JP3498873B2 - ウォータポンプ - Google Patents
ウォータポンプInfo
- Publication number
- JP3498873B2 JP3498873B2 JP24740595A JP24740595A JP3498873B2 JP 3498873 B2 JP3498873 B2 JP 3498873B2 JP 24740595 A JP24740595 A JP 24740595A JP 24740595 A JP24740595 A JP 24740595A JP 3498873 B2 JP3498873 B2 JP 3498873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- housing
- water pump
- impeller
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンを冷却する
冷却水を循環するウォータポンプに関する。 【0002】 【従来の技術】エンジンを冷却する冷却水を循環するウ
ォータポンプの構造は、回転軸の一端にプーリを固定
し、この回転軸のもう一方の端をハウジング内に挿入
し、ハウジングの軸受支持部に回転軸のプーリ側をベア
リングで軸支し、ハウジング内に挿入した回転軸の先端
にインペラを固定し、ベアリングとインペラの間の回転
軸とハウジングの間にメカニカシールを介在せしめたも
のである。 【0003】この種のウォータポンプにおいては、回転
軸は軸受ハウジングの軸受支持部に複列のベアリングで
軸支されていたが、ウォータポンプの軽量化・小型化の
ため、回転軸は単列のベアリングで軸支されるようにな
っている。しかし、回転軸をハウジングの軸受支持部に
単列のベアリングで軸支する場合は、回転軸のがたつき
が避けられないため、実開昭63−183497号公報
に示される水ポンプの軸受装置に見られるように、ハウ
ジングを覆うポンプケースに回転軸の先端を軸支する軸
受を設け、回転軸の先端部を軸支する提案がされてい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案においては、ポンプケースに設けた軸受と回転軸との
同軸度が要求されるが、その調整が難しい上に、組付け
性が悪いという問題点がある。本発明は単列ベアリング
で回転軸を軸支するウォータポンプの前記のごとき問題
点を解決すべくなされたものであって、ポンプケースに
軸受けを設けることなく回転軸のがたつきを防止し、か
つ組付け性の優れたウォータポンプを提供することを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】発明者等は単列ベアリン
グで回転軸を軸支した場合、単純な構造で回転軸のがた
つきを防止する手段について鋭意検討を重ねた。その結
果、固定部材であるハウジングと回転部材であるインペ
ラの間に潤滑性と摩耗性に優れたがたつき防止部材を介
在させることを着想して本発明を完成した。 【0006】本発明の請求項1のウォータポンプは、回
転軸の一端にプーリを固定し、前記回転軸の他端を前記
ハウジング内に挿入し前記回転軸のプーリ側をハウジン
グの軸受支持部に軸支し、前記ハウジング内に挿入した
前記回転軸の先端にインペラを固定し、前記回転軸と前
記ハウジングの間にメカニカシールを介在せしめたウォ
ータポンプであって、前記回転軸と共に回転する前記イ
ンペラの背面と対向する前記ハウジングの面との間に、
前記インペラより大径のワッシャを介在せしめたことを
要旨とする。 【0007】 【0008】 【0009】がたつき防止部材としてのワッシャに用い
られる材料は、摩擦係数が少なく潤滑性に優れかつ耐摩
耗性に優れた板状材料であれば、金属であろうと合成樹
脂であろうと構わない。例えば合成樹脂であれは、弗素
系の樹脂等が好適である。 【0010】本発明においては、回転軸と共に回転する
回転部材あるプーリあるいはインペラと回転しない固定
部材であるハウジングの間に、回転軸のがたつき防止部
材を介在せしめたので、回転軸が軸芯からぶれないよう
に保持され、回転軸の回転によるがたつきが防止され
る。また、がたつき防止部材は単に固定部材と回転部材
の間に装着されるだけであるので、組付けが極めて簡単
である。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面に
従って説明する。図1は本発明の実施の形態の断面図を
示す。図1において、回転軸10の一端にはプーリシー
ト12を介してプーリ14が固定されている。回転軸1
0のもう一方の端はハウジング16の軸受支持部18に
挿入され、回転軸10のプーリ側はハウジング16の軸
受支持部18にベアリング20を介して軸支されてい
る。 【0012】ハウジング16に挿入された回転軸10の
先端にはインペラ22が固定され、インペラ22とベア
リング20との間の回転軸10には、ハウジング16の
軸受支持部18との間にメカニカルシール24が取り付
けられている。ハウジング16のインペラ22の背面と
対向する面は、インペラ22の背面と同一平面になるよ
うに加工され、ハウジング16とインペラ22との対向
面間にはがたつき防止部材であるワッシャ26が装着さ
れる。 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】上記の実施に形態においても、回転軸10
と共に回転する回転部材であるインペラ22と、回転し
ない固定部材であるハウジング16の間に、回転軸のが
たつき防止部材であるワッシャ26を介在せしめたの
で、回転軸10が軸芯からぶれないように保持され、回
転軸10の回転によるがたつきが防止された。 【0018】 【発明の効果】本発明のウォータポンプは、回転軸をハ
ウジングの軸受支持部に単列のベアリングで軸支するウ
ォータポンプであって、回転軸と共に回転する回転部材
であるインペラと回転しない固定部材であるハウジング
の間に、回転軸のがたつき防止部材を介在せしめたの
で、回転軸が軸芯からぶれないように保持され、回転軸
の回転によるがたつきが防止される。また、がたつき防
止部材は単に固定部材と回転部材の間に装着されるだけ
であるので、組付けが極めて簡単である。
冷却水を循環するウォータポンプに関する。 【0002】 【従来の技術】エンジンを冷却する冷却水を循環するウ
ォータポンプの構造は、回転軸の一端にプーリを固定
し、この回転軸のもう一方の端をハウジング内に挿入
し、ハウジングの軸受支持部に回転軸のプーリ側をベア
リングで軸支し、ハウジング内に挿入した回転軸の先端
にインペラを固定し、ベアリングとインペラの間の回転
軸とハウジングの間にメカニカシールを介在せしめたも
のである。 【0003】この種のウォータポンプにおいては、回転
軸は軸受ハウジングの軸受支持部に複列のベアリングで
軸支されていたが、ウォータポンプの軽量化・小型化の
ため、回転軸は単列のベアリングで軸支されるようにな
っている。しかし、回転軸をハウジングの軸受支持部に
単列のベアリングで軸支する場合は、回転軸のがたつき
が避けられないため、実開昭63−183497号公報
に示される水ポンプの軸受装置に見られるように、ハウ
ジングを覆うポンプケースに回転軸の先端を軸支する軸
受を設け、回転軸の先端部を軸支する提案がされてい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案においては、ポンプケースに設けた軸受と回転軸との
同軸度が要求されるが、その調整が難しい上に、組付け
性が悪いという問題点がある。本発明は単列ベアリング
で回転軸を軸支するウォータポンプの前記のごとき問題
点を解決すべくなされたものであって、ポンプケースに
軸受けを設けることなく回転軸のがたつきを防止し、か
つ組付け性の優れたウォータポンプを提供することを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】発明者等は単列ベアリン
グで回転軸を軸支した場合、単純な構造で回転軸のがた
つきを防止する手段について鋭意検討を重ねた。その結
果、固定部材であるハウジングと回転部材であるインペ
ラの間に潤滑性と摩耗性に優れたがたつき防止部材を介
在させることを着想して本発明を完成した。 【0006】本発明の請求項1のウォータポンプは、回
転軸の一端にプーリを固定し、前記回転軸の他端を前記
ハウジング内に挿入し前記回転軸のプーリ側をハウジン
グの軸受支持部に軸支し、前記ハウジング内に挿入した
前記回転軸の先端にインペラを固定し、前記回転軸と前
記ハウジングの間にメカニカシールを介在せしめたウォ
ータポンプであって、前記回転軸と共に回転する前記イ
ンペラの背面と対向する前記ハウジングの面との間に、
前記インペラより大径のワッシャを介在せしめたことを
要旨とする。 【0007】 【0008】 【0009】がたつき防止部材としてのワッシャに用い
られる材料は、摩擦係数が少なく潤滑性に優れかつ耐摩
耗性に優れた板状材料であれば、金属であろうと合成樹
脂であろうと構わない。例えば合成樹脂であれは、弗素
系の樹脂等が好適である。 【0010】本発明においては、回転軸と共に回転する
回転部材あるプーリあるいはインペラと回転しない固定
部材であるハウジングの間に、回転軸のがたつき防止部
材を介在せしめたので、回転軸が軸芯からぶれないよう
に保持され、回転軸の回転によるがたつきが防止され
る。また、がたつき防止部材は単に固定部材と回転部材
の間に装着されるだけであるので、組付けが極めて簡単
である。 【0011】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面に
従って説明する。図1は本発明の実施の形態の断面図を
示す。図1において、回転軸10の一端にはプーリシー
ト12を介してプーリ14が固定されている。回転軸1
0のもう一方の端はハウジング16の軸受支持部18に
挿入され、回転軸10のプーリ側はハウジング16の軸
受支持部18にベアリング20を介して軸支されてい
る。 【0012】ハウジング16に挿入された回転軸10の
先端にはインペラ22が固定され、インペラ22とベア
リング20との間の回転軸10には、ハウジング16の
軸受支持部18との間にメカニカルシール24が取り付
けられている。ハウジング16のインペラ22の背面と
対向する面は、インペラ22の背面と同一平面になるよ
うに加工され、ハウジング16とインペラ22との対向
面間にはがたつき防止部材であるワッシャ26が装着さ
れる。 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】上記の実施に形態においても、回転軸10
と共に回転する回転部材であるインペラ22と、回転し
ない固定部材であるハウジング16の間に、回転軸のが
たつき防止部材であるワッシャ26を介在せしめたの
で、回転軸10が軸芯からぶれないように保持され、回
転軸10の回転によるがたつきが防止された。 【0018】 【発明の効果】本発明のウォータポンプは、回転軸をハ
ウジングの軸受支持部に単列のベアリングで軸支するウ
ォータポンプであって、回転軸と共に回転する回転部材
であるインペラと回転しない固定部材であるハウジング
の間に、回転軸のがたつき防止部材を介在せしめたの
で、回転軸が軸芯からぶれないように保持され、回転軸
の回転によるがたつきが防止される。また、がたつき防
止部材は単に固定部材と回転部材の間に装着されるだけ
であるので、組付けが極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・回転軸
12・・・・・プーリーシート
14・・・・・プーリ
16・・・・・ハウジング
18・・・・・ハウジングの軸受支持部
20・・・・・ベアリング
22・・・・・インペラ
24・・・・・メカニカルシール
26・・・・・ワッシャ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
F04D 29/60 F04D 29/60 E
(56)参考文献 特開 昭64−35098(JP,A)
特開 昭55−19918(JP,A)
実開 平4−132497(JP,U)
実開 昭63−183497(JP,U)
実開 昭61−186790(JP,U)
実開 昭61−181895(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F04D 29/12
F01P 5/10
F02B 67/06
F04D 29/04
F04D 29/60
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転軸の一端にプーリを固定し、前記回
転軸の他端を前記ハウジング内に挿入し前記回転軸のプ
ーリ側をハウジングの軸受支持部に軸支し、前記ハウジ
ング内に挿入した前記回転軸の先端にインペラを固定
し、前記回転軸と前記ハウジングの間にメカニカシール
を介在せしめたウォータポンプであって、 前記回転軸と共に回転する前記インペラの背面と対向す
る前記ハウジングの面との間に、前記インペラより大径
のワッシャを介在せしめたことを特徴とするウォータポ
ンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24740595A JP3498873B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ウォータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24740595A JP3498873B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ウォータポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988885A JPH0988885A (ja) | 1997-03-31 |
JP3498873B2 true JP3498873B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=17162949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24740595A Expired - Fee Related JP3498873B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | ウォータポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3498873B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24740595A patent/JP3498873B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0988885A (ja) | 1997-03-31 |
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