JP3507627B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

Info

Publication number
JP3507627B2
JP3507627B2 JP21260996A JP21260996A JP3507627B2 JP 3507627 B2 JP3507627 B2 JP 3507627B2 JP 21260996 A JP21260996 A JP 21260996A JP 21260996 A JP21260996 A JP 21260996A JP 3507627 B2 JP3507627 B2 JP 3507627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide pin
disk drive
support plate
cartridge holder
motor support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21260996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1055654A (ja
Inventor
博之 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP21260996A priority Critical patent/JP3507627B2/ja
Publication of JPH1055654A publication Critical patent/JPH1055654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3507627B2 publication Critical patent/JP3507627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクな
どの円盤状の記録媒体を駆動させるためのディスク駆動
装置に関するものである。さらに詳しくは、ディスク駆
動装置に取り付けられたディスク駆動モータを記録媒体
に対して移動させるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カートリッジに収納された光磁気ディス
クなどの円盤状の記録媒体を駆動するためのディスク駆
動装置は、記録媒体を装着するカートリッジホルダと、
記録媒体を回転駆動させるためのディスク駆動モータと
を有する。ディスク駆動モータはモータ支持板に取り付
けられ、カートリッジホルダに対する記録媒体の着脱動
作に連動して、モータ支持板とともにディスク駆動モー
タの軸線方向に昇降移動するようになっている。すなわ
ち、記録媒体がカートリッジホルダに装着されていない
ときには、そこに記録媒体を挿入可能なようにディスク
駆動モータがカートリッジホルダの下方に退避し、記録
媒体をカートリッジホルダに装着すると、ディスク駆動
モータが上昇してカートリッジホルダ内に出現し、記録
媒体の中央部に取り付けられた金属製のハブを保持する
ようになっている。このようにしてディスク駆動モータ
を移動させる機構は、モータ支持板から突出したガイド
ピンと、ガイドピンを案内するガイド溝とから構成さ
れ、ガイドピンがガイド溝に沿って上下に移動すること
により、モータ支持板とともにディスク駆動モータが上
下に移動するようになっている。ここで、モータ支持板
は、従来、樹脂成形により形成されることから、図6に
示すように、ガイドピン70も樹脂成形によってモータ
支持板71と一体に形成されるのが一般的である。な
お、ガイドピン70に対しては、その強度を高めるため
に金属製のスリーブ72を被せることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、モータ支持板71の樹脂成形時にガイドピン7
0も一体に樹脂成形したものでは、ガイドピン70の強
度が小さいので、ガイドピン70に大きめの応力が加わ
ると、ガイドピン70が途中で折れるという問題点があ
る。また、ガイドピン70に金属製のスリーブ72を装
着した場合には、その根元部分で折れるおそれがある。
このようにガイドピン71が折れてしまうと、ディスク
駆動モータが昇降移動できなくなるため、記録媒体をカ
ートリッジホルダに着脱することができなくなってしま
う。
【0004】そこで、本発明の課題は、以上の問題を解
決することにあり、ディスク駆動モータを搭載したモー
タ支持板にガイドピンを設け、このガイドピンをガイド
溝で案内しながらディスク駆動モータの移動を行うタイ
プのディスク駆動装置において、ガイドピンの破損を確
実に防止することのできる構成を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、カートリッジに収納された円盤状の
記録媒体を着脱可能なカートリッジホルダと、該カート
リッジホルダに装着された前記記録媒体を回転駆動する
ディスク駆動モータと、該ディスク駆動モータが取り付
けられ、前記カートリッジホルダに対して対向配置され
たモータ支持板と、前記記録媒体の着脱動作に連動して
前記ディスク駆動モータを前記記録媒体に対して移動さ
せる移動機構とを有し、該移動機構は、前記モータ支持
板から突出するガイドピンと、該ガイドピンを案内する
ガイド溝とを備えるディスク駆動装置において、前記モ
ータ支持板は金属板から構成されているとともに、該金
属板に対する機械加工によりガイドピン取り付け部が形
成され、前記ガイドピン取り付け部は、前記カートリッ
ジホルダ側に向けて前記モータ支持板から直角あるいは
斜めに折れ曲がった立ち上がり面と、該立ち上がり面の
上端から水平に折れ曲がった水平面と、該水平面の端部
から前記カートリッジホルダとは反対方向に向けて垂直
に折れ曲がったガイドピン取付け面を有し、前記ガイド
ピン取り付けからは金属製の前記ガイドピンが突出し
ていることに特徴を有する。
【0006】本発明では、ガイドピンが金属製であるた
め、樹脂成形により形成したガイドピンと違って強度が
大きい。また、ガイドピンは、金属製のモータ支持板へ
の機械加工により形成されたガイドピン取り付けから
突出しているので、根元部分の強度も大きい。それ故、
ディスク駆動装置において加わる大きさの応力位ではガ
イドピンが破損することはない。
【0007】 本発明において、前記立ち上がり面が前
記カートリッジホルダ側に向けて前記モータ支持板から
直角に折れ曲がっている場合には、前記ガイドピンを前
記ガイドピン取り付け面に加締め固定した構成を採用す
ることができる。
【0008】 本発明において、前記立ち上がり面が前
記カートリッジホルダ側に向けて前記モータ支持板から
斜めに折れ曲がっている場合、前記ガイドピンについて
は、前記ガイドピン取り付け面を絞り加工することによ
って前記モータ支持板と一体に形成した構成を採用する
ことができる。この場合には、ガイドピンおよびその根
元部分の強度を高めるために、絞り加工されたガイドピ
ンの中空部に樹脂が充填されていることが好ましい。
【0009】本発明において、前記ディスク駆動モータ
は、軸受ホルダと、該軸受ホルダの外周面から放射状に
突出したステータコアと、該ステータコアに巻かれた巻
線と、前記軸受ホルダの内周面に保持された軸受と、該
軸受によって回転自在に支持された回転軸と、該回転軸
に取り付けられたカップ状のロータケースと、該ロータ
ケースの内周面において前記ステータコアと対峙したロ
ータマグネットから構成され、前記軸受ホルダを、前記
モータ支持板に形成された孔に嵌め込むことにより、前
記カートリッジホルダ側に突出するように取り付けられ
ていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0011】[光磁気ディスクの構造]図1(a)は、
記録媒体がカートリッジに収納された光磁気ディスクを
斜め上方からみた斜視図、図1(b)は、この光磁気デ
ィスクのシャッタ板を開いた様子を斜め上方からみた斜
視図、図1(c)は、この光磁気ディスクのシャッタ板
を開いた様子を斜め下方からみた斜視図である。
【0012】これらの図に示すように、光磁気ディスク
10は、円盤状の記録媒体12を合成樹脂製のカートリ
ッジ11の内部に収納した構成になっている。カートリ
ッジ11は、扁平な略正方形の平面形状を有し、その上
下面には、内部の記録媒体12を露出させるための開口
部15が形成されている。開口部15に対しては、左右
にスライドして開口部15を開閉するシャッタ板13が
取り付けられている。記録媒体12の中央部には円盤状
のハブ14が取り付けられている。シャッタ板13をス
ライドさせて開口部15から記録媒体12を露出させる
と、カートリッジ11の下側の面ではハブ14も露出す
るようになっている。ハブ14は金属製なので、後述す
るディスク駆動装置においてチャッキングマグネットに
磁気吸引されることによって、記録媒体12はディスク
駆動モータによって回転駆動されることになる。
【0013】なお、カートリッジ11の下面部には、カ
ートリッジ11を位置決めするための係合孔111が2
箇所に形成されている。
【0014】[ディスク駆動装置の全体構成]図2は、
本発明を適用したディスク駆動装置の要部を分解した様
子を示す概略斜視図である。
【0015】図2に示すように、ディスク駆動装置60
は、光磁気ディスク10を装着するカートリッジホルダ
20と、カートリッジホルダ20に装着された光磁気デ
ィスク10の記録媒体12を回転駆動するディスク駆動
モータ30と、ディスク駆動モータ30が取り付けられ
たモータ支持板40と、ディスク駆動モータ30および
モータ支持板40を上下移動させるための昇降機構60
0(移動機構)に構成されたスライド板50とから概ね
構成されている。
【0016】カートリッジホルダ20は扁平な略正方形
の平面形状を有し、光磁気ディスク10を装着可能なよ
うに中空となっている。カートリッジホルダ20の前方
は、光磁気ディスク10を挿入するための開口部21と
なっている。カートリッジホルダ20の後方から前方に
向けては切欠き22が形成されている。また、カートリ
ッジホルダ20には、光磁気ディスク10を挿入する動
作に連動して、光磁気ディスクのシャッタ板13をスラ
イドさせる機構(図示せず。)が組み込まれている。こ
のため、カートリッジホルダ20に光磁気ディスク10
を挿入すると、光磁気ディスク10の開口部15から記
録媒体12が自動的に露出し、露出した記録媒体12
は、カートリッジホルダ20の切欠き22の部分に位置
することになる。従って、光ピックアップ装置(図示せ
ず。)は、光磁気ディスク10の記録媒体12に対して
信号の再生・記録を行うことができる。
【0017】ディスク駆動装置60において、カートリ
ッジホルダ20の下方位置にはディスク駆動モータ30
が配置され、このディスク駆動モータ30はモータ支持
板40上に構成されている。ディスク駆動モータ30
は、図3に部分断面図を示すように、モータ支持板40
に形成された孔41に嵌め込まれた軸受ホルダ31と、
軸受ホルダ31の外周面から放射状に突出したステータ
コア33と、ステータコア33に巻かれた巻線34と、
軸受ホルダ31の内周面に保持された軸受32と、軸受
32によって回転自在に支持された回転軸35と、回転
軸35に取り付けられたカップ状のロータケース36、
およびロータケース36の内周面においてステータコア
33と対峙したロータマグネット361から構成されて
いる。ステータコア33の巻線34に電流が流れると、
ロータケース36は回転軸35と共に回転する。ロータ
ケース36の上面は、光磁気ディスク10の記録媒体1
2に取り付けられたハブ14を保持するための、ディス
クチャッキング部39となっている。ディスクチャッキ
ング部39は、ロータケース36の上面に取り付けられ
たチャッキングマグネット38がハブ14を磁気吸引す
ることによって、環状のハブ支持部材37の上面371
にハブ14を保持するようになっている。
【0018】[モータ昇降機構の全体構成]このように
構成したディスク駆動モータ30において、昇降機構6
00は、カートリッジホルダ20に光磁気ディスク10
が装着されていないときはカートリッジホルダ20の下
方にディスク駆動モータ30を退避させ、カートリッジ
ホルダ20に光磁気ディスク10を装着するとディスク
駆動モータ30を上昇させてカートリッジホルダ20内
にディスクチャッキング部39を突出させるようになっ
ている。ここで、昇降機構600は、ディスク駆動モー
タ30が構成されているモータ支持板40と、その下方
位置に配置されたスライド板50とを利用して上記の動
作を行う。
【0019】まず、モータ支持板40には、ディスク駆
動モータ30が構成されている部分から両側に張り出す
延設部分400に、光磁気ディスク10に形成された係
合孔111に嵌まってそれを位置決めするための2本の
アライメントピン42が形成されている。
【0020】また、モータ支持板40において、延設部
分400のアライメントピン42近傍には、モータ支持
板40から上方に向けて断面矩形に折り曲げ形成された
垂直なガイドピン取付け面401と、このガイドピン取
付け面401から水平方向に突出するガイドピン43と
が構成されている。また、モータ支持板40においてデ
ィスク駆動モータ30を挟む両端部分にも同様に、モー
タ支持板40から上方に向けて断面矩形に折り曲げ形成
された垂直なガイドピン取付け面401と、このガイド
ピン取付け面401から水平方向に突出するガイドピン
43とが構成されている。
【0021】これに対して、スライド板50には、モー
タ支持板40の4本のガイドピン43に対応する位置に
4つのガイド部501が垂直に切り起こされ、これらの
ガイド部501のそれぞれにはガイドピン43が出入り
するガイド溝51が形成されている。従って、スライド
板50が水平方向に移動すると、モータ支持板40のガ
イドピン43はガイド溝501に案内されて上方に押し
上げられるので、モータ支持板40およびそこに取り付
けられたディスク駆動モータ30が垂直方向に移動する
ことになる。
【0022】このような動作を図4を参照して詳述す
る。図4(a)は、カートリッジホルダ20に光磁気デ
ィスク10を装着する前の様子を模式的に示す側面図、
図4(b)は、カートリッジホルダ20に光磁気ディス
ク10を挿入する様子を模式的に示す側面図、図4
(c)は、カートリッジホルダ20に光磁気ディスク1
0を装着した後の様子を模式的に示す側面図である。
【0023】図4(a)に示すように、スライド板50
のガイド溝51はいずれも、ガイド部501の一方の側
縁502を開口部513としてそこから他方の側縁50
3に向けて斜め上方に切り込まれた傾斜部511と、そ
こから水平方向に切り込まれた水平部512とから構成
されている。ここで、カートリッジホルダ20に光磁気
ディスク10を装着する前の状態では、ガイドピン43
がガイド溝51の外に位置するので、モータ支持板40
およびディスク駆動モータ30は、カートリッジホルダ
20の下方に退避している。
【0024】この状態から、図4(b)に矢印Aで示す
ように、光磁気ディスク10をカートリッジホルダ20
に挿入すると、この動作に連動してスライド板50が矢
印Bに示す方向に水平移動する。このため、モータ支持
板40のガイドピン43は、ガイド溝51の傾斜部51
1に沿って上方に案内され、モータ支持板40およびデ
ィスク駆動モータ30が、矢印Cに示すように、垂直に
上昇する。
【0025】しかる後に、図4(c)に示すように、ガ
イドピン43がガイド溝51の水平部512まで移動す
ると、モータ支持板40およびディスク駆動モータ30
の上昇が終了する。この状態で、ディスク駆動モータ3
0のディスクチャッキング部39は、カートリッジホル
ダ20の内部に突出して光磁気ディスク10のハブ14
を保持する。この間に、モータ支持板40のアライメン
トピン42もカートリッジホルダ20の内部に突出し、
カートリッジ11に形成されている係合孔111に嵌ま
り、カートリッジホルダ20の位置決めを行う。
【0026】なお、カートリッジホルダ20から光磁気
ディスク10が排出されるときには上記とは逆の動作が
行われ、モータ支持板40およびディスク駆動モータ3
0が下降する。
【0027】[ガイドピンの強度向上のための構造]こ
のような動作を行う際に、ガイドピン43にはモータ支
持板40およびディスク駆動モータ30などの荷重が加
わり、ガイドピン43が破損するおそれがある。そこ
で、本発明ではガイドピン43を以下のように構成し
て、その強度を高めてある。
【0028】まず、本形態では、図3に示すように、モ
ータ支持板40を金属板から構成するとともに、この金
属板に対する機械加工(折り曲げ加工)によりガイドピ
ン取り付け部44が形成されている。このガイドピン取
り付け部44は、モータ支持板40から上方に向けて直
角に折れ曲がった垂直面441と、垂直面441の上端
から水平に折れ曲がった水平面442と、水平面442
の端部から下方に向けて垂直に折れ曲がったガイドピン
取付け面401とから構成されている。ここで、ガイド
ピン43は、円筒形状のガイドピン本体431と、ガイ
ドピン本体431の基部から突出した筒状の連結部43
2とから構成された金属製の部品であり、連結部432
がガイドピン取り付け面401に垂直な姿勢で加締め固
定されている。
【0029】このように、本形態では、ガイドピン43
が金属製であるため、樹脂成形により形成したガイドピ
ンと違って強度が大きい。また、ガイドピン43は、金
属製のモータ支持板40への機械加工により形成された
ガイドピン取り付け部44から突出しているので、根元
部分の強度も大きい。それ故、モータ支持板40および
ディスク駆動モータ30からの荷重、ガイド溝51との
摩擦や衝撃などがガイドピン43に加わっても、この程
度の応力位ではガイドピン43が破損することはない。
また、ガイドピン43はガイドピン取り付け部44に加
締め固定されているため、不用意に外れることもない。
【0030】[その他の実施の形態]上記の形態では、
モータ支持板40のガイドピン取り付け部44に別部材
のガイドピン43を加締め固定した構造であったが、ガ
イドピン43を別部材とせずに、それをモータ支持板4
0と一体に形成してもよい。すなわち、本形態では、図
5に示すように、モータ支持板40を金属板から構成す
るとともに、この金属板に対する機械加工(折り曲げ加
工)によりガイドピン取り付け部44が形成されてい
る。このガイドピン取り付け部44は、モータ支持板4
0から上方に向けて折れ曲がった傾斜面443と、傾斜
面443の上端から水平に折れ曲がった水平面444
と、水平面444の端部から下方に向けて垂直に折れ曲
がったガイドピン取付け面445とから構成されてい
る。ここで、ガイドピン取付け面445には、この面に
対する絞り加工によって水平方向に突出したガイドピン
48が一体に形成されている。
【0031】このように構成したガイドピン48も金属
製であるため、樹脂成形により形成したガイドピンと違
って強度が大きい。また、ガイドピン48は、金属製の
ガイドピン取り付け部44から突出しているので、根元
部分の強度も大きい。それ故、モータ支持板40および
ディスク駆動モータ30からの荷重などがガイドピン4
8に加わっても、この程度の応力位ではガイドピン48
が破損することはない。また、ガイドピン48はモータ
支持板40と一体であるため、加工コストや部品コスト
を低減できるとともに、ガイドピン48の根元部分の強
度が大きい。
【0032】さらに、本形態では、図5に示すように、
ガイドピン48およびガイドピン取り付け部44の内側
に樹脂45を充填しておくと、その分ガイドピン48お
よびガイドピン取り付け部44の強度がさらに向上する
という利点がある。
【0033】なお、本発明を適用したディスク駆動装置
は光磁気ディスク用に限らず、3.5インチの磁気記録
ディスク用に構成してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク駆動装置では、モータ支持板を金属板から構成する
とともに、該金属板に対する機械加工によりガイドピン
取り付け部を形成し、さらに、このガイドピン取り付け
部から金属製のガイドピンが突出していることに特徴を
有する。従って、本発明によれば、ガイドピンが金属製
であるため、樹脂成形により形成したガイドピンと違っ
て強度が大きい。また、ガイドピンは、金属製のガイド
ピン取り付け部から突出しているので、根元部分の強度
も大きい。それ故、ディスク駆動装置においてかかり得
る大きさの応力位でガイドピンが破損することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、光磁気ディスクを斜め上方からみた
斜視図、(b)は、光磁気ディスクのシャッタ板を開い
た様子を斜め上方からみた斜視図、(c)は、光磁気デ
ィスクのシャッタ板を開いた様子を斜め下方からみた斜
視図である。
【図2】本発明を適用したディスク駆動装置を分解した
様子を示す概略斜視図である。
【図3】本発明を適用したディスク駆動装置において、
モータ支持板に構成したディスク駆動モータおよびガイ
ドピンを拡大して示す断面図である。
【図4】(a)は、カートリッジホルダに光磁気ディス
クを装着する前の様子を模式的に示す側面図、(b)
は、カートリッジホルダに光磁気ディスクを挿入する様
子を模式的に示す側面図、(c)は、カートリッジホル
ダに光磁気ディスクを装着した後の様子を模式的に示す
側面図である。
【図5】本発明の別の実施の形態に係るガイドピンを示
す断面図である。
【図6】従来のガイドピンを示す断面図である。
【符号の説明】
10 光磁気ディスク 11 カートリッジ 12 記録媒体 20 カートリッジホルダ 30 ディスク駆動モータ 40 モータ支持板 43、48 ガイドピン 44 ガイドピン取り付け部 50 スライド板 51 ガイド溝 60 ディスク駆動装置 600 昇降機構(移動機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 25/04 101 G11B 17/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに収納された円盤状の記録
    媒体を着脱可能なカートリッジホルダと、該カートリッ
    ジホルダに装着された前記記録媒体を回転駆動するディ
    スク駆動モータと、該ディスク駆動モータが取り付けら
    れ、前記カートリッジホルダに対して対向配置されたモ
    ータ支持板と、前記記録媒体の着脱動作に連動して前記
    ディスク駆動モータを前記記録媒体に対して移動させる
    移動機構とを有し、該移動機構は、前記モータ支持板か
    ら突出するガイドピンと、該ガイドピンを案内するガイ
    ド溝とを備えるディスク駆動装置において、 前記モータ支持板は金属板から構成されているととも
    に、該金属板に対する機械加工によりガイドピン取り付
    け部が形成され、 前記ガイドピン取り付け部は、前記カートリッジホルダ
    側に向けて前記モータ支持板から直角あるいは斜めに折
    れ曲がった立ち上がり面と、該立ち上がり面の上端から
    水平に折れ曲がった水平面と、該水平面の端部から前記
    カートリッジホルダとは反対方向に向けて垂直に折れ曲
    がったガイドピン取付け面を有し、 前記ガイドピン取り付け面からは金属製の前記ガイドピ
    ンが突出していることを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記立ち上がり面
    は、前記カートリッジホルダ側に向けて前記モータ支持
    板から直角に折れ曲がり、 前記ガイドピンは、前記ガイドピン取り付け面に加締め
    固定されていることを特徴とするディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記立ち上がり面
    は、前記カートリッジホルダ側に向けて前記モータ支持
    板から斜めに折れ曲がり、 前記ガイドピンは、前記ガイドピン取り付け面を絞り加
    工することによって前記モータ支持板と一体に形成され
    ていることを特徴とするディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記の絞り加工され
    たガイドピンの中空部には樹脂が充填されていることを
    特徴とするディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記ディスク駆動モータは、軸受ホルダと、該軸受ホル
    ダの外周面から放射状に突出したステータコアと、該ス
    テータコアに巻かれた巻線と、前記軸受ホルダの内周面
    に保持された軸受と、該軸受によって回転自在に支持さ
    れた回転軸と、該回転軸に取り付けられたカップ状のロ
    ータケースと、該ロータケースの内周面において前記ス
    テータコアと対峙したロータマグネットから構成され、 前記軸受ホルダは、前記カートリッジホルダ側に突出す
    るように、前記モータ支持板に形成された孔に嵌め込ま
    れていることを特徴とするディスク駆動装置。
JP21260996A 1996-08-12 1996-08-12 ディスク駆動装置 Expired - Fee Related JP3507627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21260996A JP3507627B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21260996A JP3507627B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 ディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1055654A JPH1055654A (ja) 1998-02-24
JP3507627B2 true JP3507627B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=16625528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21260996A Expired - Fee Related JP3507627B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3507627B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1055654A (ja) 1998-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4802158A (en) Disc clamping device for a disc cartridge player
KR940003660B1 (ko) 자기디스크 기록재생장치
US6570836B2 (en) Disk clamping mechanism
JPS6242346B2 (ja)
US20110138407A1 (en) Spindle motor and clamper
JP3507627B2 (ja) ディスク駆動装置
JP2781496B2 (ja) スピンドルモータ
JP3018535B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3356086B2 (ja) ディスクのクランプ装置
JP3128884B2 (ja) ディスクカートリッジ
US6246539B1 (en) Disk chucking mechanism
JPS6387677A (ja) デイスクカ−トリツジ
JP3419896B2 (ja) ディスク装置
JP3208806B2 (ja) 光ディスク
KR101070042B1 (ko) 모터 장치 및 상기 모터 장치를 제조하는 제조 방법
JP3458497B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3386973B2 (ja) 光ディスク装置
JPH0997470A (ja) ディスク装置
JPS6232370Y2 (ja)
WO2005071682A1 (en) Disk cartridge having centering means
JP2003319604A (ja) ディスクドライブ装置およびシステム
EA004525B1 (ru) Адаптер для оптических дисков
JPS61160871A (ja) 磁気デイスク回転装置
JPH087517A (ja) クランプ内蔵型カートリッジおよびその組立方法
JPH10188510A (ja) ディスク記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031219

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees