JP3499542B2 - エアーバッグを折り畳んで包み込むための装置及びその方法 - Google Patents

エアーバッグを折り畳んで包み込むための装置及びその方法

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ツェラー アレキサンダー
クラオゼ フーバートゥス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアーバッグを折り
畳んで包み込むための装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許公開公報第DE-197 54 078
号はコンサーティーナ状すなわち蛇腹状のプロファイル
を有するエアーバッグ皺襞を形成するためのエアーバッ
グ折り畳み装置を開示している。そこでは、エアーバッ
グは一連の折り畳みステーションを通って移動する。各
ステーションにはエアーバッグを折り畳むための動作可
能な複数対のディスクが設けられている。エアーバッグ
が最後の折り畳みステーションを離れた後、このように
して形成された皺襞は相互に対向する。この装置には多
数の機械要素が含まれるため、エアーバッグの折り畳み
プロセスが複雑化され、高コスト化される。
【0003】別のドイツ国特許公開公報第DE-195 35 56
4号は一つ又は複数のスライドを使用してエアーバッグ
を中心へ向けて集めることによってエアーバッグを折り
畳むためのエアーバッグ折り畳み装置を開示している。
均一な皺襞を形成するために付加的な機械的成形部材を
追加することもできる。エアーバッグ全体はベースプレ
ートなどの平坦面上に載置されなくてはならず、少なく
とも一つのスライド及び関連する駆動機構に加えて、カ
バープレートが必要である。さらに、頭部用エアーバッ
グ又はサイドウインドウ用エアーバッグを包み込むため
に、所定の寸法を有するエアーバッグを折り畳み(たと
えば、上記の様な装置を用いて)、次いで、それを柔軟
なホース内へ引き込むこと、又は、それを固定されたス
リーブ内へ直接折り畳むことが知られている。その場
合、エアーバッグは、同様に、スライドすなわちナイフ
形の折り曲げ部材を用いて折り曲げられる。したがっ
て、このような装置も比較的高コストである。
【0004】また、ドイツ国特許公開公報第DE-198 45
721号はエアーバッグを予め設定された寸法に折り畳む
ための装置であって、より簡素な装置を開示している。
そこでは、装置は拡げられた状態のエアーバッグを圧縮
集束させるための漏斗状の部材を有している。漏斗状の
部材が一旦エアーバッグを予め設定された横方向の寸法
になるまで圧縮すると、エアーバッグはスライドととも
に軸方向へさらに圧縮される。圧縮されたエアーバッグ
は、その後、同一のスライドを用いて容器ハウジング内
へ強制的に押し出される。この装置は、エアーバッグを
いっしょに軸方向へ押し付けてそれを容器装置内へと排
出するためのスライドを必要とするため、比較的高価で
ある。また、スライドの使用はエアーバッグの折り畳み
のスピードを制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エアーバッグ折り畳み
装置及び方法を改善して、これら従来のエアーバッグ折
り畳み装置の欠点を克服する必要性は残されている。本
発明はこの必要性に応じたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はエアーバッグを
折り畳んで包み込むための装置及びその方法に関する。
【0007】本発明の一つの形態は、エアーバッグ折り
畳み装置であって、インレット及びアウトレットを有す
る集束器を含む。アウトレットは集束器を通過するエア
ーバッグを予め設定された断面まで押圧又は圧縮、すな
わち、折り畳むことができるように小さい断面を有して
いる。集束器は、エアーバッグがアウトレットを完全に
通過するようにエアーバッグとその集束器とが相対的に
動かされることによって、エアーバッグの寸法を縮小で
きるように形成されている。また、インレットとアウト
レットとの間の領域によってエアーバッグ折り畳み領域
すなわち圧縮領域が限定されている。
【0008】インレットは第1の断面を有し、アウトレ
ットは第2の断面を有し、第2の断面は第1の断面より
も小さくなっている。アウトレットを出る折り畳まれた
エアーバッグ、すなわち、圧縮されたエアーバッグは第
2の断面にほぼ対応する断面を有している。集束器は少
なくとも一つの面に沿ってテーパ状に形成され、それに
よって、第2の断面が第1の断面よりも小さくなってい
る。
【0009】集束器はベースプレートと、そのベースプ
レートに離間して取り付けられた第1及び第2の集束部
材とを有する。第1の集束部材は第1の断面を有し、第
2の集束部材は第1の断面よりも小さい第2の断面を有
している。集束器は少なくとも一つの別の補助集束部材
を含み、補助集束部材は第1及び第2の集束部材の間に
配置されるとともに圧縮領域においてベースに固定され
ている。補助集束部材の断面は集束器のテーパ形状に対
応した形状を有している。第1及び第2の集束部材は同
一の高さの開口を有している。集束部材はそれぞれU字
形の形状を有し、ベースプレートに逆さ状態で固定さ
れ、ベースプレートがU字形の集束部材の開放端側を覆
っている。
【0010】別の実施の形態においては、集束器はベー
スプレートと、そのベースプレートに取り付けられた一
対の集束部材と、集束部材上に配置されたカバープレー
トとを有し、集束部材がベースプレートとカバープレー
トとの間に挟まれている。集束部材の高さによってベー
スプレートとカバープレートとの間の高さが限定されて
いる。集束部材はアウトレットに向かってテーパ状を成
す一対の対向する側壁を有している。
【0011】インレット及びアウトレットの少なくとも
一方はほぼ長手方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成する
ための配向部材を含んでいる。これに関して、第1及び
第2の集束部材の少なくとも一方はほぼ長手方向に沿っ
てほぼ均一な皺襞を形成するための配向部材を含んでい
る。別の実施の形態においては、少なくともカバープレ
ートはほぼ長手方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成する
ための配向部材を含んでいる。ベースプレートも配向部
材を含むことができる。これらの配向部材は、第1及び
第2の集束部材又はカバープレートの配向部材に対して
互い違いに配置される。配向部材はベースプレート及び
カバープレートに交互に結合された垂直ウェブ又はピン
である。別の実施の形態においては、ベースプレートの
配向部材及びカバープレートの配向部材の一方又は両方
が折り畳み領域に対して伸縮可能である。
【0012】配向部材はほぼ長手方向に沿ってコンサー
ティーナ状すなわち蛇腹状の皺襞を形成することができ
る。
【0013】本発明の別の形態は、エアーバッグ包み込
み装置であって、上記エアーバッグ折り畳み装置の要件
を全て含んでいる。折り畳み装置は折り畳まれたエアー
バッグをエアーバッグパッケージ内に包み込むのに使用
できる。折り畳まれたエアーバッグはその折り畳まれた
エアーバッグが集束器から出たときにエアーバッグパッ
ケージに引き込まれる。エアーバッグパッケージは、そ
のプロセスに際して、集束器に取り付けられるか、又
は、それに隣接して保持される。これには、従来の手段
が使用される。
【0014】エアーバッグパッケージはインレットを有
する。インレットは集束器のアウトレットにほぼ対応す
る断面を有する。パッケージはサイドウインドウ用エア
ーバッグ又は頭部用エアーバッグのための細長いもので
ある。エアーバッグパッケージの長さがエアーバッグの
長手方向の範囲にほぼ対応している。パッケージは横方
向の開口を含んでいる。エアーバッグは複数の取付タブ
を有し、それらの取付タブはエアーバッグがエアーバッ
グパッケージ内へ十分に挿入されたときに横方向の開口
と一致する。また、これらの取付タブは横方向の開口を
通じて引き出すことによって露出させられる。
【0015】本発明の別の形態は、エアーバッグを折り
畳む方法であって、上記の折り畳み装置を使用した方法
である。この方法は、インレット及びアウトレットを有
する集束器を準備する段階と、エアーバッグと集束器と
を相対的に動かす段階とを有する。エアーバッグと集束
器との相対動作によって、エアーバッグがアウトレット
を通過し、エアーバッグが予め設定された断面まで折り
畳まれる、すなわち、圧縮される。
【0016】本発明の別の形態は、エアーバッグを包み
込む方法であって、上記の折り畳み方法に類似した方法
である。この包み込み方法は、上記の段階に加えて、エ
アーバッグパッケージを準備し、そのインレットを集束
器のアウトレットに隣接させて配置する段階と、エアー
バッグとエアーバッグパッケージを有する集束器とを相
対的に動かす段階とを有する。エアーバッグと集束器と
の相対動作によって、集束器から出た圧縮されたエアー
バッグがエアーバッグパッケージ内へ挿入される。
【0017】エアーバッグにはその一端部においてスト
ラップ又はその同等物が設けられている。集束器が定位
置に維持された状態で、そのストラップが集束器及びエ
アーバッグパッケージを通じて引っ張られると、エアー
バッグが集束器からエアーバッグパッケージ内へと引き
出される。また、ストラップは静止部材に固定できる。
集束器及びエアーバッグパッケージがエアーバッグに対
して動かされると、ストラップがエアーバッグパッケー
ジから露出され、エアーバッグが集束器からエアーバッ
グパッケージ内へと引っ張られる。
【0018】この方法は、エアーバッグがエアーバッグ
パッケージ内へ十分に挿入された後に、横方向の開口を
通じて取付タブを引き出す段階をさらに有する。配向部
材を有する集束器を通じてエアーバッグが引っ張られる
ことによって、ほぼ均一な皺襞が形成される。本発明の
別の目的及び利点は以下の実施の形態及び特許請求の範
囲の記載及び添付の図面の参照によって明らかになるで
あろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は平坦に拡げられた状態の
エアーバッグ1を示している。このエアーバッグ1は側
面衝撃防護用の従来型のエアーバッグである。膨らまさ
れた状態においては、このようなエアーバッグはフロン
トシートの乗員の側面領域からリアーシートの乗員の側
面領域まで延びることができる。これによって、車両の
乗員の頭部や手足が車両のサイドウインドウやピラーに
衝突することが防止される。さらに、これによって、車
両の横転を含む側面衝突やそれに付随する二次衝突の際
に、乗員の頭部や手足が車両から飛び出すことも防止さ
れる。
【0020】このようなエアーバッグ1においては、そ
の上部エッジ101は一般にそのエアーバッグが取り付
けられる車両のルーフエッジの形状に合致され、また、
上部エッジ101には取付タブ102が設けられてい
る。取付タブ102により、エアーバッグ1が車両のル
ーフエッジ又はルーフフレームに対して部分取付法で取
り付け可能となっている。エアーバッグ1の一端部10
3にはストラップ104が取り付けられている。なお、
この端部は前端部又は先導端部と呼ばれる部分である。
側面衝撃防護装置が作動されるときには、車両に固定さ
れたストラップ104がエアーバッグ1に張力を付与
し、車両の乗員の頭部や手足を連続的に保護する。エア
ーバッグ1は、その対向端部105において、ガスイン
レット開口106を有している。なお、この端部は後端
部又は追従端部と呼ばれる部分である。関連するガス発
生器(図示せず)が作動されたときに、この開口106
を通じてガスがエアーバッグ1内へ流入する。
【0021】本発明によれば、図1に示されているタイ
プの側面衝撃防護用のエアーバッグは細長いエアーバッ
グハウジングすなわちパッケージ(図示せず)内に折り
畳まれ、包み込まれて(収容されて)いる。パッケージ
はファブリックホースなどの柔軟なカバー(図示せ
ず)、又は剛性のスリーブ(図示せず)である。パッケ
ージは車両のルーフフレームに少なくとも部分的に取り
付けられるような形状に形成することができる。本発明
は図1に示されているタイプのエアーバッグを折り畳ん
でエアーバッグパッケージ内へ挿入するための装置及び
方法に関する。
【0022】図2は本発明による折り畳み及び包み込み
装置2の一実施の形態を示している。ここでは、装置2
はベースプレート201と、相互に位置合わせされた少
なくとも二つの集束部材202,203とを有してい
る。これらの部材は長手方向に離間されている。それぞ
れの集束部材202,203はほぼU字形に形成され、
ベースプレート201に逆さ(逆U字形)状態で固定さ
れている。二つの集束部材202,203は、ベースプ
レート201といっしょになって、ほぼ長方形のフレー
ムを有する二つの集束器を形成している。これらの集束
器は第1のスロートすなわちインレットX1と、第1の
インレットよりも小さい第2のスロートすなわちアウト
レットX2とを限定している。折り畳み領域すなわち圧
縮領域Aが二つのスロートX1,X2の間に形成されて
いる。
【0023】インレットX1の断面はy方向のインレッ
ト開口の幅b1とz方向のインレット開口の高さh1と
によって限定されている。アウトレットX2の断面はy
方向のアウトレット開口の幅b2とz方向のアウトレッ
ト開口の高さh2とによって限定されている。インレッ
トX1の幅b1は、y方向において、エアーバッグ1の
広さにほぼ対応しており、エアーバッグ1がインレット
X1から容易に引き込まれるようになっている。一方、
アウトレットX2の寸法は折り畳みプロセスにおいてエ
アーバッグ1が引き込まれるエアーバッグパッケージの
断面にほぼ対応している。
【0024】二つの集束部材202,203が図示され
ているけれども、本発明においては、折り畳み領域Aに
補助集束部材204(破線で示されている)を設けるこ
ともできる。この補助集束部材は二つの集束部材20
2,203の間に配置され、両者の中間の適当な寸法を
有している。
【0025】エアーバッグ1を折り畳むために、エアー
バッグ1はベースプレート201上に拡げられる、すな
わち、平板状に配置される。しかしながら、ベースプレ
ート201は折り畳み領域Aに適合するように完全に寸
法設定することができる。エアーバッグは第1及び第2
の集束部材202,203の間の折り畳み領域において
ベースプレート上に保持されさえすればよいので、折り
畳み装置は僅かな空間を必要とするだけである。従来技
術におけるように、ベースプレートが拡げられたエアー
バッグの全面にわたって延びている必要はない。エアー
バッグ1がベースプレート201上に拡げられた後、ク
ランプストラップ104が集束部材203,202を通
じて挿入され、集束器から引き出される、すなわち、ア
ウトレットX2に隣接させられる。
【0026】さらに、ストラップ104は第2の集束部
材202に結合されているパッケージへ挿通される。パ
ッケージは折り畳みプロセス中に集束部材202へ固定
可能である。次いで、ストラップ104は適当な引っ張
り装置を用いて、又は、手動で引っ張られ、集束器から
引き出される。エアーバッグ1はクランプストラップ1
04に結合されている領域から連続的に折り畳まれて皺
襞107が形成される。
【0027】漏斗状の集束部材202,203及びパッ
ケージを通じてストラップ104が引っ張られると、エ
アーバッグ1は包み込み寸法まで折り畳まれ、押圧さ
れ、又は圧縮され、折り畳まれたエアーバッグはパッケ
ージ内へと供給される。折り畳まれたエアーバッグ1は
アウトレットX2のアウトレット断面の高さh2とほぼ
同じ高さを有する。エアーバッグ1が折り畳み装置2か
ら出た後にパッケージ内へと引っ張られず、その代わり
に、たとえば、離間された対応する寸法のリング状の部
材を通じて引っ張られると、エアーバッグ1は折り畳み
装置2を出た後に折り畳まれた状態に維持されることが
できる。その後、折り畳まれたエアーバッグ1はパッケ
ージ内へ単独で挿入されることもできるし、その状態の
まま単独で保管されることもできる。
【0028】図2の折り畳み及び包み込み装置2におい
ては、インレットX1の第1の高さh1はアウトレット
X2の第2の高さh2に等しくすることができる。ま
た、第1の高さh1は第2の高さh2よりも高くするこ
とができる。その場合、折り畳み領域Aは、縦横の両方
向において、アウトレットX2に向かってテーパ状を成
す(狭くなる)。
【0029】図3は別の実施の形態における折り畳み及
び包み込み装置3を示している。図4及び図5はそれぞ
れ異なるタイプのエアーバッグパッケージを備えた図3
の装置を開示している。図3の実施の形態においては、
折り畳み及び包み込み装置3はベースプレート301
と、カバープレート302と、集束部材303とを有し
ている。集束部材303はテーパ角を有する側壁、すな
わち、漏斗状の側壁でる。ベースプレート及びカバープ
レートは相互に平行でもよいし、テーパ状になっていて
もよい。側壁303はベースプレート301及びカバー
プレート302とともに連続状の集束器を構成する。二
つの側壁303は相互に近づく方向に延びて、第1のス
ロートすなわちインレットX1と、第2のスロートすな
わちアウトレットX2とを限定する。
【0030】側壁303はベースプレート301に固定
されている。カバープレート302は移動可能すなわち
着脱可能であり、クランプストラップ104及びエアー
バッグ1の先導端部103が挿入された後に、側壁30
3上に直接配置される。また、折り畳み又は圧縮領域A
がインレットX1とアウトレットX2との間に形成され
る。折り畳み領域Aの断面は、側壁303がアウトレッ
トX2に向かってテーパ状になっているため、アウトレ
ットX2の方向に向かって連続的にテーパ状に(狭く)
なっている。側壁303の高さは折り畳まれるエアーバ
ッグ1の所望の折り畳み高さを限定している。側壁30
3の高さはベースプレート301及びカバープレート3
02の方向を限定している。対向する側壁303の高さ
がアウトレットX2に向かってテーパ状になっている場
合、すなわち、その高さがインレットX1側において高
くなっている場合、ベースプレート301及びカバープ
レート302はアウトレットX2へ向かってテーパ状に
なっており、そのテーパ角度は側壁303のテーパ角度
とほとんど一致している。
【0031】図6を参照する。図2の実施の形態におい
てすでに説明したように、クランプストラップ104が
集束器を通じて引っ張られると、エアーバッグ1は折り
畳まれ、押圧され、又は圧縮される。すなわち、集束器
を通じてエアーバッグ1が引っ張られると、エアーバッ
グ1は所定の包み込み寸法まで圧縮され、折り畳み装置
3の折り畳み領域Aにおいて、引っ張り方向に向かって
収縮される。また、折り畳まれたエアーバッグ1は、図
6に示されるように、アウトレットX2からパッケージ
4内へと引っ張り込まれることによって、包み込まれ
る。このように、エアーバッグ1は、折り畳みプロセス
において、結合されたパッケージ4内にほぼ同時に包み
込まれる。
【0032】図2の実施の形態と図3の実施の形態との
唯一の違いは、図3の実施の形態においては、折り畳み
領域が側部及び頂部において完全に閉止されている点で
ある。
【0033】留意されるべき点は、図2及び図3の実施
の形態のいずれにおいても、エアーバッグ1は必ずしも
ストラップ104を必要としないことである。エアーバ
ッグ1がストラップ104を有していない場合には、ス
トラップが一時的にエアーバッグ1に取り付けられ、エ
アーバッグが折り畳まれて包み込まれたら、そのストラ
ップが取り外される。
【0034】図4及び図5はパッケージの別の実施の形
態を示している。これらは、図2及び図3の装置に使用
することができる。パッケージのインレット開口の断面
は装置2,3のアウトレットX2にほぼ対応する。パッ
ケージは図4に示されているような柔軟なスリップすな
わちカバー41、又は、図5に示されているような剛性
のスリーブ42である。柔軟なカバー41は、たとえ
ば、ファブリックホースである。柔軟なカバー41は有
用である。なぜなら、そのようなカバーは取り付けに際
して車両のルーフエッジに沿った収容場所の形状に自在
に適合させることができるからである。一方、剛性のス
リーブ42は車両のルーフエッジに沿った収容場所の形
状に合わせて予め成形されなくてはならない。
【0035】図7はパッケージ4内に完全に収納された
折り畳まれたエアーバッグ1を示している。クランプス
トラップ104と、ガスインレット開口106が設けら
れたエアーバッグ1の後端部105とだけがパッケージ
4から横方向に突出している。パッケージ4には横方向
の開口401がさらに形成されている。この開口を通じ
て、取付タブ102が突出され、露出されている。エア
ーバッグ1がパッケージ4内に完全に詰め込まれると、
その取付タブ102は横方向の開口401に対してほぼ
一致する。そして、タブ102は開口401を通じて引
っ張られることによってルーフエッジに取り付けられ
る。パッケージ4は、一般に、エアーバッグ1が膨張す
るときに破壊すなわち裂断されるように形成されてい
る。すなわち、パッケージ4には一つ又は複数の裂断線
すなわち弱体化部分が設けられる。
【0036】図8は図3の8−8線断面図であり、平行
なベースプレート301及びカバープレート302を有
するテーパ状の折り畳み領域に挿通されているエアーバ
ッグ1の折り畳まれた形態を示している。エアーバッグ
1の皺襞はほぼ軸方向に延び、比較的不規則な皺襞、す
なわち、無秩序な皺襞である。規則的で均一な皺襞が必
要とされる場合は、図9に示されるように、ベースプレ
ート301及びカバープレート302の少なくとも一方
に配向部材5を設けることができる。図示の実施の形態
においては、ベースプレート301及びカバープレート
302のそれぞれに配向部材5が等間隔で設けられてい
る。そして、これらの配向部材5は折り畳み領域Aにお
ける引っ張り方向に沿って延びている。また、ベースプ
レート301及びカバープレート302に設けられた配
向部材5は、図9に示されるように、互い違いに配置さ
れている。さらに、配向部材5は折り畳み領域Aの全域
にわたって延びていてもよいし、その一部のみに設けら
れていてもよい。配向部材5は側壁303と同様なテー
パ状、すなわち、アウトレットX2に向かってテーパ状
に形成されていてもよい。このように、配向部材5は規
則的で秩序のある皺襞を形成する。このような皺襞は上
部皺襞エッジ61及びこの上部皺襞エッジ61と交互に
現れる下部皺襞エッジ62を有する。それぞれのエッジ
はほぼ軸方向に延びている。折り畳み面63の高さはベ
ースプレート301とカバープレート302との間の距
離によって決まる。
【0037】別の実施の形態においては、配向部材5は
動作可能に配置されており、ベースプレート301及び
カバープレート302に設けられたスロット(図示せ
ず)を通って伸縮可能、すなわち、突出したり引っ込ん
だりできるようになっている。
【0038】図2の実施の形態においては、集束部材2
02,203に同様な配向部材を配置することができ
る。この配向部材は固定式のものでもよいし、動作可能
に取り付けられたものでもよい。配向部材としてはピン
やブレードを用いることができる。
【0039】本発明によれば、ストラップ104は固定
された部材にクランプすることが可能であり、一方、集
束器と従来の手段を用いてアウトレットX2に固定され
たパッケージ4とはエアーバッグ1に対して動かされる
か、又は、両者が対向方向に動かされる。
【0040】このように、本発明による方法は集束器を
通じてエアーバッグを引っ張る段階と、エアーバッグに
対して集束器を動かすか、集束器に対してエアーバッグ
を動かすか、又は、両者を対向方向に動かす段階とを含
む。集束器を通してエアーバッグを引っ張ると、エアー
バッグが予め設定された断面形状になるまで押圧すなわ
ち圧縮され、集束器に隣接配置されたパッケージ内へ挿
入され得る状態になる。このように、エアーバッグは集
束器を通過することによって自動的に折り畳まれる。こ
の折り畳みにおいては、スライド、折り畳みナイフ、そ
の他の動作部材は不要である。このため、折り畳み装置
は簡素で安価である。エアーバッグの折り畳み速度はエ
アーバッグが集束器へ引き込まれる速度のみに依存する
ため、エアーバッグは迅速に折り畳むことができる。折
り畳み速度はスライドや他の動作部材によって制限され
ない。
【0041】なお、この明細書で使用されている「折り
畳み」、「押圧」あるいは「圧縮」という用語は一般に
エアーバッグの寸法を縮小することを意味する用語であ
る。したがって、折り畳み、押圧及び圧縮はここでは同
義語として使用されている。いずれにしても、エアーバ
ッグを折り畳み、押圧し、又は圧縮することによって得
られる皺襞は均一である必要はない。また、「拡げられ
たエアーバッグ」という表現は単純に折り畳まれていな
いエアーバッグ、すなわち、平板状に拡げられたエアー
バッグ又は空気又はガスで満たされたエアーバッグを意
味する。集束器に対するエアーバッグの相対動作という
表現には、エアーバッグが固定された集束器に対して動
く配置、集束器が固定されたエアーバッグに対して動く
配置、及びエアーバッグと固定された集束器との両方が
相互に対向する方向へ動く配置が含まれる。いずれにし
ても、これら全ての配置において、エアーバッグは集束
器から離れた後には完全に折り畳まれた状態になる。結
果的に、エアーバッグを縮小して、それを詰め込むのに
必要な寸法にするための追加の工程は不要である。
【0042】本発明によれば、単一の操作で迅速かつ簡
便にエアーバッグを折り畳んで詰め込むことができる。
本発明はエアーバッグの長手方向の範囲がパッケージの
長さにほぼ対応しているような全てのエアーバッグ、た
とえば、頭部用エアーバッグ、ウインドウ用エアーバッ
グなどの車両用の側面衝撃防護装置に適している。
【0043】集束器は漏斗状又は均一な円錐形である。
したがって、集束器は、一つの面、たとえば、xy面、
yz面又はzx面に沿ってテーパ状であり、又は二つの
面、たとえば、xy−yz面、xy−zx面又はyz−
zx面に沿ってテーパ状であり、又は円錐形の場合には
周方向にテーパ状である。
【0044】本願の優先権の基礎となっている2000年8
月8日付出願のドイツ出願第100 39 554.6号は、図面、
特許請求の範囲及び明細書を含めてその全体が、本願に
おいて文献援用される。
【0045】上記実施の形態は当業者が発明を容易に実
施できるようにその内容を開示した最も好ましい形態で
あり、発明の範囲を制限するものではない。したがっ
て、この実施の形態は発明の精神及び範囲を逸脱しない
限りにおいて種々変更可能である。発明の範囲は特許請
求の範囲の記載によってのみ制限され、特許請求の範囲
の記載範囲に含まれる全ての変更は発明の範囲に包含さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡げられた状態における側面衝撃保護装置のエ
アーバッグの略図である。
【図2】図1に示されているタイプのエアーバッグを折
り畳んで包み込むための本発明による折り畳み及び包み
込み装置の第1の実施の形態を示す図である。
【図3】図1に示されているタイプのエアーバッグを折
り畳んで包み込むための本発明による折り畳み及び包み
込み装置の第2の実施の形態を示す図である。
【図4】図3の折り畳み及び包み込み装置であって、折
り畳まれたエアーバッグを受容するためにそれに隣接配
置された柔軟性パッケージを有する装置を示す図であ
る。
【図5】図4に類似した図であって、剛性パッケージを
有する装置を示す図である。
【図6】図4の折り畳み及び包み込み装置及び柔軟性パ
ッケージであって、エアーバッグが部分的にパッケージ
内へ挿入された状態を示す図である。
【図7】図6に類似した図であって、エアーバッグが完
全にパッケージ内へ挿入された状態を示す図である。
【図8】図3の8−8線断面図である。
【図9】エアーバッグ皺襞を予め配向させるための装置
の断面図であり、エアーバッグの関連皺襞プロファイル
を示す図である。
【符号の説明】
41 カバー 42 スリーブ 102 取付タブ 104 ストラップ 201,301 ベースプレート 202,203 集束部材 302 カバープレート X1 インレット X2 アウトレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーバートゥス クラオゼ ドイツ連邦共和国 16515 チュールス ドルフ,ブレンターノシュトラーセ 7 (56)参考文献 特開2000−203367(JP,A) 独国特許出願公開19751685(DE,A 1) 独国特許出願公開19754078(DE,A 1) 特表 平11−512363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーバッグを折り畳むための装置であ
    って、 インレット及びアウトレットを有する集束器を有し、
    ンレットは第1の断面を有し、アウトレットは第1の断
    面よりも小さい第2の断面を有し、アウトレットは集束
    器を通過するエアーバッグを予め設定された断面まで押
    圧できるように小さい断面を有し、 集束器は、エアーバッグがアウトレットを完全に通過す
    るようにエアーバッグとその集束器とが相対的に動かさ
    れることによって、エアーバッグを折り畳むように形成
    され、集束器は少なくとも一つの面に沿ってテーパ状に
    形成され、それによって、第2の断面が第1の断面より
    も小さくなっており、また、インレットとアウトレット
    との間の領域によってエアーバッグ折り畳み領域が限定
    され、アウトレットを出る折り畳まれたエアーバッグは
    第2の断面にほぼ等しい断面を有している装置。
  2. 【請求項2】 集束器はベースプレートと、そのベース
    プレートに離間して取り付けられた第1及び第2の集束
    部材とを有し、第1の集束部材は第1の断面を有し、第
    2の集束部材は第1の断面よりも小さい第2の断面を有
    している請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 集束器は少なくとも一つの別の補助集束
    部材を含み、補助集束部材は第1及び第2の集束部材の
    間に配置されるとともに折り畳み領域においてベースプ
    レートに固定され、補助集束部材の断面は集束器のテー
    パ形状に等しい形状を有している請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 第1及び第2の集束部材が同一の高さの
    開口を有している請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 集束部材はそれぞれU字形の形状を有
    し、ベースプレートに逆さ状態で固定され、ベースプレ
    ートがU字形の集束部材の開放端側を覆っている請求項
    2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 集束器はベースプレートと、そのベース
    プレートに取り付けられた一対の集束部材と、集束部材
    上に配置されたカバープレートとを有し、集束部材がベ
    ースプレートとカバープレートとの間に挟まれている請
    求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 集束部材の高さによってベースプレート
    とカバープレートとの間の高さが限定されている請求項
    6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 集束部材はアウトレットに向かってテー
    パ状を成す一対の対向する側壁を有している請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 インレット及びアウトレットの少なくと
    も一方はほぼ長手方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成す
    るための配向部材を含んでいる請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 配向部材はほぼ長手方向に沿って蛇腹
    状の皺襞を形成する請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の集束部材の少なくとも
    一方はほぼ長手方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成する
    ための配向部材を含んでいる請求項2に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ベースプレートも配向部材を含んでい
    る請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 第1及び第2の集束部材の配向部材が
    ベースプレートの配向部材に対して互い違いに配置され
    ている請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 少なくともカバープレートはほぼ長手
    方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成するための配向部材
    を含んでいる請求項6に記載の装置。
  15. 【請求項15】 ベースプレートも配向部材を含んでい
    る請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ベースプレートの配向部材がカバープ
    レートの配向部材に対して互い違いに配置されている請
    求項12に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ベースプレートの配向部材及びカバー
    プレートの配向部材の少なくとも一方は折り畳み領域に
    対して伸縮可能である請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 配向部材がベースプレート及びカバー
    プレートに交互に結合された垂直ウェブ又はピンである
    請求項12に記載の装置。
  19. 【請求項19】 エアーバッグ包み込み装置であって、 インレット及びアウトレットを有する集束器を有し、ア
    ウトレットは集束器を通過するエアーバッグを予め設定
    された断面まで圧縮できるように小さい断面を有し、 集束器は、エアーバッグがアウトレットを完全に通過す
    るようにエアーバッグとその集束器とが相対的に動かさ
    れることによって、エアーバッグを圧縮するように形成
    され、また、インレットとアウトレットとの間の領域に
    よってエアーバッグ圧縮領域が限定され、 インレットを有するエアーバッグパッケージが集束器の
    アウトレットに配置され、エアーバッグが集束器から出
    たときにパッケージに挿入されるようになっており、パ
    ッケージは細長い形状を有し、集束器のアウトレットの
    断面にほぼ等しい断面を有し、また、エアーバッグは拡
    げられた状態においては細長い形状を有しているエアー
    バッグ包み込み装置。
  20. 【請求項20】 エアーバッグは集束器及びエアーバッ
    グパッケージを通して連続的に引っ張られる請求項19
    に記載の装置。
  21. 【請求項21】 エアーバッグを折り畳む方法であっ
    て、 インレット及びアウトレットを有する集束器を準備する
    段階と、 エアーバッグと集束器とを相対的に動かす段階と、 を有し、インレットは第1の断面を有し、アウトレット
    は第1の断面より小さい第2の断面を有し、アウトレッ
    トは集束器を通過するエアーバッグを予め設定された断
    面まで押圧できるように小さい断面を有し、集束器は少なくとも一つの面に沿ってテーパ状に形成さ
    れ、それによって、第2の断面が第1の断面よりも小さ
    くなっており、 エアーバッグと集束器との相対動作によ
    って、エアーバッグがアウトレットを通過して予め設定
    された断面まで折り畳まれ、 また、インレットとアウトレットとの間の領域によって
    エアーバッグ圧縮領域が限定され、アウトレットを出る
    折り畳まれたエアーバッグは第2の断面にほぼ等しい断
    面を有するようになっている方法。
  22. 【請求項22】 集束器は水平面に沿ってテーパ状に形
    成され、垂直面に沿って平行である請求項21に記載の
    方法。
  23. 【請求項23】 集束器はエアーバッグのほぼ引っ張り
    方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成するための配向部材
    をさらに含んでいる請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】 サイドウインドウ用エアーバッグを包
    み込む方法であって、 インレット及びアウトレットを有する集束器を準備する
    段階と、 インレットを有するエアーバッグパッケージを準備し、
    そのインレットを集束器のアウトレットに隣接させて配
    置する段階と、 エアーバッグとエアーバッグパッケージを有する集束器
    とを相対的に動かす段階と、 を有し、アウトレットは集束器を通過するエアーバッグ
    が集束器によって予め設定された断面まで圧縮されるよ
    うに小さい断面を有し、インレットとアウトレットとの
    間の領域によってエアーバッグ圧縮領域が限定され、エアーバッグパッケージの長さがエアーバッグの長手方
    向の範囲にほぼ等しくなっており、 エアーバッグと集束器との相対動作によって、エアーバ
    ッグがアウトレットを通過して予め設定された断面まで
    圧縮され、集束器から出た圧縮されたエアーバッグがエ
    アーバッグパッケージ内へ挿入されるようになっている
    方法。
  25. 【請求項25】 エアーバッグパッケージのインレット
    はアウトレットの断面ににほぼ等しい断面を有している
    請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 エアーバッグにはその一端部において
    ストラップが設けられ、そのストラップは、集束器が定
    位置に維持された状態で、集束器及びエアーバッグパッ
    ケージを通じて引っ張られ、エアーバッグパッケージか
    ら露出される請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 エアーバッグにはその一端部において
    ストラップが設けられ、そのストラップは静止部材に固
    定され、集束器及びエアーバッグパッケージはともにエ
    アーバッグに対して動かされ、ストラップがエアーバッ
    グパッケージから露出される請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 エアーバッグパッケージは横方向の開
    口を含み、エアーバッグはエアーバッグがエアーバッグ
    パッケージ内へ十分に挿入されたときに横方向の開口と
    一致する複数の取付タブを有し、そして、横方向の開口
    を通じて取付タブを引き出す段階をさらに有する請求項
    24に記載の方法。
  29. 【請求項29】 インレットは第1の断面を有し、アウ
    トレットは第2の断面を有し、第2の断面は第1の断面
    よりも小さく、アウトレットを出る折り畳まれたエアー
    バッグは第2の断面にほぼ等しい断面を有している請求
    項24に記載の方法。
  30. 【請求項30】 集束器は少なくとも一つの面に沿って
    テーパ状に形成され、それによって、第2の断面が第1
    の断面よりも小さくなっている請求項29に記載の方
    法。
  31. 【請求項31】 集束器は水平面に沿ってテーパ状に形
    成され、鉛直面に沿って平行である請求項30に記載の
    方法。
  32. 【請求項32】 集束器はエアーバッグのほぼ引っ張り
    方向に沿ってほぼ均一な皺襞を形成するための配向部材
    をさらに含んでいる請求項29に記載の方法。
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