JP3500914B2 - 実時間映像記録装置及び方法及びディスク装置 - Google Patents

実時間映像記録装置及び方法及びディスク装置

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JP3500914B2
JP3500914B2 JP15478497A JP15478497A JP3500914B2 JP 3500914 B2 JP3500914 B2 JP 3500914B2 JP 15478497 A JP15478497 A JP 15478497A JP 15478497 A JP15478497 A JP 15478497A JP 3500914 B2 JP3500914 B2 JP 3500914B2
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潤一 米野
俊和 神門
義孝 矢口
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受像機やV
TR、監視カメラ及びテレビの受信機能を有するコンピ
ュータシステムなどにおいて、放送された映像や撮影さ
れた映像を数秒間〜数分間程度常時一次メモリに蓄積
し、ユーザーが記録指令を発生させ二次メモリを起動し
た時点から時間を溯って映像データを記録する実時間映
像記録装置及び方法及びディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリは大容量化、低価格
化が進み、映像データを数秒間〜数分間だけ蓄積できる
ようになった。これを利用して半導体メモリに常時映像
データを記録しておき、記録指令に応じてその時点から
一定時間溯って映像データを記録する監視用画像記録装
置や見逃した映像を瞬時に再生する実時間映像記録装置
が開発されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
監視用画像記録装置の一例について説明する。
【0004】図8は従来の監視用画像記録装置のブロッ
ク図を示すものである。図8において、105は人間が
近づいた場合、アラームを発生するセンサで記録再生装
置102に出力する。記録再生装置102は、カメラ1
01から入力するアナログ画像信号をディジタル画像信
号に変換するA/D変換部121と、ディジタル画像信
号を一旦格納するV−RAM123と、A/D変換部1
21からのディジタル画像信号とV−RAM123から
のディジタル画像信号を切り替える画像信号切り替え回
路122と、画像信号を圧縮するかまたは圧縮された画
像信号を伸長する圧縮/伸長部124と、第一スイッチ
125と、第二スイッチ126と、画像信号を記録する
レコーディングメモリ127と、常にカメラ101から
の画像信号を記録し続けるプリレコーディングメモリ1
28と、A/D変換部121、画像信号切り替え回路1
22、圧縮/伸長部124、第一スイッチ125、第二
スイッチ126等の動作を制御する制御部129と、デ
ィジタル画像信号をアナログ画像信号に変換してモニタ
103に出力するD/A変換部131とを有する。
【0005】以上のように構成された監視用画像記録装
置について、以下その動作について説明する。
【0006】まずセンサ105からのアラーム入力がな
い通常時の記録動作について説明する。プリレコーディ
ング対象のカメラ101から得られたアナログの画像信
号が、A/D変換部121にてディジタル変換されV−
RAM123に一旦格納された後に、圧縮/伸長部12
4にて圧縮処理され、圧縮処理された画像信号が第一ス
イッチ25を経てプリレコーディングメモリ128に記
録される。なお、プリレコーディングメモリは4フレー
ム分の画像信号を格納する容量しかなく、その4フレー
ム分のメモリ領域に、カメラ101からの圧縮画像信号
が周期的に上書き記録され続ける。
【0007】次にセンサ105からアラームが入力され
た場合の記録動作について説明する。センサ105から
アラームが入力された後の所定時間にわたって、プリレ
コーディング対象のカメラ101から得られた画像信号
が、A/D変換部121にてディジタル変換されV−R
AM123に一旦格納された後に、圧縮/伸長部124
にて圧縮処理され、圧縮処理された画像信号が第一スイ
ッチ25、第二スイッチ26を経てレコーディングメモ
リ127に記録される。所定時間が経過すると第一スイ
ッチ125が開いた状態となり、一方第二スイッチ12
6はプリレコーディングメモリ128側に接続した状態
に切り替わる。そしてプリレコーディングメモリ128
に記録されているアラーム入力直前の画像信号が第二ス
イッチ126を介してレコーディングメモリ127に記
録される。この際、レコーディングメモリ127では、
アラーム入力直前の4フレーム分の画像信号がアラーム
入力直後の画像信号よりも小さなアドレスに格納され
る。すなわちこれらの画像信号が経時的にレコーディン
グメモリ127に格納される。そしてアドレスの番号順
に画像信号が読み出されると経時的に正しく画像信号が
再生されるようになっている(特開平9−46636号
公報)。
【0008】次に図面を参照しながら、上記した従来の
実時間映像記録装置の一例について説明する。
【0009】図9は従来の実時間映像記録装置のブロッ
ク図を示すものである。図8において、7はマイクロコ
ンピュータで、6は記録/再生のコマンドを入力するコ
マンド入力部、1は映像信号入力する映像入力部であ
る。2は映像入力部からの映像データを一旦格納する一
次格納部で、3は一次格納部2に格納された映像を記録
するハードディスク装置である。
【0010】以上のように構成された実時間映像記録装
置について、以下その動作について説明する。
【0011】まずコマンド入力部6から記録指示ない通
常時の動作について説明する。映像入力部1から画像デ
ータがマイクロコンピュータ7の制御によりデータバス
を通り一次格納部2に格納される。一次格納部2に格納
された映像データはハードディスク装置3の記録媒体の
特定領域に記録されるようになっており、記録する際の
記録媒体上の論理アドレスはマイクロコンピュータ7が
管理し、一次格納部2を通してハードディスク装置3に
伝えられる。また、データバスの転送速度とハードディ
スク装置3へと転送速度は異なるため一次格納部2は転
送速度の差を吸収する役目を持っている。マイクロコン
ピュータ7は映像データがハードディスク装置3の記録
媒体上でリング状に上書き記録されるように論理アドレ
スを管理している。つまり、記録媒体上の特定領域の先
頭論理アドレスから順次映像データを記録し特定領域の
最終論理アドレスまで記録すると再び先頭論理アドレス
から記録するように制御している。
【0012】次にコマンド入力部6から記録指示が入力
された場合の記録動作について説明する。コマンド入力
部6から記録指示が入力するとマイクロコンピュータ7
が記録指示を認識し、上書き記録している上記特定領域
の映像データをハードディスク装置3の記録媒体上の別
の領域に移動させるよう移動先の論理アドレスと移動指
令を一次格納部2を通してハードディスク装置3に指令
を出す。この動作により特定領域の映像データを記録媒
体上の別の領域に保管することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな監視用画像記録装置の構成では、レコーディングメ
モリ127を常時記録可能状態に維持しておかなければ
ならないので、レコーディングメモリ127にVTRを
使用した場合はテープをローディング状態にすることに
なるためVTRヘッドの摩耗やテープダメージが発生し
寿命や信頼性にかけるという問題点を有していた。レコ
ーディングメモリ127にディスク型記録装置を使用し
た場合はディスク型記録媒体を常に回転させておかなけ
ればならないので、ディスク型記録媒体を回転させるス
ピンドルモータの寿命を短くするという問題点を有して
いた。レコーディングメモリ127に半導体メモリを使
用した場合は記録時間が短くなるという問題点を有して
いた。
【0014】さらに、アラーム等の記録指示の入力に従
いディスク型記録媒体を回転させて記録可能状態にした
り、VTRのテープをローディングして記録可能状態に
すると、記録指示の入力から記録可能状態に至るまでの
数秒間にカメラ等から入力する映像信号が記録されない
場合が発生するという問題点を有していた。
【0015】また、上記のような実時間映像記録装置の
構成では、映像データを入力するデータバスの転送速度
とハードディスク装置のデータ転送速度を吸収する一次
格納部が必要になり、コストが高くなるいう問題点を有
していた。また、マイクロコンピュータ7でハードディ
スク装置の記録媒体の論理アドレスを細かく管理する必
要があるため、マイクロコンピュータ7の負荷が重くな
るという問題点も有していた。
【0016】本発明は上記問題点に鑑み、レコーディン
グ用メモリ装置が起動完了した時点から一定時間溯って
プリレコーディング用メモリに格納されている映像デー
タをレコーディング用メモリ装置に記録する実時間映像
記録装置及び方法と安価で容易な構成で実時間映像を記
録するディスク装置を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の実時間映像記録装置は、映像データを入力
する映像入力手段と、上記映像データを一時的にリング
状に格納する一次格納手段と、上記一次格納手段の映像
データを格納する二次格納手段と、記録指示を入力する
指示入力手段と、上記記録指示入力に応じ上記二次格納
手段を起動し起動完了から一定時間溯って上記二次格納
手段に映像データを記録する制御手段という構成を備え
たものである。
【0018】前記映像入力手段は映像データを圧縮する
圧縮手段を内蔵してもよい。前記制御手段は、前記記録
指示の入力時点から前記二次格納手段が起動完了するま
での時間を測定する起動時間計測手段と、前記記録指示
の入力時点から溯る時間を設定する事前記録時間設定手
段と、前記映像データの転送レートを入力する転送レー
ト入力手段と、上記起動時間計測手段と上記事前記録時
間設定手段と上記転送レート入力手段から前記一次格納
手段の映像データ読み出し開始位置を決定する開始位置
決定手段とを備えてもよい。
【0019】前記制御手段は、前記記録指示の入力時点
から前記二次格納手段が起動完了までの暫定時間を入力
する起動時間入力手段と、前記記録指示の入力時点から
溯る時間を設定する事前記録時間設定手段と、前記映像
データの転送レートを入力する転送レート入力手段と、
上記起動時間入力手段と上記事前記録時間設定手段と上
記転送レート入力手段から前記一次格納手段の映像デー
タ読み出し開始位置を決定する開始位置決定手段とを備
えてもよい。
【0020】前記一次格納手段の容量は、前記事前記録
時間設定手段で設定された事前記録時間と前記起動時間
計測手段で測定された起動時間とを足した時間内に前記
映像データが上記一次格納手段に転送される量よりも大
きくなるように構成してもよい。
【0021】本発明の実時間映像記録方法は映像データ
を一時的にリング状に格納する一次格納手段と、上記一
次格納手段の映像データを格納する二次格納手段を含む
実時間映像記録装置であって、a)映像データを入力す
るステップと、b)上記映像データを格納するために必
要とされる空き容量が上記一次格納手段にあるか否かを
判定し、上記空き容量がある場合には上記映像データを
上記一次格納手段に格納し、上記空き容量が不足する場
合には上記一次格納手段に格納されている映像データの
うち最も古いものを開放することにより、上記空き容量
を確保し上記映像データを上記確保された空き容量に格
納するステップと、c)記録指示を入力するステップ
と、d)上記記録指示入力に応じ上記二次格納手段が起
動完了しているか否かを判断し、起動完了せず、かつ起
動していない場合には上記二次格納手段を起動するステ
ップと、e)上記一次格納手段に格納された上記映像デ
ータの読み出し開始位置を指定するステップと、f)上記
記録指示入力に応じて上記一次格納手段に格納された上
記映像データを上記読み出し開始位置から上記二次格納
手段へ記録するステップとを包含しており、これにより
上記目的が達成する。
【0022】本発明のディスク装置は映像データを入力
する映像入力手段と、上記映像データを一時的にリング
状に格納する格納手段と、記録指示を入力する指示入力
手段と、上記記録指示入力に応じディスク型記録媒体が
回転し記録可能状態になってから一定時間溯って上記デ
ィスク型記録媒体に映像データを記録する制御手段とい
う構成を備えたものである。
【0023】前記映像入力手段は映像データを圧縮する
圧縮手段を内蔵してもよい。前記制御手段は、前記記録
指示の入力時点から前記二次格納手段が起動完了するま
での時間を測定する起動時間計測手段と、前記記録指示
の入力時点から溯る時間を設定する事前記録時間設定手
段と、前記映像データの転送レートを入力する転送レー
ト入力手段と、上記起動時間計測手段と上記事前記録時
間設定手段と上記転送レート入力手段から前記一次格納
手段の映像データ読み出し開始位置を決定する開始位置
決定手段とを備えてもよい。
【0024】前記制御手段は、前記記録指示の入力時点
から前記二次格納手段が起動完了までの暫定時間を入力
する起動時間入力手段と、前記記録指示の入力時点から
溯る時間を設定する事前記録時間設定手段と、前記映像
データの転送レートを入力する転送レート入力手段と、
上記起動時間入力手段と上記事前記録時間設定手段と上
記転送レート入力手段から前記一次格納手段の映像デー
タ読み出し開始位置を決定する開始位置決定手段とを備
えてもよい。
【0025】前記一次格納手段の容量は、前記事前記録
時間設定手段で設定された事前記録時間と前記起動時間
計測手段で測定された起動時間とを足した時間内に前記
映像データが上記一次格納手段に転送される量よりも大
きくなるように構成してもよい。
【0026】本発明の他のディスク装置は映像データを
入力する映像入力手段と、上記映像データを格納する格
納手段と、上記映像データを格納するために必要とされ
る空き容量が上記格納手段にあるか否かを判定し、上記
空き容量がある場合には上記映像データを上記格納手段
に格納し、上記空き容量が不足する場合には上記格納手
段に格納されている映像データのうち最も古いものを開
放することにより、上記空き容量を確保し上記映像デー
タを上記確保された空き容量に格納する制御手段と、記
録指示を入力する指示入力手段と、上記指示入力手段か
ら入力される上記記録指示に応じて上記格納手段に格納
されている映像データを記録する記録手段という構成を
備えたものである。
【0027】前記映像入力手段は映像データを圧縮する
圧縮手段を内蔵してもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実時間映像記録装
置の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0029】図1は本発明の実施例1における実時間映
像記録装置のブロック図を示すものである。図1におい
て、1は映像入力部で11は入力した映像信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換回路で、12はディジタ
ル信号に変換された映像信号を圧縮した映像データに変
換する圧縮回路である。2は一次格納部で21は映像デ
ータを一旦蓄積するデュアルポートメモリ(以下DPR
AM)で、22は蓄積する映像データの格納位置を指示
する書き込みアドレス発生回路で、23は読み出す映像
データの格納位置を指示する読み出しアドレス発生回路
である。3はハードディスク装置である。5は指示入力
部で記録指示を入力し制御部4に伝える。制御部4は起
動時間計測回路41、事前記録時間設定部42、転送レ
ート設定部43、開始位置決定回路44から構成されて
いる。起動時間計測回路41は指示入力部5から記録指
示の入力に従いハードディスク装置3へ起動命令を出
し、ハードディスク装置3が起動完了するまでの時間を
測定する。 開始位置決定回路44は事前記録時間設定
部42からの事前記録時間と転送レート設定部43から
の転送レートと起動時間計測回路41からの起動時間を
もとにDPRAM21の読み出し開始アドレスを算出し
読み出しアドレス発生回路23へ伝えると同時にハード
ディスク装置3へ記録開始を指令する。
【0030】図2は本発明の実施例1における実時間映
像記録装置がDPRAM21に格納された映像データを
記録する際に溯る時間と記録指示入力時間とハードディ
スク装置3の起動完了時間との関係を示すものである。
【0031】図3は本発明の実施例1における実時間映
像記録装置のDPRAM21から読み出される映像デー
タの読み出し位置と起動完了時の格納位置との関係を示
したものである。
【0032】以上のように構成された実時間映像記録装
置について、以下図1、図2及び図3を用いてその動作
を説明する。
【0033】まず、記録指示が入力する前の通常動作に
ついて説明する。映像信号はA/D変換回路11に入力
するとディジタル信号に変換される。ディジタル信号に
変換された映像信号は圧縮回路12により圧縮される。
圧縮された映像データはDPRAM21へ蓄積される。
DPRAM21上の格納位置は書き込みアドレス発生回
路22から発生するアドレスにより指定される。書き込
みアドレス発生回路23はDPRAM21の先頭アドレ
スから順次インクリメントしていき最後尾のアドレスま
で達すると再び先頭アドレスを発生するので、DPRA
M21はリング状の構造をとることになる。したがって
DPRAM21の容量分映像データが格納されると一旦
蓄積された映像データは古い映像データから順に周期的
に上書き記録される。
【0034】次に記録指示が入力したときの動作につい
て説明する。記録指示が入力されるまではDPRAM2
1に映像データが周期的に上書き記録されながら蓄積し
ている。記録指示が指示入力部5に入力すると起動時間
測定回路41はハードディスク装置3に起動をかけ、起
動完了するまでの時間を測定する。起動時間測定回路4
1はハードディスク装置3の起動が完了すると起動まで
に要した時間、すなわち起動時間を開始位置決定回路4
4に伝える。事前記録時間設定部42には記録指示が入
力した時点から溯る時間(図2)、事前記録時間が外部
から設定されている。転送レート設定部43には映像信
号が映像入力部1に入力し映像データに圧縮されてDP
RAM21に蓄積される速度、転送レートが外部から設
定されている。開始位置決定回路44は上記起動時間と
上記事前記録時間と上記転送レートとが入力される。開
始位置決定回路44は下記の式を用いて上記起動時間と
上記事前記録時間より溯る時間を算出する(図2)。
【0035】 Z=X+Y ・・・・・・・・・・(1) 式(1)においてZは溯る時間、Xは事前記録時間、Y
は起動時間を示す。
【0036】開始位置決定回路44は下記の式を用いて
式(1)で算出した溯る時間と上記転送レートより溯る
時間内に蓄積した映像データ量を算出する。
【0037】 M = Z * TS ・・・・・(2) 式(2)においてMは蓄積した映像データ量、TSは転
送レートを示す。
【0038】さらに、開始位置決定回路44は、下記の
式を用いて式(2)で算出した蓄積した映像データ量
と、書き込みアドレス発生回路22から入力する現在の
書き込みアドレスよりDPRAM21内の映像データを
読み出す、読み出し開始アドレスを算出する(図3)。
【0039】 RA= WA− M ・・・・・・・(3) 式(3)においてRAは読み出し開始アドレス、WAは
現在の書き込みアドレスを示す。
【0040】開始位置決定回路44は読み出し開始アド
レスを算出すると、読み出しアドレス発生回路23へ読
み出し開始アドレスを伝えると同時にハードディスク装
置3に記録開始の指令を出し、DPRAM21に格納さ
れた映像データをハードディスク装置3に記録し始め
る。
【0041】また、DPRAM21の容量は、事前記録
時間と起動時間とを足しあわせた時間内に圧縮回路12
からDPRAM21へ転送される映像データの量より大
きくする。そうすれば、ハードディスク装置3の起動中
にDPRAM21へ転送される映像データが事前記録時
間中にDPRAM21へ格納された映像データを上書き
記録することはない。以下に上記の条件を満たす式を示
す。
【0042】 Ms ≧ ( X+Y ) * TS ・・・・・・・・・・(4) 式(4)においてMsはDPRAN21の容量を示す。
起動時間Yはハードディスク装置3の寿命試験や環境試
験、振動試験等で得られた値以上に設定すれば上書き記
録することはない。
【0043】以上のように本実施例のよれば、映像デー
タを入力する映像入力部1と、圧縮された映像データを
一時的にリング状に格納する一次格納部2と、一次格納
部2の映像データを格納するハードディスク装置3と、
記録指示を入力する指示入力部5と、指示入力部5に応
じハードディスク装置3を起動し起動完了までの時間を
測定し起動完了から一定時間溯ってハードディスク装置
3に映像データの記録を指示する制御部4とを設けるこ
とにより、記録指示が入力する直前までハードディスク
装置3を停止させておき、記録指示の入力に従いハード
ディスク装置3が起動完了するまでの時間を含めた所定
の時間に溯り一次格納部2に格納された映像データをハ
ードディスク装置3に記録することができる。
【0044】なお、実施例1において書き込みアドレス
発生回路22と読み込みアドレス発生回路23は一次格
納部2に備えるとしたが、制御部4に備えてもよい。
【0045】また、実施例1において起動時間測定回路
41はハードディスク装置3が起動するまでの時間を測
定するとしたが、ハードディスク装置3の起動時間が個
々の装置や使用環境によりばらつく時間が1秒から2秒
程度ならば、溯る時間のばらつきを許容範囲と判断し、
ハードディスク装置3の起動時間の仕様上の最大値を入
力し、この起動時間最大値を起動時間として開始位置決
定回路44に伝えてもよい。
【0046】さらに、実施例1において制御部4をハー
ドウェアで構成したがプログラム可能なマイクロコンピ
ュータで実現してもよい。
【0047】以下、本発明の実施例2について図面を参
照しながら説明する。図4は本発明の実施例2を示す実
時間映像記録装置のブロック図である。図4において、
1は映像入力部で11は入力した映像信号をディジタル
信号に変換するA/D変換回路で、12はディジタル信
号に変換された映像信号を圧縮した映像データに変換す
る圧縮回路である。21は映像データを一旦蓄積するデ
ュアルポートメモリ(以下DPRAM)21である。3
はハードディスク装置である。6はコマンド入力部で、
事前記録時間を設定する事前記録時間設定部42、記録
指示を入力する指示入力部5、転送レートを設定する転
送レート設定部43より構成されており、それぞれ外部
から設定できるようになっている。以上は図1の構成と
同様なものである。
【0048】図1と異なるのはマイクロコンピュータ7
を設け、記録指示の入力に従いハードディスク装置3へ
起動命令を出し、ハードディスク装置3が起動完了する
までの時間を測定し、事前記録時間設定部42からの事
前記録時間と転送レート設定部43からの転送レートと
起動時間をもとにDPRAM21の読み出し開始アドレ
スを算出しハードディスク装置3へ記録開始を指令する
処理をソフトウェアで行い、各ブロックの制御を各ブロ
ック共通のバスラインを通して実施する点である。
【0049】図5は本発明の実施例2を示す実時間映像
記録装置の処理の流れを示すフローチャート図である。
【0050】以上のように構成された実時間映像記録装
置について、以下図4及び図5を用いてその動作を説明
する。
【0051】まず、記録指示が入力する前の通常の動作
について図5のフローチャートにそって説明する。
【0052】(ステップ5001):映像信号はA/D
変換回路11に入力するとディジタル信号に変換され
る。ディジタル信号に変換された映像信号は圧縮回路1
2により圧縮される。
【0053】(ステップ5002):マイクロコンピュ
ータ7はDPRAM21の読み書きアドレスを制御して
いるためDPRAM21内の空き状態をマイクロコンピ
ュータ7内部のRAM領域で管理する事ができる。圧縮
された映像データをDPRAM21へ蓄積するためにマ
イクロコンピュータ7はDPRAM21の空き容量情報
を内部のRAM領域から獲得する。
【0054】(ステップ5003):DPRAM21の
空き容量情報により空き容量が存在するか否かを判断す
る (ステップ5005):DPRAM21に空き容量が存
在すれば、生成された映像データをDPRAM21の空
き容量に格納する。
【0055】(ステップ5004):DPRAM21に
空き容量が存在しないならば、DPRAM21に格納さ
れた映像データで最も古い映像データが格納されている
領域を開放する。
【0056】上記に示すようにDPRAM21は実施例
1と同様にリング状の構造をとる事ができるので、DP
RAM21の容量分映像データが格納されると一旦蓄積
された映像データは古い映像データから順に周期的に上
書き記録される。
【0057】次に記録指示が入力したときの動作につい
て図5のフローチャートにそって説明する。
【0058】(ステップ5006):記録指示が指示入
力部5に入力されているか否かを判断する。
【0059】(ステップ5007):ハードディスク装
置3が起動完了しているか否かを判断する。
【0060】(ステップ5008):ハードディスク装
置3が起動完了していないならば起動中であるか否かを
判断する。
【0061】(ステップ5009):ハードディスク装
置3が起動していないならば起動を指する。
【0062】(ステップ5010):マイクロコンピュ
ータ7内のタイマをスタートする。 (ステップ5011):ハードディスク装置3が起動完
了しているならばマイクロコンピュータ7内のタイマを
ストップする。
【0063】(ステップ5012):事前記録時間設定
部42から事前記録時間を入力する。
【0064】(ステップ5013):マイクロコンピュ
ータ7内のタイマからハードディスク装置3が起動する
までに要した起動時間を獲得する。
【0065】(ステップ5014):入力した事前記録
時間と起動時間より式(1)を用いて溯る時間を算出す
る。
【0066】(ステップ5015):転送レート設定部
42から転送レートを入力する。 (ステップ5016):式(1)で算出した溯る時間と
入力した転送レートより式(2)を用いて溯る時間内に
蓄積した映像データ量を算出する。
【0067】(ステップ5017):マイクロコンピュ
ータ7内のRAM領域から現在の書き込みアドレスを獲
得する。
【0068】(ステップ5018):獲得した書き込み
アドレスと式(2)から算出した溯る時間内に蓄積した
映像データ量より式(3)を用いて読み出し開始アドレ
スを算出する。
【0069】(ステップ5019):DPRAM21へ
読み出し開始アドレスを伝えると同時にハードディスク
装置3に記録開始の指令を出し、DPRAM21に格納
された映像データをハードディスク装置3に記録し始め
る。
【0070】(ステップ5020):圧縮回路12によ
り圧縮された映像データが生成される。
【0071】(ステップ5021):映像データがDP
RAM21からハードディスク装置3へ格納することに
より発生した空き容量に、圧縮された映像データを格納
する。
【0072】(ステップ5022):記録指示が終了し
ているならばハードディスク装置3への記録を終了す
る。
【0073】以上のように、マイクロコンピュータ7を
映像入力部1とDPRAM21とハードディスク装置3
とコマンド入力部6が接続するバスライン上に配置する
ことにより、プログラムを使って容易に実時間記録を行
うことができる。
【0074】また、実施例2ではステップ5012、ス
テップ5015はステップ5011以降に実行するとし
たが、5006以前に実行してもよい。
【0075】以下、本発明の実施例3について図面を参
照しながら説明する。図6は本発明の実施例3を示すハ
ードディスク装置のブロック図である。図6において、
1は映像入力部で11は入力した映像信号をディジタル
信号に変換するA/D変換回路で、12はディジタル信
号に変換された映像信号を圧縮した映像データに変換す
る圧縮回路である。2は一次格納部で21は映像データ
を一旦蓄積するデュアルポートメモリ(以下DPRA
M)で、22は蓄積する映像データのアドレスを格納す
る書き込みアドレス発生回路で、23は読み出す映像デ
ータのアドレスを格納する読み出しアドレス発生回路で
ある。5は指示入力部で記録指示を入力し制御部4に伝
える。制御部4は起動時間計測回路41、事前記録時間
設定部42、転送レート設定部43、開始位置決定回路
44から構成されて、以上は図1の構成と同様なもので
ある。
【0076】図1と異なるのは磁気ヘッド31、アクチ
ュエータ32、記録媒体33、記録/再生回路34、サ
ーボ回路35、スピンドル制御回路36、変調回路37
を一次格納部2に接続し、制御部4がサーボ回路35、
スピンドル制御回路36を制御する点である。
【0077】以上のように構成されたハードディスク装
置について、以下その動作を説明する。
【0078】まず、記録指示が入力する前の通常動作に
ついて説明する。映像信号はA/D変換回路11に入力
するとディジタル信号に変換される。ディジタル信号に
変換された映像信号は圧縮回路12により圧縮される。
圧縮された映像データはDPRAM21へ蓄積される。
DPRAM21上の格納位置は書き込みアドレス発生回
路22から発生するアドレスにより指定される。書き込
みアドレス発生回路23はDPRAM21の先頭アドレ
スから順次インクリメントしていき最後尾のアドレスま
で達すると再び先頭アドレスを発生するので、DPRA
M21はリング状の構造をとることになる。したがって
DPRAM21の容量分映像データが格納されると一旦
蓄積された映像データは古い映像データから順に周期的
に上書き記録される。
【0079】次に記録指示が入力したときの動作につい
て説明する。記録指示の入力に従うまではDPRAM2
1に映像データが周期的に上書き記録されながら蓄積し
ている。ハードディスク装置の外部からコマンド形式で
記録指示が指示入力部5に入力すると起動時間測定回路
41はサーボ回路35、スピンドル制御回路36に起動
をかけ、起動完了するまでの時間を測定する。起動時間
測定回路41はアクチュエータ32が所定の位置に移動
完了した事をサーボ回路35から通知され、スピンドル
制御回路36から記録媒体33が所定の回転数に達した
ことを通知されると記録媒体33への記録が可能になっ
たと判断し、起動時間を開始位置決定回路44に伝え
る。事前記録時間設定部42には記録指示が入力した時
点から溯る時間、事前記録時間が外部から設定されてい
る。転送レート設定部43には映像信号が映像入力部1
に入力し映像データに圧縮されてDPRAM21に蓄積
される速度、転送レートが外部から設定されている。上
記事前記録時間と上記転送レートは上記記録指示と同様
にコマンド形式で外部から入力され制御部4に伝えられ
る。時間開始位置決定回路44には上記起動時間と上記
事前記録時間と上記転送レートが入力される。開始位置
決定回路44は式(1)、式(2)、式(3)を用いて
溯る時間、溯る時間内に蓄積した映像データ量、読み出
し開始アドレスを算出する。開始位置決定回路44は読
み出し開始アドレスを算出すると、読み出しアドレス発
生回路23へ読み出し開始アドレスを伝えると同時に変
調回路37、記録/再生回路に記録開始の指令を出し、
DPRAM21に格納された映像データを記録媒体33
に記録し始める。
【0080】以上のように本実施例のよれば、映像デー
タを入力する映像入力部1と、圧縮された映像データを
一時的にリング状に格納する一次格納部2と、記録指示
を入力する指示入力部5と、指示入力部5に応じ記録媒
体33が所定の回転数に達し、アクチュエータ32が移
動完了までの時間を測定し起動完了から一定時間溯って
映像データの記録を指示する制御部4とを設けることに
より、記録指示の入力に従う直前まで記録媒体33の回
転とアクチュエータ32を待避させ、記録指示の入力に
従い記録媒体33とアクチュエータ32を起動させて起
動完了するまでの時間を含めた所定の時間に溯りDPR
AM21に格納された映像データを記録媒体33に記録
することが可能なハードディスク装置を提供できるの
で、ハードディスク装置外に新たに半導体メモリ等の一
次格納部2や制御部4を備える必要がない、安価で容易
な実時間記録装置を構成することができる。
【0081】なお、実施例3において書き込みアドレス
発生回路22と読み込みアドレス発生回路23は一次格
納部2に備えるとしたが、制御部4に備えてもよい。
【0082】また、実施例3において起動時間測定回路
41は記録媒体33が所定の回転数に達し、アクチュエ
ータ32が移動完了するまでの時間を測定するとした
が、上記時間の仕様上の最大値を入力し、この起動時間
最大値を起動時間として開始位置決定回路44に伝えて
もよい。
【0083】さらに、実施例1において制御部4をハー
ドウェアで構成したがプログラム可能なマイクロコンピ
ュータで実現してもよい。
【0084】以下、本発明の実施例4について図面を参
照しながら説明する。図7は本発明の実施例4を示すハ
ードディスク装置のブロック図である。図7において、
1は映像入力部で11は入力した映像信号をディジタル
信号に変換するA/D変換回路で、12はディジタル信
号に変換された映像信号を圧縮する圧縮回路である。2
は一次格納部で21は映像データを一旦蓄積するデュア
ルポートメモリ(以下DPRAM)で、22は蓄積する
映像データの格納位置を指示する書き込みアドレス発生
回路で、23は読み出す映像データの格納位置を指示す
る読み出しアドレス発生回路である。5は指示入力部で
記録指示を入力し制御部4に伝える。制御部4は記録指
示を入力するとDPRAM21の映像データを変調回路
37、記録/再生回路34、磁気ヘッド31を経由して
記録媒体33に記録する。以上は図6の構成と同様なも
のである。
【0085】図6と異なるのは、制御部4に起動時間計
測回路41が包含されていない点である。
【0086】以上のように構成されたハードディスク装
置について、以下その動作を説明する。
【0087】記録指示が入力する前の通常動作について
は実施例3と同様であるので、記録指示が入力したとき
の動作について説明する。記録指示の入力に従うまでは
DPRAM21に映像データが周期的に上書き記録され
ながら蓄積している。事前記録時間設定部42には記録
指示が入力した時点から溯って記録する時間、事前記録
時間が外部から設定されている。転送レート設定部43
には映像信号が映像入力部1に入力し映像データに圧縮
されてDPRAM21に蓄積される速度、転送レートが
外部から設定されている。記録指示が指示入力部5に入
力すると、開始位置決定回路44は上記事前記録時間と
上記転送レートから式(1)、式(2)、式(3)を用
いて溯る時間、溯る時間内に蓄積した映像データ量、読
み出し開始アドレスを算出する。開始位置決定回路44
は読み出し開始アドレスを算出すると、読み出しアドレ
ス発生回路23へ読み出し開始アドレスを伝えると同時
に変調回路37、記録/再生回路に記録開始の指令を出
し、DPRAM21に格納された映像データを記録媒体
33に記録し始める。記録媒体33上の記録位置は制御
部4が論理アドレスを管理することにより決定する。
【0088】以上のように本実施例のよれば、映像デー
タを入力する映像入力部1と、圧縮された映像データを
一時的にリング状に格納す一次格納部2と、記録指示を
入力する指示入力部5と、記録指示入力部5に応じ一定
時間溯って映像データの記録を指示する制御部4とを設
けることにより、ハードディスク装置外に新たに半導体
メモリ等の一次格納部2や外部からの論理アドレスを管
理するマイクロコンピュータが不用となるので、安価で
外部回路に負担をかけない実時間記録装置を構成するこ
とができる。
【0089】なお、実施例4において書き込みアドレス
発生回路22と読み込みアドレス発生回路23は一次格
納部2に備えるとしたが、制御部4に備えてもよい。
【0090】また、実施例4において起動時間測定回路
41は記録媒体33が所定の回転数に達し、アクチュエ
ータ32が移動完了するまでの時間を測定するとした
が、上記時間の仕様上の最大値を入力し、この起動時間
最大値を起動時間として開始位置決定回路44に伝えて
もよい。
【0091】また、実施例4において制御部4をハード
ウェアで構成したがプログラム可能なマイクロコンピュ
ータで実現してもよい。
【0092】また、実施例1、実施例2、実施例3、実
施例4において二次格納手段をハードディスク装置で構
成したが光ディスク、光磁気ディスク装置などのディス
ク型記録装置やVTR等のテープ型記録装置で実現して
もよい。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明は映像データを一旦
格納する一次格納手段と、一次格納手段に蓄積された映
像データを記録する二次格納手段と、記録指示入力に応
じて二次格納手段を起動し起動完了から一定時間溯って
二次格納手段に映像データを記録する制御手段を設ける
ことにより、記録指示入力が入力する直前まで二次格納
手段を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における実時間映像記録装置
のブロック図
【図2】本発明の実施例1における溯る時間と記録指示
入力時間と起動完了時間との関係を示す図
【図3】本発明の実施例1におけるDPRAM21の読
み出し位置と起動完了時の格納位置との関係を示す図
【図4】本発明の実施例2における実時間映像記録装置
のブロック図
【図5】本発明の実施例2における実時間映像記録装置
の処理を示すフローチャート
【図6】本発明の実施例3におけるハードディスク装置
のブロック図
【図7】本発明の実施例4におけるハードディスク装置
のブロック図
【図8】従来の監視用画像記録装置のブロック図
【図9】従来の実時間映像記録装置のブロック図
【符号の説明】
1 映像入力部 2 一次格納部 3 ハードディスク装置 4 制御部 5 指示入力部 6 コマンド入力部 7 マイクロコンピュータ 101 カメラ 103 モニタ 105 センサ 121 A/D変換部 122 画像信号切り替え回路 123 VRAM 124 圧縮部 125 第一のスイッチ 126 第二のスイッチ 127 レコーディングメモリ 128 プリレコーディングメモリ 129 制御部 130 タイマ 131 D/A変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−174088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データを入力する映像入力手段と、
    上記映像データを一時的にリング状に格納する一次格納
    手段と、上記一次格納手段の映像データを格納する二次
    格納手段と、記録指示を入力する指示入力手段と、上記
    記録指示入力に応じ上記二次格納手段を起動し起動完了
    から一定時間溯って上記二次格納手段に映像データを記
    録する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記録指示の入力時点から前記二次
    格納手段が起動完了するまでの時間を測定する起動時間
    計測手段と、前記記録指示の入力時点から溯る時間を設
    定する事前記録時間設定手段と、前記映像データの転送
    レートを入力する転送レート入力手段と、上記起動時間
    計測手段と上記事前記録時間設定手段と上記転送レート
    入力手段から前記一次格納手段の映像データ読み出し開
    始位置を決定する開始位置決定手段とを備えることを特
    徴とす実時間映像記録装置。
  2. 【請求項2】 映像データを入力する映像入力手段と、
    上記映像データを一時的にリング状に格納する一次格納
    手段と、上記一次格納手段の映像データを格納する二次
    格納手段と、記録指示を入力する指示入力手段と、上記
    記録指示入力に応じ上記二次格納手段を起動し起動完了
    から一定時間溯って上記二次格納手段に映像データを記
    録する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記録指示の入力時点から前記二次
    格納手段が起動完了までの暫定時間を入力する起動時間
    入力手段と、前記記録指示の入力時点から溯る時間を設
    定する事前記録時間設定手段と、前記映像データの転送
    レートを入力する転送レート入力手段と、上記起動時間
    入力手段と上記事前記録時間設定手段と上記転送レート
    入力手段から前記一次格納手段の映像データ読み出し開
    始位置を決定する開始位置決定手段とを備えることを特
    徴とす実時間映像記録装置。
  3. 【請求項3】 映像データを一時的にリング状に格納す
    る一次格納手段と、上記一次格納手段の映像データを格
    納する二次格納手段を含む実時間映像記録装置であっ
    て、 a)映像データを入力するステップと、 b)上記映像データを格納するために必要とされる空き
    容量が上記一次格納手段にあるか否かを判定し、上記空
    き容量がある場合には上記映像データを上記一次格納手
    段に格納し、上記空き容量が不足する場合には上記一次
    格納手段に格納されている映像データのうち最も古いも
    のを開放することにより、上記空き容量を確保し上記映
    像データを上記確保された空き容量に格納するステップ
    と、 c)記録指示を入力するステップと、 d)上記記録指示入力に応じ上記二次格納手段が起動完
    了しているか否かを判断し、起動完了せず、かつ起動し
    ていない場合には上記二次格納手段を起動するステップ
    と、 e)上記一次格納手段に格納された上記映像データの読
    み出し開始位置を指定するステップと、 f)上記記録指示入力に応じて上記一次格納手段に格納
    された上記映像データを上記読み出し開始位置から上記
    二次格納手段へ記録するステップとを包含する実時間映
    像記録方法。
  4. 【請求項4】 映像データを入力する映像入力手段と、
    上記映像データを一時的にリング状に格納する一次格納
    手段と、記録指示を入力する指示入力手段と、上記記録
    指示入力に応じディスク型記録媒体が回転し記録可能状
    態になってから一定時間溯って上記ディスク型記録媒体
    に映像データを記録する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記録指示の入力時点から前記二次
    格納手段が起動完了するまでの時間を測定する起動時間
    計測手段と、前記記録指示の入力時点から溯る時間を設
    定する事前記録時間設定手段と、前記映像データの転送
    レートを入力する転送レート入力手段と、上記起動時間
    計測手段と上記事前記録時間設定手段と上記転送レート
    入力手段から前記一次格納手段の映像データ読み出し開
    始位置を決定する開始位置決定手段とを備えることを特
    徴とすディスク装置。
  5. 【請求項5】 映像データを入力する映像入力手段と、
    上記映像データを一時的にリング状に格納する一次格納
    手段と、記録指示を入力する指示入力手段と、上記記録
    指示入力に応じディスク型記録媒体が回転し記録可能状
    態になってから一定時間溯って上記ディスク型記録媒体
    に映像データを記録する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記記録指示の入力時点から前記二次
    格納手段が起動完了までの暫定時間を入力する起動時間
    入力手段と、前記記録指示の入力時点から溯る時間を設
    定する事前記録時間設定手段と、前記映像データの転送
    レートを入力する転送レート入力手段と、上記起動時間
    入力手段と上記事前記録時間設定手段と上記転送レート
    入力手段から前記一次格納手段の映像データ読み出し開
    始位置を決定する開始位置決定手段とを備えることを特
    徴とすディスク装置。
  6. 【請求項6】 映像データを入力する映像入力手段と、
    上記映像データを格納する格納手段と、上記映像データ
    を格納するために必要とされる空き容量が上記格納手段
    にあるか否かを判定し、上記空き容量がある場合には上
    記映像データを上記格納手段に格納し、上記空き容量が
    不足する場合には上記格納手段に格納されている映像デ
    ータのうち最も古いものを開放することにより、上記空
    き容量を確保し上記映像データを上記確保された空き容
    量に格納する制御手段と、記録指示を入力する指示入力
    手段と、上記指示入力手段から入力される上記記録指示
    に応じて上記格納手段に格納されている映像データを記
    録する記録手段とを備えたことを特徴とするディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 前記映像入力手段は映像データを圧縮す
    る圧縮手段を内蔵したことを特徴とする請求項記載の
    ディスク装置。
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