JP3490644B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP3490644B2
JP3490644B2 JP20572199A JP20572199A JP3490644B2 JP 3490644 B2 JP3490644 B2 JP 3490644B2 JP 20572199 A JP20572199 A JP 20572199A JP 20572199 A JP20572199 A JP 20572199A JP 3490644 B2 JP3490644 B2 JP 3490644B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読取装置に係
り、より詳しくは、写真フィルム等の透過原稿又は反射
原稿に記録された画像を読み取る原稿読取装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来より、写真フィルム等の透過原稿に
光源から射出された光を透過させ、この透過した光をラ
インCCD等の読み取りセンサにより光電的に読み取る
ことにより、写真フィルムに記録された画像を読み取る
原稿読取装置が知られている。 【0003】このような原稿読取装置は、写真フィルム
を写真フィルムの長手方向へ搬送させながら、光源から
射出された光を拡散ボックスにより写真フィルムの幅方
向に長いスリット光として写真フィルムへ照射し、この
写真フィルムを透過した画像を前記幅方向に長い方向に
受光セルが多数配置されたラインCCD等により1ライ
ンずつ読み取るようになっている。 【0004】また、通常の写真フィルムの画像コマは写
真フィルムの長手方向が長辺となっている。すなわち、
画像コマの長辺方向に写真フィルムが搬送されるため、
ラインCCDを写真フィルムの幅方向、すなわち、画像
コマの短辺方向に沿って配置していたのでは、写真フィ
ルムに記録された画像の読み取りが遅くなるという問題
がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消するために成されたもので、写真フィルム等の透過
原稿又は反射原稿に記録された画像の読み取りを高速に
行うことができる原稿読取装置を得ることが目的であ
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
透過原稿に光を照射するための光源と、前記光源から射
出された光を拡散し、拡散した光を前記透過原稿の画像
コマ全体に照射する拡散手段と、前記透過原稿を前記
原稿の長手方向へ搬送する搬送手段と、前記透過原稿
を照射した光を結像させる結像レンズと、前記結像レン
ズの入射側に設けられ、前記透過原稿を照射した光を前
記結像レンズへ案内するための案内手段と、前記結像レ
ンズにより結像された光を受光する受光セルが長手方向
に沿って多数設けられ、該長手方向に主走査する読み取
りセンサと、前記案内手段を回転駆動させることにより
前記透過原稿の搬送方向と略垂直な方向に副走査する副
走査手段と、を有することを特徴としている。 【0007】 請求項1記載の発明によれば、光源は、
透過原稿に光を照射する。拡散手段は、光源から射出さ
れた光を拡散させ、拡散した光を前記透過原稿の画像コ
マ全体に照射する。これにより、透過原稿に照射する光
を均一な光量にすることができる。搬送手段は、透過
稿を透過原稿の長手方向へ搬送し、画像の読み取り位置
に位置決めする。結像レンズは、透過原稿を照射した光
を結像させる。読み取りセンサは、結像レンズにより結
像された光を受光する受光セルが長手方向に沿って多数
設けられ、透過原稿の長手方向に主走査する。これによ
り、透過原稿の長手方向1ライン分の画像を短時間で読
み取ることができる。案内手段は、結像レンズの入射側
に設けられ、透過原稿を照射した光を結像レンズへ案内
する。案内手段は、例えば少なくとも1つのミラーを用
いることができる。例えば、1つのミラーにより、透過
原稿を照射した光を搬送方向と略垂直な方向に折り返し
て結像レンズに入射させることができる。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 副走査手段は、案内手段を回転駆動させ
ることにより、透過原稿の搬送方向、すなわち長手方向
と略垂直な方向に副走査する。従って、透過原稿の短辺
方向に副走査するため、副走査時間を短縮することがで
きる。例えば、上記のように、1つのミラーを用いた場
合には、このミラーを回転させることにより、結像レン
ズに結像される画像を副走査方向に移動させることがで
きる。従って、透過原稿、結像レンズ、読取センサを動
かさずに副走査することができる。 【0013】 【0014】 【0015】 上記のようにして透過原稿の読み取りが
終了したならば、次の透過原稿の読み取りを行うために
透過原稿を透過原稿の長手方向へ搬送手段により搬送し
て読み取り位置に位置決めし、上記と同様にして透過
稿の読み取りを行う。このように、読み取りセンサを
原稿の搬送方向に沿って配置することで、写真フィル
ム等、画像コマの長辺方向に搬送される透過原稿の副走
査の時間が短くなり、画像の読み取りを高速に行うこと
ができる。 【0016】 【0017】 【0018】 【0019】 【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を参照して本発明における第1の実施の形態について詳
細に説明する。 【0020】図1に示すように、本実施の形態に係るラ
インCCDスキャナ14は、画像処理部16、マウス2
0、2種類のキーボード12A、12B、及びディスプ
レイ18が設けられた作業テーブル27に備えられてい
る。 【0021】一方のキーボード12Aは作業テーブル2
7の作業面27U内に埋設されている。他方のキーボー
ド12Bは、不使用時は、作業テーブル27の引出し2
4内に収納され、使用時は、引出し24から取り出し、
一方のキーボード12A上に重ねる。このとき、キーボ
ード12Bのコードを、画像処理部16に接続されたジ
ャック110に接続する。 【0022】マウス20のコードは作業テーブル27に
設けられた孔108を介して画像処理部16に接続され
ている。マウス20は、不使用時はマウスホルダ20A
に収納され、使用時はマウスホルダ20Aから取り出
し、作業面27U上に載置する。 【0023】画像処理部16は、作業テーブル27に設
けられた収納部16Aに収納され、開閉扉25によって
密閉されている。なお、開閉扉25を開放することによ
り、画像処理部16を取り出すことができるようになっ
ている。 【0024】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば
135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィ
ルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(2
40サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、1
20サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真
フィルムのフィルム画像を読取対象とすることができ
る。ラインCCDスキャナ14は、上記の読取対象のフ
ィルム画像をラインCCDで読み取り、画像データを出
力する。 【0025】ここで、写真フィルムとは、被写体を撮影
後、現像処理され、ネガ画像又はポジ画像が可視化され
たフィルムをいう。 【0026】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データが入力されると共に、入
力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を
行って、記録用画像データとして、図示しないレーザプ
リンタ部へ出力する。 【0027】図2及び図3に示すように、ラインCCD
スキャナ14の光学系は、作業テーブル27の下方に配
置された光源部30、作業テーブル27に支持された拡
散ボックス40、作業テーブル27にセットされるフィ
ルムキャリア38、及び作業テーブル27を挟んで光源
部30の反対側に配置された読取部43を備えている。 【0028】光源部30は金属製のケーシング31内に
収容されており、ケーシング31内部には、ハロゲンラ
ンプやメタルハライドランプ等から成るランプ32が配
置されている。 【0029】ランプ32の周囲にはリフレクタ33が設
けられており、ランプ32から射出された光の一部はリ
フレクタ33によって反射され、一定の方向へ射出され
る。リフレクタ33の側方には、複数のファン34が設
けられている。ファン34はランプ32が点灯している
間作動され、ケーシング31の内部が過熱状態となるこ
とを防止する。 【0030】リフレクタ33の光射出側には、リフレク
タ33からの射出光の光軸Lに沿って、紫外域及び赤外
域の波長の光をカットすることで写真フィルム22の化
学変化を防止すると共に温度上昇を防止して読取精度を
向上させるUV/IRカットフィルタ35、ランプ32
からの光及びリフレクタ33からの射出光の光量を調整
する絞り39、及び、写真フィルム22及び読取部43
に到達する光の色成分を、写真フィルムの種類(ネガフ
ィルム/リバーサルフィルム)に応じて適切に設定する
ネガフィルム用のバランスフィルタ36N及びリバーサ
ルフィルム用のバランスフィルタ36Pが嵌め込まれて
いるターレット36(図4(B)も参照)が順に設けら
れている。 【0031】絞り39は光軸Lを挟んで配置された一対
の板材から成り、一対の板材が接近離間するようにスラ
イド移動可能とされている。図4(A)に示すように、
絞り39の一対の板材は、スライド方向に沿った一端側
から他端側に向けて、スライド方向に直交する方向に沿
った断面積が連続的に変化するように、一端側に切り欠
き39Aが各々形成されており、切り欠き39Aが形成
されている側が対向するように配置されている。 【0032】上記構成では、所望の光成分の光となるよ
うに、写真フィルムの種類に応じたフィルタ(36N、
36P)の何れかが光軸L上に位置し、絞り39の位置
によって絞り39を通過する光の光量を所望の光量に調
整する。 【0033】拡散ボックス40は、上部になるに従っ
て、即ち、写真フィルム22に近づくに従って、フィル
ムキャリア38によって搬送される写真フィルム22の
搬送方向の長さが広くなり(図2、図7参照)、該搬送
方向に直交する方向(写真フィルム22の幅方向)の長
さが狭くなる(図3、図7参照)形状とされている。ま
た、拡散ボックス40の光入射側及び光射出側には光拡
散板(図示せず)が各々取付けられている。なお、上記
の拡散ボックス40は、135サイズの写真フィルム用
であるが、他の写真フィルムに応じた形状の拡散ボック
ス(図示せず)も用意されている。 【0034】拡散ボックス40に入射された光は、フィ
ルムキャリア38(すなわち写真フィルム22)に向け
て、写真フィルム22の搬送方向を長手方向とするスリ
ット光とされ、また、光拡散板によって拡散光とされて
射出される。このように、拡散ボックス40から射出さ
れる光が拡散光とされることにより、写真フィルム22
に照射される光の光量むらが低減され、フィルム画像に
均一な光量のスリット光が照射されると共に、フィルム
画像に傷が付いていたとしても、この傷が目立ちにくく
なる。 【0035】フィルムキャリア38及び拡散ボックス4
0は、写真フィルム22の種類毎に用意されており、写
真フィルム22に応じて選択される。 【0036】フィルムキャリア38の上面及び下面にお
ける光軸Lに対応する位置には、写真フィルム22の搬
送方向に写真フィルム22の画像コマの長辺より長い細
長い開口(図示しない)が設けられている。拡散ボック
ス40からのスリット光は、フィルムキャリア38の下
面に設けられた該開口を介して写真フィルム22に照射
され、写真フィルム22の透過光が、フィルムキャリア
38の上面に設けられた該開口を介して、読取部43に
到達する。 【0037】また、拡散ボックス40は、上面が上記読
取位置に接近するように支持されている。よって、フィ
ルムキャリア38の装填時にフィルムキャリア38と拡
散ボックス40が干渉しないように、フィルムキャリア
38の下面には、切り欠け部が設けられている。 【0038】なお、フィルムキャリア38は、プレスキ
ャン時や、ファインスキャン時におけるこれからファイ
ンスキャンするフィルム画像の濃度等に応じた複数の速
度で写真フィルム22を搬送可能なように構成されてい
る。また、フィルムキャリア38は、写真フィルム22
を図7において矢印B方向に搬送する他、矢印A1、A
2方向へも移動させることができる。 【0039】読取部43は、ケーシング44内部に収容
された状態で配置されている。ケーシング44の内部に
は、上面にラインCCD116が取付けられた載置台4
7が設けられており、載置台47からはレンズ筒49が
複数本垂下されている。レンズ筒49には、縮小・拡大
等の変倍のために作業テーブル27と接近離間する方向
Aにスライド移動可能にレンズユニット50が支持され
ている。作業テーブル27には支持フレーム45が立設
されている。載置台47は、支持フレーム45に取り付
けられたガイドレール42に、上記変倍やオートフォー
カス時に共役長を確保するために作業テーブル27と接
近離間する方向Bにスライド移動可能に支持されてい
る。レンズユニット50は複数枚のレンズから成り、複
数枚のレンズの間にはレンズ絞り51が設けられてい
る。図4(C)に示すように、レンズ絞り51は略C字
状に成形された絞り板51Aを複数枚備えている。各絞
り板51Aは光軸Lの周囲に均等に配置され一端部がピ
ンに軸支されており、ピンを中心として回動可能とされ
ている。複数枚の絞り板51Aは図示しないリンクを介
して連結されており、レンズ絞り駆動モータ(後述)の
駆動力が伝達されると同一の方向に回動する。この絞り
板51Aの回動に伴って、光軸Lを中心として絞り板5
1Aにより遮光されていない部分(図4(C)における
略星型の部分)の面積が変化し、レンズ絞り51を通過
する光の光量が変化する。 【0040】ラインCCD116は、CCDセル又はフ
ォトダイオード等の光電変換素子が、写真フィルム22
の搬送方向(図7において矢印B方向)に一列に多数配
置され、かつ電子シャッタ機構が設けられたセンシング
部が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けられてお
り、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色分解フ
ィルタの何れかが各々取付けられて構成されている(所
謂3ラインカラーCCD)。 【0041】なお、ラインCCD116は図8に示すよ
うに、写真フィルム22の画像コマの長辺よりも長く、
かつ隣接する画像コマにまたがらない長さとなってい
る。例えば、135サイズの写真フィルムの場合、図8
に示すように画像コマ23の長辺が36mm、短辺は2
4mmとなっているので、ラインCCD116は36m
m以上の長さが必要であり、本実施の形態では一例とし
て40mmとする。このため、フィルムキャリア38に
より写真フィルム22を図中矢印B方向へ搬送して読み
取り位置、すなわち、図8において画像コマ23の最上
部に位置決めした後、図中矢印A1方向へ写真フィルム
22を移動させることにより、画像コマ23に記録され
た画像を画像コマ23の長辺方向に沿って1ラインずつ
読み取ることができるようになっている。 【0042】また、各センシング部の近傍には、多数の
転送部が各センシング部に対応して各々設けられてお
り、各センシング部の各CCDセルに蓄積された電荷
は、対応する転送部を介して順に転送される。 【0043】また、ラインCCD116の光入射側に
は、CCDシャッタ52が設けられている。なお、図4
(D)に示すように、このCCDシャッタ52にはND
フィルタ52NDが嵌め込まれている。CCDシャッタ
52は、矢印u方向に回転して、暗補正のためにライン
CCD116に入射される光を遮光する全閉状態(ND
フィルタ52NDが嵌め込まれていない部分52B等
が、光軸Lを含む位置52Cに位置する)、通常の読み
取りや明補正のためにラインCCD116に光を入射さ
せる全開状態(図4(D)の位置)、リニアリティ補正
のためにラインCCD116に入射される光をNDフィ
ルタ52NDによって減光する減光状態(NDフィルタ
52NDが位置52Cに位置する)の何れかの状態に切
り替わる。 【0044】図3に示すように、作業テーブル27に
は、写真フィルム22を冷却するための冷却風を生成す
るコンプレッサ94が配置されている。コンプレッサ9
4により生成された冷却風は、案内管95によりフィル
ムキャリア38の図示しない読取部に案内されて、供給
される。これにより、写真フィルム22の読取部に位置
する領域を冷却することができる。なお、案内管95
は、冷却風の流量を検出する流量センサ96を貫通して
いる。 【0045】図5に示したラインCCDスキャナ14の
光学系の主要部を参照しながら、ラインCCDスキャナ
14及び画像処理部16の電気系の概略構成を、図6を
用いて説明する。 【0046】ラインCCDスキャナ14は、ラインCC
Dスキャナ14全体の制御を司るマイクロプロセッサ4
6を備えている。マイクロプロセッサ46には、バス6
6を介してRAM68(例えばSRAM)、ROM70
(例えば記憶内容を書換え可能なROM)が接続されて
いると共に、ランプドライバ53、コンプレッサ94、
流量センサ96、及びモータドライバ48が接続されて
いる。ランプドライバ53は、マイクロプロセッサ46
からの指示に応じてランプ32を点消灯させる。また、
写真フィルム22のフィルム画像の読み取りの際、写真
フィルム22に冷却風を供給するために、マイクロプロ
セッサ46は、コンプレッサ94を稼働させる。なお、
流量センサ96により冷却風の流量が検出され、マイク
ロプロセッサ46は、異常を検知する。 【0047】また、モータドライバ48には、ターレッ
ト36のネガフィルム用のバランスフィルタ36N及び
リバーサルフィルム用のバランスフィルタ36Pの何れ
かが光軸Lに位置するようにターレット36を図4
(B)矢印t方向に回転駆動するターレット駆動モータ
54、ターレット36の基準位置(図示しない切り欠
け)を検出するターレット位置センサ55(図4(B)
も参照)が接続されている。モータドライバ48には、
更に、絞り39をスライド移動させる絞り駆動モータ5
6、絞り39の位置を検出する絞り位置センサ57、載
置台47(即ち、ラインCCD116及びレンズユニッ
ト50)をガイドレール42に沿ってスライド移動させ
る読取部駆動モータ58、載置台47を写真フィルム2
2の搬送方向と略垂直な方向、すなわち図7において矢
印A1及びA2方向へ移動させる読取部駆動モータ6
7、載置台47の位置を検出する読取部位置センサ5
9、レンズユニット50をレンズ筒49に沿ってスライ
ド移動させるレンズ駆動モータ60、レンズユニット5
0の位置を検出するレンズ位置センサ61、レンズ絞り
51の絞り板51Aを回動させるレンズ絞り駆動モータ
62、レンズ絞り51の位置(絞り板51Aの位置)を
検出するレンズ絞り位置センサ63、CCDシャッタ5
2を全閉状態、全開状態及び減光状態の何れかの状態に
切り換えるシャッタ駆動モータ64、シャッタ位置を検
出するシャッタ位置センサ65、ファン34を駆動する
ファン駆動モータ37、拡散ボックス40を図7におい
て矢印A1及びA2方向へ移動させる拡散ボックス駆動
モータ69が接続されている。 【0048】マイクロプロセッサ46は、ラインCCD
116によるプレスキャン(予備読み取り)及びファイ
ンスキャン(本読み取り)を行う際に、ターレット位置
センサ55及び絞り位置センサ57によって検出される
ターレット36及び絞り39の位置に基づき、ターレッ
ト駆動モータ54によってターレット36を回転駆動さ
せると共に、絞り駆動モータ56によって絞り39をス
ライド移動させ、フィルム画像に照射される光を調節す
る。 【0049】またマイクロプロセッサ46は、フィルム
画像のサイズやトリミングを行うか否か等に応じてズー
ム倍率を決定し、フィルム画像が前記決定したズーム倍
率でラインCCD116によって読み取られるように、
読取部位置センサ59によって検出される載置台47の
位置に基づき読取部駆動モータ58によって載置台47
をスライド移動させると共に、レンズ位置センサ61に
よって検出されるレンズユニット50の位置に基づきレ
ンズ駆動モータ60によってレンズユニット50をスラ
イド移動させる。 【0050】なお、ラインCCD116の受光面をレン
ズユニット50によるフィルム画像の結像位置に一致さ
せる合焦制御(オートフォーカス制御)を行う場合、マ
イクロプロセッサ46は、読取部駆動モータ58により
載置台47のみをスライド移動させる。この合焦制御
は、一例としてラインCCD116によって読み取られ
たフィルム画像のコントラストが最大となるように行う
(所謂画像コントラスト法)ことができるが、これに代
えて写真フィルム22とレンズユニット50(又はライ
ンCCD116)との距離を赤外線等により測定する距
離センサを設け、フィルム画像のデータに代えて距離セ
ンサによって検出された距離に基づいて行うようにして
もよい。 【0051】一方、ラインCCD116にはタイミング
ジェネレータ74が接続されている。タイミングジェネ
レータ74は、ラインCCD116や後述するA/D変
換器82等を動作させるための各種のタイミング信号
(クロック信号)を発生する。ラインCCD116の信
号出力端は、増幅器76を介してA/D変換器82に接
続されており、ラインCCD116から出力された信号
は、増幅器76で増幅されA/D変換器82でディジタ
ルデータに変換される。 【0052】A/D変換器82の出力端は、相関二重サ
ンプリング回路(CDS)88、インタフェース(I/
F)回路90を順に介して画像処理部16に接続されて
いる。CDS88では、フィードスルー信号のレベルを
表すフィードスルーデータ及び画素信号のレベルを表す
画素データを各々サンプリングし、各画素毎に画素デー
タからフィードスルーデータを減算する。そして、演算
結果(各CCDセルでの蓄積電荷量に正確に対応する画
素データ)を、I/F回路90を介してスキャン画像デ
ータとして画像処理部16へ順次出力する。 【0053】なお、ラインCCD116からはR、G、
Bの測光信号が並列に出力されるので、増幅器76、A
/D変換器82、CDS88から成る信号処理系も3系
統設けられており、I/F回路90からは、スキャン画
像データとしてR、G、Bの画像データが並列に、画像
処理部16に入力される。 【0054】更に、画像処理部16には、前述したディ
スプレイ18、キーボード12A、12B、マウス2
0、及びフィルムキャリア38が接続されている。 【0055】次に、第1の実施の形態に係るラインCC
Dスキャナ14の作用について説明する。 【0056】ラインCCDスキャナ14の電源が投入さ
れると、マイクロプロセッサ46はランプ32を点灯さ
せると共に、絞り39を全閉位置へ移動させる。また、
画像処理部16からフィルムキャリア38にセットされ
ている写真フィルム22の読み取り(プレスキャン又は
ファインスキャン)が指示されると、該指示と同時に通
知された読み取り条件に従って、絞り39、ターレット
36、ケーシング44、レンズユニット50、レンズ絞
り51、CCDシャッタ52の位置を制御すると共に、
ラインCCD116における電荷蓄積時間を各色毎に設
定し、フィルムキャリア38によって所定速度で写真フ
ィルム22を図7、8において矢印B方向へ搬送させ
る。そして、読み取り対象の画像コマが読み取り位置、
すなわち、図8に示すように画像コマ23の最上部のラ
インがラインCCDスキャナ116で読み取れる位置ま
で搬送されると、フィルムキャリア38は写真フィルム
22の搬送を停止する。そして、写真フィルム22を図
8において矢印A1方向へ所定速度で移動させる。 【0057】ここで、ランプ32から射出された光は、
UV/IRカットフィルタ35によって紫外域及び赤外
域の波長がカットされ、絞り39及びターレット36に
よってフィルム画像に照射される光の光量が調整され、
拡散ボックス40により写真フィルム22の搬送方向を
長手方向とするスリット光とされて、写真フィルム22
上の読み取り位置に位置している箇所に照射される。 【0058】写真フィルム22上の前記箇所に照射され
た光のうち写真フィルム22上の前記箇所を透過した光
は、レンズユニット50によってラインCCD116の
受光面上に結像される。 【0059】これにより、ラインCCD116の各色の
ラインセンサ116R、116G、116Bから入射光
量に応じたレベルの信号が各々出力される。ラインセン
サ116R、116G、116Bから出力された信号
は、増幅器76で増幅され、A/D変換器82でデジタ
ルデータに変換され、CDS88により、3本のライン
CCD116相互の読み取ったラインのずれ(所謂、色
ずれ)が補正されて、インターフェース(I/F)回路
90を介して画像処理部16に出力される。 【0060】このようにして、写真フィルム22を図8
において矢印A1方向へ移動(副走査)させながら画像
コマ23の画像を1ラインずつ読み取って(主走査)画
像処理部16へ順次出力していく。そして、画像コマ2
3の読み取りが終了すると、フィルムキャリア38は図
8において矢印A2方向、すなわち矢印A1方向と逆方
向へ写真フィルム22を移動させて元の位置に戻し、次
の画像コマを読み取るために矢印B方向へ写真フィルム
22を搬送させる。以下同様にして、写真フィルム22
を搬送しながら次々とコマ画像を読み取っていく。 【0061】このように、本実施の形態では、ラインC
CD116が画像コマの長辺方向に沿って配置されてい
るので、従来のようにラインCCD116が画像コマの
短辺方向に沿って配置されている場合と比較して、画像
コマの読み取り時間が135サイズの写真フィルムの場
合で24(mm)/36(mm)=2/3に短縮され
る。 【0062】なお、本実施の形態では写真フィルム22
を図7において矢印A1、A2方向へ移動させて画像を
読み取る場合を例に説明したが、これに限らず、写真フ
ィルム22を図中矢印A1、A2方向へ移動させる代わ
りに、読取部駆動モータ67及び拡散ボックス駆動モー
タ69を同期駆動させ、載置台47(すなわちラインC
CD116及びレンズユニット50)及び拡散ボックス
40を同期させて図中矢印A1、A2方向へ移動させる
ようにしてもよい。 【0063】また、写真フィルム22と、載置台47及
び拡散ボックス40とが共に図中矢印A1、A2方向へ
移動するように、例えば写真フィルム22を矢印A1方
向へ移動させると共に載置台47及び拡散ボックス40
を矢印A2方向に移動させる(すなわち相対移動する)
ようにしてもよい。 【0064】また、本実施の形態では、拡散ボックス4
0は、入射された光を写真フィルム22の搬送方向を長
手方向とするスリット光にするとしているが、スリット
光にせず、写真フィルム22の画像コマ全体に光が当た
るようにしてもよい。このような場合で写真フィルム2
2を移動させずに副走査する場合は、拡散ボックス40
を移動させる必要はなく、載置台47のみ移動させれば
よい。 【0065】また、以上説明したターレット(図4
(B)参照)に限定されず、図9に示すように、赤光を
吸収するシアンフィルタ用のターレット36C、緑光を
吸収するマゼンタフィルタ用のターレット36M、及び
青紫光を吸収するイエローフィルタ用のターレット36
Yにより構成してもよい。ターレット36Cは、濃度の
異なる複数のシアンフィルタ36C1、36C2、36
C3が嵌め込まれている。なお、シアンフィルタ36C
1、36C2、36C3の順に濃度が濃くなっている。
その他のターレット36M、36Yも同様の構成となっ
ている。そして、各ターレット36C、36M、36Y
は、各ターレットの選択されたフィルタ各々が光軸L上
で重なるように、回転可能に支持されている。 [第2の実施の形態]次に、第2の実施の形態について
説明する。第2の実施の形態では、ラインCCDスキャ
ナ14の光学系の変形例について説明する。なお、第1
の実施の形態におけるラインCCDスキャナ14と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 【0066】図10(A)には、ラインCCDスキャナ
14の主要部が示されている。なお、図10(B)は、
図10(A)を上側から見た図である。図10に示すよ
うに、読取部43はミラー120を備えている。このミ
ラー120は、写真フィルム22を透過した光を写真フ
ィルム22の搬送方向と略垂直な方向に折り返す。折り
返された光は、レンズユニット50を通ってラインCC
D116に到達する。また、拡散ボックス40は、ラン
プ32から射出された光を拡散光にして写真フィルム2
2の画像コマ全体に照射する。 【0067】また、読取部43、すなわちミラー12
0、レンズユニット50、及びラインCCD116は矢
印A1、A2方向に移動可能となっている。すなわち、
読取部43を移動させることにより副走査することがで
きるようになっている。 【0068】次に、第2の実施の形態の作用について説
明する。 【0069】写真フィルム22がフィルムキャリア38
により所定速度で矢印B方向へ搬送され、読み取り対象
の画像コマが読み取り位置、すなわち、図8に示すよう
に画像コマ23の最上部のラインがラインCCDスキャ
ナ116で読み取れる位置まで搬送されると、フィルム
キャリア38は写真フィルム22の搬送を停止する。そ
して、ラインCCDスキャナ14のマイクロプロセッサ
46は読取部駆動モータ67を駆動させ、読取部43を
矢印A1方向へ所定速度で移動させる。 【0070】ここで、ランプ32から射出された光は、
拡散ボックス40により拡散光とされ、写真フィルム2
2上の読み取り位置に位置している画像コマ全体に照射
される。画像コマに照射された光はミラー120により
レンズユニット50の方向へ折り返され、該レンズユニ
ット50によってラインCCD116の受光面上に結像
される。 【0071】これにより、ラインCCD116により1
ライン分の画像が読取られる。このようにして、読取部
43を矢印A1方向へ移動(副走査)させながら画像コ
マ23の画像を1ラインずつ読み取って(主走査)画像
処理部16へ順次出力していく。画像コマ23の読み取
りが終了すると、マイクロプロセッサ46は読取部駆動
モータ67を逆回転させて矢印A2方向へ読取部43を
移動させて元の位置に戻す。そして、次の画像コマを読
み取るためにフィルムキャリア38により矢印B方向へ
写真フィルム22を搬送させる。以下同様にして、写真
フィルム22を搬送しながら次々とコマ画像を読み取っ
ていく。 【0072】このように、画像コマの長辺方向に主走査
すると共に短辺方向に副走査するため画像コマの読み取
り時間を短縮することができる。 【0073】なお、読取部43を副走査方向に駆動せ
ず、ミラー120を図10において矢印C方向に回転さ
せることにより副走査するようにしてもよい。 [第3の実施の形態]次に、第3の実施の形態について
説明する。第3の実施の形態では、ラインCCDスキャ
ナ14の光学系の変形例について説明する。なお、第1
の実施の形態におけるラインCCDスキャナ14と同一
部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 【0074】図11(A)には、ラインCCDスキャナ
14の主要部が示されている。なお、図11(B)は、
図11(A)を上側から見た図である。図11(A)に
示すように、読取部43は4枚のミラー122、12
4、126、128を備えている。また、ミラー122
はミラー駆動モータ130に、ミラー124、126は
ミラー駆動モータ132にそれぞれ接続されている。ミ
ラー駆動モータ130、132は図11では図示を省略
したが、モータドライバ48に接続されている。 【0075】ミラー122はミラー駆動モータ130に
より矢印A1、A2方向に駆動される。また、ミラー1
24、126は、ミラー駆動モータ132により同時に
矢印A1、A2方向に駆動される。すなわち、ミラー1
22、124、126を駆動することにより副走査する
ことができるようになっている。なお、例えばミラー1
22をLだけ矢印A1方向へ移動させる場合には、光路
長がその分短くなるため、ミラー122を矢印A1方向
へ移動させると同時にミラー124、126をL/2だ
け矢印A1方向へ移動させる必要がある。このため、ミ
ラー124、126の移動速度は、ミラー122の移動
速度の1/2となっている。 【0076】写真フィルム22を透過した光はミラー1
22によりミラー124の方向、すなわち矢印A1方向
へ折り返される。ミラー122により折り返された光
は、ミラー124によりミラー126の方向に折り返さ
れる。ミラー124により折り返された光は、ミラー1
26によりミラー128の方向、すなわち矢印A2方向
に折り返される。ミラー126により折り返された光
は、ミラー128によりレンズユニット50の方向へ折
り返される。ミラー128により折り返された光は、レ
ンズユニット50を通ってラインCCD116に到達す
る。また、拡散ボックス40は、ランプ32から射出さ
れた光を拡散光にして写真フィルム22の画像コマ全体
に照射する。 【0077】次に、第3の実施の形態の作用について説
明する。 【0078】写真フィルム22がフィルムキャリア38
により所定速度で矢印B方向へ搬送され、読み取り対象
の画像コマが読み取り位置、すなわち、図8に示すよう
に画像コマ23の最上部のラインがラインCCDスキャ
ナ116で読み取れる位置まで搬送されると、フィルム
キャリア38は写真フィルム22の搬送を停止する。そ
して、ラインCCDスキャナ14のマイクロプロセッサ
46はミラー駆動モータ130を駆動させてミラー12
2を矢印A1方向へ所定速度で移動させると同時に、ミ
ラー駆動モータ132を駆動させてミラー124、12
6を矢印A2方向へ前記所定速度の1/2の速度で移動
させる。 【0079】ここで、ランプ32から射出された光は、
拡散ボックス40により拡散光とされ、写真フィルム2
2上の読み取り位置に位置している画像コマ全体に照射
される。画像コマに照射された光はミラー120により
レンズユニット50の方向へ折り返され、該レンズユニ
ット50によってラインCCD116の受光面上に結像
される。 【0080】これにより、ラインCCD116により1
ライン分の画像が読取られる。このようにして、ミラー
122、124、126を矢印A1方向へ移動(副走
査)させながら画像コマ23の画像を1ラインずつ読み
取って(主走査)画像処理部16へ順次出力していく。
画像コマ23の読み取りが終了すると、マイクロプロセ
ッサ46はミラー駆動モータ130、132を逆回転さ
せて矢印A2方向へミラー122、124、126を移
動させて元の位置に戻す。そして、次の画像コマを読み
取るためにフィルムキャリア38により矢印B方向へ写
真フィルム22を搬送させる。以下同様にして、写真フ
ィルム22を搬送しながら次々とコマ画像を読み取って
いく。 【0081】このように、画像コマの長辺方向に主走査
すると共に短辺方向に副走査するため画像コマの読み取
り時間を短縮することができる。 [第4の実施の形態]次に、第4の実施の形態について
説明する。第4の実施の形態では、写真フィルム22の
ような透過原稿ではなく、紙等の反射原稿に記録された
画像を読取る場合におけるラインCCDスキャナ14の
光学系の主要部について説明する。なお、第1の実施の
形態におけるラインCCDスキャナ14と同一部分には
同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 【0082】図12にはラインCCDスキャナ14の主
要部が示されている。図7に示すラインCCDスキャナ
14と異なる点は、反射原稿134には、ランプ32か
ら射出された光が拡散ボックス40を通過して反射原稿
134の長辺側でかつ斜め上方から照射される点だけで
ある。その他については、図7に示すラインCCDスキ
ャナ14と同一であり、動作も同じであるため説明は省
略する。 【0083】このように、反射原稿134に記録された
画像を読取る場合においても、反射原稿の長辺方向に主
走査すると共に短辺方向に副走査するため反射原稿の読
み取り時間を短縮することができる。 【0084】なお、ランプ32から射出された光を反射
原稿134の斜め上方から照射する場合に限らず、ハー
フミラーを反射原稿134とレンズユニット50との間
に設け、このハーフミラーに矢印A1方向からランプ3
2からの光が照射するようにランプ32および拡散ボッ
クス40を配置してもよい。この場合、ランプ32から
射出された光は拡散ボックス40を通過してハーフミラ
ーに入射し、該入射した光が反射原稿134の方向に折
り返される。そして、反射原稿134で反射された光が
再びハーフミラーを通過してレンズユニット50に入射
する。 【0085】また、拡散ボックス40から射出される拡
散光をスリット光とせず、反射原稿134の斜め上方か
ら反射原稿134全体を照射するようにようにすれば、
図10又は図11に示すような構成にも反射原稿を適用
することが可能である。 【0086】 【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、案
内手段を回転駆動させることにより、透過原稿の短辺方
向に副走査するため、副走査時間を短縮することができ
ると共に、透過原稿、結像レンズ、読取センサを動かさ
ずに副走査することができる、という優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】ラインCCDスキャナの外観図である。 【図2】ラインCCDスキャナの光学系の正面断面図で
ある。 【図3】ラインCCDスキャナの光学系の側面断面図で
ある。 【図4】(A)は絞り、(B)はターレット、(C)は
レンズ絞り、(D)はCCDシャッタの一例を各々示す
平面図である。 【図5】ラインCCDスキャナの光学系の主要部のみを
示した図である。 【図6】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成を示
すブロック図である。 【図7】図5の主要部のみを示した図である。 【図8】写真フィルムの平面図である。 【図9】ターレットの変形例を示す図である。 【図10】第2の実施の形態におけるラインCCDスキ
ャナの光学系を示す図である。 【図11】第3の実施の形態におけるラインCCDスキ
ャナの光学系を示す図である。 【図12】第4の実施に形態におけるラインCCDスキ
ャナの光学系を示す図である。 【符号の説明】 14 ラインCCDスキャナ 22 写真フィルム 32 ランプ 36 ターレット 38 フィルムキャリア 39 絞り 40 拡散ボックス 46 マイクロプロセッサ 50 レンズユニット 116 ラインCCD

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 透過原稿に光を照射するための光源と、 前記光源から射出された光を拡散し、拡散した光を前記
    透過原稿の画像コマ全体に照射する拡散手段と、 前記透過原稿を前記透過原稿の長手方向へ搬送する搬送
    手段と、 前記透過原稿を照射した光を結像させる結像レンズと、 前記結像レンズの入射側に設けられ、前記透過原稿を照
    射した光を前記結像レンズへ案内するための案内手段
    と、 前記結像レンズにより結像された光を受光する受光セル
    が長手方向に沿って多数設けられ、該長手方向に主走査
    する読み取りセンサと、 前記案内手段を回転駆動させることにより前記透過原稿
    の搬送方向と略垂直な方向に副走査する副走査手段と、 を有する原稿読取装置。
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