JPH08280050A - 受信装置及び呼び出しシステム - Google Patents
受信装置及び呼び出しシステムInfo
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- JPH08280050A JPH08280050A JP10828495A JP10828495A JPH08280050A JP H08280050 A JPH08280050 A JP H08280050A JP 10828495 A JP10828495 A JP 10828495A JP 10828495 A JP10828495 A JP 10828495A JP H08280050 A JPH08280050 A JP H08280050A
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Abstract
ことの等の報知動作の制御が可能な受信装置及び呼び出
しシステムを提供する。 【構成】 ページング受信機に自己の現在位置を取得す
るGPS受信部を設ける。受信した送信データからメッ
セージデータを取り込んだ際、そのメッセージデータが
通常のものである場合(SA2でYES)、自己の現在
位置が予め設定した特定範囲の内側か外側かを判断さ
せ、居場所に応じた報知をさせる(SA4)。前記メッ
セージデータが識別コードを含むとき(SA2でN
O)、それが例えば“1”の場合には、現在位置が、メ
ッセージとともに送られた場所データが示す特定範囲の
内側のときには第1のメッセージを、外側のときには第
2のメッセージを、それぞれ現在位置に応じた報知をさ
せた後(SA10)表示させる(SA12,13)。
Description
用いて好適な受信装置及び呼び出しシステムに関する。
び出しがあったことを、呼び出し音の発生や本体の振動
により報知している。また、最近では、こうした報知動
作を、予め設定した時間内において禁止するD/D機能
(Don't Disturb 機能)を備えたものもあり、予め予定
していた時間内に邪魔又は無駄となる報知が回避できる
ようになっている。なお、呼び出しとともに簡易なメッ
セージを受信するものでは、前記D/D機能の解除や操
作を待ってメッセージを表示させるものが一般的であ
る。
た従来のページング受信機にあっては、前述したD/D
機能を用いれば、設定した時間内では呼び出し動作を禁
止させることができるが、予定していない時間帯にあっ
ては、受信者の居場所に関係なく呼び出し音が鳴ってし
まうといった不具合があった。
なされたものであり、受信者の居場所に応じて、呼び出
しがあったことの等の報知動作の制御が可能な受信装置
及び呼び出しシステムを提供することを目的とする。
に、本発明の受信装置にあっては、主として、送信信号
を受信する受信手段と、該受信手段が前記送信信号を受
信したことに応じて動作する報知手段と、自己の現在位
置を取得する現在位置取得手段と、該現在位置取得手段
により取得された現在位置が、特定範囲の内側であるか
否かを判断し、その判断結果に応じて前記報知手段の動
作を制御する制御手段と、を備えている。
は、情報を送信して特定の受信装置を呼び出す呼び出し
システムにおいて、前記情報に、特定範囲を示す指定場
所情報を付加し、前記受信装置に、自己の現在位置が、
前記指定場所情報により示された特定範囲の内側か否か
を判断させ、その判断結果により異なる動作を行わせる
ようにした。
受信すると、その受信に応じて報知手段が動作する。一
方、報知手段の動作は制御手段によって制御されてお
り、制御手段は、現在位置取得手段によって取得された
現在位置が特定範囲の内側であるか否かを判断し、その
判断結果に応じて前記報知手段の動作を制御する。した
がって、自己の居場所に応じて報知手段の動作、すなわ
ち報知の有無や方法等を変えることができる。
置に、自己の現在位置が、送信された指定場所情報によ
り示された特定範囲の内側か否かを判断させ、その判断
結果により異なる動作を行わせるようにしたことから、
呼び出す側は、指定場所情報を送ることによって、受信
装置の現在位置、つまり呼び出される側の居場所を考慮
に入れた呼び出し方を行うことができる。
明する。図1は本発明の受信装置に係るページング受信
機を示すブロック図であって、このページング受信機
は、CPU1を中心として構成されている。CPU1は
内蔵のROMに予め設定されたプログラムデータに基づ
き装置全体を制御するものであるとともに、本発明の制
御手段を実現している。
アンテナ3で受信されたFM信号を復調する回路であ
る。ここで、ページングサービス会社から送られる送信
データフォーマットを図2に示す。図示したように、通
常の送信データはページング受信機に個別に割り当てら
れている呼出番号aと、表示情報であるメッセージデー
タbとにより構成されている。また、かかる送信データ
のうちメッセージデータbの部分については、送信デー
タ毎に異なっており、一例を示すと図3の(A〜D)に
示したものがある。すなわち(A)に示したものは、メ
ッセージデータ本文cと位置データdとからなるもので
あって、位置データbは、さらに緯度x及び経度yによ
り構成されている。なお、この位置データbは、前記ペ
ージングサービス会社を通じ呼び出しを行うが他のペー
ジング受信機の地図上の位置を示すデータである。
ものは、本発明の選択条件情報である識別コードeと、
それに続く本発明の指定場所情報である場所データfと
を有するものである。場所データfは、さらに経度xと
緯度yと半径rとにより構成されており、経度xと緯度
yで示される地図上の座標位置(x,y)から半径rの
範囲にある本発明の特定範囲を示すデータである。ま
た、ここで示した識別コードeは“1”〜“3”の3種
類であり、識別コードeが“1”の場合には、その後
に、内容が異なる第1のメッセージ本文c1と第2のメ
ッセージ本文c2が続き、識別コードeが“2"又は
“3”の場合には1つのメッセージ本文cが続いてい
る。
ーダ部4が接続されている。デコーダ部4は、ページャ
ー受信部2を間欠的に動作させ復調された受信信号を解
読するとともに、受信信号に含まれた呼出番号aとID
−ROM5に記憶されている呼出番号とが一致すると
き、すなわち受信信号が自己に対するものであるとき、
一致検出信号及び受信したメッセージデータbをCPU
1に送る回路である。また、GPS受信部6はアンテナ
7が受信した衛星からのL1帯のC/Aコードを復調す
る回路である。位置演算部8は、GPS受信部6と共に
本発明の現在位置取得手段を構成する回路であって、G
PS受信部6により復調されたC/Aコードを解読して
現在地の緯度・経度を取得してCPU1に送る回路であ
る。
切替スイッチ、モードスイッチ、データ入力用キー等を
備えており、何れかのスイッチが操作されたとき、それ
ぞれに対応したキー入力信号をCPU1に送出するよう
構成されている。受信データメモリ10は、受信した一
定数のメッセージデータbを随時記憶するための記憶手
段であって、図2及び図3の(A)に示した識別コード
eが存在しないメッセージデータbを記憶するメモリエ
リアhと、図3の(B〜D)に示した、識別コードeが
“1”,“2”,“3”であるメッセージデータbをそ
れぞれ記憶するメモリエリアi,j,kに分割されてい
る。さらに、メモリエリアj,kには、記憶されたメッ
セージ本文cが未表示であることを示す未表示フラグを
書き込むためのフラグ書込領域mがそれぞれ設けられて
いる。
されているデータ及び使用者によって入力されたデータ
を記憶する記憶手段であって、図5に示すように、場所
データメモリ領域nとTELバンクメモリ領域oとメッ
セージメモリ領域pとを有している。場所データメモリ
領域nには、場所名と、それに対応する経度x、緯度
y、半径rとからなる場所データ、および機能設定コー
ドからなる1組のデータが一定数記憶されている。前記
場所名は、経度xと緯度yで示される地図上の座標位置
(x,y)から半径rの範囲にある本発明の特定範囲を
示す地名又は任意の名称である。
入力して記憶させることも可能である。
オフ(APC)、バイブレーターやLEDやスピーカー
等の着信時の報知の方法、呼び出し音の音量の大小、D
/D機能等のページング受信機が有する各種の機能の設
定に用いられる制御用のコードである。また、前記TE
Lバンクメモリ領域oには、名前と、それに対応する電
話番号とからなる1組のデータを一定数記憶させること
ができ、前記メッセージメモリ領域pには、一定数のメ
ッセージデータを記憶させることができる。
下に呼び出し音用の放音信号を発生し、それを第1の増
幅回路13に送出する回路である。第1の増幅回路13
は、送られてきた放音信号を増幅しスピーカー14に送
る回路である。スピーカー14は送られた放音信号によ
り動作し、呼び出し音を放音することによって、自己に
対する信号の受信があったこと等を報知する。点滅パタ
ーン信号発生部15は、CPU1からの信号を受けて点
滅パターン信号を発生し、それを第2の増幅回路16に
送出する回路である。第2の増幅回路16は、送られて
きた点滅パターン信号を増幅しLED17に供給する回
路である。LED17は、供給された点滅パターン信号
により動作し、所定のパターンにて点滅することによっ
て、自己に対する信号の受信があったことを報知する。
バイブレーター18は、CPU1の制御の下に動作し、
ページング装置本体を振動させることによって、自己に
対する信号の受信があったことを報知する。すなわち、
スピーカー14、LED17、バイブレータ18が本発
明の着信報知手段である。
数字に係るパターンデータを発生しそれを表示バッファ
20に送出する回路である。表示バッファ20は表示部
21に表示すべき各種マークのパターンデータ、及び文
字・数字のパターンデータがそれぞれCPU1及びキャ
ラクタージェネレータ19から送られてきてセットされ
る回路である。表示部21は、本発明の表示手段を構成
する回路であり、液晶表示パネルを備えるとともに、受
信したメッセージ、及び位置データや場所名、各種モー
ドの設定状態等を表示する回路である。なお、通常モー
ドにおいて表示部21に受信メッセージが表示されてい
ないときには、受信を待機している状態であることを示
すマーク、及び現在時刻を表示するようになっている。
ジング受信機における動作を、CPU1の処理内容の一
部を示す図6〜図8のフローチャートに従って説明す
る。
係る処理内容を示したものであって、CPU1は、ペー
ジャー受信部2が受信した送信データ(図2参照)の呼
出番号と、自己に割り当てられた呼出番号とが一致する
と、送信データからメッセージデータbを取り込む(S
A1)。次に取り込んだメッセージデータbに識別コー
ドeが付加されているか否かによって、それが通常メッ
セージであるか否かを判断し(SA2)、識別コードe
の無い通常のメッセージ(図2又は図3のAに示したメ
ッセージデータ)である場合には(YES)、それを受
信データメモリ10の対応するメモリエリアhに記憶さ
せる(SA3)。
8によって取得された自己の現在位置(緯度・経度)を
取得し、それが入力データメモリ11(図5参照)に記
憶されたどの場所データが示す特定範囲に入るか、つま
りどのデータに対応するかを検索するとともに、対応す
るデータに設定されている機能設定コードの制御内容に
応じた方法により、自己に対する信号の受信があったこ
とを報知させる(SA4)。なお、ここで機能設定コー
ドが設定されていない場合には、予め設定されている所
定の報知が行われる。
11に、希望する場所データと機能設定コードとを記憶
させておくことにより、すなわち居場所に応じた報知方
法を予め設定しておくことにより、例えば、自宅にいる
ときには呼び出し音で、また外出しているときにはバイ
ブレーターでというように、居場所に応じ異なる方法で
報知を受けたり、あるいは報知動作を起こさせないよう
にしたりすることができる。よって、使い勝手がよく極
めて便利である。
ッセージデータに位置データdが含まれているか否かを
判断し(SA5)、含まれていない場合には(NO)、
メッセージデータを表示部21の表示パネルに表示させ
る(SA6)。逆に、位置データdが含まれている場合
には(YES)、位置データdに対応する場所名を入力
データメモリ11から読み出し、その場所名をメッセー
ジ本文cと共に表示パネルに表示させる(SA7)。こ
れにより相手の居場所を知ることができる。なお、この
とき位置データdに対応する場所名が無いときには、位
置データd(緯度x,経度y)をそのまま表示させる。
eが付加されていると判断された場合には(NO)、識
別コードeの種類を判別する(SA8)。ここで識別コ
ードeが“1”の場合にはステップSA9に進み、メッ
セージデータb(図3のB参照)をいったん受信データ
メモリ10の対応するメモリエリアiに記憶させた後、
前述したステップSA4と同様の処理にて、自己の居場
所に応じた方法により、自己に対する信号の受信があっ
たことを報知させる(SA10)。引き続き、自己の現
在位置が、受信した場所データfが示す特定範囲の範囲
内か否かを判断し、その判断結果がYESの場合には表
示パネルに第1のメッセージ本文c1を表示させ(SA
12)、逆にNOの場合には表示パネルに第2のメッセ
ージ本文c2を表示させる(SA13)。
ージ本文c1と第2のメッセージ本文c2に加えて、識
別コードe及び場所データfを送ることにより、呼び出
される側の居場所が、場所データfが示す特定範囲の範
囲内のときと、範囲外のときとで異なるメッセージを送
ることができる。例えば、待ち合わせの相手が時間が過
ぎても現れず、相手がどこにいるかも分からない状況下
においては、その相手が待ち合わせ場所の5Km四方に
居ないときには、「至急 連絡せよ」とのメッセージを
送り、また5Km四方に居るときには、「待っているか
ら早く来い」とのメッセージを送ることができる。つま
り、呼び出される側の居場所を考慮に入れたメッセージ
や、呼び出される側の居場所に即したより効果的なメッ
セージを送ることができる。
ードeが“2”の場合には、ステップSA14に進み、
メッセージデータbをいったん受信データメモリ10の
対応するメモリエリアjに記憶させる。次に、自己の現
在位置が受信した場所データfが示す特定範囲の範囲内
か否かを判断し(SA15)、その判断結果がYESの
場合には、自己の居場所に応じた方法により受信があっ
たことを報知させた後(SA16)、表示パネルにメッ
セージ本文cを表示させる(SA17)。逆に前記判断
結果がNOの場合には、受信データメモリ10に記憶し
たメッセージデータbに未表示フラグをセットする(S
A18)。
“3”の場合には、ステップSA19に進み、メッセー
ジデータbをいったん受信データメモリ10の対応する
メモリエリアkに記憶させる。次に、自己の現在位置が
受信した場所データfが示す特定範囲の範囲外か否かを
判断し(SA20)、その判断結果がYESの場合に
は、前述したステップSA16、ステップ(SA17)
へ進む。逆に前記判断結果がNOの場合には、受信デー
タメモリ10に記憶したメッセージデータbに、未表示
フラグをセットする(SA21)。従って、呼び出す側
は、メッセージ本文cに加えて、場所データf及び識別
コードeを相手に送るとともに、識別コードeに“2”
又は“3”を指定すれば、呼び出される側にとって邪魔
であったり迷惑であったりするような場所で、呼び出し
音を出させたりメッセージを表示させたりすることを未
然に防止できる。
れていない場合で、かつ受信データメモリ10に、未表
示フラグのセットされたメッセージデータbが記憶され
ている場合におけるCPU1の処理を図7及び図8のフ
ローチャートに示す。すなわち図7は、未表示フラグの
セットされたメッセージデータbの中に識別コードeが
“2”であるものが存在する場合であり、その場合に
は、先ず自己の現在位置がメッセージデータbの中の受
信した場所データfが示す特定範囲の範囲内か否かを判
断する(SB1)。そして、かかる判断結果がYESと
なった場合には、自己の居場所に応じた方法により受信
があったことを報知させ(SB2)、表示パネルにメッ
セージ本文cを表示させた後(SB3)、未表示フラグ
をリセットするとともに(SB4)、処理を終了する。
すなわち、ページング受信機が移動して、自己の現在位
置がメッセージデータbの中の場所データfが示す特定
範囲の範囲内になるのを待って、呼び出し音等で着信報
知がなされ、かつ識別コードeが“2”であるメッセー
ジ本文cが表示される。
文cに加えて、場所データf及び識別コードeを相手に
送るとともに、識別コードeに“2”を指定すれば、呼
び出される側の居場所が特定範囲の範囲内であるときに
だけ、換言すれば呼び出される側が特定範囲の外から内
に入った時点で、相手を呼び出すとともにメッセージを
表示させるようにすることができる。例えば、車で移動
しているとき、事故で混雑している交差点にある程度近
付いたときにだけ、情報サービスセンターからの交通情
報に関するメッセージを表示させる、といったことがで
きる。あるいは、独り暮しの人に対して、帰宅した時点
で、「お帰りなさい。今日もお疲れ様でした。」などの
メッセージを表示させることもできる。
たメッセージデータbの中に識別コードeが“3”であ
るものが存在する場合であり、その場合には、先ず自己
の現在位置がメッセージデータbの中の場所データfが
示す特定範囲の範囲外か否かを判断する(SC1)。そ
して、かかる判断結果がYESとなった場合には、自己
の居場所に応じた方法により受信があったことを報知さ
せ(SC2)、表示パネルにメッセージ本文cを表示さ
せた後(SC3)、未表示フラグをリセットするととも
に(SC4)、処理を終了する。すなわち、ページング
受信機が移動して、自己の現在位置がメッセージデータ
bの中の場所データfが示す特定範囲の範囲外になるの
を待って、呼び出し音等で着信報知がなされ、かつ識別
コードeが“3”であるメッセージ本文cが表示され
る。
文cに加えて、場所データf及び識別コードeを相手に
送るとともに、識別コードeに“3”を指定すれば、呼
び出される側の居場所が特定範囲の範囲外であるときに
だけ、換言すれば呼び出される側が特定範囲の内から外
に出た時点で、相手を呼び出すとともにメッセージを表
示させるようにすることができる。例えば、子供が塾に
居る間(授業中)は、呼び出し音及びメッセージを出さ
せず、塾から出た時点で呼び出し音を出させるととも
に、「塾の前に車で待つ」等のメッセージを表示させる
ことができる。よって、本実施例のページング受信機に
あっては、呼び出す側と呼び出される側との双方にとっ
て便利であるとともに、ページング受信機を用いた呼び
出しシステムの利用範囲を拡大させることができる。
は、受信データメモリ10に、未表示フラグのセットさ
れたメッセージデータbが複数記憶されている場合に
は、並列的に行われる。また、本実施例においては、主
としてページング受信機、及びページング受信機を用い
た呼び出しシステムに本発明を採用した場合について説
明したが、これに限らず、携帯電話機やFM多重受信機
等の他の通信装置、又はそれらを用いた呼び出しシステ
ムに本発明を採用してもよい。
においては、現在位置取得手段により自己の現在位置を
取得させるとともに、制御手段により現在位置が特定範
囲の内側であるか否かを判断し、その判断結果に応じて
報知手段の動作を制御させ、これにより、自己の居場所
に応じて報知の有無や方法等を変えることができるよう
にした。よって、居場所に応じた都合の良い報知動作を
行わせることができ、使い勝手が向上し極めて便利であ
る。
つ呼び出し音を発生するものでは、例えば受信者の居場
所に関係なく呼び出し音が鳴ってしまうことを未然に防
止したり、場所に応じて報知音の音量を変えたりするこ
とができ、例えば受信した表示情報を表示する表示手段
であるものでは、居場所に応じて表示動作を制御でき
る。また、制御手段が、前記判断結果に応じて前述した
報知手段の動作を禁止するものでは、例えば居場所に応
じて邪魔な又は無駄な報知動作を防止することができる
とともに、制御手段が、前記判断結果の変化を待って報
知手段の動作を許容するものでは、例えば報知に都合の
良い居場所に移動した時点で自動的に報知手段を動作さ
せることができる。
内容に含まれた指定場所情報が示すものでは、送信者が
受信者の居場所に応じて報知手段の動作を制御でき、し
かも、制御手段が受信手段の受信内容に含まれた選択条
件情報が示す選択条件に従って報知手段の動作を制御す
るものでは、送信者がより細かにその動作を制御するこ
とができる。これに加え、報知手段が表示手段であると
ともに、受信手段の受信内容に複数の表示情報が含ま
れ、制御手段が前記判断結果に応じて複数の表示情報の
いずれかを選択し表示させるものでは、送信者が相手の
居場所に即した、より効果的な表示情報を相手に送るこ
とができる。
は、呼び出す側が、受信装置の現在位置、つまり呼び出
される側の居場所を考慮に入れた呼び出し方ができるこ
とから、呼び出す側と呼び出される側との双方にとって
便利であるとともに、呼び出しシステムの利用範囲を拡
大させることが可能となる。
さらに付加し、受信装置に、自己の現在位置が、指定場
所情報により示された特定範囲の内側か否かを判断さ
せ、その判断結果に応じて、複数の表示情報のいずれか
を選択して表示させるようにすれば、呼び出す側が相手
の居場所に応じて異なる、換言すればより効果的な表示
情報例えばメッセージを相手に伝達することができる。
よって、前述した効果をより顕著なものとすることがで
きる。
ロック図である。
ある。
セージデータ部分の他の例を示す図である。
を示す模式図である。
を示す模式図である。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
Claims (11)
- 【請求項1】 送信信号を受信する受信手段と、 該受信手段が前記送信信号を受信したことに応じて動作
する報知手段と、 自己の現在位置を取得する現在位置取得手段と、 該現在位置取得手段により取得された現在位置が、特定
範囲の内側であるか否かを判断し、その判断結果に応じ
て前記報知手段の動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】 前記報知手段は、自己に対する呼出信号
が送られてきたことを報知する着信報知手段であること
を特徴とする請求項1記載の受信装置。 - 【請求項3】 前記報知手段は、前記受信手段の受信内
容に含まれた表示情報を表示する表示手段であることを
特徴とする請求項1記載の受信装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記判断結果に応じ
て、前記呼出信号の受信に応じた前記報知手段の動作を
禁止することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載
の受信装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、自己の移動に伴う前記
判断結果の変化を待って、禁止されていた前記報知手段
の動作を許容することを特徴とする請求項4記載の受信
装置。 - 【請求項6】 前記特定範囲は、受信者により設定され
たものであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか
記載の受信装置。 - 【請求項7】 前記特定範囲は、前記受信手段の受信内
容に含まれた指定場所情報が示すものであることを特徴
とする請求項1乃至5いずれか記載の受信装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記受信内容に含まれ
た選択条件情報が示す選択条件に従って前記報知手段の
動作を制御することを特徴とする請求項7記載の受信装
置。 - 【請求項9】 前記受信手段の受信内容に複数の表示情
報が含まれ、前記制御手段が、前記判断結果に応じて、
前記複数の表示情報のいずれかを選択し前記表示手段に
表示することを特徴とする請求項1,3,4いずれかに
記載の受信装置。 - 【請求項10】 情報を送信して特定の受信装置を呼び
出す呼び出しシステムにおいて、 前記情報に、特定範囲を示す指定場所情報を付加し、 前記受信装置に、自己の現在位置が、前記指定場所情報
により示された特定範囲の内側か否かを判断させ、その
判断結果により異なる動作を行わせることを特徴とする
呼び出しシステム。 - 【請求項11】 前記情報に、複数の表示情報をさらに
付加し、 前記受信装置に、自己の現在位置が、前記指定場所情報
により示された特定範囲の内側か否かを判断させ、その
判断結果に応じて、前記複数の表示情報のいずれかを選
択して表示させることを特徴とする請求項10記載の呼
び出しシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10828495A JP3603382B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 受信装置及び呼び出しシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10828495A JP3603382B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 受信装置及び呼び出しシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280050A true JPH08280050A (ja) | 1996-10-22 |
JP3603382B2 JP3603382B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=14480765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10828495A Expired - Fee Related JP3603382B2 (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 受信装置及び呼び出しシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3603382B2 (ja) |
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JP2003215228A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Hitachi Ltd | 位置表示機能付き移動端末装置及び位置表示方法 |
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-
1995
- 1995-04-07 JP JP10828495A patent/JP3603382B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3603382B2 (ja) | 2004-12-22 |
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