JP3497725B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP3497725B2
JP3497725B2 JP07593798A JP7593798A JP3497725B2 JP 3497725 B2 JP3497725 B2 JP 3497725B2 JP 07593798 A JP07593798 A JP 07593798A JP 7593798 A JP7593798 A JP 7593798A JP 3497725 B2 JP3497725 B2 JP 3497725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
interlayer insulating
semiconductor device
film
photosensitive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07593798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11274121A (ja
Inventor
雅延 池田
寛 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP07593798A priority Critical patent/JP3497725B2/ja
Publication of JPH11274121A publication Critical patent/JPH11274121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3497725B2 publication Critical patent/JP3497725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置に
関し、特に多層配線構造を有する半導体装置およびその
製造方法に関する。従来より、半導体装置を微細化する
ことにより、スケーリング則に沿った動作速度の高速化
が図られている。一方、最近の半導体集積回路装置で
は、個々の半導体装置間を配線するのに一般に多層配線
構造が使用されるが、かかる多層配線構造では、半導体
装置が非常に微細化された場合、多層配線構造中の配線
パターンが近接しすぎ、配線パターン間の寄生容量によ
る配線遅延の問題が生じる。
【0002】そこで、従来より、前記多層配線構造中に
おける配線遅延の問題を解決すべく、多層配線構造中で
層間絶縁膜を構成する絶縁膜に、従来より使われている
SiO2 系の絶縁膜の代わりに炭化水素系あるいはフル
オロカーボン系の有機絶縁膜を使い、また配線パターン
に、従来より使われているAlの代わりにCuを使うこ
とが研究されている。かかる有機絶縁膜は誘電率が2.
3〜2.5であるが、この値は従来のSiO2 層間絶縁
膜より40〜50%も低い。また、配線パターンにCu
を使う場合、従来より使われていたドライエッチング工
程によるパターニングが非常に困難であるため、Cu配
線パターンは、層間絶縁膜中に形成した配線溝を埋める
ようにCu層をスパッタリングあるいは電解めっきによ
り形成し、化学機械研磨により、前記Cu層を、前記配
線溝を埋める配線パターンを残して層間絶縁膜上から研
磨・除去するダマシン法により形成する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図1(A),(B)は、従来の有機絶縁
膜を層間絶縁膜に使った多層配線構造を有する半導体装
置の製造工程を示す図である。図1(A)を参照する
に、半導体装置を構成する拡散領域等(図示せず)が形
成されている基板11上には、炭化水素系あるいはフル
オロカーボン系の有機絶縁材料がスピンコーティングに
より形成され、さらにそれをパターニングすることによ
り、前記基板11上に、配線パターンを収容する溝を含
む層間絶縁膜12を形成する。さらに、前記層間絶縁膜
12上にTiN膜をスパッタリングにより略一様な厚さ
に形成し、さらに前記TiN膜上にスパッタリングを行
うことにより、前記層間絶縁膜12上にCu層14(図
2(A)参照)を、前記層間絶縁膜12中の溝を埋める
ように形成する。さらに、前記Cu層14を化学機械研
磨(CMP)法により研磨することにより、前記層間絶
縁膜12上に残留するCu層が除去され、前記層間絶縁
膜12中の溝がCuパターン14Aにより埋められた、
いわゆるダマシン構造を有する多層配線構造が、前記基
板11上に得られる(図2(B))。ただし、前記有機
層間絶縁膜12上には研磨ストッパ膜12Aが形成され
ている。また、前記溝には、Cuパターン14Aと層間
絶縁膜12との間に、TiN等よりなる高融点金属化合
物膜14BがCuの熱拡散防止のため、形成されている
(図2(C))。
【0004】さらに、前記Cuパターン14Aを覆うよ
うに、前記有機層間絶縁膜12、より正確には前記研磨
ストッパ膜12A上にSiO2 等よりなる第2の層間絶
縁膜15が形成され、さらに前記第2の層間絶縁膜上に
は、前記Cuパターン14Aに接続するコンタクトホー
ルに対応した開口部16Aを形成されたレジスト膜16
が形成される(図1(A))。さらに、前記レジスト膜
16をマスクに前記第2の層間絶縁膜15をエッチング
することにより、前記層間絶縁膜15中に、前記Cuパ
ターン14Aを露出するコンタクトホール15Aが、前
記マスク開口部16Aに対応して形成される(図1
(B))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような有
機層間絶縁膜12を使う高速半導体集積回路装置では、
動作速度を向上させるため微細化が非常に進んでおり、
これに伴い、集積回路中の半導体素子要素間の配線パタ
ーンを形成する前記Cuパターン14Aも、パターンの
繰り返しピッチが非常に小さくなる。このため特に、
0.18μm以下の設計ルールの半導体装置では、レジ
ストパターン16のわずかな位置ずれがあっても、図1
(C)に示すようにコンタクトホール15Aと対応する
Cuパターン14Aとの接続が不良になってしまう。ま
た、レジストパターン16を使って前記有機層間絶縁膜
12をドライエッチングする際に、図1(B)あるいは
(C)に示すように、形成されるコンタクトホールある
いは配線溝の大きさが、特にコンタクトホール底部にお
いて広がってしまい、望ましくない短絡等の配線不良を
引き起こすおそれがある。かかるコンタクトホールある
いは配線溝の寸法が広がってしまう問題は、前記レジス
トパターン16の露光時の、位置ずれに対する許容マー
ジンをさらに厳しくする。
【0006】さらに、図2(A)に示すように、前記C
u層14を化学機械研磨する際に、前記有機層間絶縁膜
12上の研磨ストッパ膜12Aを省略すると、図2
(B)に示すように、前記有機層間絶縁膜12は化学機
械研磨に対して耐性が不十分なため、Cuパターン14
Aまでも研磨されてしまい、形成されるCuパターン1
4Aの寸法が所望の設計値からずれてしまう。
【0007】これに対し、図2(C)、あるいは図1
(A)に示すように、従来はかかる有機層間絶縁膜12
を使う場合、前記層間絶縁膜12上に前記Cu層の化学
機械研磨に対して耐性を有する、典型的にはSiO2
SiNあるいはSiONよりなる研磨ストッパ膜12A
を設けているが、SiO2 膜は誘電率が前記有機層間絶
縁膜12よりも大きく、このため電気力線の集中を招
き、その結果、図2(C)の多層配線構造では、低誘電
率の有機層間絶縁膜12を使っているにもかかわらず、
配線間寄生容量が実質的に減少しない問題が生じてい
た。
【0008】そこで、本発明は上記の課題を解決した、
新規で有用な半導体装置およびその製造方法を提供する
ことを概括的課題とする。本発明のより具体的な課題
は、低誘電率有機層間絶縁膜を使った多層配線構造を有
する半導体装置の製造において、前記有機層間絶縁膜中
に直接にリソグラフィーにより配線溝を形成できる技術
を提供することにある。
【0009】本発明の他の課題は、低誘電率有機層間絶
縁膜を使った多層配線構造を有する半導体装置の製造に
おいて、ダマシン法により前記有機層間絶縁膜中に配線
パターンを形成する際に、従来は前記有機層間絶縁膜上
に必要であった高誘電率の研磨ストッパ膜を省略できる
技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、請求項1に記載したように、基板と、前記基板上に
形成された層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜中に形成され
た配線溝と、前記配線溝を埋める導体パターンとを有
し、前記層間絶縁膜は、硬化した感光性Si含有レジス
トよりなり、前記導体パターンは、前記層間絶縁膜を研
磨ストッパとして用いた化学機械研磨により形成されて
いることを特徴とする半導体装置により、または請求項
2に記載したように、前記感光性Si含有レジストは、
Si−O結合を含むことを特徴とする請求項1記載の半
導体装置により、または請求項3に記載したように、前
記感光性Si含有レジストは、Si−O結合に、官能基
と、C,H,OHおよびベンゼン環よりなる群から選択
される元素とが結合したシロキサンポリマーよりなるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置によ
り、または請求項4に記載したように、前記感光性Si
含有レジストは、Siに、官能基とベンゼン環とが結合
したポリシランポリマーよりなることを特徴とする請求
項1記載の半導体装置により、または請求項5に記載し
たように、前記層間絶縁膜上に、前記層間絶縁膜に接す
るように、感光性Si含有レジストよりなる別の層間絶
縁膜を形成したことを特徴とする請求項1〜4のうち、
いずれか一項記載の半導体装置により、または請求項6
に記載したように、前記別の層間絶縁膜中には、前記導
体パターンにコンタクトするようにコンタクトホールが
形成され、前記コンタクトホールは導体プラグで充填さ
れていることを特徴とする請求項5記載の半導体装置に
より、または請求項7に記載したように、前記導体パタ
ーンはCuよりなることを特徴とする請求項1〜6のう
ち、いずれか一項記載の半導体装置により、または請求
項8に記載したように、多層配線構造を有する半導体装
置の製造方法において、基板上に、感光性Si含有レジ
スト膜を形成する工程と、前記感光性Si含有レジスト
膜を露光・現像して、凹部を有する層間絶縁膜を形成す
る工程と、前記層間絶縁膜上に導体層を、前記凹部を埋
めるように堆積する工程と、前記導体層を、化学機械研
磨により、前記層間絶縁膜上から除去する工程とを含
み、前記化学機械研磨工程は、前記層間絶縁膜を研磨ス
トッパとして使って実行されることを特徴とする半導体
装置の製造方法により、または請求項9に記載したよう
に、前記感光性Si含有レジスト膜は、Si−O結合を
含むことを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造
方法により、または請求項10に記載したように、前記
感光性Si含有レジスト膜は、Si−O結合に、官能基
と、C,H,OHおよびベンゼン環よりなる群から選択
される元素とが結合したシロキサンポリマーよりなるこ
とを特徴とする請求項8または9記載の半導体装置の製
造方法により、または請求項11に記載したように、前
記感光性Si含有レジスト膜は、Siに、官能基とベン
ゼン環とが結合したポリシランポリマーよりなることを
特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法によ
り、または請求項12に記載したように、前記導体パタ
ーンはCuよりなることを特徴とする請求項8〜11の
うち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法によ
り、または請求項13に記載したように、さらに、前記
硬化した感光性Si含有レジスト膜を、加熱処理する工
程を含むことを特徴とする請求項8〜12のうち、いず
れか一項記載の半導体装置の製造方法により、解決す
る。
【0011】一方、本発明の発明者は、かかるSiを含
有する感光性レジストについて誘電率を測定したとこ
ろ、通常のプラズマCVD−SiO2 が4.0〜4.5
程度の値を有するのに対し、3.0あるいはそれ以下の
非常に低い値を有することを見出した。また、本発明の
発明者は、かかるSiを含有する感光性レジストを硬化
させて得られた絶縁膜に対して、様々な導体膜を研磨す
る研磨条件で化学機械研磨を行い、研磨耐性を調べた。
その結果、Al2 3 スラリを使ったCuの化学機械研
磨に最適な条件でSiを含有する感光性レジストを化学
機械研磨した場合、研磨速度が約2nm/min程度に
しかならないことを発見した。ただし、この実験では、
前記特開平4−181254号公報記載のレジストを使
った。
【0012】これに対し、プラズマCVD法により堆積
したSiO2 膜を同じCuの化学機械研磨に最適な研磨
条件で研磨した場合、約12nm/minの、すなわち
5倍以上の研磨速度が観察された。同様に、プラズマC
VD法により堆積したSiN膜の場合、同じ研磨条件で
の研磨速度は、前記SiO2 膜よりもさらに大きい約3
5nm/minであった。また、同様な傾向は、化学機
械研磨の研磨条件をAlの研磨に最適な条件に設定した
場合にも、またWの研磨に最適な条件に設定した場合に
も見られる。
【0013】これは、Siを含有する感光性レジストが
分子構造中にSi−O結合を含み、化学的および機械的
に安定なためであると考えられる。例えばSi−O結合
に官能基と、C,H,OHおよびベンゼン環よりなる群
から選択される元素とが結合したシロキサンポリマー、
あるいはSiに官能基とベンゼン環が結合したポリシラ
ンポリマーをレジストに使った場合、前記レジストを硬
化させることにより、誘電率が低く、また金属膜の化学
機械研磨に対して優れた研磨耐性を有する有機絶縁膜が
得られると考えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図3(A)〜
(F)および図4(G)〜(J)は、本発明の第1実施
例による、半導体装置の製造方法を示す。図3(A)を
参照するに、FET等の活性半導体素子(図示せず)が
形成されたSi基板21上には、プラズマCVD法によ
り、SiO2 膜22が約300nmの厚さに堆積され、
さらに前記プラズマCVD−SiO2 膜22上にSiN
膜23が、同じくプラズマCVD法により、約50nm
の厚さに形成される。
【0015】次に、図3(B)の工程において、前記プ
ラズマCVD−SiN膜23上に、Siを含有するレジ
スト膜24が、スピンコーティングにより、典型的には
400nmの厚さに形成され、さらにこれを露光・現像
することにより、下層配線パターンに対応した配線溝2
4Aが、前記レジスト膜24中に形成される。また、前
記露光および現像工程により、前記レジスト膜24は硬
化し、低誘電率の有機層間絶縁膜を形成する。前記レジ
スト膜としては、先に説明した特開平4−181254
号公報に記載のものを使うことができる。
【0016】次に、図3(C)の工程において前記図3
(B)の構造上に、TiN等の高融点金属化合物膜25
が、典型的には50nmの厚さにスパッタリングにより
形成され、さらに前記高融点金属膜25上にはCu層2
6がスパッタリングにより、約800nmの厚さに形成
される。さらに、図3(D)の工程において、図3
(C)の構造を、H2 雰囲気中、350°Cで約5分間
熱処理し、Cu層26をリフローさせる。かかるリフロ
ーの結果、前記Cu層26は前記溝24Aを完全に充填
する。
【0017】さらに、図3(E)の工程で、図3(D)
の構造に対して、Al2 3 をスラリとする化学機械研
磨を行い、前記層間絶縁膜24上のCu層26およびT
iN膜25を研磨・除去する。その際、先に説明したよ
うに、前記層間絶縁膜24はSiを含有するレジストを
硬化させて形成したものであるため、分子構造中にSi
−O結合を含み、化学機械研磨に対して効果的な研磨ス
トッパとして作用するものと考えられる。すなわち、図
3(E)の化学機械研磨工程は、前記層間絶縁膜24の
表面が露出した時点で自動的に停止する。
【0018】次に、図3(F)の工程で、図3(E)の
構造上に、第2のSi含有レジスト膜27を、前記層間
絶縁膜24の表面を覆うように約600nmの厚さにス
ピンコーティングにより形成し、さらに露光・現像する
ことにより、コンタクトホール27Aを形成する。かか
る露光および現像の結果、前記Si含有レジスト膜27
は、低誘電率の有機層間絶縁膜に変化する。さらに、図
3(E)の工程では、前記有機層間絶縁膜27をN2
囲気中、典型的には400°Cで約1時間熱処理し、硬
化を完了させる。この熱処理工程では、前記層間絶縁膜
24の硬化もさらに進行する。
【0019】次に、図4(G)の工程において、図3
(F)の構造上にTiN等の高融点金属化合物膜28を
約50nmの厚さにスパッタリングにより形成し、さら
にその上に、Cu層29をスパッタリングにより、約1
000nmの厚さに形成する。さらに、図4(H)の工
程で、図4(G)の構造をH2 雰囲気中、典型的には3
50°Cで約5分間熱処理し、前記Cu層29をリフロ
ーさせる。リフローの結果、前記Cu層29は前記コン
タクト層27Aを完全に充填する。
【0020】さらに、図4(I)の工程において、図4
(H)の構造に、Cu層を研磨する条件で化学機械研磨
を行い、前記層間絶縁膜27の表面上から前記Cu層2
9およびTiN膜28を研磨・除去する。その際、図3
(A)の工程と同様に、層間絶縁膜27は効果的な研磨
ストッパとして作用し、Cu層の研磨は前記層間絶縁膜
27の表面が露出した時点で自動的に停止する。かかる
選択的な化学機械研磨の結果、前記層間絶縁膜27中に
は、前記コンタクトホール27Aに対応して導体プラグ
29Aが形成される。
【0021】さらに、図4(J)の工程で、層間絶縁膜
27上に前記図3(A)〜(E)の工程を繰り返すこと
により、別の層間絶縁膜24’と導体パターン26A’
とよりなる上部配線構造が形成される。本実施例では、
前記配線溝24Aあるいはコンタクトホール27Aをレ
ジスト膜中に直接に形成するため、従来のようにレジス
ト膜をパターニングした後、パターニングされたレジス
ト膜をマスクに層間絶縁膜をエッチングする必要がなく
なり、その結果、かかるエッチングに伴うパターンの狂
いの問題が解消する。さらに、かかる有機レジスト膜を
層間絶縁膜に使うことにより、形成される多層配線構造
の寄生容量に起因する信号遅延の問題が解消する。ま
た、Siを含むレジスト膜はCuを始めとする導体層の
化学機械研磨に対して耐性を有し、効果的な研磨ストッ
パとして作用する。このため、別にSiO2 等の誘電率
の大きい材料により研磨ストッパを形成する必要がなく
なる。 [第2実施例]図5(A)〜(F)および図6(G)〜
(J)は、本発明の第2実施例による、半導体装置の製
造方法を示す。
【0022】図5(A)を参照するに、FET等の活性
半導体素子(図示せず)が形成されたSi基板31上に
は、プラズマCVD法により、SiO2 膜32が約30
0nmの厚さに堆積され、さらに前記プラズマCVD−
SiO2 膜32上にSiN膜33が、同じくプラズマC
VD法により、約50nmの厚さに形成される。次に、
図5(B)の工程において、前記プラズマCVD−Si
N膜33上に、先の実施例におけるレジスト膜24と同
様なSiを含有するレジスト膜34が、スピンコーティ
ングにより、典型的には400nmの厚さに形成され、
さらにこれを露光・現像することにより、下層配線パタ
ーンに対応した配線溝34Aが、前記レジスト膜34中
に形成される。また、前記露光および現像工程により、
前記レジスト膜34は硬化し、低誘電率の有機層間絶縁
膜を形成する。
【0023】次に、図5(C)の工程において前記図5
(B)の構造上に、TiN等の高融点金属化合物膜35
が、典型的には50nmの厚さにスパッタリングにより
形成され、さらに前記高融点金属膜35上にはCu層2
6がスパッタリングにより、約800nmの厚さに形成
される。さらに、図5(D)の工程において、図5
(C)の構造を、H2 雰囲気中、350°Cで約20分
間熱処理し、Cu層36をリフローさせる。かかるリフ
ローの結果、前記Cu層36は前記溝34Aを完全に充
填する。
【0024】さらに、図5(E)の工程で、図5(D)
の構造に対して、Al2 3 をスラリとする化学機械研
磨を行い、前記層間絶縁膜34上のCu層36およびT
iN膜35を研磨・除去する。その際、先に説明したよ
うに、前記層間絶縁膜34はSiを含有するレジストを
硬化させて形成したものであるため、分子構造中にSi
−O−C結合を含み、化学機械研磨に対して効果的な研
磨ストッパとして作用する。すなわち、図5(E)の化
学機械研磨工程は、前記層間絶縁膜24の表面が露出し
た時点で自動的に停止する。
【0025】次に、図5(F)の工程で、図5(E)の
構造上に、前記層間絶縁膜34を覆うように、炭化水素
系の有機絶縁材料、例えばダウケミカル社製のSiLK
(商品名)、あるいは芳香族系の有機絶縁材料、例えば
アライドシグナル社製のFLARE2.0を使って有機
層間絶縁膜37をスピンコーティングにより、約600
nmの厚さに形成する。
【0026】さらに、本実施例では前記有機層間絶縁膜
37をN2 雰囲気中、400°Cで約1時間熱処理し、
硬化させた後、図6(G)の工程で、前記有機層間絶縁
膜37上に、前記レジスト膜34と同様なSiを含有す
るレジスト膜38をスピンコーティングにより、典型的
には400nmの厚さに形成し、さらにこれを露光・現
像して、上部配線パターン用の溝38Aおよびコンタク
トホール用の開口部38Bを形成する。かかる露光およ
び現像の結果、前記レジスト膜38は硬化し、別の層間
絶縁膜となる。
【0027】さらに、図6(H)の工程で、前記別の層
間絶縁膜38をマスクに、前記有機層間絶縁膜37をO
2 プラズマ中でプラズマエッチングし、前記層間絶縁膜
37中に、前記配線溝38Aに対応した溝37Aを、ま
た前記開口部38Bに対応したコンタクトホール37B
を形成する。かかるプラズマエッチングの際、前記Si
含有レジスト膜を硬化させて形成した層間絶縁膜38は
実質的にエッチングされず、エッチングマスクとして機
能する。
【0028】図6(H)において、前記配線溝37Aは
下層配線パターン36Aと平行に延在しているように示
してあるが、これは単に図示の都合上であり、上層配線
溝37Aは下層配線パターン36Aと交差するように延
在してもよい。さらに、図6(I)の工程で、図6
(H)の構造上に、TiN膜39およびCu層40をス
パッタリングにより、それぞれ50nmおよび1700
0nmの厚さに形成し、さらにH2 雰囲気中、350°
Cで約5分間熱処理することにより、前記Cu層40を
リフローさせる。リフローの結果、前記Cu層40は図
6(I)に示すように、前記配線溝37Aおよびコンタ
クトホール37Bを充填する。
【0029】さらに、図6(J)の工程で、図6(I)
のCu膜40およびTiN膜39を化学機械研磨により
研磨し、前記層間絶縁膜38上から除去する。その結
果、前記配線溝37Aを埋める上層配線パターン40A
および前記コンタクトホール37Bを埋める導体プラグ
40Bが得られる。図示の例では、上層配線パターン4
0Aが下層配線パターン36Aにコンタクトしている
が、これは必ずしも必要ではなく、上層配線パターン4
0Aは下層配線パターン36Aとは異なった位置に形成
してもよい。 [第3実施例]図7(A)〜(C),図8(D)〜
(G)および図9(H)〜(L)は、本発明の第3実施
例による半導体装置の製造工程を示す。
【0030】図7(A)を参照するに、FET等の活性
素子が形成されたSi基板51上にはSiO2 膜52が
プラズマCVD法により、約300nmの厚さに形成さ
れ、さらに前記SiO2 膜52上にはSiN膜53が、
同じくプラズマCVD法により、約50nmの厚さに堆
積される。次に、図7(B)の工程で、図7(A)の構
造上に、前記SiN膜53を覆うように、先の実施例の
有機絶縁膜37に対応する炭化水素系あるいは芳香族系
の有機絶縁膜54が、スピンコーティングにより、典型
的には400nmの厚さに形成され、さらにこれをN2
雰囲気中、約400°Cで1時間熱処理することにより
硬化させ、層間絶縁膜を形成する。
【0031】次に、図7(C)の工程で、図7(B)の
構造上にSiを含有するレジスト膜55を約50nmの
厚さにスピンコーティングにより形成し、さらにこれを
露光・現像して、下層配線パターンに対応する溝55A
を形成する。前記溝55Aを形成した後、前記レジスト
膜55は、N2 雰囲気中、約400°Cで30分間の熱
処理により硬化され、絶縁膜パターンを形成する。
【0032】次に、図8(D)の工程で、前記有機層間
絶縁膜54が、O2 プラズマ中でのプラズマエッチング
によりエッチングされ、前記溝55Aに対応して、前記
有機層間絶縁膜54中に下層配線溝54Aが形成され
る。その際、前記Si含有レジスト膜を硬化させて形成
した絶縁膜パターン55はエッチングマスクとして作用
する。
【0033】次に、図8(E)の工程で、図8(D)の
構造上にTiN膜56およびCu層57がスパッタリン
グにより、それぞれ50nmおよび800nmの厚さに
形成され、さらに図8(F)の工程で、H2 雰囲気中、
約350°Cで約5分間熱処理することにより、前記C
u層57をリフローさせる。かかるリフローの結果、前
記Cu層57は前記下層配線溝54Aを充填する。
【0034】次に、図8(G)の工程で、図8(F)の
Cu層57およびその下のTiN膜56が化学機械研磨
により研磨され、前記絶縁膜パターン55上に位置する
部分が除去される。その際、前記Siを含するレジスト
膜から形成された絶縁膜パターン55は、研磨ストッパ
として作用する。これは、先にも説明したように、前記
絶縁膜パターン55がSi−O結合を含んでおり、金属
膜を研磨するのに最適な化学機械研磨に対して耐性を示
すためであると考えられる。
【0035】次に、図9(H)の工程で、前記図8
(G)の構造上に、Siを含有するレジスト膜58を、
スピンコーティングにより、典型的には600nmの厚
さに形成し、さらに露光・現像を行うことにより、レジ
スト膜58を硬化させると同時にコンタクトホール58
Aを形成する。前記露光および現像工程の後、レジスト
膜58はN2 雰囲気中、約400°Cで1時間程度熱処
理し、硬化を進行させる。その結果、レジスト膜58は
低誘電率有機層間絶縁膜に変換される。
【0036】次に、図9(I)の工程で、図9(H)の
構造上にTiN膜59およびCu層60をスパッタリン
グにより、それぞれ50nmおよび1000nmの厚さ
に形成し、さらに図9(J)の工程で、図9(I)の構
造をH2 雰囲気中、約350°Cで約5分間熱処理する
ことにより、Cu層60をリフローさせる。かかるリフ
ローの結果、前記Cu層60は前記コンタクトホール5
8Aを充填する。
【0037】さらに、図9(K)の工程で、図9(J)
のCu層60およびその下のTiN膜59を化学機械研
磨により研磨し、前記層間絶縁膜58の表面から除去す
る。その際にも、前記レジスト膜より形成された層間絶
縁膜58は効果的な研磨ストッパとして作用する。さら
に、図9(L)の工程で、図7(B)〜図8(G)の工
程を繰り返し、図9(K)の構造上に上層配線構造を形
成する。
【0038】本実施例では、配線層を保持する層間絶縁
膜として、さらに誘電率の低い炭化水素系あるいは芳香
族系の有機絶縁膜を使えるため、多層配線構造の寄生容
量をさらに減少させることができる。その際、研磨スト
ッパとして使われるSi含有レジスト膜を硬化させた絶
縁膜は、従来のSiO2 膜よりもはるかに小さい誘電率
を有するため、電気力線が集中したとしても、層間絶縁
膜全体としての誘電率は従来の構造におけるよりもはる
かに低くなる。
【0039】以上、本発明を好ましい実施例について説
明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において
様々な変形および変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】請求項1〜13記載の本発明の特徴によ
れば、多層配線構造を有する半導体装置において、Si
を含有するレジスト膜を使うことにより、誘電率が低
く、金属膜の化学機械研磨に対して研磨ストッパとして
作用する層間絶縁膜が得られる。また、かかる層間絶縁
膜は露光・現像することにより、別のレジストマスクを
使うことなく直接にパターニングできるため、従来のフ
ォトリソグラフィーにおいて生じていた、レジストマス
クを使った層間絶縁膜のエッチングの際のパターンの変
形の問題が解決される。このため、本発明による層間絶
縁膜は、特にいわゆるディープサブハーフミクロンデバ
イスの製造に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、従来の多層配線構造の形成
工程およびその問題点を説明する図(その1)である。
【図2】(A)〜(C)は、従来の多層配線構造の形成
工程およびその問題点を説明する図(その2)である。
【図3】(A)〜(F)は、本発明の第1実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。
【図4】(G)〜(J)は、本発明の第1実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。
【図5】(A)〜(F)は、本発明の第2実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。
【図6】(G)〜(J)は、本発明の第2実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。
【図7】(A)〜(C)は、本発明の第3実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その1)である。
【図8】(D)〜(G)は、本発明の第3実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その2)である。
【図9】(H)〜(L)は、本発明の第3実施例による
半導体装置の製造工程を示す図(その3)である。
【符号の説明】
11,21,31,51 基板 12,15 層間絶縁膜 12A SiO2 研磨ストッパ 14,26, 29,36,40, 57,60 Cu層 14A,26A, 26A’,29A,36A,40A,
40B,57A,60ACuパターン 14B,25, 25’,28,35,39,56,59
TiN膜 15A 溝 16 レジスト膜 16A レジスト開口部 22,32,52 CVD−SiO2 膜 23,33,53 CVD−SiN膜 24,24’,27,34,38,55,58 Si含
有レジスト膜 24A,34A,37A,37B,38A,38B,5
4A 配線溝 27A,58A コンタクトホール 37,54 有機層間絶縁膜 55A 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−36115(JP,A) 特開 平2−114639(JP,A) 特開 平4−181254(JP,A) 特開 昭62−293239(JP,A) 特開 平8−70000(JP,A) 特開 平6−291273(JP,A) 特開 平9−97836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 H01L 21/312 H01L 21/768

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に形成された層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜中に形成された配線溝と、 前記配線溝を埋める導体パターンとを有し、 前記層間絶縁膜は、硬化した感光性Si含有レジストよ
    りなり、 前記導体パターンは、前記層間絶縁膜を研磨ストッパと
    して用いた化学機械研磨により形成されていることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記感光性Si含有レジストは、Si−
    O結合を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記感光性Si含有レジストは、Si−
    O結合に、官能基と、C,H,OHおよびベンゼン環よ
    りなる群から選択される元素とが結合したシロキサンポ
    リマーよりなることを特徴とする請求項1または2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記感光性Si含有レジストは、Si
    に、官能基とベンゼン環とが結合したポリシランポリマ
    ーよりなることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記層間絶縁膜上に、前記層間絶縁膜に
    接するように、感光性Si含有レジストよりなる別の層
    間絶縁膜を形成したことを特徴とする請求項1〜4のう
    ち、いずれか一項記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記別の層間絶縁膜中には、前記導体パ
    ターンにコンタクトするようにコンタクトホールが形成
    され、前記コンタクトホールは導体プラグで充填されて
    いることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記導体パターンはCuよりなることを
    特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか一項記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 多層配線構造を有する半導体装置の製造
    方法において、 基板上に、感光性Si含有レジスト膜を形成する工程
    と、 前記感光性Si含有レジスト膜を露光・現像して、凹部
    を有する層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜上に導体層を、前記凹部を埋めるように
    堆積する工程と、 前記導体層を、化学機械研磨により、前記層間絶縁膜上
    から除去する工程とを含み、 前記化学機械研磨工程は、前記層間絶縁膜を研磨ストッ
    パとして使って実行されることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記感光性Si含有レジスト膜は、Si
    −O結合を含むことを特徴とする請求項8記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記感光性Si含有レジスト膜は、S
    i−O結合に、官能基と、C,H,OHおよびベンゼン
    環よりなる群から選択される元素とが結合したシロキサ
    ンポリマーよりなることを特徴とする請求項8または9
    記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記感光性Si含有レジスト膜は、S
    iに、官能基とベンゼン環とが結合したポリシランポリ
    マーよりなることを特徴とする請求項8記載の半導体装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記導体パターンはCuよりなること
    を特徴とする請求項8〜11のうち、いずれか一項記載
    の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記硬化した感光性Si含有
    レジスト膜を、加熱処理する工程を含むことを特徴とす
    る請求項8〜12のうち、いずれか一項記載の半導体装
    置の製造方法
JP07593798A 1998-03-24 1998-03-24 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3497725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07593798A JP3497725B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07593798A JP3497725B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11274121A JPH11274121A (ja) 1999-10-08
JP3497725B2 true JP3497725B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=13590671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07593798A Expired - Fee Related JP3497725B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3497725B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004022748A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Seimi Chem Co Ltd 半導体集積回路の有機絶縁膜の研磨方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11274121A (ja) 1999-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7256136B2 (en) Self-patterning of photo-active dielectric materials for interconnect isolation
US7364836B2 (en) Dual damascene process
US6319821B1 (en) Dual damascene approach for small geometry dimension
JP4166576B2 (ja) 多層スピンオン多孔性誘電体からなるlow−k配線構造
US6406995B1 (en) Pattern-sensitive deposition for damascene processing
EP0455031B1 (en) Process for forming multi-level coplanar conductor/insulator films employing photosensitive polyimide polymer compositions
JP2000068268A (ja) 半導体基板上でのパタ―ン化された導電性多層装置の製造法、半導体製造の際のウェ―ハ基板の処理法並びに処理された製品
KR940001889B1 (ko) 평탄화(平坦化) 표면을 가지는 반도체장치의 제조방법
US7049221B2 (en) Method for manufacturing a semiconductor device having a multilayer interconnection structure
EP1796159B1 (en) Method for manufacturing a semiconductor device by using a dual damascene process
US20080020327A1 (en) Method of formation of a damascene structure
KR20020010650A (ko) 전자 디바이스 제조 방법
US6251788B1 (en) Method of integrated circuit polishing without dishing effects
US6465157B1 (en) Dual layer pattern formation method for dual damascene interconnect
JP2003163265A (ja) 配線構造およびその製造方法
WO2001001480A1 (en) Method of protecting an underlying wiring layer during dual damascene processing
JP4278497B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6861376B1 (en) Photoresist scum free process for via first dual damascene process
US20040038520A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device
US20060068594A1 (en) Method for line etch roughness (LER) reduction for low-k interconnect damascene trench etching
JP3497725B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4082812B2 (ja) 半導体装置の製造方法および多層配線構造の形成方法
JP2006133315A (ja) 平坦化材料、反射防止膜形成材料、及びこれらを用いた半導体装置の製造方法
JP2002270691A (ja) 配線構造
JP2002170882A (ja) 配線構造の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees