JP3490207B2 - カセットおよび半導体装置の製造装置 - Google Patents

カセットおよび半導体装置の製造装置

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JP3490207B2
JP3490207B2 JP04589296A JP4589296A JP3490207B2 JP 3490207 B2 JP3490207 B2 JP 3490207B2 JP 04589296 A JP04589296 A JP 04589296A JP 4589296 A JP4589296 A JP 4589296A JP 3490207 B2 JP3490207 B2 JP 3490207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体デバイス
の製造過程のめっき工程において用いられるカセットお
よび半導体装置の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス上に金等をめっきするに
当たって従来の半導体装置の製造装置についての概略構
成を図4に示す。図4に示す従来のめっき装置は、めっ
き液槽10、めっき液11、アノードメッシュ12、被
めっきウェハ13からなる構造となっている。アノード
メッシュ12と被めっきウェハ13の間に一定電流を流
しカソード部分である被めっきウェハ13にメッキ液1
1の成分中の金属がめっきされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示す従来例では、めっき液11の攪拌が難しいた
め、被めっきウェハ13に形成されるめっきの高さばら
つきが大きくなってしまい易いという問題点があった。
また、大量にめっきを行う際、被めっきウェハ13とア
ノードメッシュ12を水平に並べる構造になるため、め
っき液槽10が大きくなってしまいがちであり、装置全
体が大型化するという問題点もあった。
【0004】 したがって、この発明の目的は、上記問
題点に鑑み、めっきの高さばらつきを抑制でき小型化を
図ることができるカセットおよび半導体装置の製造装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカセット
は、被めっきウェハを積層方向に直列に支持できるとと
もに、被めっきウェハに電気的に接触するカソード電極
部と、被めっきウェハに対向して配置された電極からな
るアノード電極部と、からなる。このように、被めっき
ウェハを積層方向に直列に支持できるとともに、被めっ
きウェハに電気的に接触するカソード電極部と、被めっ
きウェハに対向して配置された電極からなるアノード電
極部と、からなるので、従来のアノード電極と被めっき
ウェハを水平方向に並べていためっき装置に比べて装置
のコンパクト化が可能となる。
【0006】 請求項2記載の半導体装置の製造装置
は、請求項1記載のカセットを浸すめっき液を保持する
手段を備えた。これにより、上記カセットをめっき液に
浸してめっきを行うことができる。
【0007】 請求項3記載の半導体装置の製造装置
は、請求項において、前記カセットがめっき液中を回
転するための回転軸を備えた。このように、カセットが
めっき液中を回転するための回転軸を備えたので、カセ
ットを浸すめっき液を保持する手段の内部にめっき液を
充満させ被めっきウェハ自体を回転させ、めっきを実施
することにより、めっき液が均等に被めっきウェハ全体
に攪拌され、被めっきウェハに形成されるめっきの高さ
ばらつきを抑制できる。このため、被めっきウェハに均
等にめっきを行うことができる。
【0008】 請求項4記載の半導体装置は、請求項3
において、回転軸は、周期的に回転が反転する。このよ
うに、回転軸は、周期的に回転が反転するので、めっき
液がより一層攪拌され、被めっきウェハに形成されるめ
っきの高さばらつきをさらに抑制できる。
【0009】 請求項5記載の半導体装置の製造装置
は、請求項3または4において、回転軸の軸方向は、被
めっきウェハに直交する。このように、回転軸の軸方向
は、被めっきウェハに直交するので、被めっきウェハ全
体に攪拌しためっき液が行き渡り、被めっきウェハに形
成されるめっきの高さばらつきをさらに抑制できる。
求項6記載の半導体装置の製造装置は、請求項2から5
のいずれかにおいて、カセットを浸すめっき液を保持す
る手段内部の気圧を減圧する減圧機を備えた。このよう
に、カセットを浸すめっき液を保持する手段内部の気圧
を減圧する減圧機を備えたので、めっき液が被めっきウ
ェハに対してなじみ易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の半導体装
置の製造方法および製造装置を図1、図2および図3に
基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態とし
て、半導体装置の製造工程に用いられるめっき装置の概
略構成図である。TAB(tape automate
d bonding)で用いられるバンプを形成する方
法としてこのめっき方法が用いられ、Au、Ag、はん
だ等がAlパッド上に形成される。めっき液は主成分で
あるAuやAg、はんだの他に亜硫酸、硫酸、タリウム
等が溶解しためっき液やシアンが溶解しためっき液をよ
く用いている。めっき方法としても使用するめっき液に
よって電解めっき、無電解めっき等がある。
【0011】図1に示すとおり、この装置はカセット3
とこのカセット3が挿入されるスピンナ1とを備えてい
る。カセット3は、図2および図3に示すとおり、複数
枚の被めっきウェハ4…を直列に配置することができる
アノード電極部9と、回転軸6と直結されるアノード電
極回転軸支持部9aと、被めっきウェハ4…に接触する
カソード電極部8(斜線で示した部分)と、被めっきウ
ェハ4を支持するためのカソード電極ウェハ支持部8b
と、回転軸7と連結されるカソード電極回転軸支持部8
aで構成されている。この場合、各被めっきウェハ4は
アノード電極部9と対向するように、一枚ずつアノード
電極部9で仕切られている。また、カソード電極部8と
アノード電極部9は接しているが相互に絶縁されてい
る。
【0012】スピンナ1は、内部にめっき液2が注入さ
れ、回転軸6,7によりカセット3を回転させることが
できる。回転軸6,7の軸方向は被めっきウェハ4に直
交し、一方の回転軸6はアノード電極部9の回転軸支持
部9aに接合され、他方の回転軸7はカソード電極部8
の回転軸支持部8aに接合されている。これにより、回
転軸6,7を通じてそれぞれアノード電極部9とカソー
ド電極部8に電流供給できるようにしている。5は減圧
機で、スピンナ1の内部の気圧を減圧する。1aはめっ
き液2の注入口である。
【0013】つぎに、半導体装置の製造方法について説
明する。カセット3に被めっきウェハ4をチャージす
る。被めっきウェハ4はカソード電極部8のウェハ支持
部8bに接触し、そこから電流が供給される仕組みであ
る。このカセット3をスピンナ1に挿入する。ここで、
減圧機5によってスピンナ1の内部の気圧を減圧する。
減圧を行う理由として、減圧後にスピンナ1に内部にめ
っき液2が注入されるが、その際、めっき液2が被めっ
きウェハ4に対して、なじみ易くする目的があるためで
ある。そして、スピンナ1の内部にめっき液2が充満さ
れた後、スピンナ1がカセット4を回転させ始める。回
転方法としては回転軸6,7を中心にした回転を行う。
その際、時計回り、反時計回り等、時間ごとに回転方法
が変化する回転を行う。この回転が始まるとともに、被
めっきウェハ4とカセット3に電流供給が始まり、被め
っきウェハ4にめっきが形成される。電流供給の方法と
しては回転軸6,7よりそれぞれプラス、マイナス電流
が供給される。
【0014】この実施の形態によれば、被めっきウェハ
4を配置したカセット3をスピンナ1に挿入し、スピン
ナ1の内部にめっき液2を注入した後、スピンナ1にて
カセット3を回転させ、めっきを実施することにより、
めっき液2が均等に被めっきウェハ4全体に攪拌され、
被めっきウェハ4に形成されるめっきの高さばらつきを
抑制できる。この場合、カセット3を回転させる回転軸
6,7の軸方向が被めっきウェハ4に直交し、被めっき
ウェハ4の回転方向を周期的に反転させたので、めっき
液2がより一層攪拌され、被めっきウェハ4全体に攪拌
しためっき液2が行き渡り、被めっきウェハ4に形成さ
れるめっきの高さばらつきをさらに抑制できる。
【0015】また、アノード電極部9をカセット3に
し、そこに直列に被めっきウェハ4を数枚チャージする
ことができるので、従来のアノード電極と被めっきウェ
ハを水平方向に並べていためっき方法に比べて装置のコ
ンパクト化が可能となる。なお、無電解が可能なめっき
液を用いれば電流供給がなくてもめっきは可能である。
【0016】
【発明の効果】この発明の請求項1記載のカセットによ
れば、被めっきウェハを積層方向に直列に支持できると
ともに、被めっきウェハに電気的に接触するカソード電
極部と、被めっきウェハに対向して配置された電極から
なるアノード電極部と、からなるので、従来のアノード
電極と被めっきウェハを水平方向に並べていためっき装
置に比べて装置のコンパクト化が可能となる。
【0017】 この発明の請求項2記載の半導体装置の
製造装置によれば、請求項1記載のカセットを浸すめっ
き液を保持する手段を備えたので、上記カセットをめっ
き液に浸してめっきを行うことができる。請求項3で
は、カセットがめっき液中を回転するための回転軸を備
えたので、カセットを浸すめっき液を保持する手段の内
部にめっき液を充満させ被めっきウェハ自体を回転さ
せ、めっきを実施することにより、めっき液が均等に被
めっきウェハ全体に攪拌され、被めっきウェハに形成さ
れるめっきの高さばらつきを抑制できる。このため、被
めっきウェハに均等にめっきを行うことができる。
【0018】 請求項4では、回転軸は、周期的に回転
が反転するので、めっき液がより一層攪拌され、被めっ
きウェハに形成されるめっきの高さばらつきをさらに抑
制できる。
【0019】 請求項5では、回転軸の軸方向は、被め
っきウェハに直交するので、被めっきウェハ全体に攪拌
しためっき液が行き渡り、被めっきウェハに形成される
めっきの高さばらつきをさらに抑制できる。請求項6で
は、カセットを浸すめっき液を保持する手段内部の気圧
を減圧する減圧機を備えたので、めっき液が被めっきウ
ェハに対してなじみ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の半導体装置の製造装置
の概略構成図である。
【図2】図1に係るカセットの概略構成図である。
【図3】図2のカセットの斜視図である。
【図4】従来例の半導体装置の製造装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 スピンナ 2 めっき液 3 カセット 4 被めっきウェハ 5 減圧機 6,7 回転軸 8 カソード電極部 8a カソード電極回転軸支持部 8b カソード電極ウェハ支持部 9 アノード電極部 9a アノード電極回転軸支持部 10 めっき液槽 11 めっき液 12 アノードメッシュ 13 被めっきウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/288 C25D 5/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被めっきウェハを積層方向に直列に支持
    できるとともに、前記被めっきウェハに電気的に接触す
    るカソード電極部と、 前記被めっきウェハに対向して配置された電極からなる
    アノード電極部と、からなるカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカセットを浸すめっき液
    を保持する手段を備えたことを特徴とする半導体装置の
    製造装置。
  3. 【請求項3】 前記カセットがめっき液中を回転するた
    めの回転軸を備えたことを特徴とする請求項2記載の半
    導体装置の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記回転軸は、周期的に回転が反転する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記回転軸の軸方向は、前記被めっきウ
    ェハに直交することを特徴とする請求項3または4記載
    の半導体装置の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記カセットを浸すめっき液を保持する
    手段内部の気圧を減圧する減圧機を備えたことを特徴と
    する請求項2から5のいずれかに記載の半導体装置の製
    造装置。
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AT510593B1 (de) * 2010-12-15 2012-05-15 Markus Dipl Ing Dr Hacksteiner Vorrichtung zum metallisieren von wafern

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