JP3499469B2 - 圧電共振子 - Google Patents

圧電共振子

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JP3499469B2 JP22306899A JP22306899A JP3499469B2 JP 3499469 B2 JP3499469 B2 JP 3499469B2 JP 22306899 A JP22306899 A JP 22306899A JP 22306899 A JP22306899 A JP 22306899A JP 3499469 B2 JP3499469 B2 JP 3499469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の対向面を有
し実効ポアソン比が1/3未満の圧電材料を含む圧電基
板の前記対向面に一対の電極が対応してそれぞれ設けら
れた圧電共振子に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、圧電セラミックを用いた圧電共振
子は、フィルタ,レゾネータあるいはセンサなどに幅広
く用いられている。特に、チタン酸鉛(PT)あるいは
チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電材料は水晶
などに代表される単結晶の圧電材料に比べて安価であ
り、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )
あるいはDVD(Digital Video Disc)などにおいて基
準信号(クロック)を発生させるレゾネータに広く用い
られている。しかし、これらの圧電材料は鉛(Pb)を
含有しているので、最近では環境への配慮から鉛を含有
しない圧電材料の開発が望まれている。
【0003】鉛を含有しない圧電材料としては、例え
ば、タンタル酸化合物あるいはニオブ酸化合物などのペ
ロブスカイト構造を有する化合物およびその固溶体、イ
ルメナイト構造を有する化合物および固溶体、ビスマス
(Bi)を含む層状構造化合物、またはタングステン−
ブロンズ構造を有する化合物が知られている。なかでも
ビスマスを含む層状構造化合物は、比誘電率が低く比較
的大きな圧電性を示すと共に、機械的品質係数Qm が高
く、更に、キュリー温度も高く高温でも劣化しにくいな
どの優れた特徴を有している。
【0004】しかし、これらの圧電材料は実効ポアソン
比が1/3未満なので、PZTなどの実効ポアソン比が
1/3以上の圧電材料を用いた圧電共振子と同様の構
造、例えば、圧電基板の一対の対向面に圧電基板よりも
面積が小さい一対の電極をそれぞれ設けただけの構造で
は、厚み縦振動における基本波のエネルギーを閉じ込め
ることがでず、基本波の振動を利用することは難しかっ
た。そこで、これらの圧電材料を用いた圧電共振子にお
いては、従来、基本波の振動を抑圧して厚み縦振動の3
次高調波を利用するものが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特定の
波長における振動の起こりやすさを表す共振先鋭度Q値
は基本波に比べて3次高調波の方が小さいので、3次高
調波を利用するには、Q値が大きい基本波の振動をダン
ピングにより抑制し、Q値が小さい3次高調波の振動を
得なければならず、安定した振動が得られないという問
題があった。よって、鉛を含有しない圧電材料は利用が
望まれながらも一般的な実用化が難しかった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、実効ポアソン比が1/3未満の圧電
材料を用いて安定した振動を簡単に得ることができる圧
電共振子を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による圧電共振子
は、一対の対向面を有し実効ポアソン比が1/3未満の
圧電材料を含む圧電基板の前記対向面に一対の振動電極
がそれぞれ対応して設けられたものであって、圧電基板
の対向面はそれぞれ矩形状であり、その片面における互
いに垂直な一辺と他の一辺との長さの和はそれぞれ2.
22mm以上2.24mm以下の範囲内または2.34
mm以上2.48mm以下の範囲内であり、厚み縦振動
の基本波を発生させるものである。
【0008】 この圧電共振子では、圧電基板の対向面
における互いに垂直な一辺と他の一辺との長さの和がそ
れぞれ2.22mm以上2.24mm以下の範囲内また
は2.34mm以上2.48mm以下の範囲内となって
いるので、厚み縦振動の基本波を利用することが可能と
なり、安定した振動が得られる。
【0009】なお、この圧電共振子では、例えば、圧電
基板の対向面における一辺の長さがそれぞれ1.06m
m以上1.24mm以下の範囲内であり、他の一辺の長
さがそれぞれ1.16mm以上1.30mm以下の範囲
内であることが好ましく、一辺の長さがそれぞれ1.1
6mm以上1.22mm以下の範囲内であり、他の一辺
の長さがそれぞれ1.18mm以上1.22mm以下の
範囲内であればより好ましい。また、圧電基板はビスマ
スを含む層状構造化合物、例えば、ビスマスとストロン
チウムとチタンと酸素とを含む層状構造化合物を含有す
るように構成されることが好ましい。更に、この層状構
造化合物にランタンを含むように構成してもよい。
【0010】 本発明による他の圧電共振子は、一対の
対向面を有し実効ポアソン比が1/3未満の圧電材料を
含む圧電基板の前記対向面に一対の振動電極がそれぞれ
対応して設けられたものであって、圧電基板の対向面の
面積は、片面についてそれぞれ1.22mm2 以上1.
26mm2 以下の範囲内または1.35mm2 以上1.
538mm2 以下の範囲内であり、厚み縦振動の基本波
を発生させるものである。
【0011】 この圧電共振子では、圧電基板の対向面
の面積が片面についてそれぞれ1.22mm2 以上1.
26mm2 以下の範囲内または1.35mm2 以上1.
538mm2 以下の範囲内となっているので、厚み縦振
動の基本波を利用することが可能となり、安定した振動
が得られる。
【0012】なお、この圧電共振子でも、圧電基板はビ
スマスを含む層状構造化合物、例えば、ビスマスとスト
ロンチウムとチタンと酸素とを含む層状構造化合物を含
有するように構成されることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態に係る圧電共
振子の構成を表すものである。この圧電共振子は、一対
の対向面1a,1bを有し実効ポアソン比が1/3未満
の圧電材料を含む圧電基板1と、この圧電基板1の対向
面1a,1bにそれぞれ対応して設けられた一対の電極
2,3とを備えている。
【0015】圧電基板1の対向面1a,1bは互いにほ
ぼ同一形状であり、例えば、それぞれ矩形状とされてい
る。なお、ここでいう矩形状とは実質的な意味での矩形
状のことであり、角が若干欠けていたり、角が正確に9
0度でなくてもよい。対向面1a,1bの片面における
互いに垂直な一辺と他の一辺との長さの和αはそれぞれ
2.22mm以上2.24mm以下の範囲内または2.
34mm以上2.48mm以下の範囲内となっている。
すなわち、一辺の長さをLc、他の一辺の長さをWcと
すると、一辺の長さLcと他の一辺の長さWcとの関係
は数1に示したようになる。
【0016】
【数1】Lc+Wc=α 2.22mm≦α≦2.24mm または 2.34mm≦α≦2.48mm
【0017】この圧電共振子では、このように圧電基板
1の対向面1a,1bにおける一辺の長さLcと他の一
辺の長さWcとが規定されることにより、実効ポアソン
比が1/3未満の圧電材料を用いても基本波について良
好な波形および高い共振先鋭度Q値を得ることができ、
基本波の振動を利用することができるようになってい
る。なお、対向面1a,1bにおける一辺の長さLcは
それぞれ1.06mm以上1.24mm以下の範囲内が
好ましく、他の一辺の長さWcはそれぞれ1.16mm
以上1.30mm以下の範囲内が好ましい。これらの範
囲内において基本波についてより良好な波形を得ること
ができるからである。また、より好ましい一辺の長さL
cはそれぞれ1.16mm以上1.22mm以下の範囲
内であり、他の一辺の長さWcはそれぞれ1.18mm
以上1.22mm以下の範囲内である。ちなみに、本実
施の形態において一辺の長さLcは、後述する電極2,
3における引き出し部2b,3bの延長方向Iと同一方
向に延長された辺の長さであり、他の一辺の長さWc
は、それに対して垂直な方向に延長された辺の長さであ
る。
【0018】圧電基板1における対向面1a,1bの面
積Scは、片面についてそれぞれ1.22mm2 以上
1.26mm2 以下の範囲内または1.35mm2 以上
1.538mm2 以下の範囲内であることが好ましい。
このような範囲内において基本波の振動を利用すること
ができるからである。
【0019】圧電基板1を構成する実効ポアソン比が1
/3未満の圧電材料としては、例えば、タンタル酸化合
物あるいはニオブ酸化合物などのペロブスカイト構造を
有する化合物およびその固溶体、イルメナイト構造を有
する化合物および固溶体、パイロクロア構造を有する化
合物、ビスマスを含む層状構造化合物、またはタングス
テン−ブロンズ構造を有する化合物などが挙げられる。
この圧電基板1は、これらの圧電材料を最大含有成分で
ある主成分として含んでいる。
【0020】なお、タンタル酸化合物またはニオブ酸化
合物としては、例えば、ナトリウム(Na),カリウム
(K)およびリチウム(Li)などからなる群のうちの
少なくとも1種の第1の元素と、タンタル(Ta)およ
びニオブ(Nb)からなる群のうちの少なくとも1種の
第2の元素と、酸素とを含むものが挙げられる。これら
は、第1の元素をAとし、第2の元素をBとすると、化
1に示した一般式で表される。
【化1】ABO3
【0021】また、ビスマスを含む層状構造化合物とし
ては、例えば、ビスマスと、ナトリウム,カリウム,バ
リウム(Ba),ストロンチウム(Sr),鉛(P
b),カルシウム(Ca),イットリウム(Y)および
ランタノイド(Ln)およびビスマスなどからなる群の
うちの少なくとも1種の第1の元素と、バナジウム
(V),ジルコニウム(Zr),アンチモン(Sb),
チタン(Ti),ニオブ,タンタル,タングステン
(W)およびモリブデン(Mo)などからなる群のうち
の少なくとも1種の第2の元素と、酸素とを含むものが
挙げられる。これらは、第1の元素をCとし、第2の元
素をDとすると、化2に示した一般式で表される。
【化2】(Bi2 2 2+(Cm-1 m 3m+12- m:1から8までの整数
【0022】更に、タングステンブロンズ化合物には一
般式はなく、例えば、NaWO6 BaNaNb015など
がある。但し、ここで示した化学式はいずれも化学量論
組成で表したものであり、圧電基板1を構成する圧電材
料としては化学量論組成でないものが用いられてもよ
い。
【0023】ちなみに、これらの中でも、ビスマスを含
む層状構造化合物は圧電基板1を構成する圧電材料とし
て好ましい。機械的品質係数Qm およびキュリー温度が
高く、特にレゾネータとして優れた特性を得ることがで
きるからである。例えば、ビスマスとストロンチウムと
チタンと酸素とを含む層状構造化合物が好ましく、特
に、この層状構造化合物にランタンを含むものはより好
ましい。
【0024】電極2は、例えば、銀(Ag)などの金属
により構成されており、振動電極2aと、この振動電極
2aに連続して設けられた引き出し部2bとを有してい
る。振動電極2aは、例えば、矩形状に形成されてお
り、対向面1aのほぼ中央部に設けられている。引き出
し部2bは、例えば、図示しない外部電源に対してワイ
ヤなどを介して電気的に接続されるものであり、振動電
極2aから圧電基板1の対向面1a,1bにおける一辺
の延長方向Iに沿って他の一辺の方に延長して形成され
ている。電極3は電極2と同様の構成を有しており、振
動電極3aは電極2の振動電極2aと圧電基板1を介し
て重なるように設けられている。なお、引き出し部3b
は電極2の引き出し部2bと反対の方向に振動電極3a
から延長して形成されている。
【0025】ちなみに、振動電極2a,3aの大きさは
特に限定されるものではなく、どのような大きさでもよ
い。また、ここでは振動電極2a,3aの形状が矩形状
の場合について説明したが、振動電極2a,3aの形状
も特に限定されるものではなく、円形状など他の形状と
されていてもよい。更に、引き出し部2b,3bの形状
も特に限定されるものではなく、他の形状、例えば、圧
電基板1の対向面1a,1bにおける他の一辺の延長方
向の長さが振動電極2a,3aと異なっていてもよい。
【0026】このような構成を有する圧電共振子は、例
えば、次のようにして製造することができる。
【0027】まず、例えば、圧電基板1の出発原料とし
て主に酸化物の原料を用い、それらを所望の組成となる
ように秤量し、純水あるいはアセトンなどの溶媒中でジ
ルコニアボ─ルを使いボ─ルミル混合を行う。次いで、
混合した原料粉末を十分に乾燥させたのち、例えば、プ
レス成形により700〜900℃の温度で仮焼成をす
る。続いて、例えば、この仮焼成体を再度ボ─ルミル粉
砕したのち、乾燥させ、バインダーとしてポリビニルア
ルコ─ルを適量加えて造粒する。造粒したのち、例え
ば、この造粒紛を一軸プレス成型器を用いて2000〜
3000kg・f/cm2 の加重により縦20mm,横
20mm,厚み約1.5mmの薄板状に成形する。その
のち、例えば、熱処理により成形体からバインダーを揮
発させ、1100〜1350℃の温度で本焼成を行う。
本焼成を行ったのち、この焼結体の厚さを例えばラップ
研磨機により研磨して整え、圧電基板1の母材板を形成
する。
【0028】母材板を形成したのち、例えば、銅(C
u)を真空蒸着することにより、母材板の両面にそれぞ
れ図示しない分極処理用電極を形成する。そののち、例
えば、この分極処理用電極を形成した母材板を200〜
300℃に加熱したシリコンオイル中に浸し、5〜10
kV/mmの電界を1分間印加して分極処理を行う。分
極処理を行ったのち、分極処理用電極を除去してダイシ
ングなどにより母材板の大きさを整え、圧電基板1を形
成する。そののち、圧電基板1の対向面1a,1bに例
えば蒸着により銀などの金属よりなる電極2,3を形成
する。これにより、図1に示した圧電共振子が形成され
る。
【0029】このような圧電共振子は、次のように動作
する。
【0030】この圧電共振子では、電極2,3の引き出
し部2a,3aにそれぞれ図示しないワイヤなどを介し
て外部電源が接続され、電極2,3を介して圧電基板1
に電圧が印加されることにより、厚み縦方向の振動を生
ずる。すなわち、圧電基板1の対向面1a,1bの対向
方向に振動を生ずる。ここでは、圧電基板1の対向面1
a,1bにおける一辺と他の一辺との長さの和αがそれ
ぞれ2.22mm以上2.24mm以下または2.34
mm以上2.48mm以下の範囲内とされているので、
また、対向面1a,1bの片面における面積Scがそれ
ぞれ1.22mm2 以上1.26mm2 以下または1.
35mm2 以上1.538mm2 以下の範囲内とされて
いるので、基本波の振動について良好な波形および高い
共振先鋭度Q値が得られ、基本波の振動を利用すること
が可能となっている。
【0031】このように本実施の形態によれば、圧電基
板1の対向面1a,1bにおける互いに垂直な一辺と他
の一辺との長さの和αをそれぞれ2.22mm以上2.
24mm以下または2.34mm以上2.48mm以下
の範囲内とするようにしたので、また、圧電基板1の対
向面1a,1bの片面における面積Scを1.22mm
2 以上1.26mm2 以下または1.35mm2 以上
1.538mm2 以下の範囲内とするようにしたので、
実効ポアソン比が1/3未満の圧電材料を用いて圧電基
板1を構成するようにしても、基本波の振動について良
好な波形および高い共振先鋭度Q値を得ることができ、
基本波の振動を利用することができる。
【0032】よって、ダンピングを行う必要がなく、か
つ従来の高調波を利用するものに比べて高いQ値を得る
ことができるので、安定した振動を容易に得ることがで
きる。従って、鉛を含有しない圧電材料を用いた圧電共
振子を広く実用化することができ、環境の保全を図るこ
とができる。また、圧電共振子を小型化することもで
き、小型形状の素子に対応することができる。
【0033】なお、対向面1a,1bにおける一辺の長
さLcをそれぞれ1.06mm以上1.24mm以下の
範囲内、他の一辺の長さWcをそれぞれ1.16mm以
上1.30mm以下の範囲内とするようにすれば、より
良好な波形を得ることができる。また、一辺の長さLc
をそれぞれ1.16mm以上1.22mm以下の範囲
内、他の一辺の長さWcをそれぞれ1.18mm以上
1.22mm以下の範囲内とするようにすれば、更に良
好な波形を得ることができる。
【0034】
【実施例】更に、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0035】まず、出発原料として、酸化ビスマス(B
2 3 ),酸化ランタン(La23 ),酸化チタン
(TiO2 ),炭酸ストロンチウム(SrCO3 )およ
び炭酸マンガン(MnCO3 )の粉末原料を用い、酸化
ビスマス,酸化ランタン,酸化チタンおよび炭酸ストロ
ンチウムを(Sr0.9 La0.1 )Bi4 Ti4 15の組
成となるように秤量すると共に、炭酸マンガンを(Sr
0.9 La0.1 )Bi4Ti4 15に対して0.5重量%
含むように秤量した。次いで、秤量した粉末原料につい
て純水中でジルコニアボールを使い約15時間のボール
ミル混合を行った。続いて、混合した原料粉末を十分に
乾燥させたのち、プレス成形により800℃で仮焼成し
た。そののち、この仮焼成体を再度ボールミル粉砕して
乾燥させ、バインダーとしてポリビニルアルコ─ルを適
量加えて造粒した。造粒したのち、この造粒紛を一軸プ
レス成型器を用いて2000kg・f/cm2 の荷重に
より縦20mm,横20mm,厚み約1.5mmの薄板
状に成形した。成形ののち、熱処理により成形体からバ
インダーを揮発させ、1200°Cで本焼成を行った。
これにより、SrBi4 Ti4 15型結晶を含むビスマ
ス層状化合物の焼結体を得た。
【0036】焼結体を得たのち、この焼結体をラップ研
磨機により研磨し、厚さ0.501mmの母材板を作製
した。そののち、この母材板に分極処理用電極を形成
し、250℃のシリコンオイル中に浸して10kV/m
mの電界を1分間印加して分極処理を行った。分極処理
を行ったのち、分極処理用電極を除去し、母材板をダイ
シングして対向面1a,1bの大きさを変化させた複数
の圧電基板1を作製した。表1に作製した圧電基板1の
対向面1a,1bの大きさを示す。このように、ここで
は対向面1a,1bの一辺の長さLcを1.06mm〜
1.24mmの範囲内において0.02mmづつ変化さ
せると共に、他の一辺の長さWcを1.16mm〜1.
30mmの範囲内において0.02mmづつ変化させた
圧電基板1をそれぞれ作製した。表1において、一辺の
長さLcと他の一辺の長さWcとの交差する位置に示し
た数値は、対向面1a,1bの片面における面積Scで
ある。
【0037】
【表1】
【0038】圧電基板1を作製したのち、圧電基板1の
対向面1a,1bに銀の電極2,3をそれぞれ蒸着し、
圧電共振子を得た。なお、全ての圧電振動子について、
電極2,3における振動電極2a,3aの形状は矩形状
とし、その大きさは圧電基板1の対向面1a,1bにお
ける一辺の延長方向Iに延長された辺の長さを1.0m
m、それに対して垂直な方向に延長された辺の長さを
0.9mmとした。
【0039】このようにして得られた各圧電共振子につ
いて、24時間にわたって室温で放置したのち、インピ
ーダンスアナライザを用いて厚み縦方向の圧電特性をそ
れぞれ調べた。その際、圧電特性値としてはインピーダ
ンス特性および位相特性を測定し、その測定結果から厚
み縦基本波における主振動部の波形について評価をそれ
ぞれ行った。また、基本波(1次)の振動における最大
共振先鋭度Qmax1stと、3次高調波の振動における最大
共振先鋭度Qmax3rdとを求め、その比Qmax1st/Qmax3
rdをそれぞれ算出した。なお、共振先鋭度Q値というの
はインピーダンスにおけるリアクアタンスXの絶対値を
そのレジスタンスRで除算した値(Q=|X|/R)で
あり、最大共振先鋭度Qmax というのは共振周波数と反
共振周波数との間における共振先鋭度Q値の最大値であ
る。
【0040】表2に厚み縦基本波の波形に関する評価結
果を示す。表2において、◇印は主振動部においてスプ
リアスが存在しない最良の波形が得られたものであり、
○印は主振動部においてスプリアスは存在するが少ない
優良の波形が得られたものであり、△印は主振動部にお
いてスプリアスは多少存在するが使用可能な良の波形が
得られたものであり、×印は主振動部においてスプリア
スが多数存在し使用不可能な不良の波形が得られたもの
である。スプリアスの有無は、共振周波数と反共振周波
数との間およびその周波数の前後0.15%の範囲内に
おいて判断した。
【0041】
【表2】
【0042】なお、図2に最良◇の波形が得られた代表
的な圧電共振子のインピーダンス特性および位相特性を
示す。これは、圧電基板1の対向面1a,1bにおける
一辺の長さLcを1.2mm、他の一辺の長さWcを
1.2mm、片面の面積Scを1.44mm2 とした圧
電共振子の測定結果である。図2において縦軸左側はイ
ンピーダンスImp(Ω)、縦軸右側は位相θz(°)
を表し、横軸は周波数Freq(MHz)を表してい
る。この圧電共振子では、図2から分かるように、主振
動部の波形においてスプリアスが存在せず、基本波の振
動を利用することができる。
【0043】図3に優良○の波形が得られた代表的な圧
電共振子のインピーダンス特性および位相特性を示す。
これは、圧電基板1の対向面1a,1bにおける一辺の
長さLcを1.18mm、他の一辺の長さWcを1.2
8mm、片面の面積Scを1.5104mm2 とした圧
電共振子の測定結果である。図3の縦軸および縦軸は図
2と同様である。この圧電共振子では、図3から分かる
ように、主振動部の波形においてスプリアスは存在する
が少なく、スプリアスの存在により圧電共振子の特性へ
の影響はあるが、このスプリアスを除去することにより
基本波の振動を利用することができる。
【0044】図4に良△の波形が得られた代表的な圧電
共振子のインピーダンス特性および位相特性を示す。こ
れは、圧電基板1の対向面1a,1bにおける一辺の長
さLcを1.06mm、他の一辺の長さWcを1.18
mm、片面の面積Scを1.2508mm2 とした圧電
共振子の測定結果である。図4の縦軸および縦軸は図2
と同様である。この圧電共振子では、図4から分かるよ
うに、主振動部の波形においてスプリアスは多少存在す
るが使用可能な範囲内であり、スプリアスを除去するこ
とにより基本波の振動を利用することができる。
【0045】図5に不良×の波形が得られた比較例とし
ての代表的な圧電共振子のインピーダンス特性および位
相特性を示す。これは、圧電基板1の対向面1a,1b
における一辺の長さLcを1.14mm、他の一辺の長
さWcを1.18mm、片面の面積Scを1.3452
mm2 とした圧電共振子の測定結果である。図5の縦軸
および縦軸は図2と同様である。この圧電共振子では、
図5から分かるように、主振動部の波形においてスプリ
アスが多数存在しており、基本波の振動を利用すること
ができない。
【0046】これらの結果から、表2および表1におい
て太線で示した範囲内、すなわち、圧電基板1の対向面
1a,1bにおける一辺の長さLcと他の一辺の長さW
cとの和αが2.22mm≦α≦2.24mmまたは
2.34mm≦α≦2.48mmの範囲内、また、対向
面1a,1bの片面についての面積Scが1.22mm
2 ≦Sc≦1.26mm2 または1.35mm2 ≦Sc
≦1.538mm2 の範囲内において基本波の振動を利
用できることが分かる。また、圧電基板1の対向面1
a,1bの一辺の長さLcが1.16mm≦Lc≦1.
22mmの範囲内、他の一辺の長さWcが1.18mm
≦Wc≦1.22mmの範囲内において特に良好な基本
波の波形を得られることが分かる。
【0047】また、表3に最大共振先鋭度Qmax1st,Q
max3rdおよびその比Qmax1st/Qmax3rdの結果を代表し
ていくつか示す。最大共振先鋭度の比Qmax1st/Qmax3
rdの値が3未満の場合には異常発振が生じて発振周波数
の周波数安定性が悪くなってしまうが、ここでは、表3
に示さなかったものも含めいずれの圧電共振子について
も3以上の値を得ることができた。すなわち、圧電基板
1の対向面1a,1bの大きさを上述した範囲内とした
ものについては、基本波の振動を安定して得られること
が分かる。
【0048】
【表3】
【0049】更に、圧電基板1の厚さを0.23mm、
対向面1a,1bの一辺の長さLcを1.20mm、他
の一辺の長さWcを1.20mmとしたことを除き、上
述と同様にして圧電共振子を作製した。この圧電共振子
についても、上述と同様にして厚み縦方向の圧電特性を
調べた。その結果を表3に合わせて示す。表3に示した
ように、基本波の波形は優良○であり、最大共振先鋭度
の比Qmax1st/Qmax3rdも3以上の値が得られた。すな
わち、圧電基板1の厚さを変化させても、圧電基板1の
対向面1a,1bの大きさを上述した範囲内としたもの
については、基本波の振動を安定して得られることが分
かる。但し、圧電基板1の厚さを薄くして周波数を高く
すると、スプリアスが若干多く存在してしまう傾向にあ
った。
【0050】加えて、圧電基板1の厚さを0.501m
m、対向面1a,1bの一辺の長さLcを1.20m
m、他の一辺の長さWcを1.20mmとし、電極2,
3の振動電極2a,3aの大きさを変化させたことを除
き、上述と同様にして圧電共振子を作製した。表4に作
製した圧電共振子の振動電極2a,3aの大きさを示
す。このように、ここでは振動電極2a,3aを正方形
とし、圧電基板1の対向面1a,1bにおける一辺の延
長方向Iに延長された辺の長さLeおよびそれに対して
垂直な方向に延長された辺の長さWeを1.10mm〜
0.70mmの範囲内において0.1mmづつ変化させ
た。振動電極2a,3aの面積Seおよび圧電基板1の
対向面1a,1bの片面における面積Scに対する振動
電極2a,3aの面積Seの比(Se/Sc)は、それ
ぞれ表4に示したとおりである。
【0051】
【表4】
【0052】これらの圧電共振子についても、上述と同
様にして厚み縦方向の圧電特性を調べた。その結果を表
4に合わせて示す。表4に示したように、いずれも基本
波の波形は優良○であり、最大共振先鋭度の比Qmax1st
/Qmax3rdについても3以上の値が得られた。すなわ
ち、振動電極2a,3aの大きさを変化させても、圧電
基板1の対向面1a,1bの大きさを上述した範囲内と
したものについては、基本波の振動を安定して得られる
ことが分かる。
【0053】以上の結果から、ビスマスとストロンチウ
ムとチタンと酸素とを含む層状構造化合物を主成分とし
て圧電基板1を構成しても、圧電基板1の対向面1a,
1bにおける一辺の長さLcと他の一辺の長さWcとの
和αを2.22mm≦α≦2.24mmまたは2.34
mm≦α≦2.48mmの範囲内、また、対向面1a,
1bの片面についての面積Scを1.22mm2 ≦Sc
≦1.26mm2 または1.35mm2 ≦Sc≦1.5
38mm2 の範囲内とするようにすれば、基本波の振動
を安定して得られることが分かった。また、圧電基板1
の対向面1a,1bの一辺の長さLcを1.16mm≦
Lc≦1.22mmの範囲内、他の一辺の長さWcを
1.18mm≦Wc≦1.22mmの範囲内とすれば、
特に良好な基本波の波形を得られることが分かった。
【0054】なお、上述した実施例ではビスマスとスト
ロンチウムとチタンと酸素とランタンとを含む層状構造
化合物を用いて圧電基板1を構成した場合について説明
したが、他のビスマスを含む層状構造化合物を用いて圧
電基板1を構成しても、同様の結果を得ることができ
る。また、ビスマスを含む層状構造化合物以外の実効ポ
アソン比が1/3未満の圧電材料を用いても、同様の結
果を得ることができる。
【0055】以上、実施の形態および実施例を挙げて本
発明を説明したが、本発明は、上記実施の形態および実
施例に限定されるものではなく、種々変形することがで
きる。例えば、上記実施の形態および実施例では、圧電
基板1を構成する圧電材料について具体的に例を挙げて
説明したが、実効ポアソン比が1/3未満のものであれ
ば広く適用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
のいずれか1に記載の圧電共振子によれば、圧電基
板の対向面における互いに垂直な一辺と他の一辺との長
さの和をそれぞれ2.22mm以上2.24mm以下ま
たは2.34mm以上2.48mm以下の範囲内とする
ようにしたので、また、圧電基板の対向面の面積を片面
についてそれぞれ1.22mm2 以上1.26mm2
下または1.35mm2 以上1.538mm以下の範囲
内とするようにしたので、実効ポアソン比が1/3未満
の圧電材料を用いて圧電基板1を構成するようにして
も、厚み縦振動の基本波について良好な波形および高い
共振先鋭度Q値を得ることができ、基本波の振動を利用
することができる。よって、ダンピングを行う必要がな
く、従来の高調波を利用するものに比べて高いQ値を得
ることができ、安定した振動を容易に得ることができ
る。従って、鉛を含有しない圧電材料を用いた圧電共振
子を広く実用化することができ、環境の保全を図ること
ができるという効果を奏する。また、圧電共振子を小型
化することもでき、小型形状の素子に対応することがで
きるという効果も奏する。
【0057】特に、請求項2または請求項3に記載の圧
電共振子によれば、対向面における一辺の長さをそれぞ
れ1.06mm以上1.24mm以下の範囲内、他の一
辺の長さをそれぞれ1.16mm以上1.30mm以下
の範囲内、または、一辺の長さをそれぞれ1.16mm
以上1.22mm以下の範囲内、他の一辺の長さをそれ
ぞれ1.18mm以上1.22mm以下の範囲内とする
ようにしたので、より良好な波形を得ることができると
うい効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る圧電共振子の構成
を表す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る最良◇の波形が得られた
圧電共振子のインピーダンス特性および位相特性を表す
図である。
【図3】本発明の実施例に係る優良○の波形が得られた
圧電共振子のインピーダンス特性および位相特性を表す
図である。
【図4】本発明の実施例に係る良△の波形が得られた圧
電共振子のインピーダンス特性および位相特性を表す図
である。
【図5】本発明の比較例に係る不良×の波形が得られた
圧電共振子のインピーダンス特性および位相特性を表す
図である。
【符号の説明】
1…圧電基板、1a,1b…対向面、2,3…電極、2
a,3a…振動電極、2b,3b…引き出し部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/17 H01L 41/09

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対向面を有し実効ポアソン比が1
    /3未満の圧電材料を含む圧電基板の前記対向面に一対
    の振動電極がそれぞれ対応して設けられた圧電共振子で
    あって、 前記圧電基板の対向面はそれぞれ矩形状であり、 その片面における互いに垂直な一辺と他の一辺との長さ
    の和はそれぞれ2.22mm以上2.24mm以下の範
    囲内または2.34mm以上2.48mm以下の範囲内
    であり、 厚み縦振動の基本波を発生させる ことを特徴とする圧電
    共振子。
  2. 【請求項2】 前記対向面における一辺の長さはそれぞ
    れ1.06mm以上1.24mm以下の範囲内であり、
    他の一辺の長さそれぞれ1.16mm以上1.30mm
    以下の範囲内であることを特徴とする請求項1記載の圧
    電共振子。
  3. 【請求項3】 前記対向面における一辺の長さはそれぞ
    れ1.16mm以上1.22mm以下の範囲内であり、
    他の一辺の長さはそれぞれ1.18mm以上1.22m
    m以下の範囲内であることを特徴とする請求項2記載の
    圧電共振子。
  4. 【請求項4】 一対の対向面を有し実効ポアソン比が1
    /3未満の圧電材料を含む圧電基板の前記対向面に一対
    の振動電極がそれぞれ対応して設けられた圧電共振子で
    あって、 前記圧電基板の対向面の面積は、片面についてそれぞれ
    1.22mm2 以上1.26mm2 以下の範囲内または
    1.35mm2 以上1.538mm2 以下の範囲内であ
    り、 厚み縦振動の基本波を発生させる ことを特徴とする圧電
    共振子。
  5. 【請求項5】 前記圧電基板はビスマス(Bi)を含む
    層状構造化合物を含有することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1に記載の圧電共振子。
  6. 【請求項6】 前記層状構造化合物はビスマスとストロ
    ンチウム(Sr)とチタン(Ti)と酸素(O)とを含
    むことを特徴とする請求項5記載の圧電共振子。
  7. 【請求項7】 前記層状構造化合物はビスマスとストロ
    ンチウム(Sr)とランタン(La)とチタン(Ti)
    と酸素(O)とを含むことを特徴とする請求項5記載の
    圧電共振子。
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