JP3497729B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3497729B2
JP3497729B2 JP09818198A JP9818198A JP3497729B2 JP 3497729 B2 JP3497729 B2 JP 3497729B2 JP 09818198 A JP09818198 A JP 09818198A JP 9818198 A JP9818198 A JP 9818198A JP 3497729 B2 JP3497729 B2 JP 3497729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に、装置から着脱可能なオプション構成を備
えた、拡張性のあるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、必ずしもすべて
のユーザが必要としない構成、具体的には、例えば、大
容量のメモリカード等のオプション構成を装着すること
ができるものがある。
【0003】そのようなオプション構成を装着可能なフ
ァクシミリ装置においては、従来、装置電源立ち上げ時
にオプション構成に変更があったことを検出すると、シ
ステムの管理エリアの記憶内容と変更されたオプション
構成との整合性の確保のために等に、システムの管理エ
リアに記憶している、ジョブ管理、画情報管理、電話番
号管理、通信管理等の各管理に係る記憶領域を無条件に
初期化している。また、装着されたオプション構成が、
オプションのメモリカードである場合、その装着された
メモリカード自体も、無条件に初期化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ユーザが所
望のオプション構成ではない間違ったオプション構成を
ファクシミリ装置に装着してしまった場合でも、ファク
シミリ装置に手間をかけて登録したデータが初期化によ
り消されてしまうという問題点があった。また、オプシ
ョンのメモリカードの記憶内容も、ファクシミリ装置へ
の装着時に初期化されてしまうために、オプションメモ
リに登録されていたデータを有効活用できないという問
題点があった。
【0005】また、逆にオプションのメモリカードの記
憶内容がファクシミリ装置への装着時に初期化されない
場合には、それまで別の装置に装着されていたメモリカ
ードが装着されてしまって、その別の装置に装着されて
いたメモリカードの記憶内容により、装置動作がおかし
くなることがあるという問題点があった。また、従来の
ファクシミリ装置のなかには、書き換え用ROMカード
をオプション構成用のインターフェースに装着してファ
ームウェアの書き換えを行うものがあるが、書き換え用
ROMカードの脱着に伴う、オプション構成の脱着操作
は煩雑で、これまでは、ファームウェアの書き換えの際
の操作の誤りにより、管理エリアとオプション構成の整
合性がとれなくなり、装置動作に支障を来すことがある
という問題点があった。
【0006】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、オプション構成の脱着の際に生じるデータの消失
やデータの不整合を防止することができるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、装置電源立ち
上げ時に装置から着脱可能なオプション構成の現在の装
着状態を検査して、オプション構成情報記憶手段に記憶
された以前のオプション構成情報と照合し異なる場合に
は、所定の初期化処理を行う初期化手段を備える一方、
装置電源立ち上げ時に現在のオプション構成を検査した
結果をオプション構成情報として前記オプション構成情
報記憶手段に記憶するファクシミリ装置において、装置
電源立ち上げ時に現在のオプション構成を検査して、前
記オプション構成情報記憶手段に記憶された以前のオプ
ション構成情報と照合して異なる場合に、初期化処理の
可否確認のメッセージを表示する確認メッセージ表示手
段と、初期化処理の可否を指示する入力を検出する初期
化可否入力手段とを備え、前記初期化手段は、前記初期
化可否入力手段が、初期化処理可の指示入力を検出した
場合にのみ前記所定の初期化処理を行うことを特徴とす
る。
【0008】請求項2記載のファクシミリ装置は、装置
電源立ち上げ時に装置から着脱可能なオプション構成の
現在の装着状態を検査して、オプション構成情報記憶手
段に記憶された以前のオプション構成情報と照合し異な
る場合には、所定の初期化処理を行う初期化手段を備え
る一方、装置電源立ち上げ時に現在のオプション構成を
検査した結果をオプション構成情報として前記オプショ
ン構成情報記憶手段に記憶するファクシミリ装置におい
て、装置電源立ち上げ時に現在のオプション構成を検査
して、前記オプション構成情報記憶手段に記憶された以
前のオプション構成情報と照合して異なる場合に、初期
化処理の可否及び初期化レベル確認のメッセージを表示
する確認メッセージ表示手段と、初期化処理の可否及び
初期化レベルを指示する入力を検出する初期化可否・レ
ベル入力手段とを備え、前記初期化手段は、前記初期化
可否入力手段が、初期化処理可の指示入力を検出した場
合にのみ、指示された初期化レベルで前記所定の初期化
処理を行うことを特徴とする。
【0009】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1または2のいずれかの記載のファクシミリ装置にお
いて、前記初期化手段が行った初期化の内容をレポート
して出力する初期化内容出力手段を更に備えたことを特
徴とする。
【0010】請求項4記載のファクシミリ装置は、装置
から着脱可能なオプション構成を装着するためのオプシ
ョンインターフェースを備えたファクシミリ装置におい
て、装置電源立ち上げ時に前記オプションインターフェ
ースにオプションメモリが装着されている場合に、当該
装着されているオプションメモリに所定の初期化済識別
情報が書き込まれているか否かを検査し、書き込まれて
いないときは、当該オプションメモリを初期化すると共
に前記所定の初期化済識別情報を書き込む、オプション
メモリ初期化手段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5記載のファクシミリ装置は、装置
から着脱可能なオプション構成を装着するためのオプシ
ョンインターフェースを備えたファクシミリ装置におい
て、装置電源立ち上げ時に、前記オプションインターフ
ェースにオプションメモリが装着されている場合に、当
該装着されているオプションメモリが自装置用のもので
あることを示す所定の識別情報が書き込まれているか否
かを検査し、書き込まれていないときは、当該オプショ
ンメモリを初期化すると共に前記所定の識別情報を書き
込む、オプションメモリ初期化手段を備えたことを特徴
とする。
【0012】請求項6記載のファクシミリ装置は、装置
から着脱可能なオプション構成を装着するためのオプシ
ョンインターフェースを備える一方、書き換え可能なメ
モリを備え、前記オプションインターフェースに装着さ
れた書き換え用メモリの記憶内容を前記書き換え可能な
メモリに書き込むファクシミリ装置において、メモリ書
き換えモードを起動する所定の入力操作を検出する書換
モード起動検出手段と、その書換モード起動検出手段に
よりメモリ書き換えモードの起動が検出されると、装置
から着脱可能なオプション構成の現在の装着状態を検査
してオプション構成情報記憶手段に記憶すると共に装置
電源の遮断及び書き換え用メモリの装着を促すメッセー
ジを表示するメモリ書換モード移行手段と、装置電源立
ち上げ時に前記オプションインターフェースに書き換え
用メモリが装着されている場合は、前記書き換え用メモ
リの記憶内容を前記書き換え可能なメモリに書き込むと
共に装置電源の遮断及び以前のオプション構成の装着を
促すメッセージを表示するメモリ書換・通常モード移行
手段と、装置電源立ち上げ時に装置から着脱可能なオプ
ション構成の現在の装着状態を検査して前記オプション
構成情報記憶手段に記憶された以前のオプション構成情
報と照合して異なる場合に、以前のオプションと異なる
旨を表示して装置動作を停止させるシステム保護手段と
を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】先ず、図1は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1のブロック構成を示している。
【0015】同図において、ファクシミリ装置1は、ス
キャナ2、原稿センサ3、プロッタ4、用紙センサ5、
操作表示部6、画像メモリ7、パラメータメモリ8、バ
ッテリ9、時計回路10、オプションカードインターフ
ェース11、キャラクタジェネレータ12、RAM1
3、ROM14、CPU15、符号化復号化部16、通
信制御部17、モデム18、網制御部19、及び、シス
テムバス20により構成されている。
【0016】スキャナ2は、3.85本/mm、7.7
本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度
で原稿画像を読み取って画情報を得るためのものであ
る。原稿センサ3は、原稿の有無の検知や、原稿ジャム
の発生の有無を検出するためのものである。プロッタ4
は、受信した画情報を、その線密度に応じて記録出力し
たり、スキャナ2で読み取った画情報を、その線密度に
応じて記録出力(コピー動作)するためのものである。
用紙センサ5は、用紙位置の検知や、用紙ジャムの発生
の有無を検出するためのものである。
【0017】操作表示部6は、テンキー、スタートキ
ー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その他各種キーが
配設される一方、液晶表示装置等の表示器を備え、ユー
ザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセージを
表示するものである。
【0018】図2に、本実施の形態と関係する部分以外
は、図示を省略した操作表示部6の配置構成例を示す。
【0019】同図において、テンキー6aは、送信宛先
電話番号等を指定したりするもので、番号入力のために
用いられるものである。[スタート]キー6bは、ファ
クシミリ送信動作の開始や、コピー動作の開始等を指示
するためのものである。[ストップ]キー6cは、各種
動作の強制的な停止を指示するためのものである。
【0020】[Yes]キー6d及び[No]キー6e
は、ユーザに決定または取消の各種選択をさせるための
キーである。[ファンクション]キー6fは、ワンタッ
チダイヤルの登録機能、短縮ダイヤルの登録機能、ユー
ザパラメータの設定機能や、ファクシミリ装置1の標準
的なファクシミリ装置としての機能以外の、時刻指定送
信、部門コード指定送信等の拡張的な機能を呼び出すた
めのもので、この[ファンクション]キー6fを押下し
て、テンキー6aにより、各機能に対応した番号を入力
することで、各機能を呼び出して実行することができ
る。表示器6gは、ユーザに知らせるべき装置の動作状
態や、各種メッセージを表示するものである。
【0021】図1に戻って、画像メモリ7は、スキャナ
2で読み取った画情報をメモリ送信するために一時的に
ファイルとして蓄積したり、受信した画情報を、プロッ
タ4により記録するまで、ファイルとして一時的に蓄積
したりするためのものである。パラメータメモリ8は、
バッテリ9によりバックアップされており、システムの
設定状態や、ワンタッチダイヤルの登録内容等のユーザ
パラメータを記憶するもので、装置電源遮断時にもその
記憶内容は保持される。パラメータメモリ8は、本発明
に係る記憶内容として、図3に示すように、オプション
構成情報8aを記憶している。時計回路10は、現在日
時の計時や、タイマ動作を行うためのものである。
【0022】オプションカードインターフェース11
は、カード型のオプション構成である、オプションカー
ド30が装着されるインターフェースである。本実施の
形態では、オプションカード30としてメモリカード3
0aが装着可能で、また、特殊なオプションカードとし
て書換用ROMカード30bを装着できる。
【0023】キャラクタジェネレータ12は、アルファ
ベット、数字、カナ文字、記号、漢字等の各文字コード
にフォントデータを対応付けたフォントテーブルを記憶
していて、CPU15は、文字列を画情報に変換する場
合には、キャラクタジェネレータ12を参照する。RA
M13は、CPU15の作業領域として使用されるラン
ダムアクセスメモリである。フラッシュROM14は、
CPU15が装置各部を制御するための制御プログラム
が記憶されているリードオンリメモリである。また、フ
ラッシュROM14は、オプションカード11に装着さ
れた書換用ROMカードにより後述する手順により電気
的に書き換えることができる。
【0024】CPU15は、フラッシュROM14に書
き込まれた制御プログラムに従って、RAM13を作業
領域として使用しながら、装置各部を制御するものであ
る。
【0025】符号化復号化部16は、送信画像データ
を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式、M
R符号化方式、MMR符号化方式等の所定の符号化方式
で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方
式、MR符号化方式、MMR符号化方式等に対応する所
定の復号化方式で復号伸長するものである。
【0026】通信制御部17は、モデム18及び網制御
部19を制御して、G3ファクシミリ通信を制御するた
めのものである。モデム18は、網制御部19を介して
回線に送信するデータを変調する一方、網制御部11を
介して回線から受信した通信信号を復調するものであ
る。また、モデム18は、入力されたダイヤル番号に対
応してDTMF信号の送出も行う。網制御部19は、回
線に接続されて、通信制御部17の制御により、回線の
直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検出、回
線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話し中)
等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接
続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うものである。シ
ステムバス20は、上記各部がデータをやり取りするた
めの信号ラインである。
【0027】次に、以上のように構成されるファクシミ
リ装置1における本実施の形態に係る各種処理手順につ
いて、第1ないし第5実施形態に分けて順に説明する。
【0028】先ず、第1実施形態に係る処理手順につい
て、図4を参照して説明する。
【0029】同図において、CPU15は、装置電源が
ONされて立ち上がると、先ず、オプション構成の装着
状態をチェックして(処理101)、そのチェック結果
を、オプション構成情報として、図3に示したようにパ
ラメータメモリ8aに記憶している、オプション構成情
報8aと比較する(処理102)。
【0030】そして、一致した場合(判断103のYe
s)、すなわち、装置電源立ち上げ時において、オプシ
ョン構成が以前と同じである場合には、処理を終了す
る。
【0031】一方、一致しない場合(判断103のN
o)、すなわち、装置電源立ち上げ時において、オプシ
ョン構成が以前とは異なる場合には、先ず資源をロック
する(処理104)。ここでの資源のロックは、処理1
08の初期化処理をする前に、受信を受けたりしてジョ
ブが起動されて実行されると、ジョブ管理、画情報管
理、電話番号管理、通信管理等の各種管理エリアがおか
しくなる可能性があるために行われるものである。資源
とは各種ジョブを実行するために必要なもので、例えば
受信ジョブとレポート出力ジョブがあり、受信ジョブで
プロッタの資源が獲得されていればレポート出力ジョブ
はプロッタの資源を獲得できないので起動できない。し
たがって、資源をロックしてしまえば、各種ジョブは実
行できず、管理エリアを保護することができる。
【0032】処理104で資源をロックした後は、表示
器6gに、図5に示すような、初期化可否確認メッセー
ジを表示する(処理105)。そして、[Yes]キー
6d、または、[No]キー6eが押下されるかを監視
し(判断106のNo、判断107のNoループ)、
[Yes]キー6dが押下された場合は(判断106の
Yes)、オプションカードインターフェース11に装
着されたメモリカード30aのアドレス領域の初期化や
管理エリアの初期化等の初期化処理を行い(処理10
8)、処理109に移行する。[No]キー6eが押下
された場合は(判断107のYes)、何もしないで処
理109に移行する。
【0033】これにより、オプション構成の変更に起因
する初期化処理を行うか否かをユーザに選択させること
ができ、ユーザに対してオプション構成の変更に起因す
る初期化処理が行われようとしていることを明示できる
と共に、間違ったオプションを装着していないかどうか
ユーザに確認を促すことができる。もし、間違ったオプ
ションを装着してしまった場合には、[No]キー6e
を押下することで、初期化処理を行わないようにして、
不必要な初期化処理による登録データの消去を防止でき
る。
【0034】処理109では、処理101でチェックし
た、現在のオプション構成についての情報をオプション
構成情報8aとして、図3に示したように、パラメータ
メモリ8に記憶して更新する(処理109)。処理10
9で更新されたオプション構成情報は、次の装置電源立
ち上げ時に、処理102において、処理101でチェッ
クしたオプション構成と比較されることになる。
【0035】処理109の後は、処理104でロックし
た資源を解放して、各種ジョブの実行を可能とする(処
理110)。
【0036】次に、第2実施形態に係る処理手順につい
て、図6を参照して説明する。
【0037】同図において、CPU15は、装置電源が
ONされて立ち上がると、先ず、オプション構成の装着
状態をチェックして(処理201)、そのチェック結果
を、オプション構成情報として、図3に示したようにパ
ラメータメモリ8aに記憶している、オプション構成情
報8aと比較する(処理202)。
【0038】そして、一致した場合(判断203のYe
s)、すなわち、装置電源立ち上げ時において、オプシ
ョン構成が以前と同じである場合には、処理を終了す
る。
【0039】一方、一致しない場合(判断203のN
o)、すなわち、装置電源立ち上げ時において、オプシ
ョン構成が以前とは異なる場合には、先ず資源をロック
する(処理204)。
【0040】処理204で資源をロックした後は、表示
器6gに、図7に示すような、初期化可否・レベル確認
メッセージを表示する(処理205)。そして、番号
1、2または3の指定入力がテンキー6aによりある
か、または、[No]キー6eが押下されるかを監視し
(判断206のNo、判断206のNoループ)、番号
1、2または3の指定入力があった場合は(判断206
のYes)、オプションカードインターフェース11に
装着されたメモリカード30aのアドレス領域の初期化
や管理エリアの初期化等の初期化処理を、番号1、2ま
たは3で指定されたレベルで行い(処理208)、処理
209に移行する。[No]キー6eが押下された場合
は(判断207のYes)、何もしないで処理209に
移行する。
【0041】ファクシミリ装置1のシステムでは、通常
ジョブ管理,画情報管理,電話番号管理、通信管理等に係
る各種管理エリアがあり、処理205における、指定さ
れたレベルに応じた初期化処理は、各レベルに対応する
管理エリアの初期化により行われる。
【0042】これにより、オプション構成の変更に起因
する初期化処理を行うか否かをユーザに選択させること
ができ、ユーザに対してオプション構成の変更に起因す
る初期化処理が行われようとしていることを明示できる
と共に、間違ったオプションを装着していないかどうか
ユーザに確認を促すことができる。もし、間違ったオプ
ションを装着してしまった場合には、[No]キー6e
を押下することで、初期化処理を行わないようにして、
不必要な初期化処理による登録データの消去を防止でき
る。更に、オプション構成の変更に起因する初期化処理
をユーザの所望するレベルで行うことができる。
【0043】処理209では、処理201でチェックし
た、現在のオプション構成についての情報をオプション
構成情報8aとして、図3に示したように、パラメータ
メモリ8に記憶して更新する(処理209)。処理20
9で更新されたオプション構成情報は、次の装置電源立
ち上げ時に、処理202において、処理201でチェッ
クしたオプション構成と比較されることになる。
【0044】処理209の後は、処理204でロックし
た資源を解放して、各種ジョブの実行を可能とする(処
理210)。そして、最後に処理208で行った初期化
処理の内容のレポートの画情報をキャラクタジェネレー
タ12を参照しつつ画像メモリ7に展開してプロッタ4
により記録紙に記録出力する(処理211)。なお、処
理211における初期化処理の内容のレポートの出力
は、表示器6gへの表示出力であってもよい。
【0045】図8に、処理211で出力される初期化内
容のレポート(イニシャルレポート)の内容例を示す。
同図においては、初期化レベルが「3」であり、そのレ
ベル3の初期化により、ジョブ管理、TEL(電話番
号)管理及び画情報のそれぞれに係る各管理エリアの初
期化が行われたことを示している。
【0046】これにより、オプション構成の変更に起因
した初期化処理の内容をユーザに具体的に確認させるこ
とができ、予想外の登録データが初期化により消去され
てしまったとユーザが勘違いすることがなくなる。な
お、処理211の初期化内容のレポートの出力処理と同
様の処理は、図4に示した第1実施形態に係る処理手順
における処理110の後にも行うことができる。
【0047】次に、第3実施形態に係る処理手順につい
て、図9を参照して説明する。
【0048】同図において、CPU15は、装置電源が
ONされて立ち上がると、先ず、オプション構成の装着
状態をチェックして(処理301)、そのチェックの結
果、メモリカード30aがオプションカードインターフ
ェース11に装着されているかを判断する(判断30
2)。この第3実施形態では、オプションカード30a
の所定のアドレス領域に、図10に示すようにな、マシ
ン種別とイニシャルパターンとにより構成される初期化
済識別情報が記憶されている。
【0049】メモリカード30aが装着されていない場
合は(判断302のNo)、処理を終了するが、メモリ
カード30aが装着されている場合は(判断302のY
es)、CPU15は、メモリカード30aのアドレス
領域のうちの所定位置のイニシャルパターンをチェック
し(処理303)、そのチェックの結果、メモリカード
30aが初期化済であるかを判断し(判断304)、初
期化済みである場合には(判断304のYes)、処理
を終了するが、初期化済でない場合は(判断304のN
o)、資源をロックし(処理305)、初期化処理を行
い(処理306)、資源を解放する(処理307)。
【0050】処理306での初期化処理では、メモリカ
ード30aのアドレス領域を初期化すると共に、マシン
種別の領域に自機のマシン種別を書き込むと共に、イニ
シャルパターンの領域に、メモリカード30aが初期化
済みであることを示す所定のパターンを書き込む。処理
306によりイニシャルパターンが書き込まれると、判
断304はYesとなり、以後、処理306の初期化処
理は行われなくなる。
【0051】これにより、別の装置に装着されて初期化
されて使用されていたメモリカード30aを、オプショ
ンカードインターフェース11に装着することで、別の
装置でメモリカード30aに登録された電話番号情報等
のデータをそのまま使用することが可能となる。
【0052】次に、第4実施形態に係る処理手順につい
て、図11を参照して説明する。
【0053】同図において、CPU15は、装置電源が
ONされて立ち上がると、先ず、オプション構成の装着
状態をチェックして(処理401)、そのチェックの結
果、メモリカード30aがオプションカードインターフ
ェース11に装着されているかを判断する(判断40
2)。この第4実施形態では、オプションカード30a
の所定のアドレス領域に、図12に示すようにな、マシ
ン種別とシリアルナンバー(No.)とにより構成され
る識別情報が記憶されている。
【0054】メモリカード30aが装着されていない場
合は(判断402のNo)、処理を終了するが、メモリ
カード30aが装着されている場合は(判断402のY
es)、CPU15は、メモリカード30aのアドレス
領域のうちの所定位置のマシン種別とシリアルナンバー
をチェックし(処理403)、そのチェックの結果、メ
モリカード30aが予め記憶していた自機のマシン種別
とシリアルナンバーに一致するか否かを判断し(判断4
04)、一致する場合には(判断404のYes)、処
理を終了するが、一致しない場合は(判断404のN
o)、資源をロックし(処理405)、初期化処理を行
い(処理406)、資源を解放する(処理407)。
【0055】処理406での初期化処理では、メモリカ
ード30aのアドレス領域を初期化すると共に、マシン
種別及びシリアルナンバーの領域に、自機のマシン種別
及びシリアルナンバーを書き込む。処理406によりマ
シン種別及びシリアルナンバーが書き込まれると、判断
404はYesとなり、以後、処理306の初期化処理
は行われなくなる。
【0056】これにより、別の装置に装着されて初期化
されて、電話番号情報等が登録されて使用されていたメ
モリカード30aを、オプションカードインターフェー
ス11に装着しても、書き込まれたマシン種別及び/ま
たはシリアルナンバーが、自機のものとは異なるために
再初期化が行われる。したがって、別の装置でメモリカ
ード30aに登録されたデータがそのまま使用されて、
装置本体側のデータと不整合が生じて装置動作がおかし
くなる事態の発生を防止できる。
【0057】次に、第5実施形態に係る処理手順につい
て、図13、図14及び図15を参照して説明する。
【0058】図13において、CPU15は、操作表示
部2の[ファンクション]キー6fの押下操作と、テン
キー6aによる所定の番号、例えば「50」の入力によ
り、ROM書換モードが起動されるのを監視している
(判断501のNoループ)。
【0059】このROM書換モードは、通常はサービス
マンにより起動されるもので、オプションカードインタ
ーフェース11に装着された書換用ROMカード30b
の記憶内容を、フラッシュROM14に書き込むモード
である。書換用ROMカード30bは、治具カードに新
しいバージョンのファームウェアが書き込まれたROM
をセットして構成されるものである。
【0060】ROM書換モードが起動されると(判断5
01のYes)、CPU15は、オプション構成の装着
状態をチェックして(処理502)、そのチェックした
結果を、図3に示すように、パラメータメモリ8に、オ
プション構成情報8aとして記憶する。
【0061】そして、操作表示部6の表示器6gに、
「電源をOFFして書換用ROMカードをセットして下
さい。」とのメッセージを表示する(処理504)。
【0062】その表示を見たユーザ(サービスマン)に
より、電源はOFFされ、また、オプションカードイン
ターフェース11に書換用ROMカード30bがセット
され、再度装置電源がONされることになる。なお、オ
プションカードインターフェース11にオプションが既
に装着されている場合には、そのオプションは書換用R
OMカード30b装着のために取り外されることにな
る。
【0063】再度装置電源がONされると、CPU15
は、図14に示す処理手順により、書換用ROMカード
30bがオプションガードインターフェース11に装着
されているか否かを判断し(判断601)、装着されて
いない場合には(判断601のNo)、処理を終了する
が、装着されている場合には(判断601のYes)、
書換用ROMガード30bのアドレス領域をチェックし
(処理602)、正しいROMガードが装着されている
かを判断する(判断603)。
【0064】正しいROMガードが装着されているか否
かの判断は、図16に示すように、書換用ROMガード
30bのアドレス領域の所定位置に書き込まれた、機
種、国コード、チェックサム(SUM)、バージョン、
及び、日時の各情報に基づいて行う。
【0065】正しいROMガードが装着されていない場
合は(判断603のNo)、表示器6gに、「ROMガ
ードが違います。」とのメッセージを表示する(処理6
04)。正しいROMガードが装着されている場合は
(判断603のYes)、オプションガードインターフ
ェース11に装着された書換用ROMカード30bの記
憶内容を、ラッシュROM14に書き込む、ROM書換
処理を行う(処理605)。そして、最後に、表示器6
gに「電源をOFFして書換用ROMを取り外して以前
のオプションを装着して下さい。」とのメッセージを表
示する(処理606)。
【0066】その表示を見たユーザ(サービスマン)に
より、電源はOFFされ、また、オプションカードイン
ターフェース11に装着されいた書換用ROMカード3
0bが取りはずされ、オプションメモリ30a等の以前
のオプションが装着されて、再度装置電源がONされる
ことになる。
【0067】再度装置電源がONされると、CPU15
は、図15に示す処理手順により、現在のオプション構
成をチェックし(処理701)、そのチェック結果を、
図13の処理502で登録し、処理503でパラメータ
メモリ8に記憶したオプション構成情報8aと比較する
(処理702)。
【0068】その比較の結果、ROM書換処理を行う前
のオプション構成と、行った後のオプション構成とが一
致した場合には(判断703のYes)、処理を終了す
るが、一致しない場合には(判断703のNo)、表示
器6gに、「以前のオプションと違います。」とのメッ
セージを表示すると共に(処理704)、資源をロック
して(処理705)、ジョブが起動できないようにし
て、管理エリアがおかしくってしまうことを防止する。
【0069】ユーザが、装置電源をOFFして正しくオ
プションを装着して、再度装置電源をONすれば、判断
703がYesとなって、装置は正常に起動することが
できる。
【0070】このように、ROM書換処理に関連する一
連の操作手順を管理することで、装置電源のON/OF
F、オプションの脱着、置換用ROMガードの着脱の各
操作を正しい手順でユーザに行わせることができ、オプ
ションの装着ミス等により管理エリアがおかしくなって
装置動作に障害が発生することを防止できる。
【0071】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明を、ファクシミリ装置に適用したが、その他
に、パーソナルコンピュータ、複写機、プリンタ等の、
オプションを装着できる拡張のある装置に対しても適用
することができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、装置電源
立ち上げ時に現在のオプション構成を検査して、前記オ
プション構成情報記憶手段に記憶された以前のオプショ
ン構成情報と照合して異なる場合に、無条件に初期化処
理を行うのではなく、初期化処理の可否確認のメッセー
ジを表示して、初期化処理可の指示入力があった場合に
のみ、初期化処理を行うため、管理エリアなどの初期化
処理が行われることをユーザに認識させることができ、
ユーザが予期しない初期化が行われてしまってユーザが
戸惑ってしまうことがない。また、間違ったオプション
を装着してしまった場合でも、ユーザにより初期化処理
不可の指示入力があれば、初期化処理が行われず、登録
データが不用意に消されてしまうことを防止することが
できる効果が得られる。
【0073】請求項2に係る発明によれば、装置電源立
ち上げ時に現在のオプション構成を検査して、前記オプ
ション構成情報記憶手段に記憶された以前のオプション
構成情報と照合して異なる場合に、無条件に初期化処理
を行うのではなく、初期化処理の可否確認のメッセージ
を表示して、初期化処理可の指示入力があった場合にの
み、初期化処理を行うため、管理エリアなどの初期化処
理が行われることをユーザに認識させることができ、ユ
ーザが予期しない初期化が行われてしまってユーザが戸
惑ってしまうことがない。また、間違ったオプションを
装着してしまった場合でも、ユーザにより初期化処理不
可の指示入力があれば、初期化処理が行われず、登録デ
ータが不用意に消されてしまうことを防止することがで
きる効果が得られる。更に、初期化処理をユーザにより
指示されたレベルで行うことができるため、ユーザが所
望するレベルの初期化処理、具体的には、例えば、ジョ
ブ管理、電話番号管理、画情報管理等の各レベルの管理
に係る記憶内容の指示された初期化レベルに応じた初期
化処理を、行うことが可能となる効果が得られる。
【0074】請求項3に係る発明によれば、前記初期化
手段が行った初期化の内容がレポートして出力されるた
め、実際に行われた初期化の内容をユーザに分かりやす
く提示することが可能となる。したがって、ユーザは初
期化により消失したデータの内容を容易に確認でき、登
録データが消えてしまったとのユーザからの苦情の発生
を未然に防ぐことができる効果が得られる。
【0075】請求項4に係る発明によれば、装置電源立
ち上げ時に前記オプションインターフェースにオプショ
ンメモリが装着されている場合に、当該装着されている
オプションメモリが、前記所定の初期化済識別情報が書
き込まれた、既に初期化済みのものであれば、当該オプ
ションメモリは初期化されず、当該装着されているオプ
ションメモリが、前記所定の初期化済識別情報が書き込
まれていない、初期化されいないものであれば、当該オ
プションメモリは初期化されるため、既に初期化済みの
オプションメモリについては、記憶されている登録デー
タを再利用することが可能となり、同一機種の装置間
で、オプションメモリを付け替えた場合に、オプション
メモリに登録されたデータを有効利用することが可能と
なる効果が得られる。
【0076】請求項5に係る発明によれば、装置電源立
ち上げ時に前記オプションインターフェースにオプショ
ンメモリが装着されている場合に、当該装着されている
オプションメモリが、前記所定の識別情報が書き込まれ
た、自装置用のものであれば、当該オプションメモリは
初期化されず、当該装着されているオプションメモリ
が、前記所定の識別情報が書き込まれていない、まだ自
装置用のものとして初期化されていなものであれば、当
該オプションメモリは初期化されるため、他装置で使用
されていたオプションメモリが初期化されることなく自
装置で使用されてしまって、データの不整合が生じてし
まい、装置動作がおなしくなってしまうような事態が発
生することがないという効果が得られる。
【0077】請求項6に係る発明によれば、前記書換モ
ード起動検出手段によりメモリ書き換えモードを起動す
る所定の入力操作が検出されると、前記メモリ書換モー
ド移行手段は、装置から着脱可能なオプション構成の現
在の装着状態を検査してオプション構成情報記憶手段に
記憶すると共に装置電源の遮断及び書き換え用メモリの
装着を促すメッセージを表示する。そのメッセージ表示
を参照したユーザにより、装置電源が遮断されると共に
前記書き換え用メモリが前記オプションインターフェー
スに装着される。なお、このとき、前記オプションイン
ターフェースにオプション構成が装着されている場合に
は、そのオプション構成は取り外される。そして、装置
電源立ち上げ時に前記オプションインターフェースに書
き換え用メモリが装着されている場合に、前記メモリ書
換・通常モード移行手段は、前記書き換え用メモリの記
憶内容を前記書き換え可能なメモリに書き込むと共に装
置電源の遮断及び以前のオプション構成の装着を促すメ
ッセージを表示する。そのメッセージ表示を参照したユ
ーザにより、装置電源が遮断されると共に、前記オプシ
ョンインターフェースに以前の装着していたオプション
構成が再装着される。そして、装置電源立ち上げ時に以
前のオプション構成が正しく装着されていれば、メモリ
書き換え処理は正常に完了する。しかし、前記システム
保護手段は、装置電源立ち上げ時にオプション構成の現
在の装着状態を検査して前記オプション構成情報記憶手
段に記憶された以前のオプション構成情報と照合して異
なる場合に、以前のオプションと異なる旨を表示して装
置動作を停止させる。このように、前記書き換え用メモ
リの記憶内容を前記書き換え可能なメモリに書き込む際
の操作手順を管理することで、前記書き換え用メモリの
記憶内容を前記書き換え可能なメモリに書き込むための
オプション構成の脱着や装置電源の遮断・立ち上げ時に
オプション構成の装着間違いが生じてしまっても、登録
データの消失や不整合が生じてしまうことがないという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
ブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
操作表示部の部分的な構成について示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
パラメータメモリの記憶内容について示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第1実施形態に係る処理手順について示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第1実施形態に係る処理手順における初期化可否
確認メッセージの表示例について示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第2実施形態に係る処理手順について示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第2実施形態に係る処理手順における初期化可否
・レベル確認メッセージの表示例について示す図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第2実施形態に係る処理手順における初期化内容
出力レポートの出力例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける第3実施形態に係る処理手順について示すフロー
チャートである。
【図10】第3実施形態においてオプションメモリカー
ドに記憶される初期化済識別情報について示す図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における第4実施形態に係る処理手順について示すフロ
ーチャートである。
【図12】第4実施形態においてオプションメモリカー
ドに記憶される、自装置用であることを示す識別情報に
ついて示す図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における第5実施形態に係る処理手順について示すフロ
ーチャートである。
【図14】図13と共に、本発明の実施の形態に係るフ
ァクシミリ装置における第5実施形態に係る処理手順に
ついて示すフローチャートである。
【図15】図13及び図14と共に、本発明の実施の形
態に係るファクシミリ装置における第5実施形態に係る
処理手順について示すフローチャートである。
【図16】第5実施形態において書換用ROMカードに
記憶される、識別情報について示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 原稿センサ 4 プロッタ 5 用紙センサ 6 操作表示部 6a テンキー 6b [スタート]キー 6c [ストップ]キー 6d [Yes]キー 6e [No]キー 6f [ファンクション]キー 6g 表示器 7 画像メモリ 8 パラメータメモリ 8a オプション構成情報 9 バッテリ 10 時計回路 11 オプションカードインターフェース 12 キャラクタジェネレータ 13 RAM 14 フラッシュROM 15 CPU 16 符号化復号化部 17 通信制御部 18 モデム 19 網制御部 20 システムバス 30 オプションカード 30a メモリカード 30b 書換用ROMカード

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置電源立ち上げ時に装置から着脱可能
    なオプション構成の現在の装着状態を検査して、オプシ
    ョン構成情報記憶手段に記憶された以前のオプション構
    成情報と照合し異なる場合には、所定の初期化処理を行
    う初期化手段を備える一方、装置電源立ち上げ時に現在
    のオプション構成を検査した結果をオプション構成情報
    として前記オプション構成情報記憶手段に記憶するファ
    クシミリ装置において、 装置電源立ち上げ時に現在のオプション構成を検査し
    て、前記オプション構成情報記憶手段に記憶された以前
    のオプション構成情報と照合して異なる場合に、初期化
    処理の可否確認のメッセージを表示する確認メッセージ
    表示手段と、初期化処理の可否を指示する入力を検出す
    る初期化可否入力手段とを備え、前記初期化手段は、前
    記初期化可否入力手段が、初期化処理可の指示入力を検
    出した場合にのみ前記所定の初期化処理を行うことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置電源立ち上げ時に装置から着脱可能
    なオプション構成の現在の装着状態を検査して、オプシ
    ョン構成情報記憶手段に記憶された以前のオプション構
    成情報と照合し異なる場合には、所定の初期化処理を行
    う初期化手段を備える一方、装置電源立ち上げ時に現在
    のオプション構成を検査した結果をオプション構成情報
    として前記オプション構成情報記憶手段に記憶するファ
    クシミリ装置において、 装置電源立ち上げ時に現在のオプション構成を検査し
    て、前記オプション構成情報記憶手段に記憶された以前
    のオプション構成情報と照合して異なる場合に、初期化
    処理の可否及び初期化レベル確認のメッセージを表示す
    る確認メッセージ表示手段と、初期化処理の可否及び初
    期化レベルを指示する入力を検出する初期化可否・レベ
    ル入力手段とを備え、前記初期化手段は、前記初期化可
    否入力手段が、初期化処理可の指示入力を検出した場合
    にのみ、指示された初期化レベルで前記所定の初期化処
    理を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記初期化手段が行った初期化の内容を
    レポートして出力する初期化内容出力手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかの記載の
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 装置から着脱可能なオプション構成を装
    着するためのオプションインターフェースを備えたファ
    クシミリ装置において、 装置電源立ち上げ時に前記オプションインターフェース
    にオプションメモリが装着されている場合に、当該装着
    されているオプションメモリに所定の初期化済識別情報
    が書き込まれているか否かを検査し、書き込まれていな
    いときは、当該オプションメモリを初期化すると共に前
    記所定の初期化済識別情報を書き込む、オプションメモ
    リ初期化手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 装置から着脱可能なオプション構成を装
    着するためのオプションインターフェースを備えたファ
    クシミリ装置において、 装置電源立ち上げ時に、前記オプションインターフェー
    スにオプションメモリが装着されている場合に、当該装
    着されているオプションメモリが自装置用のものである
    ことを示す所定の識別情報が書き込まれているか否かを
    検査し、書き込まれていないときは、当該オプションメ
    モリを初期化すると共に前記所定の識別情報を書き込
    む、オプションメモリ初期化手段を備えたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 装置から着脱可能なオプション構成を装
    着するためのオプションインターフェースを備える一
    方、書き換え可能なメモリを備え、前記オプションイン
    ターフェースに装着された書き換え用メモリの記憶内容
    を前記書き換え可能なメモリに書き込むファクシミリ装
    置において、 メモリ書き換えモードを起動する所定の入力操作を検出
    する書換モード起動検出手段と、その書換モード起動検
    出手段によりメモリ書き換えモードの起動が検出される
    と、装置から着脱可能なオプション構成の現在の装着状
    態を検査してオプション構成情報記憶手段に記憶すると
    共に装置電源の遮断及び書き換え用メモリの装着を促す
    メッセージを表示するメモリ書換モード移行手段と、装
    置電源立ち上げ時に前記オプションインターフェースに
    書き換え用メモリが装着されている場合は、前記書き換
    え用メモリの記憶内容を前記書き換え可能なメモリに書
    き込むと共に装置電源の遮断及び以前のオプション構成
    の装着を促すメッセージを表示するメモリ書換・通常モ
    ード移行手段と、装置電源立ち上げ時に装置から着脱可
    能なオプション構成の現在の装着状態を検査して前記オ
    プション構成情報記憶手段に記憶された以前のオプショ
    ン構成情報と照合して異なる場合に、以前のオプション
    と異なる旨を表示して装置動作を停止させるシステム保
    護手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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