JP3493883B2 - カートリッジ式油タンクの油量窓構成 - Google Patents

カートリッジ式油タンクの油量窓構成

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JP3493883B2
JP3493883B2 JP08786496A JP8786496A JP3493883B2 JP 3493883 B2 JP3493883 B2 JP 3493883B2 JP 08786496 A JP08786496 A JP 08786496A JP 8786496 A JP8786496 A JP 8786496A JP 3493883 B2 JP3493883 B2 JP 3493883B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカートリッジ式油タ
ンクの油量窓構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石油暖房機の燃料の残量確認は図5に示
すように機器本体12に設けられた覗き窓13を介し機
器本体12内に収納されたカートリッジ式油タンク14
の油量窓15で行われることが多い。機器に燃料を補給
する場合にはカートリッジ式油タンク14を機器本体1
2から抜き出して反転させ、給油口キャップ16を外し
て給油するが、この時のタンクの満量も同じく油量窓1
5で判断する。従来の構成は図6に示すようにカートリ
ッジ式油タンク14外側から漏れ防止用のパッキン16
を介して油量窓15を複数本の取付部材17などで固定
していた。取付部材17の形状には図7に示すように、
ドライバー用のビス形状(a)(b)、六角レンチ用形
状(c)、リベット形状(d)、楕円ビス形状(e)な
どがある。取付部材17の締め付け部には油量窓15の
割れ防止のために金属製の油量窓カバー18を設けてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、使用者がドライバーや六角レンチやペン
チ等の一般的な工具によって故意に油量窓15を簡単に
取り外したり、シール性を損なわせることができる。ま
た、油量窓15の周囲の隙間から工具を無理に差し込ん
で油量窓15とタンク14のシール性を損なわせるなど
の行為も可能である。シール性が損なわれると、燃焼性
があり臭いの伴う油が室内に漏れてしまう近年よく言わ
れる製造物責任が不明確になりやすいという問題を有し
ている。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、カー
トリッジ式油タンクの外側から油量窓を取り外したりシ
ール性を損なわせることができなく製造物品質がユーザ
ーの故意やいたずらによって損なわれることがなく、責
任の所在が明確となるカートリッジ式油タンクの油量窓
構成を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、油タンクの油量確認用の窓部において、油
タンク外装と漏れ防止用パッキンを介して螺合される互
いにおねじ形状とめねじ形状を有した油量窓本体と窓固
定具を備え、油量窓周囲の油タンク外装の表面に設けた
凹状段押し面とそれに対向する油量窓本体又は窓固定具
の何れかに回り止めの形状を設け、さらに油タンクの窓
部開口部にも回り止め形状で嵌合することで、油量窓部
はカートリッジ式油タンク外側面から分解したり、取り
外せない。また、油量窓部周囲の段押しは油量窓部がタ
ンク本体の外表面から突出せず、工具等が差し込める隙
間を生じさせない形状を有するものである。
【0006】本発明は上記のような構成によって、カー
トリッジ式油タンクの外側から使用者の故意やいたずら
によって油量窓部を取り外したり、シール性を損なわせ
ることができない。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は油タンクの油量確認用の
窓部において、油タンク外装と漏れ防止用パッキンを介
して螺合される互いにおねじ形状とめねじ形状を有した
油量窓本体と窓固定具を備え、油量窓周囲の油タンク外
装の表面に設けた凹状段押し面とそれに対向する油量窓
本体又は窓固定具の何れかに回り止めの形状を設け、さ
らに油タンクの窓部開口部にも回り止め形状で嵌合する
ものである。
【0008】さらに、油量窓部部品の外側表面が油タン
ク本体の外表面と同一もしくは内側に位置するような形
状に油タンク表面の凹状段押し面を備え、油量窓の外周
囲と段押し部との間に通常の工具の入り込む隙間がない
ものである。そして油量窓部はカートリッジ式油タンク
外側面から分解したり、取り外せない。また、油量窓部
周囲の段押しは油量窓部がタンク本体の外表面から突出
せず、工具等が差し込める隙間を生じさせない上記の構
成によって、カートリッジ式油タンクの外側から使用者
の故意やいたずらによって油量窓部を取り外したり、シ
ール性を損なわせることができない。
【0009】以下本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。 (実施例1)図1において、1はカートリッジ式油タン
クを構成するタンク本体、2はタンクフタ部、3はタン
クを密閉するための着脱可能な給油口キャップ、4はそ
れに対応する給油口口金である。タンク本体1にはタン
クの運搬のための把手5が把手取付金具6によって固定
されている。油量窓部はおねじ形状を有した略透明であ
る油量窓本体7が漏れ防止用のパッキン8を介してタン
ク本体1に設けた窓開口部9に挿入されており、タンク
内側からめねじ形状の窓固定具10によって螺合され固
定されている。
【0010】タンク本体1の窓開口部の周囲には表面に
対して凹状の段押し面11を設けてあり、この段押し形
状とこれに対向する油量窓本体7の外周のフランジ部に
回り止めのストレート形状を設けるか、もしくは図2の
ようにタンク開口部9にストレート部を設け、それに対
向する油量窓本体7のおねじ形状部に回り止めのストレ
ート状のカット部を設けて油量窓本体7がタンク外側か
ら回転しないようにして、外側からの分解を不可能とす
る。
【0011】図3に示すのは、油量窓本体7がおねじ形
状を有し、タンク外側からめねじ形状の窓固定具10に
よって固定される構成であり、窓固定具10のフランジ
部とそれに対向するタンクの凹状の段押し面11に回り
止めのストレート形状を設けることでタンク外側からの
回転を防止するものである。
【0012】これらの油量窓部7はタンク本体1とタン
クフタ部2を製缶するまえにタンクの内側からねじ部を
回転させて取付けるか、もしくは製缶した後に特殊な工
具によって取付けるものであり、カートリッジ式油タン
クの完成品に対しては外側から油量窓を取り外したり、
シール性を損なわせることが物理的にできないので製造
物責任の所在が明確となる。また、従来の構成のように
油量窓の取付けのために複数本のビスやリベットなど等
を用いないので部品点数が少ないという利点も有する。
【0013】また、図4のようにタンク表面の凹状の段
押し面11の深さが油量窓部部品の出っ張り高さよりも
深く、油量窓本体7の表面がタンク本体1の外表面と同
一もしくは内側(d寸法)に位置するような形状とすれ
ば、油量窓部のフランジを工具等でつかんで破壊するこ
とも困難となる。また、油量窓本体7の周囲と段押し部
との間に指や工具の入り込むような隙間が生じないよう
な形状にすれば、タンク外側から工具等を差し込むこと
ができず、油量窓部のシール性を損なわせることは不可
能となる。また、外側に突出のない油量窓形状はカート
リッジ式油タンクの機器本体への挿入・着脱がスムーズ
に行え、かつ取扱い時に転倒させたり、ぶつけたりした
際に破損しにくいという利点も有する。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明で明らかなように本
発明は、カートリッジ式油タンクの外側から油量窓を取
り外したり、シール性を損なわせることができないので
製造物品質がユーザーの故意やいたずらによって損なわ
れることがない構成であるため、責任の所在が明確であ
る。また、従来の構成のように油量窓の取付けのために
複数本のビスやリベット等を用いてないので部品点数が
少なく、また外側にから突出のない油量窓形状は機器本
体への挿入・着脱がスムーズに行え、かつ破損しにく
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるカートリッジ式油タ
ンクの分解図
【図2】同カートリッジ式油タンクの分解図
【図3】同カートリッジ式油タンクの分解図
【図4】同カートリッジ式油タンクの油量窓部の断面図
【図5】一般的な石油暖房機とカートリッジ式油タンク
の構成図
【図6】従来のカートリッジ式油タンクの油量窓部の分
解図
【図7】(a)従来のカートリッジ式油タンクの油量窓
部の取付部材の斜視図 (b)同斜視図 (c)同斜視図 (d)同斜視図 (e)同斜視図
【符号の説明】
1 タンク本体 2 タンクフタ部 7 油量窓本体 8 漏れ防止用パッキン 9 窓開口部 10 窓固定具 11 段押し面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−48136(JP,U) 実開 昭60−100620(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23K 5/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油タンクの油量確認用の窓部において、油
    タンク外装と漏れ防止用パッキンを介して螺合される互
    いにおねじ形状とめねじ形状を有した油量窓本体と窓固
    定具を備え、油量窓周囲の油タンク外装の表面に設けた
    凹状段押し面とそれに対向する油量窓本体又は窓固定具
    の何れかに回り止めの形状を設け、さらに油タンクの窓
    部開口部にも回り止め形状で嵌合するカートリッジ式油
    タンクの油量窓構成。
  2. 【請求項2】油量窓部部品の外側表面が油タンク本体の
    外表面と同一もしくは内側に位置する形状に油タンク表
    面に凹状段押し面を備え、油量窓の外周囲と段押し部と
    の間に通常の工具の入り込む隙間がない請求項1記載の
    カートリッジ式油タンクの油量窓構成。
JP08786496A 1996-04-10 1996-04-10 カートリッジ式油タンクの油量窓構成 Expired - Lifetime JP3493883B2 (ja)

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