JP3500679B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JP3500679B2 JP33639593A JP33639593A JP3500679B2 JP 3500679 B2 JP3500679 B2 JP 3500679B2 JP 33639593 A JP33639593 A JP 33639593A JP 33639593 A JP33639593 A JP 33639593A JP 3500679 B2 JP3500679 B2 JP 3500679B2
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良樹 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結合容量、インダクタ
等をディスクリ−ト形誘電体共振器に形成した誘電体フ
ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の誘電体フィルタにおいては、例え
ば、容量結合の誘電体共振器2段構成のBPFフィルタ
においては、少なくとも誘電体共振器2個、結合端子2
個、結合基板1個、入出力端子2個、ケ−ス・カバ−1
組およびスペ−サ1個が必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の誘電
体フィルタは、部品点数が多く、必然的に占有容積が大
きくなって重くなり、そして工数も多くなっていた。
【0004】したがって、本発明は、ディスクリ−ト形
誘電体共振器に結合容量、インダクタ等を形成して、外
部部品を接続する必要がなく、そのため部品点数が少な
く、占有容積が小さくなって小型かつ軽量となり、そし
て工数の少ない誘電体フィルタを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
誘電体の軸方向に共振器孔が設けられ、この共振器孔に
は内導体が設けられ、開放面を除いた5面には主として
外導体が形成され、この外導体は短絡面で前記内導体と
短絡されている誘電体共振器を複数個、それらの接合面
を重ねて接合させてなる誘電体フィルタにおいて、前記
誘電体共振器のうち第1誘電体共振器は、誘電体の一つ
の面、その隣接面のうち少なくとも一つの面に、入出力
電極が前記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、前記接
合面に結合電極が前記外導体と電気的絶縁状態で設けら
れ、および入出力電極と内導体との間、内導体と結合電
極との間で、結合容量が得られるように構成されてお
り、前記誘電体共振器のうち第2誘電体共振器は、接合
面からその隣接面の一つに延長して入出力電極の機能も
する結合電極が前記外導体と電気的絶縁状態で形成さ
れ、および結合電極と内導体との間で結合容量が得られ
るように構成されており、前記第1誘電体共振器と第2
誘電体共振器を、それらの接合面を重ねて、それらの結
合電極同志、外導体同志を導電部材で接合してなる誘電
体フィルタである。
【0006】 請求項2に係る発明は、誘電体の軸方向
に共振器孔が設けられ、この共振器孔には内導体が設け
られ、開放面を除いた5面には主として外導体が形成さ
れ、この外導体は短絡面で前記内導体と短絡されている
誘電体共振器を複数個、それらの接合面を重ねて接合さ
せてなる第1の誘電体フィルタと第2の誘電体フィルタ
とを備え、前記第1の誘電体フィルタは、誘電体の一つ
の面、その隣接面のうち少なくとも一つの面に、入出力
電極が前記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、接合面
に隣接する一つの面から接合面に延長して結合電極が前
記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、および入出力電
極と内導体との間、内導体と結合電極との間で、結合容
量が得られるように構成された第1誘電体共振器と、接
合面に隣接する一つの面から接合面に延長して結合電極
が前記外導体と電気的絶縁状態で形成され、および内導
体と結合電極との間で結合容量が得られるように構成さ
れた第2誘電体共振器とを備え、前記第1誘電体共振器
の間に少なくとも一つの第2誘電体共振器を配置して、
それらの結合電極同志、外導体同志を導電部材で接合し
てなり、前記第2の誘電体フィルタは、誘電体の一つの
面、その隣接面のうち少なくとも一つの面に、入出力電
極が前記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、この入出
力電極から連続して接合面の角部まで、帯状インダクタ
が前記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、および入出
力電極と内導体との間で結合容量が得られるように構成
された誘電体共振器を2個、それらの接合面を重ねて、
それらの帯状インダクタ同志、外導体同志をそれぞれ導
電部材で接合してなり、前記第1の誘電体フィルタの一
つの入出力電極と、前記第2の誘電体フィルタの帯状イ
ンダクタの一端側とを接続し、かつ、それらの外導体同
志を導電部材で接合して一体化してなるデュプレクサ形
誘電体フィルタである。
【0007】 請求項3に係る発明は、請求項1または
請求項2記載の誘電体共振器の共振器孔の両端面が外導
体で被覆され、共振器孔の少なくとも片側開口近傍には
内導体と外導体とを区画する誘電体地肌が設けられて開
放端が形成されている誘電体フィルタである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】本発明は、ディスクリ−トの誘電体共振器に、
入出力電極、結合電極、結合容量、インダクタ等を形成
して、外部部品を接続しないので、部品点数が少なくな
り、占有容積が小さくなって小型かつ軽量となり、工数
が少なくなる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 第1実施例 図1から図3は第1実施例を示すもので、図1は誘電体
フィルタの斜視図、図2は図1の横断面による概略構成
図、図3は第1実施例の等価フィルタ回路図である。図
1および図2において、1aは第1誘電体共振器で、誘
電体の軸方向に共振器孔2が設けられ、この共振器孔2
には内導体3が設けられている。第1誘電体共振器1a
の開放面4を除いた5面には主として外導体5が形成さ
れている。この外導体5は短絡面6で内導体3と短絡さ
れている。開放面4寄りの一つの角部には、入出力電極
7が、外導体5と電気的絶縁状態で開放面4よりに設け
られている。上面には、適宜の大きさを有する結合電極
8が、接合面に多少折り曲がって、外導体5と電気的絶
縁状態で開放面4寄りに設けられている。そして、入出
力電極7と内導体3との間に結合容量C1が、内導体3
と結合電極8との間に結合容量C2が得られるようにな
っている。
【0017】1bは第2誘電体共振器で、誘電体の軸方
向に共振器孔2が設けられ、この共振器孔2には内導体
3が設けられている。第2誘電体共振器1bの開放面4
を除いた5面には主として外導体5が形成されている。
この外導体5は短絡面6で内導体3と短絡されている。
その上面には、適宜の大きさを有する結合電極8が、両
側の接合面に多少折り曲がって、外導体5と電気的絶縁
状態で開放面4寄りに設けられている。そして、内導体
3と結合電極8との間に結合容量C3が得られるように
なっている。
【0018】このような構造を有する第1誘電体共振器
1a、1aの間に、第2誘電体共振器1bを配置して、
それらの結合電極8、8同志および外導体5、5同志を
重ね合わせて、導電部材で接合して本実施例の誘電体フ
ィルタが構成される。誘電体フィルタの等価回路は図3
に示される。
【0019】第2実施例 図4から図6は第2実施例を示すもので、図4は斜視
図、図5は図4の横断面による概略構成図、図6は第2
実施例のフィルタ等価回路図である。図4および図5に
おいて、1cは第1誘電体共振器で、誘電体の軸方向に
共振器孔2が設けられ、この共振器孔2には内導体3が
設けられている。第1誘電体共振器1cの開放面4を除
いた5面には主として外導体5が形成されている。この
外導体5は短絡面6で内導体3と短絡されている。開放
面4寄りの一つの角部には、入出力電極7が、外導体5
と電気的絶縁状態で開放面4寄りに設けられている。そ
の接合面には、適宜の大きさを有する結合電極8が、外
導体5と電気的絶縁状態で開放面4寄りに設けられてい
る。そして、入出力電極7と内導体3との間に結合容量
C1が、内導体3と結合電極8との間に結合容量C2が
得られるようになっている。
【0020】1dは第2誘電体共振器で、誘電体の軸方
向に共振器孔2が設けられ、この共振器孔2には内導体
3が設けられている。第2誘電体共振器1dの開放面4
を除いた5面には主として外導体5が形成されている。
この外導体5は短絡面6で内導体3と短絡されている。
その接合面から底面にかけて、入出力電極兼結合電極8
が外導体5と電気的絶縁状態で形成され、および入出力
電極兼結合電極8と内導体3との間で結合容量C3が得
られるようになっている。
【0021】このような構造を有する第1誘電体共振器
1cと第2誘電体共振器1dとを、それらの結合電極8
と入出力電極兼結合電極8同志、外導体5、5同志を重
ね合わせて、導電部材で接合して本実施例の誘電体フィ
ルタが構成される。この誘電体フィルタの等価回路は図
6に示される。
【0022】第3実施例 図7から図9は第3実施例を示すもので、図7は第3実
施例の斜視図、図8は図7の横断面による概略構成図、
図9は第3実施例のフィルタ等価回路図である。図7お
よび図8において、第1誘電体共振器1eは、誘電体の
軸方向に共振器孔2が設けられている。この共振器孔2
には内導体3が設けられ、開放面4を除いた5面には主
として外導体5が形成され、この外導体5は短絡面6で
内導体3と短絡されている。開放面4寄りの一つの角部
には入出力電極7が外導体5と電気的絶縁状態で開放面
4寄りに設けられている。上面には、適宜の大きさを有
する結合電極8が、接合面に多少折り曲がって外導体5
と電気的絶縁状態で開放面4寄りに設けられている。そ
して、入出力電極7と内導体3との間に結合容量C1
が、内導体3と結合電極8との間に結合容量C2が得ら
れるようになっている。
【0023】1fは第2誘電体共振器で、誘電体の軸方
向に共振器孔2が設けられている。この共振器孔2には
内導体3が設けられ、開放面4を除いた5面には主とし
て外導体5が形成され、この外導体5は短絡面6で内導
体3と短絡されている。上面から一つの接合面にかけ
て、かつ、もう一つの接合面に多少折り曲がって結合電
極8が、外導体5と電気的絶縁状態で設けられている。
そして、結合電極8と内導体3との間に、結合容量C3
が得られるようになっている。
【0024】1gは第3誘電体共振器を示すもので、誘
電体の軸方向に共振器孔2が設けられている。この共振
器孔2には内導体3が設けられ、開放面4を除いた5面
には主として外導体5が形成され、この外導体5は短絡
面6で内導体3と短絡されている。両接合面には結合電
極8、8が、外導体5と電気的絶縁状態で設けられてい
る。そして、結合電極8と内導体3との間で結合容量C
4、C5が得られるようになっている。
【0025】以上のような構成よりなる誘電体共振器の
うち、第1誘電体共振器1eと第2誘電体共振器1fと
を、接合面においてそれらの結合電極8、8同志、外導
体5、5同志を導電部材で接合して、複合誘電体共振器
20を構成する。この複合誘電体共振器20、20の間
に、第3誘電体共振器1gを配置して、それらの結合電
極8、8同志、外導体5、5同志を、それぞれ導電部材
で接合して本実施例の誘電体フィルタが構成される。こ
のフィルタ等価回路は図9に示される。
【0026】第4実施例 図10から図12は第4実施例を示すもので、図10は
第4実施例の斜視図、図11は図10の横断面による概
略構成図、図12は第4実施例のフィルタ等価回路図で
ある。図10および図11において、誘電体共振器1h
は、誘電体の軸方向に共振器孔2が設けられている。こ
の共振器孔2には内導体3が設けられ、開放面4を除い
た5面には主として外導体5が形成され、この外導体5
は短絡面6で内導体3と短絡されている。開放面4寄り
の一つの角部には入出力電極7が外導体5と電気的絶縁
状態で開放面4寄りに設けられ、かつ、この入出力電極
7から連続して接合面の角部まで、帯状インダクタ9が
前記外導体と電気的絶縁状態での中に設けられている。
そして、入出力電極7と内導体3との間で、結合容量C
1またはC2が得られるようになっている。
【0027】この誘電体共振器1hを複数個、接合面に
おいて帯状インダクタ9、9同志、外導体5、5同志を
導電部材で接合して複合誘電体共振器30が構成され
る。一方、40は第1実施例類似の3つの誘電体共振器
1a´,1b,1aの結合よりなる複合誘電体共振器
で、特に、誘電体共振器1a´は図1および図2に示す
誘電体フィルタの片側誘電体共振器1aの入出力電極7
を、外導体5と電気的絶縁状態で上端角部まで延ばして
延長部7aを形成したものである。
【0028】このような構造よりなる複合誘電体共振器
30、40を、それらの帯状インダクタ9と延長部7a
同志、入出力電極7、7同志、外導体5、5同志を導電
部材で接合して、両側の入出力電極7、7をTX端子と
RX端子とし、中央よりの入出力電極を7をANT端子
として、デュプレクサ形誘電体フィルタとしたものであ
る。このフィルタ等価回路が図12に示される。
【0029】第5実施例 図13から図15は第5実施例を示すもので、図13は
第5実施例の斜視図、図14は図13の横断面による概
略構成図、図15は第5実施例のフィルタ等価回路図で
ある。図13および図14において、第1誘電体共振器
1iは、誘電体の軸方向に共振器孔2が設けられてい
る。この共振器孔2には内導体3が設けられ、開放面4
を除いた5面には主として外導体5が形成され、この外
導体5は短絡面6で内導体3と短絡されている。開放面
4寄りの一つの角部には入出力電極7が外導体5と電気
的絶縁状態で開放面4寄りに設けられ、かつ、この入出
力電極7から連続して接合面の角部まで、帯状インダク
タ9が外導体5と電気的絶縁状態で設けられている。そ
して、入出力電極7と内導体2との間に結合容量C1も
しくはC3が形成される。
【0030】第2誘電体共振器1jは,誘電体の軸方向
に共振器孔2が設けられている。この共振器孔2には内
導体3が設けられ、開放面4を除いた5面には主として
外導体5が形成され、この外導体5は短絡面6で内導体
3と短絡されている。誘電体共振器1jの上面には、結
合電極8が外導体5と電気的絶縁状態で開放面4寄りに
設けられている。そして、結合電極8と内導体2との間
に結合容量C2が形成される。
【0031】このような構造の2つの誘電体共振器1
i、1iの間に、誘電体共振器1jを配置して、それら
の帯状インダクタ9と結合電極8同志、外導体5、5同
志をそれぞれ導電部材で接合して誘電体フィルタを構成
したものである。その等価回路が図15に示される。
【0032】なお、上記各実施例においては、入出力電
極7および結合電極8の大きさを変えることにより、結
合容量の大きさが変わるので、これによりフィルタの帯
域幅を自由に変えることができる。
【0033】また、上記各実施例においては、誘電体共
振器1a〜1jが開放面4を有しているが、図16に示
すように、共振器孔2の両端面が外導体で被覆され、共
振器孔2の少なくとも片側開口近傍には内導体3と外導
体5とを区画する誘電体地肌10が設けられて開放端が
形成されている誘電体共振器1kであってもよい。な
お、この誘電体地肌10は、図16によると、共振器孔
2の中に少し入り込んだ形状図となっているが、この誘
電体地肌10は、その位置および幅で周波数調整を行う
ので、共振器孔の少なくとも片側開口端に設けてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明は、誘電体共振器に結合容量、イ
ンダクタ等を形成して、外部部品を接続しないので、部
品点数が少なく、必然的に占有容積が小さくなって小型
となり、そして軽量となって、工数削減につながるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の斜視図
【図2】 図1の横断面による概略構成図
【図3】 第1実施例の等価回路図
【図4】 本発明の第2実施例の斜視図
【図5】 図4の横断面による概略構成図
【図6】 第2実施例の等価回路図
【図7】 本発明の第3実施例の斜視図
【図8】 図7の横断面による概略構成図
【図9】 第3実施例の等価回路図
【図10】 本発明の第4実施例の斜視図
【図11】 図10の横断面による概略構成図
【図12】 第4実施例の等価回路図
【図13】 第5実施例の斜視図
【図14】 図13の横断面による概略構成図
【図15】 第5実施例の等価回路図
【図16】 共振器孔の片側開口近傍に誘電体地肌を有
する誘電体共振器の斜視図
【符号の説明】
1a〜1j 誘電体共振器 2 共振器孔 3 内導体 4 開放面 5 外導体 6 短絡面 7 入出力電極 7a 延長部 8 結合電極 9 帯状インダクタ 10 誘電体地肌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/20 - 1/219 H01P 7/00 - 7/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体の軸方向に共振器孔が設けられ、
    この共振器孔には内導体が設けられ、開放面を除いた5
    面には主として外導体が形成され、この外導体は短絡面
    で前記内導体と短絡されている誘電体共振器を複数個、
    それらの接合面を重ねて接合させてなる誘電体フィルタ
    において、 前記誘電体共振器のうち第1誘電体共振器は、誘電体の
    一つの面、その隣接面のうち少なくとも一つの面に、入
    出力電極が前記外導体と電気的絶縁状態で設けられ、前
    記接合面に結合電極が前記外導体と電気的絶縁状態で設
    けられ、および入出力電極と内導体との間、内導体と結
    合電極との間で、結合容量が得られるように構成されて
    おり、 前記誘電体共振器のうち第2誘電体共振器は、接合面か
    らその隣接面の一つに延長して入出力電極の機能もする
    結合電極が前記外導体と電気的絶縁状態で形成され、お
    よび結合電極と内導体との間で結合容量が得られるよう
    に構成されており、 前記第1誘電体共振器と第2誘電体共振器を、それらの
    接合面を重ねて、それらの結合電極同志、外導体同志を
    導電部材で接合してなる誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 誘電体の軸方向に共振器孔が設けられ、
    この共振器孔には内導体が設けられ、開放面を除いた5
    面には主として外導体が形成され、この外導体は短絡面
    で前記内導体と短絡されている誘電体共振器を複数個、
    それらの接合面を重ねて接合させてなる第1の誘電体フ
    ィルタと第2の誘電体フィルタとを備え、 前記第1の誘電体フィルタは、誘電体の一つの面、その
    隣接面のうち少なくとも一つの面に、入出力電極が前記
    外導体と電気的絶縁状態で設けられ、接合面に隣接する
    一つの面から接合面に延長して結合電極が前記外導体と
    電気的絶縁状態で設けられ、および入出力電極と内導体
    との間、内導体と結合電極との間で、結合容量が得られ
    るように構成された第1誘電体共振器と、接合面に隣接
    する一つの面から接合面に延長して結合電極が前記外導
    体と電気的絶縁状態で形成され、および内導体と結合電
    極との間で結合容量が得られるように構成された第2誘
    電体共振器とを備え、前記第1誘電体共振器の間に少な
    くとも一つの第2誘電体共振器を配置して、それらの結
    合電極同志、外導体同志を導電部材で接合してなり、 前記第2の誘電体フィルタは、誘電体の一つの面、その
    隣接面のうち少なくとも一つの面に、入出力電極が前記
    外導体と電気的絶縁状態で設けられ、この入出力電極か
    ら連続して接合面の角部まで、帯状インダクタが前記外
    導体と電気的絶縁状態で設けられ、および入出力電極と
    内導体との間で結合容量が得られるように構成された誘
    電体共振器を2個、それらの接合面を重ねて、それらの
    帯状インダクタ同志、外導体同志をそれぞれ導電部材で
    接合してなり、 前記第1の誘電体フィルタの一つの入出力電極と、前記
    第2の誘電体フィルタの帯状インダクタの一端側とを接
    続し、かつ、それらの外導体同志を導電部材で接合して
    一体化してなるデュプレクサ形誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の誘電体共
    振器の共振器孔の両端面が外導体で被覆され、共振器孔
    の少なくとも片側開口近傍には内導体と外導体とを区画
    する誘電体地肌が設けられて開放端が形成されている誘
    電体フィルタ。
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JPH10163708A (ja) * 1996-12-03 1998-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 有極型誘電体フィルタ及びこれを用いた誘電体デュプレクサ
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