JP3492840B2 - チップインダクタおよびその製造方法 - Google Patents

チップインダクタおよびその製造方法

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JP3492840B2 JP02570496A JP2570496A JP3492840B2 JP 3492840 B2 JP3492840 B2 JP 3492840B2 JP 02570496 A JP02570496 A JP 02570496A JP 2570496 A JP2570496 A JP 2570496A JP 3492840 B2 JP3492840 B2 JP 3492840B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示が施されたチ
ップインダクタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ電子部品に表示を施す方法
としては、例えば印刷による方法、ゴム印による方法、
転写による方法などがある。
【0003】そして、印刷による方法は、表示に対応す
るマスクにて製造されたチップ電子部品を覆い、印刷用
インクを印刷して乾燥硬化させ、表示を形成している。
また、ゴム印による方法は、表示に対応する彫り込みが
設けられたゴム印により、印刷用インクをチップ電子部
品に捺印して乾燥硬化させ、表示を形成している。さら
に、転写による方法は、ゴム印と同様に表示に対応する
凹凸を形成した転写用シートにより、印刷用ペーストを
チップ電子部品に印刷して乾燥硬化させ、表示を形成し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の印刷による方法では、製造されるチップ電子部品の
単位時間当たりの個数より印刷後の乾燥硬化に要する時
間の方が長くなり生産性が低下するとともに、印刷用イ
ンクの使用温度や作業時間などにより、印刷用インクの
溶媒が揮発し、溶媒の補充作業が煩雑となったり、随時
印刷用インクを補充する作業が煩雑となるなど、印刷用
インクの管理が困難である。また、ゴム印や転写による
方法では、ゴム印や転写用シートの摩耗などによる表示
の一部のかすれや印刷用ペーストの印字量が多くなるこ
とによる表示のつぶれなどを生じる問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、容易に明確な表示ができ生産性が向上するチップ
ンダクタおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のチップ
ンダクタは、略四角柱状の巻回胴部の両端にそれぞれ一
体に形成した四角形状の鍔部を有する断面略H字形状の
コアと、このコアの鍔部同一方向の周面にそれぞれ形
成した電極と、前記コアの巻回胴部に巻回してコイルを
構成するとともに両端部が前記電極に接続される引出線
となる導線と、前記コイルを巻装したコアの電極が設け
られていない周面に平面状に接着剤にて接着され表面に
表示を刻印し樹脂フィルムのシート部材とを具備した
もので、コアにあらかじめ表面に表示が設けられたシー
ト部材を取り付けるため、コアの製造速度にかかわらず
表示が行え、シート部材を用いるので明確な表示が容易
で、検査工程が省け、生産性が向上する。
【0007】また、実装される基板に対向する面となる
コアの一対の電極が設けられた面以外の周面に表示を設
けたシート部材を取り付けるため、基板への実装に支障
がなく表示の内容が実装後でも容易に判読できる。
【0008】さらに、導線が巻回された柱状形の巻回胴
部の両端にそれぞれフランジ状の鍔部を有したコアにあ
らかじめ表面に表示が設けられたシート部材を取り付け
るため、外面に凹凸のあるチップインダクタでも明確な
表示が容易である。
【0009】請求項2記載のチップインダクタは、請求
項1記載のチップインダクタにおいて、シート部材は、
コアの両鍔部の外端面間の寸法と同一の縦寸法及び鍔部
の幅寸法と同一の幅寸法の矩形形状としたものである。
【0010】請求項3記載のチップインダクタは、請求
項1または2記載のチップインダクタにおいて、シート
部材は、コイルを巻装したコアの周面とともにコイルに
接着剤にて接着したものである。
【0011】請求項4記載のチップインダクタは、請求
項1ないし3いずれか記載のチップインダクタにおい
て、シート部材は、複数の表示が形成されたフィルムが
この表示毎に打ち抜かれて形成されたもので、フィルム
に複数の表示を施し、このフィルムを表示毎に打ち抜い
て表面に表示を設けたシート部材を形成し、このシート
部材を電子部品本体に取り付けるため、電子部品本体の
製造速度にかかわらず表示が行え、フィルムにあらかじ
め表示を施してからコアに取り付けるシート部材を打ち
抜き形成するので、明確な表示が容易で、生産性が向上
する。
【0012】請求項5記載のチップインダクタの製造方
は、略四角柱状の巻回胴部の両端に一体に形成した四
角形状の鍔部を有する断面略H字形状のコアを成形し、
このコアの両鍔部の同一方向の一つの周面にそれぞれ電
極を形成し、前記コアの巻回胴部に導線を巻回してコイ
ルを構成するとともにこの導線の両端部を引出線として
前記電極に接続し、前記コイルを巻装したコアの電極が
位置しない面に、あらかじめ表面に表示を刻印し
脂フィルムのシート部材を平面状に接着剤にて接着す
もので、コアの製造速度にかかわらず表示が行え、シー
ト部材を用いるので、生産性が向上する。
【0013】また、表示は、刻印にてフィルムの表面
プレスされて形成されたもので、刻印にてフィルムの表
面にプレスしてシート部材の表示を形成するため、バラ
ツキのない表示ができ、インクなど材料も不要で乾燥工
程が省け、耐溶剤性や耐フラックス性に優れる。
【0014】請求項6記載のチップインダクタの製造方
法は、請求項5記載のチップインダクタの製造方法にお
いて、シート部材は、コアの両鍔部の端面間の寸法と同
一の縦寸法及び鍔部の幅寸法と同一の幅寸法の矩形形状
としたものである。
【0015】請求項7記載のチップインダクタの製造方
法は、請求項5または6記載のチップインダクタの製造
方法において、シート部材は、コイルを巻装したコアの
周面とともにコイルとに平面状に接着剤で接着するもの
である。
【0016】請求項8記載のチップインダクタの製造方
法は、請求項5ないし7のいずれかに記載のチップイン
ダクタの製造方法において、シート部材は、複数の表示
が形成されたフィルムがこの表示毎に打ち抜かれて形成
されたもので、フィルムに複数の表示を施し、このフィ
ルムを表示毎に打ち抜いて表面に表示を設けたシート部
材を形成し、このシート部材をコアに取り付けるため、
コアの製造速度にかかわらず表示が行え、フィルムにあ
らかじめ表示を施してからコアに取り付けるシート部材
を打ち抜き形成するので、明確な表示が容易で、生産性
が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態のチ
ップインダクタの構成を図面を参照して説明する。
【0018】図1ないし図3において、1はチップ電子
部品であるチップインダクタで、このチップインダクタ
1は、例えばフェライトや透磁率μが約1のアルミナ
(Al)を主成分とする無機材料などにて、略四
角柱状の巻回胴部2とこの巻回胴部2の両端に一体にフ
ランジ状に形成した鍔部3,3とにて断面が略H字形状
に成型されたコア4を有している。また、コア4の鍔部
3,3の同方向の一周面、および鍔部3,3の端面の一
部には、一周面から端面に亘って電極5,5がそれぞれ
印刷形成されている。なお、これら電極5,5は、例え
ば銀(Ag)−パラジウム(Pd)系の導電ペースト7
が被覆形成され、この導電ペースト7にて形成した電極
としての電極膜8の表面に図示しないニッケル(Ni)
メッキおよび半田(錫(Sn)−鉛(Pb)系)メッキ
がそれぞれ施されて多層に形成されている。なお、電極
膜8のみ、あるいはハンダメッキを施すのみでもよい。
【0019】そして、このコア4の巻回胴部2には、ポ
リウレタン被覆電線などの導線9が巻回されてコイル10
が構成されている。また、この導線9の両端部は、鍔部
3,3に形成された電極5,5に半田などにてそれぞれ
接続される引出線11,11となっている。
【0020】さらに、電極5,5が設けられた面と反対
側の面には、シート部材13が接着剤14にて取り付けら
れている。そして、このシート部材13の表面には、チッ
プインダクタ1の電気的特性などの表示15が設けられて
いる。
【0021】次に、上記実施の一形態のチップインダク
タの製造方法を図面を参照して説明する。
【0022】まず、図6に示すように、ポリイミド、ポ
リエステルやポリフェニレンスルフィドなどの樹脂をシ
ート状に形成したフィルム16に、刻印17にて表示15を複
数刻印プレスする。そして、この表示15を複数刻印プレ
スされたフィルム16を表示15毎にプレス機18にて打ち抜
き、シート部材13を形成する。
【0023】一方、略四角柱状の巻回胴部2の軸方向の
両端部にフランジ状に突出した鍔部3,3を一体に設け
たコア4をフェライトなどを用いてプレス成形などにて
形成する。
【0024】次に、このコア4を電極形成の導電ペース
ト7を貯溜する槽19まで搬送し、この槽19内の導電ペー
スト7の液面に対してコア4の軸方向が交差するように
傾斜した状態で槽19に向けてコア4を移動する。そし
て、図4に示すように、一方の鍔部3の一周面および端
面の一部を導電ペースト7に浸漬する。なお、この浸漬
の際、鍔部3,3の対向する面である内面には導電ペー
スト7が付着しないようにする。
【0025】そして、浸漬した後、一旦コア4を上方に
引上げて導電ペースト7を乾燥させて電極膜8を形成す
る。さらに、コア4の中心で他方の鍔部3が下方に位置
するように回転させ、図5に示すように、他方の鍔部3
の一周面および端面の一部を同様に導電ペースト7に浸
漬する。そして、コア4を再び上方に引上げて導電ペー
スト7を乾燥させ、焼成して電極膜8をそれぞれ形成す
る。
【0026】この後、電極膜8の表面にニッケル(N
i)メッキおよび半田(錫(Sn)−鉛(Pb)系)メ
ッキをそれぞれ施して電極5,5を形成する。
【0027】次に、コア4の巻回胴部2にポリウレタン
被覆電線などの導線9を巻回してコイル10を巻装する。
そして、この導線9の両端部の引出線11,11を、鍔部
3,3に形成した電極5,5に半田などにてそれぞれ接
続する。
【0028】さらに、コイル10を巻装したコア4に、図
6に示すように、電極5,5が設けられた面と反対側の
面に、例えばエポキシ樹脂系やアクリル樹脂系、ポリ
ウレタン系などの接着剤14を、ディスペンサーやローラ
などにて塗布する。そして、この接着剤14の表面にあら
かじめ表面に表示15が設けられたシート部材13を平面状
に接着し乾燥してシート部材13を固定し、チップインダ
クタ1を形成する。
【0029】上記実施の一形態によれば、コア4の電極
5,5が設けられていない面である電極5,5と反対側
面に接着剤14にてシート部材13を取り付けたため、
従来の印刷による方法やゴム印による方法、転写による
方法などで生じる表示のためのインクの乾燥硬化に時間
を要することによる生産性の低下、および、揮発性の溶
媒を含有するペーストの管理の煩雑さを防止でき、容易
に短時間で製造でき、しかも、安定した表示15なので検
査工程を省くことができ、生産性を向上できる。
【0030】さらに、電極5,5が設けた面と反対側の
面にシート部材13を設けたため、基板に実装した後で
も容易に表示15を確認できる。
【0031】また、接着剤14により導線9の巻きばらけ
や緩みを防止でき、容易に整列巻きがくずれることがな
く、安定した周波数特性が得られる。
【0032】さらに、シート部材13を貼り付けて電極
5,5が設けられた面と反対側の上面が平面状となり、
基板への実装の際のチップインダクタ1の保持や位置決
めなどの実装性を向上できる。
【0033】また、フィルム16に表示15を刻印プレス形
成したため、表示15のためのインクが不要で安価に製造
できる
【0034】た、シート部材13としては、フェライト
やフェライトを含有する樹脂などにて形成してもよい。
この構成によれば、チップインダクタ1を容易にシール
ド化でき、インダクタンス範囲を容易に拡大できる。
【0035】さらに、シート部材13を接着剤14を用いて
貼り付けて説明したが、あらかじめ表示15が設けられる
面と反対側の裏面に接着剤が施されたフィルムを用いて
シート部材13を形成できる。
【0036】また、電極5,5の形成方法としては、例
えば電極5,5を形成する位置に対応してコア4をマス
クで覆つて印刷形成するなどいずれの方法でもできる
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、コイルを巻装したコア
あらかじめ表面に表示を設けたシート部材を取り付け
るため、電子部品本体の製造速度にかかわらず容易に表
示ができ、シート部材を用いるので容易に明確な表示が
でき、生産性を向上できる。
【0038】さらに、実装される基板に対向する面とな
コアの一対の電極が設けられた面以外の面に表示を
設けたシート部材を取り付けるため、基板への実装に支
障がなくまた実装後の耐溶剤性、耐フラックス性も優れ
る。
【0039】また、導線が巻回された柱状形の巻回胴部
の両端にそれぞれ鍔部を有しコイルを巻装したコアにあ
らかじめ表面に表示を設けたシート部材を平面状に取り
付けるため、外面に凹凸のある電子部品でも明確な表示
が容易にできる。
【0040】また、複数の表示を施したフィルムを表示
毎に打ち抜いて形成したシート部材をコイルを巻装した
コアに取り付けるため、コアの製造速度にかかわらず容
易に表示でき、フィルムにあらかじめ表示を施してから
コアに取り付けるシート部材を打ち抜き形成するので、
明確な表示が容易にでき、生産性を向上できる。
【0041】さらに、刻印にてフィルムの表面にプレス
してシート部材の表示を形成するため、バラツキのない
表示が得られインクなどの材料も不要で、乾燥工程が省
け、生産性を向上できるとともに、優れた耐溶剤性や耐
フラックス性が得られる。
【0042】本発明の製造方法によれば、コイルを巻装
したコアの電極が位置しない面に、あらかじめ表面に表
示を設けたシート部材を平面状に接着剤にて取り付ける
ため、コイルを巻装したコアの製造速度にかかわらず容
易に表示でき、シート部材を用いるので実装後でも明確
な表示が容易にでき、生産性を向上できるとともに、接
着剤の固着により導線のばらけを防止でき、良好な電気
的特性が安定して得られる。
【0043】また、複数の表示を施したフィルムを表示
毎に打ち抜き形成したシート部材をコイルを巻装したコ
に取り付けるため、コイルを巻装したコアの製造速度
にかかわらず容易に表示でき、フィルムにあらかじめ表
示を施してからコイルを巻装したコアに取り付けるシー
ト部材を打ち抜き形成するので、明確な表示が容易にで
き、生産性を向上できる。
【0044】また、刻印にてフィルムの表面をプレスし
てシート部材の表示を形成するため、バラツキのない表
示が得られインクなどの材料も不要で、乾燥工程が省
け、生産性を向上できるとともに、優れた耐溶剤性や耐
フラックス性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すチップインダクタ
の下面側の斜視図である。
【図2】同上チップインダクタの上面側の斜視図であ
る。
【図3】同上断面図である。
【図4】同上電極を形成する状況を示す説明図である。
【図5】同上電極を形成する状況を示す説明図である。
【図6】同上シート部材を形成する状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
ップインダクタ 2 巻回胴部 3 鍔部 4 コア 5 電極 8 電極としての電極膜 9 導線10 コイル 13 シート部材 14 接着剤 15 表示 16 フィルム 17 刻印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00 - 41/34

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略四角柱状の巻回胴部の両端にそれぞれ
    一体に形成した四角形状の鍔部を有する断面略H字形状
    のコアと、 このコアの鍔部同一方向の周面にそれぞれ形成した電
    極と、 前記コアの巻回胴部に巻回してコイルを構成するととも
    に両端部が前記電極に接続される引出線となる導線と、 前記コイルを巻装したコアの電極が設けられていない周
    面に平面状に接着剤にて接着さ れ表面に表示を刻印し
    樹脂フィルムのシート部材とを具備したことを特徴とし
    たチップインダクタ
  2. 【請求項2】 シート部材は、コアの両鍔部の外端面間
    の寸法と同一の縦寸法及び鍔部の幅寸法と同一の幅寸法
    の矩形形状としたことを特徴とする請求項1記載のチッ
    インダクタ
  3. 【請求項3】 シート部材は、コイルを巻装したコアの
    周面とともにコイルに接着剤にて接着したことを特徴と
    する請求項1または2記載のチップインダクタ
  4. 【請求項4】 シート部材は、複数の表示が形成された
    フィルムがこの表示毎に打ち抜かれて形成されたことを
    特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のチップ
    ンダクタ
  5. 【請求項5】 略四角柱状の巻回胴部の両端に一体に形
    成した四角形状の鍔部を有する断面略H字形状のコアを
    成形し、 このコアの両鍔部の同一方向の一つの周面にそれぞれ電
    極を形成し、 前記コアの巻回胴部に導線を巻回してコイルを構成する
    とともにこの導線の両端部を引出線として前記電極に接
    続し、 前記コイルを巻装したコアの 電極が位置しない周面に、
    あらかじめ表面に表示を刻印し樹脂フィルムのシート
    部材を平面状に接着剤にて接着することを特徴とし
    ップインダクタの製造方法。
  6. 【請求項6】 シート部材は、コアの両鍔部の端面間の
    寸法と同一の縦寸法及び鍔部の幅寸法と同一の幅寸法の
    矩形形状としたことを特徴とする請求項記載のチップ
    インダクタの製造方法。
  7. 【請求項7】 シート部材は、コイルを巻装したコアの
    周面とともにコイルに接着剤で接着することを特徴とす
    る請求項5または6記載のチップインダクタの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 シート部材は、複数の表示が形成された
    フィルムがこの表示毎に打ち抜かれて形成されたことを
    特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のチップ
    インダクタの製造方法。
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