JP3488709B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3488709B2
JP3488709B2 JP2001378696A JP2001378696A JP3488709B2 JP 3488709 B2 JP3488709 B2 JP 3488709B2 JP 2001378696 A JP2001378696 A JP 2001378696A JP 2001378696 A JP2001378696 A JP 2001378696A JP 3488709 B2 JP3488709 B2 JP 3488709B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種電子機器の
電源として使用されるスイッチング電源装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如きスイッチング
電源装置として、図9に示すような例がある。この図9
に示す回路は、特開2000−287442号に記載さ
れた回路に類するものである。また、図10は、このス
イッチング電源装置の各部の動作波形を示している。
【0003】すなわち、トランスTrの1次巻線Npの
一端に、商用交流電源を整流してなる直流電圧を印加す
るとともに、1次巻線Npの他端に、制御回路11によ
って駆動されるスイッチング素子Q1を接続する。
【0004】このスイッチング素子Q1のオンオフ駆動
により、1次巻線Npに断続的に直流電圧が印加される
ことにより、トランスTrの2次巻線Nsから得られる
交流電圧を、ダイオードD2及びコンデンサC2で整流
して負荷Zに出力電圧を供給する。
【0005】上記制御回路11は、発振器12の出力で
セットされ、電圧比較器13の出力でリセットされる、
2安定回路としてのFF(Flip Flop)回路14の出力
を、駆動回路15を介してスイッチング素子Q1に制御
用信号として供給している。
【0006】電圧比較器13は、スイッチング素子Q1
に流れる電流を検出する電流検出器16の出力と、負荷
Zに与える電圧レベルの基準レベルとの誤差分を得る誤
差増幅器17の出力とを比較して、FF回路14のリセ
ット信号を生成している。
【0007】また、上記制御回路11は、トランスTr
の1次巻線Npに印加される直流電圧を電源電圧供給器
18に取り込み、この電源電圧供給器18により駆動用
の電源電圧Vccを得ている。
【0008】ところで、このスイッチング電源装置は、
FF回路14のセットS側に発振器12を接続し、スイ
ッチング素子Q1をオンさせるタイミングを決定してい
るため、スイッチング周波数が発振器12の発振周波数
に固定される。
【0009】すなわち、時刻T1で、発振器12からH
(High)レベルのパルスが出力されると、FF回路14
はセットされ、その出力QがHレベルとなるので、スイ
ッチング素子Q1はオンし、ドレイン電流が流れる。
【0010】このドレイン電流は、トランスTrの1次
巻線Npを流れる電流であり、スイッチング素子Q1が
オンしている期間T1〜T2中に、トランスTrにエネ
ルギーが蓄えられる。
【0011】時刻T2で、電流検出器16から出力され
る電圧レベルが、誤差増幅器17から出力される電圧レ
ベルよりも高くなると、電圧比較器13の出力はHレベ
ルとなる。これにより、FF回路14はリセットされ、
その出力QがL(Low)レベルとなるので、スイッチン
グ素子Q1がオフする。
【0012】スイッチング素子Q1がオフすると、トラ
ンスTrに蓄えられていたエネルギーが、2次巻線Ns
からダイオードD2を通りコンデンサC2を充電して放
出される。
【0013】そして、このエネルギーの放出中の時刻T
3で、発振器12からHレベルのパルスが出力されるた
め、FF回路14がセットされスイッチング素子Q1が
オンする。
【0014】ところが、この時刻T3では、トランスT
rの2次巻線Nsから流れ出す電流が完全に零になって
おらず、つまり、トランスTrのエネルギーが完全に零
になっていない。
【0015】このため、時刻T3でスイッチング素子Q
1がオンしたとき、スイッチング素子Q1に流れる電流
は、流れ始めが零ではなく、トランスTrに残っていた
エネルギーが重畳されることになる。
【0016】このように従来のスイッチング電源装置で
は、トランスTrのエネルギーが完全に零の状態になっ
てから、スイッチング素子Q1をオンさせることができ
ないため、スイッチング素子Q1のオンするタイミング
で大きな損失が生じ、電力変換効率の低下を招くという
問題が生じている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は上
記事情を考慮してなされたもので、簡易な構成でスイッ
チング素子のオン時における損失の低減を図り、電力変
換の効率化を促進し得る極めて良好なスイッチング電源
装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスイッチ
ング電源装置は、スイッチング素子のオンオフにより直
流電圧が印加される1次巻線と、この1次巻線に誘起さ
れたエネルギーを負荷に供給するための2次巻線、及び
逆起電力によるパルス電圧を発生する3次巻線とを有す
るトランスと、3次巻線に生じるパルス電圧を検出する
パルス検出器と、パルス電圧を反転する反転器とを含
み、反転パルスを制御パルスとして出力するパルス発生
手段と、負荷に供給する出力電圧と基準電圧とを比較し
て、その差分に相当する誤差電圧を得る誤差増幅器と、
スイッチング素子を流れる電流に比例した電圧と、誤差
増幅器からの誤差電圧とを比較する手段を有し、負荷に
供給する出力電圧の変化に応答して第1のパルスを発生
する手段と、第1のパルス及び制御パルスが入力され、
これら第1のパルス及び制御パルスの入力に応答して出
力状態が変化する2安定回路と、2安定回路からの出力
を利用してスイッチング素子をオンオフ制御し、制御パ
ルス期間にスイッチング素子をオン状態となす駆動手段
と、反転器からの制御パルスの出力状態を制御し、スイ
ッチング素子のオフ状態への切り替えを助長するため、
反転器の出力端と基準電位点間に接続され、第1のパル
スに応答して導通する開閉器とを備えるようにしたもの
である。
【0019】上記のような構成によれば、トランスの3
次巻線に発生する逆起電力を反転させた信号で、スイッ
チング素子をオン状態に制御するようにしたので、トラ
ンスのエネルギーが零の状態でのみスイッチング素子が
オンされるため、簡易な構成でスイッチング素子のオン
時における損失の低減を図り、電力変換の効率化を促進
することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実
施の形態で説明するスイッチング電源装置を、図9と同
一部分に同一符号を付して示している。また、図2は、
このスイッチング電源装置の各部の動作波形を示してい
る。
【0021】すなわち、上記発振器12の出力信号に代
えて、上記トランスTrの3次巻線Ndに発生する電圧
をパルス検出器19で検出し、その検出パルスを反転器
20で反転させた信号で、FF回路14をセットする。
【0022】また、上記電圧比較器13からFF回路1
4をリセットさせる信号が出力されたときに、反転器2
0の出力を開閉器21を介して基準電位点としての接地
端に側路させる。これにより、FF回路14を確実にリ
セットさせる。
【0023】上記のような構成において、スイッチング
素子Q1がオフしている期間に、トランスTrの2次側
の電流は、2次巻線NsからダイオードD2を介してコ
ンデンサC2を充電し、負荷Zに出力電圧を供給する。
【0024】このダイオードD2に流れる電流が時刻T
1で終了すると、トランスTrの各巻線Np,Ns,N
dには逆起電力が発生するため、トランスTrの3次巻
線Ndの電圧は、HレベルからLレベルに変化する。
【0025】この3次巻線Ndに発生するパルス電圧を
パルス検出器19で検出し、反転器20に供給する。反
転器20は、入力がHレベルからLレベルに変化する
と、その出力をLレベルからHレベルに変化させる。
【0026】この反転器20の出力は、FF回路14の
セット(S)入力になっている。このため、FF回路1
4は、そのセット入力がLレベルからHレベルになる
と、出力QもLレベルからHレベルに変化する。
【0027】これにより、駆動回路15を介して、スイ
ッチング素子Q1がオフ状態からオン状態に制御され
る。つまり、トランスTrの2次巻線Nsの電流が終了
した時刻T1で、スイッチング素子Q1がオンされるこ
とになる。
【0028】このスイッチング素子Q1がオンしている
期間T1〜T2に、トランスTrの1次巻線Npには電
流が流れ、エネルギーが充電される。
【0029】トランスTrの2次側に接続された負荷Z
の消費するエネルギーまで充電が完了すると、電流検出
器16の出力電圧レベルが、誤差増幅器17の出力電圧
レベルよりも高くなり、電圧比較器13の出力がLレベ
ルからHレベルになる。
【0030】この電圧比較器13の出力は、FF回路1
4のリセット(R)入力となっているので、FF回路1
4はリセットされ、その出力QがLレベルとなる。
【0031】同時に、電圧比較器13の出力は開閉器2
1を制御するので、時刻T2で開閉器21は閉じ、反転
器20の出力は強制的にLレベルになり、FF回路14
のセット入力もLレベルとなる。このため、時刻T2に
は、確実にスイッチング素子Q1がオフする。
【0032】スイッチング素子Q1がオフすると、トラ
ンスTrの1次巻線Npに蓄えられていたエネルギー
は、トランスTrの2次巻線NsからダイオードD2を
介してコンデンサC2を充電する。
【0033】このダイオードD2に流れる電流が終了す
る時刻T3で、トランスTrの3次巻線Ndに逆起電力
が発生するため、上述したようにして、スイッチング素
子Q1が再びオンする。以上のように、スイッチング素
子Q1のオンオフが繰り返されてエネルギーの伝達が行
なわれる。
【0034】上記した実施の形態によれば、トランスT
rの2次巻線Nsのエネルギーが零の状態(トランスT
rのエネルギーが零の状態)でのみ、スイッチング素子
Q1がオンするため、スイッチング素子Q1のオン時の
損失をほとんどなくすことができる(零電流スイッ
チ)。
【0035】つまり、負荷Zの変動及び入力電圧の変動
でスイッチング周波数が変動するようになり、スイッチ
ング素子Q1に流れる電流は常に零から立ち上がるよう
になる。このため、スイッチング素子Q1のオンすると
きの損失はほとんどなくなり効率化を図ることができ
る。
【0036】また、FF回路14のリセットパルスの有
無で開閉する開閉器21を、反転器20の出力に取り付
けることにより、スイッチング素子Q1のオフするタイ
ミングを確実なものとすることができ、スイッチング素
子Q1のオフ状態への移行を助長することができる。
【0037】図3は、上記電流検出器16の詳細を示し
ている。この場合、接続端子16aがスイッチング素子
Q1のドレインに接続され、接続端子16bが電圧比較
器13の非反転入力端(+)に接続されている。
【0038】そして、接続端子16aは、抵抗R1を介
して接続端子16bに接続されるとともに、抵抗R2を
介して接地されている。また、抵抗R1と接続端子16
Bとの接続点は、コンデンサC4を介して接地されてい
る。
【0039】図4は、上記パルス検出器19の詳細を示
している。この場合、接続端子19aがトランスTrの
3次巻線NdとダイオードD1との接続点に接続され、
接続端子19bが反転器20の入力端に接続されてい
る。
【0040】そして、接続端子19aは、ダイオードD
3を順方向に介した後、抵抗R3,R4を直列に介して
接地されている。また、抵抗R3,R4の接続点は、接
続端子19bに接続されるとともに、コンデンサC5を
介して接地されている。
【0041】図5は、上記誤差増幅器17の詳細を示し
ている。この場合、接続端子17aがダイオードD2と
コンデンサC2との接続点に接続され、接続端子17
b、つまり、フォトカプラ17cの受光素子を構成する
フォトトランジスタQ2のコレクタが、ダイオードD1
とコンデンサC3との接続点に接続され、接続端子17
dが電圧比較器13の反転入力端(−)に接続されてい
る。
【0042】そして、接続端子17aは、抵抗R6,R
7を直列に介して接地されるとともに、抵抗R5を介し
た後、上記フォトカプラ17cの発光素子を構成する発
光ダイオードD4を順方向に介して、定電圧ダイオード
D5のカソードに接続されている。この定電圧ダイオー
ドD5のアノードは接地され、制御端は、抵抗R6,R
7の接続点に接続されている。
【0043】また、フォトトランジスタQ2のエミッタ
は、抵抗R9を介して接地されるとともに、抵抗R8を
介して演算増幅器OP1の反転入力端(−)に接続され
ている。この演算増幅器OP1の非反転入力端(+)
は、定電圧源Eを介して接地されている。
【0044】さらに、この演算増幅器OP1の反転入力
端(−)と出力端との間には、抵抗R10が接続されて
いる。そして、この演算増幅器OP1の出力端は、ダイ
オードD6を順方向に介した後、抵抗R11を介して接
続端子17bに接続されている。また、抵抗R11と接
続端子17bとの接続点は、抵抗R12を介して接地さ
れるとともに、定電圧ダイオードD7を逆方向に介して
接地されている。
【0045】図6は、上記した実施の形態の変形例を示
している。この変形例では、反転器20の出力をFF回
路14のリセット(R)入力に供給し、電圧比較器13
の出力をFF回路14のセット(S)入力に供給し、F
F回路14の反転出力Q ̄でスイッチング素子Q1を制
御している。
【0046】図7は、上記した実施の形態のさらに他の
変形例を示し、図8は、この変形例における各部の動作
波形を示している。すなわち、パルス検出器19と反転
器20との間に、パルス立ち下がり遅延回路22を介挿
接続している。
【0047】ほとんどのスイッチング電源装置におい
て、スイッチング素子がオフすると、そのドレイン電圧
が急激に上昇し損失を増大させるので、これをスナバー
コンデンサCsで防止している。
【0048】しかしながら、前述のスイッチング素子Q
1がオンするときは、このスナバーコンデンサCsに充
電されたエネルギーを放電させるため、損失が増大する
ことになる。
【0049】図7に示した変形例では、この損失を最小
限にするためにパルス立ち下がり遅延回路22を設けて
いる。すなわち、トランスTrの2次側電流が終了する
と、トランスTrの1次巻線NpのインダクタンスLp
とスナバーコンデンサCsとの間で共振現象が起こる。
この共振電圧は、スイッチング素子Q1のドレイン電圧
となる。
【0050】トランスTrの2次側に流れる電流が終了
してから、上記共振電圧が最低のレベルに達するまでの
時間Tdだけ、パルス検出器19の出力が反転器20に
供給されることを、パルス立ち下がり遅延回路22によ
って遅延させる。
【0051】この遅延時間Tdは、 Td=π(Lp×Cs)1/2 なる式によって予め求めることが可能である。
【0052】これにより、スナバーコンデンサCsに充
電されたエネルギーが最小になった時刻で、スイッチン
グ素子Q1をオンさせることができるため、損失を最小
とすることができる。
【0053】上記した実施の形態では、スイッチング電
源装置の制御にデジタルIC(Integrated Circuit)を
使用し、発振器12を使用しない簡単な構成で自励式フ
ライバックコンバータ方式の電源回路を提供し、効率も
従来の発振器12を使用した自励式フライバックコンバ
ータ方式の電源より向上している。
【0054】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡易な構成でスイッチング素子のオン時における損失の
低減を図り、電力変換の効率化を促進し得る極めて良好
なスイッチング電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を説明するために示すブ
ロック構成図。
【図2】同実施の形態における各部の動作波形を説明す
るために示す図。
【図3】同実施の形態における電流検出器の詳細を説明
するために示す回路構成図。
【図4】同実施の形態におけるパルス発生器の詳細を説
明するために示す回路構成図。
【図5】同実施の形態における誤差増幅器の詳細を説明
するために示す回路構成図。
【図6】同実施の形態における変形例を説明するために
示すブロック構成図。
【図7】同実施の形態における他の変形例を説明するた
めに示すブロック構成図。
【図8】同他の変形例における各部の動作波形を説明す
るために示す図。
【図9】従来のスイッチング電源装置を説明するために
示すブロック構成図。
【図10】同従来装置の各部の動作波形を説明するため
に示す図。
【符号の説明】
11…制御回路、 12…発振器、 13…電圧比較器、 14…FF回路、 15…駆動回路、 16…電流検出器、 17…誤差増幅器、 18…電源電圧供給器、 19…パルス検出器、 20…反転器、 21…開閉器、 22…パルス立ち下がり遅延回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング素子のオンオフにより直流電
    圧が印加される1次巻線と、この1次巻線に誘起された
    エネルギーを負荷に供給するための2次巻線、及び逆起
    電力によるパルス電圧を発生する3次巻線とを有するト
    ランスと、 前記3次巻線に生じるパルス電圧を検出するパルス検出
    器と、前記パルス電圧を反転する反転器とを含み、前記
    反転パルスを制御パルスとして出力するパルス発生手段
    と、前記負荷に供給する出力電圧と基準電圧とを比較して、
    その差分に相当する誤差電圧を得る誤差増幅器と、 前記スイッチング素子を流れる電流に比例した電圧と、
    前記誤差増幅器からの誤差電圧とを比較する手段を有
    し、 前記負荷に供給する出力電圧の変化に応答して第1
    のパルスを発生する手段と、 前記第1のパルス及び前記制御パルスが入力され、これ
    ら第1のパルス及び制御パルスの入力に応答して出力状
    態が変化する2安定回路と、 前記2安定回路からの出力を利用して前記スイッチング
    素子をオンオフ制御し、前記制御パルス期間に前記スイ
    ッチング素子をオン状態となす駆動手段と 前記反転器からの制御パルスの出力状態を制御し、前記
    スイッチング素子のオフ状態への切り替えを助長するた
    め、前記反転器の出力端と基準電位点間に接続され、前
    記第1のパルスに応答して導通する開閉器と を具備して
    なることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】前記2安定回路は、セット入力端とリセッ
    ト入力端とを有するフリップフロップ回路にてなり、前
    記反転器からの制御パルスが前記セット入力端に供給さ
    れ、前記第1のパルスが前記リセット入力端に供給さ
    れ、非反転出力端から前記スイッチング素子をオンオフ
    制御するための出力信号を得ることを特徴とする請求項
    記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】前記2安定回路は、セット入力端とリセッ
    ト入力端とを有するフリップフロップ回路にてなり、前
    記反転器からの制御パルスが前記リセット入力端に供給
    され、前記第1のパルスが前記セット入力端に供給さ
    れ、反転出力端から前記スイッチング素子をオンオフ制
    御するための出力信号を得ることを特徴とする請求項
    記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】スイッチング素子のオンオフにより直流電
    圧が印加される1次巻線と、この1次巻線に誘起された
    エネルギーを負荷に供給するための2次巻線、及び逆起
    電力によるパルス電圧を発生する3次巻線とを有するト
    ランスと、 前記3次巻線に生じるパルス電圧を検出するパルス検出
    器と、前記パルス検出器からのパルス電圧の立ち下がり
    を所定時間遅延させる遅延手段と、前記遅延手段から出
    力されたパルス電圧を反転する反転器とを含み、この
    転パルスを制御パルスとして出力するパルス発生手段
    と、前記負荷に供給する出力電圧と基準電圧とを比較して、
    その差分に相当する誤差電圧を得る誤差増幅器と、 前記スイッチング素子を流れる電流に比例した電圧と、
    前記誤差増幅器からの誤差電圧とを比較する手段を有
    し、 前記負荷に供給する出力電圧の変化に応答して第1
    のパルスを発生する手段と、 前記第1のパルス及び前記制御パルスが入力され、これ
    ら第1のパルス及び制御パルスの入力に応答して出力状
    態が変化する2安定回路と、 前記2安定回路からの出力を利用して前記スイッチング
    素子をオンオフ制御し、前記制御パルス期間に前記スイ
    ッチング素子をオン状態となす駆動手段と 前記反転器からの制御パルスの出力状態を制御し、前記
    スイッチング素子のオフ状態への切り替えを助長するた
    め、前記反転器の出力端と基準電位点間に接続され、前
    記第1のパルスに応答して導通する開閉器と を具備して
    なることを特徴とするスイッチング電源装置。
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