JP3494750B2 - 防水型ジョイントコネクタ - Google Patents

防水型ジョイントコネクタ

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JP3494750B2
JP3494750B2 JP07974195A JP7974195A JP3494750B2 JP 3494750 B2 JP3494750 B2 JP 3494750B2 JP 07974195 A JP07974195 A JP 07974195A JP 7974195 A JP7974195 A JP 7974195A JP 3494750 B2 JP3494750 B2 JP 3494750B2
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次雄 安保
勝次 島沢
博文 井口
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菱星電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線等
に使用され、特にハウジングに収容した接続端子をカバ
ーと粘着性シール材により密封した防水型ジョイントコ
ネクタに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、ジョイントコネクタは配線路の
分岐・接続のために多用されており、例えばハウジング
には短絡端子がモールドされ、短絡端子の舌片状の端子
部が端子収容穴の奥から突出されている。電線に接続さ
れた接続端子がハウジング内の端子収容穴に挿入された
際には、接続端子が短絡端子により接続され、接続端子
同士を容易に短絡することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、防水性が極めて困難であるという問題
点がある。 【0004】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、防水性を容易にかつ確実に行うことができる防水型
ジョイントコネクタを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る防水型ジョイントコネクタは、ハウジン
グの基板の片端側に接続端子の接続部を収容し終端を閉
塞した複数の接続部収容穴を設けると共に、前記接続部
収容穴のそれぞれの入口部に可撓性を有し係止突起を持
つ端子係止部を形成すると共に、前記接続部収容穴の終
端部にブスバーを配置し、前記基板の面に沿って電線を
接続した前記接続端子を挿着して前記接続部を前記ブス
バーと嵌合させると共に前記接続部を前記端子係止部に
より係止し、前記ハウジングとは別体で、前記ハウジン
グの基板の両面にそれぞれ被着しヒンジ部により連結し
た2つ割りのカバーにより前記接続端子、電線を覆うこ
とにより、予め前記カバーの内側に施した粘着性シール
材により前記接続端子、電線を密封したことを特徴とす
る。 【0006】 【作用】上述の構成を有する防水型ジョイントコネクタ
では、電線に接続した接続端子をハウジングに設けたブ
スバーに嵌合してハウジング内に収容した後に、別体の
カバーを取り付ける。カバーの内面に粘着性シール材を
施して、カバー同士をヒンジ部で折曲して対向させ、対
向させたカバーによりハウジング及び接続端子、電線を
覆うと、粘着性シール材がハウジング及び電線の周囲の
隙間を埋める。 【0007】 【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の断面図、図2は斜視図であり、電
線1に接続され相互に短絡すべき複数個の接続端子2が
ハウジング3に収容され、ハウジング3及び電線1の接
続部分がカバー4により包囲され、ハウジング3、ハウ
ジング3の外側に露出した接続端子2、電線1がカバー
4の内面に付された粘着性シール材5により密封された
状態を示している。 【0008】接続端子2は導電金属板から例えば雌型に
形成され、相手側端子を受け入れる端子接続部11と、
電線1の芯線を圧着する芯線圧着部12と、電線1の被
覆を圧着する被覆圧着部13とが順次に設けられてい
る。 【0009】ハウジング3は図3に示すように電気絶縁
性を有する合成樹脂材により形成され、ハウジング3の
奥側は密封され、入口側には複数の接続部収容穴22の
開口部が設けられている。接続部収容穴22は例えば2
段の3列に設けられ、その内部は接続端子2の端子接続
部11を収容してその揺動を防止する大きさとされ、ハ
ウジング3の奥壁21aには短絡用のブスバー23が埋
設されている。ブスバー23は導電金属板から形成さ
れ、そこには接続端子2の端子接続部11に挿し込まれ
る複数の舌片状の端子部23aと、これらの端子部23
a同士を連結する連結部23bとが設けられ、端子部2
3aは接続部収容穴22内に突出され、連結部23bは
奥壁21aに埋設されている。 【0010】またハウジング3には、接続端子2の後部
を保持するための保持片24が接続部収容穴22の入口
に水平に設けられた隔壁21bから一体に突設され、こ
の保持片24の上下面には接続端子2の被覆圧着部13
を当接するための窪み24aがそれぞれ設けられてい
る。そして、ハウジング3の上下外壁21cには、内方
へ突出する係止突起25aを備えた可撓性を有する係止
部25が各接続部収容穴22に対応して設けられ、係止
部25の側方は内隙部26とされている。 【0011】一方、カバー4も電気絶縁性を有する合成
樹脂材から形成され、図4の斜視図に示すように同形状
の2個のカバー本体31が対称的に配置され、それらは
2個のヒンジ部32により連結されている。カバー本体
31は双方が突き合わせられた際に角筒状体を形成する
ようにされると共に、その際にハウジング3の上下外壁
21cに当接される上段部33と、接続端子2の後部と
電線1の端部に近接される下段部34と、これらの上段
部33及び下段部34からハウジングの左右外壁21d
に当接される間隔で立ち上げられた両側板35とが設け
られている。上段部33の内面にはハウジング3の内隙
部26に嵌入する突起36が設けられている。ここで、
上段部33と側板35による部分はハウジング3の後部
を挾着するハウジング挾着部であり、下段部34と側板
35による部分は接続端子2の後部と共に電線1の端部
を挾着する電線挾着部でもある。 【0012】そして、図5に示すように双方のカバー本
体31の上段部33、下段部34及び側板35の内面の
全体に粘着性シール材5が貼付されている。この粘着性
シール材5には、防水性と粘着性を兼ね備えた例えばブ
チルゴム等が使用されている。なお、実施例においては
シートに塗布した粘着性シール材5をカバー本体31の
内面に転写しているが、粘着性シール材5をコテなどに
より内面に塗布してもよい。 【0013】このような構成により、カバー4は次のよ
うな工程により取り付けられる。 (1) 先ず、電線1に接続された接続端子2をハウジング
3の接続部収容穴22に挿入する。端子接続部11が係
止部25を外方へ撓ませながら前進し、端子接続部11
の内部にブスバー23の端子部23aが嵌合する。同時
に、被覆圧着部13が窪み24aに当接すると共に、係
止部25が復元してその係止突起25aが端子接続部1
1の後端に係止する。接続端子2はその端子接続部11
が接続部収容穴22に嵌合し、かつ被覆圧着部13が窪
み24aに当接することにより揺動が防止され、端子接
続部11の後部が係止部25の係止突起25aに係止さ
れることにより接続端子2は接続部収容穴22からの抜
け出しが防止される。 【0014】(2) そして、図6に示すようにカバー4の
カバー本体31をヒンジ部32の端部で折曲し、双方の
カバー本体31を対向させ、ハウジング3の後部から電
線1の端部の間の上下に位置付け、その後に双方のカバ
ー本体31を突き合わせる。これにより、上段部33、
下段部34及び側板部35により角筒状体が形成され、
この角筒状体の上段部33側によりハウジング3の後部
を挾着し、下段部34側により接続端子2の後部及び電
線1の端部を挾着し、突起36がハウジング3の内隙部
26に嵌入する。 【0015】(3) 最後に、下段部34の後部を上下から
締め付け、必要に応じて加熱しカバーに塑性変形を与
え、下段部34同士をすぼめるようにする。これによ
り、双方の下段部34が内方へ接近して電線1を内方へ
押圧し、同時に粘着性シール材5が接続端子2、電線1
の周囲の隙間を埋める。 【0016】上述したように、この実施例ではカバー4
の双方のカバー本体31がヒンジ部32で連結されてい
るため、カバー4を管理したり、カバー4に粘着性シー
ル材5を塗布したり、カバー4をハウジング3に取り付
けたりする作業を容易にすることができ、ハウジング3
の後部をカバー4と粘着性シール材5により確実に防水
することができる。 【0017】なお、上述した実施例では双方のカバー本
体31を同形状としたが、突き合わせた際に筒状体を形
成するのであれば同形状でなくともよい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る防水型
ジョイントコネクタは、カバーを突き合わせた際に筒状
を形成しハウジングと別体の2つ割りのカバー本体を使
用するので、カバーを取り付ける際には、カバーを1部
材として取り扱うことができ、容易に取り付けることが
できる。また、ハウジングに固定した接続端子、電線を
カバーと粘着性シール材により密封したため、防水性を
確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例の断面図である。 【図2】斜視図である。 【図3】ハウジングの斜視図である。 【図4】カバーの斜視図である。 【図5】カバーに粘着性シール材を塗布した状態の斜視
図である。 【図6】カバー本体同士を対抗させた状態の斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 電線 2 接続端子 3 ハウジング 4 カバー 5 粘着性シール材 11 端子接続部 22 接続部収容穴 23 ブスバー 25 係止部 31 カバー本体 32 ヒンジ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−165973(JP,A) 特開 平4−229572(JP,A) 特開 平2−54876(JP,A) 実開 平5−53155(JP,U) 実開 平5−36770(JP,U) 実開 平4−27589(JP,U) 実開 平4−27588(JP,U) 実開 平5−84076(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 31/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハウジングの基板の片端側に接続端子の
    接続部を収容し終端を閉塞した複数の接続部収容穴を設
    けると共に、前記接続部収容穴のそれぞれの入口部に可
    撓性を有し係止突起を持つ端子係止部を形成すると共
    に、前記接続部収容穴の終端部にブスバーを配置し、前
    記基板の面に沿って電線を接続した前記接続端子を挿着
    して前記接続部を前記ブスバーと嵌合させると共に前記
    接続部を前記端子係止部により係止し、前記ハウジング
    とは別体で、前記ハウジングの基板の両面にそれぞれ被
    着しヒンジ部により連結した2つ割りのカバーにより前
    記接続端子、電線を覆うことにより、予め前記カバーの
    内側に施した粘着性シール材により前記接続端子、電線
    を密封したことを特徴とする防水型ジョイントコネク
    タ。
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