JP3494250B2 - テーブル、机等の組立構造 - Google Patents

テーブル、机等の組立構造

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JP3494250B2 JP05818795A JP5818795A JP3494250B2 JP 3494250 B2 JP3494250 B2 JP 3494250B2 JP 05818795 A JP05818795 A JP 05818795A JP 5818795 A JP5818795 A JP 5818795A JP 3494250 B2 JP3494250 B2 JP 3494250B2
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丁 李
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脚に天板を取り付ける
テーブル、机等の組立構造に関する。
【0002】
【産業上の利用分野】一般にテーブル、机等は、脚の上
端部に固着した取付板をねじで天板の下面の隅部等に固
定するように構成されたものが多い。また、脚の上端部
に嵌着される連結材に嵌合片を横方向に突設し、この嵌
合片を天板支持体の端部に開口する凹部に嵌合させて連
結するように構成したテーブルも知られている(実公平
5−25461号公報参照)。
【0003】しかしながら、上述した従来のテーブル、
机等では、1つの脚に1つの天板のみ取り付け可能にな
っているため、複数のテーブル等の天板を左右又は前後
に連設する場合に、各天板にそれぞれ4本の脚が必要で
あり、脚の本数を削減することができない。
【0004】このため、従来では、上端に複数個の天板
を取り付け可能な取付板を固着した脚等の連設専用の脚
を別途準備する必要があり、コストアップの原因になっ
ていた。
【0005】そこで、本出願人は、既に、連設専用の脚
等を別途準備する必要をなくし、脚を介して天板を容易
に連設できるようにするため、脚の上端部の外周部に複
数個の嵌合溝を周方向に等間隔あけて形成し、上記嵌合
溝に嵌合保持される嵌合部を有する天板取付具を天板の
四隅部に取り付けるテーブル、机等の組立構造を出願し
て提案した(特願平6−39086号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本出願人が提
案した上記組立構造では、脚の嵌合溝に天板取付具の嵌
合部を単に挿入して嵌合保持するものであるため、嵌合
部分が緩んでガタつきが生じる可能性がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、連設専用金
具等を必要とせずに脚を介して天板を容易に連設するこ
とができ、しかも、天板と脚との嵌合が緩みなく確実か
つ強固になされるテーブル、机等の組立構造を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1記載の発明は、脚の上端部の外周部に複数
個の嵌合溝を周方向に間隔をあけて形成し、嵌合溝に嵌
合保持される嵌合部を有する天板取付具を天板に取り付
けるテーブル、机等の組立構造において、嵌合部の上部
に、周囲に複数個のスリットを形成した受穴部を設け、
この受穴部に嵌合部の上部を拡開させる挿入部材を挿入
したことを特徴とするテーブル、机等の組立構造を提供
する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のテ
ーブル、机等の組立構造において、受穴部の開口部に、
挿入部材に形成したテーパー部と当接する傾斜部を形成
したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のテーブル、机等の組立構造において、挿入部材が
頭部にテーパー部を有するねじであり、受穴部がねじと
螺合するねじ穴であることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載のテーブル、机等の組立構造にお
いては、天板に取り付けた天板取付具の嵌合部を脚の上
端部の嵌合溝に嵌合させることで、天板と脚とを簡単に
連結することができる。そして、必要に応じて脚の上部
の複数個の嵌合溝に複数個の天板取付具の嵌合部を同時
に嵌合させることができるので、連設専用金具等を必要
とせずに脚を介して複数の天板を容易に連設することが
できる。さらに、嵌合部と嵌合溝とを嵌合させた後、嵌
合部の受穴部に挿入部材を挿入すると、嵌合部の上部が
拡開されるので、嵌合部の外周と嵌合溝とを強固に接合
することができ、嵌合部分にガタつきの生じることを防
ぐことができる。
【0012】請求項2記載のテーブル、机等の組立構造
においては、受穴部の開口部に、挿入部材に形成したテ
ーパー部と当接する傾斜部を形成しているので、挿入部
材の挿入が容易になるとともに、挿入部材の挿入により
嵌合部の上部を容易に拡開させることができる、請求項
3記載のテーブル、机等の組立構造においては、挿入部
材が頭部にテーパー部を有するねじであり、受穴部がね
じと螺合するねじ穴であるので、受穴部への挿入部材の
螺入により、容易かつ確実に嵌合部の上部を拡開させる
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1から図4は本発明をテーブルに適用し
た場合の一実施例を示したものであり、図1は本実施例
の全体斜視図、図2は本実施例の要部の分解斜視図、図
3は本実施例の要部の縦断面図、図4は本実施例の天板
と脚との連結状態を示す概略平面図である。
【0015】図において、テーブルは天板1と4本の脚
2とを備えており、脚2は下端に高さ調整用のアジャス
タ4(図3参照)を備えた脚本体3と、この脚本体3の上
端に取り付けられた支持具5とからなる。そして、脚2
の上端部の外周部をなす支持具5の外周面にはスリット
溝状の複数個(図においては8個)の嵌合溝6が周方向に
等間隔あけて形成されている。支持具5は脚本体3より
も大きな外径を有しているが、両者は等径であってもよ
い。また、支持具5と脚本体3とは一体に形成してもよ
いが、本実施例の場合、嵌合溝6を有する支持具5と脚
本体3とを別個に加工形成することができるので、各々
を最小限の加工コストで安価に製造することができる。
また、支持具5を共通化し、長さの異なる脚本体3を選
択して組み合わせることより長さの異なる脚2を容易に
準備することができる。
【0016】支持具5のねじ部(図示せず)を脚本体3の
ねじ穴(図示せず)にねじ込むことで、両者は強固に係合
されており、脚本体3と支持具5とを簡単かつ強固に結
合することができる。
【0017】図4に示すように、各嵌合溝6は横断面略
凸形状をなし、支持具5の外周面における各嵌合溝6の
開口幅dは、この嵌合溝6の内空間部6aの横幅Dより
も狭く形成されている。また、図2に示すように、各嵌
合溝6は上下方向に延びて支持具5の上端に開放してお
り、支持具5の上端には嵌合溝6の上端を塞ぐキャップ
体7が着脱可能に取り付けられている。ここではキャッ
プ体7の下面中央にねじ部8が設けられており、支持具
5の上端中央にはこのねじ部8と螺合するねじ穴9が形
成されている。
【0018】一方、天板1の周辺部例えば四隅部にはそ
れぞれ脚2の支持具5の外周面と嵌合する凹面部10が
形成されている。また、天板1の四隅部の下面に取り付
けられる天板取付具11は天板1の下面に当接するベー
ス部12と支持具5の嵌合溝6に嵌合保持可能な略角柱
状の嵌合部13とからなっており、天板1の四隅部の下
面に形成された3つのねじ穴14に対応して天板取付具
11のベース部12にはねじ穴14に螺合する止ねじ1
5を下から通す3つのねじ通孔16が形成されている。
天板取付具11の嵌合部13の上部には、周囲に複数個
のスリット13aを形成した受穴部としてのねじ穴部1
3bが形成され、このねじ穴部13bの開口部分には外
方に向けて広がるように傾斜部13cが形成されてい
る。ねじ穴部13bの開口部分には嵌合部13の上部を
拡開させるための挿入部材としてのねじ17が挿入され
る。このねじ17は頭部17aには、ねじ穴部13bの
開口部分の傾斜部13cに対応して頭部上方に向けて径
が大きくなるテーパー部17bが形成されている。
【0019】上記構成のテーブルの組立構造において
は、天板1に取り付けた天板取付具11の嵌合部13を
脚2の支持具5の上端から嵌合溝6に嵌合させる。この
とき、上述したように、各嵌合溝6の開口幅dは、この
嵌合溝6の内空間部6aの横幅Dよりも狭く形成されて
いるいるので、嵌合溝6に嵌合した天板取付具11の略
角柱状の嵌合部13が、嵌合溝6から側方に抜け出るこ
とを防止できる。嵌合部13を嵌合溝6に嵌入した後、
支持具5の上端から嵌合部13のねじ穴部13bの開口
部分からねじ17を螺入する。すると、ねじ穴部13b
の傾斜部13cとねじ17の頭部17aのテーパー部1
7bとが当接し、ねじ17の頭部17aにてねじ穴部1
3bを外方に拡開させるので、図3に示すように、嵌合
部13と嵌合溝6とが強固に嵌合することになる。ねじ
17を螺入した後、キャップ体7を支持具5の上端に螺
着する。このことにより、嵌合部13は嵌合溝6内に位
置決め固定され、天板取付具11を介して天板1と脚2
とが強固に連結される。
【0020】また、1つの脚2に1枚の天板1のみを連
結した場合、脚2の支持具5の外周面に形成されている
8つの嵌合溝6の一部が外部に表出するが、嵌合溝6を
形成した支持具5は装飾性に優れた外観を有するので、
テーブルの美観を損ねることはない。さらに、天板取付
具11は天板1の下面に簡単にねじ止めすることができ
るので、組立の作業性に優れている。
【0021】なお、脚2の上部の複数個の嵌合溝6に複
数個の天板取付具11の嵌合部13を同時に嵌合させる
ことができるので、連設専用金具等を必要とせずに脚2
を介して天板1を容易に連設することができる。
【0022】また、上述した実施例では挿入部材として
頭部17aにテーパー部17bを有するねじ17が用い
られているが、ねじ部がテーパー状となったねじを用
い、このテーパーねじを受穴部であるテーパー状のねじ
穴部に螺合させるようにしてもよい。また、テーパー付
きの棒状体のように、受穴部への挿入により嵌合部の上
部を外方向に拡開させ得るものであれば挿入部材として
採用可能である。
【0023】以上、本発明をテーブルに適用した場合の
実施例を説明したが、天板と脚との結合構造を採用する
机、カウンター等にも本発明を適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、連設専用金具等を必要とせずに脚を介して天
板を容易に連設することができ、しかも、天板と脚との
嵌合部分の強固に嵌合することができ、嵌合部分にガタ
つきの生じることを防止することができて、堅牢で耐久
性に優れたテーブル、机等の組立構造を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をテーブルに適用した場合の一実施例を
示すテーブルの全体斜視図である。
【図2】図1に示すテーブルの要部の分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示すテーブルの要部の縦解斜視図であ
る。
【図4】図1に示すテーブルの天板と脚の連結部分を示
す概略平面図である。
【符号の説明】
1 天板 2 脚 3 脚本体 5 支持具 6 嵌合溝 7 キャップ体 11 天板取付部 13 嵌合部 13a スリット 13b ねじ穴部(受穴部) 13c 傾斜部 17 ねじ(挿入部材) 17a 頭部 17b テーパー部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚の上端部の外周部に複数個の嵌合溝を
    周方向に間隔をあけて形成し、嵌合溝に嵌合保持される
    嵌合部を有する天板取付具を天板に取り付けるテーブ
    ル、机等の組立構造において、 嵌合部の上部に、周囲に複数個のスリットを形成した受
    穴部を設け、この受穴部に嵌合部の上部を拡開させる挿
    入部材を挿入したことを特徴とするテーブル、机等の組
    立構造。
  2. 【請求項2】 受穴部の開口部に、挿入部材に形成した
    テーパー部と当接する傾斜部を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載のテーブル、机等の組立構造。
  3. 【請求項3】 挿入部材が、頭部にテーパー部を有する
    ねじであり、受穴部がねじと螺合するねじ穴であること
    を特徴とする請求項1または2記載のテーブル、机等の
    組立構造。
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