JP3495368B2 - 鋸刃板を有する鋸断機のための木口割れ防止装置 - Google Patents

鋸刃板を有する鋸断機のための木口割れ防止装置

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JP3495368B2 JP51206793A JP51206793A JP3495368B2 JP 3495368 B2 JP3495368 B2 JP 3495368B2 JP 51206793 A JP51206793 A JP 51206793A JP 51206793 A JP51206793 A JP 51206793A JP 3495368 B2 JP3495368 B2 JP 3495368B2
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    • B23D59/001Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋸刃板を有する鋸のための木口割れ防止装置
であって、該木口割れ防止装置が鋸と稼働的に結合可能
で、工作物の上に載着可能でかつ鋸刃板の側方にかつ工
作物から走出する鋸歯の範囲に配置可能である形式のも
のに関する。
冒頭に述べた形式の木口割れ防止装置は公知であり、
例えばDE3718232C2号明細書に丸鋸の保護プレートとし
て開示されている。丸鋸は鋸テーブルとモータ駆動され
る鋸刃板とから成っている。この場合、鋸テーブルは鋸
刃板が鋸断しようとする工作物に向かって通過する切欠
きを有しており、当該切欠きには鋸テーブルに取外し可
能に固定可能な裂片ガードプレートが配属されている。
この裂片ガードプレートは使用に際して工作物に載着さ
れ、前記切欠きを鋸刃板の両側で覆う。裂片ガードプレ
ートは硬質ゴム、プラスチック又はそれに類似した鋸断
可能な裂片を形成しない材料から成っている。この場
合、裂片ガードプレートは新しい状態では閉じられて構
成され、鋸刃板の最初の旋回運動によって鋸断スリット
が与えられる。この公知の裂片ガードプレートの欠点は
裂片ガードプレートが所定の前提条件のもとでしか前記
機能を充たすことができないということである。すなわ
ち、鋸刃板が全く又はほとんどパタパタしないことが必
要であるが、これは理論的にしか可能ではない。しかも
常に同一の又は同様の鋸刃板を使用する必要がある。元
の鋸刃板が他の鋸刃板に交換され、交換された鋸刃板の
寸法が元の鋸刃板の寸法と異なると、元来適正であると
見なされていたスリットは変化させられる。これは不都
合である。さらに公知の裂片ガードプレートの別の欠点
は鋸刃板の振動の周波数を減少させるのに適していない
ことである。何故ならば鋸刃板には何ら力が作用させら
れないからである。さらにDE−GM8314647号明細書には
フローティング保護フードと鋸刃板とのための切欠きを
有する手持丸鋸のための底板が開示されている。鋸刃板
に対して切欠きのフロント側の範囲には木口割れ防止装
置が挿入されている。この木口割れ防止装置はこの範囲
において鋸刃板を通過させるために鋸刃板の歯の幅に正
確に適合させられたスリットを備えている。木口割れ防
止装置は底板に位置固定的に結合可能であり、木口割れ
防止装置はそのスリットの幅が歯の幅に相応していると
常にその機能を発揮することができる。鋸刃板は振動を
生ぜしめるので、スリットの幅は時間と共に拡大するの
で、鋸刃板と木口割れ防止装置との間には、シャープな
エッジを有する綺麗な切断がもはや達成されなくなる間
隙が形成されることになる。
上記の公知技術から出発して本発明の課題は綺麗な切
断縁が達成されるだけではなく、鋸刃板の振動を減衰さ
せるためにも適した木口割れ防止装置を提供することで
ある。
本発明の課題は冒頭に述べた形式の木口割れ防止装置
において、木口割れ防止装置が走出する鋸歯の範囲で鋸
刃板と押圧結合されていることによって解決された。
本発明は木口割れ防止装置が手持丸鋸の運転状態で工
作物にも走出する鋸歯にも作用結合される部体であり、
木口割れ防止装置が工作物に対してだけではなく鋸刃板
にも力を生ぜしめることで実現される。この力の作用に
よって鋸歯と木口割れ防止装置との間にギャップが形成
されることが阻止される。木口割れ防止装置が切断の範
囲で工作物に十分に載着されるので、この範囲において
も不揃いな切断縁の原因と見なされるギャップは形成さ
れない。鋸刃板の振動が抑制され、除去さえされること
によって切断縁は明らかにより正確になる。
特に有利であることは、木口割れ防止装置が両側でば
ね弾性的に鋸刃板に圧着されることである。これによっ
て木口割れ防止装置は鋸刃板のすべての側方運動に追従
するようになる。本発明による合目的的でかつ有利な実
施例は請求項2以下に開示されている。
提案された木口割れ防止装置が鋸テーブルを備えた鋸
におい使用されると、木口割れ防止装置の、工作物に載
着された部分が、工作物と鋸テーブルとによって規定さ
れた接触平面内に位置しているか又は鋸テーブルから工
作物に向かって突出させられていると有利である。択一
的な前記提案は鋸が、平らでない工作物を切断するため
に使用されていると特に適している。
別の有利な構成においては、木口割れ防止装置が鋸刃
板に対して相対的に移動可能にかつ調節可能に構成され
ている。本発明によるこの処置は特に手持丸鋸がプラン
ジカット鋸として構成され、そのプランジカット深さが
要求に応じて変化させられる場合に使用されると有利で
ある。木口割れ防止装置の半径方向の調節により、木口
割れ防止装置が常に少なくとも鋸歯と押圧結合されるこ
とが保証される。
本発明の別の有利な構成によれば、木口割れ防止装置
が鋸にヒンジ結合可能であり、鋸刃板の軸線又は該軸線
に対して平行に延びる軸線を中心として旋回可能であ
る。この処置によっては切断過程の間に鋸刃板のプラン
ジカット深さが変化しても木口割れ防止装置が鋸歯に稼
働的に結合可能であることが保証される。さらに木口割
れ防止装置は少なくとも1つのばね部材と協働し、この
ばね部材によって木口割れ防止装置が鋸刃板に作用させ
る押圧力の大きさが決定され得るようになっていると有
利である。この処置では鋸において種々異なる寸法の鋸
刃板を使用できるようにすることが考慮されている。
本発明の特に有利な別の構成によれば、木口割れ防止
装置が鋸刃板の本体に押圧結合されたフィーラを有し、
このフィーラが鋸歯と押圧結合された木口割れ防止機構
として構成された部分を保持している。この処置によっ
て鋸歯と押圧結合されている部分の摩滅ははっきりと減
少させられる。何故ならばフィーラが本来木口割れ防止
装置により惹起される押圧力を鋸刃板に伝達するのに対
し、鋸歯と作用結合されている木口割れ防止機構は鋸刃
板に最少の押圧力しか生ぜしめないからである。有利に
は軸受材料から成るフィーラは同時に鋸刃板の振動減衰
器としても役立つ。したがってこの場合には簡単な処置
で2つの利点が達成される。すなわち、1つは木口割れ
防止装置の摩滅がはっきりと減少させられることであ
り、1つは木口割れ防止機構をフィーラよりも著しくや
わらかい材料から製作できることである。
本発明の別の有利な構成は木口割れ防止装置が鋸に取
外し可能に結合可能なケーシング内に収容可能であり、
木口割れ防止装置の個々の部分が摩滅すると木口割れ防
止装置は容易に交換することができるようになってい
る。
さらに本発明は前述の木口割れ防止装置の1つで装備
できる鋸自体にも関している。
次に本発明の若干の実施例について概略的に示した図
面と共に説明する。
第1図は鋸の1部を木口割れ防止装置と共に示した平
面図。
第2図は別の木口割れ防止装置を有する鋸を示した
図。
第3図は木口割れ防止装置が旋回可能に支承されてい
る鋸を示した図。
第4図は第3図に示された鋸を鋸断過程中に矢印IVの
方向から見た図。
第5図は第4図に示された鋸を鋸断過程の前の状態で
示した図。
第6図は木口割れ防止機構が旋回可能に支承されてい
る木口割れ防止装置を有する鋸を示した図。
第7図は第6図に示した鋸の側面図。
第8図は木口割れ防止装置の部分を有する鋸テーブル
を示した図。
第9図は木口割れ防止装置を有する回し挽き鋸の鉛直
方向の平面図。
第10図は第9図に示した回し挽き鋸の側面図。
第11図は別体の構成部分として構成された木口割れ防
止装置を示した図。
第12図は第11図に示されている木口割れ防止装置を手
持丸鋸との稼働状態で示した図。
第13図は第12図に示した手持丸鋸を矢印XIIの方向か
ら見た図。
第1図においては鋸の1部が鋸刃板10と木口割れ防止
装置16と共に示されている。木口割れ防止装置16は鋸と
稼働的に結合可能で、図示されていない工作物の上に載
着可能でかつ鋸刃板10の側方並びに工作物から走出する
鋸歯14の範囲に配置可能である。鋸の鋸テーブル20には
鋸刃板通過開口18が形成されている。この鋸刃板通過開
口18には鋸刃板10が軸24を中心として回転可能に支承さ
れている。木口割れ防止装置16は走出する鋸歯14と押圧
結合されるように構成されている。さらに木口割れ防止
装置16は工作物の上に載着可能な部分34が、工作物と鋸
テーブル20とによって規定された接触平面内に位置する
か又は鋸テーブル20から工作物に向かって突出するよう
に構成されている。木口割れ防止装置16はケーシング50
内に収容され、その半径方向の位置は調節ねじ36と38に
よって規定可能である。ケーシング50と調節ねじ36,38
との間は剛性的な結合ではないので、ケーシング50に押
圧力を及ぼすばね部材44が設けられている。
さらに木口割れ防止装置16はフィーラ32を有し、この
フィーラ32は鋸刃板の本体30と押圧結合させられてい
る。さらに木口割れ防止装置16は鋸歯14と押圧結合され
かつ木口割れ防止機構として構成された部分34を有して
いる。図示のようにフィーラ32並びに前記部分34は鋸刃
板の軸線24の方向に移動可能でかつ調節可能である。木
口割れ防止機構としての部分34はフィーラ32に対して相
対的に調節可能である。この場合、フィーラ32は木口割
れ防止機構34の連行体として構成されている。出発位
置、すなわち、木口割れ防止装置を稼働させる前には、
フィーラ32と木口割れ防止機構34との間には間隔31が構
成される。鋸が投入されると鋸歯14は切断可能な材料か
ら成る木口割れ防止機構34と作用結合するので間隔31が
減少させられる。この範囲で木口割れ防止機構はフィー
ラ32に支えられる。木口割れ防止機構34がさらに摩滅す
ることは、本体30の平らな区分に押圧結合されたフィー
ラ32が摩滅することで生じる。フィーラ32も木口割れ防
止機構34もそれぞれ1つのばね部材26もしくは28と押圧
結合されているにも拘らず、ばね部材28は木口割れ防止
機構34だけをフィーラ32に向かって押圧する。さらにフ
ィーラ32並びに木口割れ防止機構34は調節ねじ40,42に
よって軸線24の方向に調整され得る。第2図が示すよう
に鋸刃板は両側でそれぞれ1つの木口割れ防止装置と協
働する。この場合、木口割れ防止装置の個々の部分は鏡
面対称に構成されている。フィーラ32′、木口割れ防止
装置34′並びにばね部材26は他方の木口割れ防止装置の
対応の部分にほぼ相応している。
第3図から第5図には、ヒンジアーム48とヒンジ46と
を介して軸25を中心として旋回可能である木口割れ防止
装置316が示されている。軸25は鋸刃板10の軸線24に対
して平行に延びている。これによって木口割れ防止装置
316は鋸刃板10の回転方向に旋回可能である。フィーラ3
2並びに木口割れ防止機構34はケーシング50内に収容さ
れている。特に第4図及び第5図から判るように木口割
れ防止機構34は先行するようになっており、乗上げ斜面
52を有している。ヒンジアーム48は圧縮ばね54と協働し
ており、この圧縮ばね54は木口割れ防止装置316を工作
物に対して押圧する。
第6図及び第7図にはケーシング650内に収容され、
フィーラ632と木口割れ防止機構634とを有する木口割れ
防止装置616を有する手持丸鋸が示されている。ケーシ
ング650内には、ばね部材626と押圧結合されかつフィー
ラ632と木口割れ防止機構634との両方を有する部体601
が配置されている。フィーラ632は調節ねじ40で調節可
能であるのに対し、木口割れ防止機構634は部体601と旋
回可能に結合可能でありかつ軸51を中心として旋回可能
である。木口割れ防止機構634はヒンジロッド47の長手
軸線を中心として回動可能で矢印の方向に旋回可能であ
る。ヒンジロッド47はばね部材49と協働しており、この
ばね部材49は木口割れ防止機構634を工作物12に対して
押し付ける。
第8図には鋸刃板通過開口18とケーシング50とを有す
る鋸テーブル20が示されている。ケーシング50内にはフ
ィーラ32と木口割れ防止機構34とを有する木口割れ防止
装置が挿入可能である。フィーラ32と木口割れ防止機構
34は別のケーシング2に収容されているので、木口割れ
防止装置16をケーシング50内へ差込むこともしくはこの
ケーシング50から取出すことは問題なく行なうことがで
きる。
第9図と第10図には木口割れ防止装置が回し挽き鋸に
おいても使用可能であることが示されている。この場合
鋸刃板914は鉛直方向の往復運動を行なう。
第11図から第13図までには手持丸鋸及び回し挽き鋸の
ための付属器として設けられ、ひいては独立した部分と
して構成された木口割れ防止装置1116が示されている。
この木口割れ防止装置1116は切断可能な材料、すなわち
硬度が鋸の歯よりも小さい材料から成る、鋸刃板10の側
方に位置決め可能な2つの木口割れ防止機構1120と1122
とを有する差込み部分から成っている。木口割れ防止機
構1120と1122は鋸刃板10との接触範囲にフィーラ1132と
1134とを有している。これらのフィーラ1132と1134の硬
度は木口割れ防止機構1120と1122との硬度よりも大き
く、有利には軸受材料から成っている。
この木口割れ防止機構1120と1122の別の特徴は、これ
らが範囲1124と1126において差込み部分1118に枢着され
ていることである。木口割れ防止機構1120,1122の、フ
ィーラ1132,1134とは反対側の端部は圧縮ばね1130と協
働し、この圧縮ばね1130はフィーラ1132,1134を鋸刃板1
0に対して押し付ける。この枢着の特殊性は、木口割れ
防止機構1120,1122の間に形成されたギャップ1120によ
って、両方の木口割れ防止機構1120,1122が互いに無関
係に鋸刃板10に押圧結合させられ得ることである。木口
割れ防止機構1120,1122はいわゆる浮遊状態で鋸刃板10
と押圧結合され、したがって鋸刃板の側方運動に追従す
ることができる。鋸は締付けねじ1140を有する差込み受
容部1136を有している。締付けねじ1140は差込み部分11
18を固定するために役立つ。この木口割れ防止装置1116
の別の特殊性は、この木口割れ防止装置1116が鋸のため
の案内レールと作用結合させることができることであ
る。なぜならば木口割れ防止装置1116の厚さは案内レー
ルの厚さにほぼ相応しており、木口割れ防止装置1116
は、鋸歯14と木口割れ防止機構1120,1122との間に工作
物の上縁の範囲において裂片を形成することに大きく関
与するギャップを形成することなしに、工作物の上に十
分に載着されるからである。
本発明による木口割れ防止装置もしくは切断ぶれ防止
システムは、手持丸鋸、回し挽き鋸、定置の鋸又は大型
鋸においても使用できる。しかも木口割れ防止装置の製
造費用は最小になる。何故ならば木口割れ防止装置は個
別の部分から製作でき、これらの部分は手持丸鋸にあと
から稼働的に結合されるからである。工作物の裂開は直
接的に鋸歯において阻止されるので鋸テーブルの平行ガ
イドは必要ではない。フィーラを有する完全なぶれ防止
装置は弾性的に鋸刃板において案内されているので、鋸
歯とぶれ防止装置との間にはギャップが発生しない。し
かしながらフィーラ自体は要求に応じて後調整すること
ができる。
本発明の木口割れ防止装置の別の利点はこれを鋸テー
ブルの下側にも取付けることができることである。これ
によって工作物表面に凹凸がある場合にも割れは避けら
れるようになる。この場合には木口割れ防止装置は鋸に
弾性的に取付けることが有利である。フィーラと木口割
れ防止装置は問題なく交換可能でかつ費用的に好ましく
製造可能な形成部分である。
フィーラ32は有利には青銅、焼結金属又は炭素のよう
な軸受材料から成っている。焼結金属には油が含浸され
ていてもよい。炭素から成るフィーラはフィーラがゆっ
くりと摩滅し、ひいては木口割れ防止機構34を後調整す
るという付加的な利点を有する。木口割れ防止機構34自
体はプラスチックから成っていると有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケルバー,ラルフ ドイツ連邦共和国 D―7130 ミュール アッカー ツァイゼルスヴァイナー シ ュトラーセ 17/1 (56)参考文献 特開 昭53−37998(JP,A) 実開 平4−118924(JP,U) 実開 平2−139706(JP,U) 実開 平2−31620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27G 19/10

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木口割れ防止装置を備えた鋸刃板を有する
    鋸であって、該木口割れ防止装置が稼働的に鋸と結合可
    能で、工作物の上に載着可能でかつ鋸刃板の側方にかつ
    工作物から走出する鋸歯の範囲に配置可能であり、木口
    割れ防止装置(16,116)が工作物から走出する鋸歯(1
    4)の範囲において、少なくとも片側にて鋸刃板(10)
    と押圧結合されている形式のものにおいて、木口割れ防
    止装置(16,116)が第1の範囲(32)で、鋸刃板(10)
    の少なくとも片側にて、鋸歯(14)の外側の範囲に、調
    節可能な力で支えられ、鋸をスイッチオンしたあとで、
    木口割れ防止装置(16,116)が工作物に載着可能な別の
    範囲(34)で、鋸歯(14)の少なくとも片側に、鋸刃板
    (10)に対しほぼ支持力なしでかつ最小の間隔をおいて
    配置されており、この別の範囲(34)が鋸歯(14)によ
    って切断可能な材料から成っていることを特徴とする、
    鋸。
  2. 【請求項2】木口割れ防止装置(16,116)が多部分から
    構成されており、その一部分が第1の範囲、フィーラ
    (32)を有し、他の部分が別の範囲、木口割れ防止機構
    (34)を有している、請求項1記載の鋸。
  3. 【請求項3】木口割れ防止装置(16,116)が鋸刃板(1
    0)の本体(30)と押圧結合させられたフィーラ(32,11
    32,1134)を有し、該フィーラ(32,1132,1134)が鋸歯
    (14)と押圧結合させられた木口割れ防止機構(34)を
    保持している、請求項2記載の鋸。
  4. 【請求項4】木口割れ防止機構(34)がフィーラ(32)
    に対し相対的に調節可能であり、フィーラ(32)が木口
    割れ防止機構(34)のための連行体として構成されてい
    る、請求項2又は3記載の鋸。
  5. 【請求項5】フィーラ(32,1132,1134)が軸受材料から
    成っている、請求項2から4までのいずれか1項記載の
    鋸。
  6. 【請求項6】木口割れ防止装置(16)が鋸刃板(10)に
    対し半径方向に移動可能でかつその際に調節可能であ
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の鋸。
  7. 【請求項7】木口割れ防止装置が鋸に旋回可能に結合可
    能で、鋸刃板(10)の軸(24)を中心として又は該軸
    (24)に対し平行に延びる軸(25)を中心として旋回可
    能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の
    鋸。
  8. 【請求項8】木口割れ防止装置(16,1116)が少なくと
    も1つのばね部材(26,28)と協働し、このばね部材(2
    6,28)により、鋸刃板(10)に作用する木口割れ防止装
    置(16,1116)の押圧力が決定可能である、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の鋸。
  9. 【請求項9】鋸テーブル(20)を有し、木口割れ防止装
    置(16,1116)の、工作物(12)に載着可能な別の範囲
    (34,1120,1122)が工作物(12)と鋸テーブル(20)と
    により規定された接触平面に位置するか又は鋸テーブル
    (20)から工作物(12)に向かって突出している、請求
    項1記載の鋸。
  10. 【請求項10】木口割れ防止装置(16)が、鋸に解離可
    能に結合可能なケーシング(50)内に収納されている、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の鋸。
  11. 【請求項11】木口割れ防止装置(1116)が鋸に解離可
    能に結合可能な差込み部分(1118)から成り、差し込み
    部分(1118)が鋸刃板(10)の側方に配置された2つの
    木口割れ防止機構(1120,1122)を有し、これらの木口
    割れ防止装置(1120,1122)が鋸刃板(10)に押圧結合
    させることができる、請求項1から10までのいずれか1
    項記載の鋸。
  12. 【請求項12】木口割れ防止機構(1120,1122)が差込
    み部分(1118)に旋回可能に結合されている、請求項1
    記載の鋸。
  13. 【請求項13】木口割れ防止機構(1120,1122)が少な
    くとも1つのばね部材(1130)と協働し、このばね部材
    (1130)が木口割れ防止機構(1120,1122)を鋸刃板(1
    0)に押圧結合させる、請求項11又は12記載の鋸。
  14. 【請求項14】木口割れ防止機構(1120,1122)が鋸刃
    板(10)との接触範囲にフィーラ(1132,1134)を有し
    ている、請求項11から13までのいずれか1項記載の鋸。
  15. 【請求項15】木口割れ防止機構(1120,1122)が階段
    状に段付けされた部分である、請求項11から14までのい
    ずれか1項記載の鋸。
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