JP3497042B2 - 複写機の原稿圧板 - Google Patents

複写機の原稿圧板

Info

Publication number
JP3497042B2
JP3497042B2 JP08809896A JP8809896A JP3497042B2 JP 3497042 B2 JP3497042 B2 JP 3497042B2 JP 08809896 A JP08809896 A JP 08809896A JP 8809896 A JP8809896 A JP 8809896A JP 3497042 B2 JP3497042 B2 JP 3497042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure plate
plate portion
original
front pressure
extended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08809896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09281609A (ja
Inventor
宏嗣 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP08809896A priority Critical patent/JP3497042B2/ja
Publication of JPH09281609A publication Critical patent/JPH09281609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3497042B2 publication Critical patent/JP3497042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機の原稿圧
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の複写機の原稿圧板として、
前圧板部1と、後圧板部2とが連結されているものが、
特開平6-148761号公報に開示されているように公知であ
り、このようなものの使用状態が図9,10に示されてお
り、図9に示すものはA3サイズ、図10に示すものはA
2以上のサイズの原稿に対応した原稿圧板P,P′をも
つ複写機C,C′がそれぞれ示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】原稿がA3サイズのも
のに対応した原稿圧板Pを具えた複写機Cの場合は、図
9に示すように作業者Wが格別の不便なしに、原稿圧板
Pを開閉することができるものであるが、原稿がA2以
上のサイズのものに対応した原稿圧板P′を具えた複写
機C′の場合には、図10に示すようにその開度がθ1の
ように大きいと、作業者Wの手が原稿圧板P′の前圧板
部1に届かなくなって操作が困難になり、また開度がθ
2のように小さいと、作業者Wの頭が前圧板部1の近く
に位置することとなって、操作のじゃまをするというよ
うな問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の複写機の原稿圧板のもつ問題を解消し、大きなサイ
ズの原稿の場合であっても、作業者の手が原稿圧板の前
圧板部に届かなくなって操作が困難になったり、また小
さなサイズの原稿の場合であっても、作業者の頭が前圧
板部の近くに位置することとなって、操作のじゃまをす
るというようなことのない複写機の原稿圧板を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前
圧板部と後圧板部が連結されている複写機の原稿圧板に
おいて、前圧板部の両側部には溝穴が前方から後方にか
けて設けられ、該溝穴に前端が摺嵌するとともに、後端
が後圧板部の両側部に枢支した連結部材が設けられ、こ
の連結部材は後圧板部に対して前圧板部を、伸長した閉
鎖状態と、その一部が後圧板部の上方に重積した収縮状
態とに伸縮可能に連結していることを特徴とするもので
ある。
【0006】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の発明おいて、前圧板部を後圧板部に対して伸長した
際は閉鎖し、収縮した際は開放する付勢部材が設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0007】 請求項3に記載の発明は、請求項1又は
2に記載の発明おいて、前圧板部と後圧板部とにかけ
て、原稿と対向する側に加圧シートが張設され、この加
圧シートは前圧板部の伸長時及び収縮時のいずれでも、
たるみを生ずることのないように前圧板部及び後圧板部
に支持されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。各実施形態において、同様の部分には
同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分
について説明する。
【0009】図1〜4に示す第1実施形態は、前圧板部
1と、後圧板部2と、前圧板部1及び後圧板部2を連結
する連結部材3が設けられている。連結部材3の前端は
前圧板部1の両側部に設けられた溝穴4にピン5で摺嵌
し、後端はピン6で後圧板部2の両側部に枢支してい
る。溝穴4は前方から後方にかけて下部において直線状
に延び、後端は後方にかけて斜め上方にむけて傾斜して
おり、この溝穴4の後端上縁には連結部材3のストッパ
7が突設されている。
【0010】この第1実施形態は、後圧板部2の後端の
支持孔9が複写機17の図6に示す支持軸10に開閉可能に
枢支されていて、通常は図1に示すように前圧板部1が
伸長した閉鎖状態となっている。これで原稿を押えよう
とする際には、作業者8が前圧板部1の前端をもって図
2に示すようにピン6を中心として上方に回動し、前圧
板部1が後圧板部2の斜め上方に到達したところで停止
する。ここで前圧板部1を後方に押圧するとピン5が溝
穴4中を後方に摺動し、前圧板部1が水平となって図3
に示すようにその一部が後圧板部2の上方に重積した収
縮状態となる。
【0011】ここで作業者8が図5に示すように、前圧
板部1の前端をもって所望角度θ3となるように圧板全
体を支持軸10を中心として回動して開放位置にもたら
し、複写機17上に原稿を載置したうえ、前記とは逆の順
序に作動して前圧板部1が伸長した閉鎖位置にもたらし
て、原稿を押圧することとなる。このようにして大きな
サイズの原稿の場合であっても、作業者8の手が原稿圧
板の前圧板部1に届かなくなって操作が困難になった
り、また小さなサイズの原稿の場合であっても、作業者
の頭が前圧板部1の近くに位置することとなって、操作
のじゃまをするというようなことがない。
【0012】図6に示す第2実施形態は、後圧板部2の
支持軸10にねじりばね11を装着した点で、第1実施形態
と相違した以外その他は同様に構成されている。このよ
うな第2実施形態は、第1実施形態と同様の手順で開閉
することとなる。そしてその閉鎖位置においては、重心
は支持軸10からX1の距離にある位置G1にあり、前圧
板部1が収縮して両圧板部1,2が重積した位置におい
ては、支持軸10からX2の距離にある位置G2に移動す
る。
【0013】この場合位置G1,G2の支持軸10を中心
とする重力Wによる反時計方向の回転モーメントWX
1,WX2と、ねじりばね11によって発生する時計方向
のモーメントMとの関係が、WX1>M>WX2となる
ように、ねじりばね11のモーメントMを設定すると、前
圧板部1を鎖線に示す収縮位置に移動すると、圧板を自
動的に開放位置に移動させることとなり、第1実施形態
に比べて圧板の開閉位置への移動が容易になるととも
に、閉鎖位置において前圧板部1がその位置に保持され
る。
【0014】図7,8に示す第3実施形態は、前圧板部
1と後圧板部2とにかけて、原稿と対向する側に加圧シ
ート12が張設され、この加圧シート12が前圧板部1の伸
長時及び収縮時のいずれでも、たるみを生ずることのな
いように前圧板部1及び後圧板部2に支持されている点
で、第1,2実施形態と相違し、他は同様となってい
る。このためこの実施形態では、後圧板部2の後部と前
部に第1,2支持部材13,14を横設し、この両支持部材
13,14間に加圧シート12の両端を張設し、この加圧シー
ト12の中間を前圧板部1の前後部に横設した第1,2案
内ローラ15,16に巻回している。
【0015】このような第3実施形態は、第1実施形態
と同様にして定着作動をするものであるが、図7は前圧
板部1が伸長した閉鎖状態で加圧シート12が、図示しな
い原稿を押圧し、このような状態にある前圧板部1が図
8に示すように収縮状態となると、第2案内ローラ16が
加圧シート12を後方に引張ってたるみを吸収する。
【0016】このようなものにおいて、18は加圧シート
12の背面に設けられた緩衝材を示し、これは所望により
設けなくともよく、また図示を省略したが第1,2案内
ローラ15,16間にばねを設けてたるみの発生を防止して
もよく、さらに第1案内ローラ15と第2支持部材14との
間は、加圧シート12に代えて適宜のものによって形成し
てもよい。このようにして加圧シート12を設けることに
よって、原稿の押圧を好適に行うことができるととも
に、加圧シート12を常に緊張して状態に保持することが
できて、操作性、外観を良好に保ち、寿命を長くするこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、前圧板部と後
圧板部が連結されている複写機の原稿圧板において、前
圧板部の両側部には溝穴が前方から後方にかけて設けら
れ、該溝穴に前端が摺嵌するとともに、後端が後圧板部
の両側部に枢支した連結部材が設けられ、この連結部材
は後圧板部に対して前圧板部を、伸長した閉鎖状態と、
その一部が後圧板部の上方に重積した収縮状態とに伸縮
可能に連結しているので、大きなサイズの原稿の場合で
あっても、作業者の手が原稿圧板の前圧板部に届かなく
なって操作が困難になったり、また小さなサイズの原稿
の場合であっても、作業者の頭が前圧板部の近くに位置
することとなって、操作のじゃまをするというようなこ
とのないという効果がある。
【0018】 請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の発明おいて、前圧板部を後圧板部に対して伸長した
際は閉鎖し、収縮した際は開放する付勢部材が設けられ
ているので、前圧板部を収縮状態となる位置に移動する
と、原稿圧板を自動的に開放位置に移動させることとな
って、原稿圧板の開閉位置への移動が容易になるととも
に、伸長状態の場合において前圧板部がその位置に保持
されるという効果がある。
【0019】 請求項3に記載の発明は、請求項1又は
2に記載の発明おいて、前圧板部と後圧板部とにかけ
て、原稿と対向する側に加圧シートが張設され、この加
圧シートは前圧板部の伸長時及び収縮時のいずれでも、
たるみを生ずることのないように前圧板部及び後圧板部
に支持されているので、加圧シートによって原稿の押圧
を好適に行うことができるとともに、加圧シートを常に
緊張して状態に保持することができて、操作性、外観を
良好に保ち、寿命を長くすることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の正面図である。
【図2】同上の前圧板部の収縮操作の途中の状態を示す
正面図である。
【図3】同上の前圧板部の収縮状態を示す正面図であ
る。
【図4】図1の4部の拡大斜面図である。
【図5】同上の使用状態を示す正面図である。
【図6】この発明の第2実施形態の縦断正面図である。
【図7】この発明の第3実施形態の縦断正面図である。
【図8】同上の前圧板部の収縮時の状態の縦断正面図で
ある。
【図9】この発明と同種の他の従来の原稿圧板の使用説
明図である。
【図10】この発明と同種のさらに他の従来の原稿圧板
の使用説明図である。
【符号の説明】
1 前圧板部 2 後圧板部 3 連結部材 4 溝穴 5 ピン 6 ピン 7 ストッパ 8 作業者 9 支持孔 10 支持軸 11 ねじりばね 12 加圧シート 13 第1支持部材 14 第2支持部材 15 第1案内ローラ 16 第2案内ローラ 17 複写機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前圧板部と後圧板部が連結されている複
    写機の原稿圧板において、 前圧板部の両側部には溝穴が前方から後方にかけて設け
    られ、該溝穴に前端が摺嵌するとともに、後端が後圧板
    部の両側部に枢支した連結部材が設けられ、この連結部
    材は後圧板部に対して前圧板部を、伸長した閉鎖状態
    と、その一部が後圧板部の上方に重積した収縮状態とに
    伸縮可能に連結している ことを特徴とする複写機の原稿
    圧板。
  2. 【請求項2】 前圧板部を後圧板部に対して伸長した際
    は閉鎖し、収縮した際は開放する付勢部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載の複写機の原稿圧
    板。
  3. 【請求項3】 前圧板部と後圧板部とにかけて、原稿と
    対向する側に加圧シートが張設され、この加圧シートは
    前圧板部の伸長時及び収縮時のいずれでも、たるみを生
    ずることのないように前圧板部及び後圧板部に支持され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複写機
    の原稿圧板。
JP08809896A 1996-04-10 1996-04-10 複写機の原稿圧板 Expired - Fee Related JP3497042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08809896A JP3497042B2 (ja) 1996-04-10 1996-04-10 複写機の原稿圧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08809896A JP3497042B2 (ja) 1996-04-10 1996-04-10 複写機の原稿圧板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09281609A JPH09281609A (ja) 1997-10-31
JP3497042B2 true JP3497042B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=13933401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08809896A Expired - Fee Related JP3497042B2 (ja) 1996-04-10 1996-04-10 複写機の原稿圧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3497042B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI252032B (en) * 2005-01-13 2006-03-21 Avision Inc Raising mechanism for a cover of image scan device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09281609A (ja) 1997-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4548586B2 (ja) 画像記録装置
JP4447764B2 (ja) シート給送装置及びこれを備えた画像読取装置
US8590882B2 (en) Feeder unit
JP4552370B2 (ja) 開閉機構
TWI676731B (zh) 鉸鏈裝置及使用鉸鏈裝置的事務機器
JP4161987B2 (ja) 画像形成装置
JP4672570B2 (ja) 開閉装置、画像読取装置及び画像形成装置
US5278677A (en) Device for removing document jamming generated at a transmitter of a facsimile using a contact image sensor
JP2000079739A (ja) 開閉カバーのロック装置および画像形成装置
KR920006821B1 (ko) 원고 압착판의 개폐장치
JP3497042B2 (ja) 複写機の原稿圧板
US7512362B2 (en) Photosensitive drum with improved shutter structure and image forming apparatus having the same
JP3170986B2 (ja) チルト可能なディスプレイ装置を有する機器
JP4933231B2 (ja) 画像形成装置
JP3919762B2 (ja) 画像読取装置
JP2002131990A (ja) 画像読取装置
JP3576746B2 (ja) 原稿押え装置
JP2008150168A (ja) 画像形成装置の手差し給紙機構
JP3617608B2 (ja) プリンタの給紙装置
JP4462921B2 (ja) 画像形成装置
JPH0631473Y2 (ja) 画像形成装置
JP3854858B2 (ja) 開閉ロック装置
JP3393960B2 (ja) 画像形成装置
JPH07172592A (ja) 給紙装置
JP2004109792A (ja) ヒンジ装置及びこのヒンジ装置を備えた画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees