JP3505340B2 - 渦巻ばね及びその表面処理方法 - Google Patents

渦巻ばね及びその表面処理方法

Info

Publication number
JP3505340B2
JP3505340B2 JP05980797A JP5980797A JP3505340B2 JP 3505340 B2 JP3505340 B2 JP 3505340B2 JP 05980797 A JP05980797 A JP 05980797A JP 5980797 A JP5980797 A JP 5980797A JP 3505340 B2 JP3505340 B2 JP 3505340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
soap
film
spiral spring
soap film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP05980797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10238573A (ja
Inventor
龍二 川村
Original Assignee
東洋ファイン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ファイン株式会社 filed Critical 東洋ファイン株式会社
Priority to JP05980797A priority Critical patent/JP3505340B2/ja
Publication of JPH10238573A publication Critical patent/JPH10238573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3505340B2 publication Critical patent/JP3505340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ばね弾性を有する
渦巻状の基材を備えた渦巻ばね、及びその基材の表面を
処理して滑性を付与する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車用シートにお
ける背もたれのリクライニング機構、自動車用ドアにお
けるウインドガラスの開閉機構等には、比較的弾性の強
い渦巻ばねが採用されている。渦巻ばねの大部分は、ば
ね弾性を有する渦巻状の基材によって構成されている。
基材の内端部にはインナーフック部が曲げ形成され、外
端部にはアウターフック部が曲げ形成されている。この
渦巻ばねでは、通常、基材の表面にリン酸亜鉛皮膜を介
して石けん皮膜が形成されている。石けん皮膜は、リク
ライニング機構における背もたれの角度調整時等に、基
材の半径方向に互いに隣り合う箇所が、擦れて異音を発
するのを抑制したり、錆の発生を抑制したり、耐久性向
上を図ったりするためのものである。すなわち、石けん
皮膜は、基材に滑性を付与することにより、同基材の擦
れ時の異音発生を抑え、基材の空気との接触を抑えて錆
びにくくし、さらには滑りを良くして応力集中を防止し
ようとするものである。また、リン酸亜鉛皮膜は、石け
ん皮膜の基材に対する密着性を高めるためのものであ
る。
【0003】ところで、一般に、自動車等の生産工場で
は、同一のラインで複数種類の自動車が組立てられる。
リクライニング機構、開閉機構等に関しても同様であ
り、これにともない、同一のラインで複数種類の渦巻ば
ねが使用される。そのため、作業者はこれらの渦巻ばね
を確実に識別する必要がある。渦巻ばねの識別は、形状
や大きさが大きく異なっていれば比較的容易である。し
かし、大きさが同程度で、形状が若干異なる渦巻ばねを
識別するのは、熟練者でも困難である。
【0004】そこで、従来は、渦巻ばねの種類毎に異な
る色のペイントを用い、石けん皮膜上の特定箇所(例え
ば、アウターフック部)にペイントを塗るという方法が
採られている。この方法では、自動化が困難であり、人
手により刷毛でペイントを塗っているのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術では、ペイントを塗る箇所によっては、その箇所が
常に作業者から見える側に位置するとは限らない。この
場合、渦巻ばねの向きや姿勢を変えなければペイント部
分を見ることができず面倒である。一見して、ペイント
が何色であるか認識できないと、渦巻ばねの組付け作業
の効率が低下してしまう。これに対しては、渦巻ばねの
多数の箇所にペイントを塗ることが考えられるが、塗布
作業が繁雑となる不具合をともなう。加えて、ペイント
の塗られた箇所が広くなればなるほど、石けん皮膜の露
出部分が少なくなり、同石けん皮膜本来の機能が十分に
発揮されなくなる。
【0006】また、従来技術では石けん皮膜を形成した
後に、ペイントを塗る工程が必要となり、その分、渦巻
ばねの表面処理にかかる工数が増える。加えて、ペイン
トを手作業で塗っていることから、作業者の負担が増し
ていた。
【0007】そこで、本発明は、石けん皮膜の機能を損
なうことなく、また、工数を増やすことなく、一見して
種類を判別できる渦巻ばねと、その表面の処理方法とを
提供することを、課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の第1の発明は、ばね弾性を有する
渦巻状の基材と、染料の含有により着色が施され、かつ
前記基材を被覆して滑性を付与する石けん皮膜とを具備
している。
【0009】上記第1の発明によると、渦巻ばねを見た
場合、その全体を被覆している石けん皮膜が視認され
る。この石けん皮膜は染料により着色されている。その
ため、渦巻ばねの種類と色の種類との対応関係が予め明
らかにされていれば、石けん皮膜の色を見ることで、渦
巻ばねの種類を把握することが可能である。また、石け
ん皮膜が渦巻ばねの全体に形成されていることに加え、
同石けん皮膜の全体が着色されているので、どの向きか
ら渦巻ばねを見た場合にも、石けん皮膜の色を識別する
ことが可能である。換言すると、渦巻ばねがどのような
向きや姿勢で配置されていても、石けん皮膜の色が識別
され得る。さらに、着色のために、石けん皮膜に染料が
混入されているにすぎず、その染料により石けん皮膜の
有する滑性が損なわれることはほとんどない。
【0010】請求項2に記載の第2の発明は、前記第1
の発明の構成に加え、前記基材の表面が粗面となってお
り、その基材と石けん皮膜との間には、同石けん皮膜の
下地として化成皮膜が介在されている。
【0011】上記第2の発明によると、化成皮膜は基材
表面の微細な凹凸に入り込み、同基材に密着する。ま
た、化成皮膜は石けん皮膜に対し化学反応により結合す
る。このように化成皮膜は石けん皮膜を基材に固定する
機能を有する。
【0012】請求項3に記載の第3の発明は、ばね弾性
を有する渦巻状の基材の表面を処理して滑性を付与する
方法において、染料が含有された石けん液中に前記基材
を所定時間浸漬し、その後、同基材に付着した石けん液
を乾燥させることにより、滑性を有し、かつ着色の施さ
れた石けん皮膜を基材上に形成するようにしている。
【0013】上記第3の発明によると、基材の表面処理
に際し、染料が含有された石けん液中に基材が所定時間
浸漬される。その後、基材に付着した石けん液が乾燥す
ると、滑性を有し、かつ染料を含んだ石けん皮膜が基材
に形成される。このように、石けん皮膜の形成と同一の
工程で着色が施されるため、着色のみのための工程は不
要である。なお、このようにして表面処理が施された渦
巻ばねは上述した第1の発明と同様の作用を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図面に従って説明する。まず、本実施形態の表
面処理方法が適用される対象である、複数の渦巻ばねに
ついて説明する。これらの渦巻ばねは、自動車用シート
における背もたれのリクライニング機構、自動車用ドア
におけるウインドガラスの開閉機構等に採用される。
【0015】最初に、図1(a)に示す渦巻ばね1の構
成について説明する。渦巻ばね1の大部分を占める基材
2は、断面略一様な細長い板状の硬圧線材を材料として
いる。基材2は、同一平面上において渦巻状に巻かれた
本体部3と、その内端に曲げ形成されたインナーフック
部4と、同本体部3の外端に曲げ形成されたアウターフ
ック部5とから構成されている。インナーフック部4及
びアウターフック部5は、渦巻ばね1をリクライニング
機構や開閉機構に係止する箇所である。例えば、渦巻ば
ね1がリクライニング機構に採用される場合には、イン
ナーフック部4は座部側の部品に係止され、アウターフ
ック部5は背もたれ側の部品に係止される。
【0016】図1(d)に示すように、基材2の表面2
aは微細で多くの凹凸を含んだ粗面となっている。同基
材2の表面積は、凹凸がある分、表面2aを平滑面とし
た場合の表面積よりも大きい。表面2aには化成皮膜6
が形成され、その一部が前記多数の凹凸に入り込んでい
る。本実施形態では、化成皮膜6としてリン酸塩皮膜、
具体的には薄膜で緻密なリン酸亜鉛皮膜が形成されてい
る。さらに、化成皮膜6上には、ナトリウム石けん等の
金属石けんからなる石けん皮膜7が形成されている。こ
の石けん皮膜7には、石けんだけでなく、同石けん自体
の有する滑性を損なわない程度の量の衣料用染料が、ほ
ぼ均一に分散された状態で含有されている。そして、染
料の含有により石けん皮膜7には、石けん本来の色とは
異なる色(例えば青色)が着けられている。
【0017】次に、図1(b),(c)に示す渦巻ばね
8,9の構成について説明する。前者の渦巻ばね8の渦
巻ばね1との相違点は、アウターフック部5の曲げ角度
が若干小さい点と、石けん皮膜7に含まれている染料の
色が異なっている(例えばピンク色)点である。後者の
渦巻ばね9の渦巻ばね1との相違点は、本体部3の巻数
が少ない点と、石けん皮膜7に含まれている染料の色が
異なっている点である。この染料の色は、前者の渦巻ば
ね8の染料の色とも相違している(例えば緑色)。
【0018】次に、前記構成の渦巻ばね1,8,9の表
面処理方法を図2に従って説明する。まず、脱脂工程に
おいて、薬剤を用い、基材2の表面に付着している油
脂、鉱油、ごみ等の油性の汚れを除去する。次の水洗工
程では工業用水によって基材2を洗浄する。そして、基
材2が水を弾くか否かを目視で判定する。水が弾かれる
ようであれば脱脂工程に戻り、弾かれなくなったら次の
酸洗工程へ移る。酸洗工程では基材2を塩酸に浸漬す
る。すると、基材2の表面2aが塩酸によって溶かされ
(エッチングされ)、同表面2aが微細な多数の凹凸を
有する粗面となる。この凹凸の存在により、基材2の実
質的な表面積は、同酸洗工程を行わない場合の表面積よ
りも広くなる。続いて、水洗工程において、基材2を工
業用水によって洗浄する。
【0019】次に、化成皮膜形成工程において、高温の
リン酸亜鉛の処理液中に基材2を一定時間浸漬する。す
ると、リン酸亜鉛よりなる化成皮膜6が基材2上に形成
される。化成皮膜6の基材2との境界部分は、同基材2
の凹凸に入り込んで密着する。その後、水洗工程で基材
2を洗浄する。続いて、石けん皮膜形成工程において、
金属石けんからなる高温の石けん液が貯留された容器
(槽)の中に化成皮膜6付きの基材2を一定時間浸漬す
る。この石けん液中には、衣料用の染料が混入され、同
染料は攪拌等によりほぼ均一に分散されている。する
と、石けん液と化成皮膜6とが化学反応を起し、化成皮
膜6上に石けん皮膜7が形成される。一定時間経過後
に、容器から基材2を取出す。乾燥工程において基材2
に空気を吹付け、石けん皮膜7を乾燥させる。目視によ
って、石けん皮膜7の表面状態が均一となっていること
を確認したところで空気の吹付けを停止する。すると、
目的とする渦巻ばね1が得られる。そして、以上の工程
を、他の渦巻ばね8,9に関しても同様に行う。ただ
し、石けん液中に含有される染料の種類(色)を変える
必要がある。
【0020】このようにして得られた渦巻ばね1,8,
9を見た場合、その全体を被覆している石けん皮膜7が
視認される。この石けん皮膜7は染料により着色されて
いる。前述のように、渦巻ばね1,8,9の種類と色の
種類との対応関係が予め明らかにされていることから、
石けん皮膜7が何色であるかを判断することで、渦巻ば
ね1,8,9の種類を把握することが可能である。ま
た、石けん皮膜7が渦巻ばね1,8,9の全体に形成さ
れていることに加え、同石けん皮膜7の全体が着色され
ているので、どの向きから渦巻ばね1,8,9を見た場
合にも、石けん皮膜7の色を識別することが可能であ
る。換言すると、渦巻ばね1,8,9がどのような向き
や姿勢で配置されていても、石けん皮膜7の色が識別さ
れ得る。
【0021】このため、組立工場において、同一のライ
ンで複数種類の渦巻ばね1,8,9が互いに接近した箇
所に配置される場合、それらの渦巻ばね1,8,9の大
きさが同程度で形状が若干異なっていても、従来技術と
は異なり、作業者は常に渦巻ばね(1,8,9のうちの
1つ)の色を見ることができ、その色から対応する種類
を把握できる。種類の異なる渦巻ばね1,8,9を選択
して、これをリクライニング機構、ウインドガラスの開
閉機構等に誤って組込むおそれがない。
【0022】さらに、渦巻ばね1,8,9に着色するた
めに、石けん皮膜7に染料が混入されているにすぎず、
染料の存在により、石けん皮膜7の露出部分の面積が狭
くなることがない。このため、従来技術とは異なり、染
料により石けん皮膜7の有する滑性が損なわれることが
ほとんどなく、石けん皮膜7に本来の機能、すなわち、
異音抑制、錆の発生抑制、耐久性向上等を十分に発揮さ
せることができる。
【0023】また、本実施形態では、基材2の表面2a
が酸洗によりエッチングされて粗面となっているので、
化成皮膜6が表面2aの微細な凹凸に入り込み、同基材
2に密着する。このため、酸洗を行わなかった場合より
も、化成皮膜6の基材に対する密着性が高まる。このこ
とは、化成皮膜6と化学反応して一体となった石けん皮
膜7の基材2に対する密着性が高まることにつながる。
【0024】加えて、本実施形態では、基材2の表面処
理に際し、染料の含有により着色された石けん液中に基
材を所定時間浸漬し、その後、基材2に付着した石けん
液を乾かすだけで、染料の含まれた石けん皮膜7を基材
2上に形成できる。このように、石けん皮膜7の形成と
同時に着色が施されるため、石けん皮膜7の形成後に、
着色を施す工程は不要である。手作業でペイントを塗る
従来技術に比べ、作業者にかかる負担を大幅に軽減でき
る。
【0025】なお、前述したように、染料の混入により
石けん皮膜7にはその全体にわたって色が着けられる
が、この色は装飾を目的とするものではなく、あくまで
も渦巻ばね1,8,9の区別を目的とするものである。
しかも、渦巻ばね1,8,9はリクライニング機構等に
内蔵されるものであり、通常は外部から見られることが
ない。従って、石けん皮膜7の全体にわたり均一に色を
付ける必要はなく、多少のムラがあっても問題はない。
【0026】本発明は上述した実施形態に限定されるも
のではなく、次のように変更してもよい。乾燥工程にお
いて、空気の吹付け(エアブロー)に代えて、石けん皮
膜7の形成された基材2を自然放置してもよい。このよ
うにしても、石けん液と化成皮膜6とを反応させて石け
ん皮膜7を形成できる。
【0027】石けん皮膜7に混入される染料として、前
述した色とは異なる色の染料を用いてもよい。基本的は
色は限定されない。ただし、用いる染料の選択に際して
は、できるだけ色が似通っていない染料を選ぶことが重
要である。あまり似通った色であれば、渦巻ばね1,
8,9を見分けにくくなるからである。
【0028】また、表面処理工程において、水が弾かれ
るか否かの目視による判定、石けん皮膜7の表面状態の
目視による確認等を機械によって行ってもよい。このよ
うにすれば、表面処理作業を自動化することも可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、第1の発明の渦巻ばねを
用いれば、石けん皮膜の機能を損なうことなく、また、
工数を増やすことなく、一見して渦巻ばねの種類を判別
できる。
【0030】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、石けん皮膜の基材に対する密着性を一層高めるこ
とができる。
【0031】第3の発明によれば、石けん皮膜の形成と
着色とを同一の工程で達成できるので、着色のためだけ
の工程を設けなくてすむ。また、特定の位置にペイント
を塗る作業が不要となるので、作業者の負担を軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(c)はそれぞれ渦巻ばねの正面図
であり、(d)は渦巻ばねの部分拡大断面図である。
【図2】渦巻ばねの表面処理の工程を順に示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1,8,9 渦巻ばね 2 基材 2a 表面 6 化成皮膜 7 石けん皮膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−37434(JP,A) 特開 平6−166883(JP,A) 特開 平9−3476(JP,A) 特開 平6−299367(JP,A) 特開 平7−227570(JP,A) 特開 平7−32535(JP,A) 実開 昭57−131(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/00 - 6/00 B21F 35/00 B21F 21/00 B05D 7/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね弾性を有する渦巻状の基材と、 染料の含有により着色が施され、かつ前記基材を被覆し
    て滑性を付与する石けん皮膜とを具備することを特徴と
    する渦巻ばね。
  2. 【請求項2】 前記基材の表面は粗面となっており、そ
    の基材と石けん皮膜との間には、同石けん皮膜の下地と
    して化成皮膜が介在されていることを特徴とする請求項
    1に記載の渦巻ばね。
  3. 【請求項3】 ばね弾性を有する渦巻状の基材の表面を
    処理して滑性を付与する方法において、 染料が含有された石けん液中に前記基材を所定時間浸漬
    し、その後、同基材に付着した石けん液を乾燥させるこ
    とにより、滑性を有し、かつ着色の施された石けん皮膜
    を基材上に形成するようにしたことを特徴とする渦巻ば
    ねの表面処理方法。
JP05980797A 1997-02-26 1997-02-26 渦巻ばね及びその表面処理方法 Expired - Lifetime JP3505340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05980797A JP3505340B2 (ja) 1997-02-26 1997-02-26 渦巻ばね及びその表面処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05980797A JP3505340B2 (ja) 1997-02-26 1997-02-26 渦巻ばね及びその表面処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10238573A JPH10238573A (ja) 1998-09-08
JP3505340B2 true JP3505340B2 (ja) 2004-03-08

Family

ID=13123896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05980797A Expired - Lifetime JP3505340B2 (ja) 1997-02-26 1997-02-26 渦巻ばね及びその表面処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3505340B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4720317B2 (ja) * 2005-06-27 2011-07-13 ミツミ電機株式会社 ジョイスティック
CN100358648C (zh) * 2005-12-27 2008-01-02 扬州核威碟形弹簧制造有限公司 一种截锥涡卷弹簧的卷制方法
JP5558165B2 (ja) * 2010-03-30 2014-07-23 中央発條株式会社 渦巻きばねとその製造方法
KR101297036B1 (ko) * 2011-06-29 2013-08-14 박정숙 초음파진동을 이용한 리턴스프링의 인산염화성피막형성방법
JP6295364B1 (ja) * 2017-09-29 2018-03-14 東洋ファイン株式会社 金属加工品及び金属加工品の表面処理方法
JP6703166B2 (ja) * 2019-04-22 2020-06-03 シチズン時計株式会社 時計部品のぜんまい

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10238573A (ja) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3505340B2 (ja) 渦巻ばね及びその表面処理方法
US5905105A (en) Method and composition for treating metal surfaces including dispersed silica
CN101454481B (zh) 用于制备中空制品的金属卷材或片材的涂覆方法
ZA200302865B (en) Method for pretreating and subsequently coating metallic surfaces with a paint-tpe coating prior to forming and use of substrates coated in this way.
KR100345100B1 (ko) 도료조성물및수지피복금속판
JP2003171778A (ja) 金属の保護皮膜形成方法及び金属の保護皮膜
US3125471A (en) Commercially available sheet finishes
JPH10510006A (ja) 化成被覆された金属表面の処理のための組成物及び方法
JP2007297648A (ja) 塗膜密着性に優れた塗装鋼板
KR102165012B1 (ko) 금속 표면 처리용 수용액, 금속 표면의 처리 방법 및 접합체
RU2579324C1 (ru) Раствор для последующего промывания на основе смолы для улучшенной рассеивающей способности электроосаждаемых композиций покрытий на подвергнутых предварительной обработке металлических подложках
KR101302379B1 (ko) 고내식성 아연 복합 코팅 도금 처리 방법
JP2002256455A (ja) めっき製品の製造方法
JP2002256454A (ja) めっき製品の製造方法
JP3584937B1 (ja) 6価クロムフリー黒色防錆皮膜と表面処理液および処理方法
JPS6230262B2 (ja)
CN109576704B (zh) 金属加工品及金属加工品的表面处理方法
JP5014769B2 (ja) ルーフモールとその製造方法
US20060254018A1 (en) Method for producing a wiper arm, especially for window wiper systems in vehicles
CN100471983C (zh) 具有均匀光泽的锡基金属镀层钢带及其生产工艺
JP3330078B2 (ja) 成形加工性に優れたプレコートアルミニウム条材の製造方法
JP2595765B2 (ja) 上塗り塗膜
JPH1030162A (ja) 潤滑性、接着性および化成処理性に優れた亜鉛系めっき鋼板の製造方法
JP3666626B2 (ja) 耐発銹性および耐指紋性に優れたステンレス鋼
WO2005121404A1 (fr) Procédé pour la fabrication d'un article de ferronnerie décorative présentant un aspect oxydé, et article obtenu par la mise en oeuvre d'un tel procédé

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031215

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151219

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term