JP3499539B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3499539B2
JP3499539B2 JP2001175654A JP2001175654A JP3499539B2 JP 3499539 B2 JP3499539 B2 JP 3499539B2 JP 2001175654 A JP2001175654 A JP 2001175654A JP 2001175654 A JP2001175654 A JP 2001175654A JP 3499539 B2 JP3499539 B2 JP 3499539B2
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秀行 小嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面原稿の画情報を送
信するファクシミリ装置に関し、特に1系統のスキャナ
により1通信で両面送信できるファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナによって読み取った原稿
の画情報を送信するファクシミリ装置が多用されている
が、このファクシミリ装置は、基本的に原稿の片面をス
キャンしてその画情報を読み取るようになっている。こ
のため、両面原稿の画情報を送信する際には、以下のよ
うな作業が必要となる。すなわち、まず原稿の両面をコ
ピー機などで複写して片面の送信原稿を作成し、これを
送信する。または、原稿の表面を送信した後に、裏面を
送信し直す。
【0003】ところが、片面の送信原稿を作成する送信
方法では原稿の無駄なコピーが発生してしまうし、また
表裏各面を2回に分けて送信する方法では2通信となっ
てしまうので1通信に比べて料金が割高になるという不
都合があった。
【0004】そこで、スキャナを2系統設け、両面を同
時に読み取って送信するファクシミリ装置が提案されて
いる。このようなファクシミリ装置によれば、片面の送
信原稿を複写作成することなく、1通信で原稿両面の画
情報を送信でき、送信に係るオペレータの煩わしさを低
減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、スキャナを2
系統必要とするため、部品点数からみてコストアップと
なり、また制御方法が複雑化して実用的でないという問
題があった。
【0006】そこで、本発明は、表面読み取り後に原稿
の読み取り面を裏面読み取りに合わせて再セットするま
で裏面読み取りの実行を待機することにより、現状と同
じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信す
ることができる上に、送付票添付の有無を考慮し、片面
原稿の送付票を両面原稿の頭に付けて送信しても原稿の
順序性を保証することができるファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、単数または複数枚セットされた原稿を1
枚ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
と、前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報をペ
ージ毎に直接送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両
面の画情報を読み取って送信する両面送信モードを設定
する設定手段と、前記両面送信モードにおいて片面原稿
である送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付
票添付モードを設定する送付票添付モード設定手段と、
前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
が設定され、かつ前記送付票添付モード設定手段により
前記送付票添付モードが設定されたときに、前記スキャ
ナの読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の
表面の画情報の読み取りを行なわせるとともに前記通信
制御部により相手先に発呼して前記読み取られた原稿の
表面の画情報を読み取り順に従って送信を行なわせ、前
記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
記待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面
原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部から
入力されたときに、1枚目の原稿は給送するのみで読み
取りは行なわず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報を読
み取らせるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情
報を前記通信制御部により読み取り順に従って送信を行
なわせ、表面と裏面の画情報を1通信として送信させる
一方、前記待機時間が経過するまでの間に前記再スター
ト信号が入力されないときには前記両面送信モードの解
除を行なわせ、前記読み取った原稿の表面の画情報のみ
の送信で通信を終了させるシステム制御部とを備えるこ
とを特徴としている。
【0008】このような構成により、現状と同じ1系統
のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信できるとと
もに両面送信モードを自動的に解消することができる。
【0009】また、両面送信モードにおいて片面原稿で
ある送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票
添付モードを有し、この送付票添付モードでは前記送付
票の表面のみの画情報を読み取って送信しているため、
1ページ目に送付票を添付して送信することができる。
【0010】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶する画像
メモリと、前記画像メモリに記憶された画情報をページ
毎にメモリ送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面
の画情報を読み取って送信する両面送信モードを設定す
る両面送信モード設定手段と、前記両面送信モードにお
いて片面原稿である送付票を両面原稿の先頭に添付して
送信する送付票添付モードを設定する送付票添付モード
設定手段と、前記両面送信モード設定手段により前記両
面送信モードが設定され、かつ、前記送付票添付モード
設定手段により前記送付票モードが設定されたときに、
前記スキャナの読み取り面として最初にセットされた全
ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるととも
に読み取られた画情報を前記画像メモリに記憶させ、前
記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
記待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面
原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部から
入力されたときに、1枚目の原稿は給送するのみで読み
取りは行なわず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報の読
み取りを行なわせるとともに前記読み取られた原稿の裏
面の画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原
稿の裏面の画情報の読み取りが終了した後に前記通信制
御部により相手先に発呼し、前記画像メモリに記憶され
た表面の画情報および裏面の画情報をページ単位で交互
に読み出して1通信として送信させる一方、前記待機時
間が経過するまでの間に前記再スタート信号が入力され
ないときには前記両面送信モードを解除させるシステム
制御部とを備えることを特徴としている。
【0011】このような構成により、現状と同じ1系統
のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信できるとと
もに両面送信モードを自動的に解消することができる。
【0012】また、両面送信モードにおいて片面原稿で
ある送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票
添付モードを有し、この送付票添付モードでは前記送付
票の表面のみの画情報を読み取って送信しているため、
1ページ目に送付票を添付して送信することができる。
【0013】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報をページ毎に直
接送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面の画情報
を読み取って送信する両面送信モードを設定する設定手
段と、前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付
票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モー
ドを設定する送付票添付モード設定手段と、前記両面送
信モード設定手段により前記両面送信モードが設定さ
れ、かつ前記送付票添付モード設定手段により前記送付
票添付モードが設定されたときに、前記スキャナの読み
取り面として最初にセットされた全ての原稿の表面の画
情報の読み取りを行なわせるとともに前記通信制御部に
より相手先に発呼して前記読み取られた原稿の表面の画
情報を読み取り順に従って送信を行なわせ、前記全ての
原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読
み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前記待機時
間中に前記送付票が添付されておらず、かつ、読み取り
面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取りを開始す
る再スタート信号が操作部から入力されたときに、全て
の原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに前記読み
取られた原稿の裏面の画情報を前記通信制御部により読
み取り順に従って送信を行なわせ、表面と裏面の画情報
を1通信として送信させる一方、前記待機時間が経過す
るまでの間に前記再スタート信号が入力されないときに
は前記両面送信モードの解除を行なわせ、前記読み取っ
た原稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了させるシ
ステム制御部とを備えることを特徴としている。
【0014】このような構成により、現状と同じ1系統
のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信できるとと
もに両面送信モードを自動的に解消することができる。
また、両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を
両面原稿の先頭に添付しないで送信する場合にも両面原
稿をそのまま送信することができる。
【0015】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶する画像
メモリと、前記画像メモリに記憶された画情報をページ
毎にメモリ送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面
の画情報を読み取って送信する両面送信モードを設定す
る両面送信モード設定手段と、前記両面送信モードにお
いて片面原稿である送付票を両面原稿の先頭に添付して
送信する送付票添付モードを設定する送付票添付モード
設定手段と、前記両面送信モード設定手段により前記両
面送信モードが設定され、かつ、前記送付票添付モード
設定手段により前記送付票モードが設定されたときに、
前記スキャナの読み取り面として最初にセットされた全
ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるととも
に読み取られた画情報を前記画像メモリに記憶させ、前
記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
記待機時間中に前記送付票が添付されておらず、かつ、
前記待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏
面原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部か
ら入力されたときに、全ての原稿の裏面の画情報を読み
取らせるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情報
を前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の
画情報の読み取りが終了した後に前記通信制御部により
相手先に発呼し、前記画像メモリに記憶された表面の画
情報および裏面の画情報をページ単位で交互に読み出し
て1通信として送信させる一方、前記待機時間が経過す
るまでの間に前記再スタート信号が入力されないときに
は前記両面送信モードを解除させるシステム制御部とを
備えることを特徴としている。
【0016】このような構成により、現状と同じ1系統
のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信できるとと
もに両面送信モードを自動的に解消することができる。
また、両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を
両面原稿の先頭に添付しないで送信する場合にも両面原
稿をそのまま送信することができる。
【0017】た、本発明は、上記目的を達成するた
め、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報をページ毎に直
接送信する通信制御部と、スキャナにより読み取った原
稿の画情報に連続したページ番号を付けるページ番号付
加手段を有し、前記設定手段により、前記両面送信モー
ドが設定されたときに、前記スキャナの読み取り面とし
て最初にセットされた全ての原稿の表面の画情報の読み
取りを行なわせるとともに前記通信制御部により相手先
に発呼して前記読み取られた原稿の表面の画情報を読み
取り順に従って送信を行なわせ、前記全ての原稿の表面
の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読み取りの実
行を待機する待機時間を設定し、前記待機時間中に読み
取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取りを開
始する再スタート信号が操作部から入力されたときに、
全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに前記
読み取られた原稿の裏面の画情報を前記通信制御部によ
り読み取り順に従って送信を行なわせ、表面と裏面の画
情報を1通信として送信させる一方、前記待機時間が経
過するまでの間に前記再スタート信号が入力されないと
きには前記両面送信モードの解除を行なわせ、前記読み
取った原稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了させ
るシステム制御部とを備え、前記システム制御部は、両
面原稿表面1ページ目の画情報にはページ番号1を付与
し、2ページ目以降の各ページには前ページのページ番
号に順次2を加算した奇数のページ番号を付与するとと
もに、両面原稿裏面1ページ目の画情報には前記両面原
稿表面の最終ページに1を加算したページ番号を付与
し、2ページ目以降の各ページには前ページのページ番
号から順次2を減算した偶数のページ番号を付与するこ
とを特徴としている。
【0018】このような構成により、送付票を添付しな
い場合にでも、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1
通信で両面原稿を送信できるとともに両面送信モードを
自動的に解消することができる。
【0019】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要があるが、通
常、表面の読み取りが終了した時点で、最終頁の裏面の
ページ番号が分かるので、本発明では、裏面読み取り時
には、原稿を裏返しにしただけの表面読み取り時と同じ
順番に並べられている原稿を読み取り、このとき、最初
に読み取られた裏面頁には、表面最終頁から割り出した
ページ番号(表面最終頁のページ番号+1)を付して、
読み取りの進行と共に順次そのページ番号を減算するよ
うにしたため、両面原稿の裏面の読み取り時に裏面原稿
を並べ替えなくとも付与されたページ順に両面原稿の送
信を行なうことができる。
【0020】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶する画像
メモリと、前記画像メモリに記憶された画情報をページ
毎にメモリ送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面
の画情報を読み取って送信する両面送信モードを設定す
る両面送信モード設定手段と、前記両面送信モード設定
手段により前記両面送信モードが設定されたときに、前
記スキャナの読み取り面として最初にセットされた全て
の原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるとともに
読み取られた画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記
全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏
面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前記
待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原
稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部から入
力されたときに、全ての原稿の裏面の画情報を読み取ら
せるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情報を前
記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の画情
報の読み取りが終了した後に前記通信制御部により相手
先に発呼し、前記画像メモリに記憶された表面の画情報
の読み取り先頭ページおよび裏面の画情報の最終読み取
りページの先頭からページ単位で交互に読み出して1通
信として送信させる一方、前記待機時間が経過するまで
の間に前記再スタート信号が入力されないときには前記
両面送信モードを解除させるシステム制御部とを備える
ことを特徴としている。
【0021】このような構成により、送付票を添付しな
い場合にでも現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通
信で両面原稿を送信できるとともに両面送信モードを自
動的に解消することができる。
【0022】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要があるが、本
発明では、裏面読み取り時には、画像メモリに記憶され
た表面の画情報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情
報の最終読み取りページの先頭からページ単位で交互に
読み出して1通信として送信させているため、両面原稿
の裏面の読み取り時に裏面原稿を並べ替えなくとも両面
原稿の送信を行なうことができる。
【0023】た、本発明は、上記目的を達成するた
め、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報をページ毎に直
接送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面の画情報
を読み取って送信する両面送信モードを設定する両面送
信モード設定手段と、前記両面送信モードにおいて片面
原稿である送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する
送付票添付モードを設定する送付票添付モード設定手段
と、スキャナにより読み取った原稿の画情報に連続した
ページ番号を付けるページ番号付加手段を有し、前記設
定手段により、前記両面送信モードが設定されたとき
に、前記スキャナの読み取り面として最初にセットされ
た全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせると
ともに前記通信制御部により相手先に発呼して前記読み
取られた原稿の表面の画情報を読み取り順に従って送信
を行なわせ、前記全ての原稿の表面の画情報の読み取り
が終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する待機時
間を設定し、前記待機時間中に読み取り面が裏面に再セ
ットされて裏面原稿の読み取りを開始する再スタート信
号が操作部から入力されたときに、全ての原稿の裏面の
画情報を読み取らせるとともに前記読み取られた原稿の
裏面の画情報を前記通信制御部により読み取り順に従っ
て送信を行なわせ、表面と裏面の画情報を1通信として
送信させる一方、前記待機時間が経過するまでの間に前
記再スタート信号が入力されないときには前記両面送信
モードの解除を行なわせ、前記読み取った原稿の表面の
画情報のみの送信で通信を終了させるシステム制御部と
を備え、前記システム制御部は、送付票の画情報にはペ
ージ番号1を付与するとともに両面原稿表面1ページ目
の画情報にはページ番号2を付与し、2ページ目以降の
各ページには前ページのページ番号に2以降の連続した
偶数番号を加算したページ番号を付与し、さらに、両面
原稿裏面1ページ目の画情報には前記両面原稿表面の最
終ページに1を加算したページ番号を付与するととも
に、2ページ目以降の各ページには前ページのページ番
号から順次2を減算した奇数のページ番号を付与するこ
とを特徴としている。
【0024】このような構成により、送付票を添付した
場合に、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で
両面原稿を送信できるとともに両面送信モードを自動的
に解消することができる。
【0025】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要があるが、通
常、表面の読み取りが終了した時点で、最終頁の裏面の
ページ番号が分かるので、本発明では、裏面読み取り時
には、原稿を裏返しにしただけの表面読み取り時と同じ
順番に並べられている原稿を読み取り、このとき、最初
に読み取られた裏面頁には、表面最終頁から割り出した
ページ番号(表面最終頁のページ番号+1)を付して、
読み取りの進行と共に順次そのページ番号を減算するよ
うにしたため、両面原稿の裏面の読み取り時に裏面原稿
を並べ替えなくとも付与されたページ順に両面原稿の送
信を行なうことができる。
【0026】また、本発明は、上記目的を達成するため
に、単数または複数枚セットされた原稿を1枚ずつ給送
し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナと、前記ス
キャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶する画像
メモリと、前記画像メモリに記憶された画情報をページ
毎にメモリ送信する通信制御部と、前記原稿の表裏両面
の画情報を読み取って送信する両面送信モードを設定す
る両面送信モード設定手段と、前記両面送信モードにお
いて片面原稿である送付票を両面原稿の先頭に添付して
送信する送付票添付モードを設定する送付票添付モード
設定手段と、前記両面送信モード設定手段により前記両
面送信モードが設定され、かつ、前記送付票添付モード
設定手段により前記送付票モードが設定されたときに、
前記スキャナの読み取り面として最初にセットされた全
ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるととも
に読み取られた画情報を前記画像メモリに記憶させ、前
記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
記待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面
原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部から
入力されたときに、全ての原稿の裏面の画情報を読み取
らせるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情報を
前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の画
情報の読み取りが終了した後に前記通信制御部により相
手先に発呼し、前記画像メモリに記憶された表面の画情
報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情報の最終読み
取りページの先頭からページ単位で交互に読み出して1
通信として送信させる一方、前記待機時間が経過するま
での間に前記再スタート信号が入力されないときには前
記両面送信モードを解除させるシステム制御部とを備え
たことを特徴としている。
【0027】このような構成により、送付票を添付した
場合に、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で
両面原稿を送信できるとともに両面送信モードを自動的
に解消することができる。
【0028】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要があるが、本
発明では、裏面読み取り時には、画像メモリに記憶され
た表面の画情報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情
報の最終読み取りページの先頭からページ単位で交互に
読み出して1通信として送信させているため、両面原稿
の裏面の読み取り時に裏面原稿を並べ替えなくとも両面
原稿の送信を行なうことができる。
【0029】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、スキャナにより読み取った原稿の画情報に連続した
ページ番号を付けるページ番号付加手段を有し、前記シ
ステム制御部は、送付票表面の画情報にはページ番号1
を付与するとともに両面原稿表面1ページ目の画情報に
はページ番号2を付与し、2ページ目以降の各ページに
は前ページのページ番号に2以降の連続した偶数番号を
加算したページ番号を付与し、さらに、両面原稿裏面1
ページ目の画情報には前記両面原稿表面の最終ページに
1を加算したページ番号を付与するとともに、2ページ
目以降の各ページには前ページのページ番号から順次2
を減算した奇数のページ番号を付与することを特徴とし
ている。このような構成により、両面原稿の裏面の読み
取り時に裏面原稿を並べ替えなくとも付与されたページ
順に両面原稿の送信を行なうことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜3は請求項1〜何れかに記載された発明の一実
施例に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。
【0031】まず、基本構成を説明する。図1におい
て、スキャナ(読み取り部)11は、単数または複数枚
セットされた原稿を1枚ずつ給送し該原稿の画情報を所
定の解像度で画素に分解して読み取り、各画素を白黒の
2値信号に変換する。プロッタ(書き込み部)12は、
スキャナ11と同じ解像度で画像を記録紙に記録して出
力する。符号化復号化部13は、送信する画情報を所定
の方式で符号化してその情報量を圧縮すると共に、受信
時に符号化されている画情報を元の画情報に復元する。
画像メモリ14は、送信または受信の通信に係る画情報
を記憶する。通信制御部15は、所定の伝送制御手順に
従ってファクシミリ伝送を実行するものであり、例えば
スキャナ11により読み取られた原稿の画情報をページ
毎に直接送信またはメモリ送信する。なお、直接送信と
は、スキャナ11により読み取った画情報を画像メモリ
14に記憶することなく送信することであり、メモリ送
信とは、画像メモリ14に一旦記憶された画情報を送信
することである。基本的に、メモリ送信機能のないファ
クシミリ装置は、画像メモリ14を備えておらず、2〜
3ページ分のページメモリのみを備える。
【0032】システム制御部16は、ROM(Read Onl
y Memory)17に書き込まれたプログラムに従って、フ
ァクシミリ装置全体のシステムを制御する。RAM(Ra
ndomAccess Memory)18は、システム制御部16の動
作に必要なワークエリアやデータを記憶する。
【0033】操作表示部19は、このファクシミリ装置
をオペレータが任意に操作するための各種操作キー、例
えばワンタッチダイヤルキーや短縮ダイヤルキーおよび
ファクシミリ装置からオペレータへのメッセージ等を表
示するための各種の表示器等が配設されている。
【0034】また、図1に示すファクシミリ装置は、原
稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面送信モ
ードを有しており、この両面送信モードを選択するため
に、操作表示部19には両面送信キー21が備えられて
いる。この両面送信キー21により両面送信モードが選
択されると、システム制御部16は、設定手段を構成し
ており、前記スキャナ11の読み取り面として最初にセ
ットされた原稿表面の画情報を読み取る表面読み取り
と、表面読み取り後に読み取り面として再セットされた
原稿裏面の画情報を読み取る裏面読み取りとで1読み取
り動作とし、表面読み取り後に裏面読み取りの読み取
開始する図示しないスタートキーが押下されたときに
発生する再スタート信号が入力されるまで裏面読み取り
の実行を待機する待機時間を設定し、待機時間が経過す
るまでの間に再スタート信号が入力しないときに前記両
面送信モードを解除する。
【0035】ここで、前記表面読み取り後に読み取り面
を裏面読み取りに合わせて再セットするまで裏面読み取
りの実行を待機する待機時間は、リアルタイムクロック
22により管理される。次に、基本原理の動作を説明す
る。
【0036】操作表示部19に備えられた両面送信キー
21により、両面原稿を送信する両面送信モードが設定
されると、まず原稿表面(奇数ページ)の画情報がスキ
ャナ11によって読み取られる。全ての原稿について表
面画情報の読み取りが終了すると、システム制御部16
は、裏面読み取りを待機する。オペレータによって、裏
面読み取りに合わせて原稿がスキャナ11に再セットさ
れるまで待機状態となる。なお、待機時間の上限を予め
決めておき、所定時間経過しても裏面読み取り原稿が再
セットされない場合は、両面送信モードを自動的にクリ
アし、原稿表面のみの送信で通信を終了する。
【0037】表面読み取り後に裏面読み取りに合わせて
原稿を再セットし、操作表示部19に備えられているス
タートキー(図示していない)により再スタートする
と、原稿裏面(偶数ページ)の画情報がスキャナ11に
よって読み取られる。
【0038】スキャナ11によって読み取られた原稿の
表裏両面の画情報は、通信制御部15により1通信とし
て相手先に送信される。
【0039】このように、表面読み取りと裏面読み取り
の間に待機時間を設けて両面の画情報を1通信で送り、
尚且つ現状と同じ1系統のスキャナ11で両面原稿を送
信するので、2系統のスキャナを設けた装置構成に比べ
て装置の製造コストを低減できると共に制御を簡略化で
き、またオペレータの両面原稿送信時の操作性を向上で
きる。
【0040】また、裏面読み取りのための待機時間が経
過するまでの間に再スタート信号が入力しないときに前
記両面送信モードを解除するので、両面送信モードを自
動的に解消することができる。
【0041】次に、報知動作を行うための構成を説明す
る。図1において、操作表示部19には報知手段23が
備えられており、この報知手段23によって、両面送信
モードにおける表面読み取り、再セット待機、および裏
面読み取りに応じて各動作を表示または音声、あるいは
両方により報知する。
【0042】次に、報知動作を説明する。まず、両面送
信キー21により両面送信モードを選択すると、報知手
段23により、例えば「原稿表面をスキャナの読み取り
面にしてセットして下さい」等のメッセージを報知す
る。次いで、操作表示部19に備えられたスタートキー
により読み取りおよび送信が始められると、例えば「現
在、原稿表面を読み取り中です」等の動作説明メッセー
ジを報知する。全ての原稿について表面の読み取りが終
了すると、例えば「再セット待機中です。原稿裏面をス
キャナの読み取り面として再セットして下さい」等のメ
ッセージを報知する。再セットが完了し前記スタートキ
ーが再投入されると、例えば「現在、原稿裏面を読み取
り中です」等の動作説明メッセージを報知する。全ての
原稿について裏面の読み取りが終了すると、例えば「両
面原稿の送信が終了しました」等のメッセージを報知す
る。オペレータは、上記メッセージを参照することによ
り、両面送信モードにおける動作を把握することがで
き、滞りなく両面原稿を1通信で送信できる。
【0043】このように、本実施例においては、両面送
信の操作メッセージまたは動作説明等を表示または音声
によって報知するので、オペレータが簡単かつ正確に両
面原稿を送信することができる。
【0044】以下、ページ番号を付与するための基本的
な構成を説明する。まず、構成を説明する。図1におい
て、ページ番号付加手段24は、スキャナ11により読
み取った原稿の画情報に連続したページ番号を付けるも
ので、通信制御部15により前記画情報を両面送信モー
ドで直接送信する場合には、原稿表面の画情報には、例
えばP1、P3、P5、P7、...のように、奇数のペ
ージ番号を付ける。また、原稿裏面の画情報には、例え
ばP2、P4、P6、P8、...のように、偶数のペー
ジ番号を付ける。通信制御部15は、ページ番号が付け
られた画情報を読み取り順に直接送信する。
【0045】次に、ページ番号を付与するための動作を
説明する。なお、本動作は直接送信時の両面送信モード
である。図2は両面送信処理手順を示すフローチャート
である。まず、原稿の表面を読み取り面としてスキャナ
11にセットし(ステップS1)、相手先の電話番号を
操作表示部19から入力する(ステップS2)。次い
で、システム制御部16は、スタートキーが押されるか
(ステップS3)、または両面送信キー21が押される
か(ステップS4)、を判断し、スタートキーが押され
た場合は通常の片面送信処理を実行する。
【0046】一方、両面送信キー21が押された場合
は、スキャナ11による原稿表面の画情報読み取りを開
始し、報知手段23によって表面読み取り中であること
を報知しながら、読み取った画情報を読み取り順に従っ
て直接送信する。このとき、画情報には、ページ番号付
加手段24によって、ページ番号がP1、P3、P
5、...、の順番で付けられる(ステップS5)。
【0047】スキャナ11にセットされた全ての原稿の
表面を読み取ると(ステップS6)、排出された原稿を
裏面読み取りに合わせて再セットするまで待機状態とな
り、報知手段23によって現在、裏面読み取り待機中で
あることを報知する(ステップS7)。
【0048】原稿が再セットされ、スタートキーが押さ
れると(ステップS8)、スキャナ11による原稿裏面
の画情報読み取りを開始し、報知手段23によって裏面
読み取り中であることを報知しながら、読み取った画情
報を読み取り順に従って直接送信する。このとき、画情
報には、ページ番号付加手段24によって、ページ番号
がP2、P4、P6、...、の順番で付けられる(ステ
ップS9)。スキャナ11にセットされた全ての原稿の
裏面を読み取ると(ステップS10)、両面送信モード
をクリアし送信を終了する。
【0049】なお、図2に示す本実施例では、ステップ
S4で両面送信キー21の入力受け付けを判断するよう
に処理したが、ステップS1の前、またはステップS1
と22の間で判断するようフローを変更することも可能
である。この場合、スタートキー入力は、両面原稿送信
のスタートスイッチとなる。
【0050】このように、原稿の表裏両面を通して連続
したページ番号を付けて、読み取り順に画情報を直接送
信するので、受信側では表裏各面毎に受信した原稿をペ
ージ番号に従って並べ替えることができ、両面原稿受信
時の原稿の順序性を保証することができる。
【0051】次に、ページ番号の付加モードの基本原理
を説明する。まず、構成を説明する。図1において、ス
キャナ11により読み取った原稿の画情報を両面送信モ
ードでメモリ送信する場合には、ページ番号付加手段2
4によって原稿表面の画情報には、例えばP1、P3、
P5、P7、...のように、奇数のページ番号を、また
原稿裏面の画情報には、例えばP2、P4、P6、P
8、...のように、偶数のページ番号を付けて、一旦画
像メモリ14に記憶する。次いで、通信制御部15は、
画像メモリ14からページ番号順に画情報を読み出し
て、ページ番号順に並べ替えた画情報をメモリ送信す
る。
【0052】次に、メモリ送信時の両面送信モードの基
本原理を説明する。図3は両面送信処理手順を示すフロ
ーチャートである。まず、メモリ送信か否かを判断し
(ステップT1)、メモリ送信でなければ通常の送信フ
ローすなわち図2に示した処理を行う。
【0053】一方、メモリ送信の場合は、原稿の表面を
読み取り面としてスキャナ11にセットし、相手先の電
話番号を操作表示部19から入力する(ステップT
2)。次いで、システム制御部16は、スタートキーが
押されるか(ステップT3)、または両面送信キー21
が押されるか(ステップT4)、を判断し、スタートキ
ーが押された場合は通常の片面送信処理を実行する。
【0054】一方、両面送信キー21が押された場合
は、スキャナ11による原稿表面の画情報読み取りを開
始し、報知手段23によって表面読み取り中であること
を報知しながら、読み取った画情報を読み取り順に従っ
て画像メモリ14に記憶する(ステップT5)。
【0055】スキャナ11にセットされた全ての原稿の
表面を読み取ると(ステップT6)、排出された原稿を
裏面読み取りに合わせて再セットするまで待機状態とな
り、報知手段23によって現在、裏面読み取り待機中で
あることを報知する(ステップT7)。
【0056】原稿が再セットされ、スタートキーが押さ
れると(ステップT8)、スキャナ11による原稿裏面
の画情報読み取りを開始し、報知手段23によって裏面
読み取り中であることを報知しながら、読み取った画情
報を読み取り順に従って画像メモリ14に記憶する(ス
テップT9)。
【0057】スキャナ11にセットされた全ての原稿の
裏面を読み取ると(ステップT10)、通信制御部15
は相手先に発呼し、回線が接続されると、画像メモリ1
4から表裏各面の画情報を交互に読み出して、メモリ送
信する(ステップT11)。このとき、ページ番号付加
手段24によって、原稿表面の画情報には、ページ番号
がP1、P3、P5、...、の順番で付けられ、原稿裏
面の画情報には、ページ番号がP2、P4、P
6、...、の順番で付けられる。このページ番号に従っ
て画情報は、順番に(交互に)画像メモリ14から読み
出され、メモリ送信される。
【0058】画像メモリ14に記憶されている画情報が
全て送信されると(ステップT12)、両面送信モード
をクリアし送信を終了する。なお、図3に示す本例で
は、ステップT4で両面送信キー21の入力受け付けを
判断するように処理したが、ステップT1の前、または
ステップT1と22の間で判断するようフローを変更す
ることも可能である。この場合、スタートキー入力は、
両面原稿送信のスタートスイッチとなる。
【0059】また、本基本原理では送信段階でページ番
号を付けたが、画像メモリ14への記憶段階でページ番
号を付けても構わない。このように、ページ番号に従っ
て表裏各面の画情報を交互に画像メモリ14から読み出
してメモリ送信するので、ページ番号順に並べ替えて画
情報を送信でき、受信側でページ順に並べ替えなくても
原稿の順序性が保たれる。
【0060】次に、本発明に係る送付票の添付モード、
未添付モード、ページ番号の付与モードを説明する。な
お、以下の説明は上述した基本原理を踏まえてのもので
ある。まず、構成を説明する。図1に示すファクシミリ
装置は、両面送信モードにおいて片面原稿である送付票
を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モード
を有しており、この送付票添付モードを選択するため
に、操作表示部19には送付票添付キー25が備えられ
ている。この送付票添付キー25により送付票添付モー
ドが選択されると、システム制御部16は、スキャナ1
1により送付票の表面のみの画情報を読み取って送信す
るよう制御する。また、ページ番号付加手段24は、送
付票の表面の画情報が第1のページ番号すなわちP1と
なるように、両面原稿の画情報にP2から始まるページ
番号を付ける。
【0061】次に、作用を説明する。両面送信モードに
おいて送付票添付モードを重ねて設定すると、スキャナ
11による原稿読み取り時に最初の1枚は送付票と判断
して、2枚目以降の原稿を両面原稿として送信する。ま
た、送付票の裏は殆どの場合、白紙であるので、スキャ
ナ11は裏面読み取り時に送付票を給送するのみで読み
取りは行わず、2枚目以降の原稿から読み取りを行う。
【0062】本実施例による画情報に対するページ番号
は、以下のようになる。 表面 P1(送付票)、P2、P4、P6、P8、... 裏面 未送信 、P3、P5、P7、P9、...
【0063】また、裏面の読み取り時に送付票(裏ペー
ジ)を付けないで読み取りを行う場合は、読み取った裏
面の画情報の全てにページ番号を付けるように設定す
る。このように設定すれば、以下のように、 表面 P1(送付票)、P2(原稿1枚目)、P4(原稿2枚目) P6(原稿3枚目)、P8(原稿4枚目)... 裏面 なし P3(原稿1枚目)、P5(原稿2枚目)、 P7(原稿3枚目)、P9(原稿4枚目)...としてページ番号が得ら れる。すなわち、表面読み取り時にページ番号P1とP2が必然的に決められる ので、裏面の最初の画情報にはページ番号P3が付けられる。このため、裏面読 み取り時に送付票を付けても付けなくても、同じページ番号を得ることができる 。
【0064】さらに、上記2例では、表面読み取り後、
裏面読み取りを行うために、原稿を裏返しにしたうえで
原稿1枚目の裏面が最初の原稿となるように並べ替える
必要がある。このような手間を省く読み取り動作例を以
下に説明する。すなわち、表面の読み取りが終了した時
点で、最終頁の裏面のページ番号が分かる。このため、
裏面読み取り時には、原稿を裏返しにしただけの表面読
み取り時と同じ順番に並べられている原稿を読み取る。
このとき、最初に読み取られた裏面頁には、前記表面最
終頁から割り出したページ番号(表面最終頁のページ番
号+1)を付して、読み取りの進行と共に順次そのペー
ジ番号を減算する。
【0065】例えば、送付票を付けずに5枚の両面原稿
を読み取る場合の動作は、以下のようにページ番号が付
けられる。 表面(原稿1枚目からスキャン) P1(原稿1枚目)、P3(原稿2枚目)、P5(原稿
3枚目)、P7(原稿4枚目)、P9(原稿5枚目)。
【0066】裏面(原稿5枚目からスキャン) P10(原稿5枚目)、P8(原稿4枚目)、P6(原
稿3枚目)、P4(原稿2枚目)、P2(原稿1枚
目)。
【0067】また、送付票を付けて5枚の両面原稿(原
稿総数は6枚)を読み取る場合の動作は、以下のように
ページ番号が付けられる。
【0068】表面(送付票からスキャン) P1(送付票)、 P2(原稿1枚目)、P4(原稿2
枚目)、P6(原稿3枚目)、P8(原稿4枚目)、P
10(原稿5枚目)。 裏面(送付票なし、最終頁からスキャン) P11(原稿5枚目)、P9(原稿4枚目)、P7(原
稿3枚目)、P5(原稿2枚目)、P3(原稿1枚
目)、(送付票なし)。 なお、これらの実施例においても、上記実施例と同様に
直接送信とメモリ送信の両方が可能である。
【0069】また、メモリ送信時にページ番号を付加し
ないで両面原稿を送信する場合には、画像メモリ14に
記憶された両面原稿の表面の画情報の読み取り先頭ペー
ジおよび裏面の画情報の最終読み取りページの先頭から
ページ単位で交互に読み出して1通信として送信させれ
ば良い。
【0070】以上説明したように、本実施形態では、現
状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を
送信できるとともに両面送信モードを自動的に解消する
ことができる。
【0071】また、直接送信時あるいはメモリ送信時の
両面送信モードにおいて、片面原稿である送付票を両面
原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを有
し、この送付票添付モードでは送付票の表面のみの画情
報を読み取って送信しているため、1ページ目に送付票
を添付して送信することができる。
【0072】また、直接送信時あるいはメモリ送信時の
両面送信モードにおいて、片面原稿である送付票を両面
原稿の先頭に添付しないで送信する場合にも両面原稿を
そのまま送信することができる。
【0073】また、送付票の表面の画情報が第1のペー
ジ番号となるように両面原稿の画情報にページ番号を付
けるので、片面原稿である送付票を添付しても受信側で
は原稿の順序性が保てる。
【0074】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要がある場合で
も、裏面読み取り時には、原稿を裏返しにしただけの表
面読み取り時と同じ順番に並べられている原稿を読み取
り、このとき、最初に読み取られた裏面頁には、表面最
終頁から割り出したページ番号(表面最終頁のページ番
号+1)を付して、読み取りの進行と共に順次そのペー
ジ番号を減算するようにしたため、両面原稿の裏面の読
み取り時に裏面原稿を並べ替えなくとも付与されたペー
ジ順に両面原稿の送信を行なうことができる。
【0075】次に、読み取り停止キー26の操作について
説明する。図1において、読み取り停止キー26は、最
終原稿の裏面が白紙の場合に、スキャナ11による最終
原稿裏面の読み取りを停止させるもので、最終原稿裏面
の画情報を送信対象から除外する。白紙面検出手段27
は、原稿の表裏各面について画情報の有無を判定し白紙
面を検出するもので、画情報がない白紙と判定された原
稿面の画情報を送信対象から除外する。
【0076】ページ番号付加手段24は、読み取り停止
キー26および白紙面検出手段27により除外されなか
った送信対象とする画情報のみに連続したページ番号を
付ける。次に、作用を説明する。最終原稿裏面が白紙
の場合は、読み取り停止キー26によりスキャンおよび
送信を停止する。例えば4枚目の原稿裏面が白紙の場
合、ページ番号は以下のように付けられる。 表面 P1、P3、P5、P7 裏面 P2、P4、P6、 表面読み取り時に白紙面検出手段27により白紙面が
検出された場合は、白紙面として検出された原稿表面に
付けられる筈だったページ番号が、順送りに原稿裏面の
画情報に付けられる。例えば4枚目および5枚目の原稿
表面が白紙の場合、ページ番号は以下のようになり、裏
面読み取りされた画情報の方がページ数が多くなる。 表面 P1、P3、P5 裏面 P2、P4、P6、P7、P8 裏面読み取り時に白紙面検出手段27により白紙面が
検出された場合は、白紙面として検出された原稿裏面に
付けられる筈だったページ番号が、順送りに原稿表面の
画情報に付けられる。例えば4枚目および5枚目の原稿
裏面が白紙の場合、ページ番号は以下のようになり、表
面読み取りされた画情報の方がページ数が多くなる。 表面 P1、P3、P5、P7、P8 裏面 P2、P4、P6 なお、本例においても、上記実施例と同様に直接送信と
メモリ送信の両方が可能である。
【0077】このように、本例においては、例えばグラ
フなどの片面原稿を後ろに添付していても、それを考慮
して両面送信するので、両面原稿の中に片面原稿が混在
していても受信側では原稿の順序性が保たれる。
【0078】次に、両面送信モードにおける画情報の白
黒2値化のスレッシュレベルを非両面送信モードである
片面送信モードのスレッシュレベルに対して可変設定す
る方法を説明する。
【0079】図1において、2値化回路28は、スキャ
ナ11で読み取った画情報を所定のスレッシュレベルと
比較して、白(「1」)または黒(「0」)に2値化す
る。可変設定手段29は、両面送信モードにおける画情
報の白黒2値化のスレッシュレベルを、非両面送信モー
ドである片面送信モードのスレッシュレベルに対して可
変設定する。
【0080】次に、作用を説明する。図4は画情報に対
する2値化処理を説明するための図であり、スレッシュ
レベルに対する白レベルおよび黒レベルが示される。両
面原稿をスキャナ11で読み取る場合、裏の字が透けて
地肌を白と判断できず、黒に2値化してしまう虞があ
る。このような誤判断による黒2値化は、地肌汚れの原
因になる。
【0081】図示のように、例えば裏字の影響で表面は
白なのに光量が吸収されてAレベルまでしか光量が得ら
れなかった場合、片面原稿読み取り(片面送信モード)
に合わせた通常のスレッシュレベルL1だと黒と判断さ
れて地肌汚れとなる。そこで、可変設定手段29によ
り、スレッシュレベルL1の下方に、両面送信モードに
おけるスレッシュレベルL2を設定してやることによ
り、これを防止することができる。
【0082】このように、本例においては、片面または
両面送信モードに応じて、可変設定手段29により2値
化回路28のスレッシュレベルをL1、L2に設定して
いるので、裏字の透過による地肌汚れを防止することが
できる。なお、本例においても、上記実施例と同様に直
接送信とメモリ送信の両方が可能である。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、両面送信モード設定手
段により両面送信モードが設定され、かつ送付票添付モ
ード設定手段により送付票添付モードが設定されたとき
に、スキャナの読み取り面として最初にセットされた全
ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるととも
に通信制御部により相手先に発呼して読み取られた原稿
の表面の画情報を読み取り順に従って送信を行なわせ、
全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏
面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、待機
時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の
読み取りを開始する再スタート信号が操作部から入力さ
れたときに、1枚目の原稿は給送するのみで読み取りは
行なわず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報を読み取ら
せるとともに読み取られた原稿の裏面の画情報を通信制
御部により読み取り順に従って送信を行なわせ、表面と
裏面の画情報を1通信として送信させる一方、待機時間
が経過するまでの間に再スタート信号が入力されないと
きには両面送信モードの解除を行なわせ、読み取った原
稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了させるように
したため、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信
で両面原稿を送信できるとともに両面送信モードを自動
的に解消することができる。
【0084】また、両面送信モードにおいて片面原稿で
ある送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票
添付モードを有し、この送付票添付モードでは送付票の
表面のみの画情報を読み取って送信しているため、1ペ
ージ目に送付票を添付して送信することができる。
【0085】また、本発明によれば、両面送信モード設
定手段により両面送信モードが設定され、かつ、送付票
添付モード設定手段により送付票モードが設定されたと
きに、スキャナの読み取り面として最初にセットされた
全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるとと
もに読み取られた画情報を画像メモリに記憶させ、全て
の原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の
読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、待機時間
中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み
取りを開始する再スタート信号が操作部から入力された
ときに、1枚目の原稿は給送するのみで読み取りは行な
わず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報の読み取りを行
なわせるとともに読み取られた原稿の裏面の画情報を画
像メモリに記憶させ、全ての原稿の裏面の画情報の読み
取りが終了した後に通信制御部により相手先に発呼し、
画像メモリに記憶された表面の画情報および裏面の画情
報をページ単位で交互に読み出して1通信として送信さ
せる一方、待機時間が経過するまでの間に再スタート信
号が入力されないときには両面送信モードを解除させる
ようにしたため、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ
1通信で両面原稿を送信できるとともに両面送信モード
を自動的に解消することができる。
【0086】また、両面送信モードにおいて片面原稿で
ある送付票を両面原稿の先頭に添付して送信する送付票
添付モードを有し、この送付票添付モードでは送付票の
表面のみの画情報を読み取って送信しているため、1ペ
ージ目に送付票を添付して送信することができる。
【0087】また、本発明によれば、両面送信モード設
定手段により両面送信モードが設定され、かつ送付票添
付モード設定手段により送付票添付モードが設定された
ときに、スキャナの読み取り面として最初にセットされ
た全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせると
ともに通信制御部により相手先に発呼して読み取られた
原稿の表面の画情報を読み取り順に従って送信を行なわ
せ、全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した
後、裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定
し、待機時間中に送付票が添付されておらず、かつ、読
み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取りを
開始する再スタート信号が操作部から入力されたとき
に、全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに
読み取られた原稿の裏面の画情報を通信制御部により読
み取り順に従って送信を行なわせ、表面と裏面の画情報
を1通信として送信させる一方、待機時間が経過するま
での間に再スタート信号が入力されないときには両面送
信モードの解除を行なわせ、読み取った原稿の表面の画
情報のみの送信で通信を終了させるようにしたため、現
状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を
送信できるとともに両面送信モードを自動的に解消する
ことができる。
【0088】また、両面送信モードにおいて片面原稿で
ある送付票を両面原稿の先頭に添付しないで送信する場
合にも両面原稿をそのまま送信することができる。
【0089】また、本発明によれば、両面送信モード設
定手段により両面送信モードが設定され、かつ、送付票
添付モード設定手段により送付票モードが設定されたと
きに、スキャナの読み取り面として最初にセットされた
全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせるとと
もに読み取られた画情報を画像メモリに記憶させ、全て
の原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の
読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、待機時間
中に送付票が添付されておらず、かつ、待機時間中に読
み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取りを
開始する再スタート信号が操作部から入力されたとき
に、全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに
読み取られた原稿の裏面の画情報を画像メモリに記憶さ
せ、全ての原稿の裏面の画情報の読み取りが終了した後
に通信制御部により相手先に発呼し、画像メモリに記憶
された表面の画情報および裏面の画情報をページ単位で
交互に読み出して1通信として送信させる一方、待機時
間が経過するまでの間に再スタート信号が入力されない
ときには両面送信モードを解除させるようにしたため、
現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿
を送信できるとともに両面送信モードを自動的に解消す
ることができる。また、両面送信モードにおいて片面原
稿である送付票を両面原稿の先頭に添付しないで送信す
る場合にも両面原稿をそのまま送信することができる。
【0090】た、本発明によれば、両面送信モードが
設定されたときに、スキャナの読み取り面として最初に
セットされた全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行
なわせるとともに通信制御部により相手先に発呼して読
み取られた原稿の表面の画情報を読み取り順に従って送
信を行なわせ、全ての原稿の表面の画情報の読み取りが
終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する待機時間
を設定し、待機時間中に読み取り面が裏面に再セットさ
れて裏面原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操
作部から入力されたときに、全ての原稿の裏面の画情報
を読み取らせるとともに読み取られた原稿の裏面の画情
報を通信制御部により読み取り順に従って送信を行なわ
せ、表面と裏面の画情報を1通信として送信させる一
方、待機時間が経過するまでの間に再スタート信号が入
力されないときには両面送信モードの解除を行なわせ、
読み取った原稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了
させるシステム制御部を設け、システム制御部は、両面
原稿表面1ページ目の画情報にはページ番号1を付与
し、2ページ目以降の各ページには前ページのページ番
号に順次2を加算した奇数のページ番号を付与するとと
もに、両面原稿裏面1ページ目の画情報には前記両面原
稿表面の最終ページに1を加算したページ番号を付与
し、2ページ目以降の各ページには前ページのページ番
号から順次2を減算した偶数のページ番号を付与するよ
うにしたため、送付票を添付しない場合にでも、現状と
同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信
できるとともに両面送信モードを自動的に解消すること
ができる。
【0091】また、両面原稿の裏面の読み取り時に裏面
原稿を並べ替えなくとも付与されたページ順に両面原稿
の送信を行なうことができる。
【0092】また、本発明によれば、両面送信モード設
定手段により両面送信モードが設定されたときに、スキ
ャナの読み取り面として最初にセットされた全ての原稿
の表面の画情報の読み取りを行なわせるとともに読み取
られた画情報を画像メモリに記憶させ、全ての原稿の表
面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読み取りの
実行を待機する待機時間を設定し、待機時間中に読み取
り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取りを開始
する再スタート信号が操作部から入力されたときに、全
ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに読み取
られた原稿の裏面の画情報を画像メモリに記憶させ、全
ての原稿の裏面の画情報の読み取りが終了した後に通信
制御部により相手先に発呼し、画像メモリに記憶された
表面の画情報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情報
の最終読み取りページの先頭からページ単位で交互に読
み出して1通信として送信させる一方、待機時間が経過
するまでの間に再スタート信号が入力されないときには
両面送信モードを解除させるようにしたため、送付票を
添付しない場合にでも現状と同じ1系統のスキャナで尚
且つ1通信で両面原稿を送信できるとともに両面送信モ
ードを自動的に解消することができる。
【0093】また、表面読み取り後、裏面読み取りを行
うために、原稿を裏返しにしたうえで原稿1枚目の裏面
が最初の原稿となるように並べ替える必要があるが、本
発明では、裏面読み取り時には、画像メモリに記憶され
た表面の画情報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情
報の最終読み取りページの先頭からページ単位で交互に
読み出して1通信として送信させているため、両面原稿
の裏面の読み取り時に裏面原稿を並べ替えなくとも両面
原稿の送信を行なうことができる。
【0094】た、本発明によれば、両面送信モードが
設定されたときに、スキャナの読み取り面として最初に
セットされた全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行
なわせるとともに通信制御部により相手先に発呼して読
み取られた原稿の表面の画情報を読み取り順に従って送
信を行なわせ、全ての原稿の表面の画情報の読み取りが
終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する待機時間
を設定し、待機時間中に読み取り面が裏面に再セットさ
れて裏面原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操
作部から入力されたときに、全ての原稿の裏面の画情報
を読み取らせるとともに読み取られた原稿の裏面の画情
報を通信制御部により読み取り順に従って送信を行なわ
せ、表面と裏面の画情報を1通信として送信させる一
方、待機時間が経過するまでの間に再スタート信号が入
力されないときには両面送信モードの解除を行なわせ、
読み取った原稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了
させるシステム制御部を設け、送付票の画情報にはペー
ジ番号1を付与するとともに両面原稿表面1ページ目の
画情報にはページ番号2を付与し、2ページ目以降の各
ページには前ページのページ番号に2以降の連続した偶
数番号を加算したページ番号を付与し、さらに、両面原
稿裏面1ページ目の画情報には前記両面原稿表面の最終
ページに1を加算したページ番号を付与するとともに、
2ページ目以降の各ページには前ページのページ番号か
ら順次2を減算した奇数のページ番号を付与するように
したため、送付票を添付した場合に、現状と同じ1系統
のスキャナで尚且つ1通信で両面原稿を送信できるとと
もに両面送信モードを自動的に解消することができる。
また、両面原稿の裏面の読み取り時に裏面原稿を並べ替
えなくとも付与されたページ順に両面原稿の送信を行な
うことができる。
【0095】また、本発明によれば、両面送信モードに
おいて片面原稿である送付票を両面原稿の先頭に添付し
て送信する送付票添付モードを設定する送付票添付モー
ド設定手段と、両面送信モード設定手段により両面送信
モードが設定され、かつ、送付票添付モード設定手段に
より送付票モードが設定されたときに、スキャナの読み
取り面として最初にセットされた全ての原稿の表面の画
情報の読み取りを行なわせるとともに読み取られた画情
報を画像メモリに記憶させ、全ての原稿の表面の画情報
の読み取りが終了した後、裏面の読み取りの実行を待機
する待機時間を設定し、待機時間中に読み取り面が裏面
に再セットされて裏面原稿の読み取りを開始する再スタ
ート信号が操作部から入力されたときに、全ての原稿の
裏面の画情報を読み取らせるとともに読み取られた原稿
の裏面の画情報を画像メモリに記憶させ、全ての原稿の
裏面の画情報の読み取りが終了した後に通信制御部によ
り相手先に発呼し、画像メモリに記憶された表面の画情
報の読み取り先頭ページおよび裏面の画情報の最終読み
取りページの先頭からページ単位で交互に読み出して1
通信として送信させる一方、待機時間が経過するまでの
間に再スタート信号が入力されないときには両面送信モ
ードを解除させるようにしたため、送付票を添付した場
合に、現状と同じ1系統のスキャナで尚且つ1通信で両
面原稿を送信できるとともに両面送信モードを自動的に
解消することができる。また、両面原稿の裏面の読み取
り時に裏面原稿を並べ替えなくとも両面原稿の送信を行
なうことができる。
【0096】また、本発明によれば、メモリ送信時に送
付票添付モードである場合には、送付票表面の画情報に
はページ番号1を付与するとともに両面原稿表面1ペー
ジ目の画情報にはページ番号2を付与し、2ページ目以
降の各ページには前ページのページ番号に2以降の連続
した偶数番号を加算したページ番号を付与し、さらに、
両面原稿裏面1ページ目の画情報には前記両面原稿表面
の最終ページに1を加算したページ番号を付与するとと
もに、2ページ目以降の各ページには前ページのページ
番号から順次2を減算した奇数のページ番号を付与する
ようにしたため、両面原稿の裏面の読み取り時に裏面原
稿を並べ替えなくとも付与されたページ順に両面原稿の
送信を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すそのファクシミリ装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態を実現するための両面送信
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態を実現するための両面送信
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】画情報に対する2値化処理を説明するための図
であり、スレッシュレベルに対する白レベルおよび黒レ
ベルが示される。
【符号の説明】
11 スキャナ 15 通信制御部 16 システム制御部 19 操作表示部 21 両面送信キー 22 リアルタイムクロック 24 ページ番号付加手段 25 送付票添付キー

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報をページ
    毎に直接送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定され、かつ前記送付票添付モード設定手段により
    前記送付票添付モードが設定されたときに、前記スキャ
    ナの読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の
    表面の画情報の読み取りを行なわせるとともに前記通信
    制御部により相手先に発呼して前記読み取られた原稿の
    表面の画情報を読み取り順に従って送信を行なわせ、前
    記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
    裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
    記待機時間中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面
    原稿の読み取りを開始する再スタート信号が操作部から
    入力されたときに、1枚目の原稿は給送するのみで読み
    取りは行なわず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報を読
    み取らせるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情
    報を前記通信制御部により読み取り順に従って送信を行
    なわせ、表面と裏面の画情報を1通信として送信させる
    一方、前記待機時間が経過するまでの間に前記再スター
    ト信号が入力されないときには前記両面送信モードの解
    除を行なわせ、前記読み取った原稿の表面の画情報のみ
    の送信で通信を終了させるシステム制御部とを備えるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶す
    る画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画情報をページ毎にメモリ
    送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する両面送信モード設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定され、かつ、前記送付票添付モード設定手段によ
    り前記送付票モードが設定されたときに、前記スキャナ
    の読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の表
    面の画情報の読み取りを行なわせるとともに読み取られ
    た画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿
    の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読み取
    りの実行を待機する待機時間を設定し、前記待機時間中
    に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取
    りを開始する再スタート信号が操作部から入力されたと
    きに、1枚目の原稿は給送するのみで読み取りは行なわ
    ず、2枚目以降の原稿の裏面の画情報の読み取りを行な
    わせるとともに前記読み取られた原稿の裏面の画情報を
    前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の画
    情報の読み取りが終了した後に前記通信制御部により相
    手先に発呼し、前記画像メモリに記憶された表面の画情
    報および裏面の画情報をページ単位で交互に読み出して
    1通信として送信させる一方、前記待機時間が経過する
    までの間に前記再スタート信号が入力されないときには
    前記両面送信モードを解除させるシステム制御部とを備
    えることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報をページ
    毎に直接送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定され、かつ前記送付票添付モード設定手段により
    前記送付票添付モードが設定されたときに、前記スキャ
    ナの読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の
    表面の画情報の読み取りを行なわせるとともに前記通信
    制御部により相手先に発呼して前記読み取られた原稿の
    表面の画情報を読み取り順に従って送信を行なわせ、前
    記全ての原稿の表面の画情報の読み取りが終了した後、
    裏面の読み取りの実行を待機する待機時間を設定し、前
    記待機時間中に前記送付票が添付されておらず、かつ、
    読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取り
    を開始する再スタート信号が操作部から入力されたとき
    に、全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとともに
    前記読み取られた原稿の裏面の画情報を前記通信制御部
    により読み取り順に従って送信を行なわせ、表面と裏面
    の画情報を1通信として送信させる一方、前記待機時間
    が経過するまでの間に前記再スタート信号が入力されな
    いときには前記両面送信モードの解除を行なわせ、前記
    読み取った原稿の表面の画情報のみの送信で通信を終了
    させるシステム制御部とを備えることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶す
    る画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画情報をページ毎にメモリ
    送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する両面送信モード設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定され、かつ、前記送付票添付モード設定手段によ
    り前記送付票モードが設定されたときに、前記スキャナ
    の読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の表
    面の画情報の読み取りを行なわせるとともに読み取られ
    た画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿
    の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読み取
    りの実行を待機する待機時間を設定し、前記待機時間中
    に前記送付票が添付されておらず、かつ、前記待機時間
    中に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み
    取りを開始する再スタート信号が操作部から入力された
    ときに、全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるとと
    もに前記読み取られた原稿の裏面の画情報を前記画像メ
    モリに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の画情報の読み
    取りが終了した後に前記通信制御部により相手先に発呼
    し、前記画像メモリに記憶された表面の画情報および裏
    面の画情報をページ単位で交互に読み出して1通信とし
    て送信させる一方、前記待機時間が経過するまでの間に
    前記再スタート信号が入力されないときには前記両面送
    信モードを解除させるシステム制御部とを備えることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報をページ
    毎に直接送信する通信制御部と、 スキャナにより読み取った原稿の画情報に連続したペー
    ジ番号を付けるページ番号付加手段を有し、 前記設定手段により、前記両面送信モードが設定された
    ときに、前記スキャナの読み取り面として最初にセット
    された全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせ
    るとともに前記通信制御部により相手先に発呼して前記
    読み取られた原稿の表面の画情報を読み取り順に従って
    送信を行なわせ、前記全ての原稿の表面の画情報の読み
    取りが終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する待
    機時間を設定し、前記待機時間中に読み取り面が裏面に
    再セットされて裏面原稿の読み取りを開始する再スター
    ト信号が操作部から入力されたときに、全ての原稿の裏
    面の画情報を読み取らせるとともに前記読み取られた原
    稿の裏面の画情報を前記通 信制御部により読み取り順に
    従って送信を行なわせ、表面と裏面の画情報を1通信と
    して送信させる一方、前記待機時間が経過するまでの間
    に前記再スタート信号が入力されないときには前記両面
    送信モードの解除を行なわせ、前記読み取った原稿の表
    面の画情報のみの送信で通信を終了させるシステム制御
    部とを備え、 前記システム制御部は、両面原稿表面1ページ目の画情
    報にはページ番号1を付与し、2ページ目以降の各ペー
    ジには前ページのページ番号に順次2を加算した奇数の
    ページ番号を付与するとともに、両面原稿裏面1ページ
    目の画情報には前記両面原稿表面の最終ページに1を加
    算したページ番号を付与し、2ページ目以降の各ページ
    には前ページのページ番号から順次2を減算した偶数の
    ページ番号を付与することを 特徴とするファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶す
    る画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画情報をページ毎にメモリ
    送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する両面送信モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定されたときに、前記スキャナの読み取り面として
    最初にセットされた全ての原稿の表面の画情報の読み取
    りを行なわせるとともに読み取られた画情報を前記画像
    メモリに記憶させ、前記全ての原稿の表面の画情報の読
    み取りが終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する
    待機時間を設定し、前記待機時間中に読み取り面が裏面
    に再セットされて裏面原稿の読み取りを開始する再スタ
    ート信号が操作部から入力されたときに、全ての原稿の
    裏面の画情報を読み取らせるとともに前記読み取られた
    原稿の裏面の画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記
    全ての原稿の裏面の画情報の読み取りが終了した後に前
    記通信制御部により相手先に発呼し、前記画像メモリに
    記憶された表面の画情報の読み取り先頭ページおよび裏
    面の画情報の最終読み取りページの先頭からページ単位
    で交互に読み出して1通信として送信させる 一方、前記
    待機時間が経過するまでの間に前記再スタート信号が入
    力されないときには前記両面送信モードを解除させるシ
    ステム制御部とを備えることを 特徴とするファクシミリ
    装置。
  7. 【請求項7】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報をページ
    毎に直接送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する両面送信モード設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 スキャナにより読み取った原稿の画情報に連続したペー
    ジ番号を付けるページ番号付加手段を有し、 前記設定手段により、前記両面送信モードが設定された
    ときに、前記スキャナの読み取り面として最初にセット
    された全ての原稿の表面の画情報の読み取りを行なわせ
    るとともに前記通信制御部により相手先に発呼して前記
    読み取られた原稿の表面の画情報を読み取り順に従って
    送信を行なわせ、前記全ての原稿の表面の画情報の読み
    取りが終了した後、裏面の読み取りの実行を待機する待
    機時間を設定し、前記待機時間中に読み取り面が裏面に
    再セットされて裏面原稿の読み取りを開始する再スター
    ト信号が操作部から入力されたときに、全ての原稿の裏
    面の画情報を読み取らせるとともに前記読み取られた原
    稿の裏面の画情報を前記通信制御部により読み取り順に
    従って送信を行なわせ、表面と裏面の画情報を1通信と
    して送信させる一方、前記待機時間が経過するまでの間
    に前記再スタート信号が入力されないときには前記両面
    送信モードの解除を行なわせ、前記読み取った原稿の表
    面の画情報のみの送信で通信を終了させるシステム制御
    部とを備え、 前記システム制御部は、送付票の画情報にはページ番号
    1を付与するとともに両面原稿表面1ページ目の画情報
    にはページ番号2を付与し、2ページ目以降の各ページ
    には前ページのページ番号に2以降の連続した偶数番号
    を加算したペー ジ番号を付与し、さらに、両面原稿裏面
    1ページ目の画情報には前記両面原稿表面の最終ページ
    に1を加算したページ番号を付与するとともに、2ペー
    ジ目以降の各ページには前ページのページ番号から順次
    2を減算した奇数のページ番号を付与することを 特徴と
    するファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】単数または複数枚セットされた原稿を1枚
    ずつ給送し該原稿の画情報を読み取る1つのスキャナ
    と、 前記スキャナにより読み取られた原稿の画情報を記憶す
    る画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画情報をページ毎にメモリ
    送信する通信制御部と、 前記原稿の表裏両面の画情報を読み取って送信する両面
    送信モードを設定する両面送信モード設定手段と、 前記両面送信モードにおいて片面原稿である送付票を両
    面原稿の先頭に添付して送信する送付票添付モードを設
    定する送付票添付モード設定手段と、 前記両面送信モード設定手段により前記両面送信モード
    が設定され、かつ、前記送付票添付モード設定手段によ
    り前記送付票モードが設定されたときに、前記スキャナ
    の読み取り面として最初にセットされた全ての原稿の表
    面の画情報の読み取りを行なわせるとともに読み取られ
    た画情報を前記画像メモリに記憶させ、前記全ての原稿
    の表面の画情報の読み取りが終了した後、裏面の読み取
    りの実行を待機する待機時間を設定し、前記待機時間中
    に読み取り面が裏面に再セットされて裏面原稿の読み取
    りを開始する再スタート信号が操作部から入力されたと
    きに、全ての原稿の裏面の画情報を読み取らせるととも
    に前記読み取られた原稿の裏面の画情報を前記画像メモ
    リに記憶させ、前記全ての原稿の裏面の画情報の読み取
    りが終了した後に前記通信制御部により相手先に発呼
    し、前記画像メモリに記憶された表面の画情報の読み取
    り先頭ページおよび裏面の画情報の最終読み取りページ
    の先頭からページ単位で交互に読み出して1通信として
    送信させる一方、前記待機時間が経過するまでの間に前
    記再スタート信号が入力されないときには前記両面送信
    モードを解除させるシステム制御部とを備えたことを
    徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】スキャナにより読み取った原稿の画情報に
    連続したページ番号を付けるページ番号付加手段を有
    し、 前記システム制御部は、送付票表面の画情報にはページ
    番号1を付与するとともに両面原稿表面1ページ目の画
    情報にはページ番号2を付与し、2ページ目以降の各ペ
    ージには前ページのページ番号に2以降の連続した偶数
    番号を加算したページ番号を付与し、さらに、両面原稿
    裏面1ページ目の画情報には前記両面原稿表面の最終ペ
    ージに1を加算したページ番号を付与するとともに、2
    ページ目以降の各ページには前ページのページ番号から
    順次2を減算した奇数のページ番号を付与することを特
    徴とする請求項8記載の ファクシミリ装置。
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