JP3500576B2 - アンモニアガスの除害システム - Google Patents
アンモニアガスの除害システムInfo
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Description
害化処理する手法に関するものであって、特にアンモニ
アを冷媒として適用した冷凍機ユニットから、突発的な
災害や事故等に起因して漏洩する、あるいは長年の使用
に伴い漏洩するアンモニア冷媒を効果的に吸収し、無害
化する除害システムに係るものである。
や、地球温暖化現象を防ぐ目的から、各種の冷凍・空調
設備に適用される冷媒が、特定フロンから指定・代替フ
ロンへと移行され、フロンガスの大気中への排出が強く
規制される現状にあり、このためアンモニア等の自然冷
媒が見直されてきている。もとよりアンモニアは冷媒と
しての特性に優れているため、過去に冷媒として使用さ
れた実績もあるが、アンモニアガスそのものに強い刺激
臭があり、また人が大量に吸い込んだ場合には有害にな
ること等から、近年はあまり冷媒として使用されなかっ
たが、前記理由で徐々に見直されてきている。
は、例えば突発的な災害や事故等によって冷媒管に亀裂
を生じた場合には、アンモニアが漏洩する可能性がある
ため、漏洩したアンモニアガスを無害化処理した後、大
気中に放出できるようにした除害装置が設けられるもの
であり、また法的にも除害規定として義務付けされてい
る。このようなことから本出願人は、漏洩したアンモニ
アガスを効率的に除害化する手法を開発し、特願200
0−174103「アンモニアガスの除害システム」の
出願に至っている。
したアンモニアガスをスクラバやクーリングタワー等の
閉鎖空間に導き、ここで炭酸ガス及び水とによって中和
させ、塩を生成し除害処理するものであった。そしてス
クラバやクーリングタワー等の閉鎖空間に水を供給する
にあたっては、ポンプを使用し、タンクに貯留された水
を、ほぼ平衡状態になるまで循環させるようにしてい
た。
を適用した除害手法は、塩の生成に要する水を循環使用
するため、水の有効利用を図る点で相応の効果が得られ
るものの、まだ以下に示すような開発の余地があった。
すなわち前記特願2000−174103では、アンモ
ニアガスを除害処理する閉鎖空間としては、スクラバや
クーリングタワーを適用するものであり、これに起因し
て、閉鎖空間ひいては装置全体の大型化を余儀なくされ
ていた。また一般に、このような処理空間に水を供給す
るためのポンプを付設する必要も生じ、このようなこと
から例えば小型店舗やテナント等においては、上述した
除害装置は、スペース的に必ずしも設置できないことが
あった。
認識してなされたものであって、アンモニアガスを除害
処理するための水を、ポンプを要することなく、処理空
間に送り込めるようにし、処理空間ひいては装置全体の
簡略化や小型化を達成するようにした新規な除害システ
ムの開発を試みたものである。
アンモニアガスの除害システムは、冷凍・空調設備の冷
媒としてアンモニアを適用し、この設備の冷凍機ユニッ
トから漏洩したアンモニアガスを、大気中に放出する前
に閉鎖処理空間に導き、この空間において炭酸ガス及び
水とによって塩を生成し、アンモニアガスを無害化処理
するにあたり、前記閉鎖処理空間に供給される炭酸ガス
の移送管は、処理空間に到達する前段において塩を生成
するための水の供給管と合流するように接続され、前記
閉鎖処理空間に水を供給するにあたっては、炭酸ガスと
水との合流部に高圧の炭酸ガスを流すことによって、合
流部に臨む水の供給管に負圧を生じさせ、水を供給管か
ら合流部に吸引し、炭酸ガスとともに水を閉鎖処理空間
に送り込むようにしたことを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、流速の速い炭酸ガスを、水との
合流部に流すことによって、水の供給管に負圧を生じさ
せて、炭酸ガスとともに閉鎖処理空間に水を供給するた
め、特に水を供給するための積極的なポンプを設ける必
要がなく、閉鎖処理空間や、この空間の付設部材を簡略
化することができる。またこのため、閉鎖処理空間は単
なる筒状や箱状等に形成することができ、閉鎖処理空間
ひいては除害装置の小型化に寄与し、比較的小規模の店
舗等においても、除害装置を設置し易くし、冷媒として
の特性に優れたアンモニアをより使い易くする。
システムは、前記請求項1記載の要件に加え、前記閉鎖
処理空間に接続される炭酸ガスの移送管は、水との合流
部における管断面が狭められ、炭酸ガスの流速をより増
大させるように形成したことを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、合流部において炭酸ガスの速度
が更に増すため、合流部に臨む水の供給管の負圧が増大
し、より多くの水が合流部側に吸引され、処理空間への
確実な給水を確保する。
システムは、前記請求項1または2記載の要件に加え、
前記閉鎖処理空間に供給される水は、アンモニアガスと
反応した後、閉鎖処理空間から回収され、塩を含む溶液
が、ほぼ平衡状態になるまで循環使用されることを特徴
として成るものである。この発明によれば、アンモニア
ガスを除害化する水は、ほぼ平衡状態となるまで繰返し
使用されるため、処理に要する水が比較的少量で済み、
水を有効に活用できる。
害システム1を図示の実施の形態に基づいて説明する。
本発明のアンモニアガスの除害システム1は、アンモニ
アを冷媒として適用した、例えば冷凍機のコンプレッサ
等から漏洩するアンモニアガスを効果的に除害処理する
ものであって、一例として図1に示すように、冷凍機ユ
ニット2と、閉鎖処理空間3と、炭酸ガスボンベ4と、
タンク5と、エジェクタ6とを具えて成るものである。
以下各構成部について説明する。
このものは、コンプレッサ11を主要部材とし、凝縮器
や、蒸発器、膨張弁等を適宜含むものである。なおアン
モニア冷媒は、コンプレッサ11によって圧縮され、高
温・高圧の気体状態となった後、凝縮器で空気や水等に
よって冷却されて液体状態となり、膨張弁によって適宜
圧力が下げられて、蒸発しやすい気体状態となり、蒸発
器に送り込まれ、目的の冷却を行った後、再びコンプレ
ッサ11へと循環移送されるものである。なお本実施の
形態では、主に冷凍を目的としているため、一般的な
「冷凍機ユニット」という用語を使用したが、これによ
って本発明の除害システムが必ずしも冷凍のみに限定さ
れるものではなく、冷暖房等の空調をも包含するもので
ある。
される冷媒は、突発的な災害や事故等によって、比較的
大量に漏洩する可能性があり、特に本発明において適用
されるアンモニア冷媒は、それ自体に強い刺激臭があ
り、また人が多量に吸い込んだ場合には有害となる(比
較的少量であれば、体内に吸収されたアンモニアは尿素
として排出される)。このため上記冷凍機ユニット2
は、ケーシング12によって密閉状態に囲まれている。
なお冷凍機ユニット2が、例えば機械室等のように適宜
区画された部屋に格納されている場合には、このような
機械室等を密閉可能に形成しておき、上記ケーシング1
2として適用できる。またケーシング12は、内部にア
ンモニアガスの漏洩を検出する漏洩検知器13が設けら
れるとともに、大気吸い込み側に給気口14、後段の閉
鎖処理空間3側に排気ファン15を有した排気口16が
それぞれ開口され、漏洩したアンモニアガスをスムーズ
に処理空間に導くように形成されている。
の空間は冷凍機ユニット2から導入したアンモニアガス
を、実質的に無害化処理する処理部位であって、アンモ
ニアガスを導入する受入部18と、処理した後のガスを
大気中に排出する放出部19とを具えた、概ね筒状に形
成されるものである。ここで受入部18は上記排気口1
6と実質的に同一であり、またこの受入部18には、ア
ンモニアガスの導入流量を調節するダンパ20を適宜設
けることが可能である。また放出部19には、フィルタ
作用を担い、主に処理したガスの水分を除去するエリミ
ネータ21と、排気ファン22とを設けるものである。
このように処理空間は、受入部18や放出部19等が開
口されながらも、漏洩したアンモニアガスを導き、処理
する部位であるため、実質的に閉鎖された箱状の空間と
なっている。
アンモニアガスを炭酸ガス及び水とによって中和させ、
肥料等として再利用できる無害の塩を生成するものであ
るため、上記受入部18と放出部19との間には、炭酸
ガスと水を閉鎖処理空間3に供給するためのエジェクタ
6を設けるものである。エジェクタ6は、炭酸ガスと水
との合流部において、高圧の炭酸ガスを流し、この炭酸
ガス噴流の巻き込み作用によって、水を炭酸ガスととも
に閉鎖処理空間3に供給するものであり、その詳細につ
いては後述する。このため本システムには、閉鎖処理空
間3に水を送り込むためのポンプを、付設する必要がな
く、処理空間ひいては除害装置の構成をより簡略なもの
としている。またこのようなことに因み、閉鎖処理空間
3は単なる筒状ないしは箱状に形成することが可能とな
り、除害装置の小型化を達成するものである。
このものはアンモニアガスを除害処理する炭酸ガスの供
給源となるものであり、バルブ開放時に移送管24を介
して、炭酸ガスを閉鎖処理空間3に供給するものであ
る。なお移送管24は、閉鎖処理空間3に到達する前段
において、除害処理に要する水を送る管と合流するよう
に接続されるとともに、一例として図1の拡大図に示す
ように、水との合流部25において管路断面を狭めるよ
うなベンチュリ状ないしはノズル状に形成され、この合
流部25によって、もともと高圧状態の炭酸ガスの流速
を更に増大させるようにしている。このように移送管2
4は相対的に、大径となる部分と、小径となる部分、及
びこれらの移行部分となるテーパ部分とを有するもので
あり、それぞれ大径部24a、小径部24b、テーパ部
24cと符号を付す。なおこの小径部24bが、実質的
に炭酸ガスと水との合流部25を形成するものである。
因みに合流前の大径部24aを流れる炭酸ガスの流速
は、一例として秒速約20m程度であり、これが図1に
示すような漏斗状の小径部24b(合流部25)では、
一例として秒速約300m程度以上に加速されるもので
あり、この噴流によって炭酸ガスは水を巻き込みながら
閉鎖処理空間3に送り込まれる。
はアンモニアガスを除害するために必要な水を貯留する
部位であるとともに、反応によって生成された塩等を含
む溶液を貯留する部位であり、これによって水は、ほぼ
平衡状態となるまでタンク5と閉鎖処理空間3との間を
循環使用される。ここで反応に要する水をタンク5から
閉鎖処理空間3に送る管を供給管27、反応によって生
成された塩等を含む溶液を閉鎖処理空間3からタンク5
に送る管を回収管28とする。なお供給管27は、上記
移送管24の説明で述べたように(図1の拡大図参
照)、小径部24bにおいて炭酸ガスと合流するように
配管が成されている。
口からタンク5内に供給された後、合流部25における
吸引作用によって供給管27を通して吸い上げられる。
その後、水は、エジェクタ6で炭酸ガスと混合されて閉
鎖処理空間3に導かれ、一部が塩の生成に使われた後、
この塩を含む溶液として回収管28を介してタンク5内
に落下、回収される。このように水や塩を含む溶液は、
タンク5と閉鎖処理空間3との間を循環するものである
が、この循環を繰り返す液体(上述した水や溶液等の総
称)は、上記中和反応が、ほぼ平衡になった状態で新し
い水と適宜入れ替えられる。
ものは中和に要する炭酸ガスを処理空間に供給しなが
ら、中和に要する水も閉鎖処理空間3に供給する、いわ
ば水を搬送するポンプ作用を担うものであり、実質的に
は上述した炭酸ガスの移送管24と、水の供給管27と
を具えて成る。すなわちこの実施の形態では、移送管2
4の合流部25を絞り、ベンチュリ状ないしはノズル状
に形成しており、これによって、もともと高圧状態の炭
酸ガスの流速を、合流部25で更に高めるようにし、合
流部25に臨む水の供給管27に負圧を効果的に生じさ
せている。そしてこの負圧によって特にポンプを要する
ことなく、水を供給管27から合流部25に吸引し、炭
酸ガスと混合、霧化して、双方の混合体を閉鎖処理空間
3に供給するものである。なお水を霧化して供給するこ
とに因み、単なる液状であるときよりも、水はアンモニ
アガスや炭酸ガスと反応し易くなり、効率的に除害処理
が行えるものである。また炭酸ガスと水との混合体の流
量を、積極的に調節したいような場合には、炭酸ガスが
水と合流してから閉鎖処理空間3に至るまでの間に、例
えば開閉自在の流量調整バルブを設けることが可能であ
る。
は、閉鎖処理空間3において炭酸ガス及び水と接触して
中和反応を起こし、炭酸アンモニウムまたは炭酸水素ア
ンモニウム等の塩として固定されるものであり、以下こ
の反応式の代表例を示す。
3 、または
成に必要とされる水の量は、漏洩したアンモニアガスの
処理量によって決まるものである。従ってタンク5から
供給される水は、一般に一回の循環で全てが反応し切っ
てしまうことは、ほとんどなく、タンク5内に貯留され
た後も中和反応がほぼ平衡状態となるまでは、繰り返し
使用される。また反応によって生成された炭酸アンモニ
ウムや炭酸水素アンモニウム等の塩は、無害であり肥料
等として再利用できる。
本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改
変が考えられる。まず上記図1に示した実施の形態は、
炭酸ガスの移送管24を、水との合流部25において、
幾分狭めるようなベンチュリ状ないしはノズル状に形成
し、炭酸ガスの流速を更に増すようにした形態であった
が、炭酸ガスボンベ4から送出される炭酸ガスの流速だ
けでも、供給管27から水を充分、吸引できるような場
合には、必ずしも合流部25の流路を絞る必要はなく、
例えば炭酸ガスの実質的な流路断面を、移送管24の全
長にわたってほぼ一定状態に形成することが可能であ
る。
る無害化処理そのものは、上述した基本の実施の形態を
実質的に踏襲するものであるが、水の循環経路に冷凍機
ユニット2の凝縮器を組み込み、タンク5と閉鎖処理空
間3との間を循環する水(溶液)によって、冷凍機ユニ
ット2の凝縮器を冷却するようにした形態である。すな
わち塩の生成に要する水は、まず給水口からタンク5内
に供給された後、合流部25における吸引作用によって
冷凍機ユニット2に移送され、この凝縮器を冷却する。
その後、水は、エジェクタ6によって供給管27から閉
鎖処理空間3に送り込まれ、一部が塩の生成に使用され
ながら、塩を含む溶液として閉鎖処理空間3からタンク
5に落下、回収される。もちろんこのように循環使用さ
れる液体(上述した水や溶液等の総称)は、塩を生成す
る中和反応が、ほぼ平衡になった状態で新しい水と適宜
入れ替えられるものである。なおこの形態は、塩を含む
溶液が、閉鎖処理空間3を通過する間に冷やされ、冷凍
機ユニット2の凝縮器を冷却する能力を有する場合に、
特に有効な形態であり、水をより一層、有効に活用し得
る形態である。
害システムによれば、閉鎖処理空間3に供給する水は、
炭酸ガスの噴流による巻き込み作用によって送り込むた
め、特にポンプ等を設ける必要がなく、閉鎖処理空間3
ひいては除害装置を簡略な構造の下に構成し得る。また
このようなことに因み、閉鎖処理空間3を例えば単なる
筒状ないしは箱状等に形成することができ、処理空間や
除害装置の小型化を達成し、敷地スペースの比較的狭い
小規模の店舗等においても、除害装置を設置し易くし、
アンモニア冷媒の使い勝手をより向上させ得る。
システムによれば、炭酸ガスを供給する移送管24が、
水との合流部25において、ベンチュリ状ないしはノズ
ル状に絞られることに因み、もともと高圧状態の炭酸ガ
スの流速が更に速められ、これによって合流部25に臨
む水の供給管27に、より高い負圧を作用させることに
なり、閉鎖処理空間3に水を効率的に供給し得る。また
水は霧状になって処理空間に供給されるため、アンモニ
アガスと反応しやすくなり、中和反応が促進される。
除害システムによれば、炭酸ガスとともに閉鎖処理空間
3に供給される水は、中和によって一部が塩の生成に使
用されながらも、この塩を含む溶液として、ほぼ平衡状
態となるまで繰返し使用されるため、水をより有効に活
用し、ランニングコスト低減に寄与する。
説明図である。
液)によって、冷凍機ユニットの凝縮器を冷却するよう
にした他の実施の形態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷凍・空調設備の冷媒としてアンモニア
を適用し、この設備の冷凍機ユニットから漏洩したアン
モニアガスを、大気中に放出する前に閉鎖処理空間に導
き、この空間において炭酸ガス及び水とによって塩を生
成し、アンモニアガスを無害化処理するにあたり、 前記閉鎖処理空間に供給される炭酸ガスの移送管は、処
理空間に到達する前段において塩を生成するための水の
供給管と合流するように接続され、 前記閉鎖処理空間に水を供給するにあたっては、炭酸ガ
スと水との合流部に高圧の炭酸ガスを流すことによっ
て、合流部に臨む水の供給管に負圧を生じさせ、水を供
給管から合流部に吸引し、炭酸ガスとともに水を閉鎖処
理空間に送り込むようにしたことを特徴とするアンモニ
アガスの除害システム。 - 【請求項2】 前記閉鎖処理空間に接続される炭酸ガス
の移送管は、水との合流部における管断面が狭められ、
炭酸ガスの流速をより増大させるように形成したことを
特徴とする請求項1記載のアンモニアガスの除害システ
ム。 - 【請求項3】 前記閉鎖処理空間に供給される水は、ア
ンモニアガスと反応した後、閉鎖処理空間から回収さ
れ、塩を含む溶液が、ほぼ平衡状態になるまで循環使用
されることを特徴とする請求項1または2記載のアンモ
ニアガスの除害システム。
Priority Applications (1)
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JP2001009021A JP3500576B2 (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | アンモニアガスの除害システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010006686A (ja) * | 2008-05-29 | 2010-01-14 | National Agriculture & Food Research Organization | メタン発酵消化液の窒素抽出・固定化の方法とその装置およびその方法により生成される生成物とその生成物の回収方法ならびにその回収システム |
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2001
- 2001-01-17 JP JP2001009021A patent/JP3500576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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