JP3498633B2 - 無線呼出端末器の持ち去り防止方法、及びこの方法を用いた無線呼出システム - Google Patents

無線呼出端末器の持ち去り防止方法、及びこの方法を用いた無線呼出システム

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JP3498633B2
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尚 熊谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貸し出した携帯型
無線呼出端末器の持ち去り防止方法、及びこの方法を用
いた無線呼出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線呼出システムは、従来から様々なと
ころに適用されており、発信器から、無線呼出端末器
(ワイヤレス受信器、ページャー)に割り付けられた番
号(アドレス)を指定して呼び出すと、指定された端末
器が呼出信号を受信し、端末器から呼出音が出力される
ようになっている。
【0003】このようなシステムは、フードコート(セ
ルフサービスの食堂)での料理の出来上りを待つ場合、
自動車の修理などを待つ場合、役所の書類作成を待つ場
合、病院で薬を待つ場合、デパートの中元・歳暮の申し
込み順を待つ場合などに適用され、少し離れた場所で待
っていても呼出があったことが分かるので、ずっと同じ
場所で待っている必要がなく、待っている間に他の用事
を済ませたりすることができるというメリットがある。
【0004】例えば、フードコートでは、料理の注文を
受けたときに、無線呼出端末器を客に貸し出し、料理が
出来上がったら、貸し出した端末器を呼び出して、料理
と端末器とを交換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
無線呼出システムでは、無線呼出端末器は、商品などを
購入した、商品などの順番を待つすべての人に対して貸
し出すものなので、その人が商品などを放棄すれば、発
信器から発信される電波が届かない遠い場所にまで移動
し、そのまま無線呼出端末器を持ち去る場合があった。
また、待っている間に、端末器を紛失したことにして、
商品と一緒に端末器を持ち帰る不心得者もいた。
【0006】図10は、このときの状態を示す模式図で
ある。集中発信器200は、無線呼出端末器100に割
り付けられた番号を入力して呼出信号を発信し、その番
号の端末器100を呼び出すことができるが、端末器1
00が移動し(#1→#2)、端末器100の位置が集
中発信器200の信号到達範囲Aの範囲外になったとき
には、端末器100(#2)では、呼出信号を受信する
ことができず、そのまま持ち去られたとしても、発信器
200側ではそのことが分からなかった。
【0007】また、端末器100を携帯した人が、発信
器200からの電波が届かない遠い場所にまで移動した
ことに気付かず、その間に呼出があったことを知らない
で元の場所に戻ったときに、まだ呼出がないと思い込
み、そのままずっと待ち続けてしまう場合があった。本
発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、
無線呼出端末器を持ち去ろうとする人に警告したり、そ
のような人がいることを集中発信器側の人に知らせるよ
うにした無線呼出端末器の持ち去り防止方法、及びこの
方法を用いた無線呼出システムを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1又は2には、無線呼出端末器の持
ち去り防止方法を提案しており、請求項1では、無線呼
出端末器が、集中発信器の信号到達範囲の境界に設けら
れた警告用発信器から周期的に発信されている警告信号
を受信したときに、警告音を出力して、集中発信器の信
号到達範囲内から範囲外へ移動することになることを報
知する。これによって、端末器を持ち去る人に対して警
告ができる。請求項2では、無線呼出端末器が、集中発
信器の信号到達範囲の境界に設けられた警告用発信器か
ら周期的に発信されている警告信号を受信したときに、
警報信号を発信して、集中発信器の信号到達範囲内から
範囲外へ移動することになることを報知する。これによ
って、警報信号を受信すれば、端末器を持ち去ろうとす
る人がいることが分かるとともに、その人に対して警告
ができる。
【0009】請求項3〜請求項5には、無線呼出端末器
の持ち去り防止方法を用いた無線呼出システムを提案し
ており、請求項3では、集中発信器の信号到達範囲の境
界に警告用発信器を備えて、無線呼出端末器は、警告用
発信器から周期的に発信されている警告信号を受信した
ときに、警報音を出力する。ここに、警告用発信器は、
端末器が集中発信器の信号到達範囲内から範囲外へ移動
することが分かるように、その範囲の境界に沿って複数
設けられることが望ましいが、これには限定されず、そ
の範囲に対する出入口などが決まっている場合は、その
場所に設けていればよい。また、無線呼出端末器は、集
中発信器の信号到達範囲の境界付近において、警告用発
信器からの警告信号を受信できればよいので、警告用発
信器の信号到達範囲は、その境界付近のみとすればよ
い。更に、無線呼出端末器が、集中発信器の信号到達範
囲内から範囲外に移動した後であることが分かればよい
場合は、警告用発信器の信号到達範囲は、集中発信器の
信号到達範囲外のみに設定すればよい。
【0010】請求項4では、集中発信器の信号到達範囲
の境界に警告用発信器を備え、無線呼出端末器から発信
される信号を受信する警報受信器を備える。無線呼出端
末器は、警告用発信器から周期的に発信されている警告
信号を受信したときに、警報信号を発信する一方、警報
受信器は、無線呼出端末器から警報信号を受信したとき
には、その無線呼出端末器が、集中発信器の信号到達範
囲内から範囲外へ移動することになることを報知する。
【0011】請求項5では、集中発信器の信号到達範囲
の境界に警告用発信器を備え、無線呼出端末器から発信
される信号を受信する警報受信器を備える。無線呼出端
末器は、警告用発信器から周期的に発信されている警告
信号を受信したときに、警告音を出力するとともに警報
信号を発信する一方、警報受信器は、無線呼出端末器か
ら警報信号を受信したときには、その無線呼出端末器
が、集中発信器の信号到達範囲内から範囲外へ移動する
ことになることを報知する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、無線呼出端末器
の持ち去り防止方法を用いた無線呼出システムの構成の
一例を示した模式図である。集中発信器2は、テンキー
や訂正ボタンや送信ボタンなどの入力部と、液晶画面な
どの表示部とを備えており、テンキーを操作して、無線
呼出端末器1に割り付けられた番号を入力し、この番号
を画面で確認した後に、送信ボタンを操作すれば、その
番号を付加した呼出信号を発信する。すると、無線呼出
端末器1では、この呼出信号を受信して、自己に割り当
てられた番号を画面表示するとともに、呼出音を出力し
たり、振動を発生させたりして、呼出があったことを、
端末器1を携帯している人に知らせる。
【0013】無線呼出端末器1は、集中発信器2の信号
到達範囲A(図中、斜線で示す部分)の中では、呼出信
号を受信することができるが(端末器1(#1))、範
囲Aの外に移動すると(端末器1(#2))、呼出信号
を受信することができない。そこで、本発明の無線呼出
端末器1の持ち去り防止方法では、無線呼出端末器1
が、集中発信器2から周期的に発信されている確認信号
を受信しなくなったときに、警告音を出力して、集中発
信器2の信号到達範囲A内から範囲A外へ移動したこと
を報知する。なお、警告音の出力と同時に、液晶画面に
警告メッセージを表示したり、振動を発生させるように
してもよい。
【0014】これによって、端末器1を持ち去ろうする
人に対して警告ができる。また、端末器1を持ち去る意
思はなかった人に対しても、発信器2からの信号到達範
囲Aの外に移動してしまい、呼出信号が受信できない状
態になったことが知らせることができる。また、警告音
を出力してから所定時間後に警告音の出力が停止するよ
うにした場合は、他の用事を済ませた後、元の場所に戻
ったときに、そこに戻るまでの間に呼出があったかを確
認すれば、呼出がないまま、ずっと待ち続けるようなこ
とがない。
【0015】図2は、図1のシステムにおける無線呼出
端末器1と集中発信器2の内部構成の例を示したブロッ
ク図である。発信器2は、送信制御部21がクロックタ
イマ23に従って、送信部20によりアンテナa20か
ら、確認信号を周期的に送信する。この確認信号は、端
末器1の番号を指定せずに、すべての端末器1が受信で
きるようになっている。なお、入力部22には、テンキ
ーや送信ボタンなどを備えており、入力部22を操作す
ることによって、番号を入力した端末器1に対して呼出
信号を送信することができる。
【0016】無線呼出端末器1では、受信処理部11
は、受信部10によりアンテナa10を通じて呼出信号
を受信すると、その呼出信号に付加された端末器1の番
号が、自己の番号であるかを判断し、両者が一致すれ
ば、呼出音発生部12によって発生させた呼出音を、ア
ンプ13で増幅し、スピーカs10から出力させる。こ
れとともに、液晶表示部16により液晶画面17に、呼
出があったことを、この端末器1の番号などとともに表
示する。
【0017】また、無線呼出端末器1は、発信器2から
の確認信号を受信する度に、警告タイマ14の計時をリ
セットする。ところが、確認信号を受信しないために、
警告タイマ14が所定時間(例えば3秒)を計時する
と、警告音発生部15によって発生させた警告音を、ア
ンプ13によって増幅し、スピーカs10から出力する
(図1の端末器1(#2)を参照)。
【0018】次に、無線呼出システムの別の構成を図3
に示す。ここでは、図1に示したシステム構成に加え
て、無線呼出端末器1Aから発信される信号を受信する
警報受信器3を備えている。この構成において、無線呼
出端末器1Aは、集中発信器2から周期的に発信されて
いる確認信号を受信しなくなったときに、警報信号を発
信する(端末器1A(#2))。一方、警報受信器3
は、無線呼出端末器1Aから警報信号を受信したときに
は、その無線呼出端末器1Aが、集中発信器2の信号到
達範囲A内から範囲A外へ移動したことを報知する。
【0019】すなわち、このシステムでは、無線呼出端
末器1Aが、集中発信器2から周期的に発信されている
確認信号を受信しなくなったときに、警報信号を発信し
て、集中発信器2の信号到達範囲A内から範囲A外へ移
動したことを報知するようになっている。これによっ
て、警報信号を受信した警報受信器3などでは、端末器
1Aを持ち去ろうとする人がいることが分かるととも
に、「ブー」といった警報音の出力によって、端末器1
Aの持ち去りを防ぐことができる。
【0020】警報受信器は3、無線呼出端末器1Aが集
中発信器2の信号到達範囲A外へ移動したときに、端末
器1Aからの警報信号が受信できる範囲に設置されてい
ればよいので、図示したように、必ずしも集中発信器2
の信号到達範囲Aの中に設けている必要はなく、集中発
信器2の信号到達範囲A外に設けていてもよい。警報受
信器3では、警報信号を受信すると、警報音を出力した
り、そのことを示す表示を行ったり、更に、警報信号を
発信器2などに中継送信する。
【0021】図4には、図3のシステムにおける無線呼
出端末器1Aの内部構成の例をブロック図で示してい
る。この無線呼出端末器1Aでは、呼出信号を受信した
ときは、図2に示した端末器1と同じように動作する
が、確認信号を受信しないために、警告タイマ14が所
定時間(例えば3秒)を計時したときには、送信制御部
18が送信部19によりアンテナa11から警報信号を
送信する。また、図示した構成では、警告音発生部15
を備えているので、警報信号を送信したときには、それ
とともに、警告音発生部15によって発生させた警告音
を、アンプ13によって増幅し、スピーカs10から出
力することもできる。
【0022】すなわち、無線呼出端末器1Aは、集中発
信器2から周期的に発信されている確認信号を受信しな
くなったときに、警告音を出力するとともに警報信号を
発信する。一方、警報受信器3は、無線呼出端末器1A
から警報信号を受信したときには、その無線呼出端末器
1Aが、集中発信器2の信号到達範囲A内から範囲A外
へ移動したことを報知する。これによって、端末器1A
を持ち去ろうとする人に対して警告ができるとともに、
警報受信器3側では、端末器1Aを持ち去ろうとする人
がいることが分かる。
【0023】次に、上記した無線呼出システムの動作の
例を、図5にタイムチャートで示す。(a)は発信器2
から定期的に発信される確認信号、(b)は入力部22
のボタン操作などによって発信器2から発信される呼出
信号、(c)は端末器1,1Aにおいて受信する確認信
号、(d)は端末器1,1Aにおいて受信する呼出信
号、(e)は端末器1,1Aにおいて出力する警告音、
(f)は端末器1,1Aにおいて出力する呼出音であ
る。
【0024】この例の発信器2は、呼出信号を発信する
ときには、確認信号の発信を中断させている。端末器
1,1Aは、確認信号を受信しなくなってから所定時間
tが経過したときに、警告音を出力する。なお、上述し
たように、警告音の出力に代わって、又は警告音の出力
とともに、警報信号を送信するようにしてもよい。次
に、図6に、無線呼出端末器の持ち去り防止方法を用い
た無線呼出システムの他の構成の例を示す。ここでは、
集中発信器2Bの信号到達範囲Aの境界に警告用発信器
4を備えて、無線呼出端末器1Bは、警告用発信器2B
から周期的に発信されている警告信号を受信したとき
に、警報音を出力する。なお、警告用発信器2Bから発
信される警告信号は、いずれの端末器1Bにおいても受
信できるようになっている。
【0025】すなわち、このシステムでは、無線呼出端
末器1Bが、集中発信器2Bの信号到達範囲Aの境界に
設けられた警告用発信器4から周期的に発信されている
警告信号を受信したときに、警告音を出力して、集中発
信器2Bの信号到達範囲A内から範囲A外へ移動するこ
とになることを報知する。これによって、端末器1Bを
持ち去る人を警告できる。
【0026】警告用発信器4は、図示したように、端末
器1Bが集中発信器2Bの信号到達範囲A内から範囲A
外へ移動することが分かるように、その範囲Aの境界に
沿って複数設けることが望ましいが、その範囲Aに対す
る出入口などが決まっている場合は、その場所に設けれ
ばよい。無線呼出端末器1Bは、集中発信器2Bの信号
到達範囲Aの境界付近においてのみ、警告信号を受信で
きればよいので、警告用発信器4の信号到達範囲Bは、
境界付近のみの限られた範囲になっている。なお、無線
呼出端末器1Bが、集中発信器2Bの信号到達範囲A外
に移動したことが分かればよい場合は、警告用発信器4
の信号到達範囲Bは、集中発信器2Bの信号到達範囲A
外のみに設定すればよい。
【0027】また、この端末器1Bを老人や子供などに
携帯させるようにし、玄関などに警告用発信器4を設け
ておけば、家の外への徘徊を未然に防ぐことができ、危
険な場所に警告用発信器4を設けておけば、事故を未然
に防ぐこともできる。次に、図6のシステムにおける無
線呼出端末器1Bと集中発信器2Bと警告用発信器4の
内部構成の例を図7に示す。発信器2Bは、入力部22
を操作することによって、送信制御部21が送信部20
によりアンテナa20から、呼出信号を発信できるよう
になっている。また、警告用発信器4では、警告信号送
信制御部41がクロックタイマ42に従って、送信部4
0によりアンテナa40から、警告信号を周期的に送信
する。
【0028】無線呼出端末器1Bでは、受信処理部11
は、受信部10によりアンテナa10を通じて呼出信号
を受信すると、呼出音発生部12によって発生された呼
出音を、アンプ13で増幅し、スピーカs10から出力
させる。これとともに、液晶表示部16により液晶画面
17に、この端末器1の番号などとともに、呼出があっ
たことを表示する。また、警告用発信器4から警告信号
を受信すれば、受信処理部11が、警告音発生部15に
よって発生させた警告音を、アンプ13によって増幅
し、スピーカs10から出力する(図6の端末器1B
(#2)を参照)。
【0029】次に、更に別のシステム構成を図8に示
す。ここでは、図6に示した構成に加えて、無線呼出端
末器1Cから発信される信号を受信する警報受信器3を
備えている。無線呼出端末器1Cは、警告用発信器4か
ら周期的に発信されている警告信号を受信したときに、
警報信号を発信する(端末器1C(#2))。警報受信
器3は、無線呼出端末器1Cから警報信号を受信したと
きには、その無線呼出端末器1Cが、集中発信器2Bの
信号到達範囲A内から範囲A外へ移動することになるこ
とを報知する。
【0030】すなわち、無線呼出端末器1Cが、集中発
信器2Bの信号到達範囲Aの境界に設けられた警告用発
信器4から周期的に発信されている警告信号を受信した
ときに、警報信号を発信して、集中発信器2Bの信号到
達範囲A内から範囲A外へ移動することになることを報
知する。これによって、警報信号を受信した警報受信器
3などでは、端末器1Cを持ち去ろうとする人がいるこ
とが分かる。
【0031】図8には、図7のシステムにおける無線呼
出端末器1Cの内部構成の例をブロック図で示してい
る。この無線呼出端末器1Cでは、呼出信号を受信した
ときは、図7に示した端末器1Bと同じように動作する
が、警告信号を受信すると、送信制御部18が送信部1
9によりアンテナa11から警報信号を送信する。ま
た、図示した構成では、警告音発生部15を備えている
ので、警報信号を送信するとともに、警告音発生部15
によって発生させた警告音を、アンプ13によって増幅
し、スピーカs10から出力することもできる。
【0032】すなわち、無線呼出端末器1Cは、警告用
発信器4から周期的に発信されている警告信号を受信し
たときに、警告音を出力するとともに警報信号を発信す
る。警報受信器3は、無線呼出端末器1Cから警報信号
を受信したときには、その無線呼出端末器1Cが、集中
発信器2Bの信号到達範囲A内から範囲A外へ移動する
ことになることを報知する。
【0033】なお、以上に説明した無線呼出端末器1,
1A,1B,1Cには、ゲーム機能を備えることが出来
る。ゲーム機能を選択し、実行できるようにすれば、そ
の端末器1,1A,1B,1Cを携帯している人が、商
品などを待っている間に退屈することがない。特に長時
間待たせるような場合には有効なサービスとなる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の方法では、無線呼出端末器の持
ち去りを禁止するエリアの境界に警告用発信器を備えれ
ば、端末器が警告用発信器から周期的に発信されている
警告信号を受信したときに、警告音を出力するので、無
線呼出端末器の持ち去りを未然に防ぐことができる。
【0035】請求項2に記載の方法では、無線呼出端末
器が、警告用発信器から周期的に発信されている警告信
号を受信したときに、警報信号を発信するので、警報信
号の受信側において、端末器を持ち去ろうとする人がい
ることが分かる。
【0036】請求項3に記載のシステムでは、無線呼出
端末器は、警告用発信器から警告信号を受信したとき
に、警報音を出力するので、この端末器を携帯した人
に、集中発信器の信号到達範囲外になることを知らせる
ことができる。請求項4に記載のシステムでは、無線呼
出端末器は、警告用発信器から警告信号を受信したとき
に、警報信号を発信する一方、警報受信器は、警報信号
を受信したときには、無線呼出端末器が、集中発信器の
信号到達範囲内から範囲外へ移動することになることを
報知するので、無線呼出端末器を持ち去ろうとする人が
いることが分かり、その端末器の持ち去りを未然に防ぐ
ことができる。
【0037】請求項5に記載のシステムでは、無線呼出
端末器は、警告用発信器から警告信号を受信したとき
に、警告音を出力するとともに警報信号を発信する一
方、警報受信器は、警報信号を受信したときには、無線
呼出端末器が、集中発信器の信号到達範囲内から範囲外
へ移動することになることを報知するので、端末器を持
ち去ろうとする人に対して警告することができ、また、
警報受信器では、無線呼出端末器を持ち去ろうとする人
がいることが分かり、その端末器の持ち去りを未然に防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線呼出端末器の持ち去り防止方法を
用いた無線呼出システムの構成の一例を示す模式図であ
る。
【図2】図1のシステムにおける無線呼出端末器と集中
発信器の内部構成の例を示すブロック図である。
【図3】本発明の無線呼出端末器の持ち去り防止方法を
用いた無線呼出システムの他の構成の一例を示す模式図
である。
【図4】図3のシステムにおける無線呼出端末器の内部
構成の例を示すブロック図である。
【図5】本発明の無線呼出端末器の持ち去り防止方法を
用いた無線呼出システムの動作の例を示すタイムチャー
トである。
【図6】本発明の無線呼出端末器の持ち去り防止方法を
用いた無線呼出システムの他の構成の一例を示す模式図
である。
【図7】図6における無線呼出端末器と集中発信器と警
告用発信器の内部構成の例を示すブロック図である。
【図8】本発明の無線呼出端末器の持ち去り防止方法を
用いた無線呼出システムの他の構成の一例を示す模式図
である。
【図9】図8における無線呼出端末器の内部構成の例を
示すブロック図である。
【図10】従来の無線呼出システムの問題点を説明する
ための模式図である。
【符号の説明】 1,1A,1B,1C 無線呼出端末器 2,2B 集中発信器 3 警報受信器 4 警告用発信器 A 集中発信器の信号到達範囲 B 警告用発信器の信号到達範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−102197(JP,A) 特開 平11−331938(JP,A) 特開 平10−307975(JP,A) 特開 昭61−269432(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線呼出端末器が、集中発信器の信号到達
    範囲の境界に設けられた警告用発信器から周期的に発信
    されている警告信号を受信したときに、警告音を出力し
    て、上記集中発信器の信号到達範囲内から範囲外へ移動
    することになることを報知する、無線呼出端末器の持ち
    去り防止方法。
  2. 【請求項2】無線呼出端末器が、集中発信器の信号到達
    範囲の境界に設けられた警告用発信器から周期的に発信
    されている警告信号を受信したときに、警報信号を発信
    して、上記集中発信器の信号到達範囲内から範囲外へ移
    動することになることを報知する、無線呼出端末器の持
    ち去り防止方法。
  3. 【請求項3】集中発信器と、この集中発信器から呼出信
    号を受信したときに呼出を報知する無線呼出端末器とで
    構成される無線呼出システムにおいて、 上記集中発信器の信号到達範囲の境界に警告用発信器を
    備えており、 上記無線呼出端末器は、上記警告用発信器から周期的に
    発信されている警告信号を受信したときに、警報音を出
    力することを特徴とする、無線呼出端末器の持ち去り防
    止方法を用いた無線呼出システム。
  4. 【請求項4】集中発信器と、この集中発信器から呼出信
    号を受信したときに呼出を報知する無線呼出端末器とで
    構成される無線呼出システムにおいて、 上記集中発信器の信号到達範囲の境界に警告用発信器を
    備えるとともに、上記無線呼出端末器から発信される信
    号を受信する警報受信器を備えており、 上記無線呼出端末器は、上記警告用発信器から周期的に
    発信されている警告信号を受信したときに、警報信号を
    発信する一方、 上記警報受信器は、上記無線呼出端末器から警報信号を
    受信したときには、その無線呼出端末器が、上記集中発
    信器の信号到達範囲内から範囲外へ移動することになる
    ことを報知することを特徴とする、無線呼出端末器の持
    ち去り防止方法を用いた無線呼出システム。
  5. 【請求項5】集中発信器と、この集中発信器から呼出信
    号を受信したときに呼出を報知する無線呼出端末器とで
    構成される無線呼出システムにおいて、 上記集中発信器の信号到達範囲の境界に警告用発信器を
    備えるとともに、上記無線呼出端末器から発信される信
    号を受信する警報受信器を備えており、 上記無線呼出端末器は、上記警告用発信器から周期的に
    発信されている警告信号を受信したときに、警告音を出
    力するとともに警報信号を発信する一方、 上記警報受信器は、上記無線呼出端末器から警報信号を
    受信したときには、その無線呼出端末器が、上記集中発
    信器の信号到達範囲内から範囲外へ移動することになる
    ことを報知することを特徴とする、無線呼出端末器の持
    ち去り防止方法を用いた無線呼出システム。
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