JP3488464B2 - 転がり抵抗及び付着限界の測定方法及び測定装置 - Google Patents
転がり抵抗及び付着限界の測定方法及び測定装置Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N19/00—Investigating materials by mechanical methods
- G01N19/02—Measuring coefficient of friction between materials
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タイヤとタイヤがころがる走行表面との間
に存在する力を決定することができ、さらに特に、長手
方向の力を利用してタイヤの特性の測定を可能にする装
置に関する。かかる特性は、例えば転がり抵抗及び長手
方向の付着係数である。本発明は又、かかる装置によっ
て実施される方法に関し、特に異なるタイヤの転がり抵
抗及び付着限界の特性、或いは異なる走行面による同じ
特性の比較測定方法に関する。
に存在する力を決定することができ、さらに特に、長手
方向の力を利用してタイヤの特性の測定を可能にする装
置に関する。かかる特性は、例えば転がり抵抗及び長手
方向の付着係数である。本発明は又、かかる装置によっ
て実施される方法に関し、特に異なるタイヤの転がり抵
抗及び付着限界の特性、或いは異なる走行面による同じ
特性の比較測定方法に関する。
転がり抵抗の測定中役割を担うことのできる全ての要
因を考慮すれば、この測定は非常に困難で、知られてい
るように主に2種類の方法がある。第1の方法は、機械
による測定に関し、フライホイールによる測定が可能で
あり、試験すべきタイヤが大小の直径のフライホイール
を走行し、又ローラ試験ベンチによる測定で、ローラが
小径を有し、平らな走行面で受けるのと相当異なる応力
をタイヤに生じ、平らな走行面上の機械の外観はベルト
状で、タイヤがその上をころがる。第2のタイプは、解
析用の車両であろうと、在来の車両であろうと一般的に
車両に行われる実際の走路及び走行面での測定に関す
る。この後者の車両については、所謂走行面減速方法が
よく用いられ、この方法は、他の方法より確実に高価で
あるが、環境の要因を最大限含むので、興味深い結果を
与える。
因を考慮すれば、この測定は非常に困難で、知られてい
るように主に2種類の方法がある。第1の方法は、機械
による測定に関し、フライホイールによる測定が可能で
あり、試験すべきタイヤが大小の直径のフライホイール
を走行し、又ローラ試験ベンチによる測定で、ローラが
小径を有し、平らな走行面で受けるのと相当異なる応力
をタイヤに生じ、平らな走行面上の機械の外観はベルト
状で、タイヤがその上をころがる。第2のタイプは、解
析用の車両であろうと、在来の車両であろうと一般的に
車両に行われる実際の走路及び走行面での測定に関す
る。この後者の車両については、所謂走行面減速方法が
よく用いられ、この方法は、他の方法より確実に高価で
あるが、環境の要因を最大限含むので、興味深い結果を
与える。
付着限界測定に関し、機械による測定の場合には一般
的にフライホイールの使用が一般的に行われるが、車両
を異なる可変の走行面の走路を走行させることがより頻
繁に行われる。車両及び走路についてのこの方法は、フ
ライホイールは大きな直径でなければならないので、フ
ライホイールについての方法と同じように、相当なスペ
ースを必要とする。
的にフライホイールの使用が一般的に行われるが、車両
を異なる可変の走行面の走路を走行させることがより頻
繁に行われる。車両及び走路についてのこの方法は、フ
ライホイールは大きな直径でなければならないので、フ
ライホイールについての方法と同じように、相当なスペ
ースを必要とする。
本発明の目的は、限られたスペース内で或いは走行路
或いは作業場と比較して少なくとも非常に小さいスペー
スで転がり抵抗及び/又は付着限界の比較測定を少なく
とも可能にし、平らな走行面或いは非常に小さい曲率で
回転することができる装置を提供することにある。
或いは作業場と比較して少なくとも非常に小さいスペー
スで転がり抵抗及び/又は付着限界の比較測定を少なく
とも可能にし、平らな走行面或いは非常に小さい曲率で
回転することができる装置を提供することにある。
本発明の装置は、2つの同寸法の取付組立体を有し、
取付組立体は中心線が無負荷の組立体の回転中心を結ぶ
直線と平行である連結アームによって組立てられ、前記
連結アームは、各組立体に課せられる荷重を得るのに必
要なカウンタウェイト手段を有し、静止状態の装置の重
心が前記直線と装置が転がる走行面の間に位置し、装置
はさらに取付組立体の転がりによって走行面に垂直な取
付組立体の回転中心を結ぶ直線を包含する平面に対して
所定の角度位置を与えるサイクロイド運動をその重心に
与えることができる手段を有することを特徴とする。
取付組立体は中心線が無負荷の組立体の回転中心を結ぶ
直線と平行である連結アームによって組立てられ、前記
連結アームは、各組立体に課せられる荷重を得るのに必
要なカウンタウェイト手段を有し、静止状態の装置の重
心が前記直線と装置が転がる走行面の間に位置し、装置
はさらに取付組立体の転がりによって走行面に垂直な取
付組立体の回転中心を結ぶ直線を包含する平面に対して
所定の角度位置を与えるサイクロイド運動をその重心に
与えることができる手段を有することを特徴とする。
取付組立体は、所定圧力まで膨張された少なくとも1
つのタイアと、その取付けリムとによって形成され、前
記リムはハブに締結され得るホイールディスクを有す
る。2つの取付組立体を連結する連結アームは、任意断
面、例えば円形或いは正方形の硬質の連結バーで、ディ
スクそれ自身が締結される2つのハブに強固に締結され
るものであるのがよい。このアームは取付組立体のハブ
及びディスク内にこの目的のために設けられたハウジン
グ内で自由に回転できるアームであるのが有利である。
用語「平行」が「併合」を含むようにして、連結アーム
は回転軸であるのが好ましく、対称軸線であるその中心
線は組立てられた組立体の回転中心を結ぶ直線である。
つのタイアと、その取付けリムとによって形成され、前
記リムはハブに締結され得るホイールディスクを有す
る。2つの取付組立体を連結する連結アームは、任意断
面、例えば円形或いは正方形の硬質の連結バーで、ディ
スクそれ自身が締結される2つのハブに強固に締結され
るものであるのがよい。このアームは取付組立体のハブ
及びディスク内にこの目的のために設けられたハウジン
グ内で自由に回転できるアームであるのが有利である。
用語「平行」が「併合」を含むようにして、連結アーム
は回転軸であるのが好ましく、対称軸線であるその中心
線は組立てられた組立体の回転中心を結ぶ直線である。
取付組立体の回転中心を結ぶ直線より半径方向下方の
装置の重心にサイクロイド運動を与えることができる手
段に関して、それらは異なるタイプであるのがよい。取
付組立体の回転運動は、取付組立体の回転中心を連結
し、且つハブ内で自由に回転する車軸に牽引力を適用し
た結果であるのがよい。この運動は又、2つの組立体に
手動或いは機械的に課せられた回転運動を適用した結果
でもよい。装置が転がる走行面の傾斜の結果でもよい。
装置の重心にサイクロイド運動を与えることができる手
段に関して、それらは異なるタイプであるのがよい。取
付組立体の回転運動は、取付組立体の回転中心を連結
し、且つハブ内で自由に回転する車軸に牽引力を適用し
た結果であるのがよい。この運動は又、2つの組立体に
手動或いは機械的に課せられた回転運動を適用した結果
でもよい。装置が転がる走行面の傾斜の結果でもよい。
転がり抵抗の比較測定を得るために、本発明による装
置は、レバーとして役に立つハンドリングアームを有す
るのが有利であり、ハンドリングアームは重心を所望の
角度位置に維持することができる手段によって取付組立
体の1つ或いは複数のハブ或いは1つ或いは複数のディ
スクに強固に締結される。
置は、レバーとして役に立つハンドリングアームを有す
るのが有利であり、ハンドリングアームは重心を所望の
角度位置に維持することができる手段によって取付組立
体の1つ或いは複数のハブ或いは1つ或いは複数のディ
スクに強固に締結される。
装置が静止しているとき、このハンドリングアームは
組立体の回転中心を結ぶ車軸の中心線を包含し、且つ装
置が転がる走行面に垂直な平面内に位置するのが好まし
く、さらにアームは2つの取付組立体を連結する車軸に
強固に締結され、次いで車軸は、回転可能にハブと一体
であり、カウンターウェイト手段は車軸に強固に取付ら
れる。
組立体の回転中心を結ぶ車軸の中心線を包含し、且つ装
置が転がる走行面に垂直な平面内に位置するのが好まし
く、さらにアームは2つの取付組立体を連結する車軸に
強固に締結され、次いで車軸は、回転可能にハブと一体
であり、カウンターウェイト手段は車軸に強固に取付ら
れる。
所定のタイアの付着限界の測定の場合には、本発明に
よる装置は組立体の回転中心を結び、牽引用ケーブルの
巻回のために少なくとも1つのプーリーを有する車軸を
有し、プーリーは車軸に強固に締結され、回転可能に固
定される。周知の手段によるケーブルへの牽引力の適用
によって、装置を回転状態に置き並びに装置の重心Gを
運動状態に置くことが可能になる。
よる装置は組立体の回転中心を結び、牽引用ケーブルの
巻回のために少なくとも1つのプーリーを有する車軸を
有し、プーリーは車軸に強固に締結され、回転可能に固
定される。周知の手段によるケーブルへの牽引力の適用
によって、装置を回転状態に置き並びに装置の重心Gを
運動状態に置くことが可能になる。
本発明によれば、同じ走行面で2組のタイアの転がり
抵抗の比較測定を可能にする第1工程は、互いに同一の
第1組のタイアを備えた第1装置と、互いに同一だが、
第1装置が備えたタイアとは異なる第2組のタイアを備
えた第2装置である、上述のような2つの装置を用い、
2つの装置を同じ走行面に配置し、カウンターウェイト
手段によって各装置にとって必要な荷重を保証し、同じ
角度位置を得るまで2つの装置を回転状態に置くことに
よって、2つの装置の重心にサイクロイド運動を与え、
中心をこの位置のままにして、同時に自由な運動を与え
ることからなる。
抵抗の比較測定を可能にする第1工程は、互いに同一の
第1組のタイアを備えた第1装置と、互いに同一だが、
第1装置が備えたタイアとは異なる第2組のタイアを備
えた第2装置である、上述のような2つの装置を用い、
2つの装置を同じ走行面に配置し、カウンターウェイト
手段によって各装置にとって必要な荷重を保証し、同じ
角度位置を得るまで2つの装置を回転状態に置くことに
よって、2つの装置の重心にサイクロイド運動を与え、
中心をこの位置のままにして、同時に自由な運動を与え
ることからなる。
装置の転がりによって2つの装置の重心を同じように
持ち上げる際に、同じ位置エネルギーが蓄えられる。装
置を解放する際、装置は減衰する回転振り子運動を与え
られ、減衰は装置が備えたタイアの転がり抵抗のためで
あり、この減衰は転がり抵抗に比例する。好ましい使用
の装置は回転状態を引き起こすハンドリングアームを有
するので、装置を所定位置のままにするのは、走行面に
フック或いは固定されるこのアームによって確保するの
が有利である。
持ち上げる際に、同じ位置エネルギーが蓄えられる。装
置を解放する際、装置は減衰する回転振り子運動を与え
られ、減衰は装置が備えたタイアの転がり抵抗のためで
あり、この減衰は転がり抵抗に比例する。好ましい使用
の装置は回転状態を引き起こすハンドリングアームを有
するので、装置を所定位置のままにするのは、走行面に
フック或いは固定されるこのアームによって確保するの
が有利である。
比較測定は、比較すべき1組のタイアを備えた各装置
によって、それぞれ経験される振動数、所定時間内の振
動数或いは装置の停止までの振動数の比較によって行わ
れるのが好ましい。
によって、それぞれ経験される振動数、所定時間内の振
動数或いは装置の停止までの振動数の比較によって行わ
れるのが好ましい。
本発明によれば、同じ走行面でタイアの組の付着限界
の比較測定を可能にする第2工程は、互いに同一の第1
組タイアを備えた第1装置と、互いに同一であるが、第
1組のタイアと異なる第2組のタイアを備えた第2装置
であるこれらの説明されたような少なくとも2つの装置
を用い、装置を同じ走行面に配置し、カウンターウェイ
ト手段によって各装置にとって必要な荷重を保証し、タ
イアの組と走行面との間に滑りを得るまで装置の回転軸
に強固に締結された巻回用プーリーに巻かれた少なくと
も1つの牽引ケーブルによって各装置に生じた牽引合力
を及ぼすことからなる。
の比較測定を可能にする第2工程は、互いに同一の第1
組タイアを備えた第1装置と、互いに同一であるが、第
1組のタイアと異なる第2組のタイアを備えた第2装置
であるこれらの説明されたような少なくとも2つの装置
を用い、装置を同じ走行面に配置し、カウンターウェイ
ト手段によって各装置にとって必要な荷重を保証し、タ
イアの組と走行面との間に滑りを得るまで装置の回転軸
に強固に締結された巻回用プーリーに巻かれた少なくと
も1つの牽引ケーブルによって各装置に生じた牽引合力
を及ぼすことからなる。
付着限界の比較は、測定針として役に立つ2つの装置
のハンドリングバーを観察することによって行われる
が、1つ或いは複数の牽引ケーブルに配置されたダイナ
モメータによって加えられた力を読むことによって行う
ことが好ましい。
のハンドリングバーを観察することによって行われる
が、1つ或いは複数の牽引ケーブルに配置されたダイナ
モメータによって加えられた力を読むことによって行う
ことが好ましい。
説明した比較測定を平行して実施された測定と呼ぶな
ら、これらの同じ測定は又、第1測定を第1組のタイア
について行い、第2測定を第2組のタイアについて行っ
て、単一の装置によって連続して行うこともできる。
ら、これらの同じ測定は又、第1測定を第1組のタイア
について行い、第2測定を第2組のタイアについて行っ
て、単一の装置によって連続して行うこともできる。
本発明の特徴及び利点は、例示であり、限定ではない
本発明の実施例を示す、図面を参照する以下の説明によ
ってより理解されるであろう。
本発明の実施例を示す、図面を参照する以下の説明によ
ってより理解されるであろう。
図1は、本発明により装置の第1実施例を概略的に示
す。
す。
図2は又、装置の第2実施例を概略的に示す。
図3は、装置の第3実施例を概略的に示す。
図4は、転がり抵抗の測定作業に用いられる、図1に
示した装置を概略的に示す。
示した装置を概略的に示す。
図5は、図3の装置及び付着限界の測定作業における
その使用を概略的に示す。
その使用を概略的に示す。
図6は、付着限界の測定作業に異なる仕方で用いられ
る、図1に示す装置を概略的に示す。
る、図1に示す装置を概略的に示す。
本発明による図1に示す装置Dは、互いに同一の2つ
の取付組立体からなる。これらの組立体Eの各々は、リ
ム2に取付けられ、且つ試験圧力まで膨張したタイア1
で形成されている。リム2は、ディスク3によってハブ
4に取付られ、ディスク3は締結ネジ5によってハブ4
に組立られている。2つのハブは円形断面の車軸6によ
って接合され、車軸6は例示の説明では、ハブ4にしっ
かり締結され、従って車軸6はハブ4に対して自由に回
転することができない。車軸6は、鋳鉄或いは銑鉄の部
品が締結されたナセル或いはロードキャリアであるロー
ドキャリア7を有し、これらの部品は取付組立体Eへの
対称的な所望の荷重を保証するようにしている。このロ
ードキャリア7は、ブラケット8によって車軸に強固に
締結され、その結果、静止状態における装置の重心G
は、取付組立体Eの2つの回転中心を結ぶ軸線ZZ′より
明確に半径方向下方にある。車軸6はさらに、ハンドリ
ングアーム9を有し、このアーム9は実際、逆U字形の
バーであり、バーは車軸6に強固に締結され、且つ装置
Dを回転状態に置くようになっている。本発明による装
置の一実施例を図2に示す。この装置Dは、荷重保持用
ロードキャリア7が強固に取付られ、且つ2つのハブ4
を連結する(2つの図面で同じ部品の場合には、同じ参
照番号を使用する)連結アーム10が、取付組立体Eの2
つの回転中心Oを結ぶ車軸6の対称軸ZZ′と同一の対称
軸を有しない点で図1に示されたのと主に異なる。この
連結アーム或いは関節アームは、この目的のためにハブ
4内に設けられたハウジング11内で自由に回転でき、ベ
アリング12がハウジング11内に配置されている。図1の
場合でも同じことが車軸6に当てはまり、車軸6はハウ
ジング13内で自由に回転できるが、車軸6は、摩擦ライ
ニング15から形成された装置14によって阻止され、プレ
ート16がバネ17の圧縮によって引き起こされる型締め力
の作用によって摩擦ライニング15に当てられる。図2の
装置の回転運動は、バー、コード、金属ケーブルである
のが良く、車軸6に強固に締結されるが、装置から開放
するのが望ましいときにそこから容易にしかも即座に離
すことができる牽引要素18に作用する牽引力によって保
証される。牽引力は、手動或いは機械ウインチのような
周知の機械装置によって、或いはより簡単には手動によ
って及ぼされる。転がり抵抗の測定中阻止される車軸6
には、装置の重心Gの鉛直運動を見えるようにすること
ができ、且つ鉛直運動の完全な停止まで振動数を数える
ことができる測定針19が締結されている。
の取付組立体からなる。これらの組立体Eの各々は、リ
ム2に取付けられ、且つ試験圧力まで膨張したタイア1
で形成されている。リム2は、ディスク3によってハブ
4に取付られ、ディスク3は締結ネジ5によってハブ4
に組立られている。2つのハブは円形断面の車軸6によ
って接合され、車軸6は例示の説明では、ハブ4にしっ
かり締結され、従って車軸6はハブ4に対して自由に回
転することができない。車軸6は、鋳鉄或いは銑鉄の部
品が締結されたナセル或いはロードキャリアであるロー
ドキャリア7を有し、これらの部品は取付組立体Eへの
対称的な所望の荷重を保証するようにしている。このロ
ードキャリア7は、ブラケット8によって車軸に強固に
締結され、その結果、静止状態における装置の重心G
は、取付組立体Eの2つの回転中心を結ぶ軸線ZZ′より
明確に半径方向下方にある。車軸6はさらに、ハンドリ
ングアーム9を有し、このアーム9は実際、逆U字形の
バーであり、バーは車軸6に強固に締結され、且つ装置
Dを回転状態に置くようになっている。本発明による装
置の一実施例を図2に示す。この装置Dは、荷重保持用
ロードキャリア7が強固に取付られ、且つ2つのハブ4
を連結する(2つの図面で同じ部品の場合には、同じ参
照番号を使用する)連結アーム10が、取付組立体Eの2
つの回転中心Oを結ぶ車軸6の対称軸ZZ′と同一の対称
軸を有しない点で図1に示されたのと主に異なる。この
連結アーム或いは関節アームは、この目的のためにハブ
4内に設けられたハウジング11内で自由に回転でき、ベ
アリング12がハウジング11内に配置されている。図1の
場合でも同じことが車軸6に当てはまり、車軸6はハウ
ジング13内で自由に回転できるが、車軸6は、摩擦ライ
ニング15から形成された装置14によって阻止され、プレ
ート16がバネ17の圧縮によって引き起こされる型締め力
の作用によって摩擦ライニング15に当てられる。図2の
装置の回転運動は、バー、コード、金属ケーブルである
のが良く、車軸6に強固に締結されるが、装置から開放
するのが望ましいときにそこから容易にしかも即座に離
すことができる牽引要素18に作用する牽引力によって保
証される。牽引力は、手動或いは機械ウインチのような
周知の機械装置によって、或いはより簡単には手動によ
って及ぼされる。転がり抵抗の測定中阻止される車軸6
には、装置の重心Gの鉛直運動を見えるようにすること
ができ、且つ鉛直運動の完全な停止まで振動数を数える
ことができる測定針19が締結されている。
図3に示す本発明の装置の実施例は、図1に示すもの
と略同じである。しかしながら、以下の点で異なる。装
置Dの回転車軸6と同一の連結アーム10は、2つのプー
リー20を有し、それぞれ牽引ケーブルが巻かれた溝21を
有する。これらのプーリー20は、ネジ、ボルト等の取付
け具によって適当な仕方で車軸6にしっかり締結されて
いる。
と略同じである。しかしながら、以下の点で異なる。装
置Dの回転車軸6と同一の連結アーム10は、2つのプー
リー20を有し、それぞれ牽引ケーブルが巻かれた溝21を
有する。これらのプーリー20は、ネジ、ボルト等の取付
け具によって適当な仕方で車軸6にしっかり締結されて
いる。
プーリー20は、種々の直径でよく、溝を備えた円筒リ
ング20¨の円筒部分20′に配置され、且つ締結すること
によって形成するのが有利である。一方のプーリー20
は、上述のように測定針19を有する。
ング20¨の円筒部分20′に配置され、且つ締結すること
によって形成するのが有利である。一方のプーリー20
は、上述のように測定針19を有する。
図4では、図1の装置が一方では静止控え状態で、他
方では装置の重心Gを開始位置に置いた後の状態を示
す。構造特性或いは使用(圧力、荷重等)特性のいいず
れかによって互いに異なる2組のタイアの転がり抵抗を
比較測定するために、図1に示すのと同様な2つの装置
Dが使用され、さらに同じ走行面に並べて配置される。
2つの装置Dは、各装置が有するハンドリングバー9に
よって回転運動を手動で適用することによって回転運動
が与えられ、各装置のハンドリングバー9はこの回転中
走行面に固定されたフック22に捕らえられるまで回転運
動は続き、重心G(荷重が2つの装置で等しいなら、回
転軸00から同じ距離である)或いはG′及びG¨(2つ
の装置で荷重が異なるなら、車軸00から異なる距離であ
る)は、各重心が図の平面上で車軸00のトレース0によ
って、走行面に垂直な方向と2つの装置の間に同じ角度
αを形成し、バー9が走行面に締結されたフック22によ
ってフックされるとき中心0を通る直線を構成する仕方
で、多かれ少なかれ短いサイクロイドを描く。同じモー
メントTで、2つのハンドリングバー9はフックが解か
れ、次いで2つの装置はタイアの転がり抵抗を含む全転
がり抵抗の関数として減衰する振り子運動を与えられ
る。
方では装置の重心Gを開始位置に置いた後の状態を示
す。構造特性或いは使用(圧力、荷重等)特性のいいず
れかによって互いに異なる2組のタイアの転がり抵抗を
比較測定するために、図1に示すのと同様な2つの装置
Dが使用され、さらに同じ走行面に並べて配置される。
2つの装置Dは、各装置が有するハンドリングバー9に
よって回転運動を手動で適用することによって回転運動
が与えられ、各装置のハンドリングバー9はこの回転中
走行面に固定されたフック22に捕らえられるまで回転運
動は続き、重心G(荷重が2つの装置で等しいなら、回
転軸00から同じ距離である)或いはG′及びG¨(2つ
の装置で荷重が異なるなら、車軸00から異なる距離であ
る)は、各重心が図の平面上で車軸00のトレース0によ
って、走行面に垂直な方向と2つの装置の間に同じ角度
αを形成し、バー9が走行面に締結されたフック22によ
ってフックされるとき中心0を通る直線を構成する仕方
で、多かれ少なかれ短いサイクロイドを描く。同じモー
メントTで、2つのハンドリングバー9はフックが解か
れ、次いで2つの装置はタイアの転がり抵抗を含む全転
がり抵抗の関数として減衰する振り子運動を与えられ
る。
信頼性のある比較を得るために、タイアの組の回転に
よって、タイアBを装置D2に取付けて装置D1のタイアA
に行う第1測定、第1測定を装置D2のタイアAに行った
直後の第2測定及び装置D2のタイアA及び装置D1のタイ
アBに第1測定を行った直後の第2測定を行うのが好ま
しい。2つの組の間で測定される転がり抵抗の相違は、
例えば振り子運動が完全に停止するまで2つの装置のバ
ー9によってそれぞれ行われる振動数によって示され、
回転中心から半径方向に最も遠いアーム9の端によって
横切られる全距離は、タイアA及びBの転がり抵抗に反
比例する。
よって、タイアBを装置D2に取付けて装置D1のタイアA
に行う第1測定、第1測定を装置D2のタイアAに行った
直後の第2測定及び装置D2のタイアA及び装置D1のタイ
アBに第1測定を行った直後の第2測定を行うのが好ま
しい。2つの組の間で測定される転がり抵抗の相違は、
例えば振り子運動が完全に停止するまで2つの装置のバ
ー9によってそれぞれ行われる振動数によって示され、
回転中心から半径方向に最も遠いアーム9の端によって
横切られる全距離は、タイアA及びBの転がり抵抗に反
比例する。
タイアの2つの組を比較するのに説明した工程は、特
性が異なり、特にこれらの特性が転がり抵抗に影響を及
ぼす2つ或いはそれ以上のタイプの走行面を比較するの
にちょうど有効であることが明らかである。互いに同じ
で、且つ低い高さの固体ゴムタイヤが好ましく、さらに
2つ或いはそれ以上の装置Dを2つ或いはそれ以上の走
行面に同時に回転させる4つの基準タイヤを採用するの
で十分である。
性が異なり、特にこれらの特性が転がり抵抗に影響を及
ぼす2つ或いはそれ以上のタイプの走行面を比較するの
にちょうど有効であることが明らかである。互いに同じ
で、且つ低い高さの固体ゴムタイヤが好ましく、さらに
2つ或いはそれ以上の装置Dを2つ或いはそれ以上の走
行面に同時に回転させる4つの基準タイヤを採用するの
で十分である。
図5では、2つ或いはそれ以上の組のタイヤの付着限
界を比較するのに必要な、2つ或いはそれ以上の装置の
使用状態を説明する。用いられる装置は、図3に示す装
置が好ましい。測定作業は、図3の装置の2つのプーリ
ー20の溝に巻かれた牽引ケーブル23に加えられた牽引合
力Xを介して回転運動が各装置に加えられ、プーリーは
対称面YY′に関して対称に配置される点で、主に先行の
ものと異なる。第1に、例示した平らな走行面から距離
hにおけるウインチ24によるこの力Xの適用は、装置の
回転軸OOのまわりの回転運動を引起し、装置の重心G
が、装置の対称面YY′における断面から見て、Oを通過
する走行面に垂直な線と角度α′を形成する直線GO上に
位置し、この角度は運動の開始で零であり、且つ取付組
立体が問題の走行面上を摺動する値α′0に達するまで
牽引力Xの関数として増大し、次いで問題のタイアの組
は付着限界に達して、牽引力X0に達する。角度α′
0は、重心Gと支持荷重に等しい走行面への反力を支持
する直線との間の所定の軸方向距離に相当する。付着限
界における付着係数を軸方向距離eの半径方向距離hに
対する比率に等しいものとして推測することが可能であ
る。
界を比較するのに必要な、2つ或いはそれ以上の装置の
使用状態を説明する。用いられる装置は、図3に示す装
置が好ましい。測定作業は、図3の装置の2つのプーリ
ー20の溝に巻かれた牽引ケーブル23に加えられた牽引合
力Xを介して回転運動が各装置に加えられ、プーリーは
対称面YY′に関して対称に配置される点で、主に先行の
ものと異なる。第1に、例示した平らな走行面から距離
hにおけるウインチ24によるこの力Xの適用は、装置の
回転軸OOのまわりの回転運動を引起し、装置の重心G
が、装置の対称面YY′における断面から見て、Oを通過
する走行面に垂直な線と角度α′を形成する直線GO上に
位置し、この角度は運動の開始で零であり、且つ取付組
立体が問題の走行面上を摺動する値α′0に達するまで
牽引力Xの関数として増大し、次いで問題のタイアの組
は付着限界に達して、牽引力X0に達する。角度α′
0は、重心Gと支持荷重に等しい走行面への反力を支持
する直線との間の所定の軸方向距離に相当する。付着限
界における付着係数を軸方向距離eの半径方向距離hに
対する比率に等しいものとして推測することが可能であ
る。
比較測定は2つの測定針19のそれぞれの位置によって
容易に目に見えるようにすることができるが、2つのタ
イアの組にそれぞれ値X0の力を与えて、牽引ケーブル22
に配置されたダイナモメータ25によって行うのも又有利
である。
容易に目に見えるようにすることができるが、2つのタ
イアの組にそれぞれ値X0の力を与えて、牽引ケーブル22
に配置されたダイナモメータ25によって行うのも又有利
である。
図6は又、本発明による装置、特に図1及び図2に示
すような装置の使用した付着限界の比較測定に関する。
作業は装置Dの初期の回転運動及び研究された取付組立
体Eの走行面上の摺動が、適当な装置によって1つ或い
は複数の牽引ケーブル22に及ぼされる水平牽引力Xによ
ってでなく、傾斜した回転面Pの傾斜角度βによって引
き起こされ、この傾斜角度は、傾斜面Pが、例えばジャ
ッキ26によって走行面のレベルに設置された車軸27を中
心とする回転運動を与えられることによって変えられる
点で、図5と関連して既に説明した作業から異なる。
すような装置の使用した付着限界の比較測定に関する。
作業は装置Dの初期の回転運動及び研究された取付組立
体Eの走行面上の摺動が、適当な装置によって1つ或い
は複数の牽引ケーブル22に及ぼされる水平牽引力Xによ
ってでなく、傾斜した回転面Pの傾斜角度βによって引
き起こされ、この傾斜角度は、傾斜面Pが、例えばジャ
ッキ26によって走行面のレベルに設置された車軸27を中
心とする回転運動を与えられることによって変えられる
点で、図5と関連して既に説明した作業から異なる。
装置Dは、最初に水平な状態の回転平面Pに置かれ
る。次いで回転平面Pをゆっくり一定の速さで傾けて、
各装置を回転状態に置き、次いで回転平面の角度β0に
亘って装置は平面上を摺動する。2つの付着限界の比較
測定は、測定針19によって行われるが、2つの付着限界
を2つの回転平面Pのそれぞれの角度β0によって比較
することも可能である。これらの角度を知っていれば、
2組のタイアのそれぞれの摩擦力の計算がさらに可能に
なる。
る。次いで回転平面Pをゆっくり一定の速さで傾けて、
各装置を回転状態に置き、次いで回転平面の角度β0に
亘って装置は平面上を摺動する。2つの付着限界の比較
測定は、測定針19によって行われるが、2つの付着限界
を2つの回転平面Pのそれぞれの角度β0によって比較
することも可能である。これらの角度を知っていれば、
2組のタイアのそれぞれの摩擦力の計算がさらに可能に
なる。
付着限界測定の範囲内では、比較はタイアの組ではな
く、平らな走行面或いは傾斜した走行面に係わらず特性
が異なる走行面に関し、特に潤滑が異なる走行面に関す
ることは明らかである。
く、平らな走行面或いは傾斜した走行面に係わらず特性
が異なる走行面に関し、特に潤滑が異なる走行面に関す
ることは明らかである。
測定のばらつきは、タイアの組の使用される装置上の
回転並びに装置の比較すべき走行面上の回転によって最
小にされる。
回転並びに装置の比較すべき走行面上の回転によって最
小にされる。
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−256240(JP,A)
特開 昭63−193036(JP,A)
実開 平6−28711(JP,U)
実開 昭60−146752(JP,U)
米国特許3367170(US,A)
米国特許4144748(US,A)
米国特許4909073(US,A)
米国特許4955933(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01N 19/00 - 19/10
G01M 17/00 - 17/02
Claims (13)
- 【請求項1】連結アーム(10)によって組立られた少な
くとも2つの同一の取付組立体Eからなり、連結アーム
(10)の中心軸XX′は無負荷の取付組立体の回転中心を
結ぶ直線ZZ′に平行であり、前記連結アーム(10)は、
各組立体Eに負荷された荷重を得るのに必要で、装置D
の重心Gが静止状態で前記直線ZZ′と装置が転がる走行
表面との間に位置するようなカウンターウェイト手段
(3)を有し、さらに取付組立体Eの回転によって重心
Gにサイクロイド運動を与えて、取付組立体の回転中心
0を結び、且つ走行面に垂直な直線XX′を包含する平面
に対して所定の角度位置を取らせる手段(9、18、20、
P)を有するタイアの組(1)の転がり抵抗及び/又は
付着限界を測定するための装置D。 - 【請求項2】前記連結アーム(10)は、前記組立体Eの
回転中心を結ぶ軸線ZZ′の車軸(6)と併合する請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】車軸(6)は組立体のハブ(4)内で車軸
を自由に回転させることができる手段と、車軸がハブと
回転可能に固定される手段(14、15、16、17)とを有す
る請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】重心Gにサイクロイド運動を与えることが
できる手段は、装置Dの回転軸(6)に牽引力を加える
ことができる手段(18)である請求項1乃至請求項3の
いずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】重心Gにサイクロイド運動を与えることが
できる手段は、2つの組立体Eに回転運動を適用するこ
とができる手段(9、10)である請求項1乃至請求項3
のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】牽引力の適用を可能にする手段(18)は、
前記ハブ(4)内で自由に回転する車軸(6)の中心軸
ZZ′上に締結され、前記軸から取り外し可能な牽引要素
(18)からなり、牽引力は手動或いは機械的装置によっ
て保証される請求項4に記載の装置。 - 【請求項7】回転運動の適用を可能にするハブ(9)
は、レバーアームとして作用するハンドリングバー
(9)であり、レバーアームに手動或いは機械源の力が
加えられ、前記重心Gを所望の角度位置に維持すること
ができる手段(22)からなる請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】回転運動の適用を可能にする手段(20)
は、プーリー(20)の溝(21)に巻かれた牽引要素(2
2)であり、加えられた牽引力の作用点が軸XX′及びZ
Z′を包含する平面内に設置されるように零以外の異な
る直径である請求項5に記載の装置。 - 【請求項9】重心Gにサイクロイド運動を与えることが
できる手段は、走行面に対して傾斜した回転平面Pであ
り、傾斜角度βは時間の関数として可変である請求項1
乃至請求項3のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項10】互いに同一の第1組のタイアAを備えた
第1装置と、互いに同一だが、第1装置D1が備えたタイ
ヤと異なる第2組のタイヤBを備えた第2装置D2であ
る、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の少な
くとも2つの装置を用い、2つの装置Dを同じ走行面に
配置し、各装置Dにとって必要な荷重を荷重支持タンク
(7)に配置し、2つの重心Gの走行面の表面に対して
垂直な各平面に対する同じ角度位置αを得て、且つ各装
置Dの回転軸線00を包含するまで、2つの装置を回転状
態に置くことによって、2つの装置Dの重心Gにサイク
ロイド運動を与え、前記重心を前記位置α内に閉じ込
め、同じモーメントで自由な運動を与え、2つの装置の
鉛直運動の減衰を単なる観察或いは測定によって比較す
ることを特徴とする同じ走行面の少なくとも2組のタイ
アの転がり抵抗の比較測定方法。 - 【請求項11】請求項1乃至請求項9のいずれか1項に
記載の少なくとも2つの装置Dの使用であって、前記装
置は全て、リム上に僅かな高さの、互いに同一の固体ゴ
ムタイヤを備え、各装置は比較すべき転がり面の一方に
配置され、既に負荷された前記装置の重心Gは、2つの
重心Gが走行面の表面に対して垂直な各平面に対して同
じ角度位置αを得て、各装置Dの回転軸00をそれぞれ包
含するまで、2つの装置Dを回転状態に置くことによっ
て、サイクロイド運動を与え、前記重心は前記位置のま
まにされ、さらに同時に自由な運動を与えられ、2つの
装置の振り子運動の減衰を単に観察して、或いは測定す
ることによって比較する少なくとも2つの転がり面の特
性の比較測定方法。 - 【請求項12】互いに同一の第1対のタイアAを備えた
第1装置D1と、互いに同一だが、装置D1が備えるタイア
と異なる第2対のタイアBを備えた第2装置D2である、
請求項8に記載の少なくとも2つの装置を使用し、2つ
の負荷された装置を同じ走行面に配置し、走行面から距
離hを隔てて装置の対称平面YY′に関して対称に配置さ
れた2つのプーリー(20)の溝(21)に巻かれた牽引ケ
ーブル(22)に及ぼされた牽引合力X0を介して回転運動
を各装置に加えて、走行面上を摺動可能とする、同じ走
行面の少なくとも2組のタイアの付着限界の比較測定方
法。 - 【請求項13】互いに同一の第1対のタイアAを備えた
第1装置D1と、互いに同一だが、装置D1が備えるタイア
と異なる第2対のタイアBを備えた第2装置D2である、
請求項9に記載の少なくとも2つの装置を使用し、各装
置を平らな水平の回転面P上に配置し、前記表面に対応
する装置の摺動を得るまで各面Pを傾け、2つの傾斜面
の傾斜角度及び測定した角度に関する比較によって付着
限界を測定する同じ走行面の少なくとも2組のタイアの
付着限界の比較測定方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9310953A FR2709828A1 (fr) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | Dispositif pour la mise en Óoeuvre de méthodes de mesure de résistances au roulement et de limites d'adhérences, de pneumatiques ou de sols et les dites méthodes. |
FR93/10953 | 1993-09-10 | ||
PCT/EP1994/002718 WO1995007456A1 (fr) | 1993-09-10 | 1994-08-16 | Dispositif pour la mise en ×uvre de methodes de mesures de resistances au roulement et de limites d'adherence, et lesdites methodes |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08503781A JPH08503781A (ja) | 1996-04-23 |
JP3488464B2 true JP3488464B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=9450866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50841295A Expired - Fee Related JP3488464B2 (ja) | 1993-09-10 | 1994-08-16 | 転がり抵抗及び付着限界の測定方法及び測定装置 |
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---|---|
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EP (1) | EP0668997B1 (ja) |
JP (1) | JP3488464B2 (ja) |
KR (1) | KR100309752B1 (ja) |
CN (1) | CN1037469C (ja) |
CA (1) | CA2149054C (ja) |
DE (1) | DE69415494T2 (ja) |
ES (1) | ES2126141T3 (ja) |
FR (1) | FR2709828A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3150893B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2001-03-26 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ識別方法および装置 |
US5817936A (en) * | 1996-03-15 | 1998-10-06 | Caterpillar Inc. | Method for detecting an abnormal condition of a road surface by trending a resistance factor |
US6494076B1 (en) | 1998-12-22 | 2002-12-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pendulum rolling resistant test |
WO2000037921A1 (en) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pendulum rolling resistance test |
US6510733B2 (en) | 2000-10-23 | 2003-01-28 | Bridgestone/Firestone North American Tire, Llc | Tire testing machine |
DE102004011585A1 (de) * | 2004-03-10 | 2005-09-29 | Audi Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung des Rollwiderstandes von Reifen |
KR100683950B1 (ko) | 2005-03-22 | 2007-02-16 | 금호타이어 주식회사 | 고무 샘플을 이용한 타이어 롤링저항 측정 장치 및측정방법 |
CN101957306B (zh) * | 2009-07-15 | 2013-08-28 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 检测装置 |
CN102879204B (zh) * | 2012-09-13 | 2015-09-16 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种试验方法、试验装置及试验设备 |
US8442777B1 (en) | 2012-10-15 | 2013-05-14 | King Fahd University Of Petroleum And Minerals | System and method for measuring rolling resistance |
CN107209104A (zh) * | 2014-12-02 | 2017-09-26 | 戴纳索尔伊莱斯托米罗斯公司 | 用于测量瞬时粘合性的手动控制或远程控制的滚球设备 |
JP6602734B2 (ja) * | 2016-09-20 | 2019-11-06 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤの転がり抵抗評価装置 |
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-
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- 1993-09-10 FR FR9310953A patent/FR2709828A1/fr active Pending
-
1994
- 1994-08-16 KR KR1019950701909A patent/KR100309752B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1994-08-16 CN CN94190676A patent/CN1037469C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-16 US US08/446,634 patent/US5635623A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-16 EP EP94925457A patent/EP0668997B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-16 CA CA002149054A patent/CA2149054C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-16 WO PCT/EP1994/002718 patent/WO1995007456A1/fr active IP Right Grant
- 1994-08-16 ES ES94925457T patent/ES2126141T3/es not_active Expired - Lifetime
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