補強
柱の下部固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987199788U JPH0419154Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987199788U JPH0419154Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102347U JPH01102347U (ja) | 1989-07-11 |
JPH0419154Y2 true JPH0419154Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=31490225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987199788U Expired JPH0419154Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419154Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3614841B2 (ja) * | 2002-12-16 | 2005-01-26 | Ykk Ap株式会社 | カーポート |
JP7034805B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-03-14 | パーク二四株式会社 | 精算機用屋根構造および精算機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS529231U (ja) * | 1975-07-09 | 1977-01-22 | ||
JPS5248583U (ja) * | 1975-10-02 | 1977-04-06 | ||
JPS5227136B2 (ja) * | 1974-04-30 | 1977-07-19 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227136U (ja) * | 1975-08-19 | 1977-02-25 | ||
JPH0318585Y2 (ja) * | 1986-06-13 | 1991-04-19 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987199788U patent/JPH0419154Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5227136B2 (ja) * | 1974-04-30 | 1977-07-19 | ||
JPS529231U (ja) * | 1975-07-09 | 1977-01-22 | ||
JPS5248583U (ja) * | 1975-10-02 | 1977-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102347U (ja) | 1989-07-11 |
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