JP3492283B2 - 液体容器および記録装置 - Google Patents

液体容器および記録装置

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JP3492283B2
JP3492283B2 JP2000097622A JP2000097622A JP3492283B2 JP 3492283 B2 JP3492283 B2 JP 3492283B2 JP 2000097622 A JP2000097622 A JP 2000097622A JP 2000097622 A JP2000097622 A JP 2000097622A JP 3492283 B2 JP3492283 B2 JP 3492283B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置本体に脱
着して交換可能な、記録装置の記録に使用される液体
(インク)を貯溜する液体容器、および該液体容器を装
着可能な記録装置に関し、特に大容量の液体容器および
この大容量液体容器を用いるインクジェット記録装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シートなどの記録媒体に対して記録を行なう記録
装置としては、種々の記録方式、例えばワイヤードット
方式、感熱記録方式、熱転写方式、インクジェット方式
などを用いた記録ヘッドを搭載した記録装置が提案され
ている。これらのうち、インクジェット方式を用いたイ
ンクジェット記録装置は、情報処理システムの出力手
段、例えば複写機、ファクシミリ、電子タイプライタ、
ワードプロセッサ、ワークステーションなどの出力端末
としてのプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、
ホストコンピュータ、ディスク装置、ビデオ装置などに
具備されるハンディプリンタまたはポータブルプリンタ
として利用され、商品化されている。
【0003】インクジェット方式は、インクジェットヘ
ッドに設けられた微細な吐出口からインク滴を飛翔さ
せ、そのインク滴を記録媒体に着弾させることにより所
望の記録を行なう記録方式である。インクジェット記録
装置のインクジェットヘッドには、吐出口からインクを
吐出するためのエネルギーを発生する吐出エネルギー発
生手段として、ピエゾ素子などの電気機械変換素子を用
いた手段、レーザーなどの電磁波を照射して発熱させ、
この発熱の作用によってインク滴を吐出させる手段、あ
るいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子により液体を
加熱してインク滴を吐出させる手段などが用いられる。
【0004】最近では、コンピュータおよびそのソフト
ウェアーの進歩により、カラー画像の処理が行われるよ
うになってきており、その出力端末として、高精細で高
画質なカラー画像を出力できる記録装置が求められてい
る。インクジェット記録装置においては、カラー画像出
力を可能にするため、複数の色彩の異なるインクが用い
られ、また、吐出口の密度を高くしたり、インクの濃度
を変化させたりして、高精細、高画質な画像出力を可能
にしようとしている。
【0005】インクジェット記録装置は、インクや記録
ヘッドなどの大幅な改善によって、その記録物の保存
性、耐水性が向上し、また、記録スピードも速くなるな
ど、その信頼性が高まってきている。このため、インク
ジェット記録装置の市場は、今までは家庭や小規模オフ
ィスなどでの利用を目的とするパーソナルユーザー市場
が主体だったが、今は、大規模なオフィスでの利用を目
的とするビジネスユーザー市場にも進出しつつある。パ
ーソナルユーザーと比較してビジネスユーザーは、印刷
頻度、印刷枚数が多く、また、ランニングコストに対す
る意識も高い。
【0006】このようなインクジェット記録装置に用い
られる従来の交換型インクカートリッジ(液体容器)の
一例を、図10、図11に示す。図10は、このインク
カートリッジの分解斜視図であり、部品構成を表す図で
ある。図11は図10に示したインクカートリッジの断
面図である。
【0007】図10、図11に示すように、このインク
カートリッジには、インク容器541とインク容器54
1の蓋542とによりインク貯留室が形成されている。
また、廃インク容器543と廃インク容器543の蓋5
45とにより廃インク貯溜室が形成されており、この廃
インク容器543内には、回収されたインクを吸収保持
するための吸収体544が収納されている。(図中の吸
収体544は、廃インク容器543内に収納された状態
の外形を示している。)インク容器541に対しその蓋
542は超音波溶着の手法により取り付けられる。ま
た、廃インク容器543とその蓋545も同様に超音波
溶着により組みつけられる。
【0008】インク容器541の側面には嵌合筒555
が形成され、廃インク容器543の側面には爪554が
形成されており、インク容器541と廃インク容器54
3とを互いに接触させつつスライドさせることによって
爪554が嵌合筒555に嵌合し、インク容器541と
廃インク容器543は接合される。
【0009】インク容器541の蓋542の一方の面
と、インク容器541と廃インク容器543とを接合さ
せた時にこの面に並ぶ、廃インク容器543の面とに
は、それぞれ連通口を形成するハウジング550が設け
られ、それぞれにドーム状の弾性体556が組みつけら
れ、さらに固定部材である冠体547が組みつけられて
いる。これらにより、インク流通などのための、インク
貯溜室と装置本体との結合部が形成される。この結合部
の周りには、結合部に手などが進入しないよう保護する
壁553が形成されている。結合部の高さは壁553と
同等、もしくは壁553より低い。
【0010】インクカートリッジの一方の側面には、本
来取り付けられるべきインクカートリッジと異なる種類
のインクカートリッジが装置本体に挿入されないように
するための誤挿入防止用溝551が壁553に亙って設
けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、イン
クジェット記録装置の市場はパーソナルユーザー市場か
らビジネスユーザー市場に拡大してきており、パーソナ
ルユーザーと比較してビジネスユーザーは、印刷頻度、
印刷枚数が多く、また、ランニングコストに対する意識
も高い。そこで、このようなビジネスユーザーの要求に
対応して、インクカートリッジの交換頻度を減らし、ま
た、インクコストに対するインクカートリッジコストの
割合を減らしてランニングコストを低くするため、容量
の大きいインクカートリッジが用いられるようになって
きている。
【0012】このように容量の大きいインクカートリッ
ジでは容量を増やすことによって重量が増大するため、
ユーザーが誤ってインクカートリッジを落下させた時の
衝撃が大きくなる。このため、小容量のインクカートリ
ッジでは、インクカートリッジを落下させて爪554や
嵌合筒555に衝撃が加わっても問題はなかったが、大
容量のインクカートリッジでは、インクカートリッジを
落下させた時に爪554や嵌合筒555に加わる衝撃が
大きくなり、その衝撃によってインク容器541と廃イ
ンク容器543が分離してしまうという可能性がある。
前述の従来例では、特に、冠体547が取り付けられた
面の方向から廃インク容器543に衝撃が加わった場
合、または蓋545が取り付けられた面の方向からイン
ク容器541に衝撃が加わった場合に、爪552および
嵌合筒553に両者の嵌合を外す方向に比較的大きな衝
撃が加わり、インク容器541と廃インク容器541と
が分離してしまう可能性が高い。また、インクジェット
記録装置の用途が広がるにつれ、用途に応じたインクが
開発されてきており、インクそのものの種類が増えてき
ている。種類の異なるインク同士は混合させないように
する必要があり、このため従来例の誤挿入防止用溝55
1のような、誤挿入を防止するための機械的識別用機構
の種類を増やす必要があり、多種の機械的識別用機構を
構成するためには、機械的識別用機構の構成要素を増や
す必要があるが、多数の構成要素を有する機械的識別用
機構を配置する物理的スペースを確保するのは困難であ
る。
【0013】そこで本発明の目的は、落下衝撃に対する
耐性に優れており、かつ誤挿入を防止する多種の機械的
識別用機構を容易に設けることができるインクカートリ
ッジ(液体容器)を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による液体容器は、記録媒体に液体を付着さ
せることによって記録を行う記録ヘッドを備えた記録装
置本体に対して脱着可能に構成され、液体を収納保持す
る液体貯溜室を構成する液体容器本体と、液体容器本体
の第 1 の側面に設けられた、記録装置本体に対して装着
された状態で前記記録ヘッドへの液体の供給を可能に
る結合部とを備えた液体容器において、液体容器本体の
前記第1の側面と、第1の側面に対して直交した側面で
あって、第1の側面と連接した第2の側面とにそれぞれ
接合される第1の接合面と第2の接合面とを有するカバ
ー部材と、前記第1の側面と前記第1の接合面とに、そ
れぞれ設けられた第1係合体と第1係合体が係合する第
1係止体とを有する第1の係合構造と、前記第2の側面
と前記第2の接合面とに、それぞれ設けられた第2係合
体と第2係合体が係合する第2係止体とを有する第2の
係合構造と、第1の係合構造と第2の係合構造との間の
領域であって、前記第2の側面と前記第2の接合面と
に、それぞれ設けられた凹部と凸部とを有する凹凸係合
構造とを備えており、第1の係合構造の係合のための装
着移動方向と、第2の係合構造の係合のための装着移動
方向が直交するように、第1の係合構造を構成する第1
の係合体と第2の係合構造を構成する第2の係合体とが
互いに直交する方向に延在していることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、液体容器を誤って落下
させ、液体容器本体とカバー部材との接続部に応力が加
わっても、凸状部(凸部)が凹状部(凹部)に挿入され
て固定された状態にあるため、加わった応力により2つ
液体容器本体とカバー部材とがその接触面にそってず
れることが規制され、これにより爪と嵌合筒に加わる応
力を低減することができ、応力により爪(係合部)と嵌
合筒(係止部)との嵌合が外れたり、爪や嵌合筒が損傷
したりすることを抑止できる。この際、凸状部および凹
状部は爪および嵌合筒に比べて衝撃に強い構造体である
ので、これらが応力により損傷して両者の固定が不確実
になるおそれは小さい。
【0016】
【0017】
【0018】カバー(カバー部材)に、記録装置本体に
設けられたガイド溝またはガイドレールに嵌合し、嵌合
した状態でスライドさせて液体容器を記録装置本体に挿
入できるガイドレールまたはガイド溝を設けることによ
り、記録装置本体に液体容器を装着する際に、液体容器
を装着されるべき位置に確実に導くことができる。
【0019】また、カバーに、記録装置本体に設けられ
た、装着されるべき液体容器の種類毎に異なるパターン
の誤挿入防止用凹部または誤挿入防止用凸部に嵌合す
る、液体容器の種類毎に異なる誤挿入防止用凹部または
誤挿入防止用凸部を設けることにより、本来接続される
べきものとは異なる液体容器を記録装置本体に挿入しよ
うとしても、挿入できないようにすることができ、液体
容器の誤装着を防止できる。
【0020】また、カバーに記憶媒体と、記憶媒体と記
録装置本体とを電気的に接続する接続端子とを設け、記
録装置本体に記憶媒体の記憶情報を読み取る手段と、こ
の記憶情報に基づき動作内容が変化する記録装置動作制
御手段とを設ければ、記憶媒体に液体容器の監視情報、
または制御情報、または識別情報、または液体量情報、
または製造メーカー情報を記憶させ、この情報の内容に
基づいて、警告信号を発生させたり、記憶情報を表示さ
せたり、記録動作を中止させたりすることができ、これ
によって、記録装置の動作の信頼性を向上させることが
できる。さらに、記録装置本体に、記憶媒体の記憶情報
を変更する手段を設ければ、記憶媒体の記憶情報の内容
を適宜校正して、記憶情報の信頼性を高めることができ
る。
【0021】また、カバーに取っ手を設けることによ
り、取っ手を持って記録装置本体への液体容器の着脱を
できるようにし、着脱操作を行いやすくすることができ
る。
【0022】本発明において、記録装置本体に設けられ
たガイド溝またはガイドレールに嵌合し、嵌合した状態
でスライドさせて液体容器を記録装置本体に挿入できる
ガイドレールまたはガイド溝、または、装着されるべき
液体容器の種類毎に異なるパターンの誤挿入防止用凹部
または誤挿入防止用凸部、または記憶媒体、または取っ
手をカバーに設けることにより、同一構成の液体容器本
体に異なるカバーを取り付けるだけで複数種の記録装置
本体に対応する液体容器を構成できる。また、カバーに
は液体が接触しない構成とし、液体容器本体にのみ耐液
性を有する材料を用いるなど、液体容器本体とカバーと
をその機能に応じて異なる材料で構成でき、異なる材料
を用いることにより、材料費を低減したり、より優れた
機能を付与したりすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0024】図1〜8は本発明の一実施形態に係るイン
クカートリッジ(液体容器)を示す模式図であり、図1
は分解斜視図、図2は側面図、図3は側断面図である。
図4は図1〜3に示すインクカートリッジのインク容器
511の分解斜視図であり、図5は蓋512の斜視図で
ある。図6は、インク容器511の結合部分の拡大断面
図である。図7,8は、図1〜3に示すインクカートリ
ッジのカバー515を示す図であり、図7は斜視図、図
8は側面図である。
【0025】図1〜3に示すように、このインクカート
リッジには、インク容器511とその蓋512とによっ
て形成されているインク貯溜室を有する液体容器本体が
構成されている。インク容器511と蓋512とは超音
波溶着により接合されている。インク容器の蓋512の
一方の面には、それぞれ連通口を形成する2つのハウジ
ング522が設けられており、それぞれのハウジング5
22の内部にはドーム状の弾性体513が組みつけら
れ、さらに固定部材である冠体514がハウジング52
2を覆って組みつけられている。これらのハウジング5
22と弾性体513と冠体514とによって、インク流
通などのための、インクジェット記録装置本体との結合
部が形成されている。
【0026】図6に詳細に示すように、冠体514は、
ハウジング522の係止部535に係合する爪部533
と、弾性体513の径方向と略直交する方向に弾性体5
13を押圧するための押圧部532とを有している。ま
た、冠体514には、本体の針52を導くための開口部
534が設けられている。開口部534は先端534a
が後端534bより広い形状を有しており、本体側の針
52の挿入位置がずれないように針52を確実に弾性体
513のほぼ中央付近に案内するように構成されてい
る。ハウジング522の内部には、容器内部への連通部
(円筒孔)536が形成されている。
【0027】弾性体513は、冠体514を組み付ける
前は破線で示す大きさであり、冠体514を組み付ける
際に冠体514の押圧部532により径方向に対して略
直交する方向に押圧されることにより、変形してハウジ
ング522の内側に実線で示すような状態で組み込まれ
ている。
【0028】ハウジング522の内径=2rに対して、
押圧されていない状態の弾性体513の断面方向の長さ
Lは2r<Lの関係にあり、冠体514によって押圧さ
れた状態では弾性体513はハウジング522の径方向
に縮められた状態になっている。このような状態になっ
ているため、インクカートリッジを着脱して針52を弾
性体513に貫通させて抜き差しても、針52を抜いた
あとの弾性体513の穴は縮められて閉じ、内容物であ
るインクの染み出しなど生じないようになっている。
【0029】また、このインクカートリッジは、機械的
識別用機構を構成する複数の誤挿入防止用溝(誤挿入防
止用凹部)525が設けられているカバー515をさら
に有している。すなわち、端部が塞がれた溝525aと
塞がれていない溝525bとを組み合わせて設け、記録
装置本体側にも溝525a,525bのそれぞれに合致
するレールを設け、溝525a,525bの組み合わせ
を異なる種類のインクカートリッジ毎に変えておくこと
により、本来接続されるべきでない種類のインクカート
リッジを挿入できないようになっている。
【0030】さらに、カバー515には本体および液体
容器の監視情報、または制御情報、または識別情報、ま
たは液体量情報、または製造メーカー情報を記憶する記
憶媒体526(本実施例ではEEPROMを使用)が設けられ
ている。記録媒体526にはインクジェット記録装置本
体との接続端子527が接続されており、記憶媒体52
6と接続端子527との接点は封止剤528により覆わ
れ保護されている。
【0031】記憶媒体526とインクジェット記録装置
本体との接続の様子を示すブロック図を図9に示す。イ
ンクカートリッジを本体に接続することで、インクカー
トリッジに装着されている記録媒体526と本体側のイ
ンターフェース562とが接続され、記憶媒体526の
情報が本体に伝達される。これにより、記録ヘッド40
1の駆動などの本体側の制御に、記憶媒体526に記憶
された情報を用いることができる。
【0032】カバー515には、インクカートリッジを
本体に挿入する時にガイドとなるガイドレール524が
設けられおり、すなわち、本体側のガイド溝にガイドレ
ール524を嵌合させて位置決めしながらインクカート
リッジを本体に挿入することで、インクカートリッジを
適正な位置に装着し、インクカートリジの接続部を本体
接続部に確実に接続することができる。また、カバー5
15にはインクカートリッジを記録装置に装着する時な
どに利用される取っ手515aが設けられている。
【0033】本実施形態のインクカートリッジ(液体容
器)は、前記した通りインク容器511と蓋512とか
らなる液体容器本体と、カバー512との2つの部材か
ら構成されている。そのうちの一方であるカバー515
には、図7に示されるように爪515bと爪515cが
設けられている。また他方の部材である液体容器本体の
インク容器511には、嵌合筒511aが設けられ、同
じく液体容器本体を構成する蓋512にも嵌合筒512
aが設けられている。したがって、蓋512をインク容
器511に固着して液体容器本体を完成させた後、それ
にカバー515を接触させつつスライドさせて、カバー
515の爪515bを蓋512の嵌合筒512aに、爪
515cをインク容器511の嵌合筒511aに嵌合さ
せることによって、カバー515が液体容器本体(イン
ク容器511および蓋512)に接合される。なお、ス
ライド方向は矢印Aにて示されている。また、インク容
器511のカバー515との接合面には、嵌合筒511
a,512aや爪515b,515cに比べて大きく衝
撃に強い構造体である凸状部511bが形成されてお
り、カバー515のインク容器511との接合面には凸
状部511bを挿入できる凹状部515dが形成されて
いる。カバー515とインク容器511および蓋512
とを接合した状態で、インク容器511の凸状部511
bはカバー515の凹状部515dにぴったり嵌合して
いる。
【0034】本実施形態のようにインク容器511の凸
状部511bがカバー515との接触面に設けられてい
る場合、組立時に爪515cを対応する嵌合筒511a
に進入させるようにカバー515を液体容器本体に接触
させつつスライドさせる際、カバー515の先端部がイ
ンク容器511の凸状部511bに突き当たって移動不
能にならないように、カバー515の先端部を凸状部5
11bに乗り上げた状態で矢印A方向にスライドさせな
ければならない。その状態ではカバー515が液体容器
本体に対し傾いた姿勢であり、爪515cは液体容器本
体に接している。そして、さらにスライドさせると、爪
515cが嵌合筒511aに嵌合し、また、カバー51
5の先端が凸状部511bを通過して、カバー515の
凹状部515dがインク容器511の凸状部に被さるよ
うに、カバー515の先端部が蓋512を押えるように
して、カバー515の傾きが直ってカバー515が液体
容器本体にフィットする。このとき、爪515bが蓋5
12の嵌合筒512aに嵌合する。
【0035】このような一連の接合工程において、爪5
15cは、カバー515のスライド時に一時的に撓み変
形し、嵌合筒511aに嵌合してから変形状態より復帰
するように、弾性をもったL型またはU型の構造にする
ことが好ましい。仮に爪515cが弾性を有していない
場合には、カバー512がスライド時に不安定になった
り、爪515cが嵌合筒511aとの嵌合時に破損した
りするおそれがある。
【0036】また、爪515bと対応する嵌合筒512
aとは、カバー515をインク容器511の凸状部51
1bに被せる動作に対応して、この動作方向B、すなわ
ちカバー515とインク容器511の接合面に略垂直な
方向(スライド方向Aに垂直な方向)にスライドさせて
嵌合させ得る構成とすることが望ましい。このように爪
515bと嵌合筒512aとを嵌合させる方向Bと、爪
515cと嵌合筒511aとを嵌合させる方向Aとが実
質的に直交するように構成することにより、2方向の爪
接合が実現でき、すなわちカバー515と液体容器本体
との相対的な移動を2つの方向で規制することができる
ので、カバー515と液体容器本体とを安定して接合で
きる。
【0037】以上説明した本実施形態のインクカートリ
ッジでは、インクカートリッジを誤って床などに落下さ
せてしまった場合、蓋512が接合されている面で、カ
バー515がインクカートリッジの他の部分に比べて突
き出しているため、多くの場合、カバー515が最初に
床に接触し衝撃を受ける。この時カバー515が受けた
衝撃により、カバー515と液体容器本体および蓋51
2との接合部には主として接合面に平行な方向の応力が
加わるが、凹状部515dと凸状部511bとが当接し
た状態でカバー515と液体容器本体とが固定されてお
り、両者の相対的な移動が規制されるため、爪515
b,515cや嵌合筒511a,512aにはほとんど
応力が加わらない。凸状部511b、凹状部515d
は、比較的大きく衝撃に強い構造体であるので、比較的
大きな応力が加わっても破壊されることなく応力を吸収
でき、これにより、液体容器本体(インク容器511お
よび蓋512)とカバー515を接合している爪515
b、515cと嵌合筒511a,512aとの嵌合が外
れたり、破壊されたりして、液体容器本体からカバー5
15が外れてしまうことを防ぐことができる。
【0038】また近年、社会的な要請として、リサイク
ルが容易な材料や廃品からリサイクルした材料を製品に
使用することが求められている。リサイクルが容易な材
料として一般的にP.P.(ポリプロピレン),P.
E.(ポリエチレン)などがあるが、これらの材料は一
般的に落下衝撃に脆い性質を有している。また廃品から
リサイクルした材料は材料成分を一定にすることが難し
く、インクに触れた時に材料成分の一部がインク内に溶
け出し、インクの物性を変化させ、これによって深刻な
印字不良などが引き起こされてしまう懸念がある。これ
に対して本実施形態のインクカートリッジでは、カバー
515はインクと接触しないため、インクによるカバー
材質への影響およびカバー材質によるインクへの影響を
考慮しなくても良く、カバー515を廃品からリサイク
ルした材料から形成することができる。また、特に大容
量のインクカートリッジなどでは、カバー515に耐落
下衝撃に優れた材料を任意に選定して用いることも可能
である。
【0039】なお、本実施形態では、インクカートリッ
ジの誤挿入を阻止するため誤挿入防止用溝525を4本
配置しているが、4本の誤挿入防止用溝525で区別で
きる種類以上の多種類のインクカートリッジを区別する
必要がある場合には、誤挿入防止用溝525の形成ピッ
チを変更したり、溝幅や溝形状を変更して、さらに多数
の誤挿入防止用溝525を設けるなどすることで対応で
きる。このように、インクカートリッジ全体ではなく、
カバー515のみを変更することで新たな種類のインク
カートリッジに対応できる機械的識別用機構を構成する
ことが可能である。したがって、新たな種類のインクに
対応するインクカートリッジを開発するために必要な費
用を比較的少なくすることが可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
液体容器を構成する2つの部分の接合部に、爪と嵌合筒
に加え、爪および嵌合筒よりも大きい構造体である凸状
部と凹状部を設けることにより、液体容器を誤って落下
させても、凸状部が凹状部に挿入されて固定された状態
にあるため、2つの部分がずれるように移動することが
規制され、これにより爪と嵌合筒に加わる応力を低減さ
せることができる。これにより、液体容器を落下させた
際に、爪と嵌合筒との嵌合が外れたり、爪または嵌合部
が破損したりすることを抑止することができ、落下衝撃
に対する耐性に優れた液体容器を提供することができ
る。
【0041】また、接合される部材の一方を、機械的識
別用機構が設けられたカバーとすることにより、カバー
の構成を変えることによって機械的識別用機構の種類を
容易に増やせるようにすることができる。この際、液体
容器の構成を変えることなく、同一構成の液体容器本体
に異なるカバーを取り付けるだけで複数種の記録装置本
体に対応する液体容器を構成できるので、液体容器本体
については複数の種類の液体に対して共通の生産設備で
製造を行うことができ、また新たな液体容器を開発する
際にも、機械的識別用機構部分については考慮しなくて
も済むので開発を容易にすることができる。したがっ
て、生産費、開発費を低減して低コストの液体容器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態のインクカートリッジの
分解斜視図である。
【図2】図1のインクカートリッジの側面図である。
【図3】図1のインクカートリッジの側方断面図であ
る。
【図4】図1のインクカートリッジのインク容器511
の分解斜視図である。
【図5】図1のインクカートリッジの蓋512の斜視図
である。
【図6】インク容器511の結合部の拡大断面図であ
る。
【図7】図1のインクカートリッジのカバー515の斜
視図である。
【図8】図7のカバー515の側面図である。
【図9】図1のインクカートリッジの記憶媒体526と
記録装置本体との接続の様子を示すブロック図である。
【図10】従来例のインクカートリッジの分解斜視図で
ある。
【図11】図10のインクカートリッジの側方断面図で
ある。
【符号の説明】
52 針 401 記録ヘッド 511,541 インク容器 511a,512a,555 嵌合筒 511b 凸状部 512,542,545 蓋 513,556 弾性体 514,547 冠体 515 カバー 515a 取っ手 515b,515c,554 爪 515d 凹状部 522,550 ハウジング 524 ガイドレール 525,551 誤挿入防止用溝 526 記憶媒体 527 接続端子 528 封止剤 532 押圧部 533 爪部 534 開口部 534a 先端 534b 後端 535 係止部 536 連通部 543 廃インク容器 544 吸収体 553 壁 562 インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に液体を付着させることによっ
    て記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置本体に対して
    脱着可能に構成され、前記液体を収納保持する液体貯溜
    室を構成する液体容器本体と、前記液体容器本体の第 1
    の側面に設けられた、前記記録装置本体に対して装着さ
    れた状態で前記記録ヘッドへの前記液体の供給を可能に
    する結合部とを備えた液体容器において、 前記液体容器本体の前記第1の側面と、前記第1の側面
    に対して直交した側面であって、前記第1の側面と連接
    した第2の側面とにそれぞれ接合される第1の接合面と
    第2の接合面とを有するカバー部材と、前記第1の側面と前記第1の接合面とに、それぞれ設け
    られた第1係合体と該第1係合体が係合する第1係止体
    とを有する第1の係合構造と、 前記第2の側面と前記第2の接合面とに、それぞれ設け
    られた第2係合体と該第2係合体が係合する第2係止体
    とを有する第2の係合構造と、 前記第1の係合構造と前記第2の係合構造との間の領域
    であって、前記第2の側面と前記第2の接合面とに、そ
    れぞれ設けられた凹部と凸部とを有する凹凸係合構造と
    を備えており、 前記第1の係合構造の係合のための装着移動方向と、前
    記第2の係合構造の係合のための装着移動方向が直交す
    るように、前記第1の係合構造を構成する前記第1係合
    体と前記第2の係合構造を構成する前記第2係合体とが
    互いに直交する方向に延在している ことを特徴とする液
    体容器。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材には、前記記録装置本体
    に設けられたガイド溝またはガイドレールに嵌合し、嵌
    合した状態でスライドさせて液体容器を前記記録装置本
    体に挿入できるガイドレールまたはガイド溝が形成され
    ている請求項1に記載の液体容器。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材には、前記記録装置本体
    に設けられた、装着されるべき液体容器の種類毎に異な
    るパターンの誤挿入防止用凸部または誤挿入防止用凹部
    に嵌合する、液体容器の種類毎に異なる誤挿入防止用凹
    部または誤挿入防止用凸部が形成されている請求項1ま
    たは2に記載の液体容器。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材には、記憶媒体と、該記
    憶媒体と前記記録装置本体とを電気的に接続する接続端
    子とが配されている請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の液体容器。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材には、取っ手が形成され
    ている請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体容器。
  6. 【請求項6】 前記液体容器本体と前記カバー部材と
    は、異なる材料で構成されている請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の液体容器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の液
    体容器と、該液体容器を装着可能な装填部を備えた記録
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の前記液体容器を装着可
    能な記録装置であって、前記カバー部材に設けられた、
    前記ガイド溝または前記ガイドレールに嵌合し、嵌合し
    た状態でスライドさせて前記液体容器を記録装置本体に
    挿入できるガイド溝またはガイドレールを有する記録装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の前記液体容器の前記カ
    バー部材に設けられた、前記液体容器の種類毎に異なる
    パターンの前記誤挿入防止用凹部または前記誤挿入防止
    用凸部に嵌合する、前記装着されるべき液体容器の種類
    毎に異なるパターンの凹部または凸部を有する記録装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の液体容器を装着可能
    な記録装置であって、前記記憶媒体の記憶情報を読み取
    る手段と、前記記憶情報に基づき動作内容が変化する記
    録装置動作制御手段とを有する記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶情報を変更する手段を含む請
    求項10に記載の記録装置。
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