JP3508219B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP3508219B2 JP18327094A JP18327094A JP3508219B2 JP 3508219 B2 JP3508219 B2 JP 3508219B2 JP 18327094 A JP18327094 A JP 18327094A JP 18327094 A JP18327094 A JP 18327094A JP 3508219 B2 JP3508219 B2 JP 3508219B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、積み重ね状態にある
部品を上側から順次取り出して供給する部品供給装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、積み重ね状態にある部品を自動的
に上側から順次取り出す場合、部品を保持するための保
持手段を有する部材(保持具)を昇降させて取り出す方法
が慣用されている。取り出すべき部品が積み重ね状態に
あることを特に意識したものではないが、例えば、実開
平1−101732号公報では、部品を把持するための
把持部材を備えた部品チャックを昇降させて部品を取り
出すようにしたものが開示されている。 【0003】この場合、通常、上記保持具は、該保持具
を昇降させる昇降手段(例えばシリンダ装置)に対し一体
的に連結され、該昇降手段により、予め設定された所定
ストロークだけ昇降動作させられるようになっている。
ところが、積み重ね状態にある部品を上側から順次取り
出す場合、部品を取り出す毎に部品の積み重ね高さは低
くなる。従って、保持具の昇降ストロークが一定のまま
であれば、一番上の部品を取り出すと、次回の部品取り
出し時には、降下時における保持具と取り出すべき部品
との位置関係が変化し(つまり、両者の間隔が大きくな
り)、部品を正常に取り出すことができなくなる。 【0004】このため、従来では、部品を積み重ね状態
に載置する基台を昇降させるリフト機構を設けておき、
部品を1個取り出す毎に、この部品1個分の積み重ね高
さに相当する量だけ、リフト機構で基台を持ち上げるよ
うにしたり、あるいは、保持具を昇降させるシリンダ装
置をストローク可変とし、部品を取り出す毎に、部品1
個分の積み重ね高さに相当する量だけストロークが変化
する(つまり、長くなる)ように設定するなどの方法が用
いられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】かかる方法によれば、
確かに、部品取り出しに伴う積み重ね高さの変化に対し
有効に対応することができるのであるが、上記基台にリ
フト機構を設けたり、あるいは上記シリンダ装置をスト
ローク可変機構付きのものとする必要があり、また、リ
フト量やストロークの変化量の設定・制御を行わなけれ
ばならないので、それだけ装置の構造および取り扱いが
複雑なものとなるという難点があった。 【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、積み重ね状態にある部品を上側から順次取り出
すに際して、簡単な構成で、部品取り出しに伴う積み重
ね高さの変化に対応することができる部品供給装置を提
供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】このため、本願発明は、
積み重ね状態にある部品を上側から順次取り出して供給
する部品供給装置であって、上記部品を保持するための
保持手段を有する保持具本体と、装置のベースプレート
に対し上下に向けて固定され上記保持具本体を昇降させ
る一定ストロークの昇降シリンダとを備え、該昇降シリ
ンダは、垂直下方に向かって伸長するピストンロッドを
有するとともに、そのピストンロッドのストローク量
、当該ピストンロッドの初期位置から上記保持手段が
一番上の部品に当て止められるまでの初期間隔と上記部
品の最高積み重ね高さとの和よりも長く設定されてお
上記保持具本体に、上記ピストンロッドの下端側を
摺動自在に挿通させる上下方向の貫通穴が設けられる一
方、上記ピストンロッドの下端部には、当該ピストンロ
ッドが伸縮する際に上記保持具本体の下面側を係止し得
る係止部材が配設され、上記ピストンロッドが垂直下方
に伸長して上記保持具本体が下降する際には、上記保持
手段が上記部品に当て止められた時点で、上記係止部材
による上記保持具本体の係止状態が解除される、ように
したものである。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【発明の作用および効果】本願発明によれば、上記昇降
シリンダのピストンロッドが垂直下方に向かって伸長す
るとともに、その下端側が保持具本体の貫通穴を摺動自
在に挿通しているので、昇降シリンダを下降作動させた
場合、ピストンロッドは上記係止部材を介して保持具本
体の下面側を係止しつつ下降するが、ピストンロッドの
ストローク量は、当該ピストンロッドの初期位置から上
記保持手段が一番上の部品に当て止められるまでの初期
間隔と上記部品の最高積み重ね高さとの和よりも長く設
定されており、ピストンロッドが予め定められた一定ス
トローク量下降する途中で、上記保持具本体は、上記保
持手段が上記部品に当て止められた時点で下降動作が停
止し、上記係止部材による保持具本体の係止状態が解除
され、以後、ピストンロッドは空の状態(無負荷状態)で
規定のストローク量に至るまで降下する。そして、保持
手段によって上記一番上の部品が保持された後、上記昇
降シリンダを上昇作動させることにより、ピストンロッ
ドは空の状態で上昇を開始するが、一定ストローク量上
昇する途中で、上記係止部材が保持具本体の下面側に当
接し、以後、ピストンロッドは、係止部材を介して保持
具本体を係止しつつ初期位置まで上昇することになる。
上述のように、ピストンロッドのストローク量は上記初
期間隔と上記部品の最高積み重ね高さとの和よりも長く
設定されているので、以上の動作を繰り返して行うこと
により、積み重ね状態にある部品を、一番上の物から一
番下の物まで、上側から順次取り出して供給することが
できる。すなわち、積み重ね状態にある部品を上側から
順次取り出すに際して、装置の構造および取り扱いの複
雑化を招来することなく、簡単な構成で、部品取り出し
に伴う積み重ね高さの変化に対応することができる。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本実施例に係る部品供給
ステーションの全体構成を示す正面説明図であるが、こ
の図に示すように、上記部品供給ステーションには、例
えば自動車の車体ピラーの補強部材とされた部品W(ワ
ーク)を保管するための固定基台2が配設されており、
次工程に供給されるべきワークWはこの固定基台2上に
積み重ね状態で保管されている。上記ワークWとしての
ピラー補強部材は、例えば鋼板素材をプレス加工するこ
とにより、その周縁部分を除いた中央部分を凸状に形成
したもので、容易に積み重ねることができる形状を有し
ており、また、積み重ね状態とすることでスペース的に
最も効率良く保管することができる。尚、上記固定基台
2の上面側の適所には、積み重ねられたワークWの横方
向への不用意な移動を規制するとともに、ワークWの下
面側を支持する複数の支持部材3が取り付けられてい
る。 【0016】上記固定基台2の近傍には、後で詳しく説
明するワーク取出装置10によって固定基台2上から取
り出されたワークWを次工程へ向けて搬送するワーク搬
送装置40が配置されている。該ワーク搬送装置40
は、上記固定基台2の比較的近傍に設定されたセット位
置と次工程への搬出位置との間を移動可能に設けられた
搬送基台41を備えており、該搬送基台41の基部41
bには、ブラケット48を介してベース45に固定され
たシリンダ47のピストンロッド47pが連結されてい
る。また、搬送基台41の上板41aには、次工程への
搬送状態にセットされたワークWの横方向への不用意な
移動を規制するとともに、ワークWの下面側を支持する
複数の支持部材43が取り付けられている。 【0017】上記ベース45には、所定距離を隔てて該
ベース45に固定された固定ブロック45a,45bが設
けられ、この固定ブロック45a,45bに両端部がそれ
ぞれ固定されたガイドレール46がベース45に略平行
に延設されている。一方、上記搬送基台41の基部41
bの下面側には複数の搬送ガイド42が取り付けられて
おり、上記ガイドレール46は、この搬送ガイド42を
スライド自在に挿通して上記固定ブロック45a,45b
間に延設されている。そして、上記シリンダ47を駆動
してピストンロッド47pに伸縮ストローク動作を行わ
せることにより、搬送基台41が、ガイドレール46に
ガイドされつつ、セット位置(図1に示された搬送基台
41の位置)と搬出位置(図1におけるガイドレール46
の左端に相当する位置)との間をガイドレール46に沿
って移動するようになっている。 【0018】次に、上記固定基台2上に積み重ね状態で
保管されたワークWを上側から順次取り出すワーク取出
装置10、及び該ワーク取出装置10をワーク取出位置
と上記セット位置との間で移動させる駆動装置30につ
いて説明する。上記ワーク取出装置10は、固定基台2
の上方に配置され、図2および図3に詳しく示すよう
に、ワークWを保持するための保持手段としてのマグネ
ット装置23を有する保持具本体21と、該保持具本体
21を昇降させる一定ストロークの昇降シリンダ12と
を備えており、該昇降シリンダ12は、上下方向に沿っ
て配設されるとともに、ブラケット15を介してその後
端が装置10のベースプレート11に固定されている。 【0019】該ベースプレート11の昇降シリンダ12
の取付面と反対側には、上下方向に配設されるロッド部
材16,16(ガイドロッド)をそれぞれ挿通させるガイ
ド部材19,19(上下ガイド)が固定されている。上記
各ガイドロッド16は、この上下ガイド19,19をス
ライド自在に挿通した上で、その下端部が保持具本体2
1にねじ込まれてナット18により締結固定されてい
る。尚、各ガイドロッド16の上端側には、抜け止め1
7が固定されている。 【0020】保持具本体21の下面側には、ブラケット
22,22を介して、上記保持手段としての一対のマグ
ネット装置23が取り付けられており、また、両マグネ
ット装置23の間の適所には、ブラケット24を介して
センサ25(ワーク検出センサ)が取り付けられている。
上記各マグネット装置23は、その磁力がワークWを吸
着保持するに十分な値となるように設定されるとともに
脱磁機能を有しており、ワーク取出位置でワークWを取
り出す際には両マグネット装置23の磁力によってワー
クWを把持し、この取り出したワークWをセット位置で
上記搬送基台41上にセットする際には、各マグネット
装置23を脱磁してワークWを離すようになっている。
尚、マグネット装置23にこのような脱磁機能を付与す
る代わりに、搬送基台41側に、上板41a上にセット
されたワークWをマグネット装置23から離反させるた
めの例えば係止機構などを設けるようにしても良い。 【0021】また、上記ワーク検出センサ25は、例え
ばいわゆる近接スイッチで構成され、マグネット装置2
3,23よりも若干量だけ上方に位置するように、その
先端部の上下位置が設定されており、マグネット装置2
3,23によってワークWが保持された際にはワークW
の近接を検知してON信号を出力し、マグネット装置2
3,23がワークWを離した際にはOFF信号を出力す
るようになっている。このワーク検出センサ25からの
出力信号は、ワーク取出装置10,駆動装置30および
ワーク搬送装置40の作動を制御する制御ユニット(不
図示)に入力され、各装置10,30,40は、このワー
ク検出センサ25からの出力信号に基づいて、その作動
タイミング等が制御されるようになっている。 【0022】上記ワーク取出装置10の上方には、該ワ
ーク取出装置10をワーク取出位置とセット位置との間
で移動させる駆動装置30(図1参照)が配設されてい
る。該駆動装置30は、所定距離を隔てて立設された一
対のコラム部材33,34と、上記ワーク搬送装置40
のガイドレール46と略平行に延設されるとともに両コ
ラム部材33,34間に掛け渡して設けられたロッド部
材32(横方向ロッド)と、該横方向ロッド32と平行に
配置され、ブラケット35を介して一方のコラム部材3
3に固定された横方向シリンダ36とを備えている。 【0023】一方、上記保持具本体21と昇降シリンダ
12とが取り付けられたベースプレート11の上部に
は、上記横方向シリンダ36のピストンロッド36pの
先端部がねじ込まれた上でナット37により締結固定さ
れている。また、ベースプレート11の上記締結固定部
よりも下側部分には、上記横方向ロッド32をスライド
自在に挿通させるガイド部材31(横方向ガイド)が一体
的に固定されている。そして、上記横方向シリンダ36
を駆動してピストンロッド36pに伸縮ストローク動作
を行わせることにより、ベースプレート11が(つまり
ワーク取出装置10が)、横方向ロッド32にガイドさ
れつつ、ワーク取出位置(図1において実線で示された
ワーク取出装置10の位置)とセット位置(図1において
2点鎖線で示されたワーク取出装置10の位置)との間
を横方向ロッド32に沿って移動するようになってい
る。 【0024】本実施例では、固定基台2上に積み重ね状
態で保管されたワークWを上側から順次取り出すに際し
て、ワーク取り出しに伴う積み重ね高さの変化(つま
り、積み重ね高さの低下)に対応することができるよう
に、上記該保持具本体21を昇降させる昇降シリンダ1
2のピストンロッド12pは、保持具本体21に対して
一体的には連結されておらず、保持具本体21に対して
上下方向へ自在にスライドできるように延ばされてい
る。すなわち、上記保持具本体21の昇降シリンダ12
に対応する部位には、上下方向の貫通穴21hが形成さ
れており、昇降シリンダ12のピストンロッド12pは
この貫通穴21hをスライド自在に挿通して上下方向に
延びている。 【0025】そして、このピストンロッド12pの下端
側には、保持具本体21の下面側を係止し得る係止部材
13が取り付けられ、該係止部材13の下面側はナット
14で固定されている。従って、保持具本体21は、上
記係止部材13及びピストンロッド12pを介して昇降
シリンダ12によりベースプレート11に昇降可能に支
持されるとともに、その昇降動作が2本のガイドロッド
16および各上下ガイド19によりベースプレート11
に沿って行なわれるようにガイドされることになる。 【0026】また、上記昇降シリンダ12は、そのピス
トンロッド12pが常に一定量だけ伸縮ストロークする
定ストロークシリンダで、ピストンロッド12pのスト
ローク量S(図2参照)が、ワークWの最高積み重ね高さ
Hよりも長くなるように、具体的には、ピストンロッド
12pの初期位置(図1〜図3における実線表示参照)か
らマグネット装置23,23が一番上のワークWに当て
止められる位置(図1および図2における破線表示参照)
に至るまでの高さD(以下、これを初期間隔という)とワ
ークWの最高積み重ね高さHとの和よりも長くなるよう
に(S>H+D)、設定されている。 【0027】以上の構成において、固定基台2上に積み
重ね状態で保管されたワークWを上側から順次取り出す
ために、昇降シリンダを下降作動させてそのピストンロ
ッド12pを初期位置から下降させる場合、ピストンロ
ッド12pは上記係止部材13を介して保持具本体21
の下面側を係止しつつ下降するが、ピストンロッド12
pは保持具本体21に対して上下方向へ摺動自在に延び
ており、かつ、ピストンロッド12pのストローク量S
は上記初期間隔DとワークWの最高積み重ね高さHの和
よりも長く設定されているので、ピストンロッド12p
が予め定められた一定ストローク量(S)下降する途中
で、上記保持具本体21は、これに一体的に取り付けら
れたマグネット装置23,23が上記一番上のワークW
に当て止められることにより下降動作が停止する。つま
り、この時点で、上記係止部材13による保持具本体2
1の係止状態が解除され、以後、ピストンロッド12p
は空の状態(無負荷状態)で規定のストローク量Sに至る
まで降下する。 【0028】そして、両マグネット装置23によって上
記一番上のワークWが保持された後、上記昇降シリンダ
12を上昇作動させることにより、ピストンロッド12
pは空の状態で上昇を開始するが、一定ストローク量
(S)上昇する途中で、上記係止部材13が保持具本体2
1の下面側に当接し、以後、ピストンロッド12pは、
係止部材13を介して保持具本体21を係止しつつ初期
位置まで上昇することになる。上記ピストンロッド12
pが初期位置まで復帰した後、上記駆動装置30が作動
させられ、横方向シリンダ36のピストンロッド36p
が所定量だけストロークしてワーク取出装置10がセッ
ト位置まで移動させられる。そして、この位置でワーク
取出装置10の昇降シリンダ12が再び下降作動させら
れ、取り出したワークWを、ワーク搬送装置40の搬送
基台41上にセットする。このセット状態でマグネット
装置23,23が脱磁されてワークWが離され、搬送基
台41上にワークWがセット状態で支持される。この
後、上記搬送基台41がワーク搬出位置まで移動させら
れるとともに、ピストンロッド12pが初期位置に相当
する高さに戻るまで昇降シリンダ12が上昇作動させら
れる。そして、上記駆動装置30の横方向シリンダ36
が今度は逆方向に作動させられ、ワーク取出装置10
が、固定基台2の上方位置(ワーク取出位置)に復帰させ
られるようになっている。 【0029】上述のように、ピストンロッド12pのス
トローク量Sは上記初期間隔DとワークWの最高積み重
ね高さHの和よりも長く設定されているので、以上の動
作を繰り返して行うことにより、積み重ね状態にあるワ
ークWを、一番上の物から一番下の物まで、上側から順
次取り出して供給することができる。すなわち、積み重
ね状態にあるワークWを上側から順次取り出すに際し
て、従来、固定基台にリフト機構を設けたりあるいは昇
降シリンダ装置をストローク可変機構付きのものとして
いた場合のように、ワーク取出装置10の構造および取
り扱いの複雑化を招来することなく、簡単な構成で、ワ
ークWの取り出しに伴う積み重ね高さの変化に対応する
ことができるのである。 【0030】また、本実施例では、ワークWを保持する
ための保持手段として、ワークWを吸着保持し得る磁力
を有するマグネット装置23,23を用いたので、比較
的簡単な構成で、容易かつ確実に上記部品を吸着保持す
ることができる。 【0031】尚、上記保持手段は、上記のようなマグネ
ット装置23,23に特に限定されるものではなく、例
えば、ワークWを吸着保持し得る真空力を有する真空吸
着手段を用いることもできる。この場合にも、比較的簡
単な構成で、容易かつ確実に上記ワークWを吸着保持す
ることができる。 【0032】また、更に、本実施例では、上記ワーク取
出装置10の上方に駆動装置30が設けられているの
で、上記保持具本体21と昇降シリンダ12とを取り付
けたベースプレート11をワーク取出位置(保管位置)と
セット位置との間で移動させることができ、保管位置に
積み重ね状態で保管されたワークWを上側から順次取り
出して上記部品セット位置に自動的に供給することがで
きる。 【0033】尚、本発明は、以上の実施態様に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例に係る部品供給ステーション
の全体構成を示す正面説明図である。 【図2】 上記部品供給ステーションに配設された部品
供給装置の要部を示す正面説明図である。 【図3】 上記部品供給装置の要部を示す側面説明図で
ある。 【符号の説明】 10…ワーク取出装置 11…ベースプレート 12…昇降シリンダ 12p…昇降シリンダのピストンロッド 13…係止部材 21…保持具本体 23…マグネット装置 30…駆動装置 H…ワークの最高積み重ね高さ S…ピストンロッドのストローク量 W…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−69944(JP,A) 特開 平2−123041(JP,A) 特開 平6−156769(JP,A) 特開 平5−38693(JP,A) 実開 昭59−43443(JP,U) 実開 平1−101732(JP,U) 実開 昭63−158786(JP,U) 実開 平1−81289(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 B65G 59/04 B25J 15/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 積み重ね状態にある部品を上側から順次
    取り出して供給する部品供給装置であって、 上記部品を保持するための保持手段を有する保持具本体
    と、装置のベースプレートに対し上下に向けて固定され
    上記保持具本体を昇降させる一定ストロークの昇降シリ
    ンダとを備え、 該昇降シリンダは、垂直下方に向かって伸長するピスト
    ンロッドを有するとともに、そのピストンロッドのスト
    ローク量が、当該ピストンロッドの初期位置から上記保
    持手段が一番上の部品に当て止められるまでの初期間隔
    上記部品の最高積み重ね高さとの和よりも長く設定さ
    ており上記保持具本体に、上記ピストンロッドの下端側を摺動
    自在に挿通させる上下方向の貫通穴が設けられる一方、 上記ピストンロッドの下端部には、当該ピストンロッド
    が伸縮する際に上記保持具本体の下面側を係止し得る係
    止部材が配設され 上記ピストンロッドが垂直下方に伸長して上記保持具本
    体が下降する際には、上記保持手段が上記部品に当て止
    められた時点で、上記係止部材による上記保持具本体の
    係止状態が解除される、 ことを特徴とする部品供給装置。
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