JP3498856B2 - 反射鏡アンテナ - Google Patents

反射鏡アンテナ

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JP3498856B2
JP3498856B2 JP00061894A JP61894A JP3498856B2 JP 3498856 B2 JP3498856 B2 JP 3498856B2 JP 00061894 A JP00061894 A JP 00061894A JP 61894 A JP61894 A JP 61894A JP 3498856 B2 JP3498856 B2 JP 3498856B2
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一浩 上原
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、反射鏡アンテナに関
し、特に壁や天井に容易に設置が可能であり、かつ指向
性パターンにおけるサイドロープの低減が可能である超
軽量の反射鏡アンテナに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に従来の反射鏡アンテナの例を示
す。図中1は主反射鏡、2は副反射鏡、3は一次放射
器、4は主反射鏡1,副反射鏡2並びに一次放射器3を
支持する支柱である。同図(a)は、主反射鏡1と一次
放射器3とからなる反射鏡アンテナの例を、また同図
(b)は同図(a)に示す反射鏡アンテナに副反射鏡2
を含む場合の例を示している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これら従来の反射鏡ア
ンテナでは、該主反射鏡1及び副反射鏡2は鏡面精度が
要求されるため、鋳物或いは打抜き金属板が用いられ、
また機械的強度を得るためにある程度の厚さを必要と
し、重量が重かった。またこれら反射鏡1,2を支える
支柱4も、同様に機械的強度が要求されるため金属製の
ものが用いられ、重量が重かった。上述の部品に加え
て、上記一次放射器3も金属塊または金属板を加工して
作られ、従って反射鏡アンテナの総重量は相当の重さに
なり、壁や天井に容易に設置することが困難であるとい
う欠点があった。 【0004】また従来の反射鏡アンテナでは、副反射鏡
2や一次放射器3または支柱4により、ビームの一部が
遮蔽されるという欠点があった。また、それらによる散
乱の影響、または該一次放射器3のバックローブの影
響、または該主反射鏡1周辺の回折や散乱の影響により
指向性パターンが乱れ、サイドローブが大きくなるとい
う欠点があった。 【0005】また従来の反射鏡アンテナでは、主反射鏡
1、副反射鏡2、一次放射器3並びに支柱4が金属でで
きているため、熱膨脹係数が大きく、周囲の温度変化に
よりアンテナ特性が変化し易いという欠点があった。 【0006】本発明の目的は、上記従来の欠点に鑑み、
壁や天井に容易に設置が可能であり、かつ指向性パター
ンにおけるサイドロープの低減が可能であり、温度変化
による特性変化が小さい超軽量の反射鏡アンテナを提供
することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、発泡材料からなる支持体の内部または表
面に、少なくとも一つ以上の、凹状または凸状または平
面状の金属膜からなる反射鏡面を具備し、さらに、該支
持体が脱着可能な複数の部分からなり、各部分に反射鏡
面あるいは一次放射器を具備する。 【0008】 【作用】本発明によれば、金属膜からなる反射鏡面、あ
るいは一次放射器を発泡材料よりなる支持体により支持
する構造であるので、機械的強度を保ったまま軽量化が
図れる。また金属でできた反射鏡面、あるいは一次放射
器が、断熱効果の高い発泡材料で覆われているため、周
囲の温度変化が生じてもアンテナ特性が変化しにくい。
さらに、支持体の各部分を入れ替えるだけで、アンテナ
の特性を変化させることができる。 【0009】 【実施例】図1は、本願に関する第1の参考例を示す図
であり、(a)は一部縦断側面図、(b)は要部の正面
図である。同図において、1は主反射鏡(反射鏡面)
で、例えば蒸着等の製法により作られた薄い金属膜から
なり、形状が回転方物面をなしている。3は一次放射器
である。5は支持体で、第一種の発泡材料6a、第二種
の発泡材料6bからなり、主反射鏡1を挟持する如く互
いに接合され、全体として方形状をなしている。7は取
り付け部品で、支持体5を壁9に取り付ける。一次放射
器3は該支持体5の外部に設けられており、支柱8によ
って壁9に取り付けられている。 【0010】上記第一種の発泡材料6aは、例えばカー
ボンやフェライトなどの導電性物質を混合した、またそ
れらを表面に塗布した、例えば発泡スチロールなどの発
泡材料である。該第一種の発泡材料6aは、主反射鏡1
の周囲や裏側等の電波の通過しない領域に用いる。また
上記第二種の発泡材料6bは、例えば発泡スチロールな
どの発泡材料であり、電波の通過する領域に用いる。上
記取り付け部品7は、例えば吸盤、磁石、またはマジッ
クテープなどの、壁9に取り付けが可能なものである。 【0011】本反射鏡アンテナの指向性パターンは、主
反射鏡1の鏡面形状、一次放射器3の指向性、及び該主
反射鏡1と該一次放射器3との位置関係により決定さ
れ、ペンシルビームやファンビームを得ることができ
る。 【0012】本参考例の反射鏡アンテナは、薄い金属膜
からなる主反射鏡1を発泡材料6a,6bよりなる支持
体5により支持しているため、機械的強度を保ったまま
軽量化が図られる。また導電性物質を混合または塗布し
た第一種の発泡材料6aは電波吸収体として働き、それ
が該主反射鏡1の背面側及び周囲に充填されているた
め、反射鏡面周囲の散乱や回折の影響がなくなり、指向
性パターンが乱れず、サイドローブを非常に小さくでき
る。また金属支柱がないため、ビームが遮蔽されること
がない。 【0013】図3は、本願に関する第2の参考例を示す
図であり、(a)は一部縦断側面図、(b)は正面図で
ある。同図において、1は主反射鏡(反射鏡面)、2は
副反射鏡(反射鏡面)、3は一次放射器、5は支持体、
6aは第一種の発泡材料、6bは第二種の発泡材料、7
は取り付け部品、9は壁、10は給電線、11はコネク
タを示している。 【0014】本参考例は発泡材料6a,6bからなる支
持体5の内部に、形状が回転方物面の主反射鏡1と、形
状が同じく回転方物面の副反射鏡2と、一次放射器3と
を具備させてなるものである。 【0015】上記主反射鏡1及び副反射鏡2は、例えば
蒸着等の製法により作られた薄い金属膜である。また上
記一次放射器3も、開口面(ホーンのフレア部分と導波
管部分)等の殆どの部分は上述の薄い金属膜で構成され
ている。該第一種の発泡材料6aは、主反射鏡1及び副
反射鏡2の周囲や裏側、一次放射器3の周囲等の電波の
通過しない領域に用いられ、第2種の発泡材料6bは電
波の通過する領域に用いる。 【0016】本参考例の反射鏡アンテナは、薄い金属膜
からなる主反射鏡1、副反射鏡2、及び一次放射器3を
発泡材料よりなる支持体5により支持したため、機械的
強度を保ったまま軽量化が図られる。また導電性物質を
混合または塗布した第一種の発泡材料6aは電波吸収体
として働き、それが該主反射鏡1、副反射鏡2、及び一
次放射器3の周囲に充填されているため、反射鏡面周囲
の散乱や回折の影響や、一次放射器3のバックローブの
影響がなくなり、指向性パターンが乱れず、サイドロー
ブを非常に小さくできる。また金属支柱がないため、ビ
ームが遮蔽されることもない。 【0017】その他の構成、作用及び効果は第1の参考
例と同様である。 【0018】図は、本発明の実施例を示す図である。
同図中の構成要素は図3に示したものと同一である。本
実施例は、第2の参考例の支持体5が三つの部分5a,
5b,5cに分割されており、第一部分5aは主反射鏡
1を、第二部分5bは副反射鏡2を、第三部分5cは一
次放射器3をそれぞれ具備している。 【0019】各部分5a,5b,5cは、ネジ,接着テ
ープ等の適宜の手段で脱着できるようになっている。 【0020】本反射鏡アンテナの指向性パターンは、主
反射鏡1及び副反射鏡2の鏡面形状、一次放射器3の指
向性、及び該主反射鏡1と該副反射鏡2と該一次放射器
3との位置関係により決定され、ペンシルビームやファ
ンビームを得ることができる。従って、それらの少なく
とも一つを別のものと入れ替えれば、容易に別の指向性
パターンを得ることが可能となる。 【0021】その他の構成、作用及び効果は前述の参考
例と同様である。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射鏡ア
ンテナは、薄い金属膜からなる反射鏡面あるいは一次放
射器を発泡材料によりなる支持体で支持する構造である
ので、機械的強度を保ったまま軽量化が図れる。従っ
て、壁や天井に容易に設置が可能である。 【0023】また本発明の反射鏡アンテナは、支持体部
分が複数の脱着可能な部分に分割されており、各部分に
反射鏡面あるいは一次放射器を具備しているため、それ
らの一部分を入れ替えるだけで、指向性パターン等のア
ンテナの電気的特性を変化させることができる。従っ
て、セルラー通信に用いた場合、容易にゾーン形状を変
更することが可能である。 【0024】また本発明の反射鏡アンテナは、金属でで
きた反射鏡面及び一次放射器が、断熱効果の高い発泡材
料で覆われているため、周囲の温度変化が生じてもアン
テナ特性が変化しにくい。従って、温度変化の激しい大
気圏外等における使用に適している。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の反射鏡アンテナの第1の実施例を示す
構成図 【図2】本発明の従来の反射鏡アンテナの例を示す図 【図3】反射鏡アンテナの第2の実施例を示す構成図 【図4】本発明の反射鏡アンテナの第の実施例を示す
構成図 【符号の説明】 1…主反射鏡、2…副反射鏡、3…一次放射器、4…支
柱、5…支持体、5a…第一部分、5b…第二部分、5
c…第三部分、6a…第一種の発泡材料、6b…第二種
の発泡材料、7…取付部品、8…支柱、9…壁、10…
給電線、11…コネクタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−152201(JP,A) 特開 昭56−122508(JP,A) 特開 平4−134908(JP,A) 特開 平4−74005(JP,A) 実開 昭64−38811(JP,U) 実開 昭63−162597(JP,U) 実開 昭60−145716(JP,U) 実開 昭60−119118(JP,U) 実開 昭58−43011(JP,U) 実開 昭54−55247(JP,U) 実開 昭53−67740(JP,U) 実開 昭53−48544(JP,U) 実開 平4−19815(JP,U) 実開 平2−126413(JP,U) 実開 平1−97607(JP,U) 実公 昭28−9306(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 15/14 - 19/14 H01Q 1/12 - 1/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発泡材料からなる支持体の内部または表
    面に、少なくとも一つ以上の、凹状または凸状または平
    面状の金属膜からなる反射鏡面を具備し、さらに、該支
    持体が脱着可能な複数の部分からなり、各部分に反射鏡
    面あるいは一次放射器を具備することを特徴とする反射
    鏡アンテナ。
JP00061894A 1994-01-07 1994-01-07 反射鏡アンテナ Expired - Fee Related JP3498856B2 (ja)

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