JP3493733B2 - 光ファイバ線引炉及び線引き方法 - Google Patents
光ファイバ線引炉及び線引き方法Info
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- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
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- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
外径変動を少なくし得る光ファイバ線引炉及び線引き方
法に関する。
れる光ファイバ母材を光ファイバ線引炉で加熱溶融しな
がら紡糸して形成される。
す。同図に示すように、炉本体11の内部には光ファイ
バ母材12を加熱溶融するヒータ13が配されており、
このヒータ13の内側には上記光ファイバ母材12が挿
入される炉芯管14が設けられている。
れる光ファイバ母材12の溶融部分に沿ってその下部側
を漏斗状に形成されており、上下両端は、炉本体11の
上下両端部に固定されている。
16が環状に配されており、ヒータ13の熱が炉本体1
1の外側へ放散するのを防いでいる。
入部から導入されたN2 ,He等の不活性ガス17が供
給されており、炉芯管14内を不活性ガス雰囲気下とし
て、酸化を防ぐと共に内部を清浄に保つようにしてい
る。
筒形状のものと異なり、その下部側を漏斗状としてお
り、線引時の外径変動を防止していた(特公平3−24
421号公報,実開昭63−127947号公報参
照)。
示す従来技術あるいは特公平3−24421号公報に示
されるように、炉芯管14を漏斗状とし、上方からガス
を流す方法においては、漏斗状の縮径部分があるので、
この縮径の無い場合と比べて、溶融部分でのガス流速が
高くなり、この結果、溶融部形状の変化を強く受け、線
径変動の要因となっている。
示されるように、炉芯管を漏斗状にすると共に、下方か
らガスを導入するという方法では、不充分な加熱温度分
布を持ったガスが溶融部先端や紡糸直後のファイバに触
れ、該ファイバの固化に変動が生じ、線径変動を生じや
すいという問題がある。
とするだけでは、ガスの流れや温度の乱れを押さえるこ
とが十分ではなく、外径変動を防止することが十分では
なかった。
第1の円筒形状の炉心管14Aの内部の下方側に更に第
2の円筒形状の炉芯管14Bを配して光ファイバ線引き
炉を形成する場合もある(特公平3−32502号、特
開昭59−88336号公報参照)。しかしながら、上
記第2の炉芯管14Bはストレート状円管であり、該第
2の炉芯管14Bの上端部が光ファイバ母材12を覆っ
ている部分は、光ファイバ母材12の溶融部よりも下の
方か若しくは溶融部分の中でもかなり線引きされて細径
化された部分にすぎない。この場合、ガスの流れは溶融
部分の上部で乱れてしまい、この結果、該ガスの乱れが
光ファイバ母材12の溶融部の下部に当たってしまうた
め、溶融部に該ガスの当接による振動が生じ、これが線
径変動の要因となっている。特に、第2の炉芯管14B
の上端部近傍では既にガスの流れは乱れることとなり、
該第2の炉芯管14B内に入るガスの流れも安定せず、
更に線径変動の原因となるという問題がある。
度分布の乱れを抑え線径変動の無い良好な光ファイバを
紡糸し得る光ファイバ線引炉及び線引き方法を提供する
ことを目的とする。
ァイバ線引炉の構成は、炉芯管内に不活性ガスを導入す
ると共に、該炉芯管内に挿入した光ファイバ母材を加熱
溶融し、線引きする光ファイバ線引炉において、上記炉
芯管が、円筒状炉芯管と、該円筒状炉芯管の下部内側に
空隙を有しつつ配され且つ上記光ファイバ母材の引き出
し形状に沿った漏斗状炉芯管とからなり、当該漏斗状炉
芯管の上部開口部と上記円筒状炉芯管内とが連通してい
ることを特徴とする。
を炉芯管内に流し、その一部を漏斗状炉芯管の内側へ流
すと共に、少なくとも一部を、漏斗状炉芯管外周の隙間
より、2本の炉芯管の隙間へ流し、下方へ排出すること
を特徴とする。
の隙間の下方より不活性ガスを導入し、隙間の空間にて
加熱後、漏斗状炉芯管外周の隙間より内部に吹出させ、
光ファイバ母材を不活性ガス雰囲気に保つことを特徴と
する。
端開口部の位置が、光ファイバ母材溶融引出し部の外径
が少なくとも10mmの部分よりも上部近傍まで達して
いることが好ましい。
部と円筒状炉芯管とが形成する空隙が、円筒状炉芯管と
光ファイバ母材の非溶融部母材の空隙と等しいようにす
ることが好ましい。
斗部の上端外周部の少なくとも一部が、上記円筒状炉芯
管の内壁と接触していてもよい。
方法は、上記光ファイバ線引炉を用い、炉芯管の上端部
から、光ファイバ母材を挿入すると共に、この炉芯管内
に不活性ガスを流入して当該炉芯管内を不活性ガス雰囲
気とし、上記炉芯管外周に配設された加熱手段により、
上記光ファイバ母材の下部を加熱溶融して、その下端の
溶融部を引出し、上記漏斗状炉芯管の上部開口部で囲ま
れるように配置し、上記光ファイバ母材の溶融部から線
引される光ファイバを炉芯管下部の開口から引き出すこ
とを特徴とする。
管とを組合せて光ファイバ母材の引き出し形状であるテ
ーパ部から下部を2重構造とするので、内圧や流速の変
動を吸収すると共に、保温効果が高まる。
流し、その一部を漏斗状炉芯管の内側へ流すと共に、少
なくとも一部を、漏斗状炉芯管外周の隙間より、2本の
炉芯管の隙間へ流し、下方へ排出することにより、漏斗
状炉芯管内の流速を落とし線振れや、線径変動を抑える
ことができる。
性ガスを導入し、隙間の空間にて加熱後、漏斗状炉芯管
外周の隙間より内部に吹出させ、光ファイバ母材を不活
性ガス雰囲気に保つことにより、溶融部や、紡糸直後の
光ファイバが冷たいガスに触れることなく、外径変動を
抑えることができる。
置が、光ファイバ母材溶融引出し部の外径が少なくとも
10mmの部分よりも上部近傍まで達しているようにし
たことにより、光ファイバ母材溶融部の下部でのガスの
乱れを最小に抑えることができる。
炉芯管とが形成する空隙が、円筒状炉芯管と光ファイバ
母材の非溶融部母材の空隙と等しい様に保持すると、漏
斗状炉芯管の上端部でのガスの流れの分流がスムースに
なり、線径変動が防止できる。
周部の少なくとも一部が、上記円筒状炉芯管の内壁と接
触している場合には、漏斗状炉心管の位置決めが容易と
なる。
な実施例を図面を参照して説明する。
イバ線引炉の一例を示す。同図に示すように、炉本体1
1の内部には光ファイバ母材12を加熱溶融するヒータ
13が配されており、このヒータ13の内側には、円筒
状炉芯管101と、紡糸される光ファイバ母材12の溶
融部分に沿って上端側が漏斗状に形成された漏斗状炉芯
管102とからなる2重構造の上記光ファイバ母材12
が挿入される炉芯管103が設けられている。
16が環状に配されており、ヒータ13の熱が炉本体1
1の外側へ放散するのを防いでいる。
ガス導入部から導入されたN2 ,He等の不活性ガス1
7が上方から下方に亙って供給されており、炉芯管10
3内を不活性ガス雰囲気下として、酸化を防ぐと共に内
部を清浄に保つようにしている。尚、符号104は導入
された不活性ガス17のガス排出口を図示する。
性ガス17を上部煙突11aから炉芯管103内に導入
する。ここで、導入された不活性ガス17は、上部煙突
11a及び円筒状炉芯管101の上部でおよそ2200
℃まで上がるヒータによって加熱され、溶融部に達す
る。そして、加熱された不活性ガス17の一部は、漏斗
状炉芯管102の内側に沿って流れ、当該炉芯管102
の内側の空間S1 を通り、下部煙突11bから光ファイ
バ15と共に外部へ排出される。なお、光ファイバ15
は出口部では通常1200℃以下まで冷却されている。
管102の外側の隙間を通り、円筒状炉芯管101と漏
斗状炉芯管102との間に形成された空間S2 を下方に
流れ、その後ガス排出口104より排出される。
01と漏斗状炉芯管102との2重構造とし、まず従来
と同様に漏斗状炉芯管102においては、溶融部の空間
を縮小することで、流れの乱れを防ぐことができる。ま
た、加熱された不活性ガス17の一部を漏斗状炉芯管1
02の外側の隙間である空間S2 からガスを逃がすこと
により、漏斗状炉芯管102内の流速を落とし線振れや
線径変動を抑えることができる。
けることで、ネッタダウン部の形状変化など内圧や、流
速の変動を緩和する効果がある。
煙突部11bは、従来技術を示す図6のように外気に直
接冷却されるのでなく、2重構造になっており隙間のガ
スにより2重に保温され、この結果、紡糸されたファイ
バ15は除冷され、外径変動を抑えることができるとい
う効果がある。
不活性ガス17はHeとし、30リットル/min ,線速5
00m/min で行った。
0%余り増えるが、外径変動は短周期で約2/3の±0.
3μmから±0.2μm、長周期で1/2の±0.8μmか
ら±0.4μmに抑えることができた。
引炉を用い、下方から不活性ガスを供給した例を図2に
示す。
不活性ガス17を供給し、円筒状炉芯管101と漏斗状
炉芯管102との間の広い空間S2 内で供給された不活
性ガス17が加熱される。
斗状炉芯管102の隙間より当該炉芯管102内に入る
と共に、一部は上方に抜ける。
ガス17は、光ファイバ母材12の溶融部に沿って流れ
ると共に、空間S1 内を下方に流れ、その後光ファイバ
15と共に外部に排出される。
で不活性ガス17を加熱後内部に送り込むので、溶融部
や、紡糸直後の光ファイバ15が冷たいガスに触れるこ
となく、外径変動を小さく線引できる。
スはHeとし、30リットル/min,線速500m/min で
行った。
に到達しにくくなるため)が、外径変動を±0.5μmか
ら±0.2μmに抑えることが出来た。
炉を用い、上方から不活性ガスを供給し、ネックダウン
部における保温性とガスの流れの安定性を向上させた一
例を示す。
と同様な構成であり、具体的な構成の説明は省略する
が、本実施例では円筒状炉芯管101の内径(D1 )を
95mmとし、これに外径(D 2)70mmの光ファイ
バ母材12を挿入して線引きを行っている。この際、漏
斗状炉芯管102の漏斗部102aは光ファイバ母材1
2の溶融引出し部の外径Aの外周部分よりもやや上部部
分を覆うように配設して線引きを行った。また、本実施
例においては長さL(L1 +L2 )の異なる二種類の漏
斗状炉芯管102を用意し、光ファイバ母材12の溶融
引出し部の外径Aの部分が10mmの場合と31mmの
場合とにおいて、それぞれ線引きを行った。なお、漏斗
状炉芯管102の漏斗部102aの外径(D3 )は75
mmとし、漏斗部102aの長さ(L1 )を40mmと
し、漏斗状炉芯管102のストレート部102bの内径
(D4 )は30mmとした。また、不活性ガス17はH
eとし、30リットル/min,線速500m/min で行っ
た。
Aの部分が10mmの場合には、実施例1の再現実験で
外径変動は±0.2μmであった。線引き直後の線振動を
レーザ外径測定器を用いて炉直下にて測定したところ、
±0.2mmであった。
の外径Aの部分が31mmの場合には、線径変動は更に
小さく、±0.15μmであった。線引き直後の線振動を
レーザ外径測定器で炉直下にて測定したところ、±0.2
mmであった。
102aは、少なくとも、光ファイバ母材12の溶融部
の直径が10mmの部分を囲んでいればよい。これは、
その周囲の雰囲気の影響で光ファイバの線径に大きく影
響を与える部分は、直径が10mm以下の部分からであ
り、よって漏斗部102aの上端位置が、光ファイバ母
材12の溶融引出し部の直径が少なくとも10mmの部
分より上方にあればよい。
明した線引炉を用い、線引きを行った。この装置は実施
例3で示した図3の装置において漏斗状炉芯管102の
上部漏斗部102aを取り除いたものであり、従って、
ストレート部102bはその上部開口が溶融引出し部の
外径A(A=31mm)の部分から約40mm下方に位
置することとなる。なお、その他の条件は実施例3と同
様として、線引きを行った。線引きの結果は、外径変動
は±0.4μmであった。線引き直後の線振動をレーザ外
径測定器で炉直下にて測定したところ、±0.5mmと悪
いものであった。
炉を用い、漏斗状部の上端部の外周面の一部が炉芯室の
内壁に接触させた一例を示す。
と同様な構成であり、具体的な構成の説明は省略する。
図5は、図4のV−V矢視部分断面図である。本実施例
の線引炉は、漏斗状炉芯管102の漏斗部102aの上
端外周面に、径方向に突出してその先端が円筒状炉芯管
101の内周面に当接する複数個(図面では4個)の支
持部102cを有するようにしている。この結果、図5
に示すように漏斗部102aの上端外周部において、支
持部102cがない部分と、円筒状炉芯管101との間
には隙間S3 が形成され、炉芯管上部から導入された不
活性ガスが、漏斗状炉芯管102内へ直接流れるガス
と、隙間S3 を通って漏斗状炉芯管102の外側に流れ
るガスとに分流させるようにしている。
造したところ、線引された光ファイバの線径変動および
線振動は、実施例3とほぼ同じであった。また、本実施
例の漏斗状炉芯管102は、前述した実施例3の漏斗状
炉芯管102と比べて、円筒状炉芯管101に対しての
位置決めが容易となる。
に隙間S3 を形成することにより、例えば、炉芯室上部
から導入された不活性ガスが、漏斗状炉芯管102内へ
流れるガスと、隙間S3 を通って漏斗状炉芯管102の
外側に流れるガスとに分流させ、この結果、光ファイバ
母材12の周囲のガスの流速が、線径変動に悪影響を与
えるほど大きくならないようにしている。
おいては、隙間S3 を通ってガス排出口104から排出
されるガスの流量は、開口面積が隙間S3 より小さいガ
ス排出口104の開口面積に依存するので、上記隙間S
3 の開口面積の大きさは、ガス排出口104の開口面積
に対して、十分大きければ(例えば、3〜4倍以上)、
特に限定されるものではない。
102aの上端外周面が円筒状炉芯管101に接触し、
漏斗部102aに所望形状の貫通孔等を形成するように
してもよい。
では、光ファイバ母材の引出し形状の沿った漏斗部を有
する漏斗状炉芯管を設けることにより、溶融部の周囲の
空間を縮小して、ガスの流れの乱れを防ぐことができ、
また、加熱された不活性ガスの一部だけが漏斗状炉芯管
の内側に流れ込むので、溶融部の周囲のガス流の流速の
増大が防止される。よって、本発明の装置により、光フ
ァイバを線引する際、その線引き時の線振れおよび線径
変動を抑えることができる。
炉芯管は上述した実施例には限定されず、その漏斗部の
形状および寸法ならびに炉芯室内における位置は、好ま
しくは光ファイバ母材の溶融部の形状に応じて決定すれ
ばよい。さらに、溶融部の形状は、光ファイバ母材の非
溶融部の外径寸法、炉芯室内の温度分布、光ファイバの
線引速度および線引時の張力などに依存するので、漏斗
部の形状、寸法および位置は、これらの条件によって適
宜変更すればよい。
バ母材の溶融部の外周面との形状は、必ずしも一致させ
る必要はないが、漏斗部は、光ファイバ母材の溶融部の
下部を囲むように、その径が上方ほど大きくなるような
形状および寸法を有し、かつその上端外周面と、外側の
円筒状炉芯管との間に、所定の空隙を有するものであれ
ばいずれのものでもよい。
管をストレート円筒状炉芯管と漏斗状炉芯管との2重構
造とし、ガスの流れを2重とすることで、溶融部の空間
を縮小することで、流れの乱れを防ぐことができる。ま
た、加熱された不活性ガスの一部を漏斗状炉芯管の外側
の隙間からガスを逃がすことにより漏斗状炉芯管内の流
速を落として線振れや、線径変動を抑えることができ
る。このように、不活性ガスの逃げ口を設けることで、
ネッタダウン部の形状変化など内圧や、流速の変動を緩
和する効果がある。更に、下煙突部は、従来のように外
気に直接冷却されるのでなく、2重構造になっているた
め、隙間のガスにより保温され、この結果、紡糸された
ファイバは除冷され、外径変動を抑えることができると
いう効果がある。
昇や変動を吸収し下方の煙突での保温効果が高まると共
に、下方からガスを流す場合、炉芯管の間の空間でガス
を加熱し内部送るので溶融部やファイバが冷たいガスに
触れなくなり、これらの結果より、更に線径変動を抑
え、外径の安定した光ファイバを得ることができる。
流し、その一部を漏斗状炉芯管の内側へ流すと共に、少
なくとも一部を、漏斗状炉芯管外周の隙間より、2本の
炉芯管の隙間へ流し、下方へ排出することにより、漏斗
状炉芯管内の流速を落とし線振れや、線径変動を抑える
ことができる。
性ガスを導入し、隙間の空間にて加熱後、漏斗状炉芯管
外周の隙間より内部に吹出させ、光ファイバ母材を不活
性ガス雰囲気に保つことにより、溶融部や、紡糸直後の
光ファイバが冷たいガスに触れることなく、外径変動を
抑えることができる。
置が、光ファイバ母材溶融引出し部の外径が少なくとも
10mmの部分よりも上部近傍まで達しているようにし
たことにより、光ファイバ母材溶融部の下部でのガスの
乱れを最小に抑えることができる。
炉芯管とが形成する空隙が、円筒状炉芯管と光ファイバ
母材の非溶融部母材の空隙と等しい様に保持することに
より、漏斗状炉芯管の上端部でのガスの流れの分流をス
ムースにし、線径変動を防止する。
外周部の少なくとも一部が、上記円筒状炉芯管の内壁と
接触していることにより、漏斗状炉心管の位置決めが容
易となる。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】炉芯管内に不活性ガスを導入すると共に、
該炉芯管内に挿入した光ファイバ母材を加熱溶融し、線
引きする光ファイバ線引炉において、 上記炉芯管が、円筒状炉芯管と、該円筒状炉芯管の下部
内側に空隙を有しつつ配され且つ上記光ファイバ母材の
引き出し形状に沿った漏斗状炉芯管とからなり、当該漏
斗状炉芯管の上部開口部と上記円筒状炉芯管内とが連通
し、 上記光ファイバ線引 炉上部より上記不活性ガスを上記円
筒状炉芯管内に流し、その一部を上記漏斗状炉芯管の内
側へ流すと共に、少なくとも一部を、上記漏斗状炉芯管
の外周の隙間より、2本の炉芯管の隙間へ流し、下方へ
排出することを特徴とする光ファイバ線引炉。 - 【請求項2】炉芯管内に不活性ガスを導入すると共に、
該炉芯管内に挿入した光ファイバ母材を加熱溶融し、線
引きする光ファイバ線引炉において、 上記炉芯管が、円筒状炉芯管と、該円筒状炉芯管の下部
内側に空隙を有しつつ配され且つ上記光ファイバ母材の
引き出し形状に沿った漏斗状炉芯管とからなり、当該漏
斗状炉芯管の上部開口部と上記円筒状炉芯管内とが連通
し、 2本の炉芯管の隙間の下方より不活性ガスを導入し、上
記隙間の空間にて加熱後、上記漏斗状炉芯管の外周の隙
間より上記漏斗状炉芯管の内部に吹出させ、上記光ファ
イバ母材を不活性ガス雰囲気に保ち、 上記漏斗状炉芯管の上端開口部の位置が、光ファイバ母
材溶融引出し部の外径が少なくとも10mmの部分より
も上部近傍まで達していることを特徴とする光ファイバ
線引炉。 - 【請求項3】炉芯管内に不活性ガスを導入すると共に、
該炉芯管内に挿入した光ファイバ母材を加熱溶融し、線
引きする光ファイバ線引炉において、 上記炉芯管が、円筒状炉芯管と、該円筒状炉芯管の下部
内側に空隙を有しつつ配され且つ上記光ファイバ母材の
引き出し形状に沿った漏斗状炉芯管とからなり、当該漏
斗状炉芯管の上部開口部と上記円筒状炉芯管内とが連通
し、 2本の炉芯管の隙間の下方より不活性ガスを導入し、上
記隙間の空間にて加熱後、上記漏斗状炉芯管の外周の隙
間より上記漏斗状炉芯管の内部に吹出させ、上記光ファ
イバ母材を不活性ガス雰囲気に保ち、 上記 漏斗状炉芯管の上端部と上記円筒状炉芯管とが形成
する空隙が、上記円筒状炉芯管と上記光ファイバ母材の
非溶融部母材の空隙と等しいようにすることを特徴とす
る光ファイバ線引炉。 - 【請求項4】請求項1の光ファイバ線引炉において、 上記漏斗状炉芯管の上端開口部の位置が、光ファイバ母
材溶融引出し部の外径が少なくとも10mmの部分より
も上部近傍まで達していることを特徴とする光ファイバ
線引炉。 - 【請求項5】請求項1又は2又は4の光ファイバ線引炉
において、上記 漏斗状炉芯管の上端部と上記円筒状炉芯管とが形成
する空隙が、上記円筒状炉芯管と上記光ファイバ母材の
非溶融部母材の空隙と等しいようにすることを特徴とす
る光ファイバ線引炉。 - 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載する光
ファイバ線引炉において、 上記漏斗状炉芯管の漏斗部の上端外周部の少なくとも一
部が、上記円筒状炉芯管の内壁と接触していることを特
徴とする光ファイバ線引炉。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載する光
ファイバ線引炉を用い、 炉芯管の上端部から、光ファイバ母材を挿入すると共
に、この炉芯管内に不活性ガスを流入して当該炉芯管内
を不活性ガス雰囲気とし、上記炉芯管外周に配設された
加熱手段により、上記光ファイバ母材の下部を加熱溶融
して、その下端の溶融部を引出し、上記漏斗状炉芯管の
上部開口部で囲まれるように配置し、上記光ファイバ母
材の溶融部から線引される光ファイバを炉芯管下部の開
口から引き出すことを特徴とする光ファイバ線引き方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15715794A JP3493733B2 (ja) | 1993-07-13 | 1994-07-08 | 光ファイバ線引炉及び線引き方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17282093 | 1993-07-13 | ||
JP5-172820 | 1993-07-13 | ||
JP15715794A JP3493733B2 (ja) | 1993-07-13 | 1994-07-08 | 光ファイバ線引炉及び線引き方法 |
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JP15715794A Expired - Fee Related JP3493733B2 (ja) | 1993-07-13 | 1994-07-08 | 光ファイバ線引炉及び線引き方法 |
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JP (1) | JP3493733B2 (ja) |
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1994
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