JP3497888B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3497888B2
JP3497888B2 JP12109694A JP12109694A JP3497888B2 JP 3497888 B2 JP3497888 B2 JP 3497888B2 JP 12109694 A JP12109694 A JP 12109694A JP 12109694 A JP12109694 A JP 12109694A JP 3497888 B2 JP3497888 B2 JP 3497888B2
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康 早川
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/013Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits
    • H03K19/0136Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、特
にECL(Emitter Controlled Logic) 論理集積回路の
動作を高速にする回路構成を消費電流を増加せずに実現
する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図12はIEEE J.Solid−S
tate circuits,vol.SC−24,n
o.5,Oct.1989,pp.1301−1306
の“A23−ps/2.1−mWECL gate w
ith an ac−coupled active−
pull−down emitter−followe
r stage”に掲載されたECLアクティブプルダ
ウン回路の概念を示す回路図である。図12を参照し
て、ECLアクティブプルダウン回路は、VCC供給端
子1、VEE供給端子2に接続され、入力信号A,基準
電位VBBを受け、第1信号Bおよび第1信号Bの相補
信号である第2信号Cとを出力するスイッチング段回路
31と、第1信号Bをベースに受け、VCC供給端子1
と出力端子ノード20の間に設けられたエミッタフォロ
アトランジスタ60と、第2信号Cを制御コンデンサ7
2を介して受け、VCC供給端子1およびVEE供給端
子2に接続されたバイアス回路32と、バイアス回路3
2からの出力信号をベースに受け、コレクタを出力端子
ノード20に接続され、エミッタをVEE供給端子2に
接続されたプルダウントランジスタ61とを含む。スイ
ッチング段回路31は、入力端子3を介して入力信号A
をベースに受け、コレクタがノード15に接続され、エ
ミッタがノード56に接続されるnpnバイポーラトラ
ンジスタ50と、VBB端子4を介して論理振幅の中間
電位を持つ基準電位であるVBB電位を受け、コレクタ
をノード16に接続されエミッタをノード56に接続さ
れたnpnバイポーラトランジスタ51と、ベースにV
CS端子5を介してVCS電位を受け、コレクタをノー
ド56に接続され、エミッタを抵抗55を介して第2電
源電位2に接続されたnpnバイポーラトランジスタ5
2とを含む。VCC供給端子1とノード15,16との
間にはそれぞれ所定の電位を発生させるための抵抗5
3,54が設けられている。npnトランジスタ52と
抵抗55はスイッチング段回路31の定電流源として機
能する。
【0003】バイアス回路32は、VCC供給端子1と
ノード13の間に接続された抵抗74,ダイオード75
と、ノード13とVEE供給端子2の間に接続された抵
抗73とを含む。第2信号Cは制御コンデンサ72を通
してノード13に入力される。スイッチング段回路31
からの出力である第1信号Bはエミッタフォロアトラン
ジスタ60のベースに入力され、そのエミッタから出力
端子ノード20を介して出力信号Dが取出される。
【0004】次に図13を参照して図12に示したEC
Lアクティブプルダウン回路の動作について説明する。
入力端子3の入力信号Aが“L”(−1.6V)のとき
ノード15は“H”(0V)でエミッタフォロアトラン
ジスタ60がオンし、出力端子20の電位である出力信
号Dは“H”(−0.8V)になっている。なおこのと
き基準電位VBBの電位は−1.2Vであり、VCCの
電位は0Vであり、VEEの電位は−5.2Vである。
【0005】プルダウントランジスタ61のベースには
バイアス回路32で決定される所望の電位が与えられ、
所望のnpnバイポーラトランジスタのエミッタ電流を
流している。ここで入力信号Aが“H”(−0.8V)
に変化すると、第1信号Bは“L”(−0.8V)に変
化し、出力信号Dも“L”(−1.6V)に変化を始め
る(図13のA,B参照)。このときスイッチング段回
路31から出力される第2信号Cは制御コンデンサ72
の結合を通じてノード13の電位を高くするように働
く。この結果、プルダウントランジスタ61のコレクタ
電流61cI、すなわち出力信号Dを“L”に引き下げ
る電流が増加し、高速に出力信号Dを立上げることがで
きる。ある程度時間がたつとノード13の電位は元の値
まで回復し、出力信号Dの電位を“L”の電位に保つた
めの定常エミッタフォロア電流が抑えられる。
【0006】逆に入力信号Aが“H”(−0.8V)か
ら“L”(−1.6V)へ変化した場合はノード13の
電位がしばらくの間低い電位になるため、出力端子ノー
ド20からVEE供給端子へ流れる電流が減少するた
め、出力信号Dを高速に立上げることができる。
【0007】 図14は従来のECLアクティブプルダ
ウン回路において、出力を差動的に取出した場合の構成
を示す回路図である。図14を参照して、この場合、差
動出力信号D1およびD2それぞれについてバイアス回
32aおよび32bと制御コンデンサ72aおよび7
2bとが必要になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のECLアクティ
ブプルダウン回路は上記のように構成されていた。しか
しながら、この構成では、プルダウントランジスタ61
を駆動するためのバイアス回路32は定常的な電流を流
す必要がある。しかも、図14で説明したようにこのバ
イアス回路32は出力端子が複数あればその数だけ必要
である。したがって、低消費電力の観点からこのバイア
ス電流の低減あるいは省略が望まれている。また、制御
コンデンサ72は大きい値ほどプルダウントランジスタ
61の駆動効果が大きいため、数pF程度の比較的大容
量の制御コンデンサを用いることが望ましい。したがっ
て、制御コンデンサの容量分のレイアウト占有面積が大
きくなる。しかも、出力が差動で出るような場合にはそ
れぞれの出力について制御コンデンサが必要となり、レ
イアウト占有面積の増大になる問題があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、以下のような内容を目的とす
る。
【0010】(1) ECL回路のような半導体装置に
おいて、無駄なバイアス電流の消費を防ぐことである。
【0011】(2) ECL回路のような半導体装置に
おいて、より少ないレイアウト占有面積でスイッチング
遅延時間を短縮することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、半導
体装置は、第1電位に設定された第1ノードと第2電位
に設定された第2ノードとの間に接続され、制御電極に
入力信号を受ける第1バイポーラトランジスタと、第1
ノードと第2ノードとの間に接続され、制御電極に基準
電圧を受ける第2バイポーラトランジスタと、第1ノー
ドと出力端子ノードとの間に接続され、第1ノードに対
応する第1バイポーラトランジスタの第1電極に制御電
極が接続される第3バイポーラトランジスタと、出力端
子ノードと第2ノードとの間に接続され、出力端子ノー
ドの電位の変化を加速する第4バイポーラトランジスタ
と、第4バイポーラトランジスタの制御電極と第2ノー
ドとの間に接続され、出力端子ノードの電位変化に応答
して第4バイポーラトランジスタの制御電極の電流を調
整する調整手段と、出力端子ノードと第4バイポーラト
ランジスタの制御電極との間に接続され、第4バイポー
ラトランジスタの制御電極の電流を所望の状態に付勢す
る付勢手段とを備え、付勢手段は、少なくとも第3バイ
ポーラトランジスタの制御電極より入力信号に近い側の
電圧を受ける容量手段を含み、容量手段が受ける電圧に
応答して第4バイポーラトランジスタの制御電極の電流
を付勢する。
【0013】
【0014】 好ましくは、第3バイポーラトランジス
タの制御電極より入力信号に近い側の電圧は、第1バイ
ポーラトランジスタの第1電極の電圧、または第1ノー
ドに対応する第2バイポーラトランジスタの第1電極の
電圧である。
【0015】
【0016】 また、この発明によれば、半導体装置
は、第1電位に設定された第1ノードと第2電位に設定
された第2ノードとの間に接続され、制御電極に入力信
号を受ける第1バイポーラトランジスタと、第1ノード
と第2ノードとの間に接続され、制御電極に基準電圧を
受ける第2バイポーラトランジスタと、第1ノードに対
応する第1バイポーラトランジスタの第1電極、または
第1ノードに対応する第2バイポーラトランジスタの第
1電極からその電圧を受ける容量手段と、第1ノードと
第1出力端子ノードとの間に接続され、第1バイポーラ
トランジスタの第1電極に制御電極が接続される第3バ
イポーラトランジスタと、第1出力端子ノードと第2ノ
ードとの間に接続され、第1出力端子ノードの電位の変
化を第1の方向へ加速する第4バイポーラトランジスタ
と、第1出力端子ノードと第4バイポーラトランジスタ
の制御電極との間に接続され、容量手段が受ける電圧に
応答して第4バイポーラトランジスタの第1の方向への
加速の程度を調整する第1調整手段と、第1ノードと第
2出力端子ノードとの間に接続され、第2バイポーラト
ランジスタの第1電極に制御電極が接続される第5バイ
ポーラトランジスタと、第2出力端子ノードと第2ノー
ドとの間に接続され、第2出力端子ノードの電位の変化
を第1の方向と異なる第2の方向へ加速する第6バイポ
ーラトランジスタと、第2出力端子ノードと第6バイポ
ーラトランジスタの制御電極との間に接続され、容量手
段が受ける電圧に応答して第6バイポーラトランジスタ
の第2の方向への加速の程度を調整する第2調整手段と
を備える。
【0017】 好ましくは、第1および第2出力端子ノ
ードは、相互に相補信号を出力し、第1調整手段は、第
1導電形式の電界効果トランジスタを含み、第2調整手
段は、第2導電形式の電界効果トランジスタを含み、第
1導電形式および第2導電形式の電界効果トランジスタ
の各々は、相互に相補特性となるようにそのしきい値が
調整されている。
【0018】
【作用】この半導体装置においては、第3バイポーラト
ランジスタの制御電極電位が変化したとき電位端子の電
位が変化するが、そのとき調整手段は出力端子の電位に
応じて第4バイポーラトランジスタの制御電極の電流を
所望の値に、たとえば多くするようにまたは少なくする
ように調整する。出力信号の電位に応じて第4バイポー
ラトランジスタの制御電極の電流が調整されるため、従
来のようなバイアス電流を調整するための回路が不要に
なる。
【0019】 また、この半導体装置においては、第3
バイポーラトランジスタの制御電極より前の電位、すな
わち入力信号等に近い位置の電位に応答して第4バイポ
ーラトランジスタの制御電極の電流が制御されて出力端
子の電位が所望の値に付勢される。
【0020】 また、この半導体装置においては、入力
信号に近い第1または第2バイポーラトランジスタの第
1電極の電位に応答して第4バイポーラトランジスタの
制御電極の電流が制御される。
【0021】
【0022】 また、この半導体装置においては、第1
または第2バイポーラトランジスタの第1電極のいずれ
かからその電位を取出す容量手段を設け、その電位に応
答して第1および第2の調整手段がそれぞれ第4および
第6バイポーラトランジスタのそれぞれの加速の程度を
調整する。したがって、従来のように作動出力を得るた
めに複数の容量手段のような要素を必要としない。
【0023】 また、この半導体装置においては、第
および第2の調整手段がそれぞれ第1および第2の導電
形式の電界効果トランジスタであり、それぞれのしきい
値が相補特性となるように調整されている。
【0024】
【実施例】 (1) 第1実施例 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。図1
はこの発明に係る半導体装置の1例としてのECLアク
ティブプルダウン回路の第1の実施例を示す回路図であ
り、図2は図1に示した回路の動作を示す各点の電位を
示す波形図である。
【0025】図1を参照して、第1の実施例における半
導体装置は、VCC供給端子1とVEE供給端子2の間
に接続され、入力信号AおよびVBB信号を受け、スイ
ッチング段出力信号Bを出力するスイッチング段回路3
1と、スイッチング段回路出力信号Bをベースに受け、
コレクタをVCC供給端子1に接続され、エミッタを出
力端子ノード20に接続されたエミッタフォロアトラン
ジスタ60と、ノード17をベースに接続され、出力端
子ノード20とVEE供給端子2の間に接続されたプル
ダウントランジスタ61と、スイッチング段回路31と
エミッタフォロアトランジスタ60の間にあるノード1
1とノード12の間に接続された制御コンデンサ72
と、ノード12とVEE供給端子2の間に接続された抵
抗73と、出力端子ノード20に接続されたノード18
とプルダウントランジスタ61のベースに接続されたノ
ード17の間に接続され、ノード12の電位をゲートに
受けるプルダウントランジスタ駆動用PMOSトランジ
スタ70aと、ノード17とVEE供給端子2の間に接
続され、ノード18の電位をゲートに受けるNMOSト
ランジスタ71とを含む。スイッチング段回路31の構
成は図12で述べたものと同様であるのでその内容の説
明は省略する。また、図1において図12と同じ部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】次に図1および図2を参照して図1に示し
た回路の動作について説明する。最初入力信号Aが
“L”(−1.6V)のとき、スイッチング段回路31
の出力信号Bは“H”(0V)であり出力信号Dは
“H”(−0.8V)になっている。また制御用コンデ
ンサ72には直流電流が流れないため、ノード12は抵
抗73によってVEEの電位に保たれている。ノード1
2の電位はPMOSトランジスタ70aのゲート信号で
あるためPMOSトランジスタ70aはオンし、所望の
電流が流れプルダウントランジスタ61のコレクタ電流
が所望の値に設定される。
【0027】ここで図2に示すように入力信号Aが
“L”(−1.6V)から“H”(−0.8V)へ変化
するとスイッチング段回路31の出力Bを受けるノード
11の電位は“H”(0V)から“L”(−0.8V)
へ変化する。この信号Bはエミッタフォロアトランジス
タ60のベースに入力され、出力端子ノード20を経て
出力信号Dを立下げる働きをすると同時に、制御コンデ
ンサ72にも入力される。制御コンデンサ72に入力さ
れた“L”の電位はノード12の電位を下げ、プルダウ
ントランジスタ駆動用PMOSトランジスタ70aのゲ
ート電圧を制御コンデンサ結合によりVEE電位よりさ
らに引き下げる。この結果プルダウントランジスタ駆動
用PMOSトランジスタ70aに流れる電流70aIが
増加し、プルダウントランジスタ61のベース電流が増
加する。その結果、プルダウントランジスタ61のコレ
クタ電流61cIが増加し、出力信号Dの電位を“H”
から“L”への変化を助ける動作を行なう。その結果、
出力信号Dの立下がりの変化を高速に行なうことができ
る。また、NMOSトランジスタ71は出力端子ノード
20の電位がゲート信号となっているため、出力信号D
が低下してくるとNMOSトランジスタ71に流れる電
流が減少してプルダウントランジスタ61のベース電流
が増加する。その結果、さらに出力信号Dの高速の立下
がり変化が可能になる。ここである程度時間がたつと、
ノード12の電位はVEE電位に回復し、プルダウント
ランジスタ駆動用PMOSトランジスタ70aの電流も
減少する。また、出力信号Dの電位が低下しているた
め、プルダウントランジスタ駆動用PMOSトランジス
タ70aに流れる電流70aIも出力が“H”の定常状
態の場合よりも少し減少する。
【0028】 次に入力信号Aが“H”(−0.8V)
から“L”(−1.6V)へ変化する場合は、先ほどの
説明と全く逆の動作が起こる。すなわち、入力信号Aが
“H”から“L”へ変化すると、出力端子ノード20に
出力される出力電位は“L”から“H”に変化する。こ
のとき、ノード12の電位は制御コンデンサ72の制御
コンデンサ結合により引き上げられる。その結果、ノー
ド12に接続されたプルダウントランジスタ駆動用PM
OSトランジスタ70aのゲート電位が高くなり、この
トランジスタに流れる電流70aIが減少する。この結
果プルダウントランジスタ61のベース電流が減少し、
プルダウントランジスタ61を流れる電流61cIの値
が減少する。このとき、NMOSトランジスタ71のゲ
ートにはノード18を介して出力端子ノード20の電位
が印加されるためNMOSトランジスタ71はより多く
の電流を流し、その結果プルダウントランジスタ61の
ベース電流はより少なくなって出力端子ノード20の電
位がより速く立上がる。
【0029】以上のように第1実施例によれば、プルダ
ウントランジスタ61のベースを駆動する電流が出力端
子ノード20から供給されるため、従来のようにバイア
ス回路を用いてVCC供給端子1からVEE供給端子2
に直流的にバイアス電流が流れない。その結果、消費電
流を節約することができる。また、この実施例において
は、ベース電流を制御するプルダウントランジスタ駆動
用PMOSトランジスタ70aがスイッチング段回路出
力ノード11の電位に応答するため、より入力信号に近
い箇所での電位に応答してプルダウントランジスタのベ
ース電流が制御される。その結果、より素早い応答が可
能になる。
【0030】図3は第1実施例をNOR論理回路に適用
した図である。図3に示すように複数の入力信号A1,
A2,…の入力が可能なNOR論理回路においてこの発
明が適用できる。したがってNOR論理回路において、
上記したこの発明の効果を得ることが可能になる。
【0031】(2) 第2実施例 図4はこの発明の第2の実施例を示す回路図である。図
4においても基本的な回路構成は図1の場合と同様であ
るので同一箇所に同一符号を付してその説明は省略す
る。第2の実施例においては、プルダウントランジスタ
61を駆動する素子としてNMOSトランジスタ70c
が接続されており、そのゲート電極にはスイッチング段
回路31の相補出力信号Cが制御コンデンサ72を通じ
て入力されている点が第1の実施例と異なる。
【0032】第2の実施例の動作は第1実施例のPMO
SトランジスタがNMOSトランジスタに代わって信号
Cの変化が信号Bと逆になっているだけであるため、動
作自体は第1の実施例の場合と同様である。したがっ
て、その波形図のみを図5に示して具体的な説明は省略
する。
【0033】第2の実施例においても第1の実施例と同
様の効果を奏する。また、第2の実施例においては、第
1の実施例と比べてPMOSトランジスタをつくる必要
がなく、同極性のNMOSトランジスタのみで回路が構
成されるため、安いコストで本発明の効果を得ることが
できる。
【0034】また、ここで使用するNMOSトランジス
タ70cは出力端子ノード20の出力信号Dの電位が
“H”,“L”のどちらの定常状態でも電流を流し、エ
ミッタフォロアトランジスタ60のエミッタ電流を確保
する必要がある。このためNMOSトランジスタ70c
は定常状態のゲート電位、すなわちVEE電位がゲート
に加わったときでもオンするようにそのしきい値Vth
調整されたデプレッション型トランジスタになってい
る。
【0035】(3) 第3実施例 図6はこの発明の第3実施例を示す回路図であり、図7
は図6の回路の動作を説明するための各信号、ノードの
電位を示す波形図である。
【0036】図6においてもその基本的な構成は図1と
同様であるので同一部分に同一符号を付してその説明を
省略し、第3実施例の異なる点についてのみ説明する。
第3実施例においては、プルダウントランジスタ61を
駆動する素子として抵抗70bが設けられ、制御コンデ
ンサが省略されている。図6を参照して、出力端子ノー
ド20の出力信号Dの電位が上昇すると、NMOSトラ
ンジスタ71に流れるドレイン電流71dIと抵抗70
bに流れる電流70bIとはともに増加するが、抵抗7
0bの抵抗値と、NMOSトランジスタ71のサイズを
所望の値にすることによってNMOSトランジスタ71
の電流71dIの値の増加を抵抗70bの電流の値70
bIの増加より大きくすることができる。このため、出
力端子ノード20の出力信号Dの電圧の上昇によってプ
ルダウントランジスタ61のコレクタ電流61cIを減
少させることができ、コレクタ電流61cIと抵抗70
bの電流70bIの合計値(出力端子ノード20から引
き抜かれる電流)も減少させることができる。
【0037】次に第3の実施例の動作を図7を参照して
説明する。入力信号Aが“L”から“H”になると、ス
イッチング段回路出力Bは“H”から“L”に変化し、
出力端子ノード20の出力信号Dも“H”から“L”に
変化しようとする。この際、抵抗70bの電流70bI
とプルダウントランジスタ61のコレクタ電流61cI
の電流値が増加するため、加速度的に出力信号Dは
“L”になることができる。このとき図7に示すように
NMOSトランジスタ71のドレイン電流71dIおよ
び抵抗70bの電流70bIが増加する。
【0038】逆に入力信号Aが“H”から“L”へ変化
する場合も同様に抵抗70bの電流値である70bIと
プルダウントランジスタ61のコレクタ電流である61
cIが減少するので加速度的に出力信号Dを上昇させる
ことができる。
【0039】第3の実施例においては、制御用コンデン
サが省略できるため、レイアウト占有面積低減に大きな
効果がある。また、第1、第2実施例に示したようにス
イッチング段回路から制御用コンデンサを通してプルダ
ウントランジスタを駆動する必要がないため、スイッチ
ング段回路の速度向上も期待できる。また、第1実施例
と異なり、PMOSトランジスタをつくる必要がないた
め、安い製造コストで本発明の効果を得ることができ
る。
【0040】 (4) 第4実施例 図8はこの発明の第4実施例を示す回路図である。第4
実施例においては、第3実施例の抵抗70bの代わりに
プルダウントランジスタ61を駆動する素子としてPM
OSトランジスタ70dを設けている。それ以外の部分
についてはこれまでの実施例と同一であるので、同一箇
所に同一符号を付してその具体的な構成の説明は省略す
る。
【0041】この実施例におけるプルダウントランジス
タ61駆動用のPMOSトランジスタ70dはそのゲー
ト端子がドレイン端子に接続されたノーマリオン型のP
MOSトランジスタとなっている。この場合の動作は基
本的に第3実施例の場合と同様であるのでその内容は省
略する。
【0042】 第4実施例においては、第3実施例の抵
抗の代わりにPMOSトランジスタを設けたため、レイ
アウト面積を小さくすることができる。その結果、第3
実施例と比べてレイアウト占有面積を小さくできるとい
う効果がある。
【0043】 (5) 第5実施例 図9はこの発明の第5実施例を示す回路図である。この
実施例は第2実施例の変形実施例であって、第2実施例
の場合に制御コンデンサ72がスイッチング段回路31
の相補信号Cから接続されていたのを入力信号Aそのも
のと接続されている点が異なる。すなわち、図9を参照
して、第5実施例においてはスイッチング段回路31を
構成するnpnバイポーラトランジスタ50のベースに
設けられたノード16とプルダウントランジスタ61駆
動用のNMOSトランジスタ70cのゲートに接続され
たノード12の間に制御コンデンサ72cが設けられて
いる。
【0044】次に図10を参照して第5実施例の動作に
ついて説明する。最初入力信号Aが“L”のとき、スイ
ッチング段回路31の出力Bは“H”であり、出力端子
ノード20から出力される出力信号Dは“H”になって
いる。また制御コンデンサ72cには直流電流が流れな
いため、ノード12は抵抗73によってVEE電位にさ
れている。ノード12の電位はプルダウントランジスタ
駆動用NMOSトランジスタ70cのゲート信号である
が、この状態でも所望の電流が流れるようそのしきい値
thが調整されている(デプレッション型)。
【0045】ここで入力信号Aが“L”から“H”ヘ変
化するとスイッチング段回路31の出力Bは“H”から
“L”へ変化する。このスイッチング段回路出力信号B
はエミッタフォロアトランジスタ60に入力され、出力
端子ノード20の出力信号Dを立下げる働きをする。こ
のときノード12は入力信号Aの立上がりに応答して制
御コンデンサ72の制御コンデンサ結合によりVEE電
位より引き上げられる。この結果この電位がプルダウン
トランジスタ駆動用NMOSトランジスタ70cのゲー
トに印加されこのトランジスタをオンしプルダウントラ
ンジスタ61のベース電流を増やすことによってさらに
出力信号Dの立下がりを高速化する。またNMOSトラ
ンジスタ71は出力端子ノード20の電位がゲート信号
となっているため、その電位が低下してくるとNMOS
トランジスタ71に流れる電流が減少してプルダウント
ランジスタ61のベース電流が増加し、さらに高速の立
下がり変化が行なわれる。
【0046】次に入力信号Aが“H”から“L”へ変化
する場合は上記の説明と全く逆の動作が起こり出力信号
Dを高速に立上げるのは他の実施例の場合と同様であ
る。
【0047】この実施例においては、第2の実施例と比
べてプルダウントランジスタ61を駆動するNMOSト
ランジスタの作動が入力信号に応答して行なわれるた
め、第2の実施例に比べてより素早く応答が行なわれる
という効果がある。また、PMOSトランジスタを使用
しないため、安い製造コストで本発明の効果を得ること
ができる。
【0048】なお、この実施例においては、スイッチン
グ段回路31の入力側と制御コンデンサ72cとが接続
されているため、他の実施例のようにNOR論理回路等
の場合には適用できず、1入力論理に限られる。
【0049】(6) 第6実施例 図11は、この発明の第6実施例を示す回路図であり、
図1に示した第1実施例と図4に示した第2実施例とを
それぞれ入力信号側npnバイポーラトランジスタ50
とVBB信号がベースに印加されるnpnバイポーラト
ランジスタ51のそれぞれのコレクタに接続した状態を
示す図である。この図は従来の技術で述べた図14に対
応するものであり、差動出力を得る場合に本願発明を適
用した例に対応する。図11を参照して、この発明によ
れば、2つの出力D1,D2がそれぞれの出力端子ノー
ド20a,20bから出力されているが、制御用コンデ
ンサは一方の出力信号D1が出力される側にのみ設けら
れている。
【0050】図11を参照して、第6実施例において
は、差動出力信号を得る場合に制御コンデンサ72およ
び抵抗73をそれぞれ1個で済ますことができる。この
結果、レイアウト面積および消費電力を改善することが
できる。なお、この実施例においては、差動出力信号D
1,D2の遅延時間を同一にするため、PMOSトラン
ジスタ70aとNMOSトランジスタ70cは完全に相
補特性をとる必要がある。このために、NMOSトラン
ジスタ70cのしきい値Vthの値を所望の値に設定して
ある。
【0051】なお、以上の実施例においては、入力信号
Aと出力信号Dとが逆特性を有するインバータ回路につ
いて適用した例を主として説明したが、これに限らず上
記した第5実施例を除き、図3に示したようにNOR論
理回路等に適用できるのは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、エミ
ッタフォロアトランジスタのような第3バイポーラトラ
ンジスタの制御電極の電位が変化したときそれに応じて
出力電位も変化するが、そのとき出力電位に接続された
プルダウントランジスタのような第4バイポーラトラン
ジスタの制御電極の電流を出力電圧の変化を促進するよ
うに調整手段が出力端子ノードの電位に応じて調整す
る。したがって、出力電圧の値に応じて第4バイポーラ
トランジスタの制御電極の電流が調整されるため、従来
のようにバイアス電流を流すための回路が不要になる。
その結果、バイアス電流の消費を抑えることができる半
導体装置が提供できる。
【0053】 また、この発明によれば、第3バイポー
ラトランジスタより前の電位すなわち入力信号に近い位
置の電位に応じて第4バイポーラトランジスタの制御電
極の電流が制御されて出力端子の電位が所望の値に付勢
されるため、より素早く出力端子の電位を所望の値に設
定できる。
【0054】 また、この半導体装置においては、入力
信号または基準電位信号を受ける第1または第2バイポ
ーラトランジスタの第1電極の電位に応答してプルダウ
ントランジスタのような第4バイポーラトランジスタの
制御電極の電流を所望の状態に付勢する付勢手段が制御
されるため、入力信号の変化がより素早く出力信号に反
映される。
【0055】 また、この発明においては、出力端子と
出力端子の電位変化を促進するプルダウントランジスタ
のような第4バイポーラトランジスタの制御電極との間
に電位差が設けられ、それによって出力端子の電位変化
が加速される。その結果、簡単な構成でスイッチング遅
延時間の短縮が可能になる半導体装置が提供できる。
【0056】 また、この発明においては、第1または
第2バイポーラトランジスタの第1電極のいずれかかの
電位が容量手段を用いて取出され、その電位に応答して
作動出力となる第1出力と第2出力の電位変化が促進さ
れる。したがって、従来のように作動出力を得る場合に
それぞれに容量手段が設けられることはない。その結
果、ECL回路のような半導体装置において、より少な
いレイアウト占有面積でスイッチング遅延時間を短縮す
ることができる。
【0057】 また、この発明においては、作動出力と
なる第1および第2出力の電位変化を促進する第1およ
び第2調整手段が相互に異なる導電形式を有する電界効
果トランジスタで構成され、それぞれが相補特性となる
ようにそれらのしきい値が調整されている。その結果、
作動出力信号の遅延時間を同一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例に係るECL論理回
路の回路図である。
【図2】 第1実施例におけるECL論理回路の動作を
説明する波形図である。
【図3】 第1実施例に係るECL論理回路をNOR回
路に適用した例を示す図である。
【図4】 第2実施例に係るECL論理回路の回路図で
ある。
【図5】 第2実施例に係るECL論理回路の動作を説
明するための波形図である。
【図6】 第3実施例に係るECL論理回路の回路図で
ある。
【図7】 第3実施例に係るECL論理回路の動作を説
明するための波形図である。
【図8】 第4実施例に係るECL論理回路の回路図で
ある。
【図9】 第5実施例に係るECL論理回路の回路図で
ある。
【図10】 第5実施例に係るECL論理回路の動作を
説明するための波形図である。
【図11】 第6実施例に係るECL論理回路の回路図
である。
【図12】 従来のECL論理回路の回路図である。
【図13】 従来のECL論理回路の動作を説明するた
めの波形図である。
【図14】 差動出力を得る場合の従来のECL論理回
路の回路図である。
【符号の説明】
1 VCC供給端子、2 VEE供給端子、3 入力端
子、4 VBB端子、5 VCC供給端子、20 出力
端子ノード、31 スイッチング段回路、32バイアス
回路、50,51 npnバイポーラトランジスタ、6
0 エミッタフォロアトランジスタ、61 プルダウン
トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 昌弘 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社システム エル・エス・アイ 開発研究所内 (56)参考文献 特開 平6−77810(JP,A) 特開 平5−29919(JP,A) 特開 平5−259886(JP,A) 特開 平4−315314(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/086 H03K 19/013

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電位に設定された第1ノードと第2
    電位に設定された第2ノードとの間に接続され、制御電
    極に入力信号を受ける第1バイポーラトランジスタと、前記第1ノードと前記第2ノードとの間 に接続され、制
    御電極に基準電圧を受ける第2バイポーラトランジスタ
    と、前記第1ノードと出力端子ノードとの間に接続され、前
    記第1ノードに対応する前記第1バイポーラトランジス
    タの第1電極に制御電極が接続される 第3バイポーラト
    ランジスタと、 前記出力端子ノードと前記第2ノードとの間に接続さ
    れ、前記出力端子ノードの電位の変化を加速する第4バ
    イポーラトランジスタと、 前記第4バイポーラトランジスタの制御電極と前記第2
    ノードとの間に接続され、前記出力端子ノードの電位変
    化に応答して前記第4バイポーラトランジスタの制御電
    極の電流を調整する調整手段と 前記出力端子ノードと前記第4バイポーラトランジスタ
    の制御電極との間に接続され、前記第4バイポーラトラ
    ンジスタの制御電極の電流を所望の状態に付勢する付勢
    手段とを備え、 前記付勢手段は、少なくとも前記第3バイポーラトラン
    ジスタの制御電極より入力信号に近い側の電圧を受ける
    容量手段を含み、前記容量手段が受ける電圧に応答して
    前記第4バイポーラトランジスタの制御電極の電流を付
    勢する 、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第3バイポーラトランジスタの制御
    電極より入力信号に近い側の電圧は、前記第1バイポー
    ラトランジスタの第1電極の電圧、または前記第1ノー
    ドに対応する前記第2バイポーラトランジスタの第1電
    極の電圧である、請求項に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1電位に設定された第1ノードと第2
    電位に設定された第2ノードとの間に接続され、制御電
    極に入力信号を受ける第1バイポーラトランジスタと、前記第1ノードと前記第2ノードとの間 に接続され、制
    御電極に基準電圧を受ける第2バイポーラトランジスタ
    と、前記第1ノードに対応する前記第1バイポーラトランジ
    スタの第1電極、または前記第1ノードに対応する前記
    第2バイポーラトランジスタの第1電極からその電圧を
    受ける 容量手段と、前記第1ノードと第1出力端子ノードとの間に接続さ
    れ、前記第1バイポーラトランジスタの第1電極に制御
    電極が接続される 第3バイポーラトランジスタと、 前記第1出力端子ノードと前記第2ノードとの間に接続
    され、前記第1出力端子ノードの電位の変化を第1の方
    向へ加速する第4バイポーラトランジスタと、 前記第1出力端子ノードと前記第4バイポーラトランジ
    スタの制御電極の間に接続され、前記容量手段が受け
    る電圧に応答して前記第4バイポーラトランジスタの前
    記第1方向への加速の程度を調整する第1調整手段
    と、前記第1ノードと第2出力端子ノードとの間に接続さ
    れ、前記第2バイポーラトランジスタの第1電極に制御
    電極が接続される 第5バイポーラトランジスタと、 前記第2出力端子ノードと前記第2ノードとの間に接続
    され、前記第2出力端子ノードの電位の変化を前記第1
    の方向と異なる第2の方向へ加速する第6バイポーラト
    ランジスタと、 前記第2出力端子ノードと前記第6バイポーラトランジ
    スタの制御電極の間に接続され、前記容量手段が受け
    る前記電圧に応答して前記第6バイポーラトランジスタ
    の前記第2方向への加速の程度を調整する第2調整手
    段とを備える、半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2出力端子ノードは、
    相互に相補信号を出力し、 前記第1調整手段は第1導電形式の電界効果トランジ
    スタを含み、 前記第2調整手段は第2導電形式の電界効果トランジ
    スタを含み、前記第1導電形式および第2導電形式の電界効果トラン
    ジスタの各々は、 相互に相補特性となるようにそのしき
    い値が調整されている、請求項に記載の半導体装置。
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