JP3497887B2 - 多糖誘導体、その製造法並びにこれを含有する化粧料及び洗浄剤組成物 - Google Patents

多糖誘導体、その製造法並びにこれを含有する化粧料及び洗浄剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪や皮膚に対して優
れた保湿効果や保護効果を有する多糖誘導体、その製造
法並びにこれを含有する化粧料及び洗浄剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪や皮膚にしっとりとした感触
を付与するため、シャンプーやリンス、化粧品等の多く
には各種の保湿剤が配合されている。一般的に、これら
の保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリコール
等のグリコール類;ソルビトールやマルチトール等の糖
アルコール類;尿素、糖類のアルキレンオキサイド付加
物などが使用されている。しかし、これらの保湿剤は保
湿性や感触の点で必ずしも満足のいくものではなく、ま
た、汗や水などで容易に拡散、流出し、その効果が持続
しにくく、特に洗顔料や洗髪料等の界面活性剤中におい
てはほとんどが洗い流されてしまい、充分な保湿性を発
揮できないことが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、優れた保湿性を有すると共に、汗や水に強く保湿効
果、保護効果が長時間持続する保湿剤を提供せんとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、多糖類にカルボキシ
ベタイン基を導入した多糖誘導体が優れた保湿性、感触
を有し、しかもその効果が長時間持続すること、更にこ
れらの多糖誘導体を配合することで使用感の良好な化粧
料及び洗浄剤が得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明は、次の一般式(1)
【0006】
【化3】
【0007】(式中、Zは多糖類分子中からn個の水酸
基を除いた多糖類残基を、R1 及びR 2 は同一又は異な
ってヒドロキシ基を有していてもよい炭素数1〜3の直
鎖又は分岐鎖のアルキル基を、Aは炭素数1〜3の直鎖
又は分岐鎖のアルキレン基を示し、nは多糖類分子中の
総水酸基数以下の自然数を示す)で表わされる新規な多
糖誘導体を提供するものである。
【0008】また、本発明はこの多糖誘導体の製造法を
提供するものである。更に本発明は、この多糖誘導体を
含有する化粧料及び洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
【0009】本発明の式(1)において、Zは多糖類分
子中から、カルボキシベタイン基で置換されたn個の水
酸基を除いた多糖類残基を示すものであり、Z-(OH)n
表わされる多糖類としては、β−1,4−グルカン、α
−1,4−グルカン、α−1,6−グルカン、プルラン
並びにこれらのヒドロキシエチル誘導体、ヒドロキシプ
ロピル誘導体及び2,3−ジヒドロキシプロピル誘導体
等が挙げられる。
【0010】これらの多糖類の具体例としては、セルロ
ース、デンプン、アミロース、プルラン、デキストラ
ン、ヒドロキシエチル化セルロース、ヒドロキシプロピ
ル化セルロース、2,3−ジヒドロキシプロピル化セル
ロース、ヒドロキシエチル化デンプン、ヒドロキシプロ
ピル化デンプン、2,3−ジヒドロキシプロピル化デン
プン、ヒドロキシエチル化アミロース、ヒドロキシプロ
ピル化アミロース、2,3−ジヒドロキシプロピル化ア
ミロース、ヒドロキシエチル化プルラン、ヒドロキシプ
ロピル化プルラン、2,3−ジヒドロキシプロピル化プ
ルラン、ヒドロキシエチル化デキストラン、ヒドロキシ
プロピル化デキストラン、2,3−ジヒドロキシプロピ
ル化デキストランを挙げることができ、この中でもセル
ロース、デンプン、アミロース、プルラン、デキストラ
ンが好ましく、更にセルロース、デンプンが特に好まし
い。
【0011】式(1)中のR1 及びR2 としては、ヒド
ロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2,3−
ジヒドロキシプロピル基、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基等が挙げられ、特にヒドロキシエ
チル基、メチル基が好ましい。
【0012】また、Aとしては、メチレン基、エチレン
基、プロピレン基、2−ヒドロキシプロピレン基等が挙
げられ、特にメチレン基、エチレン基が好ましい。
【0013】nは多糖類分子中の全水酸基のうちで、カ
ルボキシベタイン基で置換されたものの数を示す。一般
的に多糖類は糖1残基当り3個の水酸基を有しており、
最大置換度3までカルボキシベタイン基により置換可能
である。本発明の多糖分子中の糖1残基当りのカルボキ
シベタイン基の平均置換度は、0.1〜3.0であれば
よいが、水溶性並びに製造の容易さの面を考慮すれば、
平均置換度0.3〜1.5であることが更に好ましい。
【0014】本発明の多糖誘導体(1)は、例えば次の
反応式に従って、多糖類(2)をハロゲン化してデオキ
シハロゲン化多糖類(3)となし、次いでこれにアミン
類(4)を反応せしめてアミノ化多糖類(5)となし、
更にこれにモノハロゲン化カルボン酸塩(6)を反応せ
しめることにより製造される。
【0015】
【化4】
【0016】(式中、X及びYはハロゲン原子を、Bは
アルカリ金属を示し、Z、R1 、R2、A及びnは上記
と同義である)
【0017】多糖類(2)のハロゲン化は次のようにし
て行われる。ハロゲン化剤としてはハロゲン化チオニ
ル、オキシハロゲン化リン、五ハロゲン化リン等の種々
のものが使用されるが、特に塩化チオニル、臭化チオニ
ル等が好ましい。多糖類(2)は、その1〜20重量
倍、好ましくは5〜15重量倍のN,N−ジメチルホル
ムアミド(DMF)等の溶媒に分散し、これに多糖類の
0.5〜5重量倍、好ましくは1〜3重量倍のハロゲン
化剤を加えて、0〜100℃、好ましくは40〜80℃
の温度で1〜10時間反応させるのが好ましい。反応混
合物より溶媒を減圧下で留去した後、残渣に氷水を加え
て固形物を析出させ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリで中和後、濾過、乾燥することによりデ
オキシハロゲン化多糖類(3)を得ることができる。
【0018】デオキシハロゲン化多糖類(3)に反応せ
しめるアミン類(4)としては、例えば、ジメチルアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、N−メチル−3−ア
ミノ−1−プロパノール、N−メチル−3−アミノ−
1,2−ジヒドロキシプロパン、N−メチル−3−アミ
ノ−2−プロパノールジエチルアミン、N−エチルエタ
ノールアミン、N−エチル−3−アミノ−1−プロパノ
ール、N−エチル−3−アミノ−1,2−ジヒドロキシ
プロパン、N−エチル−3−アミノ−2−プロパノール
ジプロピルアミン、N−プロピルエタノールアミン、N
−プロピル−3−アミノ−1−プロパノール、N−プロ
ピル−3−アミノ−1,2−ジヒドロキシプロパン、N
−プロピル−3−アミノ−2−プロパノール、ジエタノ
ールアミン、ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)ア
ミン、ビス(3−ヒドロキシプロピル)アミン、ビス
(2−ヒドロキシプロピル)アミン等が挙げられる。
【0019】デオキシハロゲン化多糖類(3)とアミン
類(4)との反応は、デオキシハロゲン化多糖類(3)
をジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N−ジメチ
ルアセトアミド(DMA)、N−メチル−2−ピロリド
ン(NMP)、DMF等の溶媒に溶解させ、これにアミ
ン類(4)を加えて、50〜200℃、好ましくは80
〜150℃で10〜50時間反応させるのが好ましい。
溶媒の量は(3)に対して1〜20重量倍、特に5〜1
5重量倍が好ましく、アミン類(4)の量は(3)のハ
ロゲン当量に対して1〜5当量倍、特に1〜3当量倍が
好ましい。
【0020】反応液より溶媒を減圧下で留去し、残渣に
メタノール、エタノール等のアルコール類若しくはアセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類を加えて固形物
を析出させ、更に固形物を濾過、乾燥することによりア
ミノ化多糖類(5)を得ることができる。
【0021】アミノ化多糖類(5)に反応せしめるモノ
ハロゲン化カルボン酸塩(6)としては、モノクロロ酢
酸、2−クロロプロピオン酸、3−クロロプロピオン
酸、2−クロロ酪酸、3−クロロ酪酸、4−クロロ酪
酸、2−クロロイソ酪酸モノブロモ酢酸、2−ブロモプ
ロピオン酸、3−ブロモプロピオン酸、2−ブロモ酪
酸、3−ブロモ酪酸、4−ブロモ酪酸、2−ブロモイソ
酪酸、モノヨード酢酸、2−ヨードプロピオン酸、3−
ヨードプロピオン酸、2−ヨード酪酸、3−ヨード酪
酸、4−ヨード酪酸、2−ヨードイソ酪酸等のモノハロ
ゲン化カルボン酸のナトリウム塩又はカリウム塩を挙げ
ることができる。
【0022】アミノ化多糖類(5)とモノハロゲン化カ
ルボン酸塩(6)との反応はアルカリの存在下行われ
る。まず、アミノ化多糖類(5)をその1〜20重量
倍、好ましくは2〜10重量倍の水に溶解させ、これに
アミノ化多糖類中のハロゲン化水素に対して1〜2当量
倍の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を固体又は水
溶液の状態にして加える。次いでこの溶液にモノハロゲ
ン化カルボン酸塩(6)をアミノ基に対して1〜5当量
倍、好ましくは1.5〜3当量倍を固体又は水溶液の状
態で加え、20〜100℃、好ましくは50〜90℃で
5〜50時間反応させる。反応中、モノハロゲン化カル
ボン酸塩の加水分解により発生するハロゲン化水素によ
り反応液のpHが低下する場合があるが、この場合は随
時、上記アルカリ性物質を加えて反応液のpHを9以上に
保つように調整する。
【0023】反応終了後、得られた反応混合液に酢酸、
硫酸又は塩酸等の無機酸や有機酸を加えて中和し、透析
及び電気透析などにより未反応のモノハロゲン化カルボ
ン酸塩、加水分解により副生したヒドロキシカルボン酸
塩、更に反応時や中和時に生成した無機又は有機酸塩類
を除去することにより目的とする多糖誘導体(1)の水
溶液が得られる。尚、この多糖誘導体は、用途によって
問題がなければ上記脱塩操作を行わない状態で使用する
ことも可能である。この水溶液を凍結乾燥するか、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセト
ン等の溶媒により固形化処理すれば多糖誘導体(1)の
固形物を得ることができる。
【0024】本発明の多糖誘導体は、優れた保湿性を有
することから、保湿剤として皮膚及び毛髪用の化粧料、
シャンプーや台所洗剤等の洗浄剤に使用することができ
る。化粧料に使用する場合、多糖誘導体の配合量は0.
01〜20重量%(以下、単に%と記す)、特に0.1
〜10%が好ましく、0.01%未満だと充分な保湿効
果が得られず、20%を超えて配合しても配合量に見合
う効果は期待できず、経済的な面からも好ましくない。
【0025】また、上記化粧料には、本発明の多糖誘導
体の他に通常の化粧料に用いられる成分、例えばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、それ以上のポリエチレングリコール類;プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、それ以上
のポリプロピレングリコール類;1,3−ブチレングリ
コール、1,4−ブチレングリコール等のブチレングリ
コール類;グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリ
グリセリン類;ソルビトール、マンニトール、キシリト
ール、マルチトール等の糖アルコール類;グリセリン類
のエチレンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレン
オキシド(以下、POと略記)付加物;糖アルコール類
のEO、PO付加物;ガラクトース、グルコース、フル
クトース、シュークロース、マルトース、ラクトース等
の糖類とそのEO、PO付加物;メチルグリコシド、エ
チルグリコシド等のグリコシド類とそのEO、PO付加
物などの多価アルコール:流動パラフィン、スクワラ
ン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水素;オリーブ
油、ホホバ油、月見草油、ヤシ油、牛脂等の天然油;イ
ソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール等のエステル油;
メチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のシリ
コーン油;イソステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪
酸等の油性成分:ポリオキシエチレン(以下、POEと
略記)アルキルエーテル、POE分岐アルキルエーテ
ル、POEソルビタンエステル、POEグリセリン脂肪
酸エステル、POE硬化ヒマシ油、ソルビタンエステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステルなどの非イオン性界面活性剤;リン酸系、スル
ホン酸系、硫酸系、カルボン酸系等の陰イオン性界面活
性剤;その他両性界面活性剤;陽イオン性界面活性剤
等:ビタミン類;トリクロサン、トリクロロカルバン等
の殺菌剤;グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸トコフェ
ロール等の抗炎症剤;ジンクピリチオン、オクトピロッ
クス等の抗フケ剤;賦活剤;メントール等の冷感剤;紫
外線吸収剤等の薬剤:メチルパラベン、ブチルパラベン
等の防腐剤:無機塩類:ポリエチレングリコールステア
レート、エタノール等の粘度調整剤:パール化剤:香
料:色素:酸化防止剤:モンモリロナイト、サポナイ
ト、ヘクライト、ビーガム、クニビア、スメクトン等の
水膨潤性粘土鉱物:カラギーナン、キサンタンガム、ア
ルギン酸ナトリウム、プルラン、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース等の多糖類:カルボ
キシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン等の合成高
分子等の他の高分子:酸化チタン、カオリン、マイカ、
セリサイト、亜鉛華、タルク等の無機顔料;ポリメチル
メタクリル酸、ナイロンパウダー等の高分子粉体などの
顔料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合す
ることができる。
【0026】本発明の化粧料は、通常の方法により製造
することができ、その剤型は液体状、クリーム状、固形
状、粉末等任意の剤型とすることができるが、特に液体
状又はクリーム状とすることが好ましい。
【0027】また、本発明の多糖誘導体を洗浄剤組成物
に配合する場合、多糖誘導体の配合量は0.1〜30
%、特に0.2〜10%が好ましく、0.1%未満だと
充分な保湿効果が得られず、30%を超えて配合しても
保湿効果に大差はないので好ましくない。
【0028】本発明の洗浄剤組成物には、通常洗浄剤に
用いる各種界面活性剤を本発明の効果を損なわない範囲
で任意に用いることができる。具体的には、陰イオン性
界面活性剤としては、例えばサルフェート、スルホネー
ト系としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、スルホコハク酸系、タウレート系、イセ
チオネート系、α−オレフィンスルホン酸系等の界面活
性剤が挙げられ、カルボキシレート系としては脂肪酸石
鹸、エーテルカルボン酸系界面活性剤、アシル化アミノ
酸系界面活性剤等が挙げられ、ホスフェート系として
は、アルキルリン酸エステル系界面活性剤等が挙げられ
る。両性界面活性剤としては、カルボベタイン系、ホス
ホベタイン系、スルホベタイン系、イミダゾリニウムベ
タイン系等の両性界面活性剤が挙げられる。非イオン性
界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン付加型、ポ
リオキシプロピレン・ポリオキシエチレン付加型、アミ
ンオキサイド系、モノあるいはジエタノールアミド系、
その他ソルビタン脂肪酸エステル及びそのPOE付加
物、グリセリン脂肪酸エステル及びそのPOE付加物、
ショ糖エステル及びPOE付加物、アルキルサッカライ
ド系及びPOE付加物、N−ポリヒドロキシアルキル脂
肪酸アミド系等が挙げられる。陽イオン性界面活性剤と
しては、直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基を有するモノ
若しくはジアルキル付加型第4級アンモニウム塩及びそ
のアルキル基にアルキレンオキサイドを付加したもの等
が挙げられる。
【0029】これらの界面活性剤は単独あるいは二種以
上を組み合わせてもよく、その配合量は、剤型によって
も異なるが、本発明の洗浄剤組成物中に0.1 〜60%、
特に1〜50%が好ましい。
【0030】また、本発明の洗浄剤組成物には、上記成
分の他に通常の洗浄剤に用いられる成分、例えばエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、それ以上のポリエチレングリコール類;プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、それ以上
のポリプロピレングリコール類;1,3−ブチレングリ
コール、1,4−ブチレングリコール等のブチレングリ
コール類;グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリ
グリセリン類;ソルビトール、マンニトール、キシリト
ール、マルチトール等の糖アルコール類;グリセリン類
のエチレンオキシド、プロピレンオキシド付加物;糖ア
ルコール類のEO、PO付加物;ガラクトース、グルコ
ース、フルクトース、シュークロース、マルトース、ラ
クトース等の糖類とそのEO、PO付加物;メチルグリ
コシド、エチルグリコシド等のグリコシド類とそのE
O、PO付加物などの多価アルコール:流動パラフィ
ン、スクワラン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水
素:オリーブ油、ホホバ油、月見草油、ヤシ油、牛脂等
の天然油;イソプロピルミリステート、セチルイソオク
タノエート、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール等の
エステル油;メチルシリコーン、メチルフェニルシリコ
ーン等のシリコーン油;イソステアリン酸、オレイン酸
等の高級脂肪酸等の油性成分:ビタミン類;トリクロサ
ン、トリクロロカルバン等の殺菌剤;グリチルリチン酸
ジカリウム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤;ジンク
ピリチオン、オクトピロックス等の抗フケ剤;賦活剤;
メントール等の冷感剤;紫外線吸収剤等の薬剤:メチル
パラベン、ブチルパラベン等の防腐剤:無機塩類:ポリ
エチレングリコールステアレート、エタノール等の粘度
調整剤:パール化剤:香料:色素:酸化防止剤:モンモ
リロナイト、サポナイト、ヘクライト、ビーガム、クニ
ビア、スメクトン等の水膨潤性粘土鉱物:カラギーナ
ン、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、プルラ
ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース等の多糖類:カルボキシビニルポリマー、ポリビ
ニルピロリドン等の合成高分子等の他の高分子:酸化チ
タン、カオリン、マイカ、セリサイト、亜鉛華、タルク
等の無機顔料;ポリメチルメタクリル酸、ナイロンパウ
ダー等の高分子粉体などの顔料等を、本発明の効果を損
なわない範囲で適宜配合することができる。
【0031】本発明の洗浄剤組成物は、通常の方法によ
り製造することができ、その剤型は液体状、ペースト
状、固形状、粉末等任意の剤型とすることができるが、
特に液体状又はペースト状とすることが好ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明の多糖誘導体は、優れた保湿能を
有すると共に、洗い流しても容易にその効果は失われ
ず、しかもべたつきのない、しっとりした感触を呈する
ものであり、化粧料、洗浄剤組成物等に配合する保湿剤
として極めて有用である。
【0033】
【実施例】以下、実施例、試験例により本発明を具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0034】実施例1・(N−メチル−N−ヒドロキシ
エチル−N−カルボキシメチル)アミノデオキシセルロ
ースの合成: 2lの反応容器にセルロースパウダー(MERCK製)
81gをN,N−ジメチルホルムアミド1500gに分
散させ、塩化チオニル120gを室温下30分間で滴下
し、更に80℃で4時間反応させた。反応終了後、減圧
下80℃で溶媒を750g留去し、残渣を5lの氷水に
いれて沈澱を析出させ、20%水酸化ナトリウム水溶液
を加えて中和した。沈澱物を濾集し、水洗及びエタノー
ルで洗浄後、100℃で24時間減圧乾燥してクロル置
換度0.75(C1%:15.2%)の淡黄色粉末のク
ロロデオキシセルロース87g(収率99%)を得た。
得られたクロロデオキシセルロース77gをN−メチル
ピロリドン1200gに溶解させて、N−メチルエタノ
ールアミン63gを加えた後、140℃で24時間反応
させた。反応液より100℃減圧下で溶媒を留去し、残
渣にアセトンを加えて反応物を沈澱させ、沈澱物を濾集
した。得られた沈澱物をアセトン及びエタノールで洗浄
し、100℃で24時間減圧乾燥を行いN−メチル−N
−ヒドロキシエチルアミノデオキシセルロースの塩酸塩
58g(収率57%)を得た。更に、N−メチル−N−
ヒドロキシエチルアミノデオキシセルロース46gをイ
オン交換水500gに溶解させ、30%水酸化ナトリウ
ム水溶液32gを加えた。次に反応液にモノクロロ酢酸
ナトリウム47gを加えて65℃で12時間反応させ
た。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、水300gを
65℃の減圧下で留去した後、反応混合物を透析膜を用
いて脱塩した後、脱塩液を凍結乾燥し、黄色粉末の(N
−メチル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチ
ル)アミノデオキシセルロース22g(収率45%)を
得た。得られた化合物のN含量は4.15%であり、カ
ルボキシベタイン基の置換度は0.73であった。
【0035】IR(KBr錠)cm-1:(図1) 3450(O−H),2930(C−H),1630
(−COO-),1405(−COO-),1060(C
−O−C).
【0036】実施例2・(N,N−ビスヒドロキシエチ
ル−N−カルボキシメチル)アミノデオキシデンプンの
合成: 2lの反応容器にトウモロコシデンプン(ナカライテス
ク製)81gをN,N−ジメチルホルムアミド1500
gに分散させ、塩化チオニル100gを室温下30分間
で滴下し、更に80℃で3時間反応させた。反応終了
後、実施例1と同様の操作によりクロル置換度0.56
(C1%:11.6%)の淡黄色粉末のクロロデオキシ
デンプン84g(収率97%)を得た。得られたクロロ
デオキシデンプン52gをジメチルアセトアミド800
gに溶解させて、ジエタノールアミン64gを加えた
後、140℃で24時間反応させた。反応終了後、実施
例1と同様の操作により(N,N−ビスヒドロキシエチ
ル)アミノデオキシデンプンの塩酸塩45g(収率65
%)を得た。更に、(N,N−ビスヒドロキシエチル)
アミノデオキシデンプン30gをイオン交換水400g
に溶解させ、30%水酸化ナトリウム水溶液20gを加
えた。次に反応液にモノクロロ酢酸ナトリウム29gを
加えて70℃で10時間反応させた。反応終了後、反応
液を酢酸で中和し、水300gを65℃の減圧下で留去
した後、反応混合物を電気透析により脱塩した後、脱塩
液を凍結乾燥し、黄色粉末の(N,N−ビスヒドロキシ
エチル−N−カルボキシメチル)アミノデオキシデンプ
ン11g(収率37%)を得た。得られた化合物のN含
量は3.18%であり、カルボキシベタイン基の置換度
は0.55であった。
【0037】IR(KBr錠)cm-1:3445(O−
H),2930(C−H),1625(−COO-),
1400(−COO-),1060(C−O−C).
【0038】実施例3・(N−メチル−N−ヒドロキシ
エチル−N−カルボキシエチル)アミノデオキシセルロ
ースの合成: 2lの反応容器にセルロースパウダー(MERCK製)
90gをN,N−ジメチルホルムアミド1500gに分
散させ、塩化チオニル150gを室温下30分間で滴下
し、更に80℃で5時間反応させた。反応終了後、実施
例1と同様の操作によりクロル置換度0.92(C1
%:18.2%)の淡黄色粉末のクロロデオキシセルロ
ース93g(収率94%)を得た。得られたクロロデオ
キシセルロース50gをN−メチルピロリドン1200
gに溶解させて、N−メチルエタノールアミン43gを
加えた後、120℃で30時間反応させた。反応終了
後、実施例1と同様の操作によりN−メチル−N−ヒド
ロキシエチルアミノデオキシセルロースの塩酸塩44g
(収率64%)を得た。更に、N−メチル−N−ヒドロ
キシエチルアミノデオキシセルロース37gをイオン交
換水500gに溶解させ、30%水酸化ナトリウム水溶
液24gを加え、この反応液に3−ブロモプロピオン酸
ナトリウム57gを加えて80℃で12時間反応させ
た。反応終了後、実施例1と同様の操作を行い、黄色粉
末の(N−メチル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボ
キシエチル)アミノデオキシセルロース22g(収率4
5%)を得た。得られた化合物のN含量は4.50%で
あり、カルボキシベタイン基の置換度は0.89であっ
た。
【0039】IR(KBr錠)cm-1:3450(O−
H),2925(C−H),1625(−COO-),
1405(−COO-),1055(C−O−C).
【0040】試験例1 本発明の多糖誘導体の保湿能及び使用感について以下の
方法で評価した。その結果を表1に示す。
【0041】保湿能評価方法:各試料の2%水溶液を調
整し、20℃/40%RHでコンディショニングしたヒ
ト前腕屈側部に、1cm2当り10μl の試料溶液を塗布
して10分間放置した。この処理の前後にSKICON
−200(IBS製)を用いて表皮コンダクタンスを測
定し、下記式に従って処理前後のコンダクタンスの比か
ら保湿能を求めた。(n=10)
【0042】
【数1】保湿能=処理後のコンダクタンス/処理前のコ
ンダクタンス
【0043】更に、その後同処理部位を流水にてすす
ぎ、タオルドライした後に10分間放置し、同様に表皮
コンダクタンスを測定し、下記式に従ってすすぎ後の保
湿能を求めた。
【0044】
【数2】すすぎ後の保湿能=すすぎ後のコンダクタンス
/処理前のコンダクタンス
【0045】感触評価方法:各試料の10%水溶液を調
整し、評価員の前腕屈側部に200μl を均一に塗布し
て3分間放置した。その後、掌で塗布部位を触り、下記
の基準で「しっとり感」及び「べたつき感」を評価し
た。
【0046】「しっとり感」 しっとりしている :○。 ややしっとりしている:△。 しっとりしていない :×。
【0047】「べたつき感」 べたつきを感じない :○。 ややべたつきを感じる:△。 べたつきを感じる :×。
【0048】
【表1】
【0049】結果 表1より、本発明の多糖誘導体は、塗布10分後のコン
ダクタンスが比較品に比べて高く、優れた保湿能を有し
ていると共にすすぎ後も保湿能が保持されているうえ、
しっとりとしていながらべたつかない感触を有すること
が判る。
【0050】実施例4・ペースト状洗顔料: 下記組成のペースト状洗顔料を常法により調製した。
【0051】
【表2】 (組成) (%) セスキラウリルリン酸ナトリウム 25 ミリスチルスルホコハク酸ジカリウム 5 ココイルジエタノールアミド 2 ポリエチレングリコールモノステアレート 4 実施例1の化合物 5 カルボキシビニルポリマー 0.5 パラベン 0.3 香料 0.3 精製水 バランス
【0052】実施例4で得られたペースト状洗顔料は洗
い上りがさっぱりとしていながらしっとりとした感触
で、つっぱり感もないものであった。
【0053】実施例5・ボディシャンプー: 下記組成のボディシャンプーを常法により調製した。
【0054】
【表3】 (組成) (%) ラウリルリン酸トリエタノールアミン 20 アルキルサッカライド(C12−O−(G)2.5 *1 5 ラウロイルサルコシンナトリウム 5 実施例2の化合物 8 キサンタンガム 0.5 プロピレングリコール 3 香料 0.7 精製水 バランス *1:C12はラウリル基、Gはグルコースを示す。
【0055】実施例5で得られたボディシャンプーは洗
浄後もかさつきを生ぜず、しかもしっとりしたものであ
った。
【0056】実施例6・抗フケシャンプー: 下記組成の抗フケシャンプーを常法に従って調製した。
【0057】
【表4】 (組成) (%) ラウリルジメチルアミン酢酸ベタイン 10 N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 10 ピロクトンオーラミン (オクトピロックス、ヘキスト製) 0.5 エチレングリコールジステアレート 2 実施例3の化合物 5 香料 0.5 精製水 バランス
【0058】実施例6で得られた抗フケシャンプーは、
洗髪、すすぎ時のきしみ感がなく、洗い上りはべとつか
ずにしっとりしたものであった。
【0059】実施例7・食器用洗浄剤: 下記組成の食器用洗浄剤を常法に従って調製した。
【0060】
【表5】 (組成) (%) ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 8 ポリオキシエチレン(20)ミリスチルエーテル 5 ラウリルジメチルアミンオキサイド 3 エタノール 3 実施例1の化合物 3 香料 0.1 精製水 バランス
【0061】実施例7で得られた食器用洗浄剤は、使用
後の手のかさつきが少なく、しっとりとしたものであっ
た。
【0062】実施例8・ヘアトリートメント: 下記組成のヘアトリートメントを常法に従って調製し
た。
【0063】
【表6】 (組成) (%) 2−ドデシルヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド 2 ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 5 実施例2の化合物 5 セタノール 3 流動パラフィン 3 ポリペプタイド(コラーゲン加水分解物) 5 ヒドロキシエチルセルロース (1%水溶液粘度8,000cp) 0.5 ポリエチレン(5)オレイルエーテル 0.5 メチルパラベン 0.2 香料 0.4 精製水 バランス
【0064】実施例8で得られたヘアトリートメント
は、毛髪への柔軟性付与効果に優れ、しかもべとつか
ず、しっとりとした感触が得られるものであった。
【0065】実施例9・化粧水: 下記組成の化粧水を常法に従って調製した。
【0066】
【表7】 (組成) (%) 乳酸 0.03 乳酸ナトリウム 0.84 実施例3の化合物 5 グリセリン 2 ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 1 エタノール 10 香料 0.3 精製水 バランス
【0067】実施例8で得られた化粧水は、汗でも保湿
性が失われず、しかもべとつかず、しっとり感の得られ
るものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた化合物のIRスペクトルを
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C11D 3/26 C11D 3/26 (56)参考文献 特開 昭55−43165(JP,A) 特開 平4−149202(JP,A) 特開 平4−149203(JP,A) 米国特許5124446(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08B 1/00 - 37/18 A61K 7/00 - 7/50 C11D 1/00 - 19/00 CAPLUS(STN) MEDLINE(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 (式中、Zはセルロース又はデンプンからなる多糖類分
    子中からn個の水酸基を除いたセルロース又はデンプン
    からなる多糖類残基を、R1 及びR2 は同一又は異なっ
    てヒドロキシ基を有していてもよい炭素数1〜3の直鎖
    又は分岐鎖のアルキル基を、Aは炭素数1〜3の直鎖又
    は分岐鎖のアルキレン基を示し、nはセルロース又はデ
    ンプンからなる多糖類分子中の総水酸基数以下の自然数
    を示す)で表わされる多糖誘導体。
  2. 【請求項2】 多糖類分子中の糖1残基当りのカルボキ
    シベタイン基の平均置換度が0.1〜3.0であること
    を特徴とする請求項1記載の多糖誘導体。
  3. 【請求項3】 一般式 Z-(OH) n (式中、Zは多糖類分子中
    からn個の水酸基を除いた多糖類残基を示し、nは多糖
    類分子中の総水酸基数以下の自然数を示す)で表わされ
    る多糖類をハロゲン化して Z-(X) n (式中、Z、nは上記
    と同義であり、Xはハロゲン原子を示す)で表わされる
    デオキシハロゲン化多糖類となし、次いでこれに一般式
    R 1 -NH-R 2 (式中、R 1 及びR 2 は同一又は異なってヒド
    ロキシ基を有していてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分
    岐鎖のアルキル基を示す)で表わされるアミン類を反応
    せしめて一般式 【化2】 (式中、Z、R 1 、R 2 及びnは上記と同義である)で
    表わされるアミノ化多糖類となし、更にこれに一般式 Y-
    A-COOB (式中、Aは炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキレン基を、Bはアルカリ金属を、Yはハロゲン原子
    を示す)で表わされるモノハロゲン化カルボン酸塩を反
    応せしめることを特徴とする次の一般式(1) 【化3】 (式中、Z、R 1 、R 2 、A及びnは上記と同義であ
    る)で表わされる多糖誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の多糖誘導体を含有
    することを特徴とする化粧料。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の多糖誘導体を含有
    することを特徴とする洗浄剤組成物。
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