JP3502027B2 - パチンコ機取り付け装置 - Google Patents

パチンコ機取り付け装置

Info

Publication number
JP3502027B2
JP3502027B2 JP2000268140A JP2000268140A JP3502027B2 JP 3502027 B2 JP3502027 B2 JP 3502027B2 JP 2000268140 A JP2000268140 A JP 2000268140A JP 2000268140 A JP2000268140 A JP 2000268140A JP 3502027 B2 JP3502027 B2 JP 3502027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko machine
base plate
frame
upper frame
lower frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000268140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002078947A (ja
Inventor
純一 鈴木
梅太郎 佐藤
Original Assignee
有限会社愛知企画
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社愛知企画 filed Critical 有限会社愛知企画
Priority to JP2000268140A priority Critical patent/JP3502027B2/ja
Publication of JP2002078947A publication Critical patent/JP2002078947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3502027B2 publication Critical patent/JP3502027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機を取り
付ける島の所定位置に、パチンコ機をその上部に比べて
下部が前方へ位置する所要の傾斜角度に取り付けるため
のパチンコ機取り付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17はパチンコ機を取り付ける島と、
これに取り付けられたパチンコ機の概要を示す正面図で
あって従来技術を示す図、図18は同縦断側面図であ
る。
【0003】これら図17および図18に示すように、
パチンコ機11を取り付けるための島1は、島柱2の下
部側に、腰板3が取り付けられている。この腰板3の上
部には、島玉台板4が架設されている。この島玉台板4
の上面において、その後側にはパチンコ機島玉台下框5
が固定されている。前記島玉台板4の表面と、パチンコ
機島玉台下框5の前面にわたって、ステンレス板6が取
り付けられていて、玉台7が構成されている。
【0004】一方、島柱2の上部側には、パチンコ機島
上框8が架設されている。このパチンコ機島上框8の前
側には、押しボタン板9が装着されている。前記パチン
コ機島押しボタン板9の上部には、開閉自在に幕板10
が取り付けられている。
【0005】前記島1の所定位置には、パチンコ機11
が取り付けられている。このパチンコ機11は、前記パ
チンコ機島玉台下框5にパチンコ機下枠12を固着具で
ある釘14で固着し、かつ前記パチンコ機島上框8にパ
チンコ機上枠13を同じく釘14で固着し、周知のよう
に図18に示すごとく、パチンコ機11の上部に比べて
下部が前方に位置するように、つまり垂直線P−Pに対
して所要の傾斜角度θ、前方に傾斜させて取り付けられ
ている。この傾斜角度θは、垂直線P−Pに対しパチン
コ機前面の底部を前方に、尺を基準にするとほぼ4分か
ら4分5厘の寸法でせり出させて傾斜させている。
【0006】このように斜めにセッティングするのは、
例えばパチンコ玉の動きを多くし遊技を面白くする、パ
チンコ機11の取付、取外しをスピードアップするこ
と、パチンコ機入替時の取付、取外しの容易化を図るな
どの理由に基づく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】セッティングに際し、
従来島1の所定位置に、所要の傾斜角度θに取り付ける
には、気泡位置により傾斜角度θを検出するいわゆる水
平器の如き傾斜角度検出器を用い、島1の所定位置にパ
チンコ機11を垂直線P−Pに対して所要の傾斜角度
θ、傾斜させている。この場合、パチンコ機11は、大
きく分けると、矩形の木製からなる枠と、前面に多数の
釘等が設けられかつ背面に玉の補給器や絵柄を選択する
制御器等が設けられた板面と、この板面の前面に開閉自
在に取付可能なガラス窓を有する扉との3点にて構成さ
れ、板面と扉とにてパチンコ機本体が構成され、枠に設
けられた取付穴にパチンコ機本体側に設けられた円柱状
の取付部材を挿通することにより簡単に枠に対しパチン
コ機本体を取付けることができるようになっている。こ
れらの構造は周知のため、図示等を用いた詳細説明は省
略する。そして、島1にパチンコ機11を取付ける場
合、まず、枠部分のみをパチンコ機島玉台下框5の上に
置き、枠の縦枠11aに傾斜角度検出器(図示せず)を
当てがい所定の傾斜角度θに傾斜させ、作業者がパチン
コ機下枠12をパチンコ機島玉台下框5に釘14を打ち
込んで固定し、また、パチンコ機上枠13をパチンコ機
島上框8に釘14を下側から上側に向って打ち込んで固
定するようにしている。
【0008】このようにして枠を予め固定後、その枠
に、板面および扉を組み込んで、島1にパチンコ機11
を取付けている。この板面は、最近のパチンコ機11で
は種々の機能が設けられているため、重量が重くなる傾
向にある。しかる後、例えばホールの係員が板面または
扉に傾斜角度検出器を当てがい店側が要求している所望
の角度となっているか否かを確認すると、枠、板面、扉
相互の各部材の接触部分や相互の取付部分の寸法精度等
に多少の誤差があったり、枠に比較的重量のある板面等
を組み込む作業や、板面と扉との間に設けられる蝶番の
狂い等により、傾斜角度θがずれ、傾斜角度θにばらつ
きが生じてしまうという課題があった。この傾斜角度θ
が各台毎にばらついていると各台毎の入賞率にもばらつ
きが生じ易く好ましくない。
【0009】また、パチンコ機11の背面側で取り付け
作業を行うため、作業性が悪いという課題もあった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、島の所定位置に、パチン
コ機を容易、かつ正確に取り付けることができ、取り付
け作業性にも優れたパチンコ機取り付け装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、パチンコ機島玉台下框にパチンコ機下枠
を挟持して取り付けるためのパチンコ機下枠固定機と、
パチンコ機島上框にパチンコ機上枠を板面がセットされ
たパチンコ機の前面側から操作して固定するためのパチ
ンコ機上枠固定機とを備えたことを特徴としている。
【0012】また、前記パチンコ機下枠固定機を、パチ
ンコ機島玉台下框により固着するベース板と、このベー
ス板に装着されかつパチンコ機の前後方向の位置を調整
するパチンコ機前後位置調整手段と、前記ベース板に取
り付けられたハウジングと、このハウジングに設けられ
かつ回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構と、
この機構に連結されかつパチンコ機下枠方向に延びる上
下移動部材とにて構成している。
【0013】また、前記パチンコ機上枠固定機を、パチ
ンコ機島上框に固着具により固着するベース板と、この
ベース板に装着されかつパチンコ機の前後方向の位置を
調整するパチンコ機前後位置調整手段と、前記ベース板
に取り付けられかつ上方に延びるスリーブと、このスリ
ーブに固定されたナットと、このナットに螺合されかつ
回転しながら上方より下方に向かって進出するスクリュ
ーロッドと、このスクリューロッドの下端部に結合され
かつパチンコ機上枠にその上方より下方に向かってねじ
込んで止めるためのねじ釘と、前記スクリューロッドの
上端部に連結されかつ回転工具により回転操作されたと
き、その回転力をスクリューロッドに伝達可能な可撓部
材とを備えて構成している。
【0014】また、前記パチンコ機上枠固定機におい
て、前記ベース板に、前後方向に位置調整可能な前後ス
ライド部材を装着し、この前後スライド部材上に前記ス
リーブを取り付けている。
【0015】さらに、前記パチンコ機上枠固定機を、パ
チンコ機島上框に固着具により固着するベース板と、こ
のベース板に装着されかつパチンコ機の前後方向の位置
を調整するパチンコ機前後位置調整手段と、前記ベース
板に取り付けられたハウジングと、このハウジングに設
けられかつ回転運動を上下方向の直線運動に変換する機
構と、この機構に連結されかつパチンコ機上枠方向に延
びる上下移動部材と、前記機構の被回転部材に連結され
かつ回転工具により回転操作されたとき、その回転力を
前記被回転部材に伝達可能な可撓部材とを備えて構成し
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0017】図1はパチンコ機取り付け装置により、島
の所定位置にパチンコ機を取り付けた状態の概要を示す
正面図、図2は図1の縦断側面図である。
【0018】本発明パチンコ機取り付け装置21の図
1,図2に示す実施例では、例えば2箇のパチンコ機下
枠固定機22により、パチンコ機島玉台下框5に、ま
ず、パチンコ機11の枠部分であるパチンコ機下枠12
を載置し、このパチンコ機下枠12の左右方向に所要の
間隔をおいて例えば2箇所で固着し、しかる後、例えば
2箇のパチンコ機上枠固定機45により、パチンコ機島
上框8にパチンコ機上枠13を、左右方向に所要の間隔
をおいて2箇所で固着し、図2に示すように、パチンコ
機11をその上部に比べて下部が前方に位置するよう
に、垂直線P−Pに対して所要の傾斜角度θに取り付け
るようにしている。
【0019】次に、図3〜図6は本発明にかかるパチン
コ機取り付け装置21のパチンコ機下枠固定機22の一
実施例を示すもので、図3は斜視図、図4は使用前の状
態の縦断側面図、図5は使用状態の縦断側面図、図6は
図5の正面図である。
【0020】これら図3〜図6に示すパチンコ機下枠固
定機22は、ベース板23と、パチンコ機前後位置調整
手段である調整ボルト26,ナット27と、ハウジング
28と、回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構
と、パチンコ機下枠12の挟持手段である上下移動部材
35と、これに必要に応じ設けられた固着具であるねじ
釘41とを備えて構成されている。このねじ釘41は釘
のようなものとしても良い。
【0021】前記ベース板23は、図3〜図5に示すよ
うに、側面から見てほぼL型に形成されている。このベ
ース板23の水平部材には、前後方向および左右方向に
所要の間隔をおいて木ねじ通し孔24が設けられてい
る。前記ベース板23の垂直部材には、左右方向に所要
の間隔をおいて調整ボルト通し孔25が設けられてい
る。このベース板23は、パチンコ機下枠固定機22の
使用時に、各木ねじ通し孔24に木ねじ44を通し、こ
の木ねじ44をパチンコ機島玉台下框5にねじ込むこと
によって固定される。
【0022】前記調整ボルト26,ナット27は、図
4,図5に示すように、ベース板23の垂直部材をはさ
んでその前,後面に、しかも前記調整ボルト通し孔25
の位置に合わせて配置されている。前記調整ボルト26
は、図3〜図5に示すように、頭部を前側に向けて配置
され、前記ナット27に螺合されている。そして、この
調整ボルト26は頭部の位置を前後方向に調整し、パチ
ンコ機下枠12の後面を当てることによって、パチンコ
機下枠12の取り付け位置を決めるようにしている。
【0023】前記ハウジング28は、図3,図6から分
かるように、上板を有する溝型に形成されている。この
ハウジング28は、前記ベース板23の水平部材の上面
に、溶接または止めねじ等により一体に固定されてい
る。このハウジング28の上板には、スクリューロッド
通し孔29と、これの前後方向に所要の間隔をおいて形
成されたガイドロッド支持孔30,30とが設けられて
いる。
【0024】前記回転運動を上下方向の直線運動に変換
する機構は、図3〜図5に示すように、スクリューロッ
ド31と、その隣に離間して配設された例えば2つのガ
イドロッド34,34とを有している。前記スクリュー
ロッド31は、前記ハウジング28の上板に設けられた
スクリューロッド通し孔29からハウジング28の内部
に挿通され、かつベース板23の水平部材の上面に設け
られた軸受32により、上下方向の定位置で回転可能に
支持されている。このスクリューロッド31の上端部に
は、図示の例えば六角形や、四角形の頭部を有する回転
操作部33が連結されている。この回転操作部33の頭
部に電動もしくは手動回転工具を連結・接続して回転さ
せスクリューロッド31を回転させ得るようにしてい
る。前記ガイドロッド34,34は、ハウジング28の
上板に設けられたガイドロッド支持孔30,30を通じ
てハウジング28の内部に挿通され、かつスクリューロ
ッド31の前後方向に所要の間隔をおいて配置され、さ
らにベース板23の上面と当該ガイドロッド支持孔30
間に固定されている。
【0025】前記上下移動部材35は、図3〜図5に示
すように、平面から見て前後方向に細長い矩形に形成さ
れている。この上下移動部材35の後側半部には、雌ね
じ36と、この雌ねじ36をはさんでその前後方向に所
定の間隔をおいて形成されたガイド孔37,37とが設
けられている。また、上下移動部材35の前側端部に
は、必要に応じ釘通し孔40が設けられている。そし
て、この上下移動部材35は、雌ねじ36を介して前記
スクリューロッド31に螺合され、かつガイド孔37,
37を介して前記ガイドロッド34,34に係合されて
いて、スクリューロッド31を回転操作するに伴い、ガ
イドロッド34,34に沿って上下方向に平行に移動可
能に取り付けられている。さらに、上下移動部材35は
スクリューロッド31の下部外周に介装されたコイルス
プリング38と、各ガイドロッド34の上部外周に介装
されたコイルスプリング39とにより、上下方向の遊び
が吸収されている。
【0026】前記ねじ釘41には、上半部に雄ねじ4
1′が形成されている。また、ねじ釘41の上端部には
蝶型の操作部42が固着されている。このねじ釘41の
雄ねじ41′には、ナット43が螺合されている。さら
に、このねじ釘41は差し込み部である下半部を前記上
下移動部材35の前側端部に設けられた釘通し孔40に
挿通し、雄ねじ41′とナット43により差し込み部の
長さを調整し得るようになっている。
【0027】ついで、図7〜図11はパチンコ機上枠固
定機45の一実施例を示すもので、図7は斜視図、図8
は使用前の状態の縦断側面図、図9は使用状態の縦断側
面図、図10は図9の背面図、図11は図9の平面図で
ある。
【0028】これら図7〜図11に示すパチンコ機上枠
固定機45は、ベース板46と、パチンコ機前後位置調
整手段である調整ボルト49およびナット50ならびに
蝶ナット51と、前後スライド部材54と、上方に延び
るスリーブ59と、スクリューロッド62と、ねじ釘6
4と、スクリューロッド62に任意の方向に屈曲自在な
回転力を伝達可能な可撓部材67と、スクリューロッド
62と可撓部材67の継手とを備えて構成されている。
【0029】前記ベース板46は、図7〜図9に示すよ
うに、後側の垂直部材46aと、水平部材46bとを有
するほぼL型に形成されている。前記垂直部材46aに
は、所要の間隔をおいて形成された複数箇の木ねじ通し
孔47と、左右方向に所要の間隔をおいて形成された調
整ボルト通し孔48とが設けられている。一方、水平部
材46bの左右方向の端部には、前後スライド部材用の
ガイド52が形成されている。また、水平部材46bに
は前後スライド部材54の前後方向への移動調整時に、
ねじ釘64を前後方向に移動可能とする長孔46’が形
成されている。さらに、水平部材46bの後側端部寄り
には、前後スライド部材止着用のボルト56が固定され
ている。そして、このベース板46はパチンコ機上枠固
定機45の使用時に、垂直部材46aに設けられた各木
ねじ通し孔47に木ねじ44を通し、図9,図10から
分かるように、各木ねじ44をパチンコ機島上框8にね
じ込むことによって固定される。
【0030】前記調整ボルト49とナット50と蝶ナッ
ト51のうちの、ナット50は前記ベース板46の垂直
部材46aの後面における調整ボルト通し孔48の位置
に固定されている。前記調整ボルト49は、頭部を前側
に向けて配置され、かつ前記調整ボルト通し孔48に挿
通され、ナット50に螺合されている。この調整ボルト
49は、前記ナット50と蝶ナット51のいわゆるダブ
ルナットで止着されていて、頭部の位置を前後方向に調
整できるようになっている。そして、調整ボルト49の
頭部にパチンコ機上枠13の後面を当てることによっ
て、パチンコ機上枠13の取り付け位置を決めるように
している。
【0031】前記前後スライド部材54には、図7,図
11に示すように、前後方向に長い長孔55が形成され
ている。この前後スライド部材54は、ベース板46の
水平部材46b上に載置され、この水平部材46bに形
成されたガイド52,52に係合され、前記長孔55
に、ベース板46の水平部材46b上に植設されたボル
ト56を挿通し、前記長孔55の有効長さの範囲内で、
前後方向に位置を調整し、ボルト56とワッシャ57と
蝶ナット58とにより、前記調整された位置に固定され
る。
【0032】前記スリーブ59は、図11から分かるよ
うに、平面から見て四角形の角パイプで形成されてい
る。このスリーブ59は、前後スライド部材54の上面
の前側寄りの位置に、溶接等により固定され、図7〜図
10に示すように、上方に向かって延びている。また、
スリーブ59の内部の上端部寄りには、スクリューロッ
ド用のナット60が設けられている。このナット60
は、スリーブ59の外部からねじ込んだ止めねじ61に
より固定されている。
【0033】前記スクリューロッド62は、スリーブ5
9の内部に固定されたナット60に螺合されている。こ
のスクリューロッド62は、順方向に回転させることに
より、上方から下方に向かって進出するようになってい
る。このスクリューロッド62の所要位置には、ストッ
パ65が固定されている。また、スクリューロッド62
の外周において、スリーブ59の上面とストッパ65間
には、コイルスプリング66が介装されている。このコ
イルスプリング66は、スクリューロッド62の下方へ
の進出時に、スクリューロッド62の遊びを吸収するよ
うにしている。
【0034】前記ねじ釘64は、図8,図9に示すよう
に、スクリューロッド62の下端部に結合部63を介し
て結合されている。このねじ釘64は、スクリューロッ
ド62が順方向に回転操作され、下方に向かって進出す
るに伴い、パチンコ機島上框8を貫通してパチンコ機上
枠13にねじ込まれる。
【0035】前記可撓部材67は、複数個の連結された
任意の方向に屈曲自在なボール部と、これらのボール部
内に挿通された屈曲自在なワイヤーとからなる。かかる
可撓部材67は、可撓性と、ワイヤを介して回転力を被
回転部材に伝達する機能とを兼備しており、既に市販さ
れ公知のものである。この可撓部材67の一端部は、図
7〜図10に示すごとく、スクリューロッド62の上端
部に、ソケット68を介して嵌合され、かつ止めねじ6
9により止着され、スクリューロッド62に一体に接続
されている。また、可撓部材67の他端部には回転操作
部70が設けられている。この回転操作部70には、電
動または手動の回転工具を係合し得るようになってい
る。
【0036】続いて、前記実施例にかかるパチンコ機下
枠固定機22およびパチンコ機上枠固定機45を用い
て、島1の所定位置にパチンコ機11を取り付ける場合
について説明する。本発明では、まず、パチンコ機11
の枠を所定の角度にセッティングしつつパチンコ機下枠
固定機22を介して固定し、その後、この枠にパチンコ
機本体を閉じた状態で取付け、パチンコ機上枠固定機4
5を用いてパチンコ機上框8に対しパチンコ機上枠13
をパチンコ機前面側から傾斜角度検出器を板面または扉
に当てがいながら固定して取付けることに特徴を有して
いる。したがって、取付後の傾斜角度のずれ発生を防止
できるようにしている。
【0037】すなわち、まず、パチンコ機下枠固定機2
2の初期状態では、パチンコ機島玉台下框5にパチンコ
機下枠固定機22を取り付ける際、図4に示すように、
ねじ釘41を設けた場合にはこれが邪魔にならない位置
まで、上下移動部材35と一緒に上昇させて置く。
【0038】一方、パチンコ機11の枠をパチンコ機下
枠固定機22を介し取付け後は、枠に対し板面や扉を取
付け、枠の上枠に取付けるパチンコ機上枠固定機45の
初期状態は、パチンコ機島上框8にパチンコ機上枠固定
機45を取り付ける際、図8に示すように、ねじ釘64
が邪魔にならないように、可撓部材67およびスクリュ
ーロッド62を回転操作し、上昇させて置く。また、パ
チンコ機上枠固定機45によりパチンコ機上枠13を固
定する際、パチンコ機上枠13の前後方向の概ね適正位
置にねじ釘64をねじ込み得るように、前後スライド部
材54を前後方向に移動させ、スリーブ59とスクリュ
ーロッド62とねじ釘64の前後方向の位置を粗調整
し、ボルト56とワッシャ57と蝶ナット58により、
ベース板46に前後スライド部材54を固定して置く。
【0039】次に、パチンコ機島玉台下框5上に、左右
方向に所要の間隔をおいて、この実施例では図1に示す
ように、パチンコ機下枠固定機22を例えば2箇配置す
る。このとき、各パチンコ機下枠固定機22をパチンコ
機前後位置調整手段である調整ボルト26の頭部と、上
下移動部材35に設けられているねじ釘41を前側に向
けて配置する。
【0040】各パチンコ機下枠固定機22のベース板2
3に設けられている各木ねじ通し孔24に木ねじ44を
通し、各木ねじ44をパチンコ機島玉台下框5にねじ込
み、パチンコ機島玉台下框5の上面に各パチンコ機下枠
固定機22を固定する。
【0041】しかして、パチンコ機島上框8上に、左右
方向に所要の間隔をおいて、この実施例では同じく図1
に示すように、パチンコ機上枠固定機45を例えば2箇
配置する。この場合も、パチンコ機前後位置調整手段で
ある調整ボルト49の頭部と、スリーブ59とスクリュ
ーロッド62とねじ釘64と可撓部材67のアセンブリ
を前側に配して設置する。
【0042】そして、各パチンコ機上枠固定機45のベ
ース板46の垂直部材46aに設けられている各木ねじ
通し孔47に木ねじ44を通し、各木ねじ44をパチン
コ機島上框8にねじ込み、パチンコ機島上框8の上面に
各パチンコ機上枠固定機45を固定する。
【0043】ところで、この実施例において、パチンコ
機11の前後方向の取り付け位置を、両パチンコ機上枠
固定機45の前後位置調整手段である調整ボルト49の
頭部を基準として調整する場合は、まず両パチンコ機上
枠固定機45の調整ボルト49を操作し、両調整ボルト
49の頭部の位置を、ねじ釘64をパチンコ機上枠13
の前後方向のほぼ所要位置にねじ込み可能で、しかも両
調整ボルト49の前端面が前後方向に一致するように調
整し、ナット50と蝶ナット51により各調整ボルト4
9をその調整された位置に固定する。
【0044】ついで、パチンコ機上枠13の後端面が前
述のごとく調整された調整ボルト49の頭部に当接する
まで押し込む。
【0045】続いて、例えば気泡位置により角度を検出
できる角度検出器をパチンコ機11の扉の前面ガラスま
たは板面などの適位置に当てがい、これを使用し、各調
整ボルト26の頭部の前端面を、パチンコ機11の上部
に比べて下部が前方に位置する所要の傾斜角度θにセッ
ティングできる位置に調整し、ナット27,27により
各調整ボルト26を前記調整された位置に固定する。
【0046】そして、各パチンコ機上枠固定機45の可
撓部材67を、開かれた幕板10を介しパチンコ機11
の前側に引き出し、各可撓部材67に設けられている回
転操作部70に、回転工具を係合し、所定の角度を維持
しているか角度検出器を介し様子を見ながら可撓部材6
7を介してスクリューロッド62を順方向に回転させ
る。スクリューロッド62を順方向に回転させると、こ
のスクリューロッド62とスリーブ59内に固定されて
いるナット60のねじ作用により、スクリューロッド6
2と一緒にねじ釘64が下方に向かって進出し、図9に
示すように、ねじ釘64がパチンコ機島上框8を貫通し
た後、パチンコ機上枠13にねじ込まれ、左右方向に所
要の間隔をおいて設けられた2本のねじ釘64により、
パチンコ機島上框8にパチンコ機上枠13が固定され
る。前述のごとく、パチンコ機島上框8にパチンコ機上
枠13を固定した後、各パチンコ機上枠固定機45の可
撓部材67をパチンコ機11の後側に戻しておく。な
お、取外しはスクリューロッド62を逆回転させれば
良い。
【0047】なお、先に取付けられる両パチンコ機下枠
固定機22はその回転運動を上下運動の直線運動に変換
する機構のスクリューロッド31の上端部に連結されて
いる回転操作部33に、個別に回転工具を係合し、パチ
ンコ機11の前側で回転工具によりスクリューロッド3
1を順方向に回転させる。このスクリューロッド31を
順方向に回転させると、スクリューロッド31の雄ねじ
と上下移動部材35に形成された雌ねじ36のねじ作用
と、2本のガイドロッド34のガイド作用により、上下
移動部材35が下方に向かって移動され、この上下移動
部材35によりパチンコ機下枠12をパチンコ機玉台下
框5に堅固に挟持して固着することができる。この上下
移動部材35の前端部側に下向きに設けたねじ釘41
は、図5に示すように、パチンコ機下枠12に差し込ま
れる。その結果、パチンコ機島玉台下框5に両パチンコ
機下枠固定機22のベース板23を木ねじ44で固着
し、両パチンコ機下枠固定機22の上下移動部材35に
設けられているねじ釘41をパチンコ機下枠12に差し
込んだ固定構造により、パチンコ機島玉台下框5にパチ
ンコ機下枠12がより強固に固定される。
【0048】前述のごとく、パチンコ機島玉台下框5に
パチンコ機下枠固定機22を介してパチンコ機11の枠
の下枠12を所定の角度で予め固定した後に、枠にパチ
ンコ機本体を取付け、パチンコ機島上框8にパチンコ
機上枠固定機45を介してパチンコ機上枠13をそれぞ
れ固定した後、パチンコ機取り付け装置21による島1
の所定位置への1台のパチンコ機11の取り付け作業を
終了する。従来では、パチンコ機11の枠の縦枠11a
に傾斜角度検出器を当てがい角度を出し、その後、板面
や扉を取付けていたため、傾斜角度のばらつきを生じ
やすいが、本発明での施は最終的にパチンコ機本体を
付けた状態でその板面またはガラス扉に傾斜角度検
出器を当てがいつつ調整しながら施するので、正確な
所望の角度でもって取付けることができる。
【0049】以上説明したように、パチンコ機下枠固定
機22ではハウジング28に、回転運動を上下方向の直
線運動に変換する機構の構成部材であるスクリューロッ
ド31を回転可能に支持し、このスクリューロッド31
の上端部に回転操作部33を設け、この回転操作部33
に回転工具を係合して前記スクリューロッド31を順方
向に回転させ、上下移動部材35を下方に向かって移動
させ、この上下移動部材35に設けられたねじ釘41を
パチンコ機下枠12に差し込んで止着するようにし、パ
チンコ機上枠固定機45ではスリーブ59内にナット6
0を固定し、このナット60にスクリューロッド62を
螺合し、このスクリューロッド62の上端部に、回転力
を伝達可能な可撓部材67を接続し、この可撓部材67
に設けられた回転操作部70に回転工具を係合し、この
回転工具により回転操作部70を介して可撓部材67を
順方向に回転させ、その回転力をスクリューロッド62
に伝達し、このスクリューロッド62を順方向に回転さ
せると同時に下方に向かって移動させ、このスクリュー
ロッド62の下端部に結合されたねじ釘64をパチンコ
機上枠13にねじ込み、さらにパチンコ機島上框8を貫
通させてパチンコ機上枠13にねじ込むようにしてお
り、パチンコ機下枠固定機22に付設の釘41およびパ
チンコ機上枠固定機45に付設のねじ釘64共、回転操
作を通じて止着し得るようにしているので、作業員が釘
を打ち込んでパチンコ機枠基準の傾斜角度で止める従来
技術に比較して、作業性が良好であり、また、所望の傾
斜角度θに正確に固定することができる。
【0050】また、パチンコ機下枠固定機22のハウジ
ング28に、スクリューロッド31とガイドロッド3
4,34とを有する回転運動を上下方向の直線運動に変
換する機構を設け、この機構のスクリューロッド31の
上端部に回転操作部33を連結し、一方パチンコ機上枠
固定機45の前後スライド部材54にはスリーブ59を
固定し、このスリーブ59内にナット60を固定し、こ
のナット60にスクリューロッド62を螺合し、このス
クリューロッド62の上端部に、回転力を伝達可能な可
撓部材67を接続し、この可撓部材67を幕板10を開
き、前面に引き出し、また、パチンコ機11の傾斜角度
を調整し、パチンコ機下枠固定機22の釘41の差し込
み作業を終了したあとで、パチンコ機上枠固定機45の
ねじ釘64のねじ込み作業を、作業空間の広いパチンコ
機11の前側で、能率よく行うことができる。
【0051】しかも、この実施例ではパチンコ機上枠固
定機45について、ベース板46の垂直部材46aに、
パチンコ機前後位置調整用の調整ボルト49と、この調
整ボルト49の位置調整後、これを固定するためのナッ
ト50および蝶ナット51とを有する前後位置の微調整
系を設け、ベース板46の水平部材46b上に、前後ス
ライド部材54を載置し、この前後スライド部材54
に、スリーブ59とスクリューロッド62とねじ釘64
のアセンブリと、前後スライド部材54の位置調整後、
これを固定するためのボルト56とワッシャ57と蝶ナ
ット58とを有する前後位置の粗調整系を設け、パチン
コ機島上框8にパチンコ機上枠13を固定する際、初期
段階では前記粗調整系により前後位置の粗調整を行い、
その後前記微調整系により前後位置の微調整を行い得る
ようにしているので、パチンコ機11を所要の傾斜角度
θに、簡単にかつ的確に取り付けることができる。
【0052】次に、図12〜図16はパチンコ機上枠固
定機の他の実施例を示すもので、図12は一部を破断し
て示した斜視図、図13は固定前の状態の縦断側面図、
図14は使用状態の縦断側面図、図15は図14の背面
図、図16は図14の平面図である。
【0053】これら図12〜図16に示すパチンコ機上
枠固定機71は、ベース板72と、パチンコ機前後位置
調整手段である調整ボルト76およびナット77,77
と、ハウジング78と、回転運動を上下方向の直線運動
に変換する機構と、上下移動部材90と、これに設けら
れた固着具であるねじ釘91とを備えて構成されてい
る。
【0054】前記ベース板72は、図12〜図14に示
すように、垂直部材72aと、水平部材72bとを有
し、側面から見てほぼL型に形成されている。このベー
ス板72の垂直部材72aの上部側には、左右方向に所
要の間隔をおいて木ねじ通し孔73が設けられ、同垂直
部材72aの下部側には、左右方向に所要の間隔をおい
て調整ボルト通し孔74が設けられている。前記ベース
板72の水平部材72bには、左右方向に所要の間隔を
おいて木ねじ通し孔73が設けられている。そして、前
記ベース板72はパチンコ機上枠固定機71の使用時
に、垂直部材72aに設けられた木ねじ通し孔73と、
水平部材72bに設けられた木ねじ通し孔73とにそれ
ぞれ木ねじ75を通してパチンコ機島上框8に固定され
る。
【0055】前記調整ボルト用のナット77,77は、
ベース板72の垂直部材72aをはさんで、その前,後
面に、しかも調整ボルト通し孔74の位置に合わせて配
置されている。前記調整ボルト76は、図13〜図15
に示すように、頭部を前側に向けて配置され、かつ前記
ナット77に螺合されている。そして、この調整ボルト
76は頭部の位置を前後方向に調整し、パチンコ機上枠
13の後面を当てることによって、パチンコ機上枠13
の取り付け位置を決めるようにしている。
【0056】前記ハウジング78は、図12〜図14か
ら分かるように、箱型に形成されている。このハウジン
グ78の上部部材と下部部材には、左右方向のほぼ中央
部にスクリューロッド通し孔79が設けられ、その左右
両側には所要の間隔をおいてガイドロッド支持孔80が
設けられている。また、このハウジング78はベース板
72の垂直部材72aの後面に、溶接または止めねじ等
により固定されている。
【0057】前記回転運動を上下方向の直線運動に変換
する機構は、図12〜図14に示すように、被回転部材
であるスクリューロッド81と、ナット82と、ガイド
ロッド87,87とを有している。前記ナット82は、
前記スクリューロッド通し孔79に中心を合わせて配置
され、かつハウジング78の内部に固定されている。前
記スクリューロッド81は、ナット82に螺合されてい
る。このスクリューロッド81の上端部寄りには、スト
ッパ88が設けられている。また、スクリューロッド8
1の外周において、ハウジング78の上面とストッパ8
8間には、コイルスプリング89が介装されている。こ
のコイルスプリング89は、スクリューロッド81の上
方への移動時に、その遊びを吸収するようにしている。
さらに、前記スクリューロッド81には、可撓部材83
が一体に接続されている。この可撓部材83には、前述
の図7〜図10に示したものと同様、可撓性と、回転力
を被回転部材に伝達する機能とを兼備したものを用いて
いる。この可撓部材83の一端部は、スクリューロッド
81の上端部にソケット84を介して嵌合され、かつ止
めねじ85で止着されている。また、可撓部材83の他
端部には回転操作部86が設けられている。この回転操
作部86には、電動または手動の回転工具を係合し得る
ようになっている。前記2本のガイドロッド87は、ハ
ウジング78に設けられた当該ガイドロッド支持孔80
に挿通され、支持されている。
【0058】前記上下移動部材90は、前後方向に長い
矩形に形成されている。この上下移動部材90は、スク
リューロッド81に対してはこのスクリューロッド81
を自由に回転させ得るように取り付けられ、また2本の
ガイドロッド87に対しては上下方向に一緒に移動可能
に固定されている。その結果、この上下移動部材90は
スクリューロッド81が順方向または逆方向に回転操作
されるに伴い、2本のガイドロッド87に導かれて平行
に上昇または下降するようになっている。
【0059】前記ねじ釘91は、図12〜図14に示す
ように、前記上下移動部材89の後部寄りの位置に、互
いに所要の間隔をおいて例えば3本等、複数本設けられ
ていて、上下移動部材90が上方に向かって移動操作さ
れたとき、パチンコ機上枠13の下面から上面に向かっ
て差し込まれるようになっている。
【0060】ついで、前述の図3〜図6に示す実施例の
パチンコ機下枠固定機22と、前記図12〜図15に示
す実施例のパチンコ機上枠固定機71とを用いて、島1
の所定位置にパチンコ機11を取り付ける場合について
説明する。
【0061】まず、パチンコ機下枠固定機22を初期状
態では、基本的に前述の実施例と同様であり、前述のご
とく、パチンコ機島玉台下框5にパチンコ機下枠固定機
22を取り付ける際、ねじ釘41が邪魔にならないよう
に、図4に示すように、上下移動部材35によりねじ釘
41を上昇させて置く。
【0062】また、パチンコ機上枠固定機71を初期状
態では、パチンコ機島上框8にパチンコ機上枠固定機7
1を取り付ける際、ねじ釘91が邪魔にならないよう
に、可撓部材83とスクリューロッド81とガイドロッ
ド87,87と上下移動部材90を介して、図13に示
すように、下降させて置く。
【0063】まず、パチンコ機島玉台下框5上に、この
実施例では左右方向に所要の間隔をおいてパチンコ機下
枠固定機22を2箇配置する。このとき、各パチンコ機
下枠固定機22のパチンコ機前後位置調整手段である調
整ボルト76の頭部と、上下移動部材35に設けられて
いるねじ釘41を前側に向けて配置する。
【0064】そして、各パチンコ機下枠固定機22のベ
ース板23に設けられた各木ねじ通し孔24に木ねじ4
4を通し、各木ねじ44をパチンコ機島玉台下框5にね
じ込み、パチンコ機島玉台下框5の上面に各パチンコ機
下枠固定機22を固定する。枠固定後に、その枠にパチ
ンコ機本体が取付けられる。
【0065】なお、パチンコ機島上框8には、左右方向
に所要の間隔をおいてパチンコ機上枠固定機71を例え
ば2箇配置する。この場合も、各パチンコ機上枠固定機
71をパチンコ機前後位置調整手段である調整ボルト7
6の頭部と、上下移動部材90に設けられているねじ釘
91を前側に向けて配置する。
【0066】ついで、各パチンコ機上枠固定機71のベ
ース板72の垂直部材72aと水平部材72bに設けら
れた各木ねじ通し孔73に木ねじ75を通し、前記垂直
部材72aの木ねじ通し孔73に挿通された各木ねじ7
5をパチンコ機島上框8の後端面にねじ込み、前記水平
部材72bの木ねじ通し孔73に挿通された各木ねじ7
5をパチンコ機島上框8の上面にねじ込み、パチンコ機
島上框8に各パチンコ機上枠固定機71を固定する。
【0067】そして、パチンコ機11の前後方向の取り
付け位置を、両パチンコ機上枠固定機71に設けられた
パチンコ機前後位置調整手段である調整ボルト76の頭
部を基準として調整する場合は、まずパチンコ機上枠固
定機71の調整ボルト76を操作し、ねじ釘91をパチ
ンコ機上枠13の前後方向のほぼ所定位置に差し込み可
能で、しかも両調整ボルト76の頭部の前端面が前後方
向に一致するように調整し、各調整ボルト76をその調
整された位置に固定し、所望の傾斜角度にパチンコ機1
1をセットし得る。
【0068】ついで、パチンコ機上枠13の前端面が前
記調整された調整ボルト76の頭部に当接するまで押し
込む。
【0069】なお、両パチンコ機下枠固定機22のパチ
ンコ機前後位置調整手段である調整ボルト26を各別に
操作し、例えば気泡位置により角度を検出できる角度検
出器を枠の適位置(縦枠11a)に当てがい、各調整ボ
ルト26の頭部の前端面を、前方に位置する所要の傾斜
角度θに組み込み可能な位置に調整し、ナット27,2
7により各調整ボルト26を調整された位置に固定され
ている。
【0070】各パチンコ機上枠固定機71の可撓部材8
3は、パチンコ機11の前側に引き出され、各可撓部材
83に設けられている回転操作部86に、電動または手
動の回転工具を係合し、可撓部材83を介して、回転運
動を上下方向の直線運動に変換する機構を構成している
スクリューロッド81を傾斜角度の様子を見ながら順方
向に回転させる。このように、スクリューロッド81を
順方向に回転させると、このスクリューロッド81とナ
ット82のねじ作用と、2本のガイドロッド87のガイ
ド作用により、スクリューロッド81と一緒に上下移動
部材90とねじ釘91が上昇操作され、図13および図
14から分かるように、上下移動部材90とベース板7
2とによってパチンコ機島上框8とパチンコ機上枠13
とを堅固に挟持し、かつ設けられているねじ釘91がパ
チンコ機上枠13の下方から上方に向かって差し込まれ
る。これにより、所要の間隔をおいて配置された両パチ
ンコ機上枠固定機71の上下移動部材90に設けられた
ねじ釘91で、パチンコ機島上框8にパチンコ機上枠1
3を固定することができる。前述のごとく、パチンコ機
島上框8にパチンコ機上枠13を固定した後、各パチン
コ機上枠固定機71の可撓部材83をパチンコ機11の
前側に戻しておけば良い。
【0071】このように、予めパチンコ機島玉台下框5
にパチンコ機下枠固定機22を介してパチンコ機下枠1
2を所定の角度で取付けした後、枠にパチンコ機本体を
取付け、傾斜角度検出器を当てがい調整しつつ、パチン
コ機島上框8にパチンコ機上枠固定機71を介してパチ
ンコ機上枠13をそれぞれ固定し、島1の所定位置に対
する1台のパチンコ機11の取り付け作業を終了する。
【0072】以上説明した実施例において、パチンコ機
前後位置調整手段を構成している調整ボルト26,76
のうちの、いずれか先に前後位置を調整された調整ボル
トの頭部の前端面を基準として、他の調整ボルトの頭部
の位置を調整することによって、パチンコ機11の上部
に比べて下部が前方に位置する所要の傾斜角度θに、簡
易にかつ正確に調整することは可能である。
【0073】なお、この実施例におけるパチンコ機上枠
固定機71においては、パチンコ機島上框8にベース板
72を木ねじ75で固定した後、電動または手動の回転
工具により可撓部材83を順方向に回転させ、この可撓
部材83により、回転運動を上下方向の直線運動に変換
する機構を構成しているスクリューロッド81を順方向
に回転させ、同機構を構成しているナット82と前記ス
クリューロッド81のねじ作用と、同機構を構成してい
るガイドロッド87,87のガイド作用により、上下移
動部材90を初期位置から上昇させ、この上下移動部材
90の前側に必要に応じ設けられた複数本のねじ釘91
をパチンコ機上枠13の下方から上方に向かって差し込
み、パチンコ機島上框8にパチンコ機上枠13を固定す
るようにしている。さらに、パチンコ機下枠固定機22
においては、パチンコ機島玉台下框5にベース板23を
木ねじ44で固定した後、電動または手動の回転工具に
より、回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構を
構成しているスクリューロッド31に設けられた回転操
作部33を順方向に回転させ、この回転操作部33によ
りスクリューロッド31を順方向に回転させ、同機構を
構成している雌ねじ36と前記スクリューロッド31の
ねじ作用と、ガイドロッド34,34のガイド作用とに
より上下移動部材35を初期位置から下降させ、この上
下移動部材35の前側端部に必要に応じ設けられた釘4
1をパチンコ機下枠12の上方より下方に向かって差し
込み、パチンコ機島玉台下框5にパチンコ機下枠12を
固定するようにしている。したがって、この実施例にお
いても、作業員が釘を打ち込んで止める従来技術に比較
して、作業性が良く、また、パチンコ機11を所望の傾
斜角度θに正確に固定することができる。
【0074】しかも、パチンコ機下枠固定機22をまず
定位置に固定し、パチンコ機上枠固定機71の駆動はパ
チンコ機11の前面の広い空間で作業を行うようにして
いるので、作業性の向上を図ることができると共に正確
な傾斜角度で取付することが出来る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではパチン
コ機島玉台下框にパチンコ機下枠を取り付けるためのパ
チンコ機下枠固定機と、パチンコ機島上框にパチンコ機
上枠を取り付けるためのパチンコ機上枠固定機とを備
え、前記パチンコ機下枠固定機をまず固定し、かつパチ
ンコ機上枠固定機を、パチンコ機の前面から操作可能と
し、また、パチンコ機の前面で、例えば気泡位置により
角度を検出できる角度検出器を用いて固定するため、パ
チンコ機を所望の傾斜角度に、簡単にかつ正確にセッテ
ィングし得る効果がある。
【0076】また、本発明ではパチンコ機下枠固定機
を、パチンコ機島玉台下框に固着具によりベース板を固
定し、回転操作部により回転運動を上下方向の直線運動
に変換する機構を操作し、この機構に連結された上下移
動部材を移動させ、前記上下移動部材にてパチンコ機下
枠を挟持するようにして固着するように構成しており、
また、このようにして取付けられた枠にパチンコ機本体
をセットとし、パチンコ機の枠に対しパチンコ機上枠固
定機を、パチンコ機島上框に固着具によりベース板を固
着し、回転工具により可撓部材を回転操作し、この可撓
部材によりスクリューロッドを回転させ、このスクリュ
ーロッドとナットのねじ作用によりスクリューロッドを
進出させ、このスクリューロッドに結合された固着具で
パチンコ機の枠を挟持するように構成しているので、傾
斜角度を正確にした状態で固定し得る効果がある。ま
た、何度でもパチンコ機の入替が可能となる。
【0077】さらに、本発明では、パチンコ機上枠固定
機によるパチンコ機島上框へのパチンコ機上枠の取り付
けは、パチンコ機の前面の広い空間で作業ができるの
で、作業性の向上を図ることができ、ひいては作業能率
を向上させ得る効果がある。
【0078】さらに、本発明ではパチンコ機上枠固定機
を、ベース板に、前後方向に位置調整可能な前後スライ
ド部材を装着し、この前後スライド部材上にスリーブと
ナットとスクリューロッドと固着具のアセンブリを取り
付け、前後スライド部材を介して前後方向の位置を粗調
整した後、パチンコ機前後位置調整手段により微調整を
行うようにしているので、パチンコ機を所要の傾斜角度
に、より一層簡単にかつ的確に調整し、取り付け得る効
果がある。
【0079】そして、本発明ではパチンコ機上枠固定機
を、パチンコ機島上框に固着具により固着するベース板
と、このベース板に装着されかつパチンコ機の前後位置
調整手段と、回転運動を上下方向の直線運動に変換する
機構と、パチンコ機の前面で回転操作可能でかつ前記機
構に回転力を伝達可能な可撓部材と、前記機構に連結さ
れかつパチンコ機上枠方向に延びる上下移動部材と、を
備えて構成しており、このパチンコ機上枠固定機と前述
のパチンコ機下枠固定機とを用いることにより、パチン
コ機島にパチンコ機を所要の傾斜角度に、簡単にかつ正
確にセッティングできる効果があり、傾斜角度不ぞろい
が軽減でき、パチンコ機をセッティングされた傾斜角度
に正確に固定し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機取り付け装置により、島の所定位置
にパチンコ機を取り付けた状態の概要を示す正面図であ
る。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】本発明にかかるパチンコ機取り付け装置のパチ
ンコ機下枠固定機の一実施例を示す斜視図である。
【図4】同パチンコ機下枠固定機の使用前の状態の縦断
側面図である。
【図5】同パチンコ機下枠固定機の使用状態の縦断側面
図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】本発明にかかるパチンコ機取り付け装置のパチ
ンコ機上枠固定機の一実施例を示す斜視図である。
【図8】同パチンコ機上枠固定機の使用前の状態の縦断
側面図である。
【図9】同パチンコ機上枠固定機の使用状態の縦断側面
図である。
【図10】図9の背面図である。
【図11】図9の平面図である。
【図12】本発明にかかる本発明にかかるパチンコ機取
り付け装置のパチンコ機上枠固定機の他の実施例を示す
一部破断斜視図である。
【図13】同パチンコ機上枠固定機の使用前の状態の縦
断側面図である。
【図14】同パチンコ機上枠固定機の使用状態の縦断側
面図である。
【図15】図14の背面図である。
【図16】図14の平面図である。
【図17】パチンコ機を取り付ける島と、これに取り付
けられたパチンコ機の概要を示す正面図であって、従来
技術を示す図である。
【図18】図17の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機を取り付ける島 5 パチンコ機島玉台下框 8 パチンコ機島上框 11 パチンコ機 12 パチンコ機下枠 13 パチンコ機上枠 P−P 垂直線 θ パチンコ機の傾斜角度 21 パチンコ機の取り付け装置 22 パチンコ機下枠固定機 23 パチンコ機下枠固定機のベース板 26 パチンコ機前後位置調整手段を構成している調整
ボルト 27 同ナット 28 パチンコ機下枠固定機のハウジング 31 回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構を
構成しているスクリューロッド 33 同機構の回転操作部 34 同機構のガイドロッド 35 上下移動部材 36 上記機構の雌ねじ 41 固着具であるねじ釘 44 ベース板の固着具である木ねじ 45 パチンコ機上枠固定機 46 パチンコ機上枠固定機のベース板 49 パチンコ機前後位置調整手段を構成している調整
ボルト 50 同ナット 51 同蝶ナット 54 前後スライド部材 59 スリーブ 60 スクリューロッド螺合用のナット 61 スクリューロッド 64 固着具であるねじ釘 67 可撓部材 70 可撓部材の回転操作部 71 パチンコ機上枠固定機 72 パチンコ機上枠固定機のベース板 75 ベース板の固着具である木ねじ 76 パチンコ機前後位置調整手段を構成している調整
ボルト 77 同ナット 78 ハウジング 81 回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構を
構成しているスクリューロッド 82 同機構のナット 83 可撓部材 86 可撓部材の回転操作部 87 上記機構のガイドロッド 90 上下移動部材 91 固着具であるねじ釘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−84946(JP,A) 特開 平10−80563(JP,A) 特開 平7−124322(JP,A) 特開 昭63−275362(JP,A) 特開 平9−202594(JP,A) 実開 昭56−158295(JP,U) 登録実用新案3012438(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 349

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機島玉台下框にパチンコ機下枠
    を挟持して取り付けるためのパチンコ機下枠固定機と、
    パチンコ機島上框にパチンコ機上枠を板面がセットされ
    たパチンコ機の前面側から操作して固定するためのパチ
    ンコ機上枠固定機とを備え 前記パチンコ機下枠固定機を、パチンコ機島玉台下框に
    より固着するベース板と、このベース板に装着されかつ
    パチンコ機の前後方向の位置を調整するパチンコ機前後
    位置調整手段と、前記ベース板に取り付けられたハウジ
    ングと、このハウジングに設けられかつ回転運動を上下
    方向の直線運動に変換する機構と、この機構に連結され
    かつパチンコ機下枠方向に延びる上下移動部材とを備え
    て構成し、 前記パチンコ機上枠固定機を、パチンコ機島上框に固着
    具により固着するベース板と、このベース板に装着され
    かつパチンコ機の前後方向の位置を調整するパチンコ機
    前後位置調整手段と、前記ベース板に取り付けられかつ
    上方に延びるスリーブと、このスリーブに固定されたナ
    ットと、このナットに螺合されかつ回転しながら上方よ
    り下方に向かって進出するスクリューロッドと、このス
    クリューロッドの下端部に結合されかつパチンコ機上枠
    にその上方より下方に向かってねじ込んで止めるための
    ねじ釘と、前記スクリューロッドの上端部に連結されか
    つ回転工具により回転操作されたとき、その回転力をス
    クリューロッドに伝達可能な可撓部材とを備えて構成し
    た、ことを特徴とする パチンコ機取り付け装置。
  2. 【請求項2】 前記パチンコ機上枠固定機において、前
    記ベース板に、前後方向に位置調整可能な前後スライド
    部材を装着し、この前後スライド部材上に前記スリーブ
    を取り付けたことを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ機取り付け装置。
  3. 【請求項3】 前記パチンコ機上枠固定機を、パチンコ
    機島上框に固着具により固着するベース板と、このベー
    ス板に装着されかつパチンコ機の前後方向の位置を調整
    するパチンコ機前後位置調整手段と、前記ベース板に取
    り付けられたハウジングと、このハウジングに設けられ
    かつ回転運動を上下方向の直線運動に変換する機構と、
    この機構に連結されかつパチンコ機上枠方向に延びる上
    下移動部材と、前記機構の被回転部材に連結されかつ回
    転工具により回転操作されたとき、その回転力を前記被
    回転部材に伝達可能な可撓部材とを備えて構成した
    とを特徴とする請求項1記載のパチンコ機取り付け装
    置。
JP2000268140A 2000-09-05 2000-09-05 パチンコ機取り付け装置 Expired - Fee Related JP3502027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268140A JP3502027B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 パチンコ機取り付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268140A JP3502027B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 パチンコ機取り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002078947A JP2002078947A (ja) 2002-03-19
JP3502027B2 true JP3502027B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=18754949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000268140A Expired - Fee Related JP3502027B2 (ja) 2000-09-05 2000-09-05 パチンコ機取り付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3502027B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4467010B2 (ja) * 2005-10-21 2010-05-26 株式会社エース電研 遊技機固定装置
JP4514158B2 (ja) * 2006-10-19 2010-07-28 株式会社エース電研 遊技機固定装置
JP5368710B2 (ja) * 2008-01-18 2013-12-18 株式会社スリーストン 遊技機着脱装置
JP6799914B2 (ja) * 2015-12-10 2020-12-16 大都販売株式会社 傾斜計、遊技機傾斜測定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3012438U (ja) 1994-12-14 1995-06-20 株式会社アルテックセブン パチンコ機の台枠角度調整装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3012438U (ja) 1994-12-14 1995-06-20 株式会社アルテックセブン パチンコ機の台枠角度調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002078947A (ja) 2002-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3502027B2 (ja) パチンコ機取り付け装置
US5340095A (en) Adjustable door buck spreader
CN216345048U (zh) 一种建筑基础工程定位检测装置
CN117330305A (zh) 一种晾衣机承重性能检测装置
KR200496200Y1 (ko) 레이저 레벨기 거치대
KR100336072B1 (ko) 암석 절리면 프로파일 측정장치
US20030106233A1 (en) Column for measuring longitudinal dimensions
CN116429609A (zh) 一种建筑施工用材料硬度检测系统及检测工艺
CN211371770U (zh) 一种测绘仪辅助测量装置
CN110725511B (zh) 一种免漆门安装预定位校验装置
JP3708756B2 (ja) ウインドレギュレータのウインドパネル姿勢調整装置
CN107322544B (zh) 一种翼根肋定位工装的机械调姿系统
JP2002038639A (ja) 間仕切壁
EP1105229B1 (en) Equipment and method of measurement in vehicle body alignment work in vehicle body measurement
CN219817858U (zh) 一种房屋建筑施工钢筋的加工装置
CN219588531U (zh) 一种测绘工程水平仪
CN118500871A (zh) 一种建筑幕墙的质量检测装置
CN219909097U (zh) 一种建筑桩基检测基准桩快速架设装置
JPS6028250Y2 (ja) 器機用テ−ブル
CN221528525U (zh) 一种混凝土预制构件裂缝检测装置
CN115266377A (zh) 一种建筑质量检测用压力试验机
JP2541763Y2 (ja) サッシ枠の取り付け位置調整装置
JPH0415788Y2 (ja)
CN214161175U (zh) 一种折弯机及其上的定位装置
CN218120955U (zh) 一种可以稳定使用的送电线路运行检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031203

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees