JP3500848B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP3500848B2 JP08611496A JP8611496A JP3500848B2 JP 3500848 B2 JP3500848 B2 JP 3500848B2 JP 08611496 A JP08611496 A JP 08611496A JP 8611496 A JP8611496 A JP 8611496A JP 3500848 B2 JP3500848 B2 JP 3500848B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒凝縮器よりも
冷媒の流れ下流側において複数の冷媒流路が並列に配さ
れ、各冷媒流路に減圧手段および冷媒蒸発器がそれぞれ
設けられるとともに、複数の冷媒流路のうち少なくとも
1つの冷媒流路に電磁弁が設けられる冷凍サイクル装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前方座席および後方座席の空調を
共に、あるいは選択的に行なう空調装置に適用される冷
凍サイクル装置としては、特公昭63−33061号公
報に示されているように、前方座席側膨張弁および後方
座席側膨張弁とがそれぞれ圧縮機に直列に接続されると
ともに互いに並列に接続され、これらの膨張弁と圧縮機
との間に前方座席側エバポレータと後方座席側エバポレ
ータとがそれぞれ配置される冷凍サイクルが知られてい
る。
【0003】この特公昭63−33061号公報では、
上記のような冷凍サイクル装置において、後方座席側膨
張弁の冷媒の流れ上流側に電磁弁を設け、前方座席のみ
の空調を行なう際には上記の電磁弁を閉じ、前方座席お
よび後方座席の空調を行なう際には上記の電磁弁を開く
ように電磁弁の制御を行なうとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭63−33061号公報に示されているように電磁
弁の制御を行なうと、以下のような問題点があることが
明らかとなった。前方座席のみの空調を行なうために電
磁弁を閉じると、電磁弁によって圧縮性の低い液冷媒の
流れが急激にせきとめられ、ウォータハンマ現象がひき
起こされる。その結果、冷媒配管などが振動し、振動音
が発生してしまうという問題点があった。
【0005】また、電磁弁が閉じた状態であると、電磁
弁によって冷媒の流れがせきとめられているため、電磁
弁の冷媒の流れ上流側と冷媒の流れ下流側との間に圧力
差が生じる。このような状態から電磁弁を開くと、急激
な冷媒流れが発生し、大きな冷媒流動音が発生してしま
うという問題点もあった。そこで、本発明は上記の点に
鑑みてなされたものであり、ウォータハンマ現象によっ
て引き起こされる冷媒配管の振動音や冷媒流動音などの
騒音の発生を防止することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1、2の発明によれば、エアコンスイッチが
オンされると圧縮機が駆動されると共に前方座席用の第
1の蒸発器に向けて送風する第1の送風機が回転駆動さ
れる。さらに同時に、電磁弁が開弁し、前方座席用の第
1の蒸発器が配される第1の冷媒通路と後方座席用の第
2の蒸発器が配される第2の冷媒通路の両通路が開放さ
れ、この両通路に冷媒が流れる。第2の蒸発器に向けて
送風する第2の送風機は、リアクーラスイッチがオンさ
れた時に駆動され、第2の蒸発器を通過して冷却された
空気を後方座席に送風される。以上換言すれば、電磁弁
は前記後方座席の冷房を行なうか否かにかかわらず前記
電磁弁は開いた状態になっており、前記後方座席の冷房
を行なうか否かは前記第2の送風手段を作動させるか又
は停止するかによって切り替えることにより行われる。
即ち第2の冷媒蒸発器によって冷却された空気を後方座
席へと送風する、しない(以下、冷房を行なう、行なわ
ないとする)かの切替えは、従来技術のように電磁弁を
開閉させ、冷媒蒸発器へ冷媒を流入させるか否かを切替
えることにより行なうのではない。そのため、後方座席
の冷房を行なう場合には第2の送風機の駆動を開始する
だけで良く、第2の冷媒流路を流れる冷媒の量が急激に
変化することがない。よって、ウォータハンマ現象の発
生を防止することができその結果、ウォータハンマ現
象による衝撃音の発生を防止することができる。なお、
第2の冷媒蒸発器を通過する空気の温度が所定の温度
となり、電磁弁が閉弁する際には、既に第2の膨張弁
から第2の冷媒蒸発器へと送られる冷媒の量が減少する
ように調節されているので、冷媒流量は急激に変化しな
い。従って、急激な冷媒流量の変化による大きな流動音
の発生を低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明である冷凍サイクル
装置を前方座席および後方座席の空調を共に、あるいは
選択的に行なう車両用空調装置(デュアルエアコン)に
適用した実施の形態について図1に基づいて説明する。
冷媒圧縮機1は、電磁クラッチ(図示しない)を介して
車両の走行用エンジン(図示しない)から動力を伝達さ
れることにより駆動し、冷媒を圧縮する。冷媒圧縮機1
の冷媒流れ下流側には冷媒凝縮器2が配されており、冷
媒圧縮機1によって圧縮された高温、高圧の冷媒は凝縮
液化される。冷媒凝縮器2の冷媒流れ下流側にはレシー
バ3が配されており、冷媒凝縮器2より導かれた冷媒は
気液分離され、液冷媒のみがさらに冷媒の流れ下流側へ
と送られる。
【0008】冷媒圧縮機1、冷媒凝縮器2、レシーバ3
は冷媒流路である冷媒配管4によってそれぞれ接続され
ている。レシーバ3の冷媒の流れ下流側において、冷媒
配管4は第1の冷媒流路である前方座席側冷媒配管4a
と、この前方座席側冷媒配管4aと並列に設けられる第
2の冷媒流路である後方座席側冷媒配管4bとに分岐す
る。
【0009】前方座席側冷媒配管4aには第1の減圧手
段である膨張弁5と第1の冷媒蒸発器であるエバポレー
タ6とが設けられている。レシーバ3から送られた冷媒
は膨張弁5によって減圧膨張され、膨張弁5よりも冷媒
の流れ下流側に配されたエバポレータ6へと送られる。
エバポレータ6において冷媒は蒸発し、エバポレータ6
を通過する空気を冷却する。前方座席側冷媒配管4a
の、エバポレータ6の冷媒の流れ下流側には感温筒(図
示しない)が設けられており、エバポレータ6の冷媒の
流れ下流側における冷媒の温度を検知する。この感温筒
によって検知される冷媒の温度に応じて膨張弁5の開度
は調節される。
【0010】エバポレータ6が収められるケース(図示
しない)の内部にはファン7が配されており、車室内に
設けられたエアコンスイッチ(図示しない)をオンとす
るとファン7が回転し、エバポレータ6によって冷却さ
れた空気は車室内の前方座席(図示しない)にむけて吹
出される。後方座席側冷媒配管4bには、冷媒の流れの
上流側から順に、電磁弁8、第2の減圧手段である膨張
弁9、第2の冷媒蒸発器であるエバポレータ10とが設
けられている。レシーバ3から送られた冷媒は膨張弁9
によって減圧膨張され、膨張弁9よりも冷媒の流れ下流
側に配されたエバポレータ10へと送られる。エバポレ
ータ10において冷媒は蒸発し、エバポレータ10を通
過する空気を冷却する。前方座席側冷媒配管4bの、エ
バポレータ10の冷媒の流れ下流側には感温筒(図示し
ない)が設けられており、エバポレータ10の冷媒の流
れ下流側における冷媒の温度を検知する。膨張弁5は感
温筒によって検知される冷媒の温度が低くなるにつれて
開度が小さくなるよう調節され、エバポレータ10に流
入する冷媒の量が減少するよう調節される。
【0011】エバポレータ10が収められるケース(図
示しない)の内部の、空気の流れ上流側には送風手段で
あるファン11が配されている。車室内に設けられたリ
アクーラスイッチ(図示しない)をオンとすると、ファ
ン11を回転させるブロアスイッチ(図示しない)がオ
ンとなり、ファン11が回転する。ファン11が回転す
ると、エバポレータ10によって冷却された空気は車室
内の後方座席(図示しない)にむけて吹出される。
【0012】エバポレータ6およびエバポレータ10の
空気の流れ下流側には、エバポレータ6、10をそれぞ
れ通過した空気の温度を検知する温度センサであるサー
ミスタ12、13がそれぞれ設けられている。それぞれ
のサーミスタ12、13によって検知されたエバポレー
タ6およびエバポレータ10の吹出温度は制御手段14
に入力信号として入力される。制御手段14に入力され
たエバポレータ6の吹出温度に応じて冷媒圧縮機1の作
動は制御され、エバポレータ6の冷却能力は調節され
る。一方、制御手段14に入力されたエバポレータ10
の吹出温度に応じて電磁弁8の作動は制御され、エバポ
レータ10の冷却能力は調節される。
【0013】なお、前方座席側冷媒配管4aはエバポレ
ータ6よりも冷媒の流れ下流側において、後方座席側冷
媒配管4bのエバポレータ10よりも冷媒の流れ下流側
の部分と合流し、冷媒を冷媒圧縮機1へと流入させる。
続いて、本実施の形態の作動について述べる。エアコン
スイッチをオンとすると、ファン7の回転および冷媒圧
縮機1の駆動が開始されるとともに、電磁弁8が開く。
【0014】冷媒圧縮機1によって圧縮された冷媒は冷
媒凝縮器2へと送られ、冷媒凝縮器2において凝縮液化
される。続いて、冷媒凝縮器2において凝縮液化された
冷媒はレシーバ3によって気液分離される。レシーバ3
において気液分離された冷媒は、前方座席側冷媒配管4
aおよび後方座席側冷媒配管4bへとそれぞれ流入す
る。
【0015】前方座席側冷媒配管4aに流入した冷媒は
膨張弁5で減圧膨張され、エバポレータ6において蒸発
し、エバポレータ6を通過する空気を冷却する。エバポ
レータ6を通過した冷媒は冷媒圧縮機1へと戻り、再び
圧縮される。なお、エバポレータ6において冷却された
空気はファン7によって前方座席へと吹き出され、前方
座席の冷房を行なう。
【0016】一方、後方座席側冷媒配管4bに流入した
冷媒は電磁弁8を通過し、膨張弁9で減圧膨張され、エ
バポレータ10において蒸発し、エバポレータ10を通
過する空気を冷却する。エバポレータ10を通過した冷
媒は冷媒圧縮機1へと戻り、再び圧縮される。この際、
リアクーラスイッチがオフであると、ブロアスイッチは
オフとなっており、ファン11は停止した状態となって
いる。そのため、エバポレータ10において冷却された
空気は後方座席へと吹き出されず、前方座席のみ冷房が
行われる。一方、リアクーラスイッチがオンであると、
ブロアスイッチがオンとなり、ファン11が回転する。
そのため、エバポレータ10において冷却された空気は
後方座席へと吹き出され、前方座席および後方座席の冷
房が行われる。なお、電磁弁8はリアクーラスイッチの
オン、オフにかかわらず開いた状態となっている。
【0017】ところで、エバポレータ10に流入する冷
媒の量は膨張弁5の開度および電磁弁8の開閉によって
調節される。エバポレータ10の下流側における冷媒の
温度が低下すると、膨張弁5の開度は小さくなるよう調
節され、エバポレータ10に流入する冷媒の量は減少す
る。さらにエバポレータ10の下流側の冷媒の温度が低
下し、サーミスタ13によって検知されるエバポレータ
10の吹出温度が所定値よりも低い温度となると、電磁
弁8は閉じられ、エバポレータ10への冷媒の流入は停
止する。
【0018】エバポレータ10への冷媒の流入が停止さ
れることによってエバポレータ10の下流側における冷
媒の温度、およびエバポレータ10の吹出温度は上昇す
る。したがって、膨張弁5の開度が大きくなるよう調節
されつつ、サーミスタ13によって検知されるエバポレ
ータ10の吹出温度が所定値よりも高い温度となると、
電磁弁8が開き、再びエバポレータ10へと冷媒を流入
させる。電磁弁8が開いた後も膨張弁5は開度が大きく
なるよう調節され、エバポレータ10へと流入する冷媒
量を増加させる。
【0019】以上に述べたように、本発明では、ファン
11の作動を切替えることによって後方座席の冷房を行
なうか、行なわないかを切替えるが、この際、リアクー
ラスイッチのオン、オフにかかわらず電磁弁8は開いた
状態となっている。そのため、リアクーラスイッチの作
動を切替えることにより冷媒の流量が急激に変化するこ
とはない。したがって、リアクーラスイッチの作動を切
替える際に従来技術の項において述べたようなウォータ
ハンマ現象が引き起こされることがなく、後方座席側冷
媒配管4bの振動音や流動音が発生してしまうことを防
止することができる。
【0020】なお、サーミスタ13によって検知される
エバポレータ10の吹出温度に応じて電磁弁8が開閉さ
れる際には、膨張弁9の開度は小さく、後方座席側冷媒
配管4bを流れる冷媒の量は少ないので、電磁弁8の開
閉による冷媒の流量の変動は小さい。また、膨張弁9の
開度は小さいので、電磁弁8を開いた際の、電磁弁8の
冷媒の流れ上流側と下流側との圧力差は小さい。したが
って、冷媒の圧力差によって生じる後方座席側冷媒配管
4bの振動音や冷媒の流動音は極めて小さく、乗員に認
識されるほどの大きさではない。
【0021】以上に述べたように、従来技術のような電
磁弁8の開閉の切替えではなく、ファン11の作動の切
替えによって後方座席の冷房を行なうか、行なわないか
を切替えることにより、急激な冷媒流量の変化による大
きな流動音の発生を低減することができる。また、本実
施の形態では、リアクーラスイッチのオン、オフにかか
わらず、電磁弁8は開いた状態となっており、エバポレ
ータ10には冷媒が常に供給されているので、リアクー
ラスイッチをオンとした際に、後方座席にむけて瞬時に
冷風を吹出すことができる。
【0022】なお、以上に示した実施の形態では、電磁
弁8を膨張弁5よりも冷媒の流れ上流側に設けた実施の
形態について述べたが、電磁弁8は後方座席側冷媒配管
4bに設けられていればよく、その位置は特に限定され
ない。さらに、以上に示した実施の形態では、前方座席
の冷房を行なうエバポレータ6が設けられた前方座席側
冷媒配管4aと、後方座席の冷房を行なうエバポレータ
10が設けられた後方座席側冷媒配管4bとを備えた実
施の形態について述べたが、例えば冷蔵庫を冷却するエ
バポレータが設けられた冷媒配管を備える冷凍サイクル
装置に対しても適用することは可能であり、並列に配さ
れ、各冷媒流路に膨張弁およびエバポレータがそれぞれ
設けられる複数の冷媒流路を有する冷凍サイクル装置で
あれば本発明を適用することは可能である。
【0023】また、これらの複数の冷媒流路のうち少な
くとも1つの冷媒流路に電磁弁が設けられていれば以上
に述べた実施の形態と同様の効果を得ることができる。
したがって、複数の冷媒流路に電磁弁が設けられる冷凍
サイクル装置に本発明を適用することができる。さら
に、1つの冷媒流路に複数の電磁弁が設けられる実施の
形態としてもよい。
【0024】さらに、以上に示した実施の形態では、温
度センサとしてサーミスタ12、13を用いた実施の形
態について示したが、例えばサーモスタットを用いても
よく、用いられる温度センサとしては特にサーミスタに
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である冷凍サイクル装置を示す模式的な
図である。
【符号の説明】
1 冷媒圧縮機 2 冷媒凝縮器 4a 第1の冷媒流路である前方座席側冷媒配管 4b 第2の冷媒流路である後方座席側冷媒配管 5 第1の減圧手段である膨張弁 6 第1の冷媒蒸発器であるエバポレータ 8 電磁弁 9 第2の減圧手段である膨張弁 10 第2の冷媒蒸発器であるエバポレータ 11 送風手段であるファン 13 温度センサであるサーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 5/00 - 5/02 B60H 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮する冷媒圧縮機と、 この冷媒圧縮機によって圧縮される前記冷媒を凝縮液化
    する冷媒凝縮器と、 この冷媒凝縮器の前記冷媒の流れ下流側に接続され、
    記凝縮器より流出した前記冷媒を減圧膨脹する第1の減
    圧手段と、 この第1の減圧手段の前記冷媒の流れ下流側に接続さ
    れ、前記冷媒を蒸発させ、通過する空気を冷却する第1
    の冷媒蒸発器と、 この第1の冷媒蒸発器によって冷却された空気を前方座
    席に向けて送風する第1の送風手段と、前記冷媒圧縮機及び前記第1の送風機の駆動開始、駆動
    停止を切り替えるためのエアコンスイッチと、 このエアコンスイッチのオン作動に基づく前記圧縮機の
    駆動によって 前記冷媒凝縮部から前記第1の減圧手段お
    よび前記第1の冷媒蒸発器を経て前記冷媒圧縮機へと前
    記冷媒が流れる第1の冷媒流路と、 前記第1の減圧手段と並列となるように前記冷媒凝縮部
    の前記冷媒の流れ下流側に接続され、前記凝縮器より流
    出した前記冷媒を減圧膨脹する第2の減圧手段と、 この第2の減圧手段の前記冷媒の流れ下流側に接続さ
    れ、前記冷媒を蒸発させ、通過する空気を冷却する第2
    の冷媒蒸発器と、 この第2の冷媒蒸発器によって冷却された空気を後方座
    席にむけて送風する第2の送風手段と、 前記第2の送風手段の駆動開始、駆動停止を切り替える
    ためのリアクーラスイッチと、 前記第1の冷媒流路と並列に設けられ、前記圧縮機の駆
    動によって前記冷媒凝縮器から前記第2の減圧手段およ
    び前記第2の冷媒蒸発器を経て前記冷媒圧縮機へと前記
    冷媒が流れる第2の冷媒流路と、 この第2の冷媒流路に設けられ、この第2の冷媒通路を
    開閉する電磁弁と、 前記第2の冷媒蒸発器の空気の流れ下流側に配され、前
    記第2の冷媒蒸発器を通過した空気の温度を検知する温
    度センサとを備え、 前記第2の減圧手段は、 前記第2の冷媒蒸発器の下流側
    の冷媒の温度が低下するにつれて前記第2の減圧手段か
    ら前記第2の冷媒蒸発器へと送る前記冷媒の量を減少さ
    せ、 前記エアコンスイッチのオンによって、前記電磁弁は前
    記第2の冷媒通路を開くと共に前記冷媒は前記第1の冷
    媒通路および前記第2の冷媒通路を流通開始し、前記電磁弁は前記リアクーラスイッチのオン、オフにか
    かわらず開いた状態になっており、 前記リアクーラスイッチがオフであると、前記第2送風
    手段は停止した状態となり、 前記リアクーラスイッチがオンであると、前記第2送風
    手段は作動した状態となって、冷却された空気は後方座
    席に吹き出され、 前記温度センサによって検知される前記第2の冷媒蒸発
    器を通過した空気の温度が、所定の温度以下となる場合
    のみ前記電磁弁が閉じ、前記第2の冷媒通路を閉鎖す
    ことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁弁が前記第2の減圧手段よりも
    前記冷媒流れ上流側に設けられることを特徴とする請求
    項1記載の車両用空調装置。
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