JP3501921B2 - 画像編集出力装置 - Google Patents

画像編集出力装置

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JP3501921B2
JP3501921B2 JP15261697A JP15261697A JP3501921B2 JP 3501921 B2 JP3501921 B2 JP 3501921B2 JP 15261697 A JP15261697 A JP 15261697A JP 15261697 A JP15261697 A JP 15261697A JP 3501921 B2 JP3501921 B2 JP 3501921B2
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治 中山
修 藤本
一幸 大西
一視 入江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオカ
メラ等による動画情報を入力することができ、かつ入力
された動画情報をハードディスク等の記憶媒体に記憶さ
せ、記憶媒体に記憶される動画情報を画像編集して出力
する画像編集出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像編集出力装置としての例えばカラー
デジタル複写機においては、スキャナから入力されたカ
ラー原稿の画像に対して所定の画像処理を施してからプ
リンタ部からカラー画像を出力したり、パーソナルコン
ピュータ等の外部機器にて編集された画像情報を受け取
り、画像情報を出力したりするカラープリンタとして用
いられるのが一般的である。
【0003】また、最近のカラーデジタル複写機は、カ
ラー原稿の画像に対して所定の処理を施して表現力豊か
なカラー画像に変更したり、複数のカラー画像を同時に
編集する等多くの編集機能を備えた高機能の装置となっ
ている。この状況は、カラーデジタル複写機に限られる
ものではなく、モノクロのデジタル複写機においても同
じことで、入力された画像情報に対して特殊な加工を施
して出力させる機能が搭載されるようになっている。
【0004】さらに、最近、市場においては、デジタル
ビデオカメラやデジタルカメラ、パーソナルコンピュー
タ等の数多くのカラーデジタル画像を取り扱う携帯装置
も商品化されている。
【0005】このような環境の中で、カラーデジタル複
写機は、カラー及びデジタルの特徴を十分に活用した商
品を提供していく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像編集出力装置としてのカラーデジタル複写機で
は、所定の読み取り位置にセットされたカラー原稿をス
キャナにより走査することで得られたカラー画像、或い
はインターフェイスを介して接続されたパーソナルコン
ピュータ等により編集されたぺージ画像情報をプリンタ
部に送り画像として再生出力するだけである。
【0007】即ち、1ページ単位の画像を受け入れて出
力するだけのことであり、高価な商品の割にカラープリ
ンタとしての価値しか無いのは問題である。
【0008】一方、ビデオカメラの市場では、ビデオの
動画像を入力して所望するシーンの画像を取り込んで出
力するビデオプリンタが周辺装置として商品化されてい
る。
【0009】ビデオプリンタは、ビデオ装置から出力さ
れる再生画像が接続ケーブルを介して入力され、同時に
テレビ等のディスプレイ装置において使用者が再生画像
を確認しながら所望するシーンでフレーム画像をメモリ
に取り込む操作をすると、指示されたシーンの画像をフ
レーム画像として一旦メモリに記憶した後プリントアウ
トするものである。
【0010】このビデオプリンタに搭載されている画像
編集機能の1つとして、入力される動画像の中から複数
のフレーム画像をメモリに取り込み1枚の記録紙に複数
の画像をまとめて記録する編集モードがある。
【0011】例えば、特開昭62−289072号公報
には、ビデオカメラから入力される動画情報の中から所
定の時間毎にフレーム画像を取り込んで1枚の記録紙上
に複数のフレーム画像をまとめてプリントアウトするビ
デオプリンタが記載されている。また、特開平4−34
4249号公報には、入力される画像をモニタで確認し
ながら希望する画像の所で操作者がメモリボタンを押し
ながら順次画像をメモリに記憶させていくと共に、所定
の数の画像がメモリに記憶されると1枚の記録紙上にま
とめてプリントアウトするビデオプリンタが記載されて
いる。
【0012】しかし、このような従来のビデオプリンタ
では、利用者はディスプレイ装置で画像を確認しながら
希望するシーンが来る度に画像の取り込みを指示するボ
タンを操作することになるが、利用者が思っている通り
のフレーム画像を順次取り込もうとするとなかなかうま
く取れないものである。
【0013】特に、ビデオ等の動画像の中から1シーン
を選んでプリントアウトするというのは、利用者にとっ
て大切なシーンである場合が多い。しかし、この1シー
ンを気に入った状態で取り込むまでに何度かのプリント
ミスが生じてしまうので、作業時間的ロス及びプリント
コストの面で問題がある。
【0014】また、利用者はビデオ装置とビデオプリン
タとの両方を操作しなければならず、ビデオ等の動画像
の中から気に入った1シーンを選んでプリントアウトす
ることができるまで何度もビデオを巻き戻して再生する
こととなって、非常に使い勝手の悪いものとなり時間的
にも無駄が多くなる。
【0015】また、上記の問題は、モノクロのデジタル
複写機においても同様である。例えば、特開平4−29
0066号公報には、画像読み取り部(スキャナ)では
一度に読み取れない程の大きい原稿の画像を複数回に分
けて読み取り、メモリ上で1枚の画像として合成編集す
る機能を備えたデジタル複写機が考えられている。
【0016】しかし、このような従来のデジタル複写機
であれば、入力される画像が印刷物等のシート物に限ら
れるので、用途の少ない機能となってしまう。
【0017】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、外部の画像再生機器との
接続を可能として、画像再生装置から送られてくる動画
情報を入力し、その入力した動画情報の中から適確に所
望するフレーム画像を選択し、所定の処理を施して表現
力豊かな画像として出力することのできる画像編集出力
装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像編集出力装置は、上記課題を解決するために、動画情
報を入力するための動画情報入力手段と、動画情報入力
手段にて入力された動画情報の中から所定のサンプリン
グ周期毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像取
り込み手段と、フレーム画像取り込み手段にて取り込ま
れた各フレーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、
特徴抽出手段にて抽出された特徴に基く各フレーム画像
の重なり状態に基づいて複数のフレーム画像から1枚の
パノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合
わせ手段と、画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされ
た画像を出力する画像情報出力手段とを備えているとと
もに、上記画像つなぎ合わせ手段にて複数のフレーム画
像から1枚のパノラマ画像とするに際して、撮影時のビ
デオカメラのスキャンによる移動方向に対するフレーム
画像の重複する画素数又は時間からフレーム画像間の移
動時間を算出し、以降のフレーム画像については、重複
部分がないように、かつ画像の欠落がないように、取り
込むべきフレーム画像を決定することを特徴としてい
る。
【0019】上記の発明によれば、動画情報の中から任
意のフレーム画像を複数取り込み、取り込まれた複数の
フレーム画像に基づいて、つなぎ合わせ処理を行い出力
するので、例えばビデオカメラ等の画像再生装置等にて
撮影した風景等の広い範囲の画像から1枚のパノラマ画
像を出力することが可能となる。
【0020】また、フレーム画像間の移動時間を算出
し、以降のフレーム画像については、重複部分がないよ
うに、かつ画像の欠落がないように、取り込むべきフレ
ーム画像を決定するので、取り込むデータ量が最小とな
り、使用する記憶容量を少なくすることができる。
【0021】請求項2に係る発明の画像編集出力装置
は、上記課題を解決するために、複数のフレーム画像を
取り込むフレーム画像取り込み手段と、複数のフレーム
画像をつなぎ合わせて1枚のパノラマ画像とするに際し
て、スキャンによる移動方向において、重なり部分を抽
出する特徴抽出手段と、特徴抽出手段にて抽出された重
なり部分を基に、取り込まれた上記複数のフレーム画像
から連続した1枚のパノラマ画像を出力すべくつなぎ合
わせる画像つなぎ合わせ手段と、画像つなぎ合わせ手段
にてつなぎ合わされたパノラマ画像を、出力しようとす
る用紙の大きさに合わせて、画像分割して用紙に出力す
る画像情報出力手段とを備えていることを特徴としてい
る。
【0022】上記の発明によれば、つなぎ合わされたパ
ノラマ画像を、出力しようとする用紙の大きさに合わせ
て、画像分割して用紙に出力するので、注目する画像が
極端に小さくなるのを防止することができる。
【0023】請求項3に係る発明の画像編集出力装置
は、上記課題を解決するために、動画情報を入力するた
めの動画情報入力手段と、動画情報入力手段にて入力さ
れる動画情報の中から所定のサンプリング周期毎にフレ
ーム画像を順次取り込むフレーム画像取り込み手段と、
フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各フレーム
画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、特徴抽出手段に
て抽出された特徴に基く各フレーム画像の重なり状態に
基づいて複数のフレーム画像から1枚のパノラマ画像を
出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合わせ手段と、画
像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされた画像の大きさ
を検出する検出手段と、検出手段によるつなぎ合わされ
た画像の大きさに基づいて、画像を出力するための用紙
サイズ及び奇数枚の用紙を確定する用紙サイズ確定手段
と、用紙サイズ確定手段にて確定されたサイズの複数の
用紙に分割出力する画像情報出力手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0024】一般的に、つなぎ合わされた画像を複数枚
に分割して出力する場合に、注目する画像は複数のフレ
ーム画像の中央にある。このため、分割枚数が偶数枚に
なる場合には、注目する画像が分割されるという不具合
が生じる。
【0025】しかし、本発明によれば、つなぎ合わされ
たフレーム画像を奇数枚の用紙に分割して出力するの
で、注目する画像が分割されることが無くなり、良好な
画像を得ることができる。
【0026】請求項4に係る発明の画像編集出力装置
は、上記課題を解決するために、動画情報を入力するた
めの動画情報入力手段と、動画情報入力手段にて入力さ
れる動画情報の、撮影時のビデオカメラのスキャンによ
る移動方向を検出する動画方向検出手段と、動画情報入
力手段にて入力される動画情報の中から所定のサンプリ
ング周期毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像
取り込み手段と、動画方向検出手段により検出された動
画方向における、上記フレーム画像取り込み手段にて取
り込まれた各フレーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手
段と、特徴抽出手段にて抽出された特徴に基く各フレー
ム画像の重なり状態に基づいて複数のフレーム画像から
1枚のパノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つ
なぎ合わせ手段と、画像を出力する際の用紙サイズと用
紙方向とを指定する用紙サイズ方向指定手段と、画像つ
なぎ合わせ手段にてつなぎ合わされた画像の向きと用紙
サイズ方向指定手段にて指定された用紙方向とを合わせ
るための画像方向制御手段と、つなぎ合わされた画像の
向きと用紙方向とを合わされた画像を出力する動画情報
出力手段とを備えていることを特徴としている。
【0027】上記の発明によれば、動画情報が移動方向
に向かって画像をつなぎ合わせ処理すると共に、画像が
記録される用紙の向きに合わせて、つなぎ合わされた画
像を回転等により方向を合わせて出力するので、用紙に
効率よく画像を出力することができ、良好な画像を得る
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について図1ないし図8に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0029】本実施の形態の画像編集出力装置としての
デジタルカラー複写機は、図2に示すように、複写機本
体1の上面には、原稿台11及び後述する操作パネル6
0が設けられていると共に、複写機本体1の内部には、
画像読み取り部10及び画像形成部20が設けられてい
る。
【0030】上記の原稿台11の上面には、原稿台11
に対して開閉可能な状態で支持され、かつ原稿台11の
上面に対して所定の位置関係を有する自動原稿送り装置
12が装着されている。
【0031】自動原稿送り装置12は、両面原稿に対応
した両面自動原稿送り装置(RADF:Recirculating
Automatic Document Feeder )であって、原稿の一方の
面が原稿台11の所定位置において画像読み取り部10
に対向するように原稿を搬送する一方、この一方の面に
ついての画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿
台11の所定位置において画像読み取り部10に対向す
るよう原稿を反転して原稿台11に向けて搬送する。そ
して、1枚の原稿について両面の画像読み取りが終了し
た後に原稿を排出し、次の原稿についての両面搬送動作
を実行する。以上の原稿の搬送及び表裏反転の動作は、
デジタルカラー複写機全体の動作に関連して制御される
ものとなっている。
【0032】上記の画像読み取り部10は、自動原稿送
り装置12にて原稿台11上に搬送されてきた原稿画像
を読み取るために、原稿台11の下方に設けられている
ものであり、この画像読み取り部10には、原稿台11
の下面に沿って平行に往復移動する原稿走査体13と光
学レンズ16と光電変換素子17とが配設されている。
【0033】原稿走査体13は、第1の走査ユニット1
4と第2の走査ユニット15とから構成されている。第
1の走査ユニット14は、原稿画像面を露光する露光ラ
ンプ14aと原稿からの反射光像を所定の方向に向かっ
て偏向する第1ミラー14bとを有しており、上記原稿
台11の下面において一定の距離を保ちながら所定の走
査速度で平行往復移動するものである。第2の走査ユニ
ット15は、第1の走査ユニット14の第1ミラー14
bにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所定の
方向に向かって偏向する第2ミラー15a及び第3ミラ
ー15bを有しており、第1の走査ユニット14と一定
の速度関係をもって平行往復移動するものである。
【0034】上記第2の走査ユニット15の第3ミラー
15bにより偏向された原稿からの反射光像は、光学レ
ンズ16にて縮小されて所定の位置に光像が結像される
と共に、この結像された光像は、光電変換素子17にて
順次光電変換されて電気信号として出力される。そし
て、光電変換素子17にて電気言号に変換された原稿画
像情報は、さらに後述する画像処理部に転送されて画像
データとして所定の処理が施されるようになっている。
【0035】次に、複写機本体1の画像形成部20につ
いて説明する。
【0036】画像形成部20における下部には、給紙機
構21が設けられており、この給紙機構21は、用紙ト
レイ内に積載収容されている用紙Pを1枚ずつ分離して
記録部側に向かって供給する。そして、1枚ずつ分離供
給された用紙Pは、画像形成部20の手前に配置された
レジストローラ対22によりタイミング制御搬送され、
表裏反転複写のため画像形成部20とタイミングをとっ
て再供給搬送される。
【0037】画像形成部20における給紙機構21の上
側には、略平行に延びた転写搬送ベルト機構23が配置
されており、この転写搬送ベルト機構23は、駆動ロー
ラ24及び従動ローラ25等の複数のローラ間に張架さ
れた転写搬送ベルト26に用紙Pを静電吸着させて搬送
する構成となっている。
【0038】上記転写搬送ベルト機構23の下流側に
は、用紙P上に転写形成されたトナー像を用紙P上に定
着させるための定着装置27が配置されており、この定
着装置27の定着ローラニップ間を通過した用紙Pは搬
送方向切り換えゲート28を経て排出ローラ29にて複
写機本体1の外壁に取り付けられている排紙トレイ30
上に排出される。
【0039】尚、切り換えゲート28は定着後の用紙P
を複写機本体1外へと排出するか、又は再び画像形成部
20に向かって再供給するかの用紙搬送経路を選択的に
切り換えるものであって、この切り換えゲート28にて
再び画像形成部20に向かって搬送方向を切り換えられ
た用紙Pは、スイッチバック搬送経路31を通して表裏
反転の後、画像形成部20へと再度供給される。
【0040】一方、画像形成部20における転写搬送ベ
ルト26の上側には、この転写搬送ベルト26に近接し
て用紙搬送経路の上流側から順に第1、第2、第3、第
4の画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdが並
設されている。上記の転写搬送ベルト26は、駆動ロー
ラ24にて、同図において矢印Zで示す方向に摩擦駆動
され、前述したように上記給紙機構21を通して給送さ
れる用紙Pを把持し、上記各画像形成ステーションPa
・Pb・Pc・Pdへと順次搬送する。
【0041】各画像ステーションPa・Pb・Pc・P
dは、実質的に同一の構成を有し、同図に示す矢印方向
に回転駆動される感光体ドラム32a・32b・32c
・32dを含んでいる。各感光体ドラム32a〜32d
の周辺には、各感光体ドラム32a〜32dを一様に帯
電する帯電器33a・33b・33c・33dと、各感
光体ドラム32a〜32d上に形成された静電潜像を現
像する現像装置34a・34b・34c・34dと、現
像されたトナー像を用紙Pへ転写する転写用放電器35
a・35b・35c・35dと、各感光体ドラム32a
〜32d上に残留するトナーを除去するクリーニング装
置36a・36b・36c・36dとが各感光体ドラム
32a〜32dの回転方向に沿って順次配置されてい
る。
【0042】また、各感光体ドラム32a〜32dの上
方には、画像データに応じて変調されたドット光を発す
る図示しない半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子か
らの光を主走査方向に偏向させるための偏向装置と、偏
向装置により偏向されたレーザ光を各感光体ドラム表面
に結像させるためのfθレンズ等から構成されるレーザ
ビームスキャナユニット37a・37b・37c・37
dがそれぞれ設けられている。
【0043】上記レーザビームスキャナ37aにはカラ
ー原稿画像のイエロー成分像に対応する画素信号が入力
されると共に、レーザビームスキャナ37bにはカラー
原稿画像のマゼンタ成分像に対応する画素信号が、レー
ザビームスキャナ37cにはカラー原稿画像のシアン成
分像に対応する画素信号が、そして、レーザビームスキ
ャナ37dにはカラー原稿画像のブラック成分像に対応
する画素信号がそれぞれ入力される。
【0044】これにより、各記録部の感光体ドラム32
a〜32d上には色変換された原稿画像情報に対する静
電潜像が形成されると共に、各記録部の上記現像装置3
4aにはイエロー色のトナーが、現像装置34bにはマ
ゼンタ色のトナーが、現像装置34cにはシアン色のト
ナーが、及び現像装置34dにはブラック色のトナーが
それぞれ収容されているので、各記録部において色変換
された原稿画像情報が各色のトナー像として再現され
る。
【0045】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構21との間にはブラシからなる用紙吸着用帯電
器38が設けられており、この用紙吸着用帯電器38に
て転写搬送ベルト26の表面を帯電させる。これによっ
て、給紙機構21から供給される用紙Pが、搬送ベルト
26上に確実に吸着された状態で第1の画像形成ステー
ションPaから第4の画像形成ステーションPdの間を
ずれることなく搬送される。
【0046】一方、第4の画像ステーションPdと定着
装置27との間における駆動ローラ24の略真上部には
図示しない除電用放電器が設けられており、この除電放
電器には搬送ベルト26に静電吸着されている用紙Pを
分離するための交流電流が印加されている。
【0047】上記構成のデジタルカラー複写機において
は、用紙Pとしてカットシート状のものが使用され、こ
の用紙Pが給紙カセットから送り出されて給紙機構21
の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その用紙P
の先端部分が図示しないセンサにて検知され、このセン
サから出力される検知信号によって一旦用紙はレジスト
ローラ対22により停止する。そして、各画像ステーシ
ョンPa・Pb・Pc・Pdとタイミングをとって、同
図の矢印Z方向に回転している搬送ベルト26側に送ら
れる。このとき、搬送ベルト26は吸着用帯電器38に
て所定の帯電が施されているので、各画像ステーション
Pa・Pb・Pc・Pdを通過する間、安定搬送供給さ
れることとなる。
【0048】各画像ステーションPa・Pb・Pc・P
dでは、各色のトナー像がそれぞれ形成され、搬送ベル
ト26により静電吸着搬送される用紙Pの支持面上に重
ね合わされる。そして、第4の画像ステーションPdに
よる画像の転写が完了すると、用紙Pの先端部分から除
電用放電器により搬送ベルト26上から剥離され定着装
置27へと導かれる。最後に、トナー画像が定着された
用紙Pは転写材排出口から排紙トレイ30上へと排出さ
れる。
【0049】次に、デジタルカラー複写機に搭載されて
いる、カラー画像情報を画像処理するための画像処理部
の構成及び機能を、図3に基づいて説明する。
【0050】同図に示すように、画像処理部は、画像デ
ータ入力部40、編集手段しての画像データ処理部(I
CU:Image Control Unit)41、画像情報出力手段と
しての画像データ出力部42、画像メモリ43、プリン
トコントロールユニット(以下、「PCU」と称する)
44、編集手段としての画像編集部45、及び動画情報
入力手段としての通信インターフェイス部(I/F)4
6から構成されている。
【0051】画像データ入力部40は、カラー原稿画像
を読み取りYMC(イエロー・マゼンタ・シアン)の色
成分に色分解したラインデータを出力することのできる
3ラインのカラーCCD40aと、カラーCCD40a
にて読み取られたラインデータのライン画像レベルを補
正するシェーディング補正回路40bと、3ラインのカ
ラーCCD40aにて読み取られた画像ラインデータの
ずれを補正するラインバッファ等のライン合わせ部40
cと、3ラインのカラーCCDから出力される各色のラ
インデータの色データを補正するセンサ色補正部40d
と、各画素の信号の変化にめりはりを持たせるよう補正
するMTF(Modulation Transfer Function)補正部40
eと、画像の明暗を補正して視感度補正を行うγ補正部
40f等とからなる。
【0052】画像データ処理部41は、上記画像データ
入力部40又は後述するように通信インターフェイス部
46を介して入力されるカラー画像信号の色再現域を画
像形成部20におけるカラートナーによる色再現域に補
正する色空間補正回路41aと、入力される画像データ
のRGB(Red ・Green ・Blue) 信号を画像形成部20
の各画像ステーションPa・Pb・Pc・Pdに対応し
たYMC信号に変換するマスキング回路41bと、画像
データ入力部40又は後述するように通信インターフェ
イス部46を介して入力されるカラー画像のRGB信号
から黒成分を検出する黒検出回路41cと、マスキング
回路41bから出力されるYMC信号に基づいて黒検出
を行う下色除去処理、及び黒検出回路41cから出力さ
れる黒成分信号を添加する黒添加処理を行う下色除去・
黒添加回路(UCR:Under ColorRemoval/BP:Black
Plus )41dと、濃度変換テーブルに基づいてカラー
画像信号の濃度を調整する濃度処理回路41eと、設定
されている倍率に基づいて入力された画像情報を倍率変
換する変倍処理回路41fと、入力画像データから画像
情報中の文字・写真・網点領域を検出して領域分離する
と共に画像の出力パターンを決定する分離/スクリーン
回路41g等とからなっている。
【0053】画像データ出力部42は、各色の画像デー
タに基づいてパルス幅変調を行うレーザコントロールユ
ニット(LSU CONT)42aと、レーザコントロ
ールユニット42aから出力される各色の画像信号に応
じたパルス幅変調信号に基づいてレーザ記録を行う各色
のレーザスキャナユニット(LSU)42b・42c・
42d・42eとからなっている。
【0054】画像メモリ43は、例えば半導体メモリ等
のRAM(Random Access Memory)からなるメインメモ
リ43fと、回転記録媒体からなる4基のハードディス
ク(HD)43b〜43eと、これらハードディスク4
3b〜43eを制御するハードディスクコントロールユ
ニット(HD CONT)43aとから構成されてい
る。
【0055】上記のハードディスク43b〜43eは、
8ビット4色の画像データを色毎の画像データとして記
憶するものである。
【0056】また、ハードディスクコントロールユニッ
ト(HD CONT)43aは、画像データ処理部41
からシリアル出力される8ビット4色(32ビット)の
画像データを順次受け取り、バッファに一時的に貯えな
がら32ビットのデータから8ビット4色の画像データ
に変換して上記4基のハードディスク43b・43c・
43d・43eに分割管理させるためにパラレル出力す
るものである。
【0057】本実施の形態では、外部の動画情報入出力
装置2から取り込んだ動画情報は、動画情報として記憶
手段としてのハードディスク43b〜43e内の動画情
報記憶領域に記憶される。尚、ここで、「動画情報とし
て」とは、動画情報はMPEGではフレーム内で符号化
を完結するIピクチャと、前フレームからの予測を行う
Pピクチャと、前後フレームからの予測を行うBピクチ
ャからなるが、これらIピクチャ、Pピクチャ、Bピク
チャの全てのものをいう。
【0058】また、本実施の形態では、上記の動画情報
からフレーム画像が取り出されるようになっている。即
ち、動画情報入出力装置2からの動画情報から取り出し
たフレーム画像又は上記ハードディスク43b〜43e
内の動画情報記憶領域に記憶された動画情報から取り出
したフレーム画像は、ハードディスク43b〜43e内
のフレーム画像記憶領域に記憶されるものとなってい
る。
【0059】尚、上記のフレーム画像とは、前記動画情
報が画像の連続性を有するものであるのに対し、静止状
態で出力表現できるものをいう。
【0060】次に、PCU44は、上記画像データ入力
部40、画像データ処理部41、画像データ出力部4
2、画像メモリ43、さらに後述する画像編集部45、
及び通信インターフェイス部46を所定のシーケンスに
基づいてコントロールすると共に、デジタルカラー複写
機全体を制御するものであり、CPU(Central Proces
sing Unit)にて構成されている。本実施の形態では、特
に、フレーム画像取り込み手段としての機能を有してい
る。
【0061】上記の画像編集部45は、画像データ入力
部40、画像データ処理部41又は後述するように通信
インターフェイス部46を経て一旦画像メモリ43に記
憶された画像データに対して所定の画像編集を施すため
のものである。
【0062】また、通信インターフェイス部46は、デ
ジタルカラー複写機とは別に設けられた外部の画像再生
機器である動画情報入出力装置2からの画像データを受
け入れるための通信インターフェイス手段である。尚、
この通信インターフェイス部46から入力される画像デ
ータも、一旦画像データ処理部41に入力して色空間補
正等を行うことでデジタルカラー複写機の画像形成部2
0で取扱うことのできるデータレベルに変換してハード
ディスク43b・43c・43d・43eに記憶される
こととなる。
【0063】一方、デジタルカラー複写機は、前記PC
U44にて制御されており、このPCU44による制御
系の構成は図4に示すものとなっている。
【0064】同図に示すように、PCU44には、デス
ク関係負荷、RADF関係負荷、操作基板ユニット4
7、ソータコントロールユニット48、スキャナ関係負
荷、プリンタ関係負荷及び前記画像データ処理部41が
接続されている。
【0065】PCU44は、上記の各部をシーケンス制
御により管理し、制御の際に各部へ制御信号を出力して
いる。デスク関係負荷は、複写機本体1以外の図示しな
い多段給紙ユニット及び後処理装置のソータにおけるモ
ータ、クラッチ等の負荷である。RADF関係負荷は、
上記自動原稿送り装置(RADF)12におけるモー
タ、クラッチおよびスイッチ等の負荷である。スキャナ
関係負荷は、画像読み取り部10におけるモータ及びソ
レノイド等の負荷である。プリンタ関係負荷は、画像形
成部20におけるモータ、ソレノイド及び高圧電源等の
負荷である。ソータコントロールユニット48は、CP
Uを備え、PCU44からの制御信号に基づいてソータ
の動作を制御するものである。
【0066】操作基板ユニット47は、デジタルカラー
複写機に対しての操作者による複写モード等の各種設定
や指令等の入力部であり、CPUを備えている。操作基
板ユニット47は、操作者が入力により設定した例えば
複写モードに応じた制御信号をPCU44に転送する。
【0067】PCU44は、上記制御信号に基づき、デ
ジタルカラー複写機を上記モードに応じて動作させる。
また、PCU44は、操作基板ユニット47へデジタル
カラー複写機の動作状態を示す制御信号を転送する。操
作基板ユニット45は、上記制御信号に基づき、デジタ
ルカラー複写機が現在どのような動作状態にあるのかを
操作者に示すため、その状態を表示部により表示する。
【0068】上記の画像データ処理部41に接続された
前記画像メモリ43のメインメモリ43fには画像デー
タ通信ユニットが接続されている。この画像データ通信
ユニットは、前記通信インターフェイス部46を有する
ものであり、他のデジタル情報機器との画像データ及び
画像制御信号等の情報通信を可能にするために設けられ
たものである。
【0069】前記操作基板ユニット47は、図5に示す
入力部としての操作パネル60を備えている。操作パネ
ル60には、中央部にタッチパネル式の表示部である液
晶表示装置100が配されている。液晶表示装置100
の画面上の一部には、画面切換え指示エリア100aが
設けられている。この画面切換え指示エリア100a
は、液晶表示装置100の表示画面を画像編集機能選択
用の画面に切り換える指示を入力するためのものであ
る。この画面切換え指示エリア100aを操作者が指で
直接押圧操作すると、所望の機能を選択できるように、
液晶表示装置100の画面上に各種編集機能が一覧表示
される。このとき、表示された各種編集機能の表示領域
のうち、所望の編集機能の領域を操作者が指で押圧する
と、その編集機能が設定される。
【0070】また、操作パネル60には、図5における
左端位置に、液晶表示装置100の画面の明るさを調整
するための明るさ調整ダイヤル61が設けられている。
このダイヤル61と液晶表示装置100との間には、倍
率自動設定キー62、ズームキー63、固定倍率キー6
4・65及び等倍キー66、両面モード設定キー67、
後処理モード設定キー68が設けられている。倍率自動
設定キー62は複写倍率を自動的に選択するモードを設
定するためのものであり、ズームキー63は複写倍率を
1%きざみで設定するためのものである。固定倍率キー
64・65は固定倍率を選択するためのものであり、等
倍キー66は複写倍率を標準倍率(等倍)に戻すための
ものである。両面モード設定キー67は両面複写モード
の設定をするためのものであり、後処理モード設定キー
68はデジタルカラー複写機から排出される複写物を仕
分けるための後処理装置の動作モードを設定するための
ものである。
【0071】また、液晶表示装置100の同図における
下方位置には、濃度切り換えキー70、濃度調整キー7
1、トレイ選択キー72が設けられている。
【0072】濃度切り換えキー70はコピー濃度調整を
自動から手動又は写真モードヘと切り換えるためのもの
であり、濃度調整キー71は手動モード又は写真モード
の時に濃度レベルを細かく設定するためのものである。
トレイ選択キー72はデジタルカラー複写機の用紙トレ
イにセットされている用紙サイズの中から希望する用紙
サイズを選択するためのものである。
【0073】さらに、液晶表示装置100の同図におけ
る右方位置には、枚数設定キー73、クリアキー74、
コピースタートキー75、全解除キー76、割り込みキ
ー77、操作ガイドキー78、メッセージ順送りキー7
9、メモリ送信モードキー80、コピー/ファックスモ
ード切換えキー81、ワンタッチダイヤルキー82が設
けられている。
【0074】枚数設定キー73は複写枚数を設定するた
めのものであり、クリアキー74は、複写枚数をクリア
したり、連続コピーを途中で止める時に操作するもので
ある。コピースタートキー75はコピーの開始を指示す
るためのものであり、全解除キー76は現在設定されて
いるモードの全てを解除して標準状態に復帰させるため
のものである。割り込みキー77は連続コピー中に別の
原稿に対するコピーを行いたい時に操作するものであ
る。操作ガイドキー78は、デジタルカラー複写機の操
作が分からない時に操作するものであり、これが操作さ
れると、デジタルカラー複写機の操作方法が液晶表示装
置100に表示される。メッセージ順送りキー79は、
操作ガイドキー78の操作により表示されたメッセージ
の表示を順送りしながら切り換えるためのものである。
【0075】メモリ送信モードキー80、コピー/ファ
ックスモード切換えキー81及びワンタッチダイヤルキ
ー82はファクシミリモードに関する設定キーである。
メモリ送信モードキー80は送信原稿を一旦メモリに蓄
えてから送信することを指定するものであり、コピー/
ファックスモード切換えキー81はデジタルカラー複写
機のモードをコピーとファックスとの間で切り換えるた
めのものである。ワンタッチダイヤルキー82は、予め
デジタルカラー複写機に電話番号を記憶させておいた送
信先に対し、ワンタッチ操作で電話を発信させるための
ものである。
【0076】尚、上記各種キーの種類及び配置等に関す
る上記操作パネル60の構成は、あくまでも一例であ
り、デジタルカラー複写機に搭載される各種機能に応じ
て異なったものとなる。
【0077】上記液晶表示装置100では、例えば、図
6に示す基本モードの画面、図7に示す動画情報入力モ
ードの画面、図8に示すプリント設定モードの画面、並
びに後述する各画面等の表示が可能となっている。尚、
各モード間は、画面内のモードキーを操作することで相
互にモード間の移動が可能である。
【0078】図6に示す基本モードの画面においては、
上部に基本キー、コピー条件キー、調整キー、画像入力
キー101等の各モードキーが設けられており、各モー
ド間は、これらモードキーを操作することで相互にモー
ド間の移動が可能となっている。そして、画像入力キー
101を押圧操作するとにより、図7に示す動画情報入
力モードの画面となる。
【0079】動画情報入力モードの画面においては、動
画情報入出力装置2から動画情報を取り込むタイミング
を決定するためのサンプリング周期設定に関する表示と
してフレーム画像のサンプリング周期表示部111が設
けられている。このサンプリング周期表示部111のサ
ンプリング周期は、フレーム画像のサンプリング周期を
決定するためのアップキー112又はダウンキー113
を操作することにより変更することが可能である一方、
テンキー入力ボタン114を押圧することにより、前記
テンキー73にて設定することも可能となっている。
【0080】また、動画情報入力モードの画面には、動
画情報入出力装置2からの動画情報の取り込みを行うた
めの取り込みスタートキー115と取り込みを終了する
ための取り込みストップキー116が設けられている。
【0081】さらに、動画情報入力モードの画面の上側
には、プリント設定モードキー120が設けられてお
り、このプリント設定モードキー120を操作すること
によって、図8に示すプリント設定モードの画面に遷移
するようになっている。
【0082】プリント設定モードの画面では、フレーム
画像のコマ数表示部121、デジタルカラー複写機の内
部に設置してある用紙Pにおける用紙サイズを設定する
ための用紙サイズ確定手段としての用紙サイズ表示設定
部122、1ページ内に出力するフレーム画像のコマ数
を設定するためのコマ数表示設定部123、フレーム画
像の配置順を決めるための表示設定部124が設けられ
ている。
【0083】また、このプリント設定モードの画面の上
側に設けられた画像入力モードキー110を操作するこ
とによって、前記動画情報入力モードの画面に戻ること
ができるようになっている。
【0084】次に、本実施の形態のデジタルカラー複写
機においては、上記の構成に基づいて、入力される動画
情報を動画情報としてハードディスク43b〜43e内
の動画情報記憶領域に記憶する一方、動画情報から所定
のタイミングでフレーム画像を順次取り込み、指定され
た用紙P上に複数の取り込んだフレーム画像を編集する
ものとなっている。
【0085】この制御動作について、図1に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
【0086】先ず、本実施の形態のデジタルカラー複写
機と動画情報入出力装置2を通信インターフェイス46
を介して物理的に接続する(S1)。次に、操作者がデ
ジタルカラー複写機の液晶表示装置100における現在
の表示画面である図6に示す例えば基本モードの画像入
力キー101を操作して、図7に示す動画情報入力モー
ドの画面に切り替え(S2)、サンプリング周期Tを設
定する(S3)。
【0087】次に、操作者は、動画情報入出力装置2を
操作して出力モードに切り替え(S4)、動画情報を出
力させると共に(S5)、動画情報入出力装置2の表示
部を確認しながら所望の任意のタイミングでデジタルカ
ラー複写機における液晶表示装置100の取り込みスタ
ートキー115を押圧操作する(S6)。これにより、
フレーム画像数カウンタnを0に初期化した後(S
7)、デジタルカラー複写機は、外部の動画情報入出力
装置2から、動画情報と、設定されたサンプリング周期
T毎のタイミングでのフレーム画像とを、通信インター
フェイス46を介して受信する(S8)。
【0088】次いで、正常に受信されたか否かが判断さ
れ(S9)、受信エラー等が発生した場合には、デジタ
ルカラー複写機の液晶表示装置(LCD)100にエラ
ーメッセージを表示させる(S10)。
【0089】S8で正常に受信されたときには、受信さ
れた動画情報及びフレーム画像を、一旦画像データ処理
部41に入力して色空間補正等を行う(S11)。これ
によって、デジタルカラー複写機の画像形成部20にて
取扱うことのできるデータレベルに変換すると共に、ハ
ードディスク43b〜43e内のメインの動画情報記憶
領域に動画情報を記憶する(S12)。
【0090】一方、前記サンプリング周期Tの設定に基
づくサンプリング時になると(S13)、その時のフレ
ーム画像データをハードディスク43b〜43e内のフ
レーム画像記憶領域に記億する(S14)。そして、1
個のフレーム画像データを記憶するとフレーム画像数カ
ウンタnに1を加算し(S15)、取り込みストップキ
ー116の操作が無いことを判断して(S16)、S8
に戻ってサンプリング時毎のフレーム画像データのハー
ドディスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域へ
の記憶を繰り返す。
【0091】次に、S16で、操作者が所望の画像デー
タを出力し終えると、液晶表示装置100の取り込みス
トップキー116を操作することにより、デジタルカラ
ー複写機は、動画情報及びフレーム画像の取り込みを終
了する(S17)。
【0092】画像の取り込みが終了すると、デジタルカ
ラー複写機の液晶表示装置100が、図8に示すプリン
ト設定モードの画面に自動的に切り替わり、取込んだフ
レーム画像のコマ数がコマ数表示部121に表示される
(S18)。そして、この画面で、操作者が所望の用紙
サイズ、1ぺージのコマ数、配置順の設定等のプリント
設定を行う(S19)。
【0093】操作者の設定が終了し、コピースタートキ
ー75を操作すると(S20)、デジタルカラー複写機
は、上記のプリント設定に基づいて、ハードディスク4
3b〜43e内のフレーム画像領域にてフレーム画像デ
ータとして記憶されているデータを指定の用紙サイズ、
コマ数、コマの配置順に基づき配置処理を行い(S2
1)、ナンバリングの数字と共に、高速にプリントアウ
トする(S22)。
【0094】これによって、所定時間の動画情報の中か
ら、設定サンプリング周期T毎のフレーム画像データを
複数プリントアウトすることができる。従って、この複
数枚のフレーム画像データ中の何れかには決定的瞬間を
捉えた大事な画像がプリントアウトできているはずであ
る。この結果、このような決定的瞬間を捉えた大事な画
像を容易かつ確実にプリントアウトすることができる。
【0095】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、入力される動画情報から所定のタイミン
グでフレーム画像を順次取り込み、複数の取り込んだフ
レーム画像を編集した後、用紙Pに出力される。
【0096】従って、動画情報入出力装置2の動画情報
の取り込み開始及び終了の操作をするだけで、所望の複
数のフレーム画像は、自動的に所定のサンプリング周期
Tで取り込まれ、出力される。
【0097】このため、動画情報入出力装置2の画像を
確認しながら希望するシーンが来る度にフレーム画像の
取り込みを指示するボタンを操作するということが無く
なり、簡単に必要とするフレーム画像の出力が可能とな
る。
【0098】また、複数のフレーム画像は、画像編集部
45にて編集された画像が画像データ出力部42にて出
力できる。このため、一枚の用紙に複数のフレーム画像
を出力する等の編集ができるので、機能性の高い出力が
可能となる。
【0099】従って、動画情報入出力装置2との接続を
可能として、動画情報入出力装置2から送られてくる動
画情報を入力し、その入力した動画情報の中から適確に
所望のフレーム画像を選択し、所定の処理を施して表現
力豊かな画像として出力することのできるデジタルカラ
ー複写機を提供することができる。
【0100】また、本実施の形態では、動画情報入出力
装置2から送られてくる動画情報をハードディスク43
b〜43e内の動画情報記憶領域に記憶する一方で、そ
の入力した動画情報に基づくフレーム画像の編集及び出
力を行う。このため、動画情報の記憶と編集及び出力を
同時に行うので、高速編集及び高速出力が可能となる。
【0101】〔実施の形態2〕 本発明の他の実施の形態について図9ないし図11に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機
能を有する部材については、同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0102】本実施の形態では、入力される動画情報を
動画情報として、一旦記憶手段としてのハードディスク
43b〜43e内のメインの動画情報記憶領域に取り込
み、記憶された動画情報の中から、所定のタイミングで
フレーム画像を順次取り出して、指定された用紙P上に
複数の取り込んだフレーム画像を編集するものとなって
いる。即ち、入力される動画情報を一旦ハードディスク
43b〜43e内の動画情報記憶領域内に取り込み、そ
のハードディスク43b〜43e内の動画情報記憶領域
に記憶した動画情報からフレーム画像を取り出す点が、
前記実施の形態1と異なっている。
【0103】上記の制御動作について、図9及び図10
に示すフローチャートに基づいて以下に説明する。尚、
前記実施の形態1で述べた動作項目と同じ動作項目につ
いては同一のステップ番号を付し、概説するに止める。
【0104】先ず、前記実施の形態1におけるS9まで
は同じであり、サンプリング周期Tを設定した後、取り
込みスタートキー115を操作して動画情報入出力装置
2から、インターフェイス46を介して動画情報データ
の受信処理を行う(S1〜S7)。
【0105】次いで、S8で正常に受信できるときに
は、動画情報を、一旦、画像データ処理部41に入力し
て色空間補正等を行った後(S31)、ハードディスク
43b〜43eの動画情報記憶領域に記憶する(S3
2)。
【0106】次に、操作者が液晶表示装置100の取り
込みストップキー116をON操作して(S33)、所
望の動画情報の取り込みが完了すると(S34)、デジ
タルカラー複写機は、S3で設定されたフレーム画像の
サンプリング周期T及び既に取り込んでいる動画情報の
取り込み完了時間teにより、取り込むフレーム画像数N
を決定する(S35)。尚、取り込むフレーム画像数N
は、N=INT(te/T)により算出できる。ここで、
INTは、te/Tの切り捨てにより求めた整数値を示
す。
【0107】次に、フレーム画像数カウンタnを0に初
期設定した後(S36)、動画情報全体が記録管理され
ているハードディスク43b〜43eの動画情報領域か
らのフレーム画像データの読み出しを開始し、(S3
7)、サンプリング時毎に(S38)、フレーム画像を
ハードディスク43b〜43e内のフレーム画像データ
記憶領域内に記憶する(S39)。
【0108】次いで、フレーム画像数カウンタnを1加
算し(S40)、フレーム画像数カウンタnが取り込む
べきフレーム画像数NになるまでS37に戻って繰り返
す(S41)。
【0109】フレーム画像データの取り込みが終了する
と(S42)、前記実施の形態1で述べたように、デジ
タルカラー複写機の液晶表示装置100がプリント設定
モードに自動的に切り替わり(S18)、前述した動作
でプリント処理される(S19〜S22)これにより、
一旦、動画情報をハードディスク43b〜43eの動画
情報領域に取り込んだ後、引続き、このハードディスク
43b〜43eの動画情報領域から設定したサンプリン
グ周期Tでフレーム画像データを取り出し、プリント処
理することができる。
【0110】ここで、プリントアウトされたものを操作
者が確認し、サンプリングした画像に不具合がある場合
について、図11に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0111】先ず、操作者が、図8に示す液晶表示装置
100の画像入力モードキー110を操作することによ
り、再度、図7に示す動画情報入力モードの画面に戻る
(S51)。次に、操作者は、フレーム画像のサンプリ
ング周期Tを決定するためのアップキー112若しくは
ダウンキー113、又はテンキー入力ボタン114及び
テンキー73を使用して再設定し(S52)、取り込み
スタートキー115を操作する(S53)。尚、このと
きには、外部の動画情報入出力装置2の操作は不要であ
る。
【0112】これにより、前記図9に示すフローチャー
トのS35〜S42及びS18〜S22と全く同じ動作
にて、複数のフレーム画像をプリント処理することがで
きる。そして、このときのプリント処理された複数のフ
レーム画像は、前回のものとはサンプリング周期Tが異
なっているので、前回の複数のフレーム画像とは少しず
つ異なったフレーム画像となっている。
【0113】これによって、サンプリングした画像に不
具合がある場合においても、再設定することにより、外
部の動画情報入出力装置2の操作をすることなく、自機
のデジタルカラー複写機にて容易に、フレーム画像を出
力することができる。
【0114】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、入力される動画情報を、一旦、ハードデ
ィスク43b〜43e内の動画情報記憶領域に取り込
み、記憶された動画情報の中から所定のタイミング毎に
フレーム画像を順次取り出し、複数の取り込んだフレー
ム画像を編集した後、用紙Pに出力される。
【0115】このため、記憶された動画情報から一度編
集したフレーム画像を出力した際に、出力された結果が
気に入らない場合でも、再度、動画情報入出力装置2の
動画再生を繰り返すことなく、デジタルカラー複写機側
のみの操作で、再度フレーム画像を所定のタイミングで
取り出し、編集して出力することが容易にできる。
【0116】従って、利便性の向上を図り得る画像編集
出力装置を提供することができる。
【0117】〔実施の形態3〕 本発明の他の実施の形態について図12ないし図14に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1及び実施の形態2の図面に示
した部材と同一の機能を有する部材については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0118】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、所定のサンプリング周期Tにて取り込んだフレーム
画像数Nに基づき、用紙サイズを自動的に選択して出力
し得るようになっている。
【0119】本実施の形態のデジタルカラー複写機にお
ける制御動作について、図12及び図13に示すフロー
チャートに基づいて以下に説明する。尚、前記実施の形
態1及びで実施の形態2で述べた動作項目については概
説するに止める。
【0120】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを通信インターフェイス46を介して物理
的に接続した後(S1)、操作者が図6に示すデジタル
カラー複写機の液晶表示装置100における画像入力キ
ー101を操作して、図7に示す動画情報入力モードの
画面に切り替え(S2)、サンプリング周期Tを設定す
る(S3)。
【0121】次に、操作者は、動画情報入出力装置2を
操作して出力モードに切り替え(S4)、動画情報を出
力させると共に(S5)、動画情報入出力装置2の表示
部を確認しながら所望の任意のタイミングでデジタルカ
ラー複写機における液晶表示装置100の取り込みスタ
ートキー115を押圧操作する(S6)。
【0122】これにより、デジタルカラー複写機は、フ
レーム画像数カウンタn=0、取り込み時間t=0に初
期設定した後、取り込み時間tの計測を開始し(S6
1)、外部の動画情報入出力装置2から、動画情報と、
設定されたサンプリング周期T毎のタイミングでのフレ
ーム画像とを、通信インターフェイス46を介して受信
する(S7)。
【0123】次いで、正常に受信されたか否かが判断さ
れ(S8)、受信エラー等が発生した場合には、デジタ
ルカラー複写機の液晶表示装置(LCD)100にエラ
ーメッセージを表示させる(S9)。
【0124】S8で正常に受信されたときには、受信さ
れた動画情報を画像データ処理部41に入力して色空間
補正等を行い(S11)、これによって、デジタルカラ
ー複写機の画像形成部20にて取扱うことのできるデー
タレベルに変換する。次いで、ハードディスク43b〜
43e内のメインの動画情報記憶領域にこの色空間補正
等を行った動画情報をハードディスク43b〜43e内
の動画情報記憶領域に記憶する(S12)。
【0125】一方、前記サンプリング周期Tの設定に基
づくサンプリング時になると(S13)、その時のフレ
ーム画像データをハードディスク43b〜43e内のフ
レーム画像データ記憶領域内に記億する(S62)。そ
して、1個のフレーム画像データを記憶するとフレーム
画像数カウンタnに1を加算し(S63)、取り込みス
トップキー116の操作が無いときには(S64)、S
7に戻ってサンプリング時毎のフレーム画像データのハ
ードディスク43b〜43e内のフレーム画像領域への
記憶を繰り返す。
【0126】次に、S64で、操作者が所望の画像デー
タを出力し終えると、液晶表示装置100の取り込みス
トップキー116を操作することにより、デジタルカラ
ー複写機は、動画情報及びフレーム画像の取り込みを終
了する(S65)。また、ことき、取り込み時間計測も
終了し、取り込み時間tを取り込み完了時間teとする。
【0127】画像の取り込みが終了すると、デジタルカ
ラー複写機の液晶表示装置100が、図8に示すプリン
ト設定モードの画面に自動的に切り替わり、取込んだフ
レーム画像のコマ数であるフレーム画像数Nがコマ数表
示部121に表示され、予めデジタルカラー複写機に設
定されている用紙サイズに対する編集及び配置可能なフ
レーム画像数の対応テーブルが参照され(図示しない)
(S66)、自動的に、用紙サイズ、1ぺージのコマ数
設定を行い、ハードディスク43b〜43e内のフレー
ム画像領域に記憶されているフレーム画像データを上記
で設定した用紙サイズ、コマ数にて高速にプリントアウ
トされる(S68)。
【0128】ここで、プリントアウトされたものを操作
者が確認し、サンプリングしたフレーム画像に不具合が
ある場合について、図14のフローチャートに基づいて
説明する。
【0129】先ず、操作者は、図8に示す液晶表示装置
100のプリント設定モードの画面における画像入力モ
ードキー110を操作することにより、再度、図7に示
す動画情報入力モードに戻る(S71)。次に、操作者
は、サンプリング周期表示部111におけるサンプリン
グ周期Tを決定するためのアップキー112若しくはダ
ウンキー113又はテンキー入力ボタン114及びテン
キー73を使用して再設定する(S72)。
【0130】次いで、取り込みスタートキー115を操
作すると(S73)、フレーム画像数カウンタnを0に
初期化し直し、取り込むべきフレーム画像数Nを決定す
る(S74)。フレーム画像数Nは、取り込み完了時間
te/サンプリング周期Tにて算出される。
【0131】次に、ハードディスク43b〜43e内の
動画情報記憶領域に既に記憶されている動画情報を読み
出し(S75)、サンプリング時間毎に(S13)、フ
レーム画像をハードディスク43b〜43e内のフレー
ム画像領域に記憶すると共に(S62)、フレーム画像
数カウンタnを1加算してフレーム画像数を計測する
(S63)。
【0132】次いで、フレーム画像数カウンタnが設定
したフレーム画像数Nになると(S76)、フレーム画
像の取り込みを終了する(S77)。以下、前記図13
に示すフローチャートと同様に、プリントを行う(S6
6〜S68)。
【0133】この結果、外部の動画情報入出力装置2の
操作をすることなく、所定のサンプリング周期Tにて取
り込んだフレーム画像数Nに基づき、用紙サイズを自動
的に選択して再出力することができる。
【0134】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報を動画情報として
記憶する記憶手段としてのハードディスク43b〜43
e内の動画情報記憶領域と、通信インターフェイス部4
6にて入力される動画情報の中から所定のタイミング毎
にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像取り込み手
段としてのPCU44と、PCU44にて取り込まれた
フレーム画像のフレーム画像数Nを計数する計数手段と
してのPCU44と、PCU44にて計数されたフレー
ム画像数Nに基づいて、取り込まれたフレーム画像を出
力するための用紙Pの用紙サイズを確定する用紙サイズ
確定手段としてのPCU44と、PCU44にて取り込
まれた複数のフレーム画像を所定の配列の画像に編集す
る画像編集部45と、PCU44にて確定されたサイズ
の用紙Pに編集された画像を出力する画像データ出力部
42とを備えている。
【0135】このため、取り込んだフレーム画像のフレ
ーム画像数Nに基づき、PCU44が自動的に用紙サイ
ズを選択して出力させる。
【0136】従って、操作性の良いデジタルカラー複写
機を提供することができる。
【0137】〔実施の形態4〕 本発明の他の実施の形態について図15ないし図17に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態3の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0138】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、指定された用紙サイズからフレーム画像を取り込む
フレーム画像数Nを確定し、取り込みを開始した時点か
らこのフレーム画像数Nのフレーム画像を取り込むよう
になっている。
【0139】また、本実施の形態では、前記図7に示し
た動画情報入力モードの画面は、図15に示すように、
サンプリング周期設定部が省略されたものとなってい
る。
【0140】即ち、動画情報を取り込むための取り込み
開始指示手段としての取り込みスタートキー115及び
取り込みを終了するための取り込みストップキー116
のみが、存在するものとなっている。
【0141】本実施の形態のデジタルカラー複写機にお
ける制御動作について、図16及び図17に示すフロー
チャートに基づいて以下に説明する。尚、本フローチャ
ートは、前記実施の形態3で述べた図12〜図14に示
すフローチャートと類似するので、類似する動作項目に
ついては概説するに止める。
【0142】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを通信インターフェイス46を介して物理
的に接続した後(S1)、図15に示す動画情報入力モ
ードの画面に切り替える(S2)。
【0143】次に、操作者は、動画情報入出力装置2を
操作して出力モードに切り替え(S4)、動画情報を出
力させると共に(S5)、動画情報入出力装置2の表示
部を確認しながら所望の任意のタイミングでデジタルカ
ラー複写機における液晶表示装置100の取り込みスタ
ートキー115を押圧操作する(S6)。
【0144】これにより、デジタルカラー複写機は、取
り込み時間t=0に初期設定した後、取り込み時間tの
計測を開始し(S81)、外部の動画情報入出力装置2
から、動画情報と、設定されたサンプリング周期T毎の
タイミングでのフレーム画像とを、通信インターフェイ
ス46を介して受信する(S7)。
【0145】次いで、正常に受信されたか否かが判断さ
れ(S8)、受信エラー等が発生した場合には、デジタ
ルカラー複写機の液晶表示装置(LCD)100にエラ
ーメッセージを表示させる(S9)。
【0146】S8で正常に受信されたときには、受信さ
れた動画情報を画像データ処理部41に入力して色空間
補正等を行い(S11)、これによって、デジタルカラ
ー複写機の画像形成部20にて取扱うことのできるデー
タレベルに変換する。次いで、ハードディスク43b〜
43e内のメインの動画情報記憶領域にこの色空間補正
等を行った動画情報をハードディスク43b〜43e内
の動画情報記憶領域に記憶する(S12)。
【0147】次に、操作者が所望の画像データを取り込
み終えると、液晶表示装置100の取り込みストップキ
ー116を操作することにより(S82)、デジタルカ
ラー複写機は、動画情報の取り込みを完了し、かつ取り
込み時間計測を終了する(S83)。このとき、取り込
み時間tを取り込み完了時間teとする。
【0148】画像の取り込みが終了すると、予めデジタ
ルカラー複写機に設定されている用紙サイズに対する編
集及び配置可能なフレーム画像数の対応テーブルが参照
され(図示しない)(S66)、自動的に、現在、選択
されている用紙サイズよりサンプリングするフレーム画
像数Nが決定される(S85)。
【0149】次いで、S83で係数された取り込み完了
時間teとフレーム画像数Nとにより、サンプリング周期
Tを決定する(S86)。サンプリング周期Tは、取り
込み完了時間te/フレーム画像数Nで算出される。
【0150】次いで、前記図14に示すフローチャート
と全く同じように、ハードディスク43b〜43e内の
動画情報記憶領域に既に記憶されている動画情報を読み
出し(S75)、サンプリング時間毎に(S13)、フ
レーム画像をハードディスク43b〜43e内のフレー
ム画像領域に記憶すると共に(S62)、フレーム画像
数カウンタnを1加算してフレーム画像数Nを計測する
(S63)。
【0151】次いで、フレーム画像数カウンタnが設定
したフレーム画像数Nになると(S76)、フレーム画
像の取り込みを終了し(S77)、プリントを行う(S
66〜S68)。
【0152】尚、再度、動画情報を取り込む手順につい
ては、前記図14に示すフローチャートと同じであるの
で省略する。
【0153】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報を動画情報として
記憶する記憶手段としてのハードディスク43b〜43
e内の動画情報記憶領域と、通信インターフェイス部4
6にて入力される動画情報の中から所定のタイミング毎
にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像取り込み手
段としてのPCU44と、PCU44によるフレーム画
像の取り込みの開始を指示する取り込み開始指示手段と
しての取り込みスタートキー115と、通信インターフ
ェイス部46にて取り込まれた複数のフレーム画像を所
定の配列の画像に編集する画像編集部45と、取り込ま
れたフレーム画像を出力するための用紙Pの用紙サイズ
を確定する用紙サイズ確定手段としての用紙サイズ表示
設定部122と、用紙サイズ表示設定部122にて確定
されたサイズの用紙Pに基づき、PCU44フレーム画
像取り込み手段にて取り込んだフレーム画像を所定のタ
イミングで順次取り込み、画像の編集を行うよう制御す
る制御手段としてのPCU44と、画像データ出力部4
2とを備えている。
【0154】このため、指定された用紙サイズから取り
込むべきフレーム画像のフレーム画像数Nを確定し、取
り込みを開始した時点からこのフレーム画像数Nのフレ
ーム画像を自動的に取り込むことができる。
【0155】従って、用紙サイズを設定すれば、自動的
にフレーム画像数Nを決定して、出力するので、操作性
の良いデジタルカラー複写機を提供することができる。
【0156】〔実施の形態5〕 本発明の他の実施の形態について図18ないし図21に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態4の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0157】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、ハードディスク43b〜43e内の動画情報記憶領
域に記憶された動画情報について、設定されたフレーム
画像数Nにより、自動設定されたタイミングでフレーム
画像を順次取り込むことができるようになっている。
【0158】また、本実施の形態では、前記図7に示し
た動画情報入力モードの画面は、図18に示すように、
サンプリング周期設定部がフレーム画像数設定部に置き
替わったものとなっている。
【0159】即ち、本実施の形態の動画情報入力モード
の画面においては、フレーム画像数Nを表示するフレー
ム画像数表示部131が設けられている。そして、この
フレーム画像数表示部131のフレーム画像数Nはアッ
プキー132又はダウンキー133を操作することによ
り変更設定することが可能である一方、テンキー入力ボ
タン134を押圧することにより、前記テンキー73に
て設定することも可能となっている。
【0160】尚、動画情報を取り込むための取り込みス
タートキー115及び取り込みを終了するための取り込
みストップキー116は、前記実施の形態1及び実施の
形態2と同じように配設されている。
【0161】本実施の形態のデジタルカラー複写機にお
ける制御動作について、図19及び図20に示すフロー
チャートに基づいて以下に説明する。尚、前記実施の形
態1及びで実施の形態2で述べた動作項目については概
説するに止める。
【0162】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを通信インターフェイス46を介して物理
的に接続した後(S91)、操作者が図6に示すデジタ
ルカラー複写機の液晶表示装置100における画像入力
キー101を操作して、基本モードから図18に示す動
画情報入力モードに切り替える(S92)。
【0163】次いで、操作者は、所望の取り込むべきフ
レーム画像数Nを設定する(S93)。そして、前記実
施の形態2の図9に示すフローチャートと同様に、動画
情報入出力装置2を出力モードに切り替え(S4)、動
画情報を出力させると共に(S5)、動画情報入出力装
置2の表示部を確認しながら所望の任意のタイミングで
取り込みスタートキー115を操作することにより(S
6)、デジタルカラー複写機は、外部の動画情報入出力
装置2からの動画情報を、通信インターフェイス46を
介して受信し(S7)、一旦画像データ処理部41に入
力して色空間補正等(S31)を行うことでデジタルカ
ラー複写機の画像形成部210で取扱うことのできるデ
ータレベルに変換してハードディスク43b〜43e内
の動画情報記憶領域に動画情報の記憶が開始される(S
32)。
【0164】次に、操作者が所望の動画情報の取り込み
を終了するときには、液晶表示装置100の取り込みス
トップキー116を操作することにより(S33)、デ
ジタルカラー複写機は、動画情報の取り込みを完了する
(S34)。
【0165】ここで、本実施の形態では、動画情報の取
り込みが終了すると、デジタルカラー複写機は、設定さ
れたフレーム画像N、及び既に取り込んでいる動画情報
の取り込み完了時間teに基づいて、サンプリング周期T
を決定する(S94)。即ち、サンプリング周期Tは、 T=te/N で算出される。
【0166】次いで、再び、前記実施の形態2の図9に
示すフローチャートと同様に、フレーム画像数カウンタ
nを0に初期化した後(S36)、動画情報全体が記録
管理されているハードディスク43b〜43e内の動画
情報記憶領域からフレーム画像を読み出し(S37)、
サンプリング時毎に(S38)フレーム画像データをハ
ードディスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域
内に記憶する(S39〜S41)。
【0167】上記の手順により、フレーム画像の取り込
みが完了すると(S42)、デジタルカラー複写機の液
晶表示装置100が図6に示すプリント設定モードに自
動的に切り替わり(S18)、取り込んだフレーム画像
のコマ数が表示され、操作者が所望の用紙サイズ、1ぺ
ージのコマ数、配置順の設定を行う(S19)。
【0168】操作者の設定が終了し、コピースタートキ
ー75を操作すると(S20)、指定の用紙サイズ、コ
マ数、コマの配置順にナンバリングの数字と共に複数の
フレーム画像がプリントアウトされる(S21,S2
2)。
【0169】これにより、フレーム画像数Nを優先した
フレーム画像のプリント処理が可能となる。
【0170】ここで、プリントアウトされたものを操作
者が確認し、サンプリングしたフレーム画像に不具合が
ある場合について、図21のフローチャートに基づいて
説明する。
【0171】先ず、操作者は、図8に示す液晶表示装置
100のプリント設定モードの画面における画像入力モ
ードキー110を操作することにより、再度、図18に
示す動画情報入力モードに戻る(S101)。次に、操
作者は、フレーム画像のフレーム画像数Nつまりコマ数
を決定するためのアップキー132若しくはダウンキー
133、又はテンキー入力ボタン134及びテンキー7
3を使用して再設定する(S102)。
【0172】次いで、取り込みスタートキー115を操
作すると(S103)、前記図13に示すフローチャー
トにおけるS94以下と同様に、デジタルカラー複写機
は、動画情報の総入力時間である取り込み完了時間teを
再設定されたフレーム画像数Nで割り算した値を新しい
サンプリング周期Tとして(S94)、動画情報全体
が、既に記録管理されているハードディスク43b〜4
3e内の動画情報記憶領域からフレーム画像を読み出し
(S37)、サンプリング時毎に(S38)、フレーム
画像をハードディスク43b〜43e内のフレーム画像
記憶領域内に記憶する(S39)。
【0173】上記の手順により、フレーム画像数Nまで
フレーム画像をハードディスク43b〜43e内のフレ
ーム画像記憶領域内に記憶する(S41,S42)。
【0174】以下、前述した通り、指定の用紙サイズ、
コマ数、コマの配置順にナンバリングの数字と共にプリ
ントアウトする(S18〜S22)。
【0175】この結果、外部の動画情報入出力装置2の
操作をすることなく、フレーム画像数Nを優先したフレ
ーム画像の再プリント処理が可能となる。
【0176】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報を動画情報として
記憶する記憶手段としてのハードディスク43b〜43
e内の動画情報記憶領域と、記憶された動画情報の最初
から最後まで間で所定のタイミング毎にフレーム画像を
順次取り込むフレーム画像取り込み手段としてのPCU
44と、取り込まれた複数のフレーム画像を所定の配列
の画像に編集する編集手段としての画像編集部45と、
編集された画像を出力する画像情報出力手段としての画
像データ出力部42とを備えている。
【0177】これにより、入力される動画情報を、一
旦、ハードディスク43b〜43e内の動画情報記憶領
域に取り込み、取り出したいフレーム画像数Nを操作者
が設定することにより、自動的にPCU44が動画情報
の取り込み完了時間teを取り出したいフレーム画像数
Nで除算した値をサンプリング周期Tとして、記憶され
た動画情報の最初から最後まで間でフレーム画像を順次
取り出して、画像編集部45及び画像データ出力部42
が編集及び出力する。
【0178】この結果、ハードディスク43b〜43e
内の動画情報記憶領域に記憶された動画情報について、
最初から最後までの間で所定の間隔で、つまり自動設定
されるサンプリング周期Tでフレーム画像を順次取り込
むことができる。従って、サンプリング周期Tの設定が
不要となるので、操作性の良いデジタルカラー複写機を
提供することができる。
【0179】〔実施の形態6〕 本発明の他の実施の形態について図22ないし図24に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態5の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0180】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、ハードディスク43b〜43e内の動画情報記憶領
域に記憶された動画情報が一杯になると、その時点で、
今までに記憶された動画情報から自動的に所定の間隔で
フレーム画像を取り込み編集するようになっている。
【0181】本実施の形態のデジタルカラー複写機にお
ける制御動作について、図22及び図23に示すフロー
チャートに基づいて以下に説明する。尚、本フローチャ
ートは、前記実施の形態2の図9に示したフローチャー
トと類似するものであるので、前記実施の形態2で述べ
た動作項目については概説するに止める。
【0182】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを接続して(S1)、動画情報入力モード
に切り替え(S2)、サンプリング周期Tを設定後(S
3)、動画情報入出力装置2を出力モードに切り替え
(S4)、動画情報を出力させる(S5)。そして、動
画情報入出力装置2の表示部を確認しながら所望の任意
のタイミングで取り込みスタートキー115を操作する
ことにより(S6)、デジタルカラー複写機は、外部の
動画情報入出力装置2からの動画情報を、通信インター
フェイス46を介して受信し(S7)、一旦画像データ
処理部41に入力して色空間補正等を行うことで(S3
1)、デジタルカラー複写機の画像形成部210で取扱
うことのできるデータレベルに変換する。尚、受信エラ
ー等が発生した場合には、液晶表示装置100にエラー
メッセージを表示させる(S9)。
【0183】ここで、本実施の形態のデジタルカラー複
写機では、ハードディスク43b〜43e内の動画情報
記憶領域に動画情報の記憶が可能な領域が存在するかど
うか判定し(S111)、記憶可能領域が存在しなけれ
ばエラーフラグをセットして(S112)、取り込みを
終了する(S34)。S111で記憶可能領域が存在す
れば、ハードディスク43b〜43e内の動画情報記憶
領域に動画情報の記憶が開始され(S32)、操作者
が、所望の動画情報を出力し終え、液晶表示装置100
の取り込みストップキー116を操作した時点で(S3
3)、デジタルカラー複写機は、動画情報の取り込みを
完了する(S34)。
【0184】動画情報の取り込みが完了すると、前記実
施の形態2のフローチャートと同様に、デジタルカラー
複写機は、設定されたフレーム画像のサンプリング周期
T及び既に取り込んでいる動画情報の取り込み完了時間
teに基づいて、取り込むべきフレーム画像数Nを決定し
(S35)、動画情報全体が記録管理されているハード
ディスク43b〜43e内の動画情報記憶領域からフレ
ーム画像を読み出し(S36,S37)、サンプリング
時毎に(S38)、フレーム画像をハードディスク43
b〜43e内のフレーム画像記憶領域に記憶する(S3
9)。
【0185】上記の手順により、取り込みべきフレーム
画像数Nまで(S40,S41)、フレーム画像をハー
ドディスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域に
記憶するとフレーム画像の取り込みが終了する(S4
2)。
【0186】次いで、本実施の形態では、ハードディス
ク43b〜43e内の動画情報記憶領域の容量オーバー
によるエラーフラグの確認を行い(S113)、フラグ
がセットされているときには、液晶表示装置100にそ
の旨のメッセージを表示し(S114)、エラーフラグ
をリセットしてから(S115)、デジタルカラー複写
機の液晶表示装置100が図24に示すプリント設定モ
ードに自動的に切り替わる(S116)。即ち、プリン
ト設定モードの画面におけるメッセージ表示部125
に、例えば「一部の画像が取り込めませんでした」等の
メッセージが表示されると共に、取り込んだフレーム画
像のコマ数として例えば9枚と表示される。
【0187】S83でエラーフラグがセットされていな
ければ、そのまま図8に示すプリント設定モードに自動
的に切り替わる(S116)。
【0188】次いで、操作者のプリント設定が終了し
(S19)、コピースタートキー75を操作すると(S
20)、指定の用紙サイズ、コマ数、コマの配置順にナ
ンバリングの数字と共にプリントアウトする(S21,
S22)。
【0189】ここで、プリントアウトされたものを操作
者が確認し、サンプリングしたフレーム画像に不具合が
ある場合の再プリント手順は、前記実施の形態2と同じ
であるので省略する。
【0190】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報を動画情報として
記憶する記憶手段としてのハードディスク43b〜43
e内の動画情報記憶領域と、記憶された動画情報でハー
ドディスク43b〜43e内の動画情報記憶領域の容量
が一杯になると、記憶されている動画情報の最初から最
後までの間で所定のタイミング毎にフレーム画像を順次
取り込むフレーム画像取り込み手段としてのPCU44
と、取り込まれた複数のフレーム画像を所定の配列の画
像に編集する編集手段としての画像編集部45と、編集
された画像を出力する画像情報出力手段としての画像デ
ータ出力部42とを備えている。
【0191】このため、ハードディスク43b〜43e
内の動画情報記憶領域に記憶された動画情報が一杯にな
ると、その時点で、今までに記憶された動画情報から所
定の間隔でフレーム画像を取り込み編集することができ
る。
【0192】また、本実施の形態では、ハードディスク
43b〜43e内の動画情報記憶領域に記憶された動画
情報が一杯になると、液晶表示装置100にその旨を表
示するようになっている。
【0193】このため、操作者は、直ちにその旨を知る
ことができるので、デジタルカラー複写機におけるメモ
リ管理の信頼性が向上する。
【0194】〔実施の形態7〕 本発明の他の実施の形態について図25ないし図27に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態6の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0195】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、操作者が出力する用紙サイズ及びフレーム画像サイ
ズを設定すると、この設定された用紙サイズ内に設定さ
れたフレーム画像サイズが収まるように、自動的に、取
り込むフレーム画像数Nを決定して順次画像を取り込む
ものとなっている。
【0196】また、本実施の形態では、前記図6に示し
た基本モードの画面は、図25に示す基本モードの画面
となっており、図6に示した基本モードの画面に存在し
た画像入力キー101が画像入出力キー102に置き替
わったものとなっている。
【0197】そして、この画像入出力キー102を押圧
操作することによって、図26に示す画像入力/プリン
トモードの画面となる。
【0198】画像入力/プリントモードの画面には、動
画情報入出力装置2から動画情報を取り込むタイミング
を決定するための取り込みスタートキー141及びその
終了を決定するための取り込みストップキー142が設
けられている。また、画面の右側には、出力する用紙P
の用紙サイズを設定するための用紙サイズ表示設定部1
43が設けられ、また、その下方左側には画像サイズ設
定手段としての画像サイズ表示設定部144が、その下
方右側には、フレーム画像の配置順を決めるための表示
設定部145が設けられている。
【0199】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図27に示すフローチャートに基づいて
以下に説明する。
【0200】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを接続して(S121)、液晶表示装置1
00の図25に示す基本モードの画面の画像入出力キー
102を操作することにより、図26に示す動画情報の
画像入力/プリントモードの画面に切り替える(S12
2)。
【0201】次に、操作者は、画像サイズ表示設定部1
44にてフレーム画像サイズの設定を行い、用紙サイズ
表示設定部143にて用紙サイズの設定を行った後(S
123)、動画情報入出力装置2を出力モードに切り替
え(S124)、動画情報を出力させると共に(S12
5)、動画情報入出力装置2の表示部を確認しながら所
望の任意のタイミングで取り込みスタートキー141を
操作する(S126)。
【0202】これにより、デジタルカラー複写機は、外
部の動画情報入出力装置2からの動画情報を、設定され
た用紙サイズ及びプリントアウトする画像サイズに基づ
き、設定された用紙サイズ内に設定された画像サイズが
収まるように、取り込む画像フレーム数Nを自動的に決
定する(S127)。即ち、画像データ処理部41にて
演算処理する。
【0203】そして、デジタルカラー複写機は、フレー
ム画像数カウンタnを0に初期化した後(S128)、
外部の動画情報入出力装置2からの動画情報を通信イン
ターフェイス46を介して受信し(S129)、正常に
受信できるときには(S130)、一旦画像データ処理
部41に入力して色空間補正等を行うことで(S13
2)、デジタルカラー複写機の画像形成部210で取扱
うことのできるデータレベルに変換してデフォルトのサ
ンプリング時毎に(S133)、フレーム画像をハード
ディスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域内に
記憶する(S134,S135)。尚、S133のサン
プリング周期Tについては、本実施の形態では、予め所
定の値に自動設定されるものとなっている。
【0204】また、S130で受信エラー等が発生した
場合には、液晶表示装置100にエラーメッセージを表
示させる(S131)。
【0205】上記の手順により、取り込みべきフレーム
画像数Nまで(S137)、又は操作者による取り込み
ストップキー142が操作されるまで(S136)の何
れか早いタイミングの方までフレーム画像をハードディ
スク43b〜43e内のフレーム画像領域にフレーム画
像データを記憶する。
【0206】フレーム画像データの取り込みが終了する
と(S138)、デジタルカラー複写機はハードディス
ク43b〜43e内のフレーム画像領域からフレーム画
像を読み出し、指定の用紙サイズ、指定の画像サイズ
で、コマの配置順に配置処理した後(S139)、ナン
バリングの数字と共にプリントアウトする(S14
0)。
【0207】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報の中から所定のタ
イミング毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像
取り込み手段としてのPCU44と、画像のフレーム画
像サイズを設定する画像サイズ設定手段としてのフレー
ム画像サイズ表示設定部144と、出力する用紙Pの用
紙サイズを設定する用紙サイズ設定手段としての用紙サ
イズ表示設定部143と、設定されたフレーム画像サイ
ズ及び用紙サイズに基づいて、取り込むフレーム画像数
を確定するフレーム画像数確定手段としてのPCU44
と、通信インターフェイス部46によるフレーム画像の
取り込みの開始を指示する取り込み開始指示手段として
の取り込みスタートキー115と、確定されたフレーム
画像数Nだけのフレーム画像を所定の配列の画像に編集
する編集手段としての画像編集部45と、編集された画
像を出力する画像情報出力手段としての画像データ出力
部42とを備えている。
【0208】これにより、操作者が出力する用紙サイズ
及びフレーム画像サイズを設定すると、PCU44が、
この設定された用紙サイズ内に設定されたフレーム画像
サイズが収まるように、取り込むフレーム画像数Nを演
算して決定する。
【0209】この結果、操作者は、所望する用紙サイズ
に取り込んだフレーム画像が収まるか否かを気にする必
要が無くなるので、操作性の良いデジタルカラー複写機
を提供することができる。
【0210】〔実施の形態8〕 本発明の他の実施の形態について図28及び図29に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1ないし実施の形態7の図面に示
した部材と同一の機能を有する部材については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0211】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報の取り込みの開始を指示した時点から、画
像サイズにより確定されたフレーム画像数の画像を順次
取り込むに際して、その取り込みのサンプリング周期T
を任意に設定できるようになっている。即ち、前記実施
の形態7において、取り込みのサンプリング周期Tを任
意に設定できるようになっている。
【0212】また、本実施の形態では、前記図26に示
した画像入力/プリントモードの画面は、図28に示す
画像入力/プリントモードの画面となっている。即ち、
本実施の形態の画像入力/プリントモードの画面では、
サンプリングに関する表示部において、取り込みスター
トキー141及び取り込みストップキー142の他にサ
ンプリング周期表示部151が設けられている。そし
て、このサンプリング周期表示部151のサンプリング
周期Tは、アップキー152又はダウンキー153を操
作することにより変更することが可能である一方、テン
キー入力ボタン154を押圧することにより、前記テン
キー73にて設定することも可能となっている。
【0213】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図29に示すフローチャートに基づいて
以下に説明する。尚、本フローチャートは、前記実施の
形態7の図27に示したフローチャートと類似するもの
であるので、前記実施の形態7で述べた動作項目につい
ては概説するに止める。
【0214】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを接続し(S121)、デジタルカラー複
写機を図28に示す動画情報の画像入力/プリントモー
ドの画面に切り替える(S122)。
【0215】本実施の形態では、この画面で、フレーム
画像サイズの設定及び用紙サイズの設定の他、サンプリ
ング周期Tの設定を行う(S151)。
【0216】これらの設定を行った後、動画情報入出力
装置2を出力モードに切り替え(S124)、動画情報
を出力させると共に(S125)、動画情報入出力装置
2の表示部を確認しながら所望の任意のタイミングで取
り込みスタートキー141をON操作することにより
(S126)、デジタルカラー複写機は、外部の動画情
報入出力装置2からの動画情報を、設定された用紙サイ
ズ及びプリントアウトする画像サイズに基づき、設定さ
れた用紙サイズ内に設定されたフレーム画像サイズが収
まるように、取り込むべきフレーム画像数Nを自動的に
決定する(S127)。
【0217】そして、デジタルカラー複写機は、外部の
動画情報入出力装置2からの動画情報を、通信インター
フェイス46を介して受信し(S128〜S130)、
一旦画像データ処理部41に入力して色空間補正等を行
うことで(S132)、デジタル複写機の画像形成部2
10で取扱うことのできるデータレベルに変換して操作
者が設定した任意のサンプリング周期T毎に(S15
2)、フレーム画像をハードディスク43b〜43e内
のフレーム画像記憶領域内に記憶する(S134)。
尚、S130で受信エラーがあった場合には、液晶表示
装置100にその旨を表示する(S131)。
【0218】上記の手順により、取り込みフレーム画像
数Nまで(S135,S137)、又は操作者による取
り込みストップキー142が操作されるまで(S13
6)の何れか早いタイミングまでフレーム画像をハード
ディスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域内に
画像データを記憶する(S138)。
【0219】フレーム画像データの取り込みが完了する
と、デジタルカラー複写機は、ハードディスク43b〜
43e内のフレーム画像記憶領域内からフレーム画像を
読み出し、指定の用紙サイズ、指定の画像サイズで、コ
マの配置順にナンバリングの数字と共にプリントアウト
する(S139,S140)。
【0220】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報の中から所定のタ
イミング毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像
取り込み手段としてのPCU44と、画像のフレーム画
像サイズを設定する画像サイズ設定手段としてのフレー
ム画像サイズ表示設定部144と、出力する用紙Pの用
紙サイズを設定する用紙サイズ設定手段としての用紙サ
イズ表示設定部143と、上記所定のタイミングを設定
するためのタイミング設定手段としてのサンプリング周
期設定部と、これら設定されたフレーム画像サイズ、用
紙サイズ及びサンプリング周期Tに基づいて、取り込む
フレーム画像数Nを確定するフレーム画像数確定手段と
してのPCU44と、通信インターフェイス部46によ
るフレーム画像の取り込みタイミングを調整するタイミ
ング調整手段としてのPCU44と、確定されたフレー
ム画像数Nだけ取り込まれた複数のフレーム画像を所定
の配列の画像に編集する編集手段としての画像編集部4
5と、編集された画像を出力する画像情報出力手段とし
ての画像データ出力部42とを備えている。
【0221】これにより、操作者が用紙サイズ、フレー
ム画像サイズ及びサンプリング周期Tを設定すると、P
CU44は、これら設定された用紙サイズ、フレーム画
像サイズ及びサンプリング周期Tに基づき、取り込むフ
レーム画像数Nを決定する。
【0222】従って、取り込みのサンプリング周期Tを
任意に設定できると共に、この設定も基づき、自動的に
取り込むフレーム画像数Nが計算されて出力される。
【0223】この結果、さらに操作性の良いデジタルカ
ラー複写機を提供することができる。
【0224】〔実施の形態9〕 本発明の他の実施の形態について図30及び図31に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1ないし実施の形態8の図面に示
した部材と同一の機能を有する部材については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0225】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報の取り込みの開始を指示した時点から、所
定時間内の動画情報の中から所定数のフレーム画像を取
り込むようになっている。即ち、動画情報の取り込み時
間を設定できるようになっている。
【0226】また、本実施の形態では、前記図26及び
図28に示した画像入力/プリントモードの画面は、図
30に示す画像入力/プリントモードの画面となってい
る。
【0227】即ち、本実施の形態の画像入力/プリント
モードの画面では、前記実施の形態7で示した図28に
示す画像入力/プリントモードの画面において、用紙サ
イズ表示設定部143が取り込み時間表示設定部160
に置き替わったものとなっている。
【0228】この取り込み時間表示設定部160には、
動画情報入出力装置2から動画情報を取り込む時間、つ
まり動画情報の取り込みを開始してから終了するまでの
時間を表示するための取り込み時間表示部161が設け
られており、この取り込み時間表示部161の取り込み
時間は、アップキー162又はダウンキー163を操作
することにより変更設定することが可能である一方、テ
ンキー入力ボタン164を押圧することにより、前記テ
ンキー73にて変更設定することも可能となっている。
【0229】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図31に示すフローチャートに基づいて
以下に説明する。尚、本フローチャートは、前記実施の
形態7の図27に示したフローチャートと類似するもの
であるので、前記実施の形態7で述べた動作項目につい
ては概説するに止める。
【0230】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを接続し(S121)、デジタルカラー複
写機の液晶表示装置100の画像入出力キー102を操
作して、図30に示す動画情報の画像入力/プリントモ
ードの画面に切り替える(S122)。
【0231】本実施の形態では、ここで、用紙サイズ及
び画像配置を設定すると共に、動画情報の取り込み時間
Tを設定する(S161)。尚、本実施の形態では、サ
ンプリング周期は、予め自動設定されたサンプリング周
期Tとなっている。
【0232】上記の設定を行った後、動画情報入出力装
置2を出力モードに切り替え(S124)、動画情報を
出力させると共に(S125)、動画情報入出力装置2
の表示部を確認しながら所望の任意のタイミングで取り
込みスタートキー141をON操作することにより(S
126)、デジタルカラー複写機は、操作者により設定
された取り込み完了時間te及びデフォルトのサンプリン
グ周期Tより取り込むフレーム画像数Nを自動的に決定
する(S162)。尚、このフレーム画像数Nは、 N=INT(te/T) にて算出される。
【0233】以下、前記図27に示したフローチャート
と全く同じように、外部の動画情報入出力装置2からの
動画情報を受信し、取り込みフレーム画像数Nまでか又
は取り込みストップキー142が操作されるまで、デフ
ォルトのサンプリング時間毎にフレーム画像をハードデ
ィスク43b〜43e内のフレーム画像記憶領域内に記
憶する(S128〜137)。
【0234】そして、フレーム画像データの取り込みが
完了すると、指定の用紙サイズ、コマ数、コマの配置順
にナンバリングの数字と共にプリントアウトする(S1
38〜S140)。
【0235】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報を入力する動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力される動画情報の中から所定のタ
イミング毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム画像
取り込み手段としてのPCU44と、画像の画像サイズ
を設定する画像サイズ設定手段としてのフレーム画像サ
イズ表示設定部144と、通信インターフェイス部46
によるフレーム画像の取り込みの開始を指示する取り込
み開始指示手段としての取り込みスタートキー115
と、フレーム画像の取り込みを開始してから終了するま
での時間を設定するための取り込み時間設定手段として
の取り込み時間表示設定部160と、フレーム画像の取
り込みを開始してから上記取り込み時間表示設定部16
0にて設定された時間だけフレーム画像の取り込みを許
可する許可手段としてのPCU44と、取り込まれた複
数のフレーム画像を所定の配列の画像に編集する編集手
段としての画像編集部45と、編集された画像を出力す
る画像データ出力部42とを備えている。
【0236】これにより、操作者が用紙サイズと、フレ
ーム画像の取り込みを開始してから終了するまでの時間
を設定すると、PCU44は、これら設定された用紙サ
イズ及び取り込み完了時間teに基づき、取り込むフレー
ム画像数Nを決定する。
【0237】従って、動画情報の取り込み時間を設定で
きると共に、この取り込み時間を設定すると自動的に取
り込むフレーム画像数Nが計算されて出力される。
【0238】この結果、操作性の良いデジタルカラー複
写機を提供することができる。
【0239】〔実施の形態10〕 本発明の他の実施の形態について図32ないし図34に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態9の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0240】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、画像の取り込みの開始を指示した時点から動画情報
と共に入力される音声信号の変化に基づいて画像を取り
込むようになっている。
【0241】また、本実施の形態では、前記図7に示し
た動画情報入力モードの画面は、図32に示す動画情報
入力モードの画面となっている。
【0242】即ち、本実施の形態の動画情報入力モード
の画面では、動画情報入出力装置2からの動画情報の取
り込みを行うための取り込みスタートキー115が無
く、取り込みを終了するための取り込みストップキー1
16のみが設けられている。
【0243】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図33及び図34に示すフローチャート
に基づいて以下に説明する。
【0244】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを、通信インターフェイス部46を介して
映像データ及び音声データが入力できるように物理的に
接続する(S201)。
【0245】次に、操作者がデジタルカラー複写機の液
晶表示装置100の画像入力キー101を操作して、図
6に示す現在の基本モードの表示画面から図32に示す
動画情報入力モードに切り替える(S202)。
【0246】この画面で、サンプリング周期Tを設定し
た後(S203)、操作者は、動画情報入出力装置2を
操作し出力モードに切り替え(S204)、動画情報及
び音声データを出力させる(S205)。
【0247】次いで、デジタルカラー複写機は、外部の
動画情報入出力装置2からの音声データをモニターし、
そのレベルが予め設定されているレベルを超えた時点を
トリガーとして、フレーム画像数カウンタn=0及び取
り込み時間t=0に初期設定した後、フレーム画像のサ
ンプリングを開始すると共に、取り込み時間tの計測を
開始する(S207)。尚、上記の音声データのトリガ
ーレベルは、操作者により調整し得るものとなってい
る。
【0248】次いで、外部の動画情報入出力装置2か
ら、動画情報と、設定されたサンプリング周期T毎のタ
イミングでのフレーム画像とを、通信インターフェイス
46を介して受信する(S208)。
【0249】次いで、正常に受信されたか否かが判断さ
れ(S209)、受信エラー等が発生した場合には、デ
ジタルカラー複写機の液晶表示装置(LCD)100に
エラーメッセージを表示させる(S210)。
【0250】S209で正常に受信されたときには、受
信された動画情報を画像データ処理部41に入力して色
空間補正等を行い(S211)、これによって、デジタ
ルカラー複写機の画像形成部20にて取扱うことのでき
るデータレベルに変換する。
【0251】次いで、ハードディスク43b〜43e内
のメインの動画情報記憶領域にこの色空間補正等を行っ
た動画情報をハードディスク43b〜43e内の動画情
報記憶領域に記憶する(S212)。
【0252】一方、前記サンプリング周期Tの設定に基
づくサンプリング時になると(S213)、その時のフ
レーム画像データをハードディスク43b〜43e内の
フレーム画像データ記憶領域内に記億する(S21
4)。そして、1個のフレーム画像データを記憶すると
フレーム画像数カウンタnに1を加算し(S215)、
取り込みストップキー116の操作が無いときには(S
216)、S208に戻ってサンプリング時毎のフレー
ム画像データのハードディスク43b〜43e内のフレ
ーム画像領域への記憶を繰り返す。
【0253】次に、S216で、操作者が所望の画像デ
ータを出力し終えると、液晶表示装置100の取り込み
ストップキー116を操作することにより、デジタルカ
ラー複写機は、動画情報及びフレーム画像の取り込みを
終了する(S217)。また、このとき、取り込み時間
計測も終了し、取り込み時間tを取り込み完了時間teと
する。
【0254】画像の取り込みが終了すると、デジタルカ
ラー複写機の液晶表示装置100が、図8に示すプリン
ト設定モードの画面に自動的に切り替わり、取込んだフ
レーム画像のコマ数Nがコマ数表示部121に表示され
(S218)、操作者が用紙サイズ、1ぺージのコマ数
設定を行い(S219)、コピースタートキー75を操
作することによって、ハードディスク43b〜43e内
のフレーム画像領域に記憶されているフレーム画像デー
タを上記で設定した指定の用紙サイズ、コマ数、コマの
配置順に配置処理を行った後(S221)、ナンバリン
グの数字と共に高速にプリントアウトする(S22
2)。
【0255】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報入力手段としての通信インター
フェイス部46にて入力される動画情報を取り込んだ
後、フレーム画像の取り込みは、取り込み開始制御手段
としてのPCU44により、通信インターフェイス部4
6にて入力される音声信号に基づいて行われる。
【0256】従って、操作者が動画を確認しながら取り
込み開始のキーを操作する必要がなく、より簡単にフレ
ーム画像の取り込みが可能となる。
【0257】〔実施の形態11〕 本発明の他の実施の形態について図35ないし図41に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態10の図面
に示した部材と同一の機能を有する部材については、同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0258】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、一旦出力した複数のフレーム画像について、任意の
2つのフレーム画像を設定することにより、この2つの
フレーム画像間で、より細かいサンプリング時間でフレ
ーム画像を再度取り込んで出力することができるものと
なっている。
【0259】また、本実施の形態では、前記図32に示
した動画情報入力モードの画面は、図35に示す動画情
報入力モードの画面となっている。
【0260】即ち、本実施の形態の動画情報入力モード
の画面では、前記実施の形態10で示した図32に示す
動画情報入力モードの画面において、プリント設定モー
ドキー120の他に領域指定モードキー170が設けら
れている。また、動画情報入出力装置2からの動画情報
の取り込みを行うための取り込みスタートキー115と
取り込みを終了するための取り込みストップキー116
との両方が設けられている。
【0261】そして、プリント設定モードキー120を
操作することによって、図36に示すように、前記図8
に示すプリント設定モードの画面に対して領域指定モー
ドキー170のみが異なるプリント設定モードの画面に
遷移する一方、領域指定モードキー170を操作するこ
とによって、図37に示すように、領域指定モードの画
面に遷移するようになっている。
【0262】領域指定モードの画面では、前記図18に
示したフレーム画像数を表示するフレーム画像数表示部
131が設けられていると共に、その横に、指示手段と
しての領域指定表示部171が設けられている。そし
て、この領域指定表示部171には、特定の2つの間の
フレーム画像に対してより詳細に出力するために指定す
るフレーム画像の番号を前記テンキー73にて入力する
ための画像1No.指定部172と画像2No.指定部
173とが設けられている。
【0263】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図38及び図39に示すフローチャート
に基づいて以下に説明する。尚、本フローチャートで
は、最初にフレーム画像を取り込む制御動作は、前記実
施の形態3における図12に示すフローチャートと類似
するので、類似する動作項目については概略するに止め
る。
【0264】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを通信インターフェイス46を介して物理
的に接続した後(S231)、図35に示す動画情報入
力モードの画面に切り替え(S232)、サンプリング
周期Tを設定する(S233)。
【0265】次に、操作者は、動画情報入出力装置2を
操作して出力モードに切り替え(S234)、動画情報
を出力させると共に(S235)、動画情報入出力装置
2の表示部を確認しながら所望の任意のタイミングでデ
ジタルカラー複写機における液晶表示装置100の取り
込みスタートキー115を押圧操作する(S236)。
【0266】これにより、デジタルカラー複写機は、フ
レーム画像数カウンタn=0、取り込み時間t=0に初
期設定した後、取り込み時間tの計測を開始し(S20
7)、外部の動画情報入出力装置2から、動画情報と、
設定されたサンプリング周期T毎のタイミングでのフレ
ーム画像とを、通信インターフェイス46を介して受信
する(S208)。
【0267】次いで、正常に受信されたか否かが判断さ
れ(S209)、受信エラー等が発生した場合には、デ
ジタルカラー複写機の液晶表示装置(LCD)100に
エラーメッセージを表示させる(S210)。
【0268】S209で正常に受信されたときには、受
信された動画情報を画像データ処理部41に入力して色
空間補正等を行い(S211)、これによって、デジタ
ルカラー複写機の画像形成部20にて取扱うことのでき
るデータレベルに変換する。
【0269】次いで、ハードディスク43b〜43e内
のメインの動画情報記憶領域にこの色空間補正等を行っ
た動画情報をハードディスク43b〜43e内の動画情
報記憶領域に記憶する(S212)。
【0270】一方、前記サンプリング周期Tの設定に基
づくサンプリング時になると(S213)、その時のフ
レーム画像データをハードディスク43b〜43e内の
フレーム画像データ記憶領域内に記億する(S21
4)。そして、1個のフレーム画像データを記憶すると
フレーム画像数カウンタnに1を加算し(S215)、
取り込みストップキー116の操作が無いときには(S
216)、S208に戻ってサンプリング時毎のフレー
ム画像データのハードディスク43b〜43e内のフレ
ーム画像領域への記憶を繰り返す。
【0271】次に、S216で、操作者が所望の画像デ
ータを出力し終えると、液晶表示装置100の取り込み
ストップキー116を操作することにより、デジタルカ
ラー複写機は、動画情報及びフレーム画像の取り込みを
終了する(S217)。また、このとき、取り込み時間
計測も終了し、取り込み時間tを取り込み完了時間teと
する。
【0272】画像の取り込みが終了すると、デジタルカ
ラー複写機の液晶表示装置100が、図36に示すプリ
ント設定モードの画面に自動的に切り替わり、取込んだ
フレーム画像のコマ数Nがコマ数表示部121に表示さ
れ(S218)、用紙サイズ、1ぺージのコマ数設定を
行い(S219)、コピースタートキー75を操作する
ことにより(S220)、ハードディスク43b〜43
e内のフレーム画像領域に記憶されているフレーム画像
データを上記で設定した用紙サイズ、コマ数にて配置処
理して(S221)、高速にプリントアウトされる(S
222)。
【0273】ここで、本実施の形態では、操作者がプリ
ントアウトされたものを確認し、出力されているサンプ
リングした画像の任意の2つのフレーム画像の番号を指
定することにより、その任意の2画像間の動画情報を、
より細かいサンプリング周期Tでフレーム画像を取り込
み出力する場合について図40及び図41に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
【0274】先ず、操作者は、図36に示すプリント設
定モードの画面から領域指定モードキー170を操作す
ることにより、図37に示す領域指定モードの画面に移
行する(S241)。この画面で、画像1No.指定部
172と画像2No.指定部173とによって、詳細出
力する任意2つのフレーム画像をテンキー73を用いて
指定する(S242)。尚、このとき、時系列的に早い
フレーム画像をG1とし、遅いフレーム画像をG2とす
る。
【0275】PCU44は、指定されたフレーム画像間
の時間Δtを演算して求める(S243)。
【0276】次に、フレーム画像のフレーム画像数Nを
決定するために、アップキー112若しくはダウンキー
113、又はテンキー入力ボタン114及びテンキー7
3を使用してフレーム画像数Nを再設定する(S24
4)。
【0277】PCU44は、上記のフレーム画像間の時
間Δtとフレーム画像数Nとにより、サンプリング周期
Tを演算する(S245)。尚、サンプリング周期T
は、フレーム画像間の時間Δt/フレーム画像数Nで求
まる。
【0278】コピースタートキー75を操作すると(S
246)、PCU44は、サンプリング開始フラグをリ
セットし(S247)、動画情報全体が、既に記録管理
されているハードディスク43b〜43e内の動画情報
記憶領域から動画情報を読み出す(S248)。このと
き、サンプリング開始フラグがリセットされていれば
(S249)、上記で指定された2つのフレーム画像の
内、時系列的に早いフレーム画像G1と現在読み出され
ているフレーム画像とを比較する(S250)。
【0279】ここで、比較した結果、違うフレーム画像
であれば、S248に戻って、さらに次の動画情報の読
み出しに移行し、一致すればサンプリング周期Tでサン
プリングを開始し(S251)、サンプリング開始フラ
グをセットする(S252)。
【0280】次いで、サンプリングのタイミングで(S
253)、ハードディスク43b〜43e内のフレーム
画像領域にフレーム画像を記憶すると共に(S25
4)、フレーム画像数カウンタnを1加算してフレーム
画像数の計数を行う(S255)。
【0281】上記の手順に基づいて、フレーム画像の取
り込みを行い、読み出されたフレーム画像が、操作者に
指定された2つのフレーム画像の時系列的に遅いフレー
ム画像G2となるまで順次繰り返す(S256)。
【0282】そして、サンプリングが終了すると(S2
57)、前記図39に示すフローチャートと全く同じよ
うに、プリント処理を行う(S218〜S222)。
【0283】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、一旦出力した複数のフレーム画像につい
て、より詳細に出力する場合に、現在出力されているフ
レーム画像を確認し、任意の2つのフレーム画像を指示
するだけで、再度、ハードディスク43b〜43e内の
動画情報記憶領域に記憶された動画情報の中から任意の
2つのフレーム画像間でのより細かいサンプリング時間
でフレーム画像を取り込んで出力することが可能とな
る。
【0284】また、このとき、再度、動画情報入出力装
置2の動画再生を繰り返すことなく、デジタルカラー複
写機側のみの操作で、フレーム画像を他の所定のタイミ
ングで取り出し、編集して出力することが容易にでき
る。
【0285】従って、利便性の向上を図り得るデジタル
カラー複写機を提供することができる。
【0286】〔実施の形態12〕 本発明の他の実施の形態について図42ないし図44に
基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便
宜上、前記の実施の形態1ないし実施の形態11の図面
に示した部材と同一の機能を有する部材については、同
一の符号を付し、その説明を省略する。
【0287】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報の取り込みの開始を指示した時点から、所
定のサンプリング周期Tにて複数のフレーム画像を取り
込むと共に、取り込んだ複数のフレーム画像から動きの
ある複数のフレーム画像のみを選択して指定された用紙
Pに出力し得るものとなっている。
【0288】上記のデジタルカラー複写機における制御
動作について、図42及び図43に示すフローチャート
に基づいて以下に説明する。尚、本フローチャートで
は、前記実施の形態11における図38に示すフローチ
ャートに類似するので、類似する動作項目については概
説するに止める。
【0289】また、本実施の形態では、動画情報入力モ
ードの画面は、図7に示すものを使用すると共に、プリ
ント設定モードの画面は図8に示すものを使用するもの
となっている。
【0290】先ず、デジタルカラー複写機と動画情報入
出力装置2とを接続した後(S231)、図7に示す動
画情報入力モードの画面に切り替え(S232)、サン
プリング周期Tを設定する(S233)。
【0291】次に、動画情報入出力装置2を操作して動
画情報を出力させ、所望の任意のタイミングでデジタル
カラー複写機における液晶表示装置100の取り込みス
タートキー115を押圧操作する(S234〜S23
6)。
【0292】これにより、デジタルカラー複写機は、外
部の動画情報入出力装置2から、動画情報と、設定され
たサンプリング周期T毎のタイミングでのフレーム画像
とを、受信し、受信された動画情報を画像データ処理部
41に入力して色空間補正等を行い、ハードディスク4
3b〜43e内のメインの動画情報記憶領域に記憶する
(S207〜S212)。
【0293】一方、本実施の形態では、前記サンプリン
グ周期Tの設定に基づくサンプリング時毎に(S21
3)、現在取り込んでいるフレーム画像Gn と直前に取
り込んだフレーム画像Gn-1 とを比較し、図44(a)
(b)に示すように、フレーム画像に動きがある場合
(S261,S262)、現在取り込んでいるフレーム
画像Gn をハードディスク43b〜43e内のフレーム
画像領域に記憶する(S214)と共に、取り込んだフ
レーム画像数カウンタnを1加算して計数する(S21
5)。S252でフレーム画像に動きがない場合には、
現在取り込んでいるフレーム画像Gnはハードディスク
43b〜43e内のフレーム画像領域に記憶されない
で、S216に移行する。
【0294】次に、S216で操作者が所望の画像デー
タを出力し終えたら液晶表示装置100の取り込みスト
ップキー116操作することにより、デジタルカラー複
写機は、動画情報及びフレーム画像の取り込み、及び記
録時間の計測、フレーム数の計数を終了する(S21
7)。
【0295】画像の取り込みが終了すると、デジタルカ
ラー複写機の液晶表示装置100が図8に示すプリント
設定モードに自動的に切り替わり(S218)、取り込
んだフレーム画像のコマ数が表示され、操作者が所望の
用紙サイズ、1ぺージのコマ数、配置順の設定を行う
(S219)。
【0296】次いで、前記図33と全く同じように、コ
ピースタートキー75を操作することにより、デジタル
カラー複写機1はその設定に従って、ハードディスク4
3b〜43e内のフレーム画像領域に記憶されているデ
ータを指定の用紙サイズ、コマ数、コマの配置順にナン
バリングの数字と共に高速にプリントアウトする(S2
20〜S222)。
【0297】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、入力された動画情報から、動きのあるフ
レーム画像のみを順次取り込み、編集して用紙Pに出力
することができる。
【0298】このため、静止状態の続くフレーム画像の
出力が回避でき、無駄な出力を防止し、記憶容量の低減
を図ることができる。
【0299】〔実施の形態13〕 本発明の他の実施の形態について図45及び図46に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1ないし実施の形態12の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0300】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報及び複数のフレーム画像を取り込んだとき
に、各フレーム画像では、全体を表せない場合に、複数
のフレーム画像をつなぎ合わせて1枚のフレーム画像と
するようになっている。
【0301】即ち、図45(a)に示すように、デジタ
ルビデオカメラから動画像をデジタルカラー複写機に画
像データを転送したときに、例えば風景のような1枚に
は納まらない場合や1枚に納めようとすると風景内の注
目する画像が極端に小さくなってしまう場合がある。
【0302】本実施の形態では、このような場合に、図
45(b)において斜線部分で示すように、第L−1フ
レームと第Lフレームとの重なり合う部分を抽出するこ
とにより、画像のつなぎ合わせ処理を行うことによっ
て、1枚のパノラマ画像を出力する。
【0303】具体的には、図46(a)に示すように、
ビデオカメラから転送された画像データの第1フレーム
(先頭フレーム)から第Nフレーム(最終フレーム)ま
での全てのフレーム画像を1個ずつデジタルカラー複写
機におけるハードディスク43b〜43e内のフレーム
画像領域にて記憶し、次いで、図46(b)に示すよう
に、画像つなぎ合わせ処理を行う。同図(b)において
は、最初の破線にて、第1フレーム画像と第2フレーム
画像とが合わされ、次の破線にて第2フレーム画像の途
中から第4フレーム画像の末端までが合わされる。そし
て、これを繰り返して第Nフレーム画像まで行う。これ
により、同図(b)におけるつなぎ合わせ画像において
は、第1フレーム画像の始端から第Nフレーム画像の終
端まで連続したつなぎ合わせ画面となっている。そし
て、これを、図46(c)に示すように、出力しようと
する用紙Pの大きさに合わせて画像分割、又は拡大、縮
少等の編集を行うことによって、ビデオカメラ等から再
生される動画情報の全体から漏れなくつなぎ合わせられ
た1枚の画像が出力されることとなる。尚、同図(c)
においては、第1フレーム画像と第2フレーム画像とを
つなぎ合わせたものを一枚の用紙Pに出力したものとな
っている。
【0304】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報の中から任意のフレーム画像を
複数取り込み、取り込まれた複数のフレーム画像に基づ
いて、つなぎ合わせ処理を行い出力するので、例えばビ
デオカメラ等の動画情報入出力装置2等にて撮影した風
景等の広い範囲の画像から1枚のパノラマ画像を出力す
ることが可能となる。
【0305】また、本実施の形態のデジタルカラー複写
機では、動画情報を入力するための動画情報入力手段と
しての通信インターフェイス部46と、通信インターフ
ェイス部46にて入力された動画情報の最初と最後のフ
レーム画像との間において複数のフレーム画像を順次取
り込むフレーム画像取り込み手段としてのPCU44
と、フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各フレ
ーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手段としての画像編
集部45と、抽出された特徴に基づいて複数のフレーム
画像をつなぎ合わせる画像つなぎ合わせ手段としての画
像編集部45と、つなぎ合わされた画像を出力する画像
情報出力手段としての画像データ出力部42とを備えて
いる。
【0306】このため、入力される動画情報の始めのフ
レーム画像と終わりのフレーム画像との間で画像のつな
ぎ合わせ処理を行い出力するので、ビデオカメラ等から
再生される動画情報の全体から漏れなくつなぎ合わせら
れた1枚の画像を出力することができる。
【0307】〔実施の形態14〕 本発明の他の実施の形態について図47及び図48に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1ないし実施の形態13の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0308】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報及び複数のフレーム画像を取り込んだとき
に、複数のフレーム画像をつなぎ合わせて1枚のフレー
ム画像とするに際して、移動方向においてフレーム画像
の重複する画素数からフレーム画像間の移動量を算出す
るようになっている。
【0309】本実施の形態の制御動作について、図47
のフローチャート及び図48に基づいて説明する。
【0310】先ず、図47に示すように、図48に示す
第1フレーム画像を入力する(S301)。次いで、第
2フレーム画像を入力し(S302)、第1フレーム画
像と第2フレーム画像とのつなぎあわせ処理を行う(S
303)。このとき、第1フレーム画像と第2フレーム
画像との重なり状態に基づいて、画像移動量を算出する
(S304)。図48においては、フレーム画像の移動
方向の画素数をNgとしており、移動量の画像の画素数
はNg/3となっている。従って、次回に入力するフレ
ーム画像を第5フレーム画像とすれば、第2フレーム画
像と第5フレーム画像とを重なりを生じないで連続して
接続することができる。
【0311】即ち、同図において斜線を連続してつない
で行くと、3回目の入力以降は、重なりを生じないよう
にして、入力することができる。
【0312】このようにして、次回の入力フレームを確
定し(S305)、フレーム画像を入力し(S30
6)、最終フレーム画像まで繰り返す(S307,S3
08)。
【0313】上記算出結果より次回の入力すべきフレー
ム、つまり第2フレームから次のつなぎ合わせ処理を行
う際に、画像の欠落の発生しないフレームを決定し、複
写機にて決定されたフレームを記憶することにより取り
込むデータ量が最小となり、使用する記憶容量を少なく
することができる。
【0314】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、入力される動画情報を記憶する記憶手段
としてのハードディスク43b〜43e内の動画情報記
憶領域と、入力される動画情報の移動する移動量を検出
する移動量検出手段としてのPCU44と、検出された
動画情報の移動量に基づいて、入力される動画情報から
取り込むフレーム画像の数を確定する確定手段としての
PCU44とを備え、確定されたフレーム数のフレーム
画像を、上記動画情報から取り込んで、つなぎ合わせ
る。
【0315】このため、入力される動画情報の移動量を
検出して抽出するフレーム画像の数を求めた後、処理に
適したフレーム画像をハードディスク43b〜43e内
の動画情報記憶領域の動画情報の中から自動的に取り込
むこととなり、取り込むデータ量が最小となり、使用す
る記憶容量を少なくすることができる。
【0316】〔実施の形態15〕 本発明の他の実施の形態について図49及び図50に基
づいて説明すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜
上、前記の実施の形態1ないし実施の形態14の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材については、同一
の符号を付し、その説明を省略する。
【0317】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報及び複数のフレーム画像を取り込んだとき
に、複数のフレーム画像をつなぎ合わせて1枚のフレー
ム画像とするに際して、移動方向に対するフレーム画像
の重複する時間からフレーム画像間の移動時間を算出
し、以降のフレーム画像の入力については、重複部分が
ないように、入力するものとなっている。
【0318】本実施の形態の制御動作について、図49
のフローチャート及び図50に基づいて説明する。
【0319】先ず、図49に示すように、図50に示す
第1フレーム画像を入力する(S311)。次いで、第
2フレーム画像を入力し(S312)、第1フレーム画
像と第2フレーム画像とのつなぎあわせ処理を行う(S
303)。このとき、第1フレーム画像と第2フレーム
画像との重なり状態に基づいて、画像移動量としての画
像移動時間を算出する(S314)。図50において
は、フレーム画像の移動方向の1ラインの時間をTgと
しており、移動時間はTg/3となっている。従って、
次回に入力するフレーム画像を第5フレーム画像とすれ
ば、第2フレーム画像と第5フレーム画像とを重なりを
生じないで連続して接続することができる。
【0320】即ち、同図において斜線を連続してつない
で行くと、3回目の入力以降は、重なりを生じないよう
にして、入力することができる。
【0321】このようにして、次回の入力フレームを確
定し(S315)、フレーム画像を入力し(S31
6)、最終フレーム画像まで繰り返す(S317,S3
18)。
【0322】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、入力される動画情報を記憶する記憶手段
としてのハードディスク43b〜43e内の動画情報記
憶領域と、入力される動画情報の時間を検出する動画時
間検出手段としてのPCU44と、検出された動画情報
の時間に基づいて、入力される動画情報から取り込むフ
レーム画像の数を確定する確定手段としてのPCU44
とを備え、確定されたフレーム数のフレーム画像を上記
動画情報から取り込んでつなぎ合わせる。
【0323】このため、入力される動画情報の移動量を
検出して抽出するフレーム画像の数を求めた後、処理に
適したフレーム画像を記憶手段の動画情報の中から自動
的に取り込むこととなり、取り込むデータ量が最小とな
り、使用する記憶容量を少なくすることができる。
【0324】〔実施の形態16〕 本発明の他の実施の形態について図51に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1ないし実施の形態15の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0325】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、動画情報及び複数のフレーム画像を取り込んだとき
に、複数のフレーム画像をつなぎ合わせて1枚のフレー
ム画像とするに際して、つなぎ合わされた画像を一旦出
力し、デジタルカラー複写機で一般的に使用されている
画像のトリミングやマスキング手法を用いて、任意部分
の画像を出力するようになっている。
【0326】即ち、本実施の形態では、図51に示すよ
うに、つなぎ合わされた画像を一旦出力する。次いで、
デジタルカラー複写機における前記画像データ処理部4
1にて、画像のトリミングやマスキングを行う。具体的
には、図示しない指示板と指示棒からなるエディタ(画
像編集位置指示装置)にて、同図において×印で示すよ
うに、画像の任意の領域を確定し、指定された領域内の
画像を再度出力する。
【0327】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、画像データ出力部42にて出力されたつ
なぎ合わせ処理後の画像の任意の範囲を指定する領域指
定手段としての画像編集部45を備え、指定された領域
範囲内の画像を再度出力する。
【0328】このため、つなぎ合わせられた画像情報を
出力すると共に、この画像の任意の領域を確定すること
でさらに指定された領域内の画像を再度出力するので、
必要とする画像を多数の入力フレームより確実に選択す
ることができる。
【0329】〔実施の形態17〕 本発明の他の実施の形態について図52に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1ないし実施の形態16の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0330】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、ビデオカメラにて手ぶれ状態で撮影されたフレーム
画像に対して、つなぎ合わせた際に、共通部分について
の領域を取り出して出力するようになっている。
【0331】即ち、図52(a)に示すように、ビデオ
カメラから転送されるデータは、撮影者の手ぶれ等によ
り、各フレーム画像がビデオカメラのスキャン方向と垂
直方向とにおいて不均一となることがある。
【0332】本実施の形態では、このように場合に、つ
なぎ合わせられた画像情報の中から画像上限ラインと下
限ラインとを確定し、図52(b)に示すように、その
上下ライン範囲内の画像を出力する。この結果、出力さ
れる画像の外郭は長方形又は正方形の均一の画像とな
り、そのまま出力したときには上下左右において凸凹が
生じるのに比べて、非常に見栄えの良い良好な画像を得
ることができる。
【0333】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、つなぎ合わせられた複数のフレーム画像
の中から画像の上限ラインと下限ラインを確定し、その
上下ライン範囲内の画像を出力する。このため、例えば
ビデオカメラ等の動画情報入出力装置2等にて撮影した
ときに、手ぶれ等があっても、出力される画像の外郭は
長方形又は正方形となり、非常に見栄えの良い良好な画
像を得ることができる。
【0334】〔実施の形態18〕 本発明の他の実施の形態について図53に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1ないし実施の形態17の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0335】一般に、ビデオカメラで撮影した映像は、
撮影時の時間的変化又はスキャン場所による変化等によ
り、入力されるフレーム画像毎に明るさのバラツキがあ
る。
【0336】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、このようなフレーム画像毎に明るさのバラツキがあ
るものに対して、良好につなぎ合わせ得るものとなって
いる。
【0337】即ち、図53に示すように、例えば、ビデ
オカメラ撮影時の撮影光の時間による変化又はスキャン
場所による変化により、濃度A・B・Cのように入力さ
れるフレーム毎の明るさにバラツキがあるとする。
【0338】例えば、同図において斜線で示すように、
第1フレーム画像と第2フレーム画像との重なり合って
いる部分は、例えば色YMC(イエロー・マゼンタ・シ
アン)のCIE−LAB表色系において、a* 、b*
それぞれ重なり合っている画素において同一であると共
に、L* が異なっているとする。
【0339】この場合、本実施の形態では、複数のフレ
ーム画像における中央の画像情報の明るさに合わせて、
バラツキを補正して出力する。同図においては、第2フ
レーム画像の濃度Bに合わせる。
【0340】また、このとき、濃度Aを濃度Bに合わせ
るには、濃度Aのそれぞれの画素のL* を濃度BのL*
に変更すれば良い。さらに、例えば、RGB(レッド・
グリーン・ブルー)からなる光の〔Y、Pr、Pb〕に
おいては、輝度Yを変化させることにより、同様の結果
が得られる。
【0341】このように本実施の形態のデジタルカラー
複写機では、動画情報を入力するための動画情報入力手
段としての通信インターフェイス部46と、通信インタ
ーフェイス部46にて入力された動画情報の中から所定
のタイミング毎にフレーム画像を順次取り込むフレーム
画像取り込み手段としてのPCU44と、取り込まれた
各フレーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手段としての
画像編集部45と、抽出された特徴に基づいて複数のフ
レーム画像をつなぎ合わせる画像つなぎ合わせ手段とし
ての画像編集部45と、つなぎ合わされた画像の明るさ
のバラツキを補正するために画像の略中央付近の明るさ
に画像を補正する補正手段としてのPCU44と、明る
さのバラツキが補正された画像を出力する画像情報出力
手段としての画像データ出力部42とを備えている。
【0342】このため、複数のフレーム画像をつなぎ合
わせ処理する場合に、複数のフレーム画像の中央画像情
報の明るさに合わせてバラツキを補正し出力する。即
ち、一般的に、注目する画像は複数のフレーム画像の中
央にあるので、目的とする画像の明るさを得ることがで
き、明るさのバラツキのない良好な画像を得ることがで
きる。
【0343】〔実施の形態19〕 本発明の他の実施の形態について図54に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1ないし実施の形態18の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0344】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、複数のフレーム画像をつなぎ合わせたものを分割出
力するに際して、奇数枚に分割出力するものとなってい
る。
【0345】即ち、図54(a)に示すように、入力さ
れた複数のフレームをつなぎ合わせたものを複数枚に分
割出力しようとする際に、一般的に、注目する画像は複
数のフレーム画像の中央にあるので、つなぎ合わされた
画像が複数枚にわたる場合で、かつ最小分割枚数が偶数
枚になる場合には、注目する画像が分割されることがあ
る。
【0346】しかし、本実施の形態では、図54(b)
に示すように、複数枚に分割出力するときには、奇数枚
となるように分割する。この結果、注目する画像が分割
されるということが無くなり、良好な画像を得ることが
できる。
【0347】一方、このような処理を行う場合において
は、両端の出力画像について出力用紙1ページ分に満た
ないため、片側に偏って画像が出力されるおそれがあ
る。
【0348】しかし、本実施の形態では、同図(b)に
示すように、つなぎ合わせた画像を、例えば3枚の用紙
Pに分割して出力する場合、出力画像1・3等の両端の
出力画像について、出力用紙1ページ分の画像データが
ないときには、センタリング処理等のぺージ内での画像
の移動を行う。
【0349】これにより、画像のセンターが真ん中に位
置する用紙Pのセンターに来るように出力されるので、
分割された画像の最初及び最後の出力画像1・3は、1
ぺ一ジ分のデータに欠けていたとしても、用紙P内で画
像の偏りが無く、良好な画像を得ることができる。
【0350】このように、一般的に、つなぎ合わされた
画像を複数枚に分割して出力する場合に、注目する画像
は複数のフレーム画像の中央にある。このため、分割枚
数が偶数枚になる場合には、注目する画像が分割される
という不具合が生じる。
【0351】しかし、本実施の形態のデジタルカラー複
写機では、つなぎ合わされたフレーム画像を奇数枚の用
紙Pに分割して出力するので、注目する画像が分割され
ることが無くなり、良好な画像を得ることができる。
【0352】また、本実施の形態のデジタルカラー複写
機では、確定された用紙Pのうちの真ん中に位置する用
紙Pのセンターと、つなぎ合わされた画像のセンターと
が略一致するように画像を出力する。
【0353】このため、つなぎ合わせられた画像を奇数
枚の用紙Pに分割して出力する際に、画像のセンターが
真ん中に位置する用紙Pのセンターに来るように出力さ
れるので、分割された画像の最初及び最後の出力画像1
・3は、1ぺージ分のデータに欠けていたとしても、用
紙P内で画像の偏りが無く、良好な画像を得ることがで
きる。
【0354】〔実施の形態20〕 本発明の他の実施の形態について図55に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態1ないし実施の形態19の図面に示した部材
と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0355】本実施の形態のデジタルカラー複写機で
は、複数のフレーム画像をつなぎ合わせるに際して、縦
方向及び横方向の何れにもつなぎ合わせ可能になってい
る。
【0356】即ち、図55(a)に示すように、入力さ
れた複数のフレーム画像について、縦方向についてつな
ぎ合わせ処理を行う一方、図55(b)に示すように、
横方向についてもつなぎ合わせ処理可能となっている。
【0357】さらに、本実施の形態では、同図(c)に
示すように、縦方向につなぎ合わせ処理されたものにつ
いて、動画情報のデータの流れる方向を検知し、画像が
記録される用紙Pの向きに合わせてつなぎ合わせられた
画像を回転させて出力する。
【0358】このため、出力する用紙Pに効率よく画像
を出力することができ、良好な画像を得ることができ
る。
【0359】このように、本実施の形態のデジタルカラ
ー複写機では、動画情報が流れる方向に向かって画像を
つなぎ合わせ処理すると共に、画像が記録される用紙P
の向きに合わせて、つなぎ合わされた画像を回転等によ
り方向を合わせて出力するので、用紙Pに効率よく画像
を出力することができ、良好な画像を得ることができ
る。
【0360】
【発明の効果】請求項1に係る発明の画像編集出力装置
は、以上のように、動画情報を入力するための動画情報
入力手段と、動画情報入力手段にて入力された動画情報
の中から所定のサンプリング周期毎にフレーム画像を順
次に取り込むフレーム画像取り込み手段と、フレーム画
像取り込み手段にて取り込まれた各フレーム画像の特徴
を抽出する特徴抽出手段と、特徴抽出手段にて抽出され
た特徴に基く各フレーム画像の重なり状態に基づいて複
数のフレーム画像から1枚のパノラマ画像を出力すべく
つなぎ合わせる画像つなぎ合わせ手段と、画像つなぎ合
わせ手段にてつなぎ合わされた画像を出力する画像情報
出力手段とを備えているとともに、上記画像つなぎ合わ
せ手段にて複数のフレーム画像から1枚のパノラマ画像
とするに際して、撮影時のビデオカメラのスキャンによ
る移動方向に対するフレーム画像の重複する画素数又は
時間からフレーム画像間の移動時間を算出し、以降のフ
レーム画像については、重複部分がないように、かつ画
像の欠落がないように、取り込むべきフレーム画像を決
定するものである。
【0361】それゆえ、動画情報の中から任意のフレー
ム画像を複数取り込み、取り込まれた複数のフレーム画
像に基づいて、つなぎ合わせ処理を行い出力するので、
例えばビデオカメラ等の画像再生装置等にて撮影した風
景等の広い範囲の画像から1枚のパノラマ画像を出力す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0362】また、フレーム画像間の移動時間を算出
し、以降のフレーム画像については、 重複部分がないよ
うに、かつ画像の欠落がないように、取り込むべきフレ
ーム画像を決定するので、取り込むデータ量が最小とな
り、使用する記憶容量を少なくすることができるという
効果を奏する。
【0363】請求項2に係る発明の画像編集出力装置
は、以上のように、複数のフレーム画像を取り込むフレ
ーム画像取り込み手段と、複数のフレーム画像をつなぎ
合わせて1枚のパノラマ画像とするに際して、スキャン
による移動方向において、重なり部分を抽出する特徴抽
出手段と、特徴抽出手段にて抽出された重なり部分を基
に、取り込まれた上記複数のフレーム画像から連続した
1枚のパノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つ
なぎ合わせ手段と、画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合
わされたパノラマ画像を、出力しようとする用紙の大き
さに合わせて、画像分割して用紙に出力する画像情報出
力手段とを備えているものである。
【0364】それゆえ、つなぎ合わされたパノラマ画像
を、出力しようとする用紙の大きさに合わせて、画像分
割して用紙に出力するので、注目する画像が極端に小さ
くなるのを防止することができるという効果を奏する。
【0365】請求項3に係る発明の画像編集出力装置
は、以上のように、動画情報を入力するための動画情報
入力手段と、動画情報入力手段にて入力される動画情報
の中から所定のサンプリング周期毎にフレーム画像を順
次取り込むフレーム画像取り込み手段と、フレーム画像
取り込み手段にて取り込まれた各フレーム画像の特徴を
抽出する特徴抽出手段と、特徴抽出手段にて抽出された
特徴に基く各フレーム画像の重なり状態に基づいて複数
のフレーム画像から1枚のパノラマ画像を出力すべくつ
なぎ合わせる画像つなぎ合わせ手段と、画像つなぎ合わ
せ手段にてつなぎ合わされた画像の大きさを検出する検
出手段と、検出手段によるつなぎ合わされた画像の大き
さに基づいて、画像を出力するための用紙サイズ及び奇
数枚の用紙を確定する用紙サイズ確定手段と、用紙サイ
ズ確定手段にて確定されたサイズの複数の用紙に分割出
力する画像情報出力手段とを備えているものである。
【0366】それゆえ、つなぎ合わされたフレーム画像
を奇数枚の用紙に分割して出力するので、注目する画像
が分割されることが無くなり、良好な画像を得ることが
できるという効果を奏する。
【0367】請求項4に係る発明の画像編集出力装置
は、以上のように、動画情報を入力するための動画情報
入力手段と、動画情報入力手段にて入力される動画情報
の、撮影時のビデオカメラのスキャンによる移動方向を
検出する動画方向検出手段と、動画情報入力手段にて入
力される動画情報の中から所定のサンプリング周期毎に
フレーム画像を順次取り込むフレーム画像取り込み手段
と、動画方向検出手段により検出された動画方向におけ
る、上記フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各
フレーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、特徴抽
出手段にて抽出された特徴に基く各フレーム画像の重な
り状態に基づいて複数のフレーム画像から1枚のパノラ
マ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合わせ手
段と、画像を出力する際の用紙サイズと用紙方向とを指
定する用紙サイズ方向指定手段と、画像つなぎ合わせ手
段にてつなぎ合わされた画像の向きと用紙サイズ方向指
定手段にて指定された用紙方向とを合わせるための画像
方向制御手段と、つなぎ合わされた画像の向きと用紙方
向とを合わされた画像を出力する動画情報出力手段とを
備えているものである。
【0368】それゆえ、動画情報が移動方向に向かって
画像をつなぎ合わせ処理すると共に、画像が記録される
用紙の向きに合わせて、つなぎ合わされた画像を回転等
により方向を合わせて出力するので、用紙に効率よく画
像を出力することができ、良好な画像を得ることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像編集出力装置の実施の一形
態の制御動作を示すフローチャートである。
【図2】上記画像編集出力装置としてのデジタルカラー
複写機の全体概要を示す構成図である。
【図3】上記デジタルカラー複写機の画像処理部の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記デジタルカラー複写機における制御系の構
成を示すブロック図である。
【図5】上記デジタルカラー複写機における操作パネル
を示す概要図である。
【図6】上記操作パネルの液晶表示装置における基本モ
ードの画面を示す説明図である。
【図7】上記操作パネルの液晶表示装置における動画情
報入力モードの画面を示す説明図である。
【図8】上記操作パネルの液晶表示装置におけるプリン
ト設定モードの画面を示す説明図である。
【図9】上記デジタルカラー複写機における他の制御動
作を示すフローチャートである。
【図10】図9の続きを示すフローチャートである。
【図11】出力したフレーム画像に不具合があり、再
度、フレーム画像を出力する場合の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記デジタルカラー複写機における他の制御
動作を示すものであり、所定のサンプリング周期にて取
り込んだフレーム画像数に基づき、用紙サイズを自動的
に選択して出力する制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】図12の続きを示すフローチャートである。
【図14】出力したフレーム画像に不具合があり、再
度、フレーム画像を出力する場合の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
動画情報入力モードの画面を示す説明図である。
【図16】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、指定された用紙サイズからフレーム
画像を取り込むフレーム画像数を確定し、取り込みを開
始した時点からこのフレーム画像数のフレーム画像を取
り込む制御動作を示すフローチャートである。
【図17】図16の続きを示すフローチャートである。
【図18】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
動画情報入力モードの画面を示す説明図である。
【図19】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、ハードディスクに記憶された動画情
報について、最初から最後までの間で所定の間隔でフレ
ーム画像を順次取り込む制御動作を示すフローチャート
である。
【図20】図19の続きを示すフローチャートである。
【図21】出力したフレーム画像に不具合があり、再
度、フレーム画像を出力する場合の制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図22】上記デジタルカラー複写機における他の制御
動作を示すものであり、ハードディスクに記憶された動
画情報が一杯になると、その時点で今までに記憶された
動画情報から所定の間隔でフレーム画像を取り込み編集
する制御動作を示すフローチャートである。
【図23】図22の続きを示すフローチャートである。
【図24】ハードディスクに記憶された動画情報が一杯
になったときに、表示される画面を示す説明図である。
【図25】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
基本モードの画面を示す説明図である。
【図26】上記操作パネルの液晶表示装置における画像
入力/プリントモードの画面を示す説明図である。
【図27】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、動画情報の取り込みの開始を指示し
た時点から、フレーム画像サイズにより確定されたフレ
ーム画像数を所定のタイミングで順次画像を取り込む制
御動作を示すフローチャートである。
【図28】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
画像入力/プリントモードの画面を示す説明図である。
【図29】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、動画情報の取り込みの開始を指示し
た時点から、画像サイズにより確定されたフレーム画像
数の画像を順次取り込むに際して、その取り込みのサン
プリング周期を任意に設定する場合の制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図30】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
画像入力/プリントモードの画面を示す説明図である。
【図31】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、動画情報の取り込みの開始を指示し
た時点から、所定時間内の動画情報の中から所定数のフ
レーム画像を取り込む場合の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図32】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
動画情報入力モードの画面を示す説明図である。
【図33】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、画像の取り込みの開始を指示した時
点から動画情報と共に入力される音声信号の変化に基づ
いて画像を取り込む場合の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図34】図33の続きを示すフローチャートである。
【図35】上記デジタルカラー複写機における他の制御
を示すものであり、操作パネルの液晶表示装置における
動画情報入力モードの画面を示す説明図である。
【図36】上記操作パネルの液晶表示装置におけるプリ
ント設定モードの画面を示す説明図である。
【図37】上記操作パネルの液晶表示装置における領域
指定モードの画面を示す説明図である。
【図38】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、動画情報の取り込みの開始を指示し
た時点から、所定のサンプリング周期にて複数のフレー
ム画像を取り込むと共に、取り込んだ複数のフレーム画
像から所定数のみを選択して指定された用紙に出力する
場合の制御動作を示すフローチャートである。
【図39】図38の続きを示すフローチャートである。
【図40】上記デジタルカラー複写機における制御動作
を示すものであり、操作者がプリントアウトされたもの
を確認し、出力されているサンプリングした画像の任意
の2つのフレーム画像の番号を指定することにより、そ
の任意の2画像間の動画情報を、より細かいサンプリン
グ周期でフレーム画像を取り込み出力する場合の制御動
作を示すフローチャートである。
【図41】図40の続きを示すフローチャートである。
【図42】上記デジタルカラー複写機における他の制御
動作を示すものであり、取り込んだ複数のフレーム画像
から動きのある複数のフレーム画像を選択して指定され
た用紙に出力する場合の制御動作を示すフローチャート
である。
【図43】図42の続きを示すフローチャートである。
【図44】動きのあるフレーム画像を示す説明図であ
り、(a)はフレーム画像Gn-1 を示すもの、(b)は
フレーム画像Gn を示すものである。
【図45】本発明の他の実施の形態における画像編集出
力装置としてのデジタルカラー複写機を示すものであ
り、(a)はビデオカメラとデジタルカラー複写機とを
接続した状態を示す説明図、(b)は第L−1フレーム
画像と第Lフレーム画像とをつなぎ合わせる状態を示す
説明図である。
【図46】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示す説明図である。
【図47】上記デジタルカラー複写機において、画像移
動量の算出により次回の入力フレーム画像を決定する場
合の制御動作を示すフローチャートである。
【図48】上記デジタルカラー複写機における画像移動
量の算出によるつなぎ合わせ状態を示す説明図である。
【図49】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、画像移動時間の算出に
より次回の入力フレーム画像を決定する場合の制御動作
を示すフローチャートである。
【図50】上記デジタルカラー複写機における画像移動
時間の算出によるつなぎ合わせ状態を示す説明図であ
る。
【図51】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、画像の任意の領域を確
定し、指定された領域内の画像を再度出力する状態を示
す説明図である。
【図52】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、つなぎ合わせられた画
像情報の中から画像上限ラインと下限ラインとを確定
し、その上下ライン範囲内の画像を出力する状態を示す
説明図である。
【図53】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、複数のフレーム画像に
おける中央の画像の濃度に合わせて出力する状態を示す
説明図である。
【図54】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、複数のフレーム画像を
つなぎ合わせたものを分割出力するに際して、奇数枚に
分割出力する状態を示す説明図である。
【図55】上記デジタルカラー複写機における他のつな
ぎ合わせ状態を示すものであり、複数のフレーム画像を
つなぎ合わせて出力するに際して、縦方向及び横方向の
何れにもつなぎ合わせ可能となる状態を示す説明図であ
り、(a)は縦方向につなぎ合わせ処理を行う場合、
(b)は横方向につなぎ合わせ処理する場合、(c)は
縦方向につなぎ合わせたものを横向きの用紙に出力する
場合を示すものである。
【符号の説明】
2 動画情報入出力装置(外部の画像再生
機器) 41 画像データ処理部 42 画像データ出力部(画像情報出力手
段) 43b〜43e ハードディスク(記憶手段) 44 PCU(フレーム画像取り込み手段、
取り込み開始制御手段、指示制御手段、動画フレーム選
択手段) 45 画像編集部(編集手段、特徴抽出手
段、画像つなぎ合わせ手段、画像上下範囲確定手段、検
出手段、用紙サイズ確定手段、動画方向検出手段、画像
方向制御手段) 46 通信インターフェイス部(動画情報入
力手段) 100 液晶表示装置 115 取り込みスタートキー(取り込み開始
指示手段) 122 用紙サイズ表示設定部 144 画像サイズ表示設定部 171 領域指定表示部(指示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 一幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 入江 一視 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 吉浦 昭一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 坂上 英和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−284049(JP,A) 特開 平7−79404(JP,A) 特開 平8−95596(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画情報を入力するための動画情報入力手
    段と、 動画情報入力手段にて入力された動画情報の中から所定
    のサンプリング周期毎にフレーム画像を順次取り込むフ
    レーム画像取り込み手段と、 フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各フレーム
    画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、 特徴抽出手段にて抽出された特徴に基く各フレーム画像
    の重なり状態に基づいて複数のフレーム画像から1枚の
    パノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合
    わせ手段と、 画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされた画像を出力
    する画像情報出力手段とを備えているとともに、上記画像つなぎ合わせ手段にて複数のフレーム画像から
    1枚のパノラマ画像とするに際して、撮影時のビデオカ
    メラのスキャンによる移動方向に対するフレーム画像の
    重複する画素数又は時間からフレーム画像間の移動時間
    を算出し、以降のフレーム画像については、重複部分が
    ないように、かつ画像の欠落がないように、取り込むべ
    きフレーム画像を決定すること を特徴とする画像編集出
    力装置。
  2. 【請求項2】複数のフレーム画像を取り込むフレーム画
    像取り込み手段と、 複数のフレーム画像をつなぎ合わせて1枚のパノラマ画
    像とするに際して、スキャンによる移動方向において、
    重なり部分を抽出する特徴抽出手段と、 特徴抽出手段にて抽出された重なり部分を基に、取り込
    まれた上記複数のフレーム画像から連続した1枚のパノ
    ラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合わせ
    手段と、 画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされたパノラマ画
    像を、出力しようとする用紙の大きさに合わせて、画像
    分割して用紙に出力する画像情報出力手段とを備えてい
    ること を特徴とする画像編集出力装置。
  3. 【請求項3】動画情報を入力するための動画情報入力手
    段と、 動画情報入力手段にて入力される動画情報の中から所定
    のサンプリング周期毎にフレーム画像を順次取り込むフ
    レーム画像取り込み手段と、 フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各フレーム
    画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、 特徴抽出手段にて抽出された特徴に基く各フレーム画像
    の重なり状態に基づいて複数のフレーム画像から1枚の
    パノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合
    わせ手段と、 画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされた画像の大き
    さを検出する検出手段と、 検出手段によるつなぎ合わされた画像の大きさに基づい
    て、画像を出力するための用紙サイズ及び奇数枚の用紙
    を確定する用紙サイズ確定手段と、 用紙サイズ確定手段にて確定されたサイズの複数の用紙
    に分割出力する画像情報出力手段とを備えていることを
    特徴とする画像編集出力装置。
  4. 【請求項4】動画情報を入力するための動画情報入力手
    段と、 動画情報入力手段にて入力される動画情報の、撮影時の
    ビデオカメラのスキャンによる移動方向を検出する動画
    方向検出手段と、 動画情報入力手段にて入力される動画情報の中から所定
    のサンプリング周期毎にフレーム画像を順次取り込むフ
    レーム画像取り込み手段と、 動画方向検出手段により検出された動画方向における、
    上記フレーム画像取り込み手段にて取り込まれた各フレ
    ーム画像の特徴を抽出する特徴抽出手段と、 特徴抽出手段にて抽出された特徴に基く各フレーム画像
    の重なり状態に基づいて複数のフレーム画像から1枚の
    パノラマ画像を出力すべくつなぎ合わせる画像つなぎ合
    わせ手段と、 画像を出力する際の用紙サイズと用紙方向とを指定する
    用紙サイズ方向指定手段と、 画像つなぎ合わせ手段にてつなぎ合わされた画像の向き
    と用紙サイズ方向指定手段にて指定された用紙方向とを
    合わせるための画像方向制御手段と、 つなぎ合わされた画像の向きと用紙方向とを合わされた
    画像を出力する動画情報出力手段とを備えていることを
    特徴とする画像編集出力装置。
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