JP3505331B2 - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents
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Description
ートを有するメモリセルトランジスタによって多値デー
タの記憶を可能にする不揮発性半導体メモリ装置に関す
る。
る電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM:El
ectrically Erasable Programmable ROM)においては、
フローティングゲートとコントロールゲートとを有する
2重ゲート構造のトランジスタによって各メモリセルが
形成される。このような2重ゲート構造のメモリセルト
ランジスタの場合、フローティングゲートのドレイン領
域側で発生したホットエレクトロンを加速してフローテ
ィングゲートに注入することでデータの書き込みが行わ
れる。そして、フローティングゲートに電荷が注入され
たか否かによるメモリセルトランジスタの動作特性の差
を検出することで、データの読み出しが行われる。
揮発性半導体メモリ装置のメモリセル部分の平面図で、
図9は、そのX−X線の断面図である。この図において
は、コントロールゲートの一部がフローティングゲート
に並んで配置されるスプリットゲート構造を示してい
る。P型のシリコン基板1の表面領域に、選択的に厚く
形成される酸化膜(LOCOS)よりなる複数の分離領域2が
短冊状に形成され、素子領域が区画される。シリコン基
板1上に、酸化膜3を介し、隣り合う分離領域2の間に
跨るようにしてフローティングゲート4が配置される。
このフローティングゲート4は、1つのメモリセル毎に
独立して配置される。また、フローティングゲート4上
の酸化膜5は、フローティングゲート4の中央部で厚く
形成され、フローティングゲート4の端部を鋭角にして
いる。これにより、データの消去動作時にフローティン
グゲート4の端部で電界集中が生じ易いようにしてい
る。複数のフローティングゲート4が配置されたシリコ
ン基板1上に、フローティングゲート4の各列毎に対応
してコントロールゲート6が配置される。このコントロ
ールゲート6は、一部がフローティングゲート4上に重
なり、残りの部分が酸化膜3を介してシリコン基板1に
接するように配置される。また、これらのフローティン
グゲート4及びコントロールゲート6は、それぞれ隣り
合う列が互いに面対称となるように配置される。コント
ロールゲート6の間の基板領域及びフローティングゲー
ト4の間の基板領域に、N型の第1拡散層7及び第2拡
散層8が形成される。第1拡散層7は、コントロールゲ
ート6の間で分離領域2に囲まれてそれぞれが独立し、
第2拡散層8は、コントロールゲート6の延在する方向
に連続する。これらのフローティングゲート4、コント
ロールゲート6、第1拡散層7及び第2拡散層8により
メモリセルトランジスタが構成される。そして、コント
ロールゲート6上に、酸化膜9を介して、アルミニウム
配線10がコントロールゲート6と交差する方向に配置
される。このアルミニウム配線10は、コンタクトホー
ル11を通して、第1拡散層7に接続される。
ランジスタの場合、フローティングゲート4に注入され
る電荷の量に応じてソース、ドレイン間のオン抵抗値が
変動する。そこで、フローティングゲート4に選択的に
電荷を注入することにより、特定のメモリセルトランジ
スタのオン抵抗値を段階的に変動させ、これによって生
じる各メモリセルトランジスタの動作特性の差を記憶す
るデータに対応付けるようにしている。例えば、フロー
ティングゲート4への電荷の注入量を4段階で設定し、
そのメモリセルトランジスタのオン抵抗値を同じく4段
階で読み出すようにすることで、1つのメモリセルトラ
ンジスタに4値(2ビット分)のデータを記憶させるこ
とができるようになる。
回路図である。この図においては、メモリセルを3行×
3列に配置した場合を示している。2重ゲート構造のメ
モリセルトランジスタ20は、コントロールゲート6が
ワード線21に接続され、第1拡散層7及び第2拡散層
8がそれぞれビット線22及びソース線23に接続され
る。各ビット線22は、それぞれ選択トランジスタ24
を介してデータ線25に接続され、各ソース線23は、
それぞれ電力線26に接続される。通常は、各メモリセ
ルトランジスタ20のコントロールゲート6自体をワー
ド線21とし、コントロールゲート6の延在方向に連続
する第2拡散層8自体をソース線23としている。そし
て、第1拡散層7に接続されるアルミニウム配線10を
ビット線22として動作させるようにしている。
続され、ワード線21の何れか1本を行選択情報に応答
して選択し、メモリセルトランジスタ20の特定の行を
活性化する。カラムデコーダ28は、各選択トランジス
タ24に接続され、選択トランジスタ24の1つを列選
択情報に応答してオンし、特定の列のメモリセルトラン
ジスタ20を活性化する。これらのロウデコーダ27及
びカラムデコーダ28により、行列配置される複数のメ
モリセルトランジスタ20の内の1つが活性化されてデ
ータ線25に接続される。
データを書き込む際には、書き込みの精度を高めるた
め、電荷の注入(書き込み)と注入量の確認(読み出
し)とが短い周期で繰り返される。即ち、メモリセルト
ランジスタ20への書き込みを少しずつ行いながら、そ
の都度読み出しを行い、記憶させようとしているデータ
の内容に読み出し結果が一致した時点で書き込みを停止
するように構成される。
する書き込み動作とは、メモリセルトランジスタ20の
フローティングゲート4に電荷を注入することであり、
メモリセルトランジスタ20にデータ線25から接地電
位(例えば0V)を印加し、電力線26から書き込み用
の電源電位(例えば12V)を印加する。これにより、
ロウデコーダ27及びカラムデコーダ28の選択動作に
よって活性化された特定のメモリセルトランジスタ20
において、データの書き込み、即ち、フローティングゲ
ート4への電荷の注入が行われる。また、メモリセルト
ランジスタ20の読み出し動作とは、メモリセルトラン
ジスタ20がオンしたときの抵抗値を検出することであ
る。具体的には、メモリセルトランジスタ20にデータ
線25から読み出し用の電源電位(例えば2V)を印加
し、電力線26から接地電位(例えば0V)を印加す
る。このとき、データ線25に接続されるセンスアンプ
(図示せず)により、メモリセルトランジスタ20のオ
ン抵抗値が検出される。
リセルトランジスタ20のオン抵抗値を検出するセンス
アンプの構成を示すブロック図である。センスアンプ
は、一対の負荷抵抗31、32、一対の電流アンプ3
3、34、基準トランジスタ35、定電位発生回路3
6、差動アンプ37及び判定制御回路38より構成され
る。一対の負荷抵抗31、32は、同一の抵抗値を有
し、それぞれ電源に接続される。一対の電流アンプ3
3、34は、トランジスタ及びインバータからなり、電
源に接続された一対の負荷抵抗31、32にそれぞれ接
続される。一方の電流アンプ33には、メモリセルトラ
ンジスタ20が選択的に接続されるデータ線25が接続
され、他方の電流アンプ34には、基準トランジスタ3
5が接続される。基準トランジスタ35は、電流アンプ
34と接地点との間に接続され、ゲートに印加される基
準電位VRGに応答して抵抗値を変化させる。定電位発生
回路36は、メモリセルトランジスタ20に記憶される
多値情報に対応する基準電位VRCを発生し、基準トラン
ジスタ35のゲートに供給する。例えば、メモリセルト
ランジスタ20が4値(2ビット分)の情報を記憶する
ときには、基準トランジスタ35の抵抗値を3段階で変
化させるように3種類のゲート電位VRGを順次発生す
る。
荷抵抗31、32と一対の電流アンプ33、34との接
続点にそれぞれ接続され、各接続点の電位VBL、VRLを
比較して、その比較出力COを判定制御回路38に供給
する。判定制御回路38は、定電位発生回路36の基準
電位の発生を制御すると共に、差動アンプ37の比較出
力COを判別して多値情報に従う他ビットのデータを再
生する。例えば、4値の情報を判定するときには、3段
階の基準電位から先ず中間の電位を発生させて上位ビッ
トを判定し、続いて、上位ビットの判定結果に応じて3
段階の基準電位から高電位あるいは低電位を発生させて
下位ビットを判定するように構成される。
出す際には、図10に示すように、メモリセルトランジ
スタ20のソース側が接地されており、負荷抵抗31及
びメモリセルトランジスタ20が電流アンプ33を介し
て電源接地間に直列に接続されることになる。同様に、
負荷抵抗32及び基準トランジスタ35も電流アンプ3
4を介して電源接地間に直列に接続される。このとき、
負荷抵抗31と電流アンプ33との接続点の電位VBL
は、負荷抵抗31とメモリセルトランジスタ20との駆
動能力の比によって決定される。同様に、負荷抵抗32
と電流アンプ34との接続点の電位VRLは、負荷抵抗3
2と基準トランジスタ35との駆動能力の比によって決
定される。従って、差動アンプ37の比較出力COに基
づいて、段階的に抵抗値が切り換えられる基準トランジ
スタ35に対してメモりセルトランジスタ20の抵抗値
が何れの範囲にあるかを判定することができる。尚、こ
のようなセンスアンプは、例えば、1995 IEEE/Internat
ional Solid-State CircuitConference/Session 7/Flas
h Memory/Paper TA 7.7に開示されている。
タ20と負荷抵抗31との抵抗比及び基準トランジスタ
35と負荷抵抗32との抵抗比を読み出すようにしてい
る上述のセンスアンプにおいては、負荷抵抗31、32
の抵抗値の設定が重要となる。この負荷抵抗31、32
の抵抗値は、通常、メモリセルトランジスタ20の抵抗
値に応じて設定される。このとき、負荷抵抗31、32
の抵抗値が、最適値に対して大きい場合または小さい場
合には、メモリセルトランジスタ20の抵抗値の変化に
対する接続点の電位VBLの変化が小さくなる。従って、
負荷抵抗31、32の抵抗値の設定がずれると、各接続
点の電位VBL、VRLの変化を差動アンプ37で正しく読
み取れなくなるおそれがある。
発生回路36では、その動作特性が差動アンプ37の判
定基準となる電位VRLに影響を与えるため、動作範囲の
全ての電位に対して安定した動作を維持できるようにし
なければならない。しかしながら、低電位発生回路36
は、回路を構成する素子の製造ばらつきによる影響を受
け易いため、ゲート電位VRGを常に安定して供給できる
ようにするためには、細かい調整等が不可欠になる。従
って、調整のために必要となる回路構成の増加によりセ
ンスアンプの回路規模が増大し、結果的に製造コストの
増加を招いている。
リセルトランジスタから安定して正確に情報を読み出す
ようにすることを目的とする。
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、電気的に独立したフローティングゲートを有し、こ
のフローティングゲートに蓄積される電荷の量に応じて
オン抵抗値を変化させるメモリセルトランジスタと、上
記メモリセルトランジスタと同一の構造を有し、同一行
に配置される複数の基準トランジスタと、上記メモリセ
ルトランジスタに接続されるビット線と、上記複数の基
準トランジスタにそれぞれ接続され、個々に段階的に異
なる容量を有する複数の基準ビット線と、上記ビット線
及び上記複数の基準ビット線に接続され、所定の電位に
充電された上記ビット線及び上記複数の基準ビット線か
ら所定の期間上記メモリセルトランジスタ及び上記複数
の基準トランジスタへそれぞれ一定の電流を流した後、
上記ビット線の電位と上記複数の基準ビット線の電位と
を対比して上記メモリセルトランジスタの記憶情報を判
定する判定回路と、を備え、上記ビット線に上記メモリ
セルトランジスタが複数個並列に接続されてメモリセル
トランジスタ列を成すと共に、上記複数の基準ビット線
に上記基準トランジスタがそれぞれ複数個並列に接続さ
れれて複数の基準トランジスタ列を成し、各列で同一行
のメモリセルトランジスタ及び複数の基準トランジスタ
を同時に選択可能としたことにある。
段階的に異なる容量の複数の基準ビット線を、メモリセ
ルトランジスタとそれぞれ同一の構造の複数の基準トラ
ンジスタを通して一定の時間放電すると、各基準ビット
線の電位に差が生じる。そして、メモリセルトランジス
タを通してビット線を同じ時間だけ放電したときの電位
を各基準ビット線の電位と対比することにより、ビット
線を放電させるメモリセルトランジスタの抵抗値を多段
階で判定することができる。
メモリ装置の第1の実施形態を示す回路図である。この
図においては、メモリセルトランジスタ40が4値(2
ビット分)の情報を記憶し、その情報を読み出すように
した場合を示す。尚、メモリセルトランジスタ40は、
4行×1列に配置し、列選択のための回路構成は省略し
てある。
すメモリセルトランジスタ20と同一構造であり、フロ
ーティングゲート及びコントロールゲートを有し、フロ
ーティングゲートに注入(蓄積)される電荷の量に応じ
てオン抵抗値を変動させる。ビット線41は、メモリセ
ルトランジスタ40が配列された列方向に延在し、各メ
モリセルトランジスタ40のドレイン側が接続される。
ソース線42は、ビット線41と平行に配置され、各メ
モリセルトランジスタ40のソース側が接続される。こ
れにより、各メモリセルトランジスタ40は、ビット線
41とソース線42との間に、それぞれ並列に接続さ
れ、書き込み、読み出し及び消去の各動作毎にビット線
41及びソース線42から所定の電位の供給を受ける。
ワード線43は、メモリセルトランジスタ40の各列毎
に対応して配置され、各メモリセルトランジスタ40の
コントロールゲートがそれぞれ接続される。このワード
線43には、行選択情報を受けるロウデコーダ(図示せ
ず)から供給される行選択信号LS1〜LS4が印加さ
れ、何れか1行が選択的に活性化される。
ンジスタ40と同一の構造を有し、消去状態(フローテ
ィングゲートに電荷が蓄積されていない状態)に維持さ
れて、後述する第1〜第3の基準ビット線51a〜51
cと接地との間にそれぞれ並列に接続される。これらの
基準トランジスタ50は、メモリセルトランジスタ40
に記憶される4値の情報の判定に対応するように、各行
毎に3つずつ(3列に)配置される。そして、各コント
ロールゲートが、各行毎にメモリセルトランジスタ40
と共通のワード線43に接続され、行選択信号LS1〜
LS4に応答して、同一行のメモリセルトランジスタ4
0と同時に選択される。第1〜第3の基準ビット線51
a〜51cは、それぞれビット線41と平行に、基準ト
ランジスタ50の各列毎に配置され、基準トランジスタ
50のドレイン側が接続される。ここで、第1の基準ビ
ット線51aは、ビット線41の容量(C)に対して、
6/5倍の容量(1.2C)を有する。そして、第2の
基準ビット線51bは、ビット線41の容量(C)に対
して2倍の容量(2C)を有し、第3の基準ビット線5
1cは、6倍の容量(6C)を有する。これらの容量の
差は、ビット線41を構成する配線と同一構造の配線を
複数本並列に接続して得ることができる。例えば、2本
の配線を並列に接続して第2の基準ビット線51bと
し、6本の配線を並列に接続して第3の基準ビット線5
1cとする。また、第1の基準ビット線51aは、ビッ
ト線41と同一構造の配線と長さを1/5に短縮した配
線とを並列に接続して得ることができる。
ビット線41との間に接続され、ゲートに印加されるプ
リチャージ信号PCに応答してスイッチング動作する。
これにより、プリチャージ信号PCに応答し、ビット線
41が電源電位まで充電される。第1〜第3のプリチチ
ャージトランジスタ52a〜52cは、それぞれ第1〜
第3の基準ビット線51a〜51cと電源との間に接続
され、プリチャージトランジスタ44と共通にゲートに
印加されるプリチャージ信号に応答してスイッチング動
作する。これにより、各基準ビット線51a〜51c
は、プリチャージ信号PCに応答し、ビット線41と同
時に電源電位まで充電される。尚、プリチャージ信号P
Cは、ビット線41及び第1〜第3の基準ビット線51
a〜51cを電源電位まで充電させた後、ワード線43
の選択前に各プリチャージトランジスタ44、52a〜
52cをオフさせる。
は、反転入力にそれぞれ第1〜第3の基準ビット線51
a〜51cの電位VR1〜VR3を受けると共に、非反転入
力にビット線41の電位VBLを受け、第1〜第3の基準
電位VR1〜VR3をビット線電位VBLと比較する。そし
て、それぞれの比較出力C1〜C3を第1〜第3のフリ
ップフロップ54a〜54cのデータ入力に与える。第
1〜第3のフリップフロップ54a〜54cは、第1〜
第3の差動アンプ53a〜53cの比較出力C1〜C3
をデータ入力に受け、ワード線43の選択(活性化)の
タイミングから一定の時間を経過した後に立ち上げられ
る判定タイミング信号STをタイミング入力に受ける。
そして、タイミング信号の立ち上がりのタイミングで比
較出力C1〜C3、即ち、第1〜第3の基準電位VR1〜
VR3とビット線電位VBLとの比較結果をラッチし、その
ラッチ出力Q1〜Q3をデコーダ55に供給する。デコ
ーダ55は、第1〜第3のフリップフロップ54a〜5
4cから供給されるラッチ出力Q1〜Q3に応答して、
2ビットのデジタルデータD1、D2を生成する。
ンジスタ50は、データの書き込みが成されていない状
態、即ち、フローティングゲートに電荷が注入されてい
ない状態のとき、オン抵抗値が最小となる。そして、フ
ローティングゲートに注入される電荷の量が増加するに
従ってオン抵抗値は大きくなる。通常、各メモリセルト
ランジスタ40は、記憶すべき多値情報に応じた量の電
荷がフローティングゲートに注入されており、それぞれ
の情報に対応する所定のオン抵抗値を有している。これ
に対して、全てが消去状態にある基準トランジスタ50
は、最小の抵抗値を有している。
記憶された多値情報を読み出す場合、先ず、ビット線4
1及び第1〜第3のビット線51a〜51cがそれぞれ
電源電位まで充電され、ソース線42が接地される。続
いて、行選択信号LS1〜LS4に応答してワード線4
3の1本が選択されると、その行の基準トランジスタ5
0が活性化されて第1〜第3の基準ビット線51a〜5
1cが基準トランジスタ50を介して接地される。この
とき、各基準トランジスタ50にはそれぞれ同じ量の電
流I0が流れるが、第1〜第3の基準ビット線51a〜
51cの容量の比が1.2:2:6であるため、図2に
示すように、第1〜第3の基準電位VR1〜VR3の降下速
度に差が生じる。即ち、第1〜第3の基準電位VR1〜V
R3の降下速度は、第1〜第3の基準ビット線51a〜5
1cの容量と基準トランジスタ50を流れる電流I0と
で決まる。このため、ビット線41に対して2倍の容量
を有する第2の基準ビット線51bの電位VR2は、6倍
の容量を有する第3の基準ビット線51cの電位VR3よ
りも速く降下する。そして、1.2倍の容量を有する第
1の基準ビット線51aの電位VR1は、さらに速く降下
する。これに対してメモリセルトランジスタ50では、
フローティングゲートの電荷の注入量に応じてオン抵抗
値が変化するため、メモリセルトランジスタ40を流れ
る電流ICは、フローティングゲートへの注入電荷量に
応じて変化する。従って、ビット線電位VBLの降下速度
は、メモリセルトランジスタ40のフローティングゲー
トへの電荷の注入量によって決定される。換言すれば、
ビット線電位VBLの降下速度を測定することにより、メ
モリセルトランジスタ40のフローティングゲートへの
電荷の注入量、即ち、情報の書き込み状態を判別するこ
とができる。
準ビット線51a〜51cの放電を開始してから一定の
時間が経過したタイミングt0で、第1〜第3の基準電
位VR1〜VR3がそれぞれビット線電位VBLより高いか低
いかを差動アンプ45、53a〜53c及びフリップフ
ロップ54a〜54cにより判定する。例えば、図2に
示すように、ビット線電位VBLが第2の基準電位VR2と
第3の基準電位VR3との間で降下するとき、第1及び第
2の基準電位VR1、VR2はビット線電位VBLよりも高
く、第3の基準電位VR3はビット線電位VBLよりも低く
なる。従って、タイミングt0で、第1〜第3つのフリ
ップフロップ54a〜54cに取り込まれる差動アンプ
53a〜53cの各出力C1〜C3は、C1及びC2が
「H」、C3が「L」となり、そのラッチ出力Q1〜Q
3は、Q1及びQ2が「H」、Q3が「L」となる。こ
のラッチ出力に応答して、デコーダ55は、Q1及びQ
2が「H」でQ3が「L」であるとき、2ビットのデー
タD1、D2を「1,0」として出力する。
c及びフリップフロップ54a〜54cによるビット線
電位VBLと第1〜第3の基準電位VR1〜VR3との対比
は、4段階の判定が可能であり、その判定に応じて2ビ
ットのデータD1、D2を得ることができる。例えば、
ビット線電位VBLの降下速度が、第1の基準電位VR1の
降下速度より早ければ「0,0」、第1の基準電位VR1
の降下速度より遅く、第2の基準電位VR2の降下速度よ
り早ければ「0,1」として2ビットのデータD1、D
2を得られる。そして、ビット線電位VBLの降下速度
が、第2の基準電位VR2の降下速度より遅く、第3の基
準電位VR3の降下速度より早ければ「1,0」、第3の
基準電位VR3の降下速度より遅ければ「1,1」として
2ビットのデータD1、D2を得られる。
4a〜54cのラッチのタイミングを決定する判定タイ
ミング信号STは、ワード線43を活性化する行選択信
号LS1〜LS4に同期して生成される。例えば、行選
択信号LS1〜LS4の立ち上がりを放電時間の分だけ
遅延させることにより、判定タイミング信号STを得る
ことができる。しかしながら、判定タイミング信号ST
を安定して得られるようにするためには、温度変化等の
影響を受けにくい遅延回路が必要であり、回路規模の増
大を招くことになる。そこで、図3に示すように、第1
〜第3の基準電位VR1〜VR3の1つ(ここではVR1)が
所定の判定電位VSLまで低下した時点でビット線電位V
BLを第1〜第3の基準電位VR1〜VR3と比較させるよう
にすれば、放電時間を得るための遅延回路が不要にな
る。
路図である。この図においては、判定タイミング信号S
Tを生成するための差動アンプ45を除いて、図1に示
す第1の実施形態と同一の構成である。差動アンプ45
は、反転入力に第1の基準電位VR1を受けると共に、非
反転入力に電源電位から接地電位までの間で設定される
判定電位VSLを受け、第1の基準電位VR1を判定電位V
SLと比較する。そして、その比較出力を判定タイミング
信号STとして第1〜第3のフリップフロップ54a〜
54cのタイミング入力に供給する。この差動アンプ4
5から得られる判定タイミング信号STは、第1の基準
電位VR1が判定電位VSLより低くなったとき(タイミン
グt1)に立ち上がり、図3に示すように、そのタイミ
ングt1でビット線電位VBLを第1の基準電位VR1と比
較させる。尚、差動アンプ45において、判定電位VSL
と比較するのは、第2、第3の基準電位VR2、VR3の何
れか一方でもよい。但し、第1〜第3の基準電位VR1〜
VR3は、第1〜第3の基準ビット線51a〜51cの放
電時に、それぞれ降下速度が異なるため、差動アンプ4
5に取り込む基準電位に応じて判定電位VSLを最適化す
る必要がある。
の降下状態に基づいて判定タイミング信号STを生成す
るようにすれば、ビット線41及び第1〜第3の基準ビ
ット線51a〜51cの放電動作に対して判定のタイミ
ングがずれることがなくなる。従って、差動アンプ45
を付加するのみで、判定タイミング信号STを安定して
得ることが可能になる。
て、メモリセルトランジスタ40に対して多値情報を記
憶させる場合、フローティングゲートに段階的に少しず
つ電荷を注入しながら、その都度書き込み状態を確認す
るようにしている。即ち、図5に示すように、書き込み
パルスφWPに応答してビット線41の電位を立ち下げて
メモリセルトランジスタ40のフローティングゲートに
一定量の電荷を注入した後、上述の方法によってメモリ
セルトランジスタ40に対して情報の読み出しが行われ
る。そして、読み出しの結果が所望の値となった時点で
書き込みパルスφWPの印加を中止して書き込み動作を終
了するように構成させる。
第1〜第3の基準電位VR1〜VR3に基づいて書き込み動
作の停止のタイミングを決定すると、本来の読み出し動
作の際に、ビット線電位VBLと第1〜第3の基準電位V
R1〜VR3と間に差がなくなる。そこで、書き込み動作時
の確認のための読み出しでは、図6に示すように、第1
の基準電位VR1よりも速く降下する基準電位VW0、第1
〜第3の基準電位VR1〜VR3の中間で降下する基準電位
VW1、VW2及び電源電位を維持する基準電位VW3を用い
て書き込み状態の判定を行うようにする。即ち、2ビッ
トのデータD1、D2が取り得る4つの状態を4種類の
基準電位VW0〜VW3に対応付けるようにし、この内の1
つに従ってビット線電位VBLが降下するようになるまで
書き込み動作を繰り返すようにする。
度を得る場合には、メモリセルトランジスタ40に対し
て書き込みを行わないようにすればよい。また、第3の
基準電位VR3よりも遅い降下速度を得る場合には、メモ
リセルトランジスタ40が活性化時でもオフ状態となる
ようにフローティングゲートに電荷を注入すればよい。
このため、4値を記憶させる実際の書き込み動作では、
2種類の基準電位VW1、VW2のみが必要となる。
置の第3の実施形態を示す回路図で、書き込み動作と読
み出し動作とで基準ビット線の容量を切り換えるように
した場合を示す。この図において、メモリセルトランジ
スタ40及びメモリセルトランジスタ40に接続される
ビット線41、ソース線42、ワード線43、さらに、
ビット線41接続されるプリチャージトランジスタ44
は、図1と同一のものである。
ンジスタ40と同一の構造を有し、読み出し動作の際の
4値の情報の判定と、書き込み動作の際の4値の情報の
確認とに対応するように、各行毎に4つずつ(4列に)
配置される。これらの基準トランジスタ60のコントロ
ールゲートは、各行毎にメモリセルトランジスタ40と
共通のワード線43に接続され、同一行のメモリセルト
ランジスタ40と同時に選択されて活性化される。
は、ビット線41と平行に基準トランジスタ60の各列
毎に配置され、基準トランジスタ60がそれぞれ並列に
接続される。ここで、第1の基準ビット線61aは、ビ
ット線41に対して対して6/5倍の容量(1.2C)
に設定される。この第1の基準ビット線61aは、図1
に示す第1の基準ビット線51aと同様に、ビット線4
1と同一構造の配線に長さが1/5に縮小された配線を
接続して得られる。そして、第2の基準ビット線61b
は、読み出し動作の際、ビット線41に対して2倍の容
量(2C)に設定され、書き込み動作の際、2列の基準
トランジスタ60が並列に接続されると共にビット線4
1に対して3倍の容量(3C)に設定される。即ち、ビ
ット線41の容量と基準となる電流I0との比に対し
て、第2の基準ビット線61bの容量と基準トランジス
タを流れる電流I0との比が、読み出し動作の際に2倍
となり、書き込み動作の際に1.5倍となるように構成
される。この第2の基準ビット線61bは、1列の基準
トランジスタ60に対して並列に接続される2本の配線
と、1列の基準トランジスタ60に接続される1本に配
線とをトランジスタ62aにより選択的に接続するよう
にして構成される。さらに、第3の基準ビット線61c
は、読み出し動作の際、ビット線41に対して6倍の容
量(6C)に設定され、書き込み動作の際、3倍の容量
(3C)に設定される。この第3の基準ビット線61c
は、1列の基準トランジスタに60に対して並列に接続
される3本の配線とそれのみが並列に接続される3本の
配線とをトランジスタ62bにより選択的に接続するよ
うにして構成される。尚、第1〜第3の基準ビット線6
1a〜61cを形成する配線は、ビット線41を形成す
る配線と同一の構造のものであり、それぞれ同一の容量
を有するものとする。
第2、第3の基準ビット線61a、61bの容量を切り
換えるために各配線の間に接続され、読み出し動作と書
き込み動作とを切り換える制御信号RWCに応答してス
イッチング動作する。これにより、読み出し動作と書き
込み動作とで第2、第3の基準ビット線61b、61c
の容量と電流I0との比が切り換えられる。従って、図
6に示すように、読み出し動作の際には、第1〜第3の
基準ビット線61a〜61cから、各容量1.2C0/
2C0/6C0と放電電流I0との比によって決定された
第1〜第3の基準電位VR1〜VR3が得られる。そして、
書き込み動作の際には、第2及び第3の基準ビット線6
1b、61cから、各容量3C0と放電電流2I0/I0
との比によって決定された基準電位VW1、VW2が得られ
る。
63a〜63cは、それぞれ第1〜第3の基準ビット線
61a〜61cと電源との間に接続され、プリチャージ
トランジスタ44と共通にゲートに印加されるプリチャ
ージ信号に応答してスイッチング動作する。これによ
り、各基準ビット線61a〜61cは、プリチャージ信
号PCに応答して電源に接続され、ビット線41と同時
に電源電位まで充電される。尚、第2、第3の基準ビッ
ト線61b、61cで、切り換えトランジスタ62a、
62bにより選択的に接続される配線に対しても、充電
を確実に行うようにするため、第1〜第3のプリチャー
ジトランジスタ63a〜63cと同様に、プリチャージ
トランジスタ63d、63eが接続される。
は、読み出し動作において、図1に示す差動アンプ53
a〜53cと同様に、ビット線41の電位VBLを第1〜
第3の基準ビット線61a〜61cの電位VR1〜VR3と
比較する。また、書き込み動作において、ビット線41
の電位VBLを第2及び第3の基準ビット線61b、61
cの電位VW2、VW3と比較する。そして、第1〜第3の
差動アンプ64a〜64cの比較出力C1〜C3は、そ
れぞれ第1〜第3のフリップフロップ65a〜65cの
データ入力に与えられる。第1〜第3のフリップフロッ
プ65a〜65cは、図1に示す第1〜第3のフリップ
フロップ54a〜54cと同一のものであり、第1〜第
3の差動アンプ64a〜64cの比較出力C1〜C3を
判定タイミング信号STの立ち上がりのそれぞれタイミ
ングでラッチし、そのラッチ出力Q1〜Q3をデコーダ
66に供給する。この判定タイミング信号STは、ワー
ド線43を選択的に活性化する行選択信号LS1〜LS
4を遅延する、あるいは、図4に示すように第1の基準
電位VR1と判定電位VSLとの比較結果等によって得るこ
とができる。そして、デコーダ66は、読み出し動作の
際に、第1〜第3のフリップフロップ65a〜65cか
ら供給されるラッチ出力Q1〜Q3に応答して、2ビッ
トのデジタルデータD1、D2を生成する。
た多値情報を読み出す際には、制御信号RWCが立ち上
げられて第2の基準ビット線61bの切り換えトランジ
スタ62aがオフし、第3の基準ビット線61cの選択
トランジスタ62bがオンする。この場合の各部の動作
は、図1の読み出し動作と一致する。一方、メモリセル
トランジスタ40に対して多値情報を書き込む際には、
制御信号RWCが立ち下げられて第2の基準ビット線6
1bの切り換えトランジスタ62aがオンし、第3の基
準ビット線61cの選択トランジスタ62bがオフす
る。これにより、第2の基準ビット線61bから、書き
込み動作時の第1の基準電位VR1と第2の基準電位VR2
との中間の特性を有する基準電位VW1を得られる。そし
て、第3の基準ビット線61cから、書き込み動作時の
第2の基準電位VR2と第3の基準電位VR3との間の特性
を有する基準電位VW2を得られる。そこで、基準電位V
W1、VW2とビット線電位VBLとが比較された比較出力C
2、C3を判定タイミング信号STの立ち上がりで取り
込んだラッチ出力Q2、Q3を参照しながら多値情報の
中間値の書き込みを行うようにする。この多値情報の中
間値の書き込みでは、メモリセルトランジスタ40に接
続されるソース線42から書き込み用の電源電位を印加
しながら、ビット線41に一定周期の書き込みパルスφ
WPを印加し、メモリセルトランジスタ40のフローティ
ングゲートに電荷を少量ずつ注入する。このとき、書き
込みパルスφWPの間隙において、電荷の注入が成された
メモリセルトランジスタ40に対して読み出しを行い、
その際のビット線電位VBLが基準電位VW2、VW3に一致
した時点で書き込みパルスφWPを停止する。例えば、メ
モリセルトランジスタ40に書き込むべき情報が「0,
1」であれば、これに対応する第2の基準ビット線61
bから得られる基準電位VW2にビット線電位VBLが一致
するタイミングを第2のフリップフロップ65bのラッ
チ出力Q2の反転により検出する。同様に、書き込むべ
き情報が「1,0」であれば、これに対応する第3の基
準ビット線61cから得られる基準電位VW3にビット線
電位VBLが一致するタイミングを第3のフリップフロッ
プ65cのラッチ出力Q3の反転により検出する。尚、
メモリセルトランジスタ40に多値情報を記憶させる場
合であっても、下限値または上限値を記憶させる場合に
は、2値情報の記憶と同一であり、中間電位を用いる判
定は必要ない。例えば、書き込み情報が「0,0」であ
れば、メモリセルトランジスタ40でフローティングゲ
ートに電荷を一切注入せず、また、書き込み情報が
「1,1」であれば、フローティングゲートに一定量以
上の電荷を注入すればよい。以上の実施例においては、
メモリセルトランジスタ40を4行×1列で配置した場
合を例示しているが、メモリセルトランジスタ40を5
行以上あるいは複数列とすることも容易である。この場
合には、複数のビット線とビット線電位VBLを判定する
差動アンプとの間に列選択のための選択回路が設けられ
る。
させる多値情報は、4値に限るものではなく、8値(3
ビット分)、16値(4ビット分)あるいはそれ以上で
も可能である。その場合、基準トランジスタは、判定値
の数に対応して各行毎に配置される。例えば、1つのメ
モリセルトランジスタ40から、3ビットのデータを読
み出すようにするときには、7列の基準トランジスタを
配置し、8値の判定が可能なように構成すればよい。
タに記憶した多値情報をビット線の電位の降下状態から
判別することができるため、メモリセルトランジスタを
流れる電流量を細かく判別する必要がなくなる。従っ
て、電流量を電圧値として読み出す抵抗が不要になり、
回路各部の調整を簡略化することができる。さらに、ビ
ット線の電位を判定する高精度のセンスアンプ等が必要
なくなるため、回路構成を簡略化することができる。従
って、容易な回路で高精度の動作を得ることが可能にな
る。
準ビット線の容量を切り換えるようにしたことで、それ
ぞれの動作で基準トランジスタを共用させることがで
き、回路規模の増大を小さくすることができる。
施形態を示す回路図である。
の状態を示す特性図である。
の状態を示す特性図である。
施形態を示す回路図である。
各信号の波形図である。
ト線の電位の降下の状態を示す特性図である。
施形態を示す回路図である。
の構造を示す平面図である。
す回路図である。
トランジスタ 45、53a〜53c、64a〜64c 差動アンプ 50、60 基準トランジスタ 51、61 基準ビット線 54a〜54c、65a〜65c フリップフロップ 55 デコーダ 62a、62b 切り換えトランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 電気的に独立したフローティングゲート
を有し、このフローティングゲートに蓄積される電荷の
量に応じてオン抵抗値を変化させるメモリセルトランジ
スタと、上記メモリセルトランジスタと同一の構造を有
し、同一行に配置される複数の基準トランジスタと、上
記メモリセルトランジスタに接続されるビット線と、上
記複数の基準トランジスタにそれぞれ接続され、個々に
段階的に異なる容量を有する複数の基準ビット線と、上
記ビット線及び上記複数の基準ビット線に接続され、所
定の電位に充電された上記ビット線及び上記複数の基準
ビット線から所定の期間上記メモリセルトランジスタ及
び上記複数の基準トランジスタへそれぞれ一定の電流を
流した後、上記ビット線の電位と上記複数の基準ビット
線の電位とを対比して上記メモリセルトランジスタの記
憶情報を判定する判定回路と、を備え、上記ビット線に
上記メモリセルトランジスタが複数個並列に接続されて
メモリセルトランジスタ列を成すと共に、上記複数の基
準ビット線に上記基準トランジスタがそれぞれ複数個並
列に接続されれて複数の基準トランジスタ列を成し、各
列で同一行のメモリセルトランジスタ及び複数の基準ト
ランジスタを同時に選択可能としたことを特徴とする不
揮発性半導体メモリ装置。 - 【請求項2】 上記判定回路は、上記複数の基準ビット
線の各電位を上記ビット線の電位とれぞれ比較する複数
のコンパレータと、上記コンパレータの出力を所定のタ
イミングで取り込む複数のラッチと、を含み、上記複数
のラッチに取り込まれる上記コンパレータの出力に基づ
いて上記メモリセルトランジスタの記憶情報を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモ
リ装置。 - 【請求項3】 上記判定回路は、上記複数の基準ビット
線の何れか1つの電位を所定の判定電位と比較するコン
パレータをさらに含み、このコンパレータの出力が反転
するタイミングで上記複数のラッチを動作させることを
特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体メモリ装
置。 - 【請求項4】 上記複数の基準ビット線は、選択的に接
続可能な複数の配線を含み、動作モードの切り換えに応
答して上記複数の基準ビット線の容量の比を変更するこ
とを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ
装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP32035396A JP3505331B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 不揮発性半導体メモリ装置 |
TW086115198A TW367503B (en) | 1996-11-29 | 1997-10-16 | Non-volatile semiconductor device |
US08/980,884 US5933366A (en) | 1996-11-29 | 1997-11-28 | Multistate memory device with reference bit lines |
KR1019970064017A KR100388758B1 (ko) | 1996-11-29 | 1997-11-28 | 불휘발성반도체메모리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32035396A JP3505331B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 不揮発性半導体メモリ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10162594A JPH10162594A (ja) | 1998-06-19 |
JP3505331B2 true JP3505331B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=18120536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
DE19964012A1 (de) * | 1999-12-30 | 2001-07-12 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Einrichtung zum Refresh des Speicherinhalts einer Speicherzelle eines Festwertspeichers |
JP5022681B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-09-12 | オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド | 半導体記憶装置 |
JP5343916B2 (ja) * | 2010-04-16 | 2013-11-13 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体メモリ |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP32035396A patent/JP3505331B2/ja not_active Expired - Fee Related
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