JP3490929B2 - マイナスイオン発生の繊維製品とその製造法 - Google Patents

マイナスイオン発生の繊維製品とその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時の摩擦によ
ってマイナスイオンを相当に発生することにより、使用
者の自律神経を調整し、細胞膜における新陳代謝を活発
化する作用などを有する繊維製品およびその製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】大気中には、無限の広がりを持って分布
したプラスとマイナスのイオンが存在し、イオン状態は
通常プラスとマイナスでバランス(中性)を保ってお
り、このバランス保持が人間が健全な生命活動を営むう
えで必要である。現在では、大気は、産業廃棄物の急
増、道路交通網の整備による自動車数の増加および各種
の電気機器の広範な使用などによって次第に汚染され、
生活環境に高電界領域が氾濫して空気が陽性化し、職場
や家庭を問わずいたるところでプラスイオン化している
ことが問題となっている。
【0003】 大気がプラスイオン化すると、例えば、
自律神経が失調状態となり、細胞膜における新陳代謝が
低下してしまう。この結果として、肩こり、眩暈、耳鳴
りなどの感覚障害、頭痛、集中力の欠如、倦怠感などの
心身症の発生、さらには甚だしいときには神経痛、ノイ
ローゼ、臓器不全などの直接・間接的原因となり、健康
にとってかなりの悪影響を及ぼしている。
【0004】 このような富プラスイオンの大気中に、
マイナスイオンの空気を発生させると、次第に不快な症
状が緩和してくることが明らかになっている。このた
め、プラスイオンとマイナスイオンのバランスを本来の
状態に近づけるように、生活全般をチェックすることが
現在必要となっている[参照・マイナスイオンの秘密、
菅原明子著、PHP研究所発行]。
【0005】 例えば、マイナスイオンに富んだ生活環
境を得るには、プラスチックや塗料などを使用せず、通
気性の良い木造家屋が理想であるにしても、現状では木
造家屋に住むことは経済的に困難であることが多い。こ
のため、室内の湿度を下げてマイナスイオンを増やす除
湿器や空気清浄器を使用したり、プラスイオン発生の基
となる紫外線や電磁波を防ぐフィルタなどの電磁波遮蔽
グッズを取り付けたり、マイナスイオン発生器を設置す
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般の生活環境におい
て、各種の機器を利用してマイナスイオンを増やすこと
は比較的容易であっても、これらの機器の配置によって
住空間を狭くするうえに、電力消費によってプラスイオ
ン発生の2次的要因ともなり、結果として功罪が相反す
ることになる。また、これらの機器を購入すれば、ある
程度の特別出費を伴うのは当然であるにしても、生計に
直接関係のない出費を認める余裕を欠いているのが現実
である。
【0007】 一方、人が常時着用する繊維製品や食品
類にマイナスイオンを増やす作用があれば、マイナスイ
オンに富んだ生活環境を得るために住空間を狭くした
り、電力を消費したりする問題は起こらない。さらに、
生活必需品自体にマイナスイオンを増やす作用があれ
ば、その商品が多少高価であっても、特別な機器を購入
する必要がないので伴う出費が少なく、その出費を認め
うる余裕を生じる可能性がある。
【0008】 本発明は、生活環境の改善に関する前記
の問題点を改善するために提案されたものであり、使用
時の摩擦によってマイナスイオンを相当に発生する生活
必需品である繊維製品およびその製造法を提供すること
を目的としている。本発明の他の目的は、マイナスイオ
ンの発生によって使用者の自律神経を調整し、細胞膜に
おける新陳代謝などを活発化する毛布製品およびその製
造法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る繊維製品について、繊維に付着させる
遠赤外線放射成分は、主として化石サンゴまたはこれと
実質的に均等の含有組成である物質から抽出した液状の
ミネラル成分である。化石サンゴとは、サンゴ虫の群体
の中軸骨格である狭義のサンゴだけでなく、珊瑚礁を構
成する主として石灰質のイシサンゴ類も含み、装飾用に
加工しないものを用いる。好ましくは、液状ミネラル成
分に、サトウキビの葉から抽出した糖質を添加してお
く。
【0010】 本発明に係る繊維製品には、遠赤外線放
射成分である液状のミネラル成分を付着させ、樹脂バイ
ンダによって繊維に固定している。この繊維製品は、図
1と図2に示すように遠赤外線を多量に放射し、図3の
グラフに示すように、使用時の摩擦によってマイナスイ
オンが相当に発生する。この繊維製品は、寝具類やリビ
ング用品などであると好ましく、例えば、アクリル,
綿,羊毛製などの掛毛布、敷毛布、敷パッド、敷布、
枕、ふとん、カーペット、カーテン、テーブルクロス、
コート、ポンチョなどである。
【0011】 本発明の製造法では、化石サンゴまたは
これと実質的に均等の含有組成である物質から液状のミ
ネラル成分を抽出し、このミネラル成分を樹脂バインダ
とともに水に溶解する。繊維製品の繊維には、得たミネ
ラル水溶液を含浸、塗布および/または噴霧によってミ
ネラル成分を付着させ、乾燥によって遠赤外線放射のミ
ネラル成分を繊維に固定し、好ましくは含浸・乾燥によ
って繊維に固定する。
【0012】 毛布製品の製造法としては、化石サンゴ
などから液状のミネラル成分を抽出し、所望に応じてサ
トウキビの葉から抽出した糖質を添加し、このミネラル
成分を樹脂バインダとともに水に溶解する。毛布素材
は、得たミネラル水溶液を含有する少なくとも1個の槽
に浸漬してミネラル成分を付着させ、該毛布素材の乾燥
によって遠赤外線放射のミネラル成分を繊維に固定す
る。
【0013】 好ましくは、毛布製品を製造するため
に、ミネラル成分に水を加えて得たミネラル水を含有す
る染料槽に毛布素材を浸漬して染色し、ついでミネラル
水で毛布素材を洗浄する。この毛布素材は、さらにミネ
ラル水に樹脂バインダを加えたミネラル水溶液を含有す
る柔軟槽に浸漬して柔軟処理する。洗浄槽、柔軟槽およ
び乾燥機内において、適量の遠赤外線セラミックスを収
納することにより、該毛布素材をマイナスイオンに富む
環境で乾燥すると好ましく、これによって遠赤外線放射
のミネラル成分を毛布製品の繊維に固定する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る繊維製品を製造する
には、繊維に付着させる遠赤外線放射成分として化石サ
ンゴまたはこれと実質的に均等の含有組成である物質か
ら抽出した液状のミネラル成分を用いる。このミネラル
成分は、化石サンゴなどから有機溶媒などで抽出し、そ
のpHは弱アルカリ性である。このミネラル成分には、
ミネラルイオンとしてカルシウム、マグネシウム、ナト
リウム、カリウム、鉄、リンのほかに、微量ミネラル元
素として銅、亜鉛、マンガン、イオウ、ケイ素などが存
在する。所望に応じて、サトウキビの葉から抽出した糖
質を添加することにより、ミネラル成分を固定した繊維
製品について抗菌性などを高めてもよい。
【0015】 本発明で用いる液状のミネラル成分は、
化石サンゴと実質的に均等の含有組成である物質から抽
出してもよく、この物質は単一または複数であって、最
終的にミネラル成分の含有組成が実質的に均等であるこ
とを要する。例えば、発酵熟成液として、米粉,麦粉,
コーンスターチなどの穀類、イモ澱粉などの澱粉類、ク
ルミ,アンズ,ウメ,モモなどの種子類および/または
卵殻類を粉砕して混合してから、水を加えて所定期間発
酵させ、これが前記のミネラル成分と実質的に均等の含
有組成にできれば、この発酵熟成液を使用することも可
能である。
【0016】 化石サンゴから抽出した液状のミネラル
成分の遠赤外線放射特性について、これを適量付着させ
た通常のシャツの遠赤外線スペクトルを35℃で測定し
た結果を図1と図2に示す。図1は試料の分光放射輝度
(W・cm −2・str−1・μm−1・10−2)の
グラフであり、図2は試料の分光放射率(%)のグラフ
である。図1と図2から明らかなように、液状のミネラ
ル成分を付着させると、全ての波長域で放射率が相当に
向上する。
【0017】 本発明の製造法では、化石サンゴなどか
ら液状のミネラル成分を抽出し、所望に応じてサトウキ
ビの葉から抽出した糖質を添加する。液状のミネラル成
分と糖質には、約10倍量以上の水を加えるけれども、
この水はあらかじめpHを中性から弱アルカリ性に調整
しておく。また、原水のpH調整および水の添加時に
は、プラスイオンの発生を抑制し且つ夾雑物を除去する
ために、水槽内に遠赤外線セラミックスを入れて水と接
触させると好ましい。このセラミックスとしては、例え
ば、粘土に酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化
チタンなどを微粉砕してからボール状に固めたものを用
いる。具体的には、アルミナ、ムライト、マグネシア、
コージライト、ジルコン、ジルコンサンド、ゼオライ
ト、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化クロム、フェライ
ト、スピネル、セリウム、バリウムなどである。この遠
赤外線セラミックスは、毛布素材の洗浄槽、柔軟槽およ
び乾燥機内などに収納してもよい。
【0018】 このミネラル成分は、樹脂バインダとと
もに水に溶解し、繊維に付着後に固定する。この樹脂バ
インダは、公知の繊維加工用樹脂であればよく、例えば
水溶性のアクリル系樹脂などを用いる。この繊維加工用
樹脂は、ミネラル水溶液において約1重量%加えればよ
く、使用する1日前に添加して攪拌する。繊維製品の繊
維には、得たミネラル水溶液を含浸、塗布および/また
は噴霧によってミネラル成分を付着させ、毛布素材では
ミネラル水溶液を含有する柔軟槽に浸漬して柔軟処理す
ると好ましく、最後に乾燥によって遠赤外線放射のミネ
ラル成分を繊維に固定する。
【0019】 本発明の毛布製品について、発生するマ
イナスイオンの測定例を図3のグラフに示す。この実験
には、実施例1と同様に処理して製造したアクリル毛布
を用い、比較のために無処理のアクリル毛布をコントロ
ールとして表示する。マイナスイオン測定は、イオン数
測定器(商品名:イオンテスターKST−900、神戸
電波製)によって、試料を弱摩擦して1cc当たり発生
するマイナスイオン個数の最高値を計測する。
【0020】 図3から明らかなように、実施例1と同
様のアクリル毛布は、弱摩擦でマイナスイオン最高値が
896個/ccであり、コントロールにおける弱摩擦で
の最高値280個/ccと比べて遙かに多い。一般に、
就眠時の人間は熟睡中にも動くことが多く、このために
人体が毛布と接触して弱摩擦が発生し、このアクリル毛
布ではマイナスイオンが前記の最高値に近い値で発生す
るものと予測できる。通常の繊維では、マイナスイオン
最高値がほぼ300〜400個/ccであるから、実施
例1と同様のアクリル毛布は、十分にマイナスイオン発
生の機能を発揮している。
【0021】 本発明の繊維製品の洗濯耐性を測定する
ために、イオン数測定器(商品名:イオンテスター K
ST−900)を用いて、試料を弱摩擦または強摩擦し
て1cc当たり発生するマイナスイオン個数を計測す
る。この試料は、実施例1と同様に処理して製造したア
クリル製のボアシーツであり、比較のために同じボアシ
ーツを5回洗濯したものおよび無処理のボアシーツにつ
いても測定した。測定結果は下記の表1であり、5回洗
濯後のボアシーツでも無処理のボアシーツに比べてマイ
ナスイオンを多量に発生し、マイナスイオン発生作用を
洗濯後にも維持できることが明らかである。
【表1】
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。マイナ
スイオン発生の毛布を製造するため、化石サンゴから液
状のミネラル成分を抽出し、これにサトウキビの葉から
抽出した糖質を適量添加する。この実施例で用いるミネ
ラル水を製造するために、図4に示すように、工業用水
を容量200mの原水槽1に1時間当たり40トン送
り、ついで容量120mの接触槽2に供給する。
【0023】 接触槽2内には、遠赤外線セラミックス
500kgを配置している。この遠赤外線セラミックス
は、粘土に酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化
チタンなどを微粉砕してからボール状に固めたものであ
る。この遠赤外線セラミックスにより、接触槽2内から
出る水を弱アルカリ性に変えるとともに夾雑物を除去す
る。槽内の水が中性から弱酸性になると、槽内の遠赤外
線セラミックス500kgを交換する。
【0024】 接触槽2内の水は、この後にポンプで反
応槽3,3へ送り、ここで添加する液状のミネラル成分
に対して10倍量を供給する。反応槽3,3内には、前
記と同様に遠赤外線セラミックス200kgをそれぞれ
配置し、水と接触させる。得たミネラル水は、染色槽、
洗浄槽、柔軟槽などの処理槽へ配送し、この水を使用の
際に所望に応じて樹脂バインダを約1重量%加える。
【0025】 一方、毛布素材5(図5)は、カールマ
イヤー社製のダブルラッセル機(図示しない)で編成す
る。ダブルラッセル機では、ポリエステルフィラメント
糸で基布地を編成し、前後の基布地をアクリルパイル糸
で連結する。編成した二重編地は、編立て後において浸
染後または捺染前にセンターカットされて2枚の毛布素
材5となる。毛布素材5について、そのパイル糸を毛割
り加工して十分に解繊し、片面のみパイル加工を行って
から2枚合わせし、張り合わせ毛布を得ることができ
る。
【0026】 また、両面をパイル化するには、針布ロ
ールのような起毛機によって裏面を起毛してもよい。こ
の起毛により、表面パイル繊維の35〜50%が裏面に
迂回するため、パイル糸の目付をフルゲージの総詰めと
する。毛布素材5における基布地は、図示しないけれど
も、複雑な編目組織の縦編地からなり、各縦編糸の編目
の中に横挿入糸が横たわることによって所定幅の縦編地
を構成している。
【0027】 毛布素材5を連続浸染するには、図5に
おいて一旦スクレー15に保留してから連続的に引き出
し、例えば、下記の染色液を含有する浸漬槽16に通し
てからロールパッダ17,17で絞る。バット染色装置
60において、毛布素材5は20m/分の速度で送り、
含浸温度30℃、絞り率80%である。この結果、毛布
素材5をベージュ色に染色する。
【0028】 Cathiron Yellow 3R−DP 0.32重量% Cathiron Red FB−DP 0.10重量% Cathiron Blu FB−DP 0.25重量% 分散緩染剤(商品名:サンソルトC1−12) 3.0重量% pH安定剤(商品名:ニコールSB−100) 0.1重量% HASBINNDY GP−310 0.1重量% 前記のミネラル水 残量
【0029】 毛布素材5は、連続浸染後にスチーマ1
8に送り込み、該スチーマ内においてループ状に懸垂さ
れ、蒸熱されて染色反応を促進させる。スチーマ18内
には常圧飽和蒸気を充満させ、内部温度は96〜99℃
である。毛布素材5は、スチーマ18内に18分滞留さ
せる。
【0030】 蒸熱処理した毛布素材5は、スチーマ1
8から排出され、続いてハイブロ水洗機19で水洗す
る。図5では、ハイブロ水洗機19の洗浄槽41を3台
図示しているが、実際には6台を並設し、それぞれの槽
内に前記の遠赤外線セラミックスを20kgずつ設置す
る。また、水洗およびケミカル洗には全て前記のミネラ
ル水を用いる。
【0031】 水洗機19において、毛布素材5を40
℃で湯洗してから、中性洗剤などの洗浄剤を用いて60
℃でケミカル洗を行う。さらに、40℃の湯洗を4回繰
り返す。この結果、毛布素材5から浸染工程で使用した
余分の染料,糊剤,助剤などを除去する。
【0032】 水洗した毛布素材5は、再度水洗槽42
を経て連続的にスプラジェット61の柔軟槽46に送り
込む。スプラジェット61において、下方ゴムローラ4
3と一方の金属ローラ44で絞り、さらに他方の金属ロ
ーラ45で絞りながら柔軟槽46へ送り込む。柔軟槽4
6内には、前記の遠赤外線セラミックスを40kg設置
する。例えば、柔軟浴は下記の組成であり、浴温は50
℃で浸漬時間は10秒である。
【0033】 柔軟剤(商品名:SF−(200)) 7.5kg (商品名:585) 1.0kg 前記のミネラル水 残量 全浴量は500リットルであり、これに樹脂バインダの
アクリル系樹脂を約1重量%加える。
【0034】 スプラジェット61において、毛布素材
5は、複数のマングル47によって柔軟槽46への出入
を繰り返す。柔軟槽46を出た毛布素材5は、上方ゴム
ローラ48と他方の金属ローラ45で絞り、さらに一方
の金属ローラ44で絞りながら送り出す。両ゴムローラ
43,48と金属ローラ44,45とで形成した空間に
は、コンプレッサ(図示しない)で圧搾空気を注入し、
その空気の連続的な吹出しによって絞り効果を高めると
好ましく、ピックアップ率は45%である。
【0035】 柔軟化処理した毛布素材5は、斜交ロー
ラと湾曲ローラの組62(図5,図6)などによって布
目斜行や布目湾曲を修正する。この後に、ピンテンター
ドライヤ21(図7)において、毛布素材5の両端辺を
テンタークリップ63で把持して幅出しながら、熱風室
22を循環させて乾燥して寸法を安定化させる。ピンテ
ンタードライヤ21内には、前記の遠赤外線セラミック
スを4個所に分けて600kg設置し、乾燥工程におい
て毛布素材5を富マイナスイオンの環境下で処理する。
【0036】 ピンテンタードライヤ21は、8段2室
の機内温度が布速度18m/分、熱風温度115〜12
0℃であり、蒸気ヒータを熱源とし且つ多段状に配置し
た多数の吹出し口を有する。この熱風を毛布素材5の上
下両面から吹き付けることにより、毛布素材5のパイル
糸は温度や風速などの影響を殆ど受けない。
【0037】 連続浸染後の毛布素材5は、所望に応じ
て捌きおよびシャーリング,ポリッシャなどの仕上げ加
工などを行う。最後に毛布素材5を1枚毎の所定寸法に
裁断し、周囲をミシンによって縁布を縫着すると、全体
が無地でベージュ色の1枚もののアクリル毛布が完成す
る。また、片面パイル加工の毛布素材を1枚毎の寸法に
裁断してから2枚合わせし、周囲に縁布を縫着すると、
張り合わせ毛布を得ることができる。これらの毛布は、
使用時に摩擦によってマイナスイオンを発生する。
【0038】 図8と図9には、綿毛布の製造例を示
し、前記と同様に二重編素材を編成するためにダブルラ
ッセル編機を用いる。この二重編素材は、編成すべきパ
イル糸と基布地がいずれも綿糸であり、ついでナイフカ
ット装置において、二重編素材をセッターカットして2
枚の片面パイル素材を得る。
【0039】 片面パイル素材は、精練・漂白処理にお
いて、バット漂白装置(図示しない)に送り込み、該装
置では、精練剤,漂白剤の溶液を含有する浸漬槽に通し
てからロールパッダで絞り、次にスチーマ内において飽
和蒸気によって反応を促進させる。この後に、片面パイ
ル素材は、段階的に低い水温に設定した複数の洗浄機を
順次通過させて水洗する。この洗浄機は、例えば6槽を
一連に配置し、各洗浄機の湯温を約80℃から40℃ま
で段階的に低く定めると好ましい。水洗した片面パイル
素材は、脱水処理した後に熱風室を循環させて乾燥し、
一般にピンテンタードライヤを用いて寸法を安定化させ
る。バット漂白装置および洗浄機では、全て前記のミネ
ラル水を用いる。
【0040】 この片面パイル素材を精練・漂白処理の
後に、そのパイル糸を毛割り加工して十分に解繊してパ
イルを形成する。ついで針布ロールを用い、片面パイル
素材の裏面を起毛してパイル化し、この起毛によって表
面パイル繊維の35〜50%が裏面に迂回する。この繊
維の迂回により、表面のパイル密度がかなり低下するた
め、パイル糸の目付をフルゲージの総詰めとする。
【0041】 得た両面起毛編地の毛布素材7は、図8
に示すスクレー27からマグネット式の自動スクリーン
捺染機23に送り込む。ほぼJ字形の側面を有するスク
レー27は、自動スクリーン捺染機23の前方部に近接
させ、毛布素材7を上方へ送るための複数の送りローラ
34を回転自在に取り付け、その片側内部へ毛布素材7
を振り落しながら積み重ねる。図8で要部を示す自動ス
クリーン捺染機23は、捺染テーブルに沿ってベルト2
5を張設する。ベルト25は、捺染テーブル下方を通っ
てリターンする水平走行のエンドレスコンベヤベルトで
あり、該ベルト表面に両面毛布素材7を張り付ける。
【0042】 スクリーン捺染機23の前方部には、毛
布素材7の搬送通路に除塵用のビーターを設置し、且つ
ベルト25の先端部に除塵用のブラシを配置する。自動
スクリーン捺染機23は、複数(例えば16個)のスク
リーン型枠8に分割されている。各スクリーン型枠8に
は、毛布柄の同色部分を分割して写真製版したスクリー
ン紗をセットし、色糊を引き伸ばすローラ(図示しな
い)をスクリーン紗上に水平移動可能に取り付ける。各
スクリーン型枠8は、一定のリズムで上下動を繰り返
し、上方に位置する時にベルト25が走行し、下方に移
動してベルト25と接触する時に該ベルトは停止する。
ベルト25は、捺染テーブル下方を通ってリターン走行
する際に、該捺染テーブルの後方部で水洗され且つテー
ブル中央部において熱風ノズルで乾燥される。
【0043】 両面起毛の毛布素材7は、図8に示すよ
うに、送りローラ34によってロール反33から送り込
まれ、上方から振い落としてスクレー27に一旦保留す
る。毛布素材7は、スクレー27において先の編地の反
尻が見えた段階で次の編地の反先とミシン(図示しな
い)で連結させて連続走行を可能とする。スクレー27
内の毛布素材7は、表面パイルを上にして送りローラ3
7によって連続的に引き出され、ベルト25の先端部に
運ばれるまでにビーターで叩いて繊維屑を除去する。ベ
ルト25の先端部に運ばれた毛布素材7は、プレスロー
ラ36によって該編地の基布面をベルト25と密着させ
る。毛布素材7をベルト25で搬送する間に、該編地の
パイル表面をブラシで連続的にさらに除塵し、次に複数
の分割スクリーン型枠8において一色ずつ順次捺染す
る。
【0044】 各スクリーン型枠8には、所定の加工指
図に基づいて毛布柄の同色部分を分割して写真製版した
スクリーン紗をセットし、毛布柄の配色数だけのスクリ
ーン型枠8を使用する。各スクリーン型枠8は、一定の
リズムで上下動を繰り返し、色糊をスクリーン紗の下方
へ押し出して毛布素材7の表面パイルに付着させる。各
色糊は桶に入れて区分けし、加工指図によって所定のス
クリーン型枠8に運ぶ。両面毛布素材7は、スクリーン
型枠8が上方に揚がった時に、毛布単位ごとにベルト2
5によって次の型枠8の位置へ運ばれ、別の色糊を付着
させる。毛布素材7の毛布単位部分が全スクリーン型枠
8を通過すると、全配色の印刷が完了する。
【0045】 自動スクリーン捺染機23に添加する色
糊として、例えば、比較的微細な絵柄の個所に用いるW
/O型エマルジョンの元糊を調合する。この元糊を作製
するために、糊材、乳化剤、還元防止剤、白灯油、pH
調整剤などを容積1000リットルの糊溶解釜に入れ、
前記のミネラル水で希釈する。この元糊の中に、前記の
ミネラル水で希釈した反応性染料(中性固着型)を加
え、所望に応じて適宜の助剤を添加する。
【0046】 他の添加色糊として、比較的染着面積が
大きい個所に用いるO/W型エマルジョンの元糊を調合
する。この元糊を作製するために、糊材、乳化剤、還元
防止剤、白灯油、pH調整剤などを容積1000リット
ルの糊溶解釜に入れ水で希釈する。前記のW/O型エマ
ルジョンはこのO/W型エマルジョンよりもいっそう粘
度が高く、両エマルジョンは相互に混ざらない。これら
のエマルジョンは、相対的に粘度が高くて毛布素材7の
裏面まで浸透しない。
【0047】 例えば、マグネット式の自動スクリーン
捺染機23において、綿の両面毛布素材7を片面捺染す
るために用いる色糊の調合例は下記の通りであり、下記
の表においてxとyは捺染柄の色相に応じて異なる。
【0048】 W/O型エマルジョンの色糊: 反応性染料(中性固着型) x 重量% 糊材(商品名:PCパウダーA−10) 2.5重量% 乳化剤(商品名:エマルコンH) 0.5重量% 還元防止剤(商品名:MB) 0.5重量% 白灯油(商品名:ミネラルターペン) 16.0重量% pH調整剤(商品名:PH−608) 0.3重量% 前記のミネラル水 残量
【0049】 O/W型エマルジョンの色糊: 反応性染料(中性固着型) x 重量% 糊材(商品名:PCパウダーW) 1.5重量% 乳化剤(商品名:エマルコンANコンク) 12.0重量% 還元防止剤(商品名:MB) 0.5重量% 白灯油(商品名:ミネラルターペン) 8.0重量% pH調整剤(商品名:PH−608) 微量 前記のミネラル水 残量
【0050】 各スクリーン型枠8は、一定のリズムで
上下動を繰り返し、下方に降りた時にスクリーン紗の端
に載せた色糊をローラ(図示しない)によって他端まで
加圧しながら運び、この色糊をスクリーン紗の下方へ押
し出して毛布素材7に付着させる。ローラによる加圧条
件は、各色糊におけるパイル浸透度合いに応じて調整
し、該色糊が毛布素材7の裏面まで通らないような圧力
に設定する。
【0051】 表面パイルを捺染した毛布素材7は、ス
チーマ9(図9)に送り込み、該スチーマ内で直ちに飽
和蒸気で所定時間蒸熱して染色反応を促進させて染料の
固着を行う。蒸熱処理した毛布素材7はスチーマ9から
排出され、一般に所定長さ分を振り落し装置でパレット
39上に載置していく。図示しないけれども、このパレ
ット39上の毛布素材7は、反返し装置において所定長
さ分の反前端部を後端部とを反転して再度パレット上に
載置し、所定長さ分における捺染から水洗までの経過時
間の均一化を図ると好ましい。
【0052】 蒸熱処理した毛布素材7は、前記とほぼ
同様に、バイブロ水洗機において、60〜70℃の湯に
洗浄剤を加えた容量500リットルの洗浄槽を最初に通
してソーピングする。この結果、毛布素材7から捺染工
程で使用した余分の染料,糊材,助剤などを除去し、つ
いでバイブロ水洗機における残りの3〜4槽の湯洗槽を
通して十分に水洗する。それぞれの槽内に前記の遠赤外
線セラミックスを20kgずつ設置し、水洗とソーピン
グには全て前記のミネラル水を用いる。
【0053】 水洗した毛布素材7は、前記とほぼ同様
に、再度水洗槽を経て連続的にスプラジェットへ送ら
れ、金属ローラなどで絞りながら柔軟槽へ送り込む。こ
の柔軟槽には、前記のミネラル水から得た60℃の湯に
柔軟剤を添加し、さらに樹脂バインダのアクリル系樹脂
を約1重量%加える。
【0054】 柔軟化処理した毛布素材7は、前記と同
様に、斜向ローラと湾曲ローラの組などによって布目斜
向や布目湾曲を修正する。この後に、ピンテンタードラ
イヤにおいて、両端辺をテンタークリップで把持し、幅
出ししながら熱風室内へ導入させる。このピンテンター
ドライヤには、前記の遠赤外線セラミックスを4個所に
分けて600kg設置する。
【0055】 この結果、毛布素材7は、ピンテンター
ドライヤにおいて幅出ししながら熱風室を循環させて乾
燥する。乾燥された毛布素材7は、45゜斜向ローラ
(図示しない)によって方向転換し、垂直の方向にピン
テンタードライヤから出ていく。この熱風室から出た毛
布素材7は、振り落し装置(図示しない)により、台車
をセットしたパレット上に折り返しながら積み重ねる。
【0056】 表面捺染後の両面毛布素材7は、所望に
応じて再起毛処理を施し、ついで捌きおよびシャーリン
グ,ポリッシャなどの仕上げ加工などを行う。最後に1
枚毎の所定寸法に裁断し、周囲をミシンによって縁布を
縫着し、表面の絵柄が鮮明で裏面が無地または白色のま
まの綿毛布が完成する。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る繊維製品は、使用時の摩擦
によってマイナスイオンを相当に発生し、例えば毛布な
どであると常に人と接触・摩擦しているので好適であ
る。本発明の繊維製品は、人が常時着用すると摩擦によ
ってマイナスイオンを増やす作用があり、その使用によ
ってマイナスイオンの空気が生じて使用者の自律神経を
調整し、細胞膜における新陳代謝などを活発化して不快
な症状が緩和することが期待できる。本発明の繊維製品
では、マイナスイオンに富んだ生活環境を得るために多
大の電力消費などが生じず、マイナスイオン発生のため
の特別な機器を購入する必要もないので出費が少なくて
よい。
【0058】 本発明に係る製造法では、マイナスイオ
ンを発生する繊維製品を効率よく製造できる。本発明方
法により、繊維製品例えば毛布製品を連続的に製造する
際に、乾燥工程や蒸煮工程でプラスイオンが増加するこ
とを防ぎ、使用時の摩擦によってマイナスイオンを相当
に発生する製品を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる液状のミネラル成分を付着さ
せた試料の分光放射輝度を示すグラフである。
【図2】 本発明で用いる液状のミネラル成分を付着さ
せた試料の分光放射率を示すグラフである。
【図3】 繊維製品の弱摩擦によって発生するマイナス
イオンの個数を示すグラフである。
【図4】 工業用水から本発明で用いるミネラル水を製
造する工程を示すフローチャートである。
【図5】 連続浸染処理で用いるバット染色装置,スチ
ーマ,水洗機及びスプラジェットを示す概略側面図であ
る。
【図6】 布目斜行や布目湾曲を修正する斜めローラの
組を示す概略平面図である。
【図7】 連続浸染処理で用いるピンテンタードライヤ
を示す概略断面図である。
【図8】 連続捺染処理で用いるスクリーン捺染機の要
部を示し且つ近接したスクレーを示す概略断面図であ
る。
【図9】 連続捺染処理で用いるスチーマを示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1 原水槽 2 接触槽 3 反応槽 5 毛布素材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維に付着させる遠赤外線放射成分は
    石サンゴから抽出した弱アルカリ性の液状ミネラル成
    分であり、このミネラル成分に水を加えて樹脂バインダ
    とともに溶解する際に、その水のpHを中性から弱アル
    カリ性に調整し、このミネラル成分を樹脂バインダによ
    って固定しており、使用時の摩擦によってマイナスイオ
    ンが発生する繊維製品。
  2. 【請求項2】 毛布素材に付着させる遠赤外線放射成分
    は、化石サンゴまたはこれと実質的に均等の含有組成で
    ある物質から抽出した液状のミネラル成分であって、こ
    に糖質を添加するとともに、このミネラル成分に水を
    加えて樹脂バインダとともに溶解し、このミネラル成分
    に加える水はあらかじめ遠赤外線セラミックスと接触さ
    せてpHを中性から弱アルカリ性に調整し、このミネラ
    ル成分を樹脂バインダによって繊維に固定しており、使
    用時の摩擦によってマイナスイオンが発生する毛布製
    品。
  3. 【請求項3】 化石サンゴから弱アルカリ性の液状ミネ
    ラル成分を有機溶媒などで抽出し、このミネラル成分を
    樹脂バインダとともに水に溶解し、このミネラル成分に
    加える水はそのpHを中性から弱アルカリ性に調整し、
    得たミネラル水溶液を含浸、塗布および/または噴霧に
    よってミネラル成分を繊維に付着させ、乾燥によって遠
    赤外線放射のミネラル成分を繊維に固定するマイナスイ
    オン発生の繊維製品の製造法。
  4. 【請求項4】 化石サンゴまたはこれと実質的に均等の
    含有組成である物質から液状のミネラル成分を抽出する
    とともに、さらに糖質を添加し、このミネラル成分を樹
    脂バインダとともに水に溶解し、このミネラル成分に加
    える水はあらかじめ遠赤外線セラミックスと接触させて
    pHを中性から弱アルカリ性に調整し、得たミネラル水
    溶液を含有し且つ遠赤外線セラミックスを内部に配置し
    少なくとも1個の槽に毛布素材を浸漬してミネラル成
    分を付着させ、該毛布素材の乾燥によって遠赤外線放射
    のミネラル成分を繊維に固定するマイナスイオン発生の
    毛布製品の製造法。
  5. 【請求項5】 化石サンゴまたはこれと実質的に均等の
    含有組成である物質から液状のミネラル成分を抽出し、
    このミネラル成分に水を加えて得たミネラル水を含有す
    る染料槽に毛布素材を浸漬して染色し、ついでミネラル
    水で毛布素材を洗浄し、さらにミネラル水に樹脂バイン
    ダを加えたミネラル水溶液を含有する柔軟槽に毛布素材
    を浸漬して柔軟処理し、該毛布素材の乾燥によって遠赤
    外線放射のミネラル成分を繊維に固定するマイナスイオ
    ン発生の毛布製品の製造法。
  6. 【請求項6】 洗浄槽、柔軟槽および乾燥機内におい
    て、適量の遠赤外線セラミックスを収納することによ
    り、毛布素材をマイナスイオンに富む環境で処理する請
    求項5記載の製造法。
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