JP3499848B2 - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
プラズマディスプレイ装置Info
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Description
レイ装置に関するものである。
示装置としてプラズマディスプレイ装置が実用化されつ
つある。このプラズマディスプレイ装置は、通常、ケー
ス内部に金属製のフレームシャーシを備えており、この
フレームシャーシの前面に二枚のガラス基板を貼り合わ
せてなるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと
称す)が取り付けられている。
によってかなりの高温となる。これを放置すると、PD
Pの破損につながる恐れがあるため所定温度以下に抑え
る必要がある。そのための有効な方法として、フレーム
シャーシにPDPを取り付ける際にこれらの間にシリコ
ン系樹脂等からなる熱伝導シートを介在させ、このシー
トによりPDPで発生した熱をフレームシャーシに効率
よく伝導して放熱させる方法が考えられている。
状に鑑みなされたもので、PDPの放熱を効率よく行え
るプラズマディスプレイ装置を提供することを課題とす
る。
本発明のプラズマディスプレイ装置は、背面に回路基板
が支持される金属製のフレームシャーシと、このフレー
ムシャーシの前面に取り付けられかつ二枚のガラス基板
を貼り合わせてなるプラズマディスプレイパネルと、前
記フレームシャーシと前記プラズマディスプレイパネル
との間に介在させた熱伝導シートとを備え、この熱伝導
シートは、前記プラズマディスプレイパネルに圧接する
ときに押しつぶされて横方向へ膨らむ柔軟性のある材料
により構成し、かつ前記プラズマディスプレイパネルと
前記熱伝導シートとを密着させたものである。
は、フレームシャーシとこのフレームシャーシの前面に
熱伝導シートを介在させて取り付けたプラズマディスプ
レイパネルとで内部ユニットを構成し、この内部ユニッ
トをフロントケース部とバックケース部とからなるケー
スに収納して構成している。
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態であるプラズマディスプレイ装置10の分解斜視
図である。
つに組合わされてケース12を構成するフロントケース
部14およびバックケース部16と、ケース12内に収
容される内部ユニット26とを備えている。フロントケ
ース部14の上部と下部には、それぞれ複数の通気孔1
8,20が幅方向にわたって形成され、その前面にはガ
ラス等からなる透光部22を有している。また、バック
ケース部16の上部と下部にも、それぞれ複数の通気孔
18,20(上部の通気孔18のみ図示)が幅方向にわ
たって形成されている。
ムシャーシ28と、このフレームシャーシ28の前面に
取り付けられるPDP32と、フレームシャーシ28と
PDP32との間に介在させた熱伝導シート34と、フ
レームシャーシ28の背面に支持された複数の回路基板
36とからなる。
の制御を行うものである。PDP32は前面板と背面板
とからなっており、図には表れていないが、前面板は背
面板に比べて、長辺方向は長く短辺方向は短くなってい
る。そのため、前面板と背面板とは互いに重ならない部
分が各々に存在し、その重ならない部分にはPDP32
内の電極に接続された端子が形成されている(図示せ
ず)。その端子には、先端に雄型コネクタを有する複数
のフィルム状配線(図示せず)が圧着され、雄型コネク
タは各回路基板36の縁部に設けられた雌型コネクタ
(図示せず)にそれぞれ連結することにより、各回路基
板36とPDP32とが電気的に接続される。
しかも柔軟性のあるシリコン系樹脂等からなり、PDP
32で発生した熱をフレームシャーシ28へ効率よく伝
熱するとともに、緩衝材として機能する。図1に示すよ
うに、熱伝導シート34はPDP32とほぼ同じ大きさ
を有している。また、熱伝導シート34は複数のシート
片40からなり、碁盤状に隙間なくシート片40が配列
されている。
触面の平面図と、その側面図である。図2に示すよう
に、シート片40の片面には、格子状の溝状凹部42で
区切られた複数の矩形凸部44がマトリックス状に形成
されている。シート片40は一辺が100mmの正方形
で厚みが2mm、矩形凸部44は一辺が13mmの正方
形で突出高さhが1mm、溝状凹部42の幅wは2mm
にそれぞれ形成してあるが、これらの形状および寸法は
限定的なものではなく適宜変更可能である。
4の組み付けは図3(シート片40の凸部44の図示省
略)に示すようにして行う。まず、フレームシャーシ2
8の前面の四方周囲に両面接着テープ48を貼る。この
両面接着テープ48の厚みは、熱伝導シート34とほぼ
同一とする。そして、フレームシャーシ28上に、配列
された複数のシート片40からなる熱伝導シート34を
置き、ローラ等を用いて間にある空気を完全に押し出し
て熱伝導シート34をフレームシャーシ28に密着させ
る。熱伝導シート34の両面には粘着性があるため、フ
レームシャーシ28に一旦密着すると、のちに空気が入
り込むことはない。
シート34の上にPDP32を載せて、その上から手で
軽く押圧する。すると、PDP32が各シート片40の
凸部44に圧接され、そのときに矩形凸部44は押しつ
ぶされて横方向に膨らむ。この膨らむ過程で、シート片
40の溝状凹部42が空気排出通路となって空気が外部
に押し出され、最終的に溝状凹部42は矩形凸部44の
横方向への膨らみにより埋められてなくなる。これによ
り、熱伝導シート34とPDP32との間に空気層がほ
ぼ完全になくなり両部材が密着すると同時に、PDP3
2が両面接着テープ48により固定される。なお、PD
P32は透明ではないため空気の排出されていく過程を
観察することはできないが、熱伝導シート34に透明ガ
ラス板を圧接したところ、空気層が残ることなく熱伝導
シート34がガラス板に完全に密着するのが確認でき
た。
を載せて押圧したとき溝状凹部42に空気層が残る場合
でも、PDP32の全面にわたってほぼ均一に熱伝導シ
ート34と接触させることができるので、熱伝導シート
34とPDP32との間において局所的に空気層が残っ
た場合にくらべて、PDP32の全域にわたって熱伝導
効率が向上するとともに均一なものにできる。
スプレイ装置10では、熱伝導シートのPDP32と接
触する片面に溝状凹部42,矩形凸部44により凹凸部
が形成されており、その面にPDP32を載せて軽く押
圧することで空気が抜けるようにしてある。したがっ
て、熱伝導シート34とPDP32とを容易に密着させ
ることができ、PDP32の全域にわたって熱伝導効率
を均一なものにできる。
形例を示したものである。図4に示す例では、熱伝導シ
ート34を構成する各シート片40aは、複数の円形凸
部44aを互いに接するように配列して構成したもの
で、その円形凸部44aは中心部から周辺部に向かって
厚みが次第に薄くなるように形成してある。そして、各
円形凸部44aの境界部50および円形凸部44aがな
い領域42aがシート片40の溝状凹部42に対応する
凹部となっており、これにより熱伝導シート34は、P
DP32との接触面に凹凸部が形成されるように構成さ
れる。このシート片40aによっても上記シート片40
と同様の作用効果を奏することができる。
は、中央領域が厚く、その周辺部に向かって厚みが次第
に薄くなっている。このシート片40bを配列して熱伝
導シート34を構成したときには、各シート片40bの
中央領域が凸部、各シート片40bの周辺部近傍が凹部
となり、これにより熱伝導シート34は、PDP32と
の接触面に凹凸部が形成され、上記シート片40からな
る熱伝導シート34と同様の作用効果を奏することがで
きる。
はPDP32と接触する片面に凹凸部が形成されるよう
な構成としたが、両面に凹凸部が形成されるように構成
してもよい。また、上記熱伝導シート34は複数のシー
ト片40,40a,40bを配列して構成するようにし
たが、PDP32とほぼ同じ大きさの一枚物の熱伝導シ
ートに上述した作用効果を奏する凹凸部を形成するよう
にしてもよい。
レイ装置では、背面に回路基板が支持される金属製のフ
レームシャーシと、このフレームシャーシの前面に取り
付けられかつ二枚のガラス基板を貼り合わせてなるプラ
ズマディスプレイパネルと、前記フレームシャーシと前
記プラズマディスプレイパネルとの間に介在させた熱伝
導シートとを備え、この熱伝導シートは、前記プラズマ
ディスプレイパネルに圧接するときに押しつぶされて横
方向へ膨らむ柔軟性のある材料により構成し、かつ前記
プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導シートとを密
着させたもので、PDPの放熱を効率よく行うことがで
きる。
着させることができ、PDPの全域にわたって熱伝導効
率を均一なものにできる。
る。
図および側面図である。
ネルを組み付ける手順を説明する図である。
である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 背面に回路基板が支持される金属製のフ
レームシャーシと、このフレームシャーシの前面に取り
付けられかつ二枚のガラス基板を貼り合わせてなるプラ
ズマディスプレイパネルと、前記フレームシャーシと前
記プラズマディスプレイパネルとの間に介在させた熱伝
導シートとを備え、この熱伝導シートは、前記プラズマ
ディスプレイパネルに圧接するときに押しつぶされて横
方向へ膨らむ柔軟性のある材料により構成し、かつ前記
プラズマディスプレイパネルと前記熱伝導シートとを密
着させたプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項2】 フレームシャーシとこのフレームシャー
シの前面に熱伝導シートを介在させて取り付けたプラズ
マディスプレイパネルとで内部ユニットを構成し、この
内部ユニットをフロントケース部とバックケース部とか
らなるケースに収納して構成した請求項1に記載のプラ
ズマディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001323867A JP3499848B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001323867A JP3499848B2 (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | プラズマディスプレイ装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6107697A Division JP3512586B2 (ja) | 1996-07-23 | 1997-03-14 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002202728A JP2002202728A (ja) | 2002-07-19 |
JP3499848B2 true JP3499848B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=19140691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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KR100599789B1 (ko) * | 2001-12-03 | 2006-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 방열효율이 향상된 플라즈마 디스플레이 장치 및 그 제조방법 |
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2001
- 2001-10-22 JP JP2001323867A patent/JP3499848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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