JP3494499B2 - 4軸4輪トロ台車の車輪間隔変更トロ台車 - Google Patents
4軸4輪トロ台車の車輪間隔変更トロ台車Info
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Description
業用トロッコ又はトロ台車において複数の軌条間隔に対
応できる車輪間隔変更トロ台車に関するものである。
があり、我国では在来線(狭軌)と新幹線(広軌)の2
種類が併存している。このため作業用トロッコも2種類
必要であって、トロッコ使用者は常に2種類のトロッコ
を所有し保管しておかなければならず、多額の費用負担
と広い保管場所を強いられていた。このような不経済を
解決するため従来の2軸4輪トロッコにおいて車輪間隔
(バックゲージ)を990mmと1360mmに変更す
るトロッコが提案されたが、車軸を固定支持したまま車
輪を軸方向に移動させる構造であるため位置設定等の変
更作業が煩わしい上、2軸4輪トロは軌条間の突起物と
車軸が接触する危険があり建設作業用として利用できな
い。このため実公昭57−5246の如き4軸4輪配置
のものが使用されているのである。
作業にも適用できる4軸4輪トロ台車において、その車
輪間隔を広狭のレールゲージに対応させて簡単な作業で
しかも作業場所を選ばず安全確実に変更できるトロ台車
を提供するものである。即ち、車輪間隔の変更は軸方向
移動手段によって自動的に行ない、それに合わせてブレ
ーキ系の連結ロッドを組替えるだけで行なえるようにし
たものである。
台車は、レール巾方向に対面する一対の車輪が夫々独立
の軸受に支持された4軸4輪トロ台車において、各車輪
軸受とブレーキシューが組として基板に取付けられると
共に前記基板上に方形枠状支持ブロックが固設され、前
記支持ブロックのレール巾方向両側面が台枠を構成する
一対の平行横梁内面に突設した摺動ガイド突起に嵌合し
て前記横梁間に収容されると共に前記基板の周辺部が前
記横梁底面を支承する如く設けられて可動輪軸ユニット
として構成され、レール巾方向の一対の前記輪軸ユニッ
ト同志が伸縮手段を介して連結され、前記支持ブロック
がその規定位置において前記横梁間上面に固設した固定
板にボルトによって着脱可能に固定されてなるものであ
る。更に上記トロ台車において車輪間隔変更作業を容易
にするためトロ台車の台枠の4隅に小型のリフト装置を
折畳み収納可能に取付けてなるものである。伸縮手段
は、油圧又は電動シリンダ、ターンバックル等任意であ
り、リフト装置は、手動式又は動力式等任意である。な
お平行横梁両内面に設ける摺動ガイドは、バーであって
もよいが一方は締付調節可能な複数のボルトによるのが
よい。本発明においてブレーキシューは、輪軸ユニット
と一緒に可動されるから間隔変更作業においてはブレー
キ系の連結ロッドの位置を変更するだけである。
3Bは台枠を構成しているレール巾方向に平行する一対
の横梁、5,6,7,8は夫々横梁3A,3Bに案内さ
れる可動輪軸ユニットであり、横梁間に固設した固定板
10にボルト12によって着脱可能に取付けられてい
る。4は心皿、9は連結器である。3C,3Dは横梁3
A,3B間に架設された縦梁であって可動輪軸ユニット
の可動域を構成している。13はレール巾方向の輪軸ユ
ニット5,6及び7,8を連結している伸縮装置であっ
て車輪間隔を990mmから少なくとも1360mmに
変更できるストロークを有するものである。輪軸ユニッ
トは、車輪21用のスペースを繰り抜いた枠状の基板2
0の下面に一対の軸受22とブレーキシュー取付ブラケ
ット23が固設され、シュー24及びシュー押え用リン
ク25を枢着すると共に上面に方形枠状支持ブロック2
6が固設されて構成されている。支持ブロック26は、
軸受22上に位置して立設した支持部材27とその側端
面にレール巾方向に亘って固着した側面部材28によっ
て枠状に形成され、側面部材の外側面には摺動溝28A
又は28Bが設けられている。各輪軸ユニットは支持ブ
ロック26が横梁3A,3B間と縦梁3C,3D間に囲
まれた可動域内に位置し且つ基板20の周辺部が横梁の
底面に当接し台枠を支承するように組込まれる。輪軸ユ
ニットの支持ブロック26は、台枠の可動域内にあって
常に3側面が一対の横梁と一方の縦梁に接して保持され
ている。29は支持部材の外面に固定され可動輪軸ユニ
ットの可動範囲を規定する板状のストッパであって縦梁
内面に設けてもよい。横梁3Bの内面には支持ブロック
の側面部材に設けた摺動溝28Aに嵌合する摺動ガイド
バー30が突設され、他方の横梁3Aには他方の摺動溝
28Bに嵌合し、摺動ガイドと締付を兼ねる複数の押え
ボルト31が貫通して取付けられている。32はボルト
案内、33はロックナットである。ボルト案内32は輪
軸ユニットの可動範囲に対応して横梁の外面に等間隔に
4ケ固設され、このうち3ケが摺動溝28Bに嵌合する
ように設けられているから常に外側のいずれかのボルト
案内が遊ぶことになる。35は支持ブロック26の上面
に垂設したネジ孔であって固定板の所定個所に設けたボ
ルト孔15又は16に対応して穿設されており、支持ブ
ロックは夫々の個所でボルト12によって固定されてい
る。11は固定板の裏面に設けた受板である。36は支
持ブロックの内側面に固設した連結片であって伸縮装置
13を連結する。40はブレーキシリンダ、41はシリ
ンダの進退ロッド40Aに連結したレバーである。レバ
ー41は回動軸42を軸着し、回動軸42は軸受43に
支持されている。回動軸42の各端側42A,42Bは
変更されるゲージ巾に対応した間隔に設定され、その軸
断面は、例えば断面正方形に形成されており、回動リン
ク44の中心孔に対して回転不能且つ挿脱自在に嵌入さ
れる。軸端にはワッシャ及びナットが設けられているこ
と勿論である。45は回動リンク44に対称的にピン連
結されるブレーキシュー作動ロッドである。このような
構成によって回動リンク44とロッド45は容易に分解
組立ができる。16は、車輪間隔を変更する際に使用す
る手動ジャッキであって台枠の隅角部にトラニオンによ
って枢着されていて常時は台枠下面に収納され、作業時
にこれを垂下させて使用するものである。
はブレーキ系を構成しているロッド及びリンクを取外し
固定ボルト12を抜取ってガイドボルト31を緩めてお
き、次に前方又は後方の車輪を輪止め等によって固定し
てから他方のジャッキによって台枠を約3〜5cmリフ
トアップして傾斜させて油圧シリンダ13に圧油を供給
して伸縮装置を作動させる。可動輪軸ユニットの可動範
囲は規定されているから両ユニットは自動的に所定位置
に停止する。その後ガイドボルト31を締めながら固定
ボルト12を新たなボルト孔15又は16に挿入して輪
軸ユニット5,6又は7,8を固定し、ブレーキロッド
を軸受43の反対側の42A側又は42B側に組み替え
る。以上と同様の作業を他の輪軸ユニットにも行なうこ
とによって台車のゲージ巾が変更される。なお伸縮装置
は、稼働時だけ作動するものであって常時は無負荷であ
る。
可動輪軸ユニットの支持ブロックを嵌入すると共に輪軸
ユニット間に介装連結した伸縮装置を作動させてゲージ
巾を容易に変更できるから広狭2種類の専用台車を用意
する必要がなく経済的で保管スペースも不要になる。ま
た、輪軸ユニットにはブレーキシューブラケットを固設
してあるからブレーキシューの位置変更作業が不要にな
る他、台車に取付てあるリフト装置によって場所を選ば
ずにゲージ巾の変更作業が簡単にできる。なお、本発明
において伸縮装置とリフト装置はピンによって連結接続
されているからゲージ変更を長期間行なう必要がない場
合はこれらを取外しておくことが可能である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レール巾方向に対面する一対の車輪が夫
々独立の軸受に支持された4軸4輪トロ台車において、
各車輪軸受とブレーキシューが組として基板に取付けら
れると共に前記基板上に方形枠状支持ブロックが固設さ
れ、前記支持ブロックのレール巾方向両側面が台枠を構
成する一対の平行横梁内面に突設した摺動ガイド突起に
嵌合して前記横梁間に収容されると共に前記基板の周辺
部が前記横梁底面を支承する如く設けられて可動輪軸ユ
ニットとして構成され、レール巾方向の一対の前記輪軸
ユニット同志が伸縮手段を介して連結され、前記支持ブ
ロックがその規定位置において前記横梁間上面に固設し
た固定板にボルトによって着脱可能に固定されてなる車
輪間隔変更トロ台車。 - 【請求項2】 台枠の4隅に小型のリフト装置を折畳み
収納可能に取付けてなる請求項1記載の車輪間隔変更ト
ロ台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09138695A JP3494499B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 4軸4輪トロ台車の車輪間隔変更トロ台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09138695A JP3494499B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 4軸4輪トロ台車の車輪間隔変更トロ台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258713A JPH08258713A (ja) | 1996-10-08 |
JP3494499B2 true JP3494499B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=14024944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09138695A Expired - Lifetime JP3494499B2 (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 4軸4輪トロ台車の車輪間隔変更トロ台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3494499B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010029805B4 (de) * | 2010-06-08 | 2016-09-29 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Schienenfahrzeug |
JP5764166B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2015-08-12 | 株式会社トキオ | 保守用トロッコ |
JP5764165B2 (ja) * | 2013-06-25 | 2015-08-12 | 株式会社トキオ | 保守用トロッコ |
CN104354714B (zh) * | 2014-10-11 | 2016-08-17 | 唐山学院 | 可调节宽度的动车动力工艺转向架 |
EP3409554A1 (de) * | 2017-06-01 | 2018-12-05 | Walo Bertschinger AG | Schienenfahrzeug mit allradantrieb |
CN108867572B (zh) * | 2018-06-06 | 2021-02-19 | 中国葛洲坝集团第一工程有限公司 | 转运堆石坝面板钢筋网片的无轨台车及施工方法 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP09138695A patent/JP3494499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08258713A (ja) | 1996-10-08 |
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