JP3488139B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP3488139B2
JP3488139B2 JP18644699A JP18644699A JP3488139B2 JP 3488139 B2 JP3488139 B2 JP 3488139B2 JP 18644699 A JP18644699 A JP 18644699A JP 18644699 A JP18644699 A JP 18644699A JP 3488139 B2 JP3488139 B2 JP 3488139B2
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聡 川口
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株式会社シルファー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】壁に設
けられた管材(ダクト)に付設される換気口は、一般的
に、管材に嵌入される円筒部と該円筒部の正面側に連設
される換気窓付の換気部とから構成されている。
【0003】ところで、この換気口を管材に付設する
際、換気口の円筒部と管材との間隙から雨水などが管材
内に侵入しないように、該円筒部の外周面に経時変化等
によって固化する粘性の高い液状のコーキング材を塗布
し、この円筒部を管材に嵌入することで円筒部と管材と
の間隙にコーキング材を配設し、該コーキング材によっ
て管材と円筒部との間隙を埋めるという方法が採用され
ている。
【0004】しかし、上記方法には下記の問題点があ
る。即ち、コーキング材は現場で手作業により円筒部上
に塗布されるが、この際、コーキング材が蛇行状態で塗
布される場合が多く、部分的に必要量以下しかコーキン
グ材が塗布されない部位が発生するおそれがあり、該部
位のコーキング不良が生じてしまう。また、コーキング
材が蛇行状態に塗布されることにより、コーキング材を
塗布し過ぎる部位も発生し、コーキング材の無駄が生じ
る。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するもので、
換気口へのコーキング材の塗布が良好に行え、コーキン
グ不良が生じない実用性,作業性に秀れた換気装置を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】通気機能を有する管材1と,該管材1に付
設される換気口aとから成る換気装置であって、換気口
aは、管材1に嵌入される筒部2と該筒部2の正面側に
連設される換気部3とで構成され、この筒部2には、該
筒部2に被嵌され筒部2と管材1との間に挿入される筒
体8と,管材1の先端面に近接若しくは当接する鍔部7
とから成り、筒部2に対してスライド移動する合成樹脂
などの弾性素材で形成されたリング部材6が密着状態で
係止されるように被嵌され、このリング部材6は、筒部
2を管材1に嵌入する際、該リング部材6が管材1によ
って押圧されることにより筒部2に対してスライド移動
するように設けられ、更に、このリング部材6と管材1
との間には液状のコーキング材5が配設されることを特
徴とする換気装置に係るものである。
【0008】また、請求項1記載の換気装置において、
鍔部7は、筒部2と管材1の先端面との間隙からコーキ
ング材5が流出することを阻止するものであることを特
徴とする換気装置に係るものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】リング部材6がコーキング材5
を塗布する際の目印となる為、該リング部材6の鍔部7
の基端部にして筒体8の管材1に挿入される側に液状の
コーキング材5を塗布することで、該液状のコーキング
材5が蛇行したりせず、筒部2(リング部材6)上に良
好且つ均一に塗布できることになる。
【0010】また、リング部材6に液状のコーキング材
5を塗布した後、筒部2を管材1に嵌入すると、リング
部材6は管材1によって押圧されスライド移動すること
になり、このスライド移動により前記液状のコーキング
材5は適正な位置に移動し、これによりコーキング不良
やコーキング材5の無駄が防止される。
【0011】また、鍔部7が、管材1の先端面に近接若
しくは当接することになる為、筒部2と管材1の先端面
との間隙からコーキング材5が流出することを阻止する
効果を発揮する。
【0012】本発明は上述のように構成したから、換気
口へのコーキング材の塗布作業が良好に行え、該コーキ
ング材が蛇行したりせず均一に塗布されることになり、
コーキング不良が生じたりしない実用性,作業性に秀れ
た換気装置となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一実施例、図2
は第二実施例を図示したものであり、以下に説明する。
【0014】第一実施例は、通気機能を有する管材1に
付設される換気口aであって、この換気口aは、管材1
に嵌入される円筒状の筒部2と該筒部2の正面側に連設
される換気部3とで構成され、筒部2の外周面にして管
材1の開口部内周面と対向する部位には、筒部2と管材
1との間に配設されるコーキング材5を保持する凹溝4
が設けられているものである。
【0015】凹溝4は、筒部2の周方向に繞設状態に設
けられている。尚、凹溝4として、筒部2の周方向に所
定間隔を置いて凹部を点在せしめる構成を採用しても良
い。
【0016】筒部2と換気部3とは、筒部2の正面側に
設けられた鍔部10と、換気部3の周縁に設けられた鍔部
11とが重合されることにより連設されている。
【0017】また、換気部3に設けられた鍔部11の先端
には壁9に向かって突出するフランジ12が設けられてい
る。
【0018】コーキング材5は、筒部2の外周面に塗布
する際には高い粘性を有する液状で、常時はチューブに
入れられており、該チューブから出されて筒部2に塗布
され、続いて、該筒部2を管材1に嵌入した後、経時変
化や加熱などの適宜な手段によって固化するものが採用
されている。
【0019】また、凹溝4はプレス加工や絞り加工や板
金加工などによって形成される。
【0020】図中、符号14は換気窓、15は網などの通気
部材、16は抜け止め部材、17はフランジ12と壁9との間
隙から雨水などが侵入することを防止する為に設けられ
るコーキング材である。
【0021】第一実施例は上述のように構成したから、
凹溝4がコーキング材5を塗布する際の目印となる為、
筒部2の外周面に設けられた凹溝4の近傍にコーキング
材5を塗布することで、作業者は筒部2上に的確にコー
キング材5を塗布することでき、よって、コーキング材
5を均一且つ適切な量だけ塗布することが可能で、コー
キング不良やコーキング材5の無駄を防止することがで
きる実用性,作業性に秀れた換気口となる。
【0022】また、凹溝4の存在によって筒部2とコー
キング材5との当接面積が広くなり、コーキング材5が
筒部2上に良好に保持されることになる実用性に秀れた
換気口となる。
【0023】第二実施例は、通気機能を有する管材1
と,該管材1に付設される換気口aとから成る換気装置
であって、換気口aは、管材1に嵌入される筒部2と該
筒部2の正面側に連設される換気部3とで構成され、こ
の筒部2には、該筒部2に被嵌され筒部2と管材1との
間に挿入される筒体8と,管材1の先端面に近接若しく
は当接する鍔部7とから成るリング部材6が設けられ、
該リング部材6と管材1との間にはコーキング材5が配
設されているものである。
【0024】リング部材6は筒部2に対してスライド移
動自在に設けられる。
【0025】また、このリング部材6は、合成樹脂など
の弾性を有する素材により形成され、該弾性によって筒
部2に密着状態で係止されるように構成されている。
【0026】筒部2におけるリング部材6の係止位置
は、壁9からの管材1の突出量に応じてリング部材6を
スライド移動させることにより決定する。
【0027】また、このリング部材6は、筒部2を管材
1に嵌入する際、該リング部材6が管材1によって押圧
されることによりスライド移動され、該リング部材6の
鍔部7が管材1に直接係止する(若しくはコーキング材
5を介して係止する)ように設定しても良い。
【0028】第二実施例は上述のように構成したから、
リング部材6がコーキング材5を塗布する際の目印とな
る為、該リング部材6の鍔部7の基端部にして筒体8の
管材1に挿入される側にコーキング材5を塗布すること
で、作業者は筒部2上に的確にコーキング材5を塗布す
ることができ、よって、第一実施例と同様に、コーキン
グ材5を均一且つ適切な量だけ塗布することが可能で、
コーキング不良やコーキング材5の無駄を防止すること
ができる実用性,作業性に秀れた換気装置となる。
【0029】また、鍔部7が管材1の先端面に近接若し
くは当接することになる為、この鍔部7が筒部2と管材
1の先端面との間隙からコーキング材5が流出すること
を阻止する効果を発揮する実用性に秀れた換気装置とな
る。
【0030】また、リング部材6はスライド移動自在で
あるから、壁9から管材1の突出量に対応してコーキン
グ材5の流出を確実に防止することができる実用性,汎
用性に秀れた換気装置となる。
【0031】また、その余は第一実施例と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の説明側断面図である。
【図2】第二実施例の説明側断面図である。
【符号の説明】
a 換気口 1 管材 2 筒部 3 換気部 5 コーキング材 6 リング部材 7 鍔部 8 筒体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気機能を有する管材と,該管材に付設
    される換気口とから成る換気装置であって、換気口は、
    管材に嵌入される筒部と該筒部の正面側に連設される換
    気部とで構成され、この筒部には、該筒部に被嵌され筒
    部と管材との間に挿入される筒体と,管材の先端面に近
    接若しくは当接する鍔部とから成り、筒部に対してスラ
    イド移動する合成樹脂などの弾性素材で形成されたリン
    グ部材が密着状態で係止されるように被嵌され、このリ
    ング部材は、筒部を管材に嵌入する際、該リング部材が
    管材によって押圧されることにより筒部に対してスライ
    ド移動するように設けられ、更に、このリング部材と管
    材との間には液状のコーキング材が配設されることを特
    徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の換気装置において、鍔部
    は、筒部と管材の先端面との間隙からコーキング材が流
    出することを阻止するものであることを特徴とする換気
    装置。
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JP3040879U (ja) 1997-02-24 1997-09-05 宇佐美工業株式会社 建物用換気口

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