JP3491589B2 - 高平坦度半導体ウェーハの製造方法及び高平坦度半導体ウェーハ - Google Patents

高平坦度半導体ウェーハの製造方法及び高平坦度半導体ウェーハ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デザイン
ルール0.10μmの高集積度に対応可能な超高平坦度
を得ることができる高平坦度半導体ウェーハの製造方法
及び高平坦度半導体ウェーハに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェーハ等の半導体ウェーハを
平坦化する技術として、グライディング(研削)やポリ
ッシング等の機械的または機械的化学的に表面または裏
面の被加工面を研磨する方法が用いられている。しかし
ながら、LSI等の配線の高密度化や多層化に伴って更
なる配線幅の微細化が必須となっており、シリコンウェ
ーハのさらに高い平坦度(超高平坦度)が要求されてい
るが、上記の研磨方法による平坦化技術では、得られる
平坦度に限界があった。
【0003】そこで、近年、例えば、特開平11−31
677号公報や特開平11−67736号公報に記載さ
れている技術、すなわち被加工面に局部的なプラズマエ
ッチングを施して平坦化を図る技術が提案されている。
この種のプラズマエッチング技術では、予めシリコンウ
ェーハの平坦度(面内の厚さばらつき)を求めた後、そ
のデータに基づいて各部のエッチング量を算出し、厚さ
ばらつきに応じたエッチング量でプラズマエッチングを
行うことで高い平坦度を得ることが可能となる。
【0004】この平坦化の工程に投入されるシリコンウ
ェーハは、被加工面である表面を片面研磨工程によって
鏡面状態に研磨したものや、例えば、特開平11−26
0771号公報に記載されているように、予め凹形状と
された両面研磨品が用いられ、これらのウェーハの厚さ
分布(面内の厚さばらつき)、すなわち平坦度を平坦度
測定器によって測定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の平坦化技術には、以下のような課題が残されてい
る。すなわち、平坦度規格ではウェーハ全体の平坦度
(GBIR等)とともにサイト毎の平坦度(SBIR
等)の作り込みが重要であるが、プラズマエッチングで
は最周辺部のサイト、すなわち図11に示すように、サ
イトの内、一部が欠けるがウェーハW上に50%以上の
面積をもつパーシャルサイトPS(なお、全ての面積が
ウェーハW上にあるものをフルサイトFSという)の高
精度加工制御が困難であり、特にこの領域においてエッ
チング量が大きくなる箇所では高精度加工制御が困難で
あった。したがって、従来のようにウェーハを凹形状に
した場合、最周辺部が厚くなって高精度な加工制御がで
きずにパーシャルサイトの平坦度が十分に得られない場
合があった。
【0006】さらに、プラズマエッチング方法では、平
坦度測定器で得られる平坦度のデータを基にして加工を
行うため、データの正確さが大変重要になるが、この平
坦度(面内の厚さばらつき)は、シリコンウェーハの裏
面を基準にして求められるため、裏面側の平坦性が影響
を及ぼすことになる。すなわち、表面Sのみが片面研磨
された従来の投入シリコンウェーハWでは、図2の
(a)のように、裏面Rの平坦性が低いと、面内の厚さ
ばらつきを測定する際に、測定データに裏面側の粗さを
起因とする短周期の厚さばらつきが生じ、これに基づい
て加工すると平坦度の精度が低くなってしまう。これ
は、投入シリコンウェーハWの形状に凹凸があるほどプ
ラズマエッチングで用いるプラズマ噴射用のノズルの速
度制御が複雑になり、ノズルの走行距離や加速減衰頻度
が増大するためである。このため、加工時間が長くなる
とともに不安定なものとなり、生産性の低下を招いてし
まう不都合がある。特に、この影響は、裏面側の凹凸を
高精度に測定可能な平坦度測定器を用いるほど顕著にな
ってしまう。このため、結果的にプラズマ加工を施して
も、デザインルール0.10μm以降に対応可能な平坦
度を得ることが困難であった。
【0007】一方、両面を研磨された従来の投入シリコ
ンウェーハWであっても、図12に示すように、両面研
磨時に中央のサンギア101で回転させられるキャリア
プレート102に保持されて、常に円環状の上下の定盤
103に挟まれた状態で研磨が行われるため、特に周辺
部において、図5の(a)に示すように、研磨による”
だれ”(図中の点線部分)を起こしやすかった。しか
し、プラズマ加工では、急峻な(角度を持つ)形状変化
の修正(例えば、研磨だれ)能力が低いため、投入され
るウェーハとしては周辺部の研磨だれが小さい形状であ
ることが望まれていた。
【0008】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、プラズマエッチング法によって、パーシャルサイ
トを含む全てのサイトで高平坦度を得ることができる高
平坦度半導体ウェーハの製造方法及び高平坦度半導体ウ
ェーハを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
の高平坦度半導体ウェーハの製造方法では、半導体ウェ
ーハの表裏面の一方を被加工面としてプラズマエッチン
グにより加工する高平坦度半導体ウェーハの製造方法で
あって、前記半導体ウェーハの厚さ分布を測定する平坦
度測定工程と、プラズマエッチングにより前記被加工面
を前記平坦度測定工程で測定された厚さ分布に応じてエ
ッチング量を変えながら局部的に加工し平坦化するプラ
ズマ加工工程とを備え、前記平坦度測定工程は、中央部
が周辺部に対して凸形状となっている前記半導体ウェー
ハの厚さ分布を測定する技術が採用される。
【0010】この高平坦度半導体ウェーハの製造方法で
は、平坦度測定工程において、中央部が周辺部に対して
凸形状となっている半導体ウェーハの厚さ分布を測定
し、これに基づいてプラズマ加工工程を行うので、周辺
部が相対的に薄く、周辺部での除去量を極力小さくする
ことができ、最周辺部においても高精度にプラズマエッ
チングによる加工制御が可能になって、パーシャルサイ
トの平坦度を向上させることができる。また、中央部が
凸形状であって相対的に厚く、エッチング量が大きくな
るため、周辺部より中央部のエッチング量が大きくなり
やすいプラズマエッチングの方法(例えば、後述するr
−θ方式)では、機械的制御が容易になる。
【0011】 本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法では、請求項1記載の高平坦度半導体ウェーハの製
造方法において、前記平坦度測定工程は、定盤表面に設
けられた研磨布を前記表裏面のうち少なくとも前記被加
工面に当接させて相対的に移動させるとともに前記被加
工面の周辺部が研磨布の研磨作用領域外を通過するよう
に移動させて被加工面を鏡面研磨した前記半導体ウェー
ハの厚さ分布を測定する技術が採用される。
【0012】この高平坦度半導体ウェーハの製造方法で
は、平坦度測定工程において、定盤表面に設けられた研
磨布を前記表裏面のうち少なくとも前記被加工面に当接
させて相対的に移動させるとともに被加工面の周辺部が
研磨布の研磨作用領域外を通過するように移動させて被
加工面を鏡面研磨した半導体ウェーハの厚さ分布を測定
するので、特に周辺部の形状変化の小さい(研磨だれの
小さい)形状となったウェーハをプラズマ加工工程に投
入することができ、周辺部においても高精度な加工精度
を得ることができる。
【0013】 本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法では、上記の高平坦度半導体ウェーハの製造方法に
おいて、前記平坦度測定工程は、表裏面のいずれも鏡面
研磨された前記半導体ウェーハの厚さ分布を測定する技
術が採用される。
【0014】しかしながら、上記本発明の高平坦度半導
体ウェーハの製造方法では、平坦度測定工程において、
表裏面のいずれも鏡面研磨された半導体ウェーハの厚さ
分布を測定するので、表面を被加工面とした場合に裏面
基準で面内の厚さばらつきを測定しても、裏面側も表面
側と同様に鏡面状に研磨されて高い平坦性を有すること
から、裏面側の面粗さを起因とする短周期のうねり成分
が少なくなり、高精度に平坦度を測定することができ
る。したがって、プラズマ加工工程においても、正確な
平坦度のデータによって高精度に加工が可能になり、超
高平坦度のウェーハを製造することができる。
【0015】 本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法では、上記の高平坦度半導体ウェーハの製造方法に
おいて、前記平坦度測定工程は、前記被加工面およびそ
の反対面にレーザ光をスポット状に照射して反射した反
射光によって被加工面および反対面の凹凸を測定する技
術が採用される。この高平坦度半導体ウェーハの製造方
法では、平坦度測定工程において、被加工面およびその
反対面にレーザ光をスポット状に照射して反射した反射
光によって被加工面および反対面の凹凸を測定するの
で、数μm〜100μm程度の非常に小さいスポットが
得られるレーザ光により、特に形状変化の大きな部位に
おいて高精度な測定が可能になる。さらに、このデータ
に基づいてプラズマエッチング加工を行うので、非常に
高平坦度なウェーハを製造することが可能になる。
【0016】 本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法では、上記の高平坦度半導体ウェーハの製造方法に
おいて、前記プラズマ加工工程は、プラズマにより生成
された反応性ラジカルをメインエッチャントとして前記
プラズマエッチングを行う技術が採用される。
【0017】この高平坦度半導体ウェーハの製造方法で
は、プラズマ加工工程において、プラズマにより生成さ
れた反応性ラジカルをメインエッチャントとしてプラズ
マエッチングを行うので、ラジカルによる化学的反応を
主とするエッチングであり、イオンをメインエッチャン
トとしたプラズマエッチングのように物理的なダメージ
がなく、ダメージレスな平坦化加工が可能になる。
【0018】 本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法では、上記の高平坦度半導体ウェーハの製造方法に
よって表裏面の少なくとも一方が加工されている技術が
採用される。
【0019】この高平坦度半導体ウェーハでは、上記高
平坦度半導体ウェーハの製造方法によって表裏面の少な
くとも一方が加工されているので、非常に高い平坦度を
有しているとともに、デザインルール0.10μmの高
集積度対応鏡面ウェーハとして好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る高平坦度半導
体ウェーハの製造方法及び高平坦度半導体ウェーハの一
実施形態を、図1から図8を参照しながら説明する。
【0021】本実施形態の高平坦度半導体ウェーハの製
造方法は、例えば、単結晶シリコンのインゴットからシ
リコンウェーハをスライスして、高平坦度ウェーハにま
で加工する方法である。まず、図1に示すように、最初
にスライス工程S1によってシリコンインゴットから複
数枚のシリコンウェーハを所定厚さにそれぞれスライス
する。
【0022】さらに、面取り工程S2によってスライス
されたシリコンウェーハWの周縁に面取り加工を施して
面取り面を形成する。次に、ラッピング工程S3によっ
てシリコンウェーハWをラップ加工し、スライシングに
より生じた凹凸層が削除される。このラッピング工程S
3は、既知のラッピング装置を用いて行われるもので、
砥粒と加工液とを混ぜたスラリーをラップ定盤とシリコ
ンウェーハWとの間に入れて両方に圧力を加えながら相
対運動させて機械的な研磨を行うものである。
【0023】次に、エッチング工程S4によって、ラッ
ピングされたシリコンウェーハWをエッチング液により
エッチング処理して機械研磨(ラッピング加工および面
取り加工)による加工ダメージを除去する。さらに、両
面研磨工程S5によって、図2の(b)に示すように、
エッチング処理されたシリコンウェーハWの表面Sおよ
び裏面Rに予め決めた厚さだけ機械的化学的研磨を施し
て鏡面研磨する。
【0024】この両面研磨工程S5は、図3に示すよう
に、いわゆるオーバーハング機構を持った両面研磨装置
を用いて行われる。該両面研磨装置は、表面に研磨布を
貼った上定盤11と下定盤12とをそれぞれ上下から回
転させてシリコンウェーハWの表裏両面に当接させると
共に、アルカリ性研磨液を供給しながらメカノケミカル
研磨を行うものである。
【0025】この両面研磨装置は、複数の互いに平行な
回転駆動軸13と、これらの回転駆動軸13に偏芯リン
ク14を介して連結されシリコンウェーハWを保持させ
るキャリアプレート15と、該キャリアプレート15を
挟み込む円板状の上定盤11および下定盤12とを備
え、回転駆動軸13の同期運転によりキャリアプレート
15を上定盤11および下定盤12に対して一定のオー
バーハングをもって旋回するように移動させるものであ
る。
【0026】すなわち、この両面研磨装置では、旋回に
よるオーバーハング機構により、図4に示すように、シ
リコンウェーハWの周辺部が一部、一時的に上定盤11
および下定盤12から飛び出すことになり、表面Sおよ
び裏面Rの周辺部が上定盤11および下定盤12の研磨
布の研磨作用領域外を通過するように移動させられて鏡
面研磨される。これによって、両面を鏡面研磨されたシ
リコンウェーハWは、図5の(b)に示すように、中央
部が周辺部に対して凸形状とされるとともに、周辺部に
おける研磨だれ(図中の点線部分)が極力小さくされ
る。なお、両面研磨では、中央部を凸形状又は凹形状に
することが可能であり、本実施形態では、凸形状となる
ように研磨が行われる。
【0027】次に、平坦度測定工程S6によって、鏡面
研磨されたシリコンウェーハWの表面(被加工面)Sお
よび裏面(反対面)Rの凹凸形状を、図6に示すよう
に、平坦度測定器1によって測定する。この平坦度測定
器1は、シリコンウェーハWの表面Sおよび裏面Rにそ
れぞれ対向状態に配されレーザ光Lを用いて凹凸を測定
する非接触型の変位センサ2A、2Bと、これらの変位
センサ2A、2Bを表面Sおよび裏面Rに沿って移動さ
せる制御を行うと共に測定された凹凸データを記憶する
制御部Cとを備えている。
【0028】変位センサ2A、2Bは、内蔵された半導
体レーザから出射されたレーザ光Lを可動対物レンズを
介してスポット状にして表面Sおよび裏面Rに照射し、
さらにレーザ光Lが表面Sおよび裏面Rで反射した反射
光を内部のフォーカスディテクタによって受光すると共
にその受光状態に基づいて可動対物レンズを移動させ、
その移動を作動トランスによって信号化し、その信号の
変化分をデジタル解析することにより表面Sおよび裏面
Rの凹凸を測定するようになっている。なお、レーザ光
Lのスポット径は、数μm〜100μm程度まで設定可
能であるが、平坦度測定工程S6で研磨した裏面Rの凹
凸の幅よりも小さいスポット径に設定される。
【0029】この平坦度測定器1では、シリコンウェー
ハWの表面Sおよび裏面Rの凹凸を同時に測定するた
め、これら凹凸データからシリコンウェーハW面内の厚
さばらつき、すなわち平坦度を測定することができる。
この平坦度測定器1で測定する際、制御部Cは変位セン
サ2A、2Bを所定の測定ピッチで移動させながら凹凸
の測定を行う。
【0030】シリコンウェーハWの表面Sおよび裏面R
の凹凸を測定した後、得られた凹凸データから面内の厚
みばらつきを算出し、プラズマ加工工程S7によって、
このデータに応じて表面Sにプラズマ加工を施して平坦
化を行う。このときの各部のエッチング量は、制御部C
に記録された表面Sおよび裏面Rの凹凸データから求め
た厚さばらつきのデータに応じて予め設定されている。
【0031】このプラズマ加工は、エッチングガスをマ
イクロ波によりプラズマ化して、イオン及び反応性ラジ
カルを生成し、これらのうちラジカルをメインエッチャ
ント(すなわち、反応性ラジカルがイオンより多い状態
のエッチャント)として局部的なプラズマエッチングを
行うDCP(Dry Chemical Planarization)方法であっ
て、イオンをメインエッチャントとしたエッチングを行
う従来のプラズマ加工が物理的なダメージを伴うのに対
し、ラジカルによる化学的反応でエッチングを行うた
め、ダメージレスな加工が可能な方法である。
【0032】本実施形態では、シリコンウェーハWをプ
ラズマエッチングするために、例えばエッチングガスと
してSF6を用い、下記の反応式(1)に示すように、
このSF6をマイクロ波によって分解・活性化してイオ
ン(SFx)およびラジカル(中性ラジカルF*)と
し、これらのうち主にラジカルをシリコンウェーハWの
表面又は裏面の所定の部分に局部的に噴射させて、下記
の反応式(2)に示すように、化学的反応だけでエッチ
ングを行う。 SF6→F*+SFx+・・・ (1) F*+4Si→SiF4 (2)
【0033】なお、イオンSFxとラジカルF*とを分
離してラジカルを噴射ノズル1から噴射させるには、図
7に示すように、ラジカルF*に対してイオンSFxが
長い時間存在することができない特性を利用して、マイ
クロ波によるプラズマ発生領域Mを噴射ノズル1先端か
ら上流側に離間させることにより、主にラジカルF*
噴射させることができる。すなわち、上記DCP方法
は、シリコンウェーハとエッチングガスとの間に高周波
電力によって高周波プラズマを発生させる方法に対し、
シリコンウェーハWから離れた位置でマイクロ波により
エッチングガスをプラズマ化でき、ラジカルを選択的に
用いることができるという利点がある。
【0034】また、上記プラズマ加工工程S7では、噴
射ノズル1の走査方式として、図8の(a)に示すよう
に、いわゆるX−Y方式を採用している。このX−Y方
式は、直線的にかつ平行にスキャン(図中の実線矢印)
してエッチングが行われる方式である。なお、別の走査
方式として、図8の(b)に示すように、いわゆるr−
θ方式を採用しても構わない。このr−θ方式は、図中
の破線矢印の通りにシリコンウェーハW上を噴射ノズル
1が螺旋状にスキャンしてエッチングが行われる方式で
ある。すなわち、X−Y方式では、四隅で無駄な走査が
生じて時間のロスがあり、加工時間が長くなってしまう
のに比べて、r−θ方式では、その走査移動距離に無駄
が少なく、加工時間が短くなってスループットを向上さ
せることができる。
【0035】しかしながら、r−θ方式では、シリコン
ウェーハWの中央部の滞留時間が周辺部に比べて長くな
り(すなわち、除去量が多くなる)、中央部のエッチン
グ量が相対的に大きくなりやすいが、本実施形態では、
投入されるシリコンウェーハWの中央部を周辺部に対し
て予め凸形状にして相対的に厚くしているので、走査ス
テージの機械的制御を容易に行うことができる。
【0036】このように本実施形態では、中央部が周辺
部に対して凸形状となっているシリコンウェーハWの厚
さ分布を平坦度測定工程S6で測定し、プラズマ加工工
程S7に投入するので、周辺部が相対的に薄く、周辺部
での除去量を極力小さくすることができ、最周辺部にお
いても高精度にプラズマエッチングによる加工制御が可
能になって、パーシャルサイトの平坦度を向上させるこ
とができる。
【0037】また、両面研磨工程S5において、オーバ
ーハング機構を備えた研磨装置により表裏面の周辺部が
研磨布の研磨作用領域外を通過するように移動させてシ
リコンウェーハWを鏡面研磨し、このウェーハWの厚さ
分布を平坦度測定工程S6において測定するので、特に
周辺部の形状変化の小さいウェーハWをプラズマ加工工
程S7に投入することができ、周辺部において更に高精
度な加工精度を得ることができる。
【0038】さらに、平坦度測定工程S6において、表
裏面S、Rのいずれも鏡面研磨されたシリコンウェーハ
Wを投入し測定するので、裏面基準で面内の厚さばらつ
きを測定しても裏面R側も鏡面状に研磨されて高い平坦
性を有することから、裏面R側の面粗さを起因とする短
周期のうねり成分がなくなり、高精度に平坦度を測定す
ることができる。したがって、プラズマ加工工程S7に
おいても、正確な平坦度のデータによって高精度に加工
が可能になり、超高平坦度のウェーハを製造することが
できる
【0039】また、平坦度測定工程S6において、表面
Sおよび裏面Rにレーザ光Lをスポット状に照射して反
射した反射光によって凹凸を測定するので、非常に小さ
いスポットが得られるレーザ光Lにより、形状変化の大
きい部位についても高精度に測定することができる。な
お、レーザ光測定方式による高精度な平坦度測定器1を
用いて裏面Rを測定しても、裏面Rが研磨されて高い平
坦性を有しているので、全体の平坦度データの正確な測
定が可能である。
【0040】また、鏡面研磨された裏面Rによって高精
度に測定された平坦度に基づいて、プラズマ加工工程S
7において、ラジカルによるプラズマエッチングを行う
ので、非常に高平坦度なウェーハをダメージレスで加工
・製造することができる。したがって、本実施形態によ
り製造されたシリコンウェーハWは、デザインルール
0.10μmの高集積度にも対応可能な超高平坦度ウェ
ーハとなる。
【0041】なお、本発明は、次のような実施形態をも
含むものである。上記実施形態ではレーザ光測定方式の
平坦度測定器を用いたが、他の方式の平坦度測定器を採
用しても構わない。例えば、一対のプローブの先端を互
いに一定間隔で対向させるとともに、これらプローブ間
にシリコンウェーハを配し、プローブ間に生じる静電容
量を計測することによってシリコンウェーハの厚さ分布
を測定する静電容量センサを採用してもよい。
【0042】しかしながら、静電容量センサの場合で
は、数mm□の面積内で平均された値が各点での平坦度
(厚さ)とされるため、形状変化が急峻な部分では、真
のウェーハ形状を得られない可能性が高く、上述したよ
うに、微小スポットが可能なレーザ光測定方式に比べて
測定精度が低くなる。また、上記実施形態では、半導体
ウェーハとしてシリコンウェーハに適用したが、他の半
導体ウェーハ、例えば、化合物半導体のウェーハ(ガリ
ウム・ヒ素のウェーハ等)の製造方法に適用してもよ
い。さらに、上記実施形態では、オーバーハング機構を
両面研磨に採用して周辺部の研磨だれを小さくしたが、
片面研磨に採用して片面のみを研磨したものを用いても
構わない。なお、両面研磨によれば、より平坦度の高い
ウェーハを得ることが可能である。
【0043】
【実施例】上記実施形態によって実際に高平坦度ウェー
ハを製造した場合と従来の手段で製造した場合とを比較
した具体例を、図9および図10に示す。
【0044】図9は、上記実施形態、すなわちオーバー
ハング機構の研磨装置を用いた両面研磨工程S5により
シリコンウェーハを凸形状にした後に平坦度測定工程S
6およびプラズマ加工工程S7を行った場合の加工前
(a)および加工後(b)の平坦度を測定したデータを
示すものである。また、図10は、従来の手段、すなわ
ち通常の片面研磨工程によりシリコンウェーハを凹形状
にした後に平坦度測定工程およびプラズマ加工工程を行
った場合の加工前(a)および加工後(b)の平坦度を
測定したデータを示すものである。これらの図が示すよ
うに、本実施例による製造方法では、従来に比べてプラ
ズマ加工工程S7後に高い平坦度が得られていることが
わかる。
【0045】
【発明の効果】本発明の高平坦度半導体ウェーハの製造
方法および高平坦度半導体ウェーハによれば、平坦度測
定工程において、中央部が周辺部に対して凸形状となっ
ている半導体ウェーハの厚さ分布を測定し、これに基づ
いてプラズマ加工工程を行うので、周辺部での除去量を
極力小さくすることができ、最周辺部においても高精度
にプラズマエッチングによる加工制御が可能になって、
パーシャルサイトで高い平坦度を得ることができる。し
たがって、デザインルール0.10μm以降の高集積度
にも対応可能な超高平坦度のウェーハが得られる。ま
た、中央部が凸形状であって相対的に厚く、エッチング
量が大きくなるため、周辺部より中央部のエッチング量
が大きくなりやすいr−θ走査方式等をもつプラズマエ
ッチングの方法では、機械的制御を容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
製造工程を示すフローチャートである。
【図2】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの従来例および一実施
形態における平坦度測定工程時のシリコンウェーハを示
す拡大断面図である。
【図3】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
両面研磨装置を示す概略平面図である。
【図4】 図3のA−A線矢視断面図である。
【図5】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの従来例および一実施
形態における両面研磨後の厚さ分布を示すグラフであ
る。
【図6】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
凹凸測定工程の平坦度測定器を示す概略構成図である。
【図7】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
DCPによるプラズマ加工を示す説明図である。
【図8】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
X−Y走査方式およびr−θ走査方式における噴射ノズ
ルの軌跡を示す平面図である。
【図9】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製造
方法及び高平坦度半導体ウェーハの一実施形態における
プラズマ加工前後のウェーハの平坦度を三次元的に示す
グラフである。
【図10】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製
造方法及び高平坦度半導体ウェーハの従来例におけるプ
ラズマ加工前後のウェーハの平坦度を三次元的に示すグ
ラフである。
【図11】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製
造方法及び高平坦度半導体ウェーハにおけるウェーハ上
のパーシャルサイトの位置を示す説明図である。
【図12】 本発明に係る高平坦度半導体ウェーハの製
造方法及び高平坦度半導体ウェーハの従来例における両
面研磨装置を示す概略平面図である。
【符号の説明】
L レーザ光 S5 両面研磨工程 S6 平坦度測定工程 S7 プラズマ加工工程 S シリコンウェーハの表面 R シリコンウェーハの裏面 W シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−260314(JP,A) 特開 平11−254313(JP,A) 特開 平4−72636(JP,A) 特開 平10−226892(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/304 H01L 21/66

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハの表裏面の一方を被加工
    面としてプラズマエッチングにより加工する高平坦度半
    導体ウェーハの製造方法であって、 前記半導体ウェーハの厚さ分布を測定する平坦度測定工
    程と、 プラズマエッチングにより前記被加工面を前記平坦度測
    定工程で測定された厚さ分布に応じてエッチング量を変
    えながら局部的に加工し平坦化するプラズマ加工工程と
    を備え、 前記平坦度測定工程は、中央部が周辺部に対して凸形状
    となっている前記半導体ウェーハの厚さ分布を測定する
    とともに、 前記平坦度測定工程は、定盤表面に設けられた研磨布を
    前記表裏面のうち少なくとも前記被加工面に当接させて
    相対的に移動させるとともに前記被加工面の周辺部が研
    磨布の研磨作用領域外を通過するように移動させて被加
    工面を鏡面研磨した前記半導体ウェーハの厚さ分布を測
    定する こと特徴とする高平坦度半導体ウェーハの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高平坦度半導体ウェーハ
    の製造方法において、 前記平坦度測定工程は、表裏面のいずれも鏡面研磨され
    た前記半導体ウェーハの厚さ分布を測定すること特徴と
    する高平坦度半導体ウェーハの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の高平坦度半導体
    ウェーハの製造方法において、 前記平坦度測定工程は、前記被加工面およびその反対面
    にレーザ光をスポット状に照射して反射した反射光によ
    って被加工面および反対面の凹凸を測定することを特徴
    とする高平坦度半導体ウェーハの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1からのいずれかに記載の高平
    坦度半導体ウェーハの製造方法において、 前記プラズマ加工工程は、プラズマにより生成された反
    応性ラジカルをメインエッチャントとして前記プラズマ
    エッチングを行うことを特徴とする高平坦度半導体ウェ
    ーハの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1からのいずれかに記載の高平
    坦度半導体ウェーハの製造方法によって表裏面の少なく
    とも一方が加工されていることを特徴とする高平坦度半
    導体ウェーハ。
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