JP3507306B2 - 帯電部材、該帯電部材の製造方法、及び該帯電部材または該製造方法により製造された帯電部材を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
帯電部材、該帯電部材の製造方法、及び該帯電部材または該製造方法により製造された帯電部材を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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Description
置され、電圧を印加されることにより該被帯電体を帯電
する帯電部材及びその製造方法に関する。
製造方法により製造された帯電部材を有するプロセスカ
ートリッジ及び電子写真装置に関する。
の画像形成装置に用いられる帯電手段として、接触帯電
方式の帯電手段の採用が進められている。接触帯電は、
被帯電体に接触配置された帯電部材に電圧を印加するこ
とによって被帯電体を所定の極性及び電位に帯電させる
ものであり、電源の電圧を低くすることができる、オゾ
ンなどのコロナ生成物の発生を少なくすることができ
る、及び構造が簡単で低コスト化を図ることができるな
どの利点がある。
する方式(DC印加方式)の他に、直流電圧を接触帯電
部材に印加したときの被帯電体の帯電開始電圧の2倍以
上のピーク間電圧を有する振動電界(時間と共に電圧値
が周期的に変化する電界)を接触帯電部材と被帯電体と
の間に形成して被帯電体面を帯電処理する手法(AC印
加方式)があり、この方がより均一な帯電をすることが
可能である。
せる帯電部材の形状や形態から、帯電部材をローラ状部
材(帯電ローラ)としたローラ型帯電器(特開昭63−
7380号及び同56−91253号公報など)、ブレ
ード状部材(帯電ブレード)としたブレード型帯電器
(特開昭64−24264号及び同56−194349
号公報など)及びブラシ状部材(帯電ブラシ)としたブ
ラシ型帯電器(特開昭64−24264号公報など)な
どに大別される。
帯電体に所定の圧力で圧接され、被帯電体の移動に伴い
従動回転する。
設けた芯金と、該芯金の外周にローラ状に設けた導電性
の弾性層と、更にその外周に設けた表面層などを有する
多層構造体である。
の形状を維持するための剛体であると共に、給電電極と
しての役割を有している。
Ω・cmの体積固有抵抗を有すること、及び弾性変形す
ることにより被帯電体との均一な接触を確保する機能が
要求されるため、通常、導電性が付与されたゴム硬度
(JIS A)70度以下の柔軟性を有する加硫ゴムが
使用される。そして、従来の帯電ローラには、弾性層と
してゴム発泡体(またはスポンジ状ゴム)を使用した発
泡タイプとゴム発泡体を使用しないソリッドタイプがあ
った。また、上記表面層は被帯電体の帯電均一性を向上
させ、被帯電体表面のピンホールなどに起因するリーク
の発生を防止すると共に、トナー粒子や紙粉などの固着
を防止する機能、更には弾性層の硬度を低下させるため
に用いられるオイルや可塑剤などの軟化剤のブリードを
防止する機能なども有している。表面層の体積固有抵抗
は通常105 〜1013Ω・cmであり、従来、導電性塗
料を塗布すること、あるいはシームレスチューブを被覆
することなどにより形成されていた。
収縮性チューブを使用する方法と、非熱収縮性チューブ
を使用する方法がある。熱収縮性チューブを用いる場合
は、芯金あるいは芯金上に弾性体を形成した弾性ローラ
を内面にプライマーが塗布された熱収縮性チューブに挿
入し、全体を加熱してチューブを収縮させてローラ外周
に被覆する。また、非熱収縮性チューブを用いる場合
は、円筒状金型の内壁に非熱収縮性チューブを長手方向
に引張りながら配置してチューブと円筒状金型内壁との
間を減圧してチューブを内壁に密着した状態にし、芯金
外周に弾性体を形成した弾性ローラを挿入した後、加熱
融着してローラ外周にチューブを被覆していた。
製造工程は簡単であるが、熱収縮性チューブの製造が難
しく、偏肉は避けられず、しかも高価であった。また、
収縮性の調整も難しく、皺が発生してしまうなどの問題
もあった。また、非熱収縮性チューブを用いる場合、非
熱収縮性チューブは偏肉のない均一な厚さのチューブが
廉価で得られるが、表面層が多層構造のローラの製造に
は工程上熟練を要し、皺が発生したり、チューブがねじ
れたりするなどの問題が発生し易かった。
合、ピンホールなどの不具合は避けることができ、膜厚
のコントロールも比較的容易である。しかし、従来のチ
ューブの場合、30μm以下の薄い膜厚のチューブの成
形は非常に困難なため、多層の抵抗層を、単一層のチュ
ーブを複数個用意して一個づつ外嵌処理することによ
り、重ね合わせて形成した場合、抵抗層全体の肉厚が厚
くなるため、希望する抵抗値のローラが得難いという欠
点を有していた。
層の抵抗値の局所的な不均一や表面層の凹凸に起因する
帯電不良が生じない帯電部材を提供することにある。
熱収縮性チューブで形成する場合であっても、皺が発生
したり、チューブがねじれることがなく、所望する機能
性複層膜が得られ、発泡弾性層外周に被覆できる帯電部
材の製造方法を提供することにある。
チューブとして被覆することが困難な薄肉の層が含まれ
ていても、簡易な工程で、低コストで製造できる帯電部
材の製造方法を提供することにある。
は上記製造方法により製造された帯電部材を有するプロ
セスカートリッジ及び電子写真装置を提供することにあ
る。
と、該芯金外周上の発泡弾性体層と、該発泡弾性体層外
周上の機能性複層膜とを有する帯電部材において、該機
能性複層膜として、30μm以下の層を含む複数層から
なる複層チューブが該発泡弾性体層外周に被覆されてお
り、該機能性複層膜が内部層と外部層の2層からなり、
該内部層の抵抗値Riと該外部層の抵抗値Roとの比R
i/Roが0.1以上1.0未満であり、かつ0.01
MΩ<Ri,Ro<1MΩ、Ri<Roであることを特
徴とする帯電部材である。
弾性体層と、該発泡弾性体層外周上の機能性複層膜とを
有し、該機能性複層膜として、30μm以下の層を含む
複数層からなる複層チューブが該発泡弾性体層外周に被
覆されており、該機能性複層膜が内部層と外部層の2層
からなり、該内部層の抵抗値Riと該外部層の抵抗値R
oとの比Ri/Roが0.1以上1.0未満であり、か
つ0.01MΩ<Ri,Ro<1MΩ、Ri<Roであ
る請求項1に記載の帯電部材の製造方法であって、該機
能性複層膜の被覆を、単独でチューブとして形成し被覆
することが困難な薄肉の層を含む複数層を縦型押出し機
により同時に押出して複層チューブを形成した後、該複
層チューブを該発泡弾性体層外周に被覆することによっ
て行うことを特徴とする帯電部材の製造方法である。
電部材を一体に支持し、または、電子写真感光体、帯電
部材並びに現像手段及びクリーニング手段の一方または
両方の手段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自
在であるプロセスカートリッジにおいて、該帯電部材
が、該電子写真感光体に接触配置され、電圧を印加され
ることにより該電子写真感光体を帯電する帯電部材であ
って、上記帯電部材または上記製造方法により製造され
た帯電部材であることを特徴とするプロセスカートリッ
ジである。
部材、露光手段、現像手段及び転写手段を有する電子写
真装置において、該帯電部材が、該電子写真感光体に接
触配置され、電圧を印加されることにより該電子写真感
光体を帯電する帯電部材であって、上記帯電部材または
上記製造方法により製造された帯電部材であることを特
徴とする電子写真装置である。
明する。
ラともいう)1′の一例を示すもので、電子写真装置の
帯電器として使用するものである。この帯電ローラは、
ステンレススチール、めっき処理した鉄、黄銅及び導電
性プラスチックなどの良導電性材料からなる芯金1の外
周に導電性の弾性材料からなる発泡弾性体層2を設け、
更にこの発泡弾性体層2の外周にチューブ状の機能性複
層膜3を被覆したものである。図1の場合、機能性複層
膜は内部層3(i)と外部層3(o)からなる。
電性を有する弾性材料としては、導電材を配合した発泡
導電性ゴム組成物あるいは導電性ポリウレタンフォーム
を用いることができる。
るゴム成分としては、特に制限されるものではないが、
エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)、ク
ロロプレン、クロロスルフォン化ポリエチレンに導電材
を配合したものの発泡体、エピクロルヒドリンとエチレ
ンオキサイドとの共重合ゴムの発泡体またはエピクロル
ヒドリンとエチレンオキサイドとの共重合ゴムに導電材
を配合したものの発泡体を好適に使用することができ
る。
は、カーボンブラック、黒鉛、金属及び導電性の各種金
属酸化物(酸化錫及び酸化チタンなど)などの導電性粉
体や、カーボンファイバー及び金属酸化物の短繊維など
の各種導電性繊維を用いることができる。その配合量
は、全ゴム成分100重量部に対して好ましくは3〜1
00重量部、特に好ましくは5〜50重量部であり、こ
れにより発泡弾性体層2の体積抵抗を101 〜109 Ω
・cm程度に調整することが好ましい。なお、この発泡
弾性体層2の形成は、公知の加硫成形法により行うこと
ができ、その厚さは帯電ローラの用途などに応じて適宜
設定されるが、通常1〜20mmが好ましい。
に機能性複層膜3をチューブの形態で被覆する。この場
合、この機能性複層膜3を構成する熱可塑性樹脂として
は、押出し成形可能な熱可塑性樹脂であればいずれのも
のでもよく、具体的には、エチレンプロピレンゴム(E
PDM)、エチレン酢酸ビニル、エチレンエチルアクリ
レート、エチレンアクリル酸メチル、スチレンブタジエ
ンゴム、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン6、ナ
イロン66、ナイロン11、ナイロン12及びその他の
共重合ナイロンなどのポリアミド、スチレンエチレンブ
チル、エチレンブチル、ニトリルブタジエンゴム、クロ
ロスルホン化ポリエチレン、多硫化ゴム、塩素化ポリエ
チレン、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、1,2−
ポリブタジエン、イソプレンゴム及びポリノルボルネン
ゴムなどの通常のゴム、及びスチレン−ブタジエン−ス
チレン(SBS)及びスチレン−ブタジエン−スチレン
の水添加物(SEBS)などの熱可塑性ゴムを使用する
ことができ、特に制限されるものではない。
るエラストマー及び変性体などのエラストマーと、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)及びポリブチレンテレフタレート(PB
T)などの飽和ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリアセタール、アクリロニト
リルブタジエンスチレン、ポリスチレン、ハイインパク
トポリスチレン(HIPS)、ポリウレタン、ポリフェ
ニレンオキサイド、ポリ酢酸ビニル、ポリフッ化ビニリ
デン、ポリテトラフルオロエチレン、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS)、アクリロニト
リル−エチレン/プロピレンゴム−スチレン樹脂(AE
S)及びアクリロニトリル−アクリルゴム−スチレン樹
脂(AAS)などのスチレン系樹脂及びアクリル樹脂、
塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、などの各樹脂及
び共重合体からなる材料の組み合わせが好ましい。
例えばアルミニウム、銅、鉄、またはこれらを含む合金
などの良導体が好適に用いられる。本発明に用いられる
芯金は、0.1〜1.5mm程度の厚さを有する金属管
であっても、また棒状であってもよい。
層膜について説明する。本発明における機能性複層膜は
予めシームレスチューブの形態に成膜された重合体であ
って、前記芯金(金属層)外周上の発泡弾性体層に外嵌
し、密着させて被覆する。
で所望層数の機能性複層膜3を形成することができる。
図2の(a)は2種2層用、(b)は2種3層用、
(c)は3種3層用である。
及び共重合体などは前記したものであり、後述する導電
材などを適宜配合することにより、所望の特性を有する
チューブ構成が得られる。
び熱可塑性樹脂から選ばれた2種以上の重合体からなる
ポリマーアロイまたはポリマーブレンドも使用できる。
種重合体と、下記の導電材及び必要ならばその他の添加
剤からなる導電性重合体組成物を押出成形法、射出成形
法及びブロー成形法などによりチューブ状に成膜するこ
とにより得ることができる。上記各種成形法のうちでは
押出成形法が特に好適である。
厚均一性、また導電材などの分散性がより均一であるも
のを得るためには、縦型のチューブ押出し機(図3)を
使用する。
使用でき、例えば、カーボンブラック及びグラファイト
などの炭素微粒子;ニッケル、銀、アルミニウム及び銅
などの金属微粒子;酸化スズ、酸化亜鉛、酸化チタン、
酸化アルミニウム及びシリカなどを主成分とし、これに
原子価の異なる不純物イオンをドーピングした導電性金
属酸化物微粒子;炭素繊維などの導電性繊維;ステンレ
ス繊維などの金属繊維;炭素ウイスカやチタン酸カリウ
ムウイスカの表面を金属酸化物や炭素などにより導電化
処理した導電性チタン酸カリウムウイスカなどの導電性
ウイスカ;及びポリアニリン及びポリピロールなどの導
電性重合体微粒子などが挙げられる。
ブは単に上記各種成形法により形成しただけでも使用で
きるが、例えばより優れた耐久性や耐環境性などを得る
ことを目的として、上記各種成形法により得られたシー
ムレスチューブを更に架橋させて導電性架橋重合体とす
ることもできる。チューブ状に成膜された導電性重合体
を架橋させる方法としては、重合体の種類に応じて硫
黄、有機過酸化物及びアミン類などの架橋剤を予め添加
しておき、高温下に架橋結合を生成させる化学的架橋法
や、電子線やγ線などの放射線を照射することにより架
橋させる放射線架橋法などが有効である。上記各種架橋
法のうちでは電子線架橋法が架橋剤またはその分解生成
物の移行による被帯電体の汚染の恐れがなく、更に、高
温処理の必要がない点及び安全性の点で好ましい。
は、104 〜107 Ω・cmであることが好ましく、特
には105 〜106 Ω・cmであることが好ましい。
した極薄層のチューブが一体的に同時に形成されている
ので、各層を必要以上に厚い膜とすることもなく、全体
構成の中で、発泡弾性体層の柔軟性を効果的に引き出す
ことが可能となっている。
方法で成膜することができるが、前記のように押出法が
好適である。即ち、予め重合体と導電材及び必要に応じ
て、架橋剤、安定剤及びその他の添加剤を混合したコン
パウンドを製造し、該コンパウンドを押出機によりリン
グ状スリットを有するダイスより押出し、冷却すること
によって連続的にシームレスチューブを製造することが
できる(図3)。冷却の途中でまたは冷却後再加熱して
空気加圧などの手段を用いてチューブ径を拡大すれば熱
収縮チューブが得られ、拡大処理をしなければ非熱収縮
チューブが得られる。
非熱収縮性と熱収縮性のいずれであってもよいが、実施
例では非熱収縮性のものを採用している。
層と機能性複層膜の密着性を確保するためにはチューブ
内径は発泡弾性体層外径以下であることが必要である。
圧縮空気を吹き込むことによりチューブ径を拡大させた
状態で芯金を有する発泡弾性体層を挿入し、空気圧を解
除すれば外嵌処理が完了する。
径は発泡弾性体層外径より大きいことが好ましく、芯金
を有する発泡弾性体層を挿入した後、恒温槽の中で所定
時間加熱するなどの方法で発泡弾性体層に密着するよう
チューブを熱収縮させることにより外嵌処理が完了す
る。しかし、熱収縮チューブの場合、収縮後の膜厚が最
終的な機能性複層膜の膜厚となるため、不測因子が入り
易く、膜厚や分散剤の均一性が得難い。
より説明する。成形に用いるダイス4には、空気導入用
の中央通孔5の周囲に内外二重の環状の押出し流路6,
7が設けられており、成形に際しては中央通孔5から空
気を吹き込みながら、内側流路6に第1押出機8から機
能性複層膜を構成する内部層用エラストマーを、また外
側流路7に第2押出機9から機能性複層膜を構成する外
部層用エラストマーをそれぞれ加圧注入し、内部層3
(i)と外部層3(o)を重ね合わせ一体化して押し出
して得られた機能性複層膜のチューブ3の内部を空気で
膨らませながら、その外周に設けた水冷リング10にて
冷却し、これをチューブ送り装置により引っ張り、所定
長さに順次切断し、帯電ローラ用の機能性複層膜とし
て、次工程にて、芯金1を有する発泡弾性体層に被覆す
る。図3中、チューブ送り装置の22はタイミングプー
リー、23は送りベルトである。
多層同時押出し成形により形成することにより、単独で
チューブとして被覆することが困難な薄肉の層を含む機
能性複層膜を被覆することができる。
を持たせるべく0.1〜1.0MΩの抵抗の樹脂層を配
置し、内部層に0.01〜1.0MΩの樹脂層を配置す
ることは容易で、帯電ローラの如き、ローラの表面電位
のコントロールが必要なローラには理想的な機能性複層
膜となる。
せ一体とする工程が必要な場合、各層の材料が同種の樹
脂であれば、内外層間の接着性は問題ないものの、異種
の樹脂では各層間の接着性が不十分となり易い。これに
対し、本発明においては異種の樹脂を用いても、同時複
層押出し過程で高熱状態で接触することによって、複層
となって外に押出され、その状態で固定されるので、帯
電部材として十分な密着性が得られる。
ーブ3の内径は特に制限されるものではなく、これを用
いるローラの外径によって決定されるが、直径10〜2
0mmの小径チューブを使用するのが一般的である。
ーブ3を用いて帯電ローラや現像ローラを製造する場合
には、図1に示すように予め金属芯金1の外周に発泡弾
性体層2を被覆したローラの外周に、機能性複層膜のチ
ューブ3を嵌め込めばよい。
ブ3の内径は発泡弾性体層2の外径よりもやや小さめで
あることがローラの仕上がりにおいて皺などを生じない
ことから好ましく、例えば製品としてのローラの外径が
12.0mmで、機能性複層チューブ3の肉厚が内外層
を併せて0.1mmの場合、芯金を有する発泡性弾性層
の外径を11.9mmにして、機能性複層膜のチューブ
3の内径を11mm程度にすることが望ましい。
際に、必要に応じてその内面またはローラの外周にプラ
イマー処理して接着してもよいが、この処理を行わない
で圧着により固着することも可能である。
す縦型押出機成形により多層一体成形されているため、
内外層に機能分離させて肉厚を必要十分な厚みで、帯電
ローラの設計上必要とする抵抗値に広範囲に対応した抵
抗層を得ることができ、また、表面に離型性を持った薄
層を配置させることもでき、その結果、表面にピンホー
ルなどの不具合がなく、帯電ムラのない表面電位の安定
した帯電ローラを低コストで製造することが可能とな
る。
導電性制御層とした場合 抵抗調整層は材料そのものが適切な抵抗値を有する樹脂
を用いてもよく、またはカーボン及び導電性金属酸化物
などの導電粉を混合して抵抗値を調整した樹脂でもよ
い。この例の各層材料を同時押し出しにより一体となっ
た複層の機能性チューブを形成することができる。本発
明においては、縦型押出し装置を用いてチューブの形成
を行う。横型の押出し装置では、押出されたチューブの
流れ方向が重力に対して直交した配置であるために、チ
ューブ円周方向に重力の影響が働き、特に押出された直
後の熱い状態でその影響を受けるため、本発明で用いる
電子写真用途には、精細性に欠けるものと考えられた。
mの棒材に押出し、長さ260mmに切断後、これに化
学メッキを厚さ約3μm施したものを用意した。
外径11.5mmのホース状の発泡弾性体層[(エチレ
ン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)に、加硫剤
と発泡剤を配合し、混合したものを押出し成形機により
ホース状に成形し、加硫缶内で発泡させたもの]を長さ
225mmに切り、その中心孔に、前記した直径5m
m、長さ260mmの芯金を挿入した。
層膜の外部層の材料として、スチレン系の樹脂(スチレ
ン−エチレン・ブチレン−オレフィン共重合樹脂、商品
名ダイナロン、日本合成ゴム社製)100重量部、ポリ
エチレン20重量部及びカーボンブラック(商品名ケッ
チェンブラックEC、ライオンアクゾ社製)15重量部
をV型ブレンダーで数分間混合した。これを更に加圧式
ニーダーを用いて190℃で10分間溶融混練した。更
に、冷却後、粉砕機で粉砕し、単軸押出し機でペレット
化した。
トマー100重量部、カーボンブラック(ケッチェンブ
ラックEC)15重量部、酸化マグネシウム10重量部
及びステアリン酸カルシウム1重量部を、外部層の材料
と同様の工程でペレット化した。
3参照)を用いて、これらを一つのクロスヘッドで2重
層となるように合流し、適温の熱水(40℃〜90℃)
10中に押出し、更に冷却し引き取った(22,2
3)。このようにして、外径約11mmの機能性複層膜
のチューブを得た。内径4.5mm、外径11.5mm
のホース状の発泡弾性体層を長さ225mmに切り、径
5mm×長さ260mmの芯金(金属層)を挿入した。
これに上記機能性複層チューブ3を230mm長さに切
断したものを、チューブ被覆装置(不図示)により発泡
弾性体層外周に嵌め込み、圧密着させた。なお、機能性
複層膜の内部層の抵抗値Ri(0.1MΩ)と外部層の
抵抗値Ro(0.2MΩ)との比Ri/Roは、0.5
となり、0.1<Ri/Ro<1.0の範囲にあり、使
用目的範囲内で、何ら不都合はなかった。
プリンター;ヒューレットパッカード社製レーザージェ
ット2−P)の一次帯電器に用いて画像形成を行った結
果、機能性複層膜3と発泡弾性体層2の間に隙間が発生
することなく、機能性複層膜3に皺が寄ることもなく、
良好な画像が得られた。なお、帯電ローラの電気抵抗は
図4に示したように、帯電ローラ1′の外周面に1cm
幅の銅板25を巻き付け、芯金1と銅板25との間に電
源24より1000Vの電圧を印加し、このとき流れる
電流値Iから抵抗値Rを式R=V/Iにより求めた。
外周に更に極薄膜の離型性層を設けた以外は同様にして
帯電部材を作製した。この場合、図2(C)の装置が好
ましく用いられる。
レードが使用できるが、チューブ形状に押出し成形する
際の成形性を考慮すると、所謂、軟質フッ素樹脂の適用
が望ましい。
「セフラルソフト」の各種グレードがある。幹ポリマー
にフッ化ビニリデン(VDF)系の共重合フッ素ゴムを
用い、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)を枝ポリ
マーに用いたもので、前記した機能性複層膜の内部層、
外部層の融点に近く調製されたものならば使用可能範囲
にある。
した。
熱可塑性ポリウレタンエラストマー:10重量部、カー
ボンブラック;15重量部を溶融混合しペレット化した
後、機能性複層膜となるチューブ押し出し成形装置の供
給口に供給し、複層膜を形成した。
により測定した。即ち、図4に示すように帯電ローラ
1′上に幅10mmのアルミ箔(または銅薄板)25を
巻き、芯金と該アルミ箔などの間に電源24より直流2
50Vを印加し、そのときに流れる電流を計測し、芯金
とアルミ箔などの間の抵抗値を算出した。そして、アル
ミ箔などの位置を移動することにより、帯電ローラの長
手方向の抵抗値の局所的な変動を測定した。このように
して測定した上記帯電ローラの局所的抵抗値は0.6〜
0.9MΩであり、極めて均一性が高いことがわかっ
た。なお、機能性複層膜の内部層の抵抗値Ri(0.2
MΩ)と外部層の抵抗値Ro(0.8MΩ)との比Ri
/Roは、0.25であり、0.1<Ri/Ro<1.
0の範囲にあり、使用目的範囲内で、何ら不都合はなか
った。
Ro<0.5の範囲で、より望ましい結果が得られてい
る。更に、目視により上記帯電ローラの表面を観察した
結果、凹凸及び皺などの不都合は見られなかった。
品名EP−L、キヤノン社製)に搭載し、該カートリッ
ジをレーザービームプリンター(商品名Laser S
hot A404、キヤノン社製)に装着して25℃、
50%RHの環境下で3500枚の画像を出力し、目視
により出力画像の画質を評価した結果、全く異常が認め
られなかった。
る。
様に形成した。次に、実施例1と同じ材料の内部層と外
部層の被覆チューブを別々に形成し順次被覆した。な
お、それぞれの層の厚みは、単一層でチューブ形成及び
被覆可能な厚みである外部層約300μm、内部層約5
00μmとした。
期画像では問題はなかったが、高温高湿(32.5℃、
85%RH)環境下あるいは低温低湿(15℃、10%
RH)環境下では、画像出力枚数が増えるに従って画像
欠陥が現れ、1000枚を超えると顕著になった。た。
これは、チューブ形状で押出されて、冷却されていくの
に要する時間が長く、チューブが押出し機から引き出さ
れる間に長手方向に延伸力が掛かるため、チューブに配
合した導電材粒子の配向に起因して画像上の欠陥が現れ
たものと思われる。但し、1000枚で判断のつかない
ものは、4000枚まで画像出しを行い、確認した。
の局所的抵抗値を測定したところ、実施例1より不均一
であることが分った。また、この比較例の内部層の抵抗
値Riは0.4MΩであり、外部層の抵抗値Roは0.
3MΩであり、その比Ri/Roは1.3であり、0.
1<Ri/Ro<1.0の範囲に収まらなかった。
比較例共に問題になるようなものは観測されなかった。
ちなみに、Riが大きい試料では、帯電部材の形態とな
ったときの抵抗が大きくなり、印加電圧を当初の設計値
より高くしなくてはならなく、また、Riが小さ過ぎる
と、直接外部層に電圧がかかるため、耐圧性に問題がで
る。Roが大き過ぎると耐圧性は改善されるが、電荷の
離れが良くなく、小さ過ぎると、耐圧性に問題がでる。
カートリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す。
矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体13
は、回転過程において、本発明の帯電部材1′によりそ
の周面に正または負の所定電位の均一帯電を受け、次い
で、スリット露光やレーザービーム走査露光などの像露
光手段(不図示)からの画像露光光14を受ける。こう
して感光体13の周面に静電潜像が順次形成されてい
く。
5によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、
不図示の給紙部から感光体13と転写手段16との間に
感光体13の回転と同期取りされて給紙された転写材1
7に、転写材16により順次転写されていく。
ら分離されて像定着手段18へ導入されて像定着を受け
ることにより複写物(コピー)として装置外へプリント
アウトされる。
ング手段19によって転写残りトナーの除去を受けて清
浄面化され、繰り返し像形成に使用される。
13、帯電部材1′、現像手段15及びクリーニング手
段19などの構成要素のうち複数のものをプロセスカー
トリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカ
ートリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの
電子写真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。
例えば、現像手段15及びクリーニング手段19を感光
体13及び帯電部材1′と共に一体に支持してカートリ
ッジ化して、装置本体のレール20などの案内手段を用
いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ21と
することができる。
複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光
や透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動な
どにより照射される光である。
帯電部材が組み込まれたプロセスカートリッジを用いた
画像形成装置により評価を行っている。
抗値の局所的不均一が少なく、表面平滑性が良好である
など優れた特性を有している。
ば、機能性複層膜のチューブの内外層の肉厚を10μm
程度の薄肉から数ミリの厚肉までの範囲で自由にコント
ロールして、帯電部材の設計上必要とする抵抗値に広範
囲に対応した抵抗層を得ることができ、これによって表
面にピンホールなどの不具合がなく、帯電ムラのない表
面電位の安定した帯電部材を低コストで製造することが
可能となる。
ば、従来有機溶剤を使用して複数回の塗布工程及び乾燥
工程を必要とし、多くの手間及びコストを要していた導
電性膜の形成工程を、複数層であっても単純な作業で効
率的に行うことができ、帯電部材の製造コストを効率的
に引き下げると共に、作業環境の改善を図ることができ
る。また、薄膜のチューブを複数層同時に押出し形成
し、発泡弾性体層に被覆するので、工程数が少なく、そ
の分低コスト化が図れる。また、必要とされる機能を各
薄膜部分に受け持たせて複層構成とすることにより、多
様な要求特性を満たすことのできる帯電ローラを容易に
具現化できる。
より製造された帯電部材を有するプロセスカートリッジ
及び電子写真装置によれば、低温低湿から高温高湿環境
下まで画像欠陥のない良好な画像の出力が長期間維持で
きる。
正面図である。
の複層に対応した縦型押出し機の概略縦断正面図であ
る。
押出し機の一例の縦断正面図である。
の模式図である。
ジを有する電子写真装置の概略構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 芯金と、該芯金外周上の発泡弾性体層
と、該発泡弾性体層外周上の機能性複層膜とを有する帯
電部材において、 該機能性複層膜として、30μm以下の層を含む複数層
からなる複層チューブが該発泡弾性体層外周に被覆され
ており、 該機能性複層膜が内部層と外部層の2層からなり、該内
部層の抵抗値Riと該外部層の抵抗値Roとの比Ri/
Roが0.1以上1.0未満であり、かつ0.01MΩ
<Ri,Ro<1MΩ、Ri<Roであることを特徴と
する帯電部材。 - 【請求項2】 芯金と、該芯金外周上の発泡弾性体層
と、該発泡弾性体層外周上の機能性複層膜とを有し、 該機能性複層膜として、30μm以下の層を含む複数層
からなる複層チューブが該発泡弾性体層外周に被覆され
ており、 該機能性複層膜が内部層と外部層の2層からなり、該内
部層の抵抗値Riと該外部層の抵抗値Roとの比Ri/
Roが0.1以上1.0未満であり、かつ0.01MΩ
<Ri,Ro<1MΩ、Ri<Roである請求項1に記
載の帯電部材の製造方法であって、 該機能性複層膜の被覆を、単独でチューブとして形成し
被覆することが困難な薄肉の層を含む複数層を縦型押出
し機により同時に押出して複層チューブを形成した後、
該複層チューブを該発泡弾性体層外周に被覆することに
よって行うことを特徴とする帯電部材の製造方法。 - 【請求項3】 電子写真感光体及び帯電部材を一体に支
持し、または、電子写真感光体、帯電部材並びに現像手
段及びクリーニング手段の一方または両方の手段を一体
に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセス
カートリッジにおいて、 該帯電部材が、該電子写真感光体に接触配置され、電圧
を印加されることにより該電子写真感光体を帯電する帯
電部材であって、請求項1に記載の帯電部材または請求
項2に記載の製造方法により製造された帯電部材である
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 【請求項4】 電子写真感光体、帯電部材、露光手段、
現像手段及び転写手段を有する電子写真装置において、 該帯電部材が、該電子写真感光体に接触配置され、電圧
を印加されることにより該電子写真感光体を帯電する帯
電部材であって、請求項1に記載の帯電部材または請求
項2に記載の製造方法により製造された帯電部材である
ことを特徴とする電子写真装置。
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JP29096297A JP3507306B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 帯電部材、該帯電部材の製造方法、及び該帯電部材または該製造方法により製造された帯電部材を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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---|---|
JPH11125952A JPH11125952A (ja) | 1999-05-11 |
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-
1997
- 1997-10-23 JP JP29096297A patent/JP3507306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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