JP3498352B2 - シートバックのロック機構 - Google Patents

シートバックのロック機構

Info

Publication number
JP3498352B2
JP3498352B2 JP07412494A JP7412494A JP3498352B2 JP 3498352 B2 JP3498352 B2 JP 3498352B2 JP 07412494 A JP07412494 A JP 07412494A JP 7412494 A JP7412494 A JP 7412494A JP 3498352 B2 JP3498352 B2 JP 3498352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
seat back
operating
striker
ratchet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07412494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07257255A (ja
Inventor
俊彦 木村
雄一 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
Priority to JP07412494A priority Critical patent/JP3498352B2/ja
Publication of JPH07257255A publication Critical patent/JPH07257255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498352B2 publication Critical patent/JP3498352B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両におけるシートバ
ックのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば後部座席のシートバックを
前方に倒すことによってトランク室と後部座席とを連絡
し、トランク室に収容できない大きな荷物、例えばスキ
ー板をトランク室から後部座席に掛けて収納することが
できる車両が開発された。このような車両にあっては、
トランク室と後部座席とを連絡させる必要のない時にシ
ートバックが前方に倒れないように阻止するロック機構
がシートバック内に設けられている。
【0003】このロック機構は、図8に示すように車体
に固定したストライカ1と、これに対して係合可能に設
けられたフック2とを備えて構成されており、フック2
がストライカ1に係合することによりシートバックの前
倒回動は阻止され、フック2がストライカ1から外れる
ことによりシートバックは前倒回動可能となる。さら
に、シートバック内にはフック2に対して係合可能にラ
チェット3が設けられており、フック2とストライカ1
との係合状態を保持する共に、その保持状態を解除して
フック2とストライカ1との係合状態を解除可能とす
る。なお、フック2とラチェット3との間にはスプリン
グ4が設けられており、ラチェット3をフック2に係合
する方向に付勢すると共に、フック2をストライカ1か
ら外す方向に付勢している。
【0004】一方、シートバックの上部には図示しない
操作ボタンが突出しており、この操作ボタンはロッド5
を介してラチェット3と連結されている。そして、この
操作ボタンを上方に持ち上げることにより、ラチェット
3がフック2から離れると共にフック2がストライカ1
から外れてシートバックの前倒回動阻止状態は解除され
てシートバックを前方に倒すことができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シートバッ
クの回動阻止状態を解除する操作ボタンはシートバック
の上部に突出しており容易に操作することができるた
め、車両から離れる時にトランク室に貴重品を収納して
おいても、車室内の窓ガラスが割られれば簡単にシート
バックの前倒回動阻止状態は解除できてしまい、トラン
ク室と後部座席とが連絡されて車室内側から貴重品が盗
まれる可能性がある。
【0006】それを防止するために、トランク室からし
か操作できない他の機構を設けてロック機構によるシー
トバックの前倒回動阻止状態の解除操作を一時的に不能
にしてしまう構成とすることが考えられる。しかし、こ
の場合には、新たな機構を設けれなければならないこと
から全体的に機構が複雑化するばかりでなく、コスト高
となって経済的に不利となる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、最も簡易な構成かつ安価でシートバッ
クの回動阻止状態の解除操作を一時的に不能にすること
ができるシートバックのロック機構を提供するところに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のに、本発明のシートバックのロック機構は、車体に設
けられたストライカと、シートバックに対しフック支持
ピンを中心として回動可能に設けられ、前記ストライカ
に対して係合可能に支持されて前記ストライカに係合す
ることにより前記シートバックの回動を阻止するフック
と、前記フックによる前記シートバックの回動阻止状態
を解除するための操作部と、前記操作部の動きを前記フ
ックに伝達するための伝達機構とを備えて構成されるシ
ートバックのロック機構において、前記伝達機構は、前
記フック側及び前記操作部側の一方に設けられた連結溝
と他方に設けられて前記連結溝に挿入された連結ピンと
からなり、前記連結溝は前記操作部からの作動方向と交
差する方向に形成されて前記操作部の動きを前記フック
側に伝達する伝達溝部と、前記操作部からの作動方向に
沿って形成され前記操作部の動きを前記フック側に非伝
達とする非伝達溝部とを連続的に備えて構成されると共
に、前記連結ピンを前記伝達溝部と前記非伝達溝部との
間で変位させる操作レバーが設けられ、かつこの操作レ
バーは前記フックとは前記フック支持ピンを共用して同
フック支持ピン回りに回動可能に取り付けられている
ころに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0009】 また、車体に設けられたストライカと、
シートバックに対しフック支持ピンを中心として回動可
能に設けられ、前記ストライカに対して係合可能に支持
されて前記ストライカに係合することにより前記シート
バックの回動を阻止するフックと、前記フックに対して
係合可能に設けられ、前記フックに係合することにより
前記フックを前記ストライカに係合させた状態に保持
し、前記フックから外れることによりその保持状態を解
除するラチェットと、前記フックによる前記シートバッ
クの回動阻止状態を解除するための操作部と、前記ラチ
ェットと前記操作部との間に設けられ前記操作部の動き
を前記ラチェットに伝達するロッドとを備えて構成され
るシートバックのロック機構において、前記ラチェット
には連結溝が設けられると共に、前記ロッドには前記連
結溝に挿入される連結ピンが設けられており、前記連結
溝は前記操作部による前記ロッドの作動方向と交差する
方向に形成されて前記操作部の動きを前記ラチェットに
伝達する伝達溝部と、前記操作部による前記ロッドの作
動方向に沿って形成され前記操作部の動きを前記ラチェ
ットに非伝達とする非伝達溝部とを連続的に備えて構成
されると共に、前記連結ピンを前記伝達溝部と前記非伝
達溝部との間で変位させる操作レバーが設けられ、かつ
この操作レバーは前記フックとは前記フック支持ピンを
共用して同フック支持ピン回りに回動可能に取り付けら
れるものであってもよい(請求項2の発明)。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、ロック機構によるシ
ートバックの回動阻止状態を解除してシートバックを回
動可能とするには、まず操作部を操作する。すると、操
作部の動きは伝達機構によって例えば操作部側に設けら
れた連結ピンに伝えられ、連結ピンが作動する。この
時、連結ピンが伝達溝部内に位置していれば、その動き
はさらにフックに伝えられ、フックがストライカから外
れる。これによって、シートバックの回動阻止状態は解
除されるので、シートバックを前方に倒すことができ
る。
【0011】一方、上記回動阻止状態の解除操作を不能
にするには、操作レバーを操作して連結ピンを伝達溝部
から非伝達溝部に移動させる。これによって、操作部を
シートバックの回動阻止状態を解除するように操作して
も、その動きは伝達機構によって連結ピンに伝わり連結
ピンが作動するが、非伝達溝部が操作部からの作動方向
に形成された溝となっているため、連結ピンは非伝達溝
部内を移動するだけでその動きはフック側には伝わらな
い。即ち、操作部によるシートバックの回動阻止状態の
解除操作は不能とされる。
【0012】請求項2の発明によれば、ロック機構によ
るシートバックの回動阻止状態を解除してシートバック
を回動可能とするには、まず操作部を操作する。する
と、操作部の動きはロッドによって連結ピンに伝えら
れ、連結ピンが作動する。この時、連結ピンが伝達溝部
に挿入されていれば、その動きはさらにラチェットに伝
えられ、ラチェットがフックから離れる。これによっ
て、フックとストライカとの係合状態の保持は解除され
ると共に、フックがストライカから外れてシートバック
の回動阻止状態は解除されるので、シートバックを前方
に倒すことができる。
【0013】一方、上記回動阻止状態の解除操作を不能
にするには、上記請求項1の発明同様操作レバーを操作
して連結ピンを伝達溝部から非伝達溝部に変位させる。
これによって、操作部をシートバックの回動阻止状態を
解除するように操作しても、その動きはロッドによって
連結ピンには伝わるが、非伝達溝部が操作部からの作動
方向に形成された溝となっているため、連結ピンは非伝
達溝部内を移動するだけでその動きはラチェットには伝
わらない。即ち、操作部によるシートバックの回動阻止
状態の解除操作は不能とされる。
【0014】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、車両
におけるシートバックのロック機構において、操作部か
らの作動方向に延びる非伝達溝部と作動方向に交差する
方向に延びる伝達溝部とからなる連結溝を操作部からフ
ックへの伝達経路に設けるだけでシートバックの回動阻
止状態の解除操作を一時的に不能にすることができるの
で、構成が簡易かつ安価であり経済的に有利である効果
を奏する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1乃至図
7を参照しながら説明する。本実施例のシートバックの
ロック機構は、図3に示すようにシートバック11内の
上部側部であって、シートバック11の骨格を構成する
シートバックフレーム12に取り付けられたロック機構
本体13と、シートバック11の上部に設けられロック
機構本体13を操作する操作部14とを備えて構成され
ている。さらに、操作部14とロック機構本体13との
間にはロッド15が設けられており、操作部14の動き
はロッド15を伝わってロック機構本体13に伝達され
る構成となっている。
【0016】さて、ロック機構本体13は、図1に示す
ように一側面部が開口するケース16を有し、そのケー
ス16の外側面部には取付部17、17が上下に張り出
しており、その取付部17がシートバックフレーム12
に取り付けられた取付板18にネジ止めされ、これにて
ケース16はシートバックフレーム12に固着されてい
る。さらに、ケース16の後部(図1の右側)には切欠
部19が形成されており、この切欠部19内に、車体に
突設されたストライカ20がシートバック11の背面部
上部に形成された開口部11aを通して進入可能となっ
ている。
【0017】図2に示すようにケース16の下部にはフ
ック支持孔16aが形成されており、このフック支持孔
16aに突設したフック支持ピン22を中心にフック2
1が上下に回動可能となるように支持されている。フッ
ク21の先端部は上方に屈曲する形状の係合爪部21a
となっており、切欠部19内に進入するストライカ20
と係合可能となっている。
【0018】さらに、ケース16の底部上部にはラチェ
ット支持孔16bが形成されており、このラチェット支
持孔16bに突設したラチェット支持ピン24によって
ラチェット23が上下に回動可能となるように支持され
ている。ラチェットの下部は下方に膨出して係止部23
aとなっており、フック21の上部に形成された切欠部
21bに係合可能である。この係止部23aが切欠部2
1bに係合することにより、フック21の係合爪部21
aの下方向への回動は規制されてフック21とストライ
カ20とは係合状態に保持され、また、係止部23aが
切欠部21bから離れれば、フック21の係合爪部21
aは下方向に回動可能となり、係合爪部21aがストラ
イカ20から外れる。なお、ラチェット23の前端部と
フック21の前端部との間にはスプリング25が設けら
れており、ラチェット23の係止部23aをフック21
の切欠部21bに係合させる方向に付勢すると共に、フ
ック21の係合爪部21aをストライカ20から外す方
向に付勢している。
【0019】かかるラチェット23には、さらに、上方
に延びる非伝達溝部26aとこの非伝達溝部26aの下
端部から前方に延びる伝達溝部26bとからなる連結溝
26が形成されている。この連結溝26には、前記ロッ
ド15の下端に突設した連結ピン27が挿入されてお
り、連結ピン27は連結溝26に沿って変位可能となっ
ている。
【0020】また、フック21を回動可能に支持するフ
ック支持ピン22には、フック21と共にく字形に屈曲
形成された操作レバー28がそのほぼ中央にて支持され
ている。この操作レバー28の上端部には操作レバー2
8に沿って上下方向に操作溝28aが形成されると共
に、操作溝28aは連結溝26に挿入されている連結ピ
ン27に嵌合している。さらに、図6に示すように操作
レバー28の下端部はケース16外に延出してシートバ
ック11の背面部、即ちトランク室内に突出している。
さらに、一側方からケース16の開口部16cを塞ぐよ
うに蓋29がフック支持ピン22及びラチェット支持ピ
ン24によって支持されている。
【0021】一方、操作部14には、操作ボタン30が
設けられており、この操作ボタン30は、シートバック
11の上面部に突出する共に、上下方向にスライド可能
となっている。また、操作ボタン30の下端部にはロッ
ド15が連結されており、そのロッド15の下端部には
前記連結ピン27が固定されている。そして、操作ボタ
ン30を上方に持ち上げると、ロッド15は上方に作動
する。即ち、上記連結溝26の非伝達溝部26aは、ロ
ッド15の作動方向に沿って形成され、伝達溝部26b
はロッド15の作動方向とは交差する方向に形成されて
いることとなる。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
例えば、スキー板をトランク室に収納するには、シート
バック11を前方に倒してトランク室と後部座席とを連
絡して、トランク室から後部座席に掛けてスキー板を収
納する。
【0023】それには、まず操作部14の操作ボタン3
0を上方に持ち上げる。すると、操作ボタン30の上方
向の動きはロッド15を通して連結ピン27に伝えら
れ、連結ピン27を上方向に変位させる。この時、連結
ピン27が連結溝26の伝達溝部26bに位置していれ
ば、その動きはさらにラチェット23に伝えられ、ラチ
ェット23の前端部をスプリング25の弾発力に抗して
上方向に回動させて係止部23aをフック21の切欠部
21bから離す。これによって、図4に示すようにフッ
ク21とストライカ20との係合保持状態は解除され、
スプリング25の弾発力によってフック21の係合爪部
21aはストライカ20から外れ、シートバック11の
前倒回動阻止状態は解除される。そこで、図7に示すよ
うにシートバック11を前方に倒せば、トランク室と後
部座席とが連絡されるので、スキー板をトランク室から
後部座席に掛けて収納することができる。
【0024】また、シートバック11をもとの状態に戻
して後部座席として使用したい場合には、倒伏されてい
るシートバック11を上方向に起立回動させ、ストライ
カ20をシートバック11の背面部に形成された開口部
11aを介して切欠部19内に進出させる。そして、ス
トライカ20をフック21の係合爪部21aの根元部2
1cに当接させて、シートバック11を後方に押し付け
る。すると、フック21の係合爪部21aの根元部21
cが前方に押され、係合爪部21aがスプリング25の
弾発力に抗して上方向に回動してストライカ20に係合
すると共に、スプリング25の弾発力によってラチェッ
ト23の前端部が下方向に回動して係止部23aがフッ
ク21の切欠部21bに係合する。これによって、シー
トバック11の前倒回動は阻止されて、シートバック1
1が起立状態に保持される。
【0025】一方、トランク室に貴重品を入れて車両か
ら離れる場合には、トランク室に貴重品を入れた後、ト
ランク室からシートバック11の背面部に突出する操作
レバー28を下方向に変位させる。すると、操作レバー
28の上端部が後方に回動して連結ピン27を伝達溝部
26bから非伝達溝部26aに移動させて非伝達溝部2
6a内に位置させる。これによって、シートバック11
の前倒可動阻止状態を解除すべく操作ボタン30を上方
に持ち上げても、その上方への動きはロッド15によっ
て連結ピン27に伝わり、連結ピン27が上方向に変位
するが、図5に示すように連結ピン27が非伝達溝部2
6a内に位置しているため連結ピン27は非伝達溝部2
6a内を上方向に移動するだけでその動きはラチェット
23には伝わらない。即ち、フック21とストライカ2
0との係合状態を解除することができず、操作ボタン3
0によるシートバック11の前倒可動阻止状態の解除操
作は不能にされる。従って、操作レバー28を再操作し
て連結ピン27を元の伝達溝部26b内に戻さない限り
車室内側からシートバック11の前倒回動阻止状態を解
除することはできないので、車両の窓ガラスが割られて
もシートバック11が倒されて車室内側からトランク室
の貴重品が盗まれることはない。
【0026】このように上記構成によれば、トランク室
と後部座席とが連絡される車両におけるシートバックの
ロック機構において、ロッド15の作動方向に沿って延
びる非伝達溝部26aとロッド15の作動方向に交差す
る方向に延びる伝達溝部26bとからなる連結溝26を
ラチェット23に形成するだけで、シートバック11の
前倒回動阻止状態の解除操作を一時的に不能にして、ト
ランク室における盗難防止を図ることができる。従っ
て、シートバック11の前倒可動阻止状態の解除操作を
一時的に不能にするために、他の機構を新たに設けなく
てもよいので、全体が複雑になることもなくかつ安価で
構成でき経済的に有利である。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次のような実施態様も本願特許請求の範囲
に記載した発明の技術的範囲に含まれることは勿論であ
る。 (1) 本実施例では操作ボタン30と連結ピンとの間
をロッド15によって連結することにより請求項1にい
う伝達機構を構成したが、ロッドの代わりにワイヤによ
って操作ボタンと連結ピンとを連結して伝達機構を構成
してもよい。 (2) 本実施例では、連結溝26がラチェット23に
形成され、連結溝26に挿入される連結ピン27はロッ
ド15の下端部に連結されていたが、逆に連結溝をロッ
ド側に形成し、連結ピンはラチェットに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック機構本体内を示す側面図
【図2】ロック機構本体の分解斜視図
【図3】本実施例の全体を示す斜視図
【図4】前倒回動阻止状態の解除状態を示すロック機構
本体内の側面図
【図5】解除操作不能状態を示すロック機構本体内の側
面図
【図6】シートバックの背面部を示す斜視図
【図7】シートバックの前倒回動状態を示す斜視図
【図8】従来のロック機構本体内を示す側面図
【符号の説明】
11…シートバック 14…操作部 15…ロッド 20…ストライカ 21…フック 23…ラチェット 26…連結溝 26a…非伝達溝部 26b…伝達溝部 27…連結ピン 28…操作レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/36 B60N 2/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられたストライカと、シート
    バックに対しフック支持ピンを中心として回動可能に
    けられ、前記ストライカに対して係合可能に支持されて
    前記ストライカに係合することにより前記シートバック
    の回動を阻止するフックと、 前記フックによる前記シートバックの回動阻止状態を解
    除するための操作部と、 前記操作部の動きを前記フックに伝達するための伝達機
    構とを備えて構成されるシートバックのロック機構にお
    いて、 前記伝達機構は、前記フック側及び前記操作部側の一方
    に設けられた連結溝と他方に設けられて前記連結溝に挿
    入された連結ピンとからなり、前記連結溝は前記操作部
    からの作動方向と交差する方向に形成されて前記操作部
    の動きを前記フック側に伝達する伝達溝部と、前記操作
    部からの作動方向に沿って形成され前記操作部の動きを
    前記フック側に非伝達とする非伝達溝部とを連続的に備
    えて構成されると共に、前記連結ピンを前記伝達溝部と
    前記非伝達溝部との間で変位させる操作レバーが設けら
    、かつこの操作レバーは前記フックとは前記フック支
    持ピンを共用して同フック支持ピン回りに回動可能に取
    り付けられていることを特徴とするシートバックのロッ
    ク機構。
  2. 【請求項2】 車体に設けられたストライカと、 シートバックに対しフック支持ピンを中心として回動可
    能に設けられ、前記ストライカに対して係合可能に支持
    されて前記ストライカに係合することにより前記シート
    バックの回動を阻止するフックと、 前記フックに対して係合可能に設けられ、前記フックに
    係合することにより前記フックを前記ストライカに係合
    させた状態に保持し、前記フックから外れることにより
    その保持状態を解除するラチェットと、 前記フックによる前記シートバックの回動阻止状態を解
    除するための操作部と、 前記ラチェットと前記操作部との間に設けられ前記操作
    部の動きを前記ラチェットに伝達するロッドとを備えて
    構成されるシートバックのロック機構において、 前記ラチェットには連結溝が設けられると共に、前記ロ
    ッドには前記連結溝に挿入される連結ピンが設けられて
    おり、 前記連結溝は前記操作部による前記ロッドの作動方向と
    交差する方向に形成されて前記操作部の動きを前記ラチ
    ェットに伝達する伝達溝部と、前記操作部による前記ロ
    ッドの作動方向に沿って形成され前記操作部の動きを前
    記ラチェットに非伝達とする非伝達溝部とを連続的に備
    えて構成されると共に、前記連結ピンを前記伝達溝部と
    前記非伝達溝部との間で変位させる操作レバーが設けら
    れ、かつこの操作レバーは前記フックとは前記フック支
    持ピンを共用して同フック支持ピン回りに回動可能に取
    り付けられていることを特徴とするシートバックのロッ
    ク機構。
JP07412494A 1994-03-18 1994-03-18 シートバックのロック機構 Expired - Fee Related JP3498352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07412494A JP3498352B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シートバックのロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07412494A JP3498352B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シートバックのロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07257255A JPH07257255A (ja) 1995-10-09
JP3498352B2 true JP3498352B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=13538146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07412494A Expired - Fee Related JP3498352B2 (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シートバックのロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498352B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07257255A (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4484776A (en) Automobile seat
US4973017A (en) Locking mechanism for a tray of an automotive seat
JPH09188176A (ja) 自動車シートの可動要素の安全ロック装置
US6302484B1 (en) Apparatus for permitting pass-through between vehicle compartment and trunk room
JP3498352B2 (ja) シートバックのロック機構
JPH0640518Y2 (ja) リヤシートバックのロック装置
JPH0729008Y2 (ja) 車両用シート
JPH0121013B2 (ja)
JPH0121015B2 (ja)
JPS6246729A (ja) 自動車のリヤシ−ト装置
JPS60244631A (ja) 自動車のシ−ト装置
JP3766769B2 (ja) 車両用シートのロック装置
JPH0228979Y2 (ja)
JPH046982Y2 (ja)
JPS5914548A (ja) 自動車のリヤシ−トベルト装置
JPH0528103Y2 (ja)
JPH0752750Y2 (ja) 車両用シート装置
JP3577343B2 (ja) 自動車の後部座席の背もたれ傾倒装置
JPH0125057Y2 (ja)
JPH0618837Y2 (ja) 自動車用シートのロック装置
JP2717977B2 (ja) 自動車のシート装置
JP3923123B2 (ja) 前倒式リヤシートバックの盗難防止用キャンセル構造
JPH09249073A (ja) 車両のラゲージスペース規定構造
JPS5821818Y2 (ja) テイルトキャブのロック装置
JPH0533381Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees