JP3495219B2 - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JP3495219B2
JP3495219B2 JP07847297A JP7847297A JP3495219B2 JP 3495219 B2 JP3495219 B2 JP 3495219B2 JP 07847297 A JP07847297 A JP 07847297A JP 7847297 A JP7847297 A JP 7847297A JP 3495219 B2 JP3495219 B2 JP 3495219B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は通信機等に使用され
る多層基板に内蔵されるフィルタ、特に帯域通過フィル
タに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、無線電話機を始めとする通信機等
に使用されるフィルタは、通信機等の薄型化・小型化の
要求に伴い、配線基板上に同軸誘電体型等のフィルタ部
品を実装することによって構成される表面実装型から、
平面積層型のフィルタへ、さらには誘電体から成る配線
基板内に共振電極を埋設することによって構成される基
板内蔵型へと進展してきている。 【0003】そのような従来の平面積層型のフィルタと
して、例えば特開平5−95202 号公報には、図5に分解
斜視図で示す構成のものが提案されている。 【0004】図5において1a・1bは誘電体層、1c
〜1gはそれらより厚みが薄い誘電体シートであり、誘
電体シート1c上にはストリップライン共振器電極2a
・2bが、誘電体シート1d上には平行平板コンデンサ
の第2の電極3aと第3の電極3bと第4の電極3c・
3dが、誘電体シート1e上にはシールド電極4aが、
誘電体シート1f上にはシールド電極4bが、それぞれ
形成されている。ストリップライン共振器電極2a・2
bにより構成されるストリップライン共振器の共振器長
はほぼ4分の1波長であり、ストリップライン共振器電
極2a・2bの短絡側の線路幅をストリップラインの途
中で幅広部から幅細部へと狭くすることにより小型化が
図られている。そして、これら誘電体層1a・1bと誘
電体シート1c〜1fと、シールド電極4b保護用の誘
電体シート1gとを全て重ねて全体を積層化した構造と
し、その側面に、第4の電極3c・3dとそれぞれ接続
される側面電極5a・5bと、シールド電極4a・4b
にそれぞれ接続される側面電極6a〜6cを形成する。 【0005】このような構造の平面積層型のフィルタに
よれば、ストリップライン共振器電極2a・2bとそれ
らに対向する第2〜第4の電極3a〜3dはそれぞれの
間で平行平板コンデンサを構成する。このような平行平
板コンデンサの第2の電極3aは段間結合コンデンサと
して、また第3の電極3bはストリップライン共振器の
共振周波数を下げる並列コンデンサとして、第4の電極
3c・3dは入出力結合コンデンサとして機能する。さ
らに第4の電極3c・3dは側面電極5a・5bと接続
して入出力端子として使用し、上下のシールド電極4a
・4bは側面電極6a〜6cで接続して接地端子として
使用される。 【0006】図6にこの平面積層型フィルタを等価回路
的に示す。図6においてストリップライン共振器11a・
11bは上記ストリップライン共振器電極2a・2bに対
応し、コンデンサ12a・12bは第3の電極3bとストリ
ップライン共振器電極2a・2bとの間で構成されるコ
ンデンサに対応し、コンデンサ13a・13bは第2の電極
3aとストリップライン共振器電極2a・2bとの間で
構成されるコンデンサに対応し、コンデンサ14a・14b
は第4の電極3c・3dとストリップライン共振器電極
2a・2bとの間で構成されるコンデンサに対応する。 【0007】また、Mはストリップライン共振器11a・
11b間の磁界結合を表わしており、以上のようにしてフ
ィルタが構成される。 【0008】そして、このような構成のフィルタによれ
ば、積層化を行なうことにより簡単な構造で小型化とシ
ールドが実現でき、電極印刷の工程が少なくて済むこと
からフィルタ特性のばらつきが抑えられ、共振器間結合
を小さくできて良好な狭帯域バンドパス特性を持つ小型
で平面型の誘電体フィルタを実現することができるとい
うものである。 【0009】なお、このような構成の平面型のフィルタ
は同様の構成で基板内蔵型とすることもできるものであ
る。 【0010】次に、従来の基板内蔵型のフィルタとして
は、例えば特開平4−284606号公報に、図7に分解斜視
図で示す構成のものが提案されている。また、図8
(a)および(b)にそのX−Y断面図およびS−T断
面図を、図9にこれを多層基板に実装するバンドパスフ
ィルタの等価回路図を示す。 【0011】図7〜図9において、21〜26は誘電体層、
27・31・35は接地電極、28・30・32・34・36はコイル、
29・33はコンデンサ電極、37・38はブラインドスルーホ
ール(内部が導体で満たされたスルーホール)による接
続を示す線、39〜49はコンデンサ、50〜52はコイル、53
は入力端子であり、Mは相互インダクタンスを示してい
る。接地電極27・31・35、コイル28・30・32・34・36、
コンデンサ電極29・33、スルーホール37・38、入力端子
53は、それぞれ厚膜印刷パターンで形成されている。 【0012】これにより図9に示すように、コンデンサ
45とコイル50、コンデンサ46とコイル51、コンデンサ47
とコイル52がそれぞれ並列共振回路であるLC共振器を
構成している。また、コンデンサ43・44・48・49はそれ
ぞれ結合コンデンサであり、図9の回路ではLC共振器
がN個並列接続されているものの一部の回路のみが示さ
れており、図7および図8ではこの回路の内、コンデン
サ43・44・45・46とコイル50・51の部分の実装図のみを
示している。 【0013】このような回路を多層基板に実装する際に
は、隣接するLC共振器のコイル間すなわちコイル50と
コイル51間、コイル51とコイル52間、・・・がそれぞれ
磁気的結合するように配置され、以上のようにして基板
内蔵型のフィルタが構成される。 【0014】このような構成の基板内蔵型のフィルタに
よれば、バンドパスフィルタの通過帯域特性を改善する
のにコイルを新たに付加しなくて済むことから、多層基
板に実装するコイルの数が少なくて済み、フィルタ素子
の小型化と通過帯域特性の改善とが同時に実現できると
いうものである。 【0015】以上のようなフィルタに対して求められる
特性の一つは所定の周波数帯域のみを選択的に通過させ
ることである。このためには、通過帯域が狭帯域であ
り、かつこの通過帯域の近傍に急峻な減衰極を有するよ
うな周波数通過特性を有し、さらにフィルタの挿入損失
が小さいことが必要である。 【0016】また、通過帯域の近傍に急峻な減衰極を形
成するには、ストリップライン共振器間の電磁界結合を
大きく、つまり相互アドミタンスを大きくする必要があ
る。 【0017】さらに、通過帯域の挿入損失を小さくする
には、ストリップラインもしくはコイルパターンの配線
抵抗を小さくする必要がある。 【0018】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5お
よび図6に示したような従来のフィルタでは、ストリッ
プライン共振器11a・11b間の結合の内、先端短絡スト
リップライン共振器電極2a・2b間の側結合の相互ア
ドミタンスが小さくなりすぎて、通過帯域の近傍に急峻
な減衰極が得られなくなるという問題点があった。 【0019】また、ストリップライン共振器11a・11b
がほぼ4分の1波長の共振器長に規定されていることか
ら、さらなる小型化の要求に十分に応えられないという
問題点もあった。 【0020】一方、図7〜図9に示したような従来のフ
ィルタにおいても、その回路素子としてコイルパターン
を使用していることからそのコイルの線幅に対してコイ
ルの長さが大きなものとなり、従ってコイルの抵抗も大
きくなってしまうため、バンドパスフィルタの低損失化
に十分に応えられないという問題点があった。 【0021】本発明は上記問題点を改善すべく案出され
たものであり、その目的は、帯域通過フィルタとして良
好な有極性の狭帯域な通過帯域特性を実現できる、小型
化ならびに薄型化の要求にも十分に対応でき、さらに低
挿入損失の多層基板内蔵型のフィルタを提供することに
ある。 【0022】 【課題を解決するための手段】 本発明のフィルタは、
通過帯域の近傍に第1の減衰極を、高周波側に前記第1
の減衰極よりも高い周波数の第2の減衰極を有する周波
数帯域特性を持つフィルタであって、一対の接地電極間
に挟まれた複数の誘電体層から成る誘電体基板の内部
に、一端が前記接地電極に接続された先端短絡ストリッ
プ線路と、この先端短絡ストリップ線路の他端に接続さ
れた先端開放ストリップ線路とから成る共振器を3組配
設させるとともにそれらの内2組の共振器を他の1組の
共振器と異なる層内に位置させて、各共振器を線路長方
向に電磁界的に結合させて成り、かつ前記2組の共振器
の先端短絡ストリップ線路と先端開放ストリップ線路と
の接続点にそれぞれキャパシタを介して入出力端子が接
続されているとともに、前記先端開放ストリップ線路の
線路長を前記第2の減衰極の波長の4分の1または前記
先端短絡ストリップ線路の線路長を前記第2の減衰極の
波長の2分の1としており、前記2組の共振器が、前記
先端短絡ストリップ線路と、該先端短絡ストリップ線路
の上下の層にそれぞれが対向するように配設され、かつ
貫通導体により接続された2つの先端開放ストリップ線
路とから成るとともに、前記入出力端子に接続されたキ
ャパシタのキャパシタ電極が、前記貫通導体により接続
された2つの先端開放ストリップ線路間に挟まれている
ことを特徴とするものである。 【0023】 【0024】本発明のフィルタによれば、3組のストリ
ップライン共振器のうち回路的に両端にある組を形成し
ている2組の共振器の電極の一部と、それら2組の共振
器とは異なる層内に位置して回路的に中央にある組を形
成している他の1組の電極の一部とが、いわゆる側結合
に近い結合状態となるように、誘電体層を挟んで線路長
方向に電磁界的に結合するように配置されていることか
ら、先端開放ストリップライン間の上記結合の相互アド
ミタンスY13・Y35と先端短絡ストリップライン間の上
記結合の相互アドミタンスY24・Y46とを十分大きくす
ることが可能となり、これにより帯域通過フィルタを構
成した場合に通過帯域の低周波数側もしくは高周波数側
の近傍に急峻な減衰極を有するものとすることができ、
急峻な減衰特性を持たせることができる。 【0025】また、誘電体基板を挟んでいる一対の接地
電極もストリップライン共振器の電極の一部と誘電体層
を挟んで配置されることから、各共振器の先端開放スト
リップラインや先端短絡ストリップラインの自己アドミ
タンスを大きくすることができ、これにより通過帯域の
狭帯域化も同時に実現できる。 【0026】さらに、各共振器の先端開放ストリップ線
路の線路長L1 を通過帯域の高周波側の第2の減衰極の
波長の略4分の1または先端短絡ストリップ線路の線路
長L2 を通過帯域の高周波側の第2の減衰極の波長の略
2分の1としたことから、周波数帯域特性において有用
な第2の減衰極を所望の周波数に安定して設定すること
ができる。従って、この第2の減衰極を例えば通過帯域
の中心周波数の2次高調波や3次高調波等の通過帯域外
で阻止したい周波数に設定することにより、良好な通過
帯域特性を有する帯域通過フィルタを得ることができ
る。 【0027】また、本発明のフィルタによれば、帯域通
過フィルタを構成するストリップライン共振器の共振器
長を通過帯域の中心周波数の4分の1波長よりも短くす
ることにより、基板内蔵型のフィルタとして小型化なら
びに薄型化の要求にも十分に対応できる。さらに、各ス
トリップライン共振器のアドミタンス値を基板内蔵型と
しての構造的に許される範囲で適切に設定することによ
って、さらなる小型化を図ることもできる。 【0028】さらに、本発明のフィルタによれば、先端
短絡ストリップラインの長さL2をその線路幅W2 に対し
て2〜3倍に留めることによってそのラインの抵抗を小
さくすることができ、これにより共振電流のスムーズな
流れを確保することができ、通過帯域に対する挿入損失
を小さくすることができる。さらにまた、先端開放スト
リップラインと先端短絡ストリップラインとの接続部に
おいて線路幅に対して接続部の幅を同等に設定すること
によって、共振電流のより一層スムーズな流れを確保す
ることができ、通過帯域に対する挿入損失をより一層小
さくすることができる。 【0029】以上により、本発明のフィルタによれば、
帯域通過フィルタとして良好な有極性の狭帯域な通過帯
域特性を実現できる、小型化ならびに薄型化の要求にも
十分に対応でき、さらに低挿入損失の多層基板内蔵型の
フィルタを提供することができる。 【0030】 【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルタを添付図
面に基づき詳細に説明する。図1(a)〜(h)は本発
明のフィルタの実施の形態の一例を示す分解平面図であ
り、図2(a)および(b)はそれぞれ図1に示したフ
ィルタのA−A’断面図およびB−B’断面図である。
また、図3はこのフィルタの等価回路図である。 【0031】これらの図において61a〜61hはそれぞれ
誘電体層、62aおよび62bはそれぞれ誘電体層61aおよ
び61h上に形成された接地電極、63aおよび63bは誘電
体層61a上の接地電極62a中に導出された入出力端子電
極である。 【0032】64aおよび64bは誘電体層61b上に形成さ
れた先端開放ストリップライン電極(先端開放ストリッ
プ線路)、65aおよび65bは誘電体層61c上に形成され
た先端短絡ストリップライン電極(先端短絡ストリップ
線路)、66aおよび66bは誘電体層61d上に形成された
先端開放ストリップライン電極(先端開放ストリップ線
路)であり、これらは先端開放ストリップライン電極64
a・66aおよび64b・66bの周囲に配設された多数のビ
アホール(貫通導体)67a・67bを介してそれぞれ並列
接続されている。このように、先端開放ストリップライ
ン電極64aと66aとおよび64bと66bとがそれぞれビア
ホール67a・67bを介して接続され、またそれらの幅方
向の一辺がビアホール67a・67bにより先端短絡ストリ
ップライン電極65a・65bの幅方向の一辺とそれぞれ接
続され、さらに先端短絡ストリップライン電極65a・65
bの幅方向のもう一つの辺が接地電極62a・62bとそれ
ぞれビアホール74を介して接続されることにより、先端
短絡ストリップライン電極65aから成る先端短絡ストリ
ップラインY2 の接地側でない側の他端に先端開放スト
リップライン電極64aと66aとから成る先端開放ストリ
ップラインY1 が接続されたストリップライン共振器の
組A1 、および先端短絡ストリップライン電極65bから
成る先端短絡ストリップラインY6 の接地側でない側の
他端に先端開放ストリップライン電極64bと66bとから
成る先端開放ストリップラインY5 が接続されたストリ
ップライン共振器の組A3 を構成している。 【0033】68は誘電体層61e上に形成された先端開放
ストリップライン電極(先端開放ストリップ線路)、69
は誘電体層61f上に形成された先端短絡ストリップライ
ン電極(先端短絡ストリップ線路)、70は誘電体層61g
上に形成された先端開放ストリップライン電極(先端開
放ストリップ線路)であり、これらは先端開放ストリッ
プライン電極68および70の周囲に配設された多数のビア
ホール71を介してそれぞれ並列接続されている。これに
より前述のストリップライン共振器の組A1 およびA3
と同様に、先端短絡ストリップライン電極69から成る先
端短絡ストリップラインY4 の接地側でない側の他端に
先端開放ストリップライン電極68と70aとから成る先端
開放ストリップラインY3 が接続されたストリップライ
ン共振器の組A2 を構成している。 【0034】そして、図2(a)および(b)ならびに
図3中に示したように、本発明のフィルタは接地電極62
aと62bとで挟むようにして形成され、その接地電極62
aと62bとは多数のビアホール(貫通導体)74により接
続されている。これにより、ストリップライン共振器の
組A1 およびA3 はフィルタの回路的に両端にあり、ス
トリップライン共振器の組A2 は回路的に中央にある構
成となり、これらのストリップライン共振器の組A1
3 は、それぞれ先端開放ストリップラインY1 と先端
開放ストリップラインY3 とのいわゆる側結合に近い結
合状態による線路長方向の電磁界的な結合Y13、先端開
放ストリップラインY3 と先端開放ストリップラインY
5 との線路長方向の電磁界的な結合Y35、ならびに先端
短絡ストリップラインY2 と先端短絡ストリップライン
4 との線路長方向の電磁界的な結合Y24、先端短絡ス
トリップラインY4 と先端短絡ストリップラインY6
の線路長方向の電磁界的な結合Y46によって、電磁界的
に接続される。 【0035】72aおよび72bは誘電体層61c上に先端短
絡ストリップライン電極65a・65bの上側にビアホール
67a・67bに囲まれるようにして配設されたキャパシタ
電極であり、73aおよび73bはキャパシタ電極72a・72
bと入出力端子電極63a・63bとを接続するビアホール
である。キャパシタ電極72aは誘電体層61b・61cを介
してこの電極72aを挟むように構成された先端開放スト
リップライン電極64a・66aとの間にキャパシタC1
形成し、キャパシタ電極72bは誘電体層61b・61cを介
してこの電極72bを挟むように構成された先端開放スト
リップライン電極64b・66bとの間にキャパシタC2
形成している。 【0036】このような構成により、図3に示したよう
に、先端開放ストリップラインY1と先端短絡ストリッ
プラインY2 との接続部に直列に接続したキャパシタC
1 を介して一方の入出力端子電極63aが接続され、先端
開放ストリップラインY5 と先端短絡ストリップライン
6 との接続部に直列に接続したキャパシタC2 を介し
て他方の入出力端子電極63bが接続されている。 【0037】これらキャパシタC1 ・C2 はフィルタの
入出力端子を直流的に接地させないために設けてあり、
このように構成することにより、キャパシタC1 ・C2
と接地電極62aとの間に発生する浮遊容量を無くすこと
ができ、理想的な直列キャパシタが実現できて安定した
フィルタ特性を得ることができる。また、これらキャパ
シタC1 ・C2 の容量を調整することにより、フィルタ
の入出力インピーダンスを調整することもできる。 【0038】このような構成によれば、接地電極62a・
62bを接地電位に接続するとともに例えば入出力端子電
極63aに入力信号を入力すると、この入力信号がビアホ
ール73a・キャパシタ電極72aを介してストリップライ
ン共振器の組A1 に入力され、このストリップライン共
振器の組A1 では入力された信号のうち所定の周波数の
信号が選択的に共振を起こし、この共振のエネルギーが
ストリップライン共振器の組A2 との電磁カップリング
によってストリップライン共振器の組A2 に伝達され、
ストリップライン共振器の組A2 において所定周波数に
対する共振が起こり、さらにこの共振のエネルギーがス
トリップライン共振器の組A3 との電磁カップリングに
よってストリップライン共振器の組A3 に伝達されてス
トリップライン共振器の組A3 において所定周波数に対
する共振が起こり、これをビアホール73b・キャパシタ
電極72bを介して入出力端子電極63bより出力させるこ
とによって、所定周波数のみを選択的に通過させること
ができる。 【0039】この際、ストリップライン共振器の組A1
と組A2 および組A2 と組A3 とは、異なる層内に位置
させて誘電体層を挟んで上下に対向していることから、
各共振器の電極の互いに対向する面積を大きくすること
によって共振器間の相互アドミタンスを大きなものとす
ることができ、その結果、本発明のフィルタは、通過帯
域が狭帯域で、かつその通過帯域の高周波側または低周
波側の近傍に急峻な第1の減衰極を有するとともに、各
共振器の先端開放ストリップ線路の線路長L1 を通過帯
域の高周波側の所望の第2の減衰極の波長の4分の1、
または先端短絡ストリップ線路の線路長L2 を通過帯域
の高周波側の所望の第2の減衰極の波長の2分の1とす
ることにより、周波数帯域特性において有用な第2の減
衰極をその所望の周波数に安定して設定することができ
る。 【0040】一般に、バンドパスフィルタの通過帯域を
狭帯域化するためには、各ストリップラインY1 〜Y6
の自己アドミタンスを大きくするか、または各ストリッ
プラインY1 〜Y6 間の相互アドミタンスを小さくする
必要がある。しかし、狭帯域な通過帯域の近傍の減衰極
1 を通過周波数帯域のより近傍に移動させるために
は、自己アドミタンスを小さくし、または相互アドミタ
ンスを大きくする必要があり、狭帯域化と相反する傾向
にある。 【0041】これに対して、必要な通過帯域を確保した
上でその近傍に減衰極を有する狭帯域化を実現するに
は、各ストリップラインY1 〜Y6 の相互アドミタンス
も自己アドミタンスも共に大きくすればよく、それらの
大きさは、そのフィルタ回路の入出力インピーダンスよ
りも十分大きくすればよい。 【0042】本発明のフィルタによれば、ストリップラ
イン共振器の組A1 と組A2 との間の相互アドミタンス
13は、誘電体層61dを介しての先端開放ストリップラ
イン電極66aと先端開放ストリップライン電極68との重
なり幅と電極間距離(誘電体層61dの厚み)と誘電体層
61dの誘電率によって決定される。各ストリップライン
共振器の組A1 および組A2 のストリップラインの自己
アドミタンスY1 およびY3 を大きくするには、先端開
放ストリップライン電極64a・66aおよび68・70の幅を
大きくするか、それらの電極と接地電極62a・62bとの
距離を短くするか等の構造的な設定により達成でき、相
互アドミタンスY13を大きくするには、先端開放ストリ
ップライン電極66aと先端開放ストリップライン電極68
との重なり幅を大きくするか、それらの電極間距離を短
くするか等の構造的な設定により達成できる。 【0043】同じくストリップライン共振器の組A1
組A2 との間の相互アドミタンスY24は、誘電体層61c
・61d・61eを介しての先端短絡ストリップライン電極
65aと先端短絡ストリップライン電極69との重なり幅と
電極間距離(誘電体層61c・61d・61eの厚み)と誘電
体層61c・61d・61eの誘電率によって決定される。 【0044】各ストリップライン共振器の組A1 および
組A2 のストリップラインの自己アドミタンスY2 およ
びY4 を大きくするには、先端短絡ストリップライン電
極65aおよび69の幅を大きくするか、それらの電極と接
地電極62a・62bとの距離を短くするか等の構造的な設
定により達成でき、相互アドミタンスY24を大きくする
には、先端短絡ストリップライン電極65aと先端短絡ス
トリップライン電極69との重なり幅を大きくするか、そ
れらの電極間距離を短くするか等の構造的な設定により
達成できる。 【0045】以上は、他のストリップライン共振器の組
2 と組A3 の自己アドミタンスY5 ・Y6 および相互
アドミタンスY35・Y46についても同様である。 【0046】また、本発明のフィルタによれば、通過帯
域の高周波側に、通過帯域の近傍の第1の減衰極よりも
高い周波数の第2の減衰極f4 を有する。この第2の減
衰極f4 の位置は先端開放ストリップラインY1 ・Y3
・Y5 の共振器長L1 または先端短絡ストリップライン
2 ・Y4 ・Y6 の共振器長L2 によって決まり、これ
らの共振器長と減衰極f4 の波長λ4 との間には次式の
ような関係がある。 2L1 ≧L2 のとき、L1 =λ4 /4 2L1 ≦L2 のとき、L2 =λ4 /2 先端開放ストリップラインY1 ・Y3 ・Y5 と先端短絡
ストリップラインY2・Y4 ・Y6 との接続部は、どち
らかのストリップラインがこれらの条件式を満たせばイ
ンピーダンスが0になり、従って、フィルタ特性として
その周波数上に減衰極f4 ができることとなる。 【0047】また、通過帯域の中心周波数は、各ストリ
ップラインの自己および相互アドミタンス値を適切に設
定することにより決定される。 【0048】以上のような回路構成の本発明のフィルタ
により、図4に示すような周波数特性が得られる。図4
(a)および(b)は挿入損失S21(dB)の周波数
(GHz)に対する特性を示す線図である。 【0049】これら図4(a)および(b)より分かる
ように本発明のフィルタによれば、前述のように狭帯域
な通過帯域f2 −f3 の低周波側近傍もしくは高周波側
近傍(同図においては低周波側近傍)に急峻な減衰極f
1 を有する。 【0050】以上のような本発明のフィルタについての
回路構成および構造によれば、フィルタの入出力インピ
ーダンス(入出力アドミタンスの逆数)をある領域で任
意に設定することができるものとなる。 【0051】一般に、高周波用のディスクリートのフィ
ルタ部品は、入出力インピーダンスが入力側および出力
側共に50Ωに設定されている。しかし、そのような部品
と高周波回路のスイッチや増幅器等のIC(集積回路)
とを接続する場合、その間にインピーダンスマッチング
用のチップインダクタやチップコンデンサ等の部品を必
要とすることが多い。その理由は、必ずしも接続される
相手側の入出力インピーダンスが50Ωとは限らないから
である。 【0052】これに対して、本発明のフィルタによれ
ば、各ストリップラインのアドミタンス値およびキャパ
シタC1 ・C2 の容量値(キャパシタンス)を変えるこ
とにより、容易に入出力インピーダンスを変更すること
ができる。従って、スイッチ用のICや増幅器用のIC
と接続する高周波用のフィルタとして本発明のフィルタ
を使用すれば、インピーダンスマッチング用のチップイ
ンダクタやチップコンデンサ等の部品数の低減を行なう
ことができるとともに、それらの部品を介することによ
って生じるアイソレーション特性の劣化や損失の増加を
防ぐこともでき、良好な高周波特性の高周波用回路を実
現することができるものとなる。 【0053】誘電体基板を構成する誘電体層61a〜61h
はガラスセラミックスやアルミナ・ムライト等の電気絶
縁材料から成る。 【0054】これら誘電体層61a〜61hは、例えばアル
ミナ18〜24重量%と石英8〜17重量%、コージェライト
13〜25重量%、残部がホウ珪酸ガラスであるガラスセラ
ミックスで形成され、72〜76重量%の酸化珪素、15〜17
重量%の酸化ホウ素、2〜4重量%のアルミナ、1.5 重
量%以下の酸化マグネシウム、1.1 〜1.4 重量%の酸化
ジルコニウム、合量が2〜3重量%の酸化リチウム・酸
化カリウム・酸化ナトリウムから成るホウ珪酸ガラス粉
末に18〜24重量%のアルミナ粉末、8〜17重量%の石英
粉末、13〜25重量%のコージェライト粉末および適当な
有機バインダ・溶剤・可塑剤・分散剤等を添加混合して
スラリー状となすとともにこのスラリーを従来周知のド
クターブレード法やカレンダーロール法を採用してシー
ト状となすことによってグリーンシート(生シート)を
得、しかる後、所定のグリーンシートに適当な打ち抜き
加工を施すとともに複数枚を上下に積層してグリーンシ
ート積層体となし、最後にグリーンシート積層体を約90
0 ℃の温度で焼成することによって製作される。 【0055】接地電極62a・62bや入出力端子電極63a
・63b、先端開放ストリップライン電極64a・64b・66
a・66b・68・70、先端短絡ストリップライン電極65a
・65b・69、キャパシタ電極72a・72b、ビアホール67
a・67b・71・72・73a・73b・74は、例えば、銅や銀
・銀−パラジウム合金等の金属材料から成り、銅から成
る場合には、銅の粉末に適当な有機バインダ・溶剤等を
添加混合して得た金属ペーストを各誘電体層61a〜61h
となるグリーンシートの上下面や貫通孔に予めスクリー
ン印刷法等の厚膜手法を採用して所定のパターンに印刷
塗布しておくことによって、誘電体基板の上下面や内部
に所定パターンに形成・配設される。 【0056】なお、本発明は以上の例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更や改良
を加えることは何ら差し支えない。例えば、前述の例で
は接地電極62aは誘電体基板の上面に配設されて外部に
露出しているが、この上にさらに誘電体層を積層して誘
電体基板の内部に配設してもよく、共振器A1 とA3
の間にA2 を割り込ませるように配置してもよい。 【0057】 【発明の効果】本発明のフィルタによれば、3組のスト
リップライン共振器のうち回路的に両端にある組を形成
している2組の共振器の電極の一部と、それら2組の共
振器とは異なる層内に位置して回路的に中央にある組を
形成している他の1組の電極の一部とが、いわゆる側結
合に近い結合状態となるように、誘電体層を挟んで線路
長方向に電磁界的に結合するように配置されていること
から、先端開放ストリップライン間の上記結合の相互ア
ドミタンスY13と先端短絡ストリップライン間の上記結
合の相互アドミタンスY24とを十分大きくすることが可
能となり、これにより帯域通過フィルタを構成した場合
に、必要な通過帯域を確保しつつその通過帯域の低周波
数側もしくは高周波数側の近傍に急峻な減衰極を有する
ものとすることができ、急峻な減衰特性を有する狭帯域
特性を持つバンドパスフィルタを提供することができ
た。 【0058】また、本発明のフィルタによれば、誘電体
基板を挟んでいる一対の接地電極もストリップライン共
振器の電極の一部と誘電体層を挟んで配置されることか
ら、各共振器の先端開放ストリップラインや先端短絡ス
トリップラインの自己アドミタンスを大きくすることが
でき、これにより通過帯域の狭帯域化も容易に実現する
ことができた。 【0059】さらに、本発明のフィルタによれば、各共
振器の先端開放ストリップ線路の線路長L1 を通過帯域
の高周波側の第2の減衰極の波長の4分の1、または先
端短絡ストリップ線路の線路長L2 を通過帯域の高周波
側の第2の減衰極の波長の2分の1としたことから、周
波数帯域特性において有用な第2の減衰極を所望の周波
数に安定して設定することができる。従って、この第2
の減衰極を例えば通過帯域の中心周波数の2次高調波や
3次高調波等の通過帯域外で阻止したい周波数に設定す
ることにより、良好な通過帯域特性を有する帯域通過フ
ィルタを得ることができた。 【0060】また、本発明のフィルタによれば、帯域通
過フィルタを構成するストリップライン共振器の共振器
長を通過帯域の中心周波数の4分の1波長よりも短くす
ることにより、基板内蔵型のフィルタとして小型化なら
びに薄型化の要求にも十分に対応できた。これら各スト
リップライン共振器のアドミタンス値を基板内蔵型とし
ての構造的に許される範囲で適切に設定することによっ
て、さらなる小型化を図ることもできる。 【0061】さらに、本発明のフィルタによれば、先端
短絡ストリップラインの長さL2 をその線路幅W2 に対
して2〜3倍に留めることによってそのラインの抵抗を
小さくすることができ、これにより共振電流のスムーズ
な流れを確保することができ、通過帯域に対する挿入損
失を小さくすることができた。さらにまた、先端開放ス
トリップラインと先端短絡ストリップラインとの接続部
において線路幅に対して接続部の幅を同等に設定するこ
とによって、共振電流のより一層スムーズな流れを確保
することができ、通過帯域に対する挿入損失をより一層
小さくすることができた。 【0062】以上により、本発明のフィルタによれば、
帯域通過フィルタとして良好な有極性の狭帯域な通過帯
域特性を実現できる、小型化ならびに薄型化の要求にも
十分に対応でき、さらに低挿入損失の多層基板内蔵型の
フィルタを提供することができた。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)〜(h)は、それぞれ本発明のフィルタ
の実施の形態の一例を示す分解平面図である。 【図2】(a)および(b)は、それぞれ図1に示した
フィルタのA−A’断面図およびB−B’断面図であ
る。 【図3】図1および図2に示した本発明のフィルタの等
価回路図である。 【図4】(a)および(b)は、それぞれ図1〜図3に
示した本発明のフィルタの周波数特性を示す線図であ
る。 【図5】従来の平面積層型のフィルタの例を示す分解斜
視図である。 【図6】図5の平面積層型フィルタの等価回路図であ
る。 【図7】従来の基板内蔵型フィルタの例を示す分解斜視
図である。 【図8】(a)は図7のX−Y断面図、(b)は図7の
S−T断面図である。 【図9】図7の基板内蔵型フィルタの等価回路図であ
る。 【符号の説明】 61a〜61h・・・・・・・・・・・・・・誘電体層 62a、62b・・・・・・・・・・・・・・接地電極 64a、64b、66a、66b、68、70・・・・先端開放スト
リップライン電極(先端開放ストリップ線路) 65a、65b、69・・・・・・・・・・・・先端短絡スト
リップライン電極(先端短絡ストリップ線路) 67a、67b、71、72、73a、73b、74・・ビアホール
(貫通導体) 72a、72b・・・・・・・・・・・・・・キャパシタ電
極 A1 、A2 、A3 、・・・・・・・・・・ストリップラ
イン共振器の組 C1 、C2 ・・・・・・・・・・・・・・キャパシタ L1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・先端開放スト
リップ線路の線路長 L2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・先端短絡スト
リップ線路の線路長 f1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・第1の減衰極 f4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・第2の減衰極

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 通過帯域の近傍に第1の減衰極を、高周
    波側に前記第1の減衰極よりも高い周波数の第2の減衰
    極を有する周波数帯域特性を持つフィルタであって、一
    対の接地電極間に挟まれた複数の誘電体層から成る誘電
    体基板の内部に、一端が前記接地電極に接続された先端
    短絡ストリップ線路と、該先端短絡ストリップ線路の他
    端に接続された先端開放ストリップ線路とから成る共振
    器を3組配設させるとともにそれらの内2組の共振器を
    他の1組の共振器と異なる層内に位置させて、各共振器
    を線路長方向に電磁界的に結合させて成り、かつ前記2
    組の共振器の先端開放ストリップ線路にキャパシタを介
    して入出力端子が接続されているとともに、前記先端開
    放ストリップ線路の線路長を前記第2の減衰極の波長
    分の1または前記先端短絡ストリップ線路の線路長を
    前記第2の減衰極の波長の2分の1としており、前記2
    組の共振器が、前記先端短絡ストリップ線路と、該先端
    短絡ストリップ線路の上下の層にそれぞれが対向するよ
    うに配設され、かつ貫通導体により接続された2つの先
    端開放ストリップ線路とから成るとともに、前記入出力
    端子に接続されたキャパシタのキャパシタ電極が、前記
    貫通導体により接続された2つの先端開放ストリップ線
    路間に挟まれていることを特徴とするフィルタ。
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