JP3500974B2 - 軒樋の雪除けカバー材 - Google Patents

軒樋の雪除けカバー材

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JP3500974B2
JP3500974B2 JP21665298A JP21665298A JP3500974B2 JP 3500974 B2 JP3500974 B2 JP 3500974B2 JP 21665298 A JP21665298 A JP 21665298A JP 21665298 A JP21665298 A JP 21665298A JP 3500974 B2 JP3500974 B2 JP 3500974B2
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保孝 深井
和晴 田中
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先に保持される
軒樋の前側上縁部と軒先上方の屋根先部との間隔開口を
塞ぐ、軒樋の雪除けカバー材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示す如く、軒先に保持
される軒樋4とともに、該軒樋4を支持する吊り具5に
一体に設けられた支持部51にて支持されて、該軒樋4
の前側上縁部と軒先上方の屋根先部との間隔開口を塞
ぐ、積雪地にて使用して有用な軒樋の雪除けカバー材が
提案されている。
【0003】上記の雪除けカバー材は、積雪地以外の地
域において、軒樋4の中に落ち葉が溜まりにくくする落
ち葉避けカバーとしても有用である。そして、この場
合、その本体6は、所定長さの長尺略板状で、本体6の
前側下端部と軒樋4の前側上縁部との間に雨水流入間隙
が形成されるように、吊り具5の支持部51に取着され
ている。また、雪除けカバー材の本体6は、図3に示す
ような継手7にて接続されるとともに、軒先の入り隅部
及び出隅部においては、継手7と同じく接続を兼ねた、
平面視略L字状の入り隅用雪除けカバー材Aと出隅用雪
除けカバー材Bとが設けられて設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、図4に示すような、(a)の内曲
がり形状の入り隅用雪除けカバー材と、(b)の外曲が
り形状の出隅用雪除けカバー材とを、それぞれ別の平面
視略L字状のものを準備していた。したがって、それぞ
れ別の製造用の金型装置を必要とするため製造コストが
高くなるとともに、施工業者側においても2種類のもの
を在庫する必要があってその使い分け等に手間がかかる
という問題があった。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、入り隅用及び出隅用を1
つの雪除けカバー材にて対応することが出来、以て、低
コストで使い勝手の向上した軒樋の雪除けカバー材を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の軒樋の雪除けカバー材は、軒先に保
持される軒樋の前側上縁部と軒先上方の屋根先部との間
隔開口を、軒先の入り隅部及び出隅部にて塞ぐ平面視略
L字状の軒樋の雪除けカバー材であって、カバー本体の
L字状曲がり部の外縁と内縁とを結ぶ稜線に沿って屈曲
自在部を設け、その屈曲自在部の薄肉化部分を屈曲自在
部が凹所となるように屈曲させて入り隅用とし、屈曲自
在部が凸所となるように屈曲させて出隅用とすることに
より、入り隅用及び出隅用を共用させて成る。
【0007】したがって、この場合、カバー本体のL字
状曲がり部の外縁と内縁とを結ぶ稜線に沿って設けられ
た屈曲自在部を屈曲させて、軒先の入り隅部及び出隅部
に共用して設けることができる。
【0008】 また、請求項2記載の軒樋の雪除けカバ
ー材は、請求項1記載の屈曲自在部を、カバー本体の一
部を薄肉化してカバー本体に一体に形成するとともにカ
バー本体の端部両縁には、雪除けカバー材の本体を略直
角状に接続するための接続片が形成され、その接続片に
て雪除けカバー材の本体の両縁をばね性をもって把持す
るように対向して湾曲形成している。
【0009】したがって、この場合、カバー本体に一体
に形成された薄肉化部分を屈曲させて入り隅用及び出隅
用が共用される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の請求項
1、2に対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明
の一実施の形態の軒樋の雪除けカバー材を示す概略構成
図で、(a)は、平面図、(b)は屈曲自在部の断面図
である。図2は、同軒樋の雪除けカバー材の使用状態を
示す斜視図で、(a)は入り隅部、(b)は出隅部への
使用状態を示す。
【0011】この実施の形態の軒樋の雪除けカバー材
は、軒先に保持される軒樋の前側上縁部と軒先上方の屋
根先部との間隔開口を、軒先の入り隅部及び出隅部にて
塞ぐ平面視略L字状の軒樋の雪除けカバー材であって、
カバー本体1のL字状曲がり部の外縁と内縁とを結ぶ稜
線Dに沿って屈曲自在部2を設け、入り隅用及び出隅用
を共用させて成る。
【0012】又、該実施の形態の軒樋の雪除けカバー材
においては、屈曲自在部2を、カバー本体1の一部を薄
肉化してカバー本体1に一体に形成してもいる。
【0013】詳しくは、この軒樋の雪除けカバー材は、
従来の技術の項にて説明したものと同じく、図3に示す
ように、軒樋4を支持する吊り具5に一体に設けられた
支持部51にて支持されて、軒樋4の前側上縁部と軒先
上方の屋根先部との間隔開口を塞ぐように前下がりに斜
めに固定されている雪除けカバー材の本体6を、軒先の
入り隅部及び出隅部にて接続するのに使用される。そし
て、この場合、塩化ビニル樹脂材料等の硬質の合成樹脂
材料にて形成された、図1(a)に示すような、平面視
略L字状のカバー本体1にて入り隅用及び出隅用を共用
させる。
【0014】カバー本体1は、L字状曲がり部の外縁と
内縁とを結ぶ稜線Dに沿って一体形成されている屈曲自
在部2を中心とした、略対称形の略L字状で、その端部
両縁には、雪除けカバー材の本体6を略直角状に接続す
るための接続片3、3が形成されている。なお、この場
合、雪除けカバー材の本体6は略板状で、その両縁には
補強用の前耳及び後耳が形成されており、接続片3、3
は、この前耳及び後耳をばね性をもって把持するように
対向して湾曲形成されている。
【0015】屈曲自在部2は、この場合、図1(a)に
示したC−C’断面である、図1(b)に示すような、
カバー本体1に、所定巾寸法をもってそのL字状曲がり
部の外縁と内縁とを結ぶ稜線Dに沿って一体形成された
薄肉部で、矢印E、Eにて示すように、カバー本体1
を、L字状曲がり部の外縁と内縁とを結ぶ稜線Dに沿っ
て屈曲自在とさせる。なお、屈曲自在部2は、上記の薄
肉部を一体形成したもの以外に、硬質の合成樹脂材料製
の2つのカバー本体1とは別体とし、例えば可撓性を有
する軟質の合成樹脂材料にて形成し、分離形成されたカ
バー本体1同士を接続するよう固着したものであっても
良く、また、カバー本体1を、L字状曲がり部の外縁と
内縁とを結ぶ稜線Dに沿って屈曲自在とするように、カ
バー本体1の表裏にまたがる切欠を設けて形成したもの
等、どのように形成しても良い。
【0016】上記の軒樋の雪除けカバー材の施工は、ま
ず、従来の技術の項にて説明したように、所定長さの長
尺略板状本体6を、その前側下端部と軒樋4の前側上縁
部との間に雨水流入間隙が形成されるように、吊り具5
の支持部51に取着する。次いで、雪除けカバー材の本
体6を、継手7にて接続し、軒先の入り隅部及び出隅部
に、カバー本体1のL字状曲がり部の外縁と内縁とを結
ぶ稜線Dに沿って設けられた屈曲自在部2を屈曲させ
る。そして、図2(a)に示すように、屈曲自在部2が
凹所となるように屈曲させて入り隅用とし、また、図2
(b)に示すように、屈曲自在部2が凸所となるように
屈曲させて出隅用として、軒先の入り隅部及び出隅部に
共用させ、その接続片3、3にて雪除けカバー材の本体
6の両縁をばね性をもって把持させて設ける。すなわ
ち、この軒樋の雪除けカバー材は、カバー本体1に一体
に形成された屈曲自在部2の薄肉化部分を屈曲させて入
り隅用及び出隅用が共用される。
【0017】したがって、以上説明した軒樋の雪除けカ
バー材によると、カバー本体1のL字状曲がり部の外縁
と内縁とを結ぶ稜線Dに沿って設けられた屈曲自在部2
を屈曲させて、軒先の入り隅部及び出隅部に共用して設
けることができるので、入り隅用及び出隅用を1つの雪
除けカバー材にて対応することが出来、以て、低コスト
で使い勝手を向上できる。
【0018】また、カバー本体に一体に形成された薄肉
化部分を屈曲させて入り隅用及び出隅用が共用されるの
で、製造用の金型装置を一つにて製造でき、以て、より
低コストにて使い勝手を向上できる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の軒
樋の雪除けカバー材は、カバー本体のL字状曲がり部の
外縁と内縁とを結ぶ稜線に沿って設けられた屈曲自在部
を屈曲させて、軒先の入り隅部及び出隅部に共用して設
けることができるので、入り隅用及び出隅用を1つの雪
除けカバー材にて対応することが出来、以て、低コスト
で使い勝手を向上できる。
【0020】また、請求項2記載の軒樋の雪除けカバー
材は、請求項1記載のものの効果に加え、カバー本体に
一体に形成された薄肉化部分を屈曲させて入り隅用及び
出隅用が共用されるので、製造用の金型装置を一つにて
製造でき、以て、より低コストにて使い勝手を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の軒樋の雪除けカバー材
を示す概略構成図で、(a)は、平面図、(b)は屈曲
自在部の断面図である。
【図2】同軒樋の雪除けカバー材の使用状態を示す斜視
図で、(a)は入り隅部、(b)は出隅部への使用状態
を示す。
【図3】雪除けカバー材を有する軒樋装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の従来例である雪除けカバー材を示す斜
視図で、(a)は入り隅用雪除けカバー材、(b)は出
隅用雪除けカバー材である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 屈曲自在部 D 稜線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗田 真彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−180300(JP,A) 特開 平8−13696(JP,A) 特開 平5−171760(JP,A) 実開 昭55−157925(JP,U) 実開 昭60−130930(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/064 502

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒先に保持される軒樋の前側上縁部と軒
    先上方の屋根先部との間隙開口を、軒先の入り隅部及び
    出隅部にて塞ぐ平面視略L字状の軒樋の雪除けカバー材
    であって、カバー本体のL字状曲がり部の外縁と内縁と
    を結ぶ稜線に沿って屈曲自在部を設け、その屈曲自在部
    の薄肉化部分を屈曲自在部が凹所となるように屈曲させ
    て入り隅用とし、屈曲自在部が凸所となるように屈曲さ
    せて出隅用とすることにより、入り隅用及び出隅用を共
    用させて成る軒樋の雪除けカバー材。
  2. 【請求項2】 屈曲自在部を、カバー本体の一部を薄肉
    化してカバー本体に一体に形成するとともにカバー本体
    の端部両縁には、雪除けカバー材の本体を略直角状に接
    続するための接続片が形成され、その接続片にて雪除け
    カバー材の本体の両縁をばね性をもって把持するように
    対向して湾曲形成したことを特徴とする請求項1記載の
    軒樋の雪除けカバー材。
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