JP3496539B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3496539B2
JP3496539B2 JP30910198A JP30910198A JP3496539B2 JP 3496539 B2 JP3496539 B2 JP 3496539B2 JP 30910198 A JP30910198 A JP 30910198A JP 30910198 A JP30910198 A JP 30910198A JP 3496539 B2 JP3496539 B2 JP 3496539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特にディスク状記録媒体が装着されるとヘッドキャ
リッジに支持されたヘッドがディスク半径方向に移動し
て情報の書き込み又は読み込みを行うよう構成されたデ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルコンピュータあるい
はワードプロセッサ等の電子装置では、情報を記録させ
る手段として磁気ディスク装置が装備されている。そし
て、磁気ディスク装置は、記録媒体としてのディスクカ
ートリッジが装着されると、ディスクカートリッジ内に
収容された磁気ディスクが回転駆動されると共に、磁気
ヘッドが磁気ディスクに摺接して書き込み又は読み込み
を行う。
【0003】また、上記のような磁気ディスク装置にお
いては、ディスクカートリッジが挿入されるディスクホ
ルダと、ディスクカートリッジの挿入操作によりカート
リッジ挿入・イジェクト位置からカートリッジ装着位置
に摺動するスライダとからなり、スライダの摺動に連動
してディスクホルダを記録媒体アンロード位置から記録
媒体ロード位置へ移動させる記録媒体装着装置が設けら
れている。
【0004】一般に、従来の磁気ディスク装置では、ス
ライダの前端に取り付けられたイジェクト釦を押圧操作
することにより、ディスクホルダが記録媒体ロード位置
から記録媒体アンロード位置に移動してディスクカート
リッジがイジェクトされるよう構成されている。スライ
ダは、コイルバネ等により一方向に付勢されており、デ
ィスクカートリッジが挿入されるとラッチレバーがディ
スクカートリッジの端部に押圧されて回動するとともに
ラッチレバーによるスライダの掛止が解除される。これ
により、スライダは付勢方向に摺動してディスクホルダ
を記録媒体ロード位置へ移動させる。その際、ディスク
ホルダは、記録媒体アンロード位置から記録媒体ロード
位置に降下することにより、ディスクカートリッジ内の
ディスクをターンテーブル上にチャッキングさせること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁気ディス
ク装置においては、ディスク回転速度を高くすることに
より記憶容量の高密度化を図り、磁気ディスクの記憶容
量の大容量化が進められている。この種の大容量の磁気
ディスク装置では、磁気ディスクの高速回転に伴って発
生する空気流による浮上力が磁気ヘッドに付与されるた
め、磁気ヘッドが磁気ディスク表面を傷つけないように
僅かに浮上した状態で書き込み又は読み込みを行う。
【0006】また、大容量の磁気ディスク装置では、磁
気ヘッドを支持するヘッドキャリッジを駆動する駆動手
段として、従来から使用されているリードスクリュウに
代えてボイスコイルモータを使用することが検討されて
いる。このボイスコイルモータでヘッドキャリッジを駆
動する構成とした場合、コイルが非接触で駆動されるた
め、外部からの振動や衝撃が伝わると、ヘッドキャリッ
ジが移動してしまう。そのため、磁気ディスクが装着さ
れていない非装着状態では、例えば輸送時に外部から大
きな衝撃が加わると、ヘッドキャリッジが移動してヨー
クに衝突し、ヘッドキャリッジが破損するおそれがある
ので、ヘッドキャリッジをロックしてヘッドキャリッジ
が移動しないようにしてヘッドキャリッジの損傷を防止
する必要がある。
【0007】しかしながら、上記ようにヘッドキャリッ
ジをロックするロック部材を駆動させる駆動手段として
ソレノイドを用いた場合、ロック機構の近傍にソレノイ
ドを設置することになり、その分装置のロック機構及び
ソレノイドの設置スペースが大きくなって小型化を図る
ことができない。そこで、本発明は上記問題を解決した
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、ディスク状記録媒体に対して情報の読み出し
又は書き込みを行うヘッドと、前記ヘッドを支持して前
記ディスク状記録媒体の半径方向に移動するヘッドキャ
リッジと、前記ヘッドキャリッジに係合して前記ヘッド
キャリッジをロックするための係合部が形成された腕部
と、該腕部の両端近傍から延在して前記係合部を支持す
る一対の支持部とを備えており、前記ヘッドキャリッジ
をロックまたはロック解除するロック部材と、前記ロッ
ク部材の前記ヘッドキャリッジに対するロック/ロック
解除動作に連動して移動する軸を備えたソレノイドと、
前記軸に係合し、前記軸の移動位置に応じて前記ロック
部材をロックまたはロック解除させる位置へ移動させる
リンク部材と、を備えてなるディスク装置であって、前
記ヘッドキャリッジの移動方向と、前記ロック部材の腕
部の延在方向と、前記ソレノイドの軸の移動方向とを略
平行に配置し、且つ前記ソレノイドを、前記ロック部材
の腕部と一対の支持部とに囲まれた空間内に配置したこ
とを特徴とするものである。
【0009】 従って、請求項1記載の発明によれば、
ヘッドキャリッジの移動方向と、ロック部材の腕部の延
在方向と、ソレノイドの軸の移動方向とを略平行に配置
し、且つソレノイドを、ロック部材の腕部と一対の支持
部とに囲まれた空間内に配置したため、限られた設置ス
ペースを有効に利用して省スペース化を図ることがで
き、ひいては装置の小型化を図ることができる。
【0010】また、上記請求項2記載の発明は、前記請
求項1記載のディスク装置であって、前記ロック部材
を、前記ヘッドキャリッジをロックするロック位置と、
前記ヘッドキャリッジのロックを解除するロック解除位
置との間で回動可能に配置すると共に、前記ロック部材
の回動中心と、前記ソレノイドの軸とを同軸上に配した
ことを特徴とするものである。従って、請求項2記載の
発明によれば、ロック部材を回動可能に配置すると共
に、ロック部材の回動中心と、ソレノイドの軸とを同軸
上に配したため、ロック部材とソレノイドの設置スペー
スをより小さく抑えて省スペース化を図ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明になるディスク装置
の一実施例のディスクカートリッジ挿入前の状態を示す
平面図である。また、図2はディスクカートリッジ装着
状態を示す平面図である。
【0012】図1及び図2に示されるように、磁気ディ
スク装置10に組み込まれた記録媒体装着装置11は、
ディスクカートリッジ(図示せず)が挿入されるディス
クホルダ12と、A,B方向に摺動してディスクホルダ
12を昇降させるスライダ14とがフレーム16上に取
り付けられている。スライダ14はフレーム16上を
A,B方向に摺動自在に設けられ、ディスクカートリッ
ジの挿入操作によりA方向に摺動してホルダ12を記録
媒体アンロード位置から記録媒体ロード位置へ降下させ
る。
【0013】フレーム16の平面16a上に突出するよ
うにフレーム16の下方から、ディスク回転用のモータ
に駆動されるターンテーブル50と、ヘッドキャリッジ
18とが設けられている。さらに、フレーム16の平面
16a上の左前側には、ディスクホルダ12内に挿入さ
れたディスクカートリッジが装着されたことを検出する
マイクロスイッチからなるディスク装着スイッチ17が
取り付けられている。このディスク装着スイッチ17
は、ディスクホルダ12の下方に配置されているので、
図1及び図2においては破線で示してある。
【0014】また、フレーム16の平面16a上には、
ヘッドキャリッジ18を駆動するヘッドキャリッジ駆動
部20と、スライダ14を係止するラッチ機構22と、
スライダ14をイジェクト方向(B方向)に駆動するオ
ートイジェクト機構24と、磁気ヘッドによる書き込み
又は読み込みが行われないときはヘッドキャリッジ18
を移動不可状態にロックするヘッドキャリッジロック機
構25とが設けられている。さらに、フレーム16の下
面側には、制御回路を有する回路基板(図示せず)が取
り付けられている。
【0015】このように、本実施の形態では、ヘッドキ
ャリッジ18の右側にヘッドキャリッジロック機構25
が設けられ、ヘッドキャリッジ18の左側にはオートイ
ジェクト機構24が配置されている。また、スライダ1
4の下面には、スライダ14の摺動動作を緩衝するダン
パ機構26と、ディスクホルダ12にディスクカートリ
ッジが間違った向きで挿入された場合、ディスクカート
リッジの挿入を阻止する誤挿入防止機構28とが設けら
れている。尚、ダンパ機構26は、従来のものと同様に
一端30aがフレーム16に係合した状態でスライダ1
4の軸29に回動可能に支持されたダンパプレート30
(図1中破線で示す)と、ダンパプレート30の他端を
回動付勢するダンパスプリング32とからなる。ダンパ
スプリング32は、一端32aがダンパプレート30の
掛止部30bに掛止され、他端32bがスライダ14の
掛止部14iに掛止される。
【0016】そして、ダンパ機構26は、スライダ14
がA方向側位置とB方向側位置との中間位置よりB方向
側に位置するときには、ダンパスプリング32のバネ力
がスライダ14をB方向に付勢しており、スライダ14
が前記中間位置よりA方向に位置するときはダンパスプ
リング32のバネ力がスライダ14をA方向に付勢する
ように動作する。
【0017】すなわち、スライダ14がB方向側の位置
からA方向側の位置へと移動するとき、ダンパ機構26
は、前半はスライダ14をB方向(スライダ14の移動
方向と逆の方向)に付勢し、後半はスライダ14をA方
向(スライダ14の移動方向と同一方向)に付勢する。
これにより、スライダ14の移動初期速度を遅くし、ス
ライダ14の移動最終速度を速くする。
【0018】スライダ14は、ラッチ機構22により係
止されており、ディスクカートリッジの挿入操作により
A方向に摺動してディスクホルダ12を記録媒体アンロ
ード位置から記録媒体ロード位置へ移動させる。ラッチ
機構22は、スライダ14を係止するラッチレバー44
と、ラッチレバー44を反時計方向に付勢するコイルバ
ネ48とからなる。
【0019】このコイルバネ48は、一端がラッチレバ
ー44に掛止され、他端がスライダ14に掛止されてお
り、ラッチレバー44を反時計方向に付勢すると共に、
スライダ14をA方向に付勢している。このように、ラ
ッチレバー44を付勢するバネとスライダ14を付勢す
るバネとを共通とすることにより部品点数を削減してい
る。
【0020】ラッチレバー44は、従来のものと同様に
ディスクカートリッジのシャッタに係合する係合部44
aと、スライダ14の立上部14gに係止される係止部
44bを有する。そして、図1に示すディスク挿入前の
状態において、ディスクカートリッジがディスクホルダ
12に挿入される際は、図2に示されるように、時計方
向に回動しながら係合部44aがディスクカートリッジ
のシャッタを開く。そして、ラッチレバー44の立上部
14gは、ディスクカートリッジがディスクホルダ12
内に挿入完了した時点でスライダ14の係止部44bに
対する係止を解除する。
【0021】これにより、スライダ14は、右側端部に
掛止されたコイルバネ48のバネ力によりA方向に摺動
してディスクホルダ12を記録媒体ロード位置へ降下さ
せる。これで、ディスクホルダ12内に挿入されたディ
スクカートリッジの磁気ディスクは、記録媒体ロード位
置に装着されてターンテーブル50により回転駆動可能
にクランプされる。
【0022】また、スライダ14は、右側端部の先端に
駆動片(保持部)14hが設けられている。この駆動片
14hは、ディスクカートリッジが装着されていないと
き、後述するようにロック部材92をヘッドキャリッジ
18をロックするロック位置に保持する。このように、
スライダ14の動作に連動してロック部材92をロック
位置に保持できるので、ディスクカートリッジが未装着
のときヘッドキャリッジ18を確実にロックすることが
できる。
【0023】また、図2に示すディスク装着状態におい
て、イジェクト釦88の操作によりイジェクト信号が入
力されると、上記のようにして装着された磁気ディスク
への書き込み、又は読み取りが終了した時点で、図1に
示されるようにオートイジェクト機構24が駆動されて
スライダ14をB方向に摺動させてディスクホルダ12
を記録媒体アンロード位置に上昇させると共に、ラッチ
レバー44に対する係止を解除する。
【0024】これにより、ラッチレバー44は、コイル
バネ48のバネ力で反時計方向に回動してディスクホル
ダ12内のディスクカートリッジをA方向にイジェクト
させる。そのため、オートイジェクト機構24では、磁
気ヘッドが書き込み又は読み取りを行っている途中でイ
ジェクト操作された場合でも、書き込み又は読み取りが
終了するまでディスクカートリッジのイジェクトが防止
される。
【0025】図3(A)(B)はオートイジェクト機構
24を拡大して示す平面図、左側面図である。図3
(A)(B)に示されるように、オートイジェクト機構
24は、スライダ14の左側端部14fに形成された立
上部52と、立上部52に当接して駆動する偏心ピン5
4を有する回転体56と、回転体56を回動させるイジ
ェクトモータ58とからなる。
【0026】立上部52はディスクカートリッジの挿入
・イジェクト方向(A,B方向)及びC,D方向に対し
て斜め方向に延在している。そのため、後述するように
回転体56の回動により偏心ピン54がスライダ14の
立上部52をイジェクト方向(B方向)に押圧する際、
立上部52はB方向の力FaとC方向の力Fbとが付与
される。
【0027】その結果、スライダ14には、反時計方向
に回動させようとする力が働き、ダンパ機構26のダン
パスプリング32のバネ力Fd、スライダ14をA方向
に付勢するコイルバネ48のバネ力Feの作用により時
計方向に回動させようとする力をキャンセルすることが
できる。そのため、スライダ14は、フレーム16の側
壁に押し付けられることが防止され、摺動抵抗が軽減さ
れる。よって、スライダ14は、スムーズにイジェクト
方向(B方向)へ摺動することができる。
【0028】また、ヘッドキャリッジ18とオートイジ
ェクト機構24との間には、ヘッドキャリッジ18から
引き出されたフレキシブル配線板34が接続されるヘッ
ドキャリッジ用コネクタ36と、オートイジェクト機構
24から引き出されたフレキシブル配線板38が接続さ
れるオートイジェクト用コネクタ40とが取り付けられ
ている。
【0029】一対のコネクタ36,40は、ヘッドキャ
リッジ18の移動方向に対して斜め方向に延在する向き
に配置され、且つ互いに対向するように平行に配置され
ている。そして、ヘッドキャリッジ用のフレキシブル配
線板34は、コネクタ36の後部側でU字状に湾曲され
てヘッドキャリッジ用コネクタ36に接続され、オート
イジェクト用のフレキシブル配線板38はコネクタ40
の前部側でU字状に湾曲されてオートイジェクト用コネ
クタ40に接続される。
【0030】このようにコネクタ36,40が、A,B
方向及びC,D方向に対して斜めとなる向きに設けられ
ているので、フレキシブル配線板34,38はU字状湾
曲部分を斜め方向に突出することになり、コネクタ3
6,40の前後方向でのスペースを有効利用することが
できる。図4は記録媒体装着装置の概略構成を示す分解
斜視図である。
【0031】図4に示されるように、ディスクホルダ1
2は、天板12aと、天板12aの両側からディスクカ
ートリッジを抱え込むように折曲されたカートリッジガ
イド部12b,12cとからなる。従って、天板12a
と両側のカートリッジガイド部12b,12cに囲まれ
た空間がカートリッジ挿入部となる。さらに、ディスク
ホルダ12の両側には、スライダ14に係合する係合ピ
ン12eが一対ずつ設けられ、ディスクホルダ12の両
側中央にはガイド部12f,12gが突出している。こ
のガイド部12f,12gは、フレーム16の側壁16
b,16cに設けられたガイド溝16d,16eに嵌合
してディスクホルダ12の昇降動作をガイドする。
【0032】そして、ディスクホルダ12は、後述する
ように昇降動作と共にヘッドアーム60の突出部60a
に当接して段階的にヘッドアーム60を降下させるよう
に回動動作する。スライダ14は、ディスクホルダ12
の上方で摺動可能に取り付けられており、J字状の平板
14aと、平板14aの両側より下方に折曲された側面
14b,14cと、側面14b,14cに設けられディ
スクホルダ12の係合ピン12eが嵌合する傾斜溝14
dと、フレーム16の両側面中央に突出する突部16f
に係合する係合孔14eとを有する。
【0033】また、フレーム16は平板16aの中央に
ターンテーブル50が取り付けられる取付孔16gが設
けられている。図5はヘッドキャリッジ機構の概略構成
を示す分解斜視図である。図5に示されるように、ヘッ
ドキャリッジ18は、先端上面に下側磁気ヘッド61を
支持するキャリッジ本体19と、先端下面に上側磁気ヘ
ッド62を支持するヘッドアーム60とを有する。
【0034】また、ヘッドキャリッジ18は、前後方向
(A,B方向)に延在するガイドシャフト66,68に
ガイドされて移動可能に設けられている。ヘッドキャリ
ッジ18の左右側面には、ガイドシャフト66,68が
摺動可能に嵌合する軸受け部18a,18bが設けられ
ている。尚、軸受部18aは、メインのガイドシャフト
66が貫通する円形の孔からなり、ヘッドキャリッジ1
8の左右方向、高さ位置を規制するためのメインの軸受
けである。また、軸受部18bは、ガイドシャフト68
が嵌合するコ字状に形成された軸受けであるので移動方
向及び左右方向を規制せず、ヘッドキャリッジ18の高
さ位置のみを規制する。
【0035】ヘッドキャリッジ18は、後述するキャリ
ッジ移動機構のボイスコイルモータ64からの駆動力に
よりガイドシャフト66及びガイドシャフト68にガイ
ドされてA,B方向に移動する。これにより、ヘッドキ
ャリッジ18に支持された磁気ヘッド61,62は、デ
ィスクカートリッジ内に収納された磁気ディスク(図示
せず)の所望とするトラックに摺接させて磁気記録・再
生を行うことができる。
【0036】キャリッジ本体19のA,B方向に延在す
る腕部19aに上面にロアサスペンション70が取付板
72との間に挟持されて固定され、板バネからなるロア
サスペンション70にはロアブロック73を介して下側
磁気ヘッド61が取り付けられている。また、下側磁気
ヘッド61には、フレキシブル配線板34が半田付けさ
れる。
【0037】ヘッドアーム60は、キャリッジ本体19
の基部19bに板バネ74を介して固定され、板バネ7
4の端部が取付板76により基部19bに固定される。
そのため、ヘッドアーム60は、板バネ74による上下
方向に回動可能に支持されると共に、トーションバネ7
7により下方に回動付勢される。また、ヘッドアーム6
0の先端に取り付けられた上側磁気ヘッド62には、フ
レキシブル配線板34aが半田付けされる。尚、フレキ
シブル配線板34aは、キャリッジ本体19の後端でフ
レキシブル配線板34に接続されている。
【0038】また、キャリッジ本体19の基部19b
は、左右両側に凹部19c,19dを有し、凹部19
c,19dにはコイル78が取り付けられる。コイル7
8の内部空間には、センタヨーク80が挿通される。そ
して、センタヨーク80は、両端がサイドヨーク82の
両側部82a,82bに結合されてヘッドキャリッジ1
8の移動方向(A,B方向)に延在する向きに保持され
る。さらに、サイドヨーク82は、両側部82a,82
bの下面に板状のマグネット84が取り付けられる。
【0039】そのため、キャリッジ本体19のコイル7
8は、上部がセンタヨーク80とマグネット84との間
に介在するように組み込まれ、マグネット84の磁力に
対する電磁的な反発力によってA,B方向への駆動力が
付与される。従って、上記コイル78と、センタヨーク
80と、サイドヨーク82と、マグネット84とにより
ボイスコイルモータ64が構成されている。
【0040】図6は磁気ディスク装置の正面図である。
図6に示されるように、フレーム14の前側端部には、
ディスク挿入口86を有する前面ベゼル87が取り付け
られている。また、前面ベゼル87の下部右側には、イ
ジェクト釦88が設けられている。イジェクト釦88
は、前面ベゼル87の内側に配されたイジェクトスイッ
チ(図示せず)を押圧してイジェクト信号を出力させる
ように取り付けられている。
【0041】また、前面ベゼル87の裏側には、ディス
ク挿入口86を内側から閉塞するフラップ89が開閉方
向に回動可能に設けられている。さらに、ディスク挿入
口86の上側に配された小孔90は、オートイジェクト
機構24が故障した場合、外部からロッドを挿入してス
ライダ14の前端に設けられた立上部14jをB方向に
押圧してイジェクト動作させるためのものである。
【0042】図7はディスクホルダ12とスライダ14
とが組み合わされたディスク挿入・イジェクト状態を示
す側面図である。図7に示されるように、スライダ14
の傾斜溝14dには、ディスクホルダ12の係合ピン1
2eが嵌合しているため、スライダ14の摺動動作によ
り係合ピン12eが傾斜溝14dに沿って駆動される。
そのため、スライダ14がディスクカートリッジの挿入
操作によりカートリッジ装着位置からB方向に摺動して
カートリッジ挿入・イジェクト位置に至ると、ディスク
ホルダ12は記録媒体アンロード位置に上昇する。
【0043】また、スライダ14がイジェクト操作によ
りカートリッジ挿入・イジェクト位置からA方向に摺動
してカートリッジ装着位置に至ると、ディスクホルダ1
2は記録媒体ロード位置に降下する。従って、ディスク
ホルダ12とスライダ14とにより記録媒体移送機構が
構成されている。図8は本発明の要部を構成するヘッド
キャリッジロック機構25を拡大して示す平面図であ
る。また、図9はヘッドキャリッジロック機構25の分
解斜視図である。
【0044】図8及び図9に示されるように、ヘッドキ
ャリッジロック機構25は、大略、ロック部材92と、
リフタ(ヘッドアーム移動部材)94と、リンク部材9
6と、ソレノイド98とを有する。また、ヘッドキャリ
ッジロック機構25は、後述するようにディスクカート
リッジが装着されるまでヘッドキャリッジ18を移動不
可状態にロックし、ディスクモータの回転が開始されて
から所定時間経過した後に、ヘッドアーム60をロード
位置に移動させると共に、ヘッドキャリッジ18のロッ
クを解除させるように動作する。
【0045】ロック部材92は、四角形の枠状に形成さ
れ、前板92aと後板92bとの間にA,B方向に延在
する左側腕部92c、右側腕部92dが装架されてい
る。そして、ロック部材92は、ヘッドキャリッジ18
に近接する左側腕部92cにヘッドキャリッジ18の係
合部18cに係合するラック92eを有する。また、ロ
ック部材92は、前板92a及び後板92bがソレノイ
ド98の軸線を回動軸として揺動可能に取り付けられ、
右側腕部92dにはスライダ14の右側端部に形成され
た駆動片14hに当接する当接部92fを有する。その
ため、ロック部材92の回動中心は、ソレノイド98の
軸98aの中心と同軸となるように取り付けられる。
【0046】ロック部材92は、前板92a中央には、
ソレノイド98の軸98aが挿通される孔92gが貫通
しており、この孔92gにはベース102の支持部10
2aの軸受部102bが嵌合する。また、後板92bに
は、ベース102の支持部102cの軸受部102dが
嵌合する円形凹部(図8及び図9では隠れて見えない)
が設けられている。従って、ロック部材92は、ベース
102の支持部102a及び102cにより回動可能に
支持される。
【0047】また、ロック部材92は、ソレノイド98
が取り付けられるベース102に掛止されたトーション
バネ104により時計方向(F方向)に付勢される。こ
のように、ロック部材92は、ディスクカートリッジが
装着される前はスライダ14の駆動片14hが当接部9
2fを押し上げることにより反時計方向(E方向)に回
動し、ラック92eをヘッドキャリッジ18の係合部1
8cに係合させてヘッドキャリッジ18を移動不可状態
にロックする。
【0048】そして、ディスクカートリッジが装着され
ると、スライダ14がA方向に摺動して駆動片14hが
当接部92fから離間するため、ロック部材92は、ト
ーションバネ104のバネ力により時計方向(F方向)
に回動する。これにより、ロック部材92のラック92
eがヘッドキャリッジ18の係合部18cから離間して
ヘッドキャリッジ18に対するロックが解除され、ヘッ
ドキャリッジ18はA,B方向に移動可能となる。
【0049】そして、ソレノイド98は、支持部102
aと102cとの間に設置され、側面が側板102eの
ネジ孔102fに螺入されるビス103により固定され
る。このように、四角形の枠状に形成されたロック部材
92は、ソレノイド98の周囲を囲むように取り付けら
れるため、設置スペースを有効に利用することができ、
省スペース化を促進できる。
【0050】また、ベース102の支持部102aの前
には、リンク部材96を保持するための一対の保持部1
02gが突出している。リンク部材96は、保持部10
2gに回動可能に保持された軸96a,96bを有す
る。また、リンク部材96は、一端にリフタ94に当接
する第1当接部96c及び他端にロック部材92の右側
当接部92hに当接する第2当接部96dを有し、中央
部にソレノイド98の軸98aの端部に形成された凹部
98bに係合する係合部96eを有する。
【0051】そのため、リンク部材96は、ディスクカ
ートリッジ装着によりソレノイド98の軸98aが電磁
力で吸引されると、B方向に摺動することにより軸98
aに係合する係合部96eが摺動方向(H方向)に駆動
されて揺動する。これにより、第2当接部96dが下方
に回動するため、第2当接部96dによるロック部材9
2の右側当接部92hへの押圧が解除され、ロック部材
92は、トーションバネ104のバネ力によりロック解
除位置(F方向)に回動する。
【0052】リフタ94は、ディスクホルダ12の天板
に設けられた一対の支持部106により回動自在に支持
され、且つディスクホルダ12の天板に設けられたトー
ションバネ107のバネ力により時計方向(J方向)に
付勢される。また、リフタ94は、両端に支持部106
と一体に突出形成された軸(図9において隠れて見えな
い)により回動可能に支持される軸孔94a,94b
と、A,B方向に延在してヘッドアーム60の突出部6
0aに当接する当接部94cと、後部側に延在する駆動
片94dとを有する。
【0053】駆動片94dは、リンク部材96の第1当
接部96cの上方に対向する位置に延在するように設け
られている。そのため、ディスクカートリッジ装着によ
りソレノイド98の軸98aが電磁力で吸引されると、
リンク部材96は軸98aの摺動方向(H方向)に回動
して第1当接部96cがリフタ94の駆動片94dを押
し上げる。これにより、リフタ94は反時計方向(I方
向)に回動してヘッドアーム60を降下させ、磁気ヘッ
ド61,62をディスクに近接させて書き込み及び読み
込み可能な状態とする。
【0054】また、ディスクカートリッジのイジェクト
時、リフタ94はトーションバネ107のバネ力により
時計方向(J方向)に回動すると、駆動片94dがリン
ク部材96の第1当接部96cを下方に押圧すると共
に、第2当接部96dを上方に回動させる。これによ
り、リンク部材96は、ロック部材92の右側当接部9
2hを上方に押し上げてロック部材92を反時計方向
(E方向)に回動させてヘッドキャリッジ18をロック
するロック位置に移動させる。
【0055】また、リフタ94の駆動片94dの上方に
は、フレーム16に固定された押圧部材108が設けら
れている。この押圧部材108は、イジェクト時にリフ
タ94の上動動作により駆動片94dに当接する。そし
て、リフタ94は、上記トーションバネ107のバネ力
により時計方向(J方向)、すなわちヘッドアーム60
を上昇させる方向に付勢されている。しかしながら、外
部からの衝撃や振動が伝播された場合、トーションバネ
107のバネ力よりも大きな力がヘッドアーム60に作
用すると、磁気ヘッド61,62が衝突して損傷してし
まう可能性がある。
【0056】そのため、イジェクト状態では、駆動片9
4dが押圧部材108に当接しているので、リフタ94
が回動しようとすると、押圧部材108により駆動片9
4dの回動が阻止されてヘッドアーム60の降下動作を
制限して磁気ヘッド61,62の衝突を防止する。ここ
で、上記ロック部材92及びソレノイド98の取付け手
順について説明する。図10(A)〜(G)はロック部
材92及びソレノイド98の取付け手順を示す工程図で
ある。
【0057】手順1:図10(A)に示されるように、
ベース102の支持部102aと102cとの間にロッ
ク部材92を降下させる。 手順2:図10(B)に示されるように、ロック部材9
2の前板92aの中央がベース102の支持部102a
の軸受部102bに対向し、且つロック部材92の後板
92bの中央が支持部102cの軸受部102dに対向
する。
【0058】手順3:図10(C)に示されるように、
ロック部材92をB方向にスライドさせてロック部材9
2の前板92aの孔92gに支持部102aの軸受部1
02bが嵌合し、且つロック部材92の後板92bの凹
部(図示せず)に支持部102cの軸受部102dが嵌
合する。これで、ロック部材92は、ベース102の支
持部102a,102cにより回動可能に支持される。
【0059】手順4:図10(D)に示されるように、
ソレノイド98を四角形の枠状に形成されたロック部材
92の内部空間の上方に位置させる。 手順5:図10(E)に示されるように、ソレノイド9
8をロック部材92の内部空間に収容されるように降下
させてベース102上に載置する。 手順6:図10(F)に示されるように、ソレノイド9
8の側面に対向する側板102eのネジ孔102f及び
ソレノイド98の側面にビス103を螺入させてソレノ
イド98をベース102に固定する。
【0060】このように、ソレノイド98をベース10
2上に固定されると、ソレノイド98の周囲を囲むよう
に取り付けられたロック部材92は、A,B方向に移動
が制限されて取外し不可状態となる。 手順7:図10(G)に示されるように、軸98aをロ
ック部材92の前板92aの孔92gからB方向に移動
させてソレノイド98の内部に挿入する。これで、ロッ
ク部材92及びソレノイド98の取付作業が終了する。
【0061】このように、ロック部材92の内部空間に
ソレノイド98を配置することによりスペース効率を高
めることができると共に、ソレノイド98が固定される
ことによりロック部材92も回動可能に支持された状態
に保持できるので、組み立て作業を簡略化できる。ここ
で、上記ロック部材92のラック92e及びヘッドキャ
リッジ18の係合部18cの形状について説明する。
【0062】尚、ロック部材92のラック92e及びヘ
ッドキャリッジ18の係合部18cの歯の形状を夫々三
角形状とする場合、係合部18cの強度を確保するた
め、複数の歯が設けられる。ところが、ラック92e及
び係合部18cの歯の形状を三角形状とすると、例えば
ラック92e及び係合部18cの歯の頂点同士が当接す
ることがある。このように複数の歯の頂点同士が同時に
当接すると、ラック92eのピッチ誤差が原因となっ
て、一つの歯と歯との間に2つの歯の先端部分だけが嵌
まった状態となってしまい、ヘッドキャリッジ18を十
分にロックすることができないといった問題が生じる。
【0063】このような問題を解消するため、本発明の
実施の形態では、ラック92e及び係合部18cの歯の
形状を以下のように形成した。図11(A)〜(D)は
ロック部材92のラック92eとヘッドキャリッジ18
の係合部18cとが噛み合う動作を拡大して示す平面図
である。図11(A)に示されるように、ディスクカー
トリッジが装着されると、ロック部材92のラック92
eがヘッドキャリッジ18の係合部18cから離間す
る。ラック92eの歯110は先端110aが三角形状
とされ、先端110aを支持する支持部110bが直線
状の平面とされている。また、歯110と歯110との
間には、台形状に凹部112が形成されている。
【0064】また、ヘッドキャリッジ18の係合部18
cは、強度確保のため、2つの歯114と116とが一
体的に形成されている。係合部18cの歯114と11
6との間隔は、ラック92eの歯110と同一ピッチと
なるように形成されている。また、係合部18cの歯1
14,116は、ラック92eの歯110と同様な形状
とされており、先端114a,116aが三角形状とさ
れ、先端114a,116aを支持する支持部114
b,116bが直線状の平面とされている。
【0065】そして、右側の歯116の先端116a
は、左側の歯114の先端114aよりも距離Sだけ突
出している。そのため、図11(B)に示されるよう
に、ロック部材92がC方向に移動するとき、ラック9
2eの歯110は先端110aが歯116の先端116
aに突き合わされても歯114の先端114aが歯11
0の先端110aから離間している。
【0066】図11(C)に示されるように、さらにロ
ック部材92がC方向に移動すると、右側の歯116の
先端116aは、ラック92eの歯110の先端110
aの傾斜面に沿って横方向(A方向)に移動しながら係
合するように動作する。そのため、左側の歯114の先
端114aも歯116の先端116aにガイドされて横
方向に移動し、歯110の先端110aからずれた位置
に移動する。
【0067】よって、最初に歯116の先端116aの
係合し、僅かに遅れて歯114の先端114aに係合す
る。これにより、歯114,116の先端114a,1
16aが同時にラック92eに噛み合うことが防止され
る。図11(D)に示されるように、さらにロック部材
92がC方向に移動すると、係合部18cの歯114,
116は、ラック92eの歯110間の凹部112内に
嵌合する。これにより、歯の形状が同一高さの三角形状
とされた場合のように一つの歯と歯との間に2つの歯の
先端部分だけが嵌まった状態となることがなく、ラック
92eによりヘッドキャリッジ18の係合部18cを確
実にロックすることができる。
【0068】また、歯110と歯114,116は、夫
々平面形状の支持部100bと支持部114b,116
bとが当接するため、大きな荷重にも耐えることがで
き、ロック状態での強度が確保されている。ここで、デ
ィスクカートリッジの装着動作及びイジェクト動作と共
に上記のように構成されたヘッドキャリッジロック機構
25の動作について図12及び図13を併せ参照して説
明する。
【0069】尚、図12(A)はディスクカートリッジ
装着前及びイジェクト時のヘッドキャリッジロック機構
25の状態を示す正面図、図12(B)はディスクカー
トリッジ装着時のヘッドキャリッジロック機構25の状
態を示す正面図、図12(C)は記録再生時のヘッドキ
ャリッジロック機構25の状態を示す正面図である。ま
た、図13(A)はディスクカートリッジ装着前及びイ
ジェクト時のリンク部材96の状態を示す側面図、図1
3(B)はディスクカートリッジ装着時のリンク部材9
6の状態を示す側面図、図13(C)は記録再生時のリ
ンク部材96の状態を示す側面図である。
【0070】 ディスクカートリッジ装着前 図12(A)及び図13(A)に示されるように、ディ
スクカートリッジ装着前は、ディスクホルダ12が上動
しており、リフタ94がトーションバネ107のバネ力
により時計方向(J方向)に回動している。そのため、
ヘッドアーム60は、リフタ94によりアンロード位置
に上動しており、磁気ヘッド61と62が大きく離間し
た状態に保持されている。
【0071】このとき、ソレノイド98の軸98a及び
リンク部材96は、移動を規制されておらず、移動自在
なフリー状態にある。これと共に、図8に示されるよう
にスライダ14がB方向に変位しているので、スライダ
14の駆動片14hがロック部材92の当接部92fを
上方に押圧している。そのため、ロック部材92は、反
時計方向(E方向)に回動し、ラック92eをヘッドキ
ャリッジ18の係合部18cに係合させてヘッドキャリ
ッジ18を移動不可状態にロックする。これにより、ヘ
ッドキャリッジ18は、外部からの衝撃が加えられても
勝手に移動せず、摺動して損傷することが防止される。
【0072】ディスクカートリッジ装着前には、ソレノ
イド98の軸98aがA方向に移動することにより、リ
ンク部材96を介してロック部材92をE方向に回動駆
動するのではなく、スライダ14の駆動片14hがロッ
ク部材92をE方向に駆動する構成としたので、ソレノ
イド98の軸98aを励磁解除時にA方向へ移動させる
必要がなく、ソレノイド98の軸98aをA方向へ付勢
する付勢手段が不要になった。よって、ソレノイド98
の軸98aのB方向への摺動負荷が減り、これにより、
ソレノイド98の駆動(励磁)電流を小さくすることが
でき、消費電力の低減に有利である。
【0073】また、リフタ94は、駆動片94dが押圧
部材108に当接しており、I方向への回動が阻止され
ている。その結果、ヘッドアーム60は、外部からの衝
撃が加えられても降下動作が制限されて磁気ヘッド6
1,62の衝突が防止される。 ディスクカートリッジ装着動作途中 図2に示されるように、ディスクカートリッジがディス
クホルダ12に挿入されると、ディスクカートリッジに
押圧されたラッチレバー44が時計方向に回動してスラ
イダ14に対する掛止が解除される。これにより、スラ
イダ14は、A方向に摺動してディスクホルダ12を記
録媒体ロード位置に降下させる。
【0074】図12(B)及び図13(B)に示される
ように、スライダ14がA方向に摺動することにより、
スライダ14の駆動片14hがロック部材92の当接部
92fから離間して当接部92fへの押圧を解除する。
また、ディスクホルダ12が記録媒体ロード位置に降下
すると、ディスクホルダ12に設けられたリフタ94も
降下するため、ヘッドアーム60がアンロード位置とロ
ード位置との中間位置に降下する。しかしながら、上側
磁気ヘッド61は磁気ディスクから離間した位置にあ
る。
【0075】このとき、リフタ94は、降下する過程で
リフタ94の駆動片94dがリンク部材96の第1当接
部96cに駆動されてI方向に回動する。これによっ
て、ヘッドアーム60が降下し、上側磁気ヘッド62と
ディスク118との離間距離が小さくなる(0.5〜
1.5mm程度)。このようにディスクカートリッジの
装着時に上側磁気ヘッド62とディスク118との離間
距離を小さくすることによって、後述するヘッドロード
時のヘッド降下スピードを低くすることができる。その
ため、ディスクカートリッジ装着時に上側磁気ヘッド6
2及びディスク118にかかる衝撃を小さくすることが
でき、ディスク118の損傷を防止できる。
【0076】また、リフタ94の駆動片94dは、押圧
部材108から離間してリンク部材96の第1当接部9
6cに当接する位置に移動する。リンク部材96は、リ
フタ94の駆動片94dによりG方向に移動する。この
とき、リンク部材96に係合しているソレノイド98の
軸98aは、A方向に摺動している。そのため、リンク
部材96は、第2当接部96dが起立してロック部材9
2の右側当接部92hが上方に押圧されている。
【0077】よって、ロック部材92は、反時計方向
(E方向)に回動したロック位置の保持されており、ラ
ック92eをヘッドキャリッジ18の係合部18cに係
合させてヘッドキャリッジ18をロックする。これによ
り、ディスクカートリッジ内の磁気ディスクが下側磁気
ヘッド62に近接した状態にあるものの、ヘッドキャリ
ッジ18はロック部材92によりロックされているの
で、外部からの衝撃が加えられても移動せず、摺動して
磁気ディスクを損傷させない。 ディスクカートリッジ装着時 ディスクホルダ12に挿入されたディスクカートリッジ
が装着されると、ターンテーブル50を駆動するディス
クモータが回転駆動される。ディスク装着後、図12
(C)及び図13(C)に示されるように、ディスクモ
ータの回転が所定の高速回転に達した時点で、ソレノイ
ド98が励磁されて軸98aがB方向に吸引される。そ
の結果、軸98aに係合するリンク部材96が時計方向
(H方向)に回動して第2当接部96dがロック部材9
2の右側当接部92hから下方に離間する。
【0078】そのため、ロック部材92は、トーション
バネ104のバネ力により時計方向(F方向)に回動し
てラック92eがヘッドキャリッジ18の係合部18c
から離間する。よって、ヘッドキャリッジ18は、ロッ
ク部材92によるロックが解除され、ディスク半径方向
(A,B方向)に移動可能となる。これと同時に、リン
ク部材96の第1当接部96cが上動してリフタ94の
駆動片94dを押し上るため、リフタ94は反時計方向
(I方向)に回動してヘッドアーム60をロード位置に
降下させる。これで、磁気ヘッド61,62が高速回転
する磁気ディスクに近接して書き込み又は読み込みが行
なえる。
【0079】尚、上記のようにヘッドアーム60が段階
的に降下するため、磁気ヘッド61がロード位置に降下
する速度が減速され、且つ高速回転する磁気ディスクに
より空気浮上力が得られてロード位置に変位するため、
ディスク装着動作により磁気ディスクを損傷させること
がない。 イジェクト時 図12(C)及び図13(C)に示すディスク装着状態
において、イジェクト釦88が押圧操作されると、全面
ベゼル87の内側に配されたイジェクトスイッチがオン
になり、イジェクト信号が出力される。このようにイジ
ェクト信号が出力された後、磁気ヘッド61,62によ
る書き込み及び読み込みが終了した時点でソレノイド9
8の励磁が解除される。そして、図12(B)及び図1
3(B)に示されるように、リフタ94はトーションバ
ネ107のバネ力により時計方向(J方向)に回動して
ヘッドアーム60をアンロード位置に上昇させる。
【0080】これと同時に、図12(B)及び図13
(B)に示されるように、軸98aに係合するリンク部
材96がリフタ94の駆動片94dに駆動されて反時計
方向(G方向)に回動して軸98aをA方向に復帰させ
る。そのため、リンク部材96の第2当接部96dが上
方向に回動してロック部材92の右側当接部92hを上
方に押圧する。
【0081】その結果、ロック部材92は、トーション
バネ104のバネ力に抗して反時計方向(E方向)に回
動し、ラック92eがヘッドキャリッジ18の係合部1
8cに係合してヘッドキャリッジ18をロックする。こ
れで、イジェクト動作時に衝撃が加えられてもヘッドキ
ャリッジ18の移動が阻止されてヘッドキャリッジ18
及びディスクの損傷が防止される。
【0082】また、ソレノイド98が励磁されることに
より、ヘッドアーム60をアンロード位置へと移動さ
せ、ヘッドキャリッジ18の移動を阻止するように構成
したので、停電時などにも確実にヘッドキャリッジ18
及びディスクの損傷が防止される。次にディスクモータ
の駆動が停止されてターンテーブル50及ぶディスクの
回転が停止する。
【0083】続いて、オートイジェクト機構24のイジ
ェクトモータ58が回転駆動されて偏心ピン54を有す
る回転体56を時計方向に一回転させる。そのため、偏
心ピン54がスライダ14の立上部52をイジェクト方
向に押圧する。これにより、スライダ14はB方向に摺
動すると共に、図7に示すようにディスクホルダ12を
記録媒体アンロード位置に上昇させる。
【0084】これと同時にスライダ14に設けられた駆
動片14hは、ロック部材92の当接部92fに当接す
る。そのため、ロック部材92はヘッドキャリッジ18
をロックするロック位置に保持される。そして、スライ
ダ14がB方向に摺動してラッチレバー44に対する掛
止が解除されると、ラッチレバー44は反時計方向に回
動してディスクカートリッジをA方向にイジェクトす
る。
【0085】ここで、上記磁気ディスク装置10の制御
回路120の動作制御について説明する。図14は制御
回路120に接続される各機器を示すブロック図であ
る。図14に示されるように、制御回路(駆動制御手
段)120には、上記ディスク装着スイッチ17、磁気
ヘッド61,62、イジェクトモータ58、ボイスコイ
ルモータ64、ソレノイド98が接続されている。さら
に、制御回路120には、この他に全面ベゼル87の内
側に配されイジェクト釦88が押圧操作されるとオンに
切り替わるイジェクトスイッチ122と、ターンテーブ
ル50を回転駆動させるディスクモータ124とが接続
されている。
【0086】図15は制御回路120が実行する制御処
理のフローチャートである。図15に示されるように、
制御回路120は、ステップS11(以下「ステップ」
を省略する)でディスク装着スイッチ17がオンになる
と、ディスクカートリッジが装着されたものと判断し
て、S12に進み、ディスクモータ124を回転駆動さ
せる。
【0087】ディスクモータ124の回転によりスライ
ダ14及びディスクホルダ12の装着動作によりターン
テーブル50に装着された磁気ディスクが高速回転す
る。次のS13では、所定時間T1が経過したかどうか
をチェックする(タイマ手段)。この所定時間T1が経
過する間にディスクモータ124の回転が上がりディス
ク回転数が所定の高速回転に達する。
【0088】S13で所定時間T1が経過すると、S1
4に進み、ソレノイド98を励磁する。そのため、ソレ
ノイド98が励磁されて軸98aがB方向に吸引される
と、図12(C)及び図13(C)に示されるように、
軸98aに係合するリンク部材96が時計方向(H方
向)に回動して第2当接部96dがロック部材92の右
側当接部92hから下方に離間する。
【0089】これにより、ロック部材92は、トーショ
ンバネ104のバネ力により時計方向(F方向)に回動
してラック92eがヘッドキャリッジ18の係合部18
cから離間する。よって、ヘッドキャリッジ18は、ロ
ック部材92によるロックが解除され、ディスク半径方
向(A,B方向)に移動可能となる。これと同時に、リ
ンク部材96の第1当接部96cが上動してリフタ94
の駆動片94dを押し上るため、リフタ94は反時計方
向(I方向)に回動してヘッドアーム60をロード位置
に降下させる。
【0090】次のS15では、ボイスコイルモータ64
を駆動させて磁気ヘッド61,62をディスク半径方向
に移動させて磁気ヘッド61,62による書き込み又は
読み取りが行なわれる。続いて、S16においては、イ
ジェクトスイッチ122がオンに操作されたかどうかを
チェックする。イジェクト釦88が押圧操作されて、イ
ジェクトスイッチ122がオンになると、S17に進
み、磁気ヘッド61,62による書き込み又は読み取り
が終了したことを確認する。
【0091】従って、S17では、磁気ヘッド61,6
2による書き込み又は読み取りが終了するまで待機して
おり、書き込み又は読み取りが終了した時点で、S18
に移行してソレノイド98の励磁を解除する。これによ
り、図12(B)及び図13(B)に示されるように、
リフタ94はトーションバネ107のバネ力により時計
方向(J方向)に回動してヘッドアーム60をアンロー
ド位置に上昇させる。
【0092】これと同時に、図12(B)及び図13
(B)に示されるように、軸98aに係合するリンク部
材96が反時計方向(G方向)に回動して軸98aをA
方向に復帰させる。そのため、リンク部材96の第2当
接部96dが上方向に回動してロック部材92の右側当
接部92hを上方に押圧する。そして、ロック部材92
は、トーションバネ104のバネ力に抗して反時計方向
(E方向)に回動し、ラック92eがヘッドキャリッジ
18の係合部18cに係合してヘッドキャリッジ18を
ロックする。
【0093】S19では、時間T2が経過したかどうか
をチェックする。この時間T2が経過する間にヘッドキ
ャリッジ18のロック動作が終了する。そして、時間T
2が経過した時点でS20に進み、ディスクモータ12
4の回転駆動を停止させる。次のS21では、時間T3
が経過したかどうかをチェックする。この時間T3が経
過する間にディスクモータ124の慣性による回転が停
止する。そして、時間T3が経過した時点でS22に進
み、イジェクトモータ58を駆動させてオートイジェク
ト機構24の偏心ピン54を有する回転体56を時計方
向に一回転させる。そのため、偏心ピン54がスライダ
14の立上部52をイジェクト方向に押圧してスライダ
14をB方向に摺動させる。
【0094】これにより、図7に示すようにディスクホ
ルダ12は記録媒体アンロード位置に上昇する。そし
て、スライダ14がB方向に摺動してラッチレバー44
に対する掛止が解除されると、ラッチレバー44は反時
計方向に回動してディスクカートリッジをA方向にイジ
ェクトする。尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を
例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の例え
ば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置あるいは
メモリカード等のカード状の記録媒体が装着される記録
再生装置等にも適用できるのは勿論である。
【0095】また、上記実施例では、スライダがディス
クホルダの上方を摺動する構成を一例として説明した
が、これに限らず、例えばスライダがディスクホルダの
下方を摺動する構成のものにも本発明を適用することが
できる。また、上記実施例では、ロック部材92の回動
中心とソレノイド98の軸98aの中心とが同軸上に配
されるものとしたが、これに限らず、ロック部材92の
回動中心とソレノイド98の軸98aの中心とがずれた
位置で平行となるように配置するようにしても良いのは
勿論である。
【0096】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ヘッドキャリッジの移動方向と、ロック部材の腕部
の延在方向と、ソレノイドの軸の移動方向とを略平行に
配置し、且つソレノイドを、ロック部材の腕部と一対の
支持部とに囲まれた空間内に配置したため、限られた設
置スペースを有効に利用して省スペース化を図ることが
でき、ひいては装置の小型化を図ることができる。
【0097】また、請求項2記載の発明によれば、ロッ
ク部材を回動可能に配置すると共に、ロック部材の回動
中心と、ソレノイドの軸とを同軸上に配したため、ロッ
ク部材とソレノイドの設置スペースをより小さく抑えて
省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例のディス
クカートリッジ挿入前の状態を示す平面図である。
【図2】ディスクカートリッジ装着状態を示す平面図で
ある。
【図3】オートイジェクト機構24を拡大して示す図で
ある。
【図4】記録媒体装着装置の概略構成を示す分解斜視図
である。
【図5】ヘッドキャリッジ機構の概略構成を示す分解斜
視図である。
【図6】磁気ディスク装置の正面図である。
【図7】ディスクホルダ12とスライダ14とが組み合
わされたディスク挿入・イジェクト状態を示す側面図で
ある。
【図8】本発明の要部を構成するヘッドキャリッジロッ
ク機構25を拡大して示す平面図である。
【図9】ヘッドキャリッジロック機構25の分解斜視図
である。
【図10】ロック部材92及びソレノイド98の取付け
手順を示す工程図である。
【図11】ロック部材92のラック92eとヘッドキャ
リッジ18の係合部18aとが噛み合う動作を拡大して
示す平面図である。
【図12】ヘッドキャリッジロック機構25の動作状態
を示す正面図である。
【図13】リンク部材96の動作状態を示す側面図であ
る。
【図14】制御回路120に接続される各機器を示すブ
ロック図である。
【図15】制御回路120が実行する制御処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 磁気ディスク装置 11 記録媒体装着装置 12 ディスクホルダ 14 スライダ 16 フレーム 17 ディスク装着スイッチ 18 ヘッドキャリッジ 20 ヘッドキャリッジ駆動部 22 ラッチ機構 24 オートイジェクト機構 25 ヘッドキャリッジロック機構 26 ダンパ機構 28 誤挿入防止機構 30 ダンパプレート 32 ダンパスプリング 34,38 フレキシブル配線板 36,40 コネクタ 44 ラッチレバー 46 トーションバネ 52 立上部 54 偏心ピン 56 回転体 58 モータ 60 ヘッドアーム 61 下側磁気ヘッド 62 上側磁気ヘッド 64 ボイスコイルモータ 78 コイル 80 センタヨーク 82 サイドヨーク 84 マグネット 86 ディスク挿入口 87 前面ベゼル 88 イジェクト釦 92 ロック部材 94 リフタ 96 リンク部材 98 ソレノイド 102 ベース 104,107 トーションバネ 120 制御回路 122 イジェクトスイッチ 124 ディスクモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/24 G11B 21/02 - 21/06 G11B 21/12 - 21/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に対して情報の読み
    出し又は書き込みを行うヘッドと、 前記ヘッドを支持して前記ディスク状記録媒体の半径方
    向に移動するヘッドキャリッジと、 前記ヘッドキャリッジに係合して前記ヘッドキャリッジ
    をロックするための係合部が形成された腕部と、該腕部
    の両端近傍から延在して前記係合部を支持する一対の支
    持部とを備えており、前記ヘッドキャリッジをロックま
    たはロック解除するロック部材と、前記ロック部材の前記ヘッドキャリッジに対するロック
    /ロック解除動作に連動して移動する軸を備えた ソレノ
    イドと、前記軸に係合し、前記軸の移動位置に応じて前記ロック
    部材をロックまたはロック解除させる位置へ移動させる
    リンク部材と、 を備えてなるディスク装置であって、 前記ヘッドキャリッジの移動方向と、前記ロック部材の
    腕部の延在方向と、前記ソレノイドの軸の移動方向とを
    略平行に配置し、且つ前記ソレノイドを、前記ロック部
    材の腕部と前記一対の支持部とに囲まれた空間内に配置
    したことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のディスク装置であっ
    て、 前記ロック部材を、前記ヘッドキャリッジをロックする
    ロック位置と、前記ヘッドキャリッジのロックを解除す
    るロック解除位置との間で回動可能に配置すると共に、
    前記ロック部材の回動中心と、前記ソレノイドの軸とを
    同軸上に配したことを特徴とするディスク装置。
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