JP3495997B2 - 道路橋用伸縮装置 - Google Patents

道路橋用伸縮装置

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JP3495997B2 JP2001112304A JP2001112304A JP3495997B2 JP 3495997 B2 JP3495997 B2 JP 3495997B2 JP 2001112304 A JP2001112304 A JP 2001112304A JP 2001112304 A JP2001112304 A JP 2001112304A JP 3495997 B2 JP3495997 B2 JP 3495997B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は橋梁や高架道路に適
用する道路橋用伸縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路橋用伸縮装置として、フィンガージ
ョイントと呼ばれるものが知られている。これは、図9
に示すように、相対向する縦板(ウェブプレート)a
と、各縦板aの上に溶接された片側櫛歯状の横板(フェ
イスプレート)bとを備え、互いの櫛歯が遊隙cを存し
て噛み合うように組み合わされている。一方の縦板aに
は樋dが固定され、他方の縦板aには導水板eが固定さ
れていて、遊隙cから落下する雨水は樋dで受けられ
る。導水板eは雨水を樋dに導く働きをする。
【0003】しかし、上記フィンガージョイントの排水
構造では、雨水が樋dから溢れて道路橋下に落下すると
いう問題がある。これは、橋面の砂や小石その他の異物
が遊隙cから樋dに落下して、樋dによる排水が妨げら
れるためであり、あるいは樋dに砂等が堆積して樋dが
浅くなり、雨水の量が排水できる水量を越えるようにな
るためである。
【0004】また、上記遊隙cから落下した異物が相対
する縦板a,a間に詰まり、当該伸縮装置の伸縮性を阻
害するという問題がある。
【0005】また、車両の走行音が遊隙cから縦板a,
a間を通って橋下に伝わり易く、橋下での騒音が大きい
という問題がある。
【0006】特に、道路橋本体のスパンが長い長大橋に
なると、伸縮装置の伸縮許容量を大きくする必要から遊
隙cが広くなるため、上記漏水、騒音、伸縮性阻害の問
題が大きくなる。
【0007】これに対して、上記樋に代えて、上記縦板
間をゴムシール材によって塞ぐこともなされているが、
この縦板間は広いことから、多量のゴムを要し、また、
縦板に接着したゴムシール材が老化等によって剥離し
て、漏水を招く不具合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
縦板間からの漏水をより確実に防止できるようにするこ
とにある。
【0009】また、本発明の別の課題は、上記騒音、伸
縮性阻害の問題を解決することにある。
【0010】また、本発明の課題は、多量のゴムシール
材を用いることなく、当該問題の解決を図ることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、各々道路橋の
継目長手方向に延びる縦板部と、その上端より両側に張
り出し且つこの両側張出し部の各々は先端が橋長方向に
出入りした凹凸形状に形成された横板部とを有する一対
の継手部材と、上記継手部材の縦板部の下にそれぞれ設
けられた一対の樋部材とを備え、上記樋部材は上記縦板
部の板厚よりも広い幅の溝を有し、該溝に縦板部の下部
が差し込まれており、上記一対の継手部材は、互いの縦
板部が対向し、互いの横板部の相手側に向かって突出し
た内側張出し部はその先端間に道路橋本体の伸縮を許容
する波形の遊隙を形成するように組み合わされ、上記両
樋部材の間には隙間が設けられており、上記樋部材の上
方の上記対向する縦板部間がシール材によって塞がれ
上記シール材は上記一対の樋部材によって支持され、上
記樋部材の底面と上記シール材との間に導水用の隙間又
は導水用コイルが設けられていることを特徴とする道路
橋用伸縮装置である。
【0012】また、本発明は、各々道路橋の継目長手方
向に延びる縦板部と、その上端より横に張り出した横板
部とを有する一対の継手部材と、上記継手部材の縦板部
の下にそれぞれ設けられた一対の樋部材とを備え、上記
樋部材は上記縦板部の板厚よりも広い幅の溝を有し、該
溝に縦板部の下部が差し込まれており、上記一対の継手
部材は、互いの縦板部が対向し、互いの横板部が相手側
へ向かって突出し且つその先端間に道路橋本体の伸縮を
許容する遊隙を形成し、上記両樋部材の間には隙間が設
けられており、上記樋部材の上方の上記対向する縦板部
間がシール材によって塞がれ、上記シール材は上記一対
の樋部材によって支持され、上記樋部材の底面と上記シ
ール材との間に導水用の隙間又は導水用コイルが設けら
ていることを特徴とする道路橋用伸縮装置である。
【0013】これらの発明においては、シール材の老化
等により該シール材と縦板部との間から雨水が漏れるこ
とがあっても、そのような雨水は樋部材で受けられて排
出される。また、シール材は両側の樋部材によって支持
されているから、該シール材が縦板部から剥離しても、
橋下に落下することが防がれる。また、シール材が縦板
部から剥離して雨水が縦板部を伝って落下することがあ
っても、樋部材の底面とシール材との間の導水用の隙間
又は導水用コイルによって排出される。
【0014】上記シール材として、上記縦板部間に発泡
性プラスチック材料を注入して発泡させてなる発泡充填
材を採用すると、雨水はこの発泡充填材によって遮ら
れ、橋下への漏水が防止される。また、砂その他の異物
が遊隙から縦板部間へ侵入することを上記発泡充填材が
妨げるから、そのような異物によって当該伸縮装置の伸
縮性が低下することが防止される。さらに、自動車走行
音は、当該発泡充填材に吸収され、あるいは遮られ、橋
下に漏れることが防がれる。発泡充填材の老化等によ
り、該発泡充填材と縦板との間から雨水が漏れることが
あっても、そのような雨水は樋部材で受けられて排出さ
れる。また、発泡性プラスチック材料はゴムシール材に
比べて安価である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、相対向
する縦板部間がシール材によって塞がれているととも
に、各縦板部の下に樋部材が設けられ、シール材が樋部
材によって支持され、この樋部材の底面とシール材との
間に導水用の隙間又は導水用コイルが設けられているか
ら、シール材と樋部材とによって二重にシールされるこ
とになり、また、シール材が縦板部から剥離しても、橋
下に落下することが防がれ、しかも、シール材と縦板部
との間から雨水が漏れても、この雨水を樋部材の底面と
シール材との間の導水用の隙間又は導水用コイルによっ
て排出することができる。
【0016】また、上記シール材として発泡充填材を採
用したものによれば、橋下への漏水、異物の落下、走行
音の漏れが発泡充填材によって防止され、発泡充填材が
縦板部から剥離しても、縦板部を伝って落ちる雨水は樋
部材で受けられて排水されることになり、橋下への漏水
防止、橋下騒音の低減、並びに伸縮性の確保に有利にな
るとともに、コスト低減にも有利になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】<実施形態1> 本形態については図1〜図5に示されている。図1にお
いて、1は道路橋本体、2は橋面舗装、3は道路橋本体
1の遊間、4は遊間3を塞ぐように設けられた道路橋用
伸縮装置である。道路橋用伸縮装置4は、一対の継手部
材5,5、一対の樋部材6,6及び発泡充填材7を備
え、さらに、アンカー10を備えている。道路橋本体
1,1の端部には切欠段部11,11が形成されてい
る。伸縮装置4は、上記アンカー10を切欠段部11,
11に配置して鉄筋12,13と適宜結合し、後打ちコ
ンクリート14を打設することによって設置されてい
る。
【0019】継手部材5は、道路橋の継目長手方向に延
びる縦板部15と、縦板部15の上端より両側に張り出
した横板部16とを有する。横板部16は、図2に示す
ように、両側の張出し部16a,16bの先端が橋長方
向に出入りした凹凸形状に形成されている。両継手部材
5,5は、互いの縦板部15,15が対向するように設
けられている。両継手部材5,5の横板部16,16の
互いに相手側へ突出した内側張出し部16a,16a
は、その先端間に道路橋本体1,1の伸縮を許容する波
形の遊隙17を形成するように組み合わされている。
【0020】縦板部15の背面に直棒状のアンカー10
が溶接され、横板部16,16の外側張出し部16bの
下面にL字状アンカー10の上端が溶接されて、該L字
状アンカー10の水平部が縦板部15の背部に突出して
いる。
【0021】縦板部15の内面と内側張出し部16aと
はリブ18によって結合されている。すなわち、内側張
出し部16aに加わる自動車の輪荷重がリブ18を介し
て縦板部15に伝わるようにして、内側張出し部16a
の耐荷強度が高められている。
【0022】樋部材6は、底壁とその両側部から立ち上
がった側壁とによって、縦板部15の板厚よりも広い幅
の溝が形成されたものである。この樋部材6は切欠段部
11に設置され、その溝に縦板部15の下部が差し込ま
れている。縦板部15の背面が樋部材6の外側壁の内面
に接し、縦板部15の下端は溝の底面に接している。従
って、樋部材6は、その底壁部及び内側壁が縦板部15
よりも内側に張り出している。また、樋部材6の内側壁
の上端には外側壁の方に張り出したかえり6aが形成さ
れている。樋部材6と縦板部15とは溶接等により結合
されている。
【0023】発泡充填材7は、縦板部15,15間に発
泡性プラスチック材料(例えば発泡性ウレタン材料)を
充填して発泡させてなるものであり、その上面と内側張
出し部16aとの間には後述する詰め物20が設けられ
ている。発泡充填材7の側面は縦板15の内面に接して
いる(固着されている)。また、発泡充填材7の両側下
部は樋部材6の溝に入り、その溝底面との間には排水用
の隙間6bが形成されている。
【0024】上記伸縮装置4は、継目長手方向の長さが
例えば1m〜2m程度の定尺に形成され、複数の伸縮装
置4が継目長手方向に接続される。図3は、伸縮装置
4,4同士の接続構造を示す。
【0025】すなわち、発泡充填材7は、道路橋横断勾
配の高い側の端面に橋長方向に延びる凸条7aが形成さ
れ、道路橋横断勾配の低い側の端面に橋長方向に延びる
凹溝7bが形成されている。継目長手方向に相隣る発泡
充填材7,7は、互いの凸条7aと凹溝7bとを嵌合す
ることによって接続されている。なお、発泡充填材7の
道路橋横断勾配の高い側の端面に凹溝7bを形成し、道
路橋横断勾配の低い側の端面に凸条7aを形成するよう
にしてもよい。
【0026】また、樋部材6の道路橋横断勾配の高い側
は継手部材5よりも外方へ突出しており、この突出部が
道路橋横断勾配の低い側に存する伸縮装置4の樋部材6
の端部に上から重なるように嵌められている。また、道
路橋横断勾配の低い側の端では、樋部材6の底面に排水
口が形成され、この排水口に排水管19が接続されてい
る。
【0027】次に上記発泡充填材7を形成する方法を説
明する。図4に示すように、継手部材5,5を天地逆に
して組み合わせる。樋部材6は予め縦板部15に溶接等
に結合しておく。縦板部6,6間に詰め物20を入れて
遊間17を塞ぐ。すなわち、詰め物20は、スポンジ材
によって形成されていて、図5に示すように、リブ18
に対応する部位に切り込み20aが形成されている。こ
の詰め物20を縦板部6,6間に挿入し、切り込み20
aにリブ18が嵌まるようにして、詰め物20を内側張
出し部16aに接するまで押し下げる。その状態で、縦
板部15,15間に発泡性プラスチック材料を注入し、
化学的に発泡させることによって発泡充填材7を形成す
る。
【0028】なお、継手部材5を道路橋継目部に設置し
た後に、発泡性プラスチック材料を縦板部15,15間
に注入して発泡させてもよい。その場合は、樋部材6,
6間を塞いで当該注入・発泡を行なう。この場合は詰め
物20は不要である。
【0029】従って、上記伸縮装置4によれば、雨水は
遊隙17に入っても、縦板部15,15間を塞ぐ発泡充
填材によって遮られる。このため、橋下への漏水が防止
される。砂その他の異物も遊隙17から縦板部15,1
5間へ侵入することが発泡充填材7によって妨げられ
る。従って、そのような異物によって当該伸縮装置4の
伸縮性が低下することが避けられる。さらに、自動車走
行音は、当該発泡充填材7に吸収され、あるいは遮られ
るから、橋下に漏れる音は小さなものになる。
【0030】上記発泡充填材7が縦板部17から剥離す
ると、雨水が縦板部15を伝って落ちていくが、その雨
水は樋部材6で受けられて隙間6aを通って道路橋横断
勾配の低い側に導かれ、端の排水口から排水管19を経
て排出される。
【0031】また、発泡充填材7を上記樋部材6,6に
よって支持しているから、縦板部15から剥離しても、
橋下に落下することが防がれる。
【0032】<実施形態2> 本形態については図6及び図7に示されている。実施形
態1との相違点は、継手部材5にリブが設けられておら
ず、縦板部15の内面に継目長手方向に延びる集水管2
1が固定されている点であり、他の構成は実施形態1と
基本的には同じである。集水管21には、管壁を貫通す
る集水孔を管全体にわたって多数形成したものや、コイ
ルを採用することができる。集水管21の道路橋横断勾
配の低い側の端には排水管を接続しておく。
【0033】従って、本実施形態の場合は、縦板部15
を伝って落ちる雨水や、発泡充填材7にしみ込んだ雨水
が集水管21に流入して排出されるから、樋部材6に流
入する雨水の量が少なくなり、樋物材6からの雨水のオ
ーバーフローを避ける上で有利になる。
【0034】次に発泡充填材7を形成する方法を説明す
る。図7に示すように、継手部材5,5を天地逆にして
組み合わせ、その縦板部15,15間に厚さ1mm程度
の鋼板22を挿入する。樋部材6は予め縦板部15に溶
接等により固定しておく。鋼板22は内側張出し部16
aの内面に押し当て、そのことにより、遊隙17を塞
ぐ。その状態で発泡性プラスチック材料を縦板部15,
15間に注入し発泡させることにより発泡充填材7を形
成する。しかる後、鋼板22を縦板部15,15間から
継目長手方向に抜き取る。鋼板22には予め油等の剥離
剤を塗布しておき、発泡充填材7が接着しないようにす
る。
【0035】<実施形態3> 本形態については図8に要部のみがが示されている。す
なわち、上記実施形態1,2では樋部材6の底面と発泡
充填材7との間に導水用の隙間6bを形成したが、本形
態では樋部材6の底面に隙間6bに代えて継目長手方向
に延びる導水用コイル25を設けた点に特徴がある。
【0036】従って、発泡充填材7と縦板部15との間
から、あるいは発泡充填材7に生じたひび割れから雨水
が樋部材7に流下すると、その雨水は導水用コイル25
によって道路橋横断勾配の低い側へ導かれることにな
る。
【0037】なお、上記実施形態の継手部材5は内側張
出し部16aの先端が凹凸形状になっているが、継目長
手方向に直線状に延びるものであってもよい。また、外
側張出し部16bも同様にその先端が直線状に延びるも
のであってもよい。また、外側張出し部はない場合もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る道路橋継目部の断面
図。
【図2】同道路橋継目部の平面図。
【図3】同実施形態の伸縮装置同士の連結構造を示す断
面図。
【図4】同実施形態の伸縮装置の製造方法を説明するた
めの断面図。
【図5】同実施形態の詰め物を示す一部断面にした斜視
図。
【図6】本発明の実施形態2に係る道路橋継目部の断面
図。
【図7】同実施形態の伸縮装置の製造方法を説明するた
めの断面図。
【図8】本発明の実施形態3に係る導水用コイルが設置
されている部分を示す断面図。
【図9】従来の伸縮装置を示す斜視図。
【符号の説明】 1 道路橋本体 2 橋面舗装 3 道路橋本体の遊間 4 道路橋用伸縮装置 5 継手部材 6 樋部材 7 発泡充填材(シール材) 14 後打ちコンクリート 15 縦板部 16 横板部 17 遊隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 11/02 E01D 19/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板
    部と、その上端より両側に張り出し且つこの両側張出し
    部の各々は先端が橋長方向に出入りした凹凸形状に形成
    された横板部とを有する一対の継手部材と、 上記継手部材の縦板部の下にそれぞれ設けられた一対の
    樋部材とを備え、 上記樋部材は上記縦板部の板厚よりも広い幅の溝を有
    し、該溝に縦板部の下部が差し込まれており、 上記一対の継手部材は、互いの縦板部が対向し、互いの
    横板部の相手側に向かって突出した内側張出し部はその
    先端間に道路橋本体の伸縮を許容する波形の遊隙を形成
    するように組み合わされ 上記両樋部材の間には隙間が設けられ ており、 上記樋部材の上方の上記対向する縦板部間がシール材に
    よって塞がれ 上記シール材は上記一対の樋部材によって支持され、 上記樋部材の底面と上記シール材との間に導水用の隙間
    又は導水用コイルが設けられ ていることを特徴とする道
    路橋用伸縮装置。
  2. 【請求項2】 各々道路橋の継目長手方向に延びる縦板
    部と、その上端より横に張り出した横板部とを有する一
    対の継手部材と、 上記継手部材の縦板部の下にそれぞれ設けられた一対の
    樋部材とを備え、 上記樋部材は上記縦板部の板厚よりも広い幅の溝を有
    し、該溝に縦板部の下部が差し込まれており、 上記一対の継手部材は、互いの縦板部が対向し、互いの
    横板部が相手側へ向かって突出し且つその先端間に道路
    橋本体の伸縮を許容する遊隙を形成し 上記両樋部材の間には隙間が設けられ ており、 上記樋部材の上方の上記対向する縦板部間がシール材に
    よって塞がれ 上記シール材は上記一対の樋部材によって支持され、 上記樋部材の底面と上記シール材との間に導水用の隙間
    又は導水用コイルが設けられ ていることを特徴とする道
    路橋用伸縮装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の道路橋用
    伸縮装置において、 上記シール材が、上記縦板部間に発泡性プラスチック材
    料を注入して発泡させてなる発泡充填材であることを特
    徴とする道路橋用伸縮装置。
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