JP3489436B2 - アダプティブ受信装置 - Google Patents

アダプティブ受信装置

Info

Publication number
JP3489436B2
JP3489436B2 JP10585898A JP10585898A JP3489436B2 JP 3489436 B2 JP3489436 B2 JP 3489436B2 JP 10585898 A JP10585898 A JP 10585898A JP 10585898 A JP10585898 A JP 10585898A JP 3489436 B2 JP3489436 B2 JP 3489436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
carrier
demultiplexer
output
weighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10585898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11289285A (ja
Inventor
美俊 藤元
徳祥 鈴木
伝幸 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP10585898A priority Critical patent/JP3489436B2/ja
Publication of JPH11289285A publication Critical patent/JPH11289285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3489436B2 publication Critical patent/JP3489436B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交周波数分割多重伝
送方式(OFDM)を用いて情報を送信するシステム
と、そのシステムにおいて使用されるアダプティブ受信
装置に関する。特に、電波空間において複数の送信局か
ら異なる情報の送信信号が重なるような場合における送
信システムとその受信装置に関し、データ列をマルチキ
ャリアを用いて並列伝送する方式に応用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の送信局から直交周波数分割
多重(OFDM)のマルチキャリア伝送方式を用いて信
号を送信するシステムが知られている。本出願人は、こ
のシステムにおいて、各送信局毎に異なる参照信号を割
り当てるシステムを提案した(特願平9−282914
号)。このシステムで使用される受信装置は、複数の到
来波抽出装置を有する。そして、それぞれの到来波抽出
装置では、受信された参照信号が選局対象の参照信号と
なるように重み係数を決定することで、アンテナの指向
性が調整されて選局されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人により提案された参照信号を送信データに挿入する方
式は、参照信号が挿入される分だけ、データの伝送効率
が低下するという問題がある。一方、直交周波数分割多
重(OFDM)のマルチキャリア伝送方式を用いて、同
一情報を複数の送信局から送信するシステムや、単一の
送信局から送信する方式において、受信点に直接到来す
る信号と反射して到来する信号とが同時に受信される環
境で使用されるシステムにおいて、参照信号を用いない
方式が上記出願にも提案されている。即ち、振幅が一定
となる変調方式を用いて、復調には受信信号の振幅が一
定となるように重み係数を決定するCMAアルゴリズム
を用いることである。しかし、このCMA方式で信号を
復調する場合には、通常、複数の到来波の中から、最も
強い到来波を捕らえ、それ以外の到来波は除去されるこ
とになる。
【0004】従って、複数の到来波抽出装置を準備し
て、CMAアルゴリズムで復調しても、全ての到来波抽
出装置で同じ送信局から到来した信号が抽出されてしま
うことになり、結果として、多重通信を行うことができ
ない。
【0005】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、直交周波数分割多重(O
FDM)のマルチキャリア伝送方式で異なる情報を異な
る送信局から送信するシステムにおいて、参照信号を用
いる事なく受信装置における選局が可能なようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の送信局からそれぞれ複数キャリアを用いた直交周波数
分割多重伝送方式で送信された信号を受信するためのア
ダプティブ受信装置において、信号を受信し複数の遅延
時間差を有した信号を出力するアンテナと、アンテナで
受信された信号に基づき、1つの送信局から送信された
信号のみを抽出する複数の到来波抽出装置から成る。
【0007】制御装置は各キャリアの振幅が所定の値と
なるように重み付係数を制御する。各到来波抽出装置
は、アンテナの出力する各信号にそれぞれ重み付けする
重み付け装置と、各重み付け装置により重み付けられた
各信号を合成する合成器と、合成器の出力を各キャリア
毎の信号に分波する分波器と、分波器の各キャリア毎の
信号に基づいて重み係数を決定する制御装置とから成
る。
【0008】この構成において、分波器は、入力信号を
一定期間毎に切り出し直並列変換を行う直並列変換器
と、直並列変換された信号に対してフーリエ変換を行い
各キャリアの成分毎に分けるフーリエ変換器とから構成
され、各到来波抽出装置における各分波器の直並列変換
器は、それぞれ対応する送信局から到来する信号に同期
して直並列変換を行うことを特徴とする。
【0009】 請求項2の発明は、請求項1の発明に対
して、重み付け装置、合成器、分波器の配置が異なるも
のであり、特徴とするところは同一である。即ち、請求
項1の発明がアンテナの出力する各信号を重み付けした
後、合成し、その後に各キャリア毎に分波するようにし
ている。これに対して、請求項2では、アンテナの出力
する各信号を分波器で各キャリア毎の信号に分波し、そ
の後に、アンテナの出力する各信号毎に異なる重み付け
係数で、各キャリア毎の信号を同一値で重み付けしてい
る。その後、重み付けされた信号を各キャリア毎に合成
している。制御装置は合成された各キャリアの振幅が所
定の値となるように重み付係数を制御する。
【0010】
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1、2の発明は、複数の
送信局からそれぞれ複数キャリアを用いた直交周波数分
割多重伝送方式で送信するシステムに使用される受信装
置である。その受信装置は、各送信局からの送信信号を
受信するための到来波抽出装置が設けられている。各到
来波抽出装置は、フーリエ変換器による変換タイミング
(時系列でサンプリングされた信号のフーリエ変換の対
象となる時間区間、即ち、FFTウインドウ)が対応す
る送信局に対応して設定される。従って、このフーリエ
変換器による変換タイミングがある送信局からOFDM
方式で送信された信号の変調区間に同期していれば、そ
の送信局の信号を選局することができる。即ち、アンテ
ナの指向性をその送信局以外からの到来波の方向に対し
てヌルを形成するように重み係数を調整することができ
る。他の到来波抽出装置に関しても同様である。したが
って、参照信号を用いることなく、各到来波抽出装置か
ら各送信局からの信号を抽出することが可能となる。
【0012】ここにおいて、複数キャリアを用いた直交
周波数分割多重伝送方式が一定振幅変調方式であるの
で、フーリエ変換された後の各キャリア毎の信号が一定
振幅となるように重み係数を決定する。これにより、ア
ンテナの指向性において、特定の到来波以外の到来波の
方向にヌルを形成することができ、特定の送信局からの
到来波のみを抽出することができる。
【0013】
【0014】尚、本発明は、ガードタイムが設けられて
いても良いが、設けられていなくとも良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は、第1の実施例に係るアダプ
ティブ受信装置と送信局との関係を示している。送信局
B1、B2は、それぞれ異なる情報を直交周波数分割多
重のマルチキャリア伝送方式で送信している。即ち、送
信局B1、B2では、符号化データに基づいて各キャリ
ア(以下、サブキャリアという)がPSK変調される。
サブキャリアの数を入力点数とするこのPSK変調され
た信号のサンプリング値が逆フーリエ変換される。これ
により、直交周波数分割多重化された波形を表す時間列
データが得られる。この時間列データをD/A変換する
ことで、直交周波数多重化されたベースバントの信号が
得られ、この信号で搬送波を変調して、送信している。
【0016】この時、送信局B1、B2とでは、逆フー
リエ変換するタイミングが異なるようにしている。即
ち、図3に示すように、逆フーリエ変換によって得られ
る単位データに対応する時間区間が、送信局B1とB2
とで、完全に重ならないようにしている。
【0017】アダプティブ受信装置は、マルチキャリア
伝送方式にて無線伝送されたデータ系列を受信して、そ
の受信したデータ系列を処理することよって元のデータ
系列に再生する装置である。アダプティブ受信装置は、
送信局B1の信号を抽出するための到来波抽出装置C1
と送信局B2の信号を抽出するための到来波抽出装置C
2とが設けられている。即ち、各アンテナ素子A1〜A
kで受信された信号は、それぞれ2分岐されて、到来波
抽出装置C1 及びC2に入力している。
【0018】そのうち1つの到来波抽出装置E1が図2
に示されている。マルチキャリア伝送方式により複数
(n)のサブキャリアにて送信されたキャリア群は、複
数(k)本のアンテナ素子A1 〜Ak にて受信される。
これにより、送信局B1からの信号波(以下、所望波と
いう)と、それ以外の信号波、即ち、送信局B1からの
信号の反射波や送信局B2からの信号等(以下、所望波
以外の波を干渉波という)の複数のキャリア群(以下、
広帯域信号と呼ぶ)g1 〜gk をアンテナ素子A1 〜A
k で受信することができる。
【0019】アンテナ素子A1 〜Ak で受信された広帯
域信号g1 〜gk は、それぞれ、重み付け装置E1〜E
kに入力する。各重み付け装置E1〜Ekは、制御装置
4により決定された重み係数w1〜wkにより各広帯域
信号g1 〜gk に対して重み付けを行う。重み付けされ
た各広帯域信号は合成器22により合成されることによ
り、周波数特性が補正された1つのキャリア群gとして
出力される。
【0020】周波数特性が補正されたキャリア群gは、
分波器3にて各キャリア毎に分波される。つまり、波形
歪みが補償された各キャリア毎の信号S1 〜Sn が出力
される。出力された各キャリア毎の信号S1 〜Sn に分
波されたキャリア群gは、制御装置4と復調器5に送出
される。
【0021】復調器5は周波数特性が補正され各キャリ
ア毎の信号S1 〜Sn に分波されたキャリア群を、各キ
ャリア毎に復調して低速のデータ列L1 〜Ln を取り出
す。取り出された低速のデータ列L1 〜Ln は並直列変
換器6に入力され並直列変換器6にて元の送信データ系
列Dに再生されて出力される。このように、受信された
複数の広帯域信号g1 〜gk が信号処理されて周波数特
性の補正された1つのキャリア群gを得て、そのキャリ
ア群gを各キャリア毎に復調し、さらに並直列変換をす
ることにより元のデータ系列Dに再生される。
【0022】制御装置4は、各キャリア毎の信号S1 〜
Sn に分波されたキャリア群を用いて、重み付け装置E
1〜Ekを制御する。重み付け装置E1〜Ekは、受信
した複数の広帯域信号g1 〜gk のそれぞれに対しての
重み係数w1〜wkにより重み付けする。重み係数w1
〜wkは、複素数で表される係数であり、重み係数によ
る重み付けにより、個々のキャリア群の振幅及び位相が
制御される。重み係数w1〜wkは、分波器3から出力
される各キャリア毎の信号S1〜Snの振幅がすべて等
しくなるように決定される。
【0023】振幅一定の変調方式、例えばPSK、FS
K等であって、全てのキャリアを等しい振幅で送信した
場合、データを伝送するキャリアの数をnとすると、重
み付けされ合成された信号S1〜Snの振幅G1〜Gn
は、送信アンテナと合成器22の出力端との間の伝送特
性の周波数特性を表すことになる。従って、重み付け装
置E1〜Ekにより周波数特性が補正されるとG1〜G
nは全て等しくなる。振幅の目標値σを設定し、(1)
式を最小にするようにw1〜wkを決定する。
【0024】
【数 1】 |G1p −σp q +|G2p −σp q +…+|Gnp −σp q …(1) ただし、p、qは正の整数である。(1)式が最小にな
るとき、各キャリアの信号の振幅G1〜Gnは全て所定
の値σと等しくなり、干渉波をキャンセルするように受
信信号の周波数特性を補正することができる。
【0025】分波器3は直並列変換器35および高速フ
ーリエ変換装置( 以下,FFT 演算装置と呼ぶ。) 36よ
り構成されている。直並列変換器35は、合成器22か
ら出力される直列の信号を一定区間毎に切り出し、並列
データに変換する。FFT 演算装置36は直並列変換器3
5の出力する並列データに対してFFT 演算処理を行うこ
とによって各キャリア毎の成分に分離する。即ち、直並
列変換器35により切り出されたデータに対してFFT 演
算処理を行うことから、直並列変換器35は、いわゆる
FFT ウィンドウの働きをしている。図3に示すように、
このFFT ウィンドウによって切り出すタイミングを所望
波のデータのタイミングに一致させた上で、各キャリア
毎の信号の振幅が一定となるように重み係数w1〜wk
が決定される。FFT ウィンドウのタイミングが送信局B
1の単位データに同期し、各キャリア毎の信号の振幅が
等しくなった状態で、完全に、送信局B1からの信号の
みが抽出されたことになる。即ち、アレーアンテナの指
向性において、送信局B1からの所望波以外の到来波方
向に、ヌルが形成されたことになる。
【0026】従って、直並列変換器35の変換タイミン
グを所望波のタイミングに合わせると到来波抽出装置C
1からは送信局B1からの信号のみが出力される。図3
に示すFFT ウィンドウにより抽出するタイミングは、信
号に含まれている基準シンボル等を用いて決定される。
到来波抽出装置C2においては、図3に示すように、FF
T ウィンドウの抽出タイミングが送信局B2の信号に同
期して設定される。このようにして、各到来波抽出装置
C1、C2は、それぞれ、送信局B1、B2の信号のみ
を抽出することができる。
【0027】尚、上記の装置は、全て、ディジタル信号
を入力する数値演算装置で構成されている。実際には、
アレイアンテナ1で受信された高周波広帯域信号は周波
数変換されてベースバンドの直交周波数分割多重信号と
なる。この信号が所定時間間隔でサンプリングされてデ
ィジタル値に変換されている。このディジタル値の時間
列により波形が与えられている。よって、このディジタ
ル信号に変換する部分は図面には明示されていないが、
重み付け装置E1〜Ekに入力する信号から、全て、時
系列のディジタル信号である。
【0028】上記発明は、各送信局から送信される信号
にガードタイムが設けられている方式にも適用すること
ができる。即ち、送信局B1から送信された信号波が複
数の経路でアンテナに入力する場合に、その複数の経路
で入力された信号波は、同一データであっても遅延時間
が異なる。この場合に、ガードタイム以上の遅延があっ
ても、FFT 変換された信号から波形歪みによる影響を除
去することができる。このようにして、同一送信局から
出力された干渉波を効果的且つ精度良く除去することが
できる。
【0029】上記実施例では、各アンテナ素子の出力信
号を重み付けしてから合成したが、図4に示すようにし
ても良い。各アンテナ素子A1〜Akの出力する広帯域
信号g1〜gkを、それぞれ、図2と同一構成の分波器
3(直並列変換器35とFFT演算装置36とを有する)
で各キャリア毎の信号に分波した後、各重み付け装置E
1〜Ekで重み付けして、各キャリア毎に合成しても良
い。この場合、同一のアンテナ素子から出力された信号
に関しては、全てのキャリア毎の信号に対して同一の重
み係数が用いられる。
【0030】上記の実施例では、送信局B1、B2は移
動局を想定している。この場合には、各送信局B1、B
2がPSK変調信号を逆フーリエ変換して時間軸上の直
交周波数多重化信号とするタイミングを異ならせるため
に、送信局B1、B2間のデータ交換が必要となる。
又、送信時のタイミングが異なっても、送信局とアダプ
ティブ受信装置との位置関係によっては、送信局B1、
B2からの受信信号のフーリエ変換タイミングが同一と
なる場合がある。この状態になった時には、選局できな
くなる。
【0031】しかしながら、図5に示す構成の場合に
は、このようなことがなく、選局が可能となる。即ち、
送信局B1、送信局B2とを固定局として、有線回線に
より送信信号のデータのタイミングが一致しないように
調整する。これにより、アダプティブ受信装置は、2つ
の送信局の信号を復調することが可能となる。このシス
テムは、構内無線システムなどにおいて特に有効であ
る。
【0032】上記実施例は、到来波抽出装置が2つの場
合について説明したが、この数は限定されない。又、ア
ンテナの素子数も任意である。数が多い程、指向性の調
整精度が高くなる。アンテナは、1つのアンテナ素子と
分岐素子と遅延素子との直列接続回路を用いたものも含
む。この各分岐素子からの出力信号が遅延時間差を有す
る各信号に相当する。又、上記実施例は、データ列を分
割して並列伝送する直交周波数分割多重のマルチキャリ
ア伝送方式について述べた。しかし、この方式に限ら
ず、本発明は、例えば、テレビ放送やセルラー方式の携
帯電話など1つの放送局から複数の周波数の信号を送信
する無線通信システムにも用いることができる。
【0033】又、上記実施例では全てのキャリアの振幅
が所定の値となるように重み係数を制御する場合につい
て説明したが、重み係数の制御には必ずしも全てのキャ
リアを用いる必要はなく、一部のキャリアを用いて重み
係数を制御しても同様の効果が得られる。
【0034】このようにして、参照信号を用いることな
く、各送信局から送信された信号波を精度良く復調する
ことができるために、データの伝送効率を低下させるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアダプティブ受信装置と
送信局とを示した構成図。
【図2】同実施例に係るアダプティブ受信装置の構成
図。
【図3】同実施例のアダプティブ受信装置の動作原理を
説明するための説明図。
【図4】変形例に係るアダプティブ受信装置の構成図。
【図5】他の変形例に係るアダプティブ受信装置と送信
局との関係を示した構成図。
【符号の説明】
1…アレイアンテナ A、A1 〜Ak …アンテナ素子 C1 、C2 …到来波抽出装置 g…キャリア群 g1 〜gk …広帯域信号(アンテナで受信したキャリア
群) L1 〜Ln …低速データ列 D…送信データ列 3…分波器 4…制御装置 5…復調器 6…並直列変換器 E1〜Ek…重み付け装置 22…合成器 35…直並列変換器 36…FFT 変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−284191(JP,A) 井上裕二、岡田実、小牧省三,OFD Mを用いた空間分割多重伝送方式,1998 年電子情報通信学会総合大会講演論文 集,日本,社団法人電子情報通信学会, 1998年 3月 6日,通信1,p.378 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の送信局からそれぞれ複数キャリアを
    用いた直交周波数分割多重伝送方式で送信された信号を
    受信するためのアダプティブ受信装置において、 信号を受信し複数の遅延時間差を有した信号を出力する
    アンテナと、 前記アンテナで受信された信号に基づき、1つの送信局
    から送信された信号のみを抽出する複数の到来波抽出装
    置から成り、 各到来波抽出装置は 前記アンテナの出力する各信号にそれぞれ重み付けする
    重み付け装置と、 前記各重み付け装置により重み付けられた各信号を合成
    する合成器と、 前記合成器の出力を各キャリア毎の信号に分波する分波
    器と、 前記分波器の各キャリア毎の信号に基づいて重み係数を
    決定する制御装置とから成り、 前記制御装置は各キャリアの振幅が所定の値となるよう
    に重み係数を制御し、 前記分波器は、 入力信号を一定期間毎に切り出し直並列変換を行う直並
    列変換器と、 直並列変換された信号に対してフーリエ変換を行い各キ
    ャリアの成分毎に分けるフーリエ変換器とから構成さ
    れ、 前記各到来波抽出装置における各分波器の直並列変換器
    は、それぞれ対応する送信局から到来する信号に同期し
    て直並列変換を行うことを特徴とするアダプティブ受信
    装置。
  2. 【請求項2】複数の送信局からそれぞれ複数キャリアを
    用いた直交周波数分割多重伝送方式で送信された信号を
    受信するためのアダプティブ受信装置において、 信号を受信し複数の遅延時間差を有した信号を出力する
    アンテナと、 前記アンテナで受信された信号に基づき、1つの送信局
    から送信された信号のみを抽出する複数の到来波抽出装
    置から成り、 各到来波抽出装置は、 前記アンテナの出力する各信号を各キャリア毎の信号に
    それぞれ分波する分波器と、 前記分波器の出力するキャリア毎の信号にそれぞれ同一
    値で重み付けする重み付け装置と、 前記各重み付け装置がそれぞれ出力するキャリア毎の信
    号をキャリア毎に合成する合成器と、 前記合成器の出力するキャリア毎の信号に基づいて重み
    係数を決定する制御装置とから成り、 前記制御装置は合成された各キャリアの振幅が所定の値
    となるように重み係数を制御し、 前記分波器は、 入力信号を一定期間毎に切り出し直並列変換を行う直並
    列変換器と、 直並列変換された信号に対してフーリエ変換を行い各キ
    ャリアの成分毎に分けるフーリエ変換器とから構成さ
    れ、 1つの到来波抽出装置における前記アンテナの出力する
    各信号毎に対応した各分波器の直並列変換器は同時に直
    並列変換を行うと共に、各到来波抽出装置はそれぞれ対
    応する送信局から到来する信号に同期して直並列変換を
    行うことを特徴とするアダプティブ受信装置。
JP10585898A 1998-03-31 1998-03-31 アダプティブ受信装置 Expired - Fee Related JP3489436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10585898A JP3489436B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アダプティブ受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10585898A JP3489436B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アダプティブ受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11289285A JPH11289285A (ja) 1999-10-19
JP3489436B2 true JP3489436B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=14418694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10585898A Expired - Fee Related JP3489436B2 (ja) 1998-03-31 1998-03-31 アダプティブ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3489436B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000039944A1 (fr) * 1998-12-24 2000-07-06 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Systeme de communication route/vehicule
US7072315B1 (en) 2000-10-10 2006-07-04 Adaptix, Inc. Medium access control for orthogonal frequency-division multiple-access (OFDMA) cellular networks
CA2361247C (en) * 2000-11-06 2008-10-07 Ntt Docomo, Inc. Transmitter, transmitting method, receiver, and receiving method for mc-cdma communication system
JP3606450B2 (ja) * 2000-12-14 2005-01-05 株式会社ケンウッド ダイバーシティ受信機及び直交周波数分割多重信号受信方法
US7801018B2 (en) 2000-12-12 2010-09-21 Kabushiki Kaisha Kenwood Diversity receiver, and method for receiving orthogonal frequency division multiplex signal
JP3679325B2 (ja) * 2000-12-12 2005-08-03 株式会社ケンウッド ダイバーシティ受信機及び直交周波数分割多重信号受信方法
US6947748B2 (en) 2000-12-15 2005-09-20 Adaptix, Inc. OFDMA with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
井上裕二、岡田実、小牧省三,OFDMを用いた空間分割多重伝送方式,1998年電子情報通信学会総合大会講演論文集,日本,社団法人電子情報通信学会,1998年 3月 6日,通信1,p.378

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11289285A (ja) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1220506B1 (en) Beam formation circuit and an apparatus and a method of receiving radio frequency signals making use of a smart antenna
JP3381580B2 (ja) アダプティブ通信装置
US7002934B2 (en) OFDM multiple upstream receiver network
CN102546512B (zh) 正交频分复用发送装置和正交频分复用接收装置
JP4302761B2 (ja) 送信機、通信システム及び送信方法
EP0955754A1 (en) Method and apparatus for achieving and maintaining symbol synchronization in an OFDM transmission system
JP2000036801A (ja) ダイバーシティ受信機
US8553524B2 (en) Signal reception apparatus, systems, and methods
CN101119350B (zh) 正交频分复用系统、快速同步的方法和发送端设备
US8249195B2 (en) Wireless communication apparatus with a plurality of antenna elements
JP2007006219A (ja) アダプティブアンテナ装置
JP3489436B2 (ja) アダプティブ受信装置
CN102790737B (zh) 一种系统的同步方法及装置
JP3567734B2 (ja) アダプティブ受信装置
JPH11308129A (ja) マルチキャリア伝送方法及びアダプティブ受信装置
EP1838030A2 (en) Uplink signal receiving method and apparatus using successive interference cancellation in wireless transmission system based on OFDMA
JPH11289212A (ja) アダプティブ受信装置
JP5325624B2 (ja) マルチアンテナ受信機及びマルチアンテナ受信機を用いた受信方法
JP2001044963A (ja) 受信装置
JP3567730B2 (ja) アダプティブ受信装置
JPH11289211A (ja) アダプティブ受信装置
JP3423659B2 (ja) 無線受信装置
JP4020420B2 (ja) 直交周波数多重信号を受信する装置、及び方法
JP2000286820A (ja) 復調装置
JP3514965B2 (ja) 受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees